2013年5月アーカイブ

カッコウセンノウ100501a-l.jpg

郭公仙翁(カッコウセンノウ)はナデシコ科マンテマ属の多年草である。
センノウ属に分類される場合もある。
ヨーロッパ、コーカサス、シベリアなどに分布し、湿った草地に生える。
草丈は20センチから50センチくらいである。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
下部の葉はへら形、上部の葉は線状の披針形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から7月くらいである。
茎先に集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、花径2センチくらいのピンクの花を疎らにつける。
花弁は5枚で、先が4つに深く裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
日本でも山野草として愛好されている。
属名の Silene はギリシャ神話の「シレネス(Silenes、バッカスの養父)」からきている。この属には粘液性の分泌液を出すものが多いので、これを酔って泡だらけになった様子にたとえた。
種小名の flos-cuculi は「カッコウの鳴くころ咲く花」という意味である。
写真は5月に日比谷公園の野草展(むさしの山野草会)で撮った。
学名:Silene flos-cuculi(=Lychnis flos-cuculi)

★アルプスの草地にそっと咲くという
 花愛らしい郭公仙翁

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磯馴葎(ソナレムグラ)

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磯馴葎(ソナレムグラ)はアカネ科フタバムグラ属の多年草である。
本州の千葉県から沖縄県にかけて分布し、海岸の岩場に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、フィリピン、インド、南太平洋などにも分布する。
「磯馴」は磯に生えることを意味し、「葎」は生い茂る雑草のことである。
草丈は5センチから20センチくらいである。
茎は枝分かれをし、地を這って広がる。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉は多肉質で艶がある。
開花時期は7月から9月くらいだが、沖縄ではほぼ周年開花をする。
茎先に花径4ミリくらいの白い小さな花をつける。
花冠は筒状で先が4つに裂ける。
花冠の真ん中は白い毛で覆われている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Hedyotis はギリシャ語の「hedys(甘い)+otos(耳)」からきている。
種小名の strigulosa は「硬く尖り、ざらざらした面の」という意味である。
種小名の parvifolia は「小さな葉の」という意味である。
写真は5月に沖縄本島の辺戸岬で撮った。
学名:Hedyotis strigulosa var. parvifolia

★撮った花ヒント見つけて解き明かす
 旅の後にはそんな楽しみ

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島薊(シマアザミ)

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島薊(シマアザミ)はキク科アザミ属の多年草である。
奄美大島から台湾南部にかけて分布し、海岸の岩場や砂地に生える。
草丈は30センチから100センチくらいである。
根際から生える葉と茎につく葉がある。
葉は肉質で艶がある。
羽状に切れ込んだ葉の縁には鋭い刺がある。
茎につく葉には柄はなく、互い違いに生える(互生)。
開花時期は3月から5月くらいである。
茎先に花径4、5センチの大きな白い花(頭花)を上向きにつける。
総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)は扁球形である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
なお、八重山諸島には紅紫色の花が多く、西表薊(イリオモテアザミ:Cirsium brevicaule var. irumtiense)として区別されたこともあるが、現在では異名として扱う見方が主流である。
属名の Cirsium はギリシャ語の「cirsos(静脈腫)」からきている。静脈腫に薬効のある植物につけられた名が転用された。
種小名の brevicaule は「短い茎の」という意味である。
写真は5月に沖縄本島の辺戸岬で撮った。
学名:Cirsium brevicaule

★訪れた甲斐があったと笑みもれる
 ここでなければ出逢えぬ姿

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浜払子(ハマボッス)

ハマボッス130526a-l.jpg

浜払子(ハマボッス)はサクラソウ科オカトラノオ属の越年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、海岸の岩場や礫地、砂浜などに生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、フィリピン、太平洋諸島などにも分布する。
「払子」というのは僧侶の用いる仏具のことで、花の様子をたとえたものである。
草丈は10センチから40センチくらいである。
全草に毛は生えていない。
茎は根元で枝分かれをし、さらに上部で枝分かれをする。
茎は赤味を帯びることが多い。
葉は倒卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は分厚く、表面には艶がある。
開花時期は4月から6月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1センチくらいの白い花をつける。
花冠は5つに深く裂け、横に開く。
雄しべは5本で短く、真ん中に雌しべが1本ある。
実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、赤茶色に熟する。
属名の Lysimachia はマケドニア王「リュシマコス(Lysimachus)」の名からきている。
種小名の mauritiana は「モーリシャス島の」という意味である。
写真は5月に沖縄本島の辺戸岬で撮った。
学名:Lysimachia mauritiana

★ぼってりと厚い葉っぱに手を触れて
 生きる力の強さを感じ

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マルメロ

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マルメロ(Marmelo)はバラ科マルメロ属の落葉小高木である。
1属1種である。
原産地は中央アジアである。
ヨーロッパではギリシャ・ローマ時代から果樹として栽培された。
日本へは1634年(寛永11年)に長崎に伝えられた。
樹高は3メートルから8メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質はやや厚く、表面は濃い緑色、裏面は灰白色の綿毛で覆われる。
開花時期は5月である。
花径3センチから4センチの淡い紅色をした5弁花をつける。
雄しべは20本くらい、雌しべは5本である。
花の後にできる実は洋梨形の偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で黄橙色に熟する。
果実酒や砂糖漬け、ジャムなどに利用される。
属名の Cydonia はクレタ島にあった古代都市「Cydon(キドン)」からきている。
種小名の oblonga は「長楕円形の」という意味である。実の形を表したものである。
写真は6月に旭山動物園で撮った。
実の写真は9月に木場公園で撮った。
学名:Cydonia oblonga

★名前だけ知っていたけどこれが花
 次は果実をいつかどこかで

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細葉大青(ホソバタイセイ)

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細葉大青(ホソバタイセイ)はアブラナ科タイセイ属の越年草である。
原産地は南ヨーロッパである。
「大青」というのは藍染めに使用する植物の総称である。
大青(タイセイ:Isatis indigotica)よりも葉が細いのでこの名がつけられた。
英名はダイヤーズ・ウォード(Dyer's woad)である。
日本では藍染めの原料は藍(アイ)だったが、中世のヨーロッパでは本種が用いられた。
また、根は生薬で板藍根(ばんらんこん)といい、抗菌・解熱・解毒作用がある。
草丈は70センチから150センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉は銀白色を帯びる。
開花時期は4月から5月である。
黄色い4弁花をつける。
花の後にできる実は角果(雌しべの中にある仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)である。
なお、同学名の浜大青(ハマタイセイ)が北方領土を含む北海道に分布する。
これは、環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
ただし、こちらは異学名(Isatis yezoensis)とする見方もある。
属名の Isatis はギリシャ語の「isatis(暗色の染料を採るある植物の名)」からきている。
種小名の tinctoria は「染色用の」という意味である。
写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Isatis tinctoria

★この花が使われるのか草木染め
 知らぬ世界に興味津々

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釣鐘葛(ツリガネカズラ)

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釣鐘葛(ツリガネカズラ)はノウゼンカズラ科ツリガネカズラ属の常緑蔓性低木である。
原産地は北アメリカの南部である。
枝は10メートルくらい伸びる。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える。
開花時期は4月から6月である。
葉の脇に橙赤色をした釣鐘状の花を数輪ずつつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花の色や香りがカレーに近いので、カレーバインという流通名もある。
属名の Bignonia はフランスの聖職者でルイ14世の司書だった「ビニョン(Jean-Paul Bignon, 1662-1743)さん」の名からきている。
種小名の capreolata は「巻鬚のある」という意味である。
写真は5月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Bignonia capreolata

★ぶら下がる釣鐘葛を写そうと
 近づきみれば微かな香り

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コルヌス・フォエミナ

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コルヌス・フォエミナはミズキ科ミズキ属の落葉低木である。
原産地は北アメリカの東部である。
カナダとアメリカ合衆国に分布し、湿地や湿った林の中に生える。
樹高は3メートルから5メートルくらいである。
葉は細長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は5月から6月である。
枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、緑白色の花をたくさんつける。
花の後につく実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、青く熟する。
属名の Cornus はラテン語の「cornu(角)」からきている。材質の堅いことから名づけられた。
種小名の foemina は「雌」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Cornus foemina

★遠くから眺めあの木は何の木と
 咲いた姿はミズキのようで

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福木(フクギ)

フクギ130525b-l.jpg福木(フクギ)はオトギリソウ科フクギ属(ガルキニア属)の常緑高木である。
原産地はインド、台湾、フィリピンなどである。
沖縄に植えられているものは帰化種だが、八重山諸島のものは自生種との見解もある。
暴風にも耐えるということで、街路樹や防風林として植えられる。
近縁種にはマンゴスチンや黄脂桃(キヤニモモ)など果樹とされるものもある。
樹高は10メートルから20メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉は革質で艶がある。
開花時期は4月から6月である。
雌雄異株である。
枝先や葉の脇から穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、黄白色の小さな花をたくさんつける。
花径は15ミリくらいで5弁花である。
花の後にできる実は直径6、7センチの球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、緑色から黄橙色に熟する。
樹皮は黄色の染料とされ、紅型にも利用される。
属名の Garcinia はインドで活動したスイス人の植物学者「ガルサン(Lanrent Garcin, 1683-1752)さん」の名からきている。
種小名の subelliptica は「やや楕円形の」という意味である。
写真は5月に沖縄県本部町備瀬のフクギ並木で撮った。
学名:Garcinia subelliptica

★梅雨空を恐れず訪ねた甲斐あって
 福木の花に出逢う歓び

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クレマチス・モンタナ

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クレマチス・モンタナはキンポウゲ科センニンソウ属の蔓性木本(多年草)である。
中国南西部(雲南省・四川省・湖北省)からヒマラヤにかけて分布し、標高2000メートルから3000メートルの高山に生える。
蔓性で他の樹木などをよじ登り、丈は5メートルから10メートルになる。
開花時期は4月から5月くらいである。
花径は3センチから5センチくらいである。
花の色は白ないし淡い桃色で、よい香りがする。
ただし、花弁のように見えるのは萼片である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
この花から多くの園芸品種が生まれており、モンタナ系と呼ばれる。
属名の Clematis はギリシャ語の「clema(若枝)」の縮小形である。長い柔らかい枝でよじ登ることから名づけられた。
種小名の montana は「山地に生える」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Clematis montana

★愛らしい色で小さくチャーミング
 モンタナの花香り仄か

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タカサゴカラマツ130504a-l.jpg

高砂唐松(タカサゴカラマツ)はキンポウゲ科カラマツソウ属の多年草である。
漢字では「高砂落葉松」とも書く。
流通名を台湾梅花唐松(タイワンバイカカラマツ)ともいう。
ただし、バイカカラマツの仲間ではない。
台湾固有種である。
低山の林の中に生える。
草丈は30センチから40センチくらいである。
葉は2-3回3出複葉である。
3出複葉というのは三つ葉のことで、枝分かれを2-3回繰り返す。
開花時期は4月から7月である。
花弁はなく、萼が花びらのように見える。
花の色は白く、雄しべが目立つ。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
台湾名は「傅氏唐松草」という。
属名の Thalictrum はギリシャ語の「thaliktron(葉が枝分かれをする植物の名)」からきている。
種小名の urbainii はフランス人の宣教師「ユルバン・フォーリー(Urbain Faurie, 1847-1915)さんの」という意味である。
写真は5月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Thalictrum urbainii

★小さくて欲しくなります虫眼鏡
 雄しべが目立つ高砂唐松

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レウイシア・コロンビアナ

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レウイシア・コロンビアナはスベリヒユ科レウイシア属の多年草である。
原産地は北アメリカの西部である。
英名をコロンビア・レウイシア(Columbia lewisia)という。
太平洋岸北西部を流れるコロンビア川流域地帯に生えるというのが名の由来である。
草丈は10センチから30センチくらいである。
根際から生える葉は線形で、多肉質である。
開花時期は5月から7月くらいである。
茎先で枝分かれをして円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、花径10ミリから15ミリくらいの小さな花をたくさんつける。
花の色は白く、桃色の縦筋が入る。
花弁数は7枚から10枚くらいである。
雄しべは5本から6本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Lewisia はアメリカ人の探検家「ルイス(Meriwether Lewis, 1774-1809)さん」の名からきている。
種小名の columbiana は「コロンビア川(Columbia River)の」という意味である。
写真は4月に大阪市の「咲くやこの花館」で撮った。
学名:Lewisia columbiana

★小さくてピンクの筋が可愛いよ
 溢れるように花を咲かせて

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ラヌンクルス・インシグニス

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ラヌンクルス・インシグニスはキンポウゲ科キンポウゲ属(ラヌンクルス属)の多年草である。
種小名の読み方は「ラナンクルス」や「ラナンキュラス」とするものもある。
原産地はニュージーランドである。
標高700メートルから1800メートルの山地の湿った草地や岸壁、林の縁などに生える。
草丈は10センチから50センチくらいである。
根際から生える葉は心形である。
葉の質は薄い革質で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月から6月くらいである。
自生地では10月から12月に花を咲かせる。
茎先で枝分かれをして、たくさんの明るい黄色の花をつける。
花径は2センチから5センチ、花弁数は5枚から7枚である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Ranunculus はラテン語の「rana(蛙)」からきている。この属の水生の種が蛙の棲むような所に生えることから名づけられた。
種小名の insignis は「素晴らしい」という意味である。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Ranunculus insignis

★はるばると遠い国からやって来た
 絶壁に咲くラナンキュラスが

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スティロメコン・ヘテロフィルム070429c-l.jpg

スティロメコン・ヘテロフィルムはケシ科スティロメコン属の一年草である。
原産地は北アメリカである。
カリフォルニア州とメキシコの北部に分布する。
1属1種である。
英名はウィンドポピー(wind poppy)である。
草丈は30センチから60センチくらいである。
根際から生える葉は、羽状に深く裂ける。
開花時期は4月から6月くらいである。
茎先に鮮やかなオレンジ色をした4弁花をつける。
花径は2センチくらいである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Stylomecon はギリシャ語の「stylos(花柱)+mekon(ケシ)」からきている。
種小名の heterophyllum は「いろいろの形の葉の」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Stylomecon heterophyllum

★アメリカはまだまだいろんな花がある
 小さいけれど人気出るかな

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紅紫壇(ベニシタン)

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紅紫壇(ベニシタン)はバラ科シャリントウ属(コトネアステル属)の常緑低木である。
属名の読み方は「コトネアスター属」とするものもある。
シャリントウのほうは漢字では「車輪桃」と書き、属名の総称として用いられている。
本種の原産地は中国である。
日本へは昭和時代の初期に渡来した。
樹高は1メートルくらいである。
枝は横に広がる。
葉は幅の広い卵形で。互い違いに生える(互生)。
葉には艶がある。
開花時期は5月から6月である。
枝に沿って淡い紅色の花をつける。
花の後にできる実は球形のナシ状果で、秋に赤く熟する。
別名を矮鶏車輪桃(チャボシャリントウ)という。
コトネアスターの名でも流通している。
属名の Cotoneaster はラテン語の「cotoneum(マルメロ)+aster(似て非なるもの)」からきている。
種小名の horizontalis は「水平の」という意味である。
花の写真は5月に川口市立グリーンセンターで撮った。
実の写真は11月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Cotoneaster horizontalis

★枝沿いに恥らうように紅い花
 びっしりつけてコトネアスター

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アロエ・ベラ

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アロエ・ベラはユリ科アロエ属は常緑多年草である。
分類系体によっては、ツルボラン科、アロエ科とされる場合もある。
原産地は北アフリカと考えられている。
アロエ属の植物はほぼ全種がワシントン条約で保護されているが、本種は栽培種として例外が認められている。
アメリカ合衆国や中南アメリカで栽培が盛んである。
食品類、化粧品類などに利用される。
草丈は70センチから80センチくらいである。
自生しているものの茎は地中に埋まり、地表に出たものも這うように横に伸びる。
根際から生える葉は剣状で分厚い。
葉肉にはゼリー質を含む。
開花時期は5月から6月くらいである。
50センチから60センチの花穂は上部で枝分かれし、黄色い筒状の花をつける。
花被片は6枚、雄しべも6本である。
花の後にできる実は楕円形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で中に黒い種子が入っているが、温帯ではあまり結実しない。
属名の Aloe はアラビア語の「alloeh(苦味のある)」からきている。葉に苦い汁液があることから名づけられた。
種小名の vera は「純正な」を意味する。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Aloe vera

★この花は初めて見るなアロエ・ベラ
 いかついけれど人に役立ち

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ナポレオナエア・ボーゲリー

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ナポレオナエア・ボーゲリーはサガリバナ科ナポレオナエア属の常緑低木ないし高木である。
原産地はアフリカの中西部である。
樹高は1メートルから10メートルくらいである。
葉は楕円形で互い違いに生える(互生)。
開花時期は春である。
花径3センチくらいの不思議な形をした花をつける。
花の色はクリーム色で赤が交じる。
秋には房状についた実が黒紫色に熟し、食用になる。
属名の Napoleonaea は「ナポレオン(Napoleon Bonaparte, 1769-1821)」を記念してつけられた名である。
種小名の vogelii はドイツの植物学者「フォーゲル(Julius Rudolph Theodor Vogel, 1812-1841)さんの」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Napoleonaea vogelii

★この果実食べてみたいなむしゃむしゃと
 どんな味かなナポレオンさん

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夏櫨(ナツハゼ)

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夏櫨(ナツハゼ)はツツジ科スノキ属の落葉低木である。
北海道から九州にかけて分布し、丘陵地や山地の林の中に生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
樹高は1メートルから3メートルである。
樹皮は灰褐色で、縦に裂ける。
よく枝分かれをする。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖り、葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の縁や葉脈の上には粗い毛が生える。
開花時期は5月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い赤褐色をした小さな釣鐘形の花をたくさんつける。
花径は4、5ミリで、花冠の先は浅く5つに裂けて反り返る。
萼片は5枚、雄しべは10本、雌しべは1本である。
結実時期は10月から11月である。
直径4ミリから6ミリの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと黒くなる。
実は甘酸っぱくて食用になり、ジャムや果実種などに加工される。
初夏に紅葉をするため、秋に紅葉のきれいなウルシ科の櫨(ハゼ)になぞらえたのが和名の由来である。
属名の Vaccinium はラテン語の「vaccinus(牝牛の)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の oldhamii はイギリス王立キュー植物園から日本と中国に派遣された植物採集家「オルダム(Richard Oldham, 1837-1864)さんの」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
実の写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Vaccinium oldhamii

★目立たない木の花だけど夏櫨は
 変幻自在に姿を変えて

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ベロニカ・プロストラタ

ベロニカ・プロストラータ090503c-l.jpg

ベロニカ・プロストラタはゴマノハグサ科クワガタソウ属の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
原産地はヨーロッパで、草地に生える。
草丈は10センチから20センチくらいである。
茎は地を這って広がる。
葉は細長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には軟らかい毛が密に生える。
開花時期は5月から6月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青紫色の花をつける。
花冠は4つに裂けて皿形に開く。
萼片は4枚、雄しべは2本、雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Veronica は聖者ベロニカに捧げられた名である。
種小名の prostrata は「匍匐性の」という意味である。
写真は5月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Veronica prostrata

★欧州の平原に咲く鍬形は
 地を這いながら花を咲かせて

ベロニカ・プロストラータ090503b-l.jpg

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谷地樺(ヤチカンバ)

ヤチカンバ100617a-l.jpg

谷地樺(ヤチカンバ)はカバノキ科カバノキ属の落葉低木である。
北海道の十勝地方の更別、大樹、根室地方の別海のみに分布し、湿原に生える。
氷河期からの遺存種である。
海外では、朝鮮半島、中国、ロシアに分布し、主としてツンドラ地帯に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
樹高は150センチくらいである。
樹皮は白く、横縞が入って滑らかである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖り、縁には不揃いのぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月である。
雄花序は黄褐色をしており尾状である。
雌花序は紅緑色をしており、直立する。
別名を姫斧折(ヒメオノオレ)という。
本州の中部地方に分布する斧折樺(オノオレカンバ:Betula schmidtii)との対比でつけられた名である。
属名の Betula はケトル語の「betu(カバノキ)」からきている。
種小名の ovalifolia は「広楕円形の葉の」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Betula ovalifolia

★更別にそんな湿原があったかと
 遠い昔に思いを馳せて

ヤチカンバ100617b-l.jpg

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三葉岩傘(ミツバイワガサ)

ミツバイワガサ130501a-l.jpg

三葉岩傘(ミツバイワガサ)はバラ科シモツケ属の落葉低木である。
本州の近畿地方から九州にかけて分布し、山地や海岸の岩場に生える。
海外では、朝鮮半島中国にも分布する。
分類上は岩傘(イワガサ)の変種とされている。
基本種との違いは葉が浅く裂けていることである。
樹高は100センチから150センチくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖らず、縁には不揃いのぎざぎざ(鋸歯)があり、3つから5つに裂ける。
開花時期は4月から5月である。
枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、花径6ミリから8ミリくらいの白い小さな花を毬状にたくさんつける。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
和名の由来は、岩場に生え花の形が傘のようだというところからきている。
園芸上は三つ手岩傘(ミツデイワガサ)の名も用いられている。
属名の Spiraea はギリシャ語の「speira(螺旋)」に由来する。果実が螺旋状になるものがあることから名づけられた。
種小名の blumei はオランダの植物分類学者「ブルーム(Karl Ludwig Blume, 1796-1862)さんの」という意味である。
変種名の obtusa は「円味を帯びた」という意味である。
写真は5月に日比谷公園の野草展(むさしの山草会)で撮った。
学名:Spiraea blumei var. obtusa

★名の由来調べてみれば面白い
 三つ手岩傘鎮座まします

ミツバイワガサ130501b-l.jpg

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リュウキュウツツジ090426a-l.jpg

琉球躑躅(リュウキュウツツジ)はツツジ科ツツジ属の半落葉低木である。
原産地は不明である。
江戸時代から栽培されており、岸躑躅(キシツツジ)と黐躑躅(モチツツジ)の交雑種とする説が有力だという。
和名の由来は、琉球を経由して広まったことからきている。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は倒披針形である。
両面に軟毛が生えるが、表面のものはやがて落ちる。
琉球躑躅(リュウキュウツツジ)の葉には春葉と夏葉がある。
春につき秋に落ちる葉を春葉という。
夏から秋にかけてつき越冬する葉を夏葉という。
春葉は先が尖り、夏葉は尖らない。
落葉をするが冬の間も葉があるということで、「半落葉」ないし「半常緑」という分類がされている。
開花時期は4月から5月である。
花の色は白く大輪である。
そこから、白琉球(シロリュウキュウ)の別名がある。
花は径5センチから6センチの漏斗形で、先が5つに裂ける。
上の花びら(上弁)に淡い黄色の斑点が入る。
雄しべは10本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、長さ1センチくらいの細長い卵形である。
園芸品種の中には花の色が紅紫色のものや八重咲きのものなどがある。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の mucronatum は「微凸頭の」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Rhododendron x mucronatum

★純白の花に黄色い模様つけ
 琉球躑躅清楚に咲いて

リュウキュウツツジ090426b-l.jpg

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アンドロサケ・センペルビボイデス080426a-l.jpg

アンドロサケ・センペルビボイデスはサクラソウ科トチナイソウ属の常緑多年草である。
属名の読み方は「アンドロサセ」とするものもある。
アンドロサケ属は主に北半球の山岳地帯に自生し、100種類くらいあるという。
日本にも栃内草(トチナイソウ)などが分布するので、属名の和名を「トチナイソウ属」という。
本種の原産地はヒマラヤである。
カシミールやチベット西部の標高3000メートルから4000メートルの草地や砂礫地に生える。
流通名を常磐花形(トキワハナガタ)という。
草丈は5センチくらいである。
葉から匍匐枝(ランナー)を出して増殖する。
葉は広いへら形で、赤っぽい繊毛が生えている。
開花時期は4月から7月である。
花茎の先に小さなピンクの4弁花を咲かせる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Androsace はギリシャ語の「andros(雄)+sakos(楯)」からきている。
種小名の sempervivoides は「常緑のような」という意味である。
写真は4月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Androsace sempervivoides

★故郷のヒマラヤ思い花開く
 常磐花形可憐なピンク

アンドロサケ・センペルビボイデス080426b-l.jpg

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アネモネ・ラヌンクロイデス

キバナイチゲ070421a-l.jpg

アネモネ・ラヌンクロイデスはキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草である。
原産地はヨーロッパである。
中央部や地中海沿岸部に分布し、林の中や川岸に生える。
英名はイエローウッドアネモネ(yellow wood anemone)である。
ウッドアネモネは分布域の重なるアネモネ・ネモロサ(Anemone nemorosa)の一般名である。
流通名は黄花一華(キバナイチゲ)という。
草丈は5センチから15センチくらいである。
根際から生える葉には長い柄があり、3つから5つに浅く裂ける。
茎につく葉は3枚が輪のようになって生える(輪生)。
葉は細かく羽状に裂ける。
開花時期は3月から5月である。
茎先に花径2センチくらいの黄色い花をつける。
花弁のように見えるのは萼片で、5枚から8枚くらいある。
葯(雄しべの花粉を入れる袋)の色も黄色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Anemone はギリシャ語の「anemos(風)」からきている。
種小名の ranunculoides は「Ranunculus(キンポウゲ属)に似た」という意味である。
写真は4月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Anemone ranunculoides

★もう少し綺麗な花も撮りたいが
 価値はあるよねこれはこれでも

キバナイチゲ070421b-l.jpg

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フロックス・ストロニフェラ

フロックス・ストロニフェラ090419c-l.jpg

フロックス・ストロニフェラはハナシノブ科クサキョウチクトウ属(フロックス属)の多年草である。
属名の読み方は「フロクス」とするものもある。
よく知られた近縁種に芝桜(シバザクラ:Phlox subulata)がある。
原産地は北アメリカである。
カナダとアメリカ合衆国の東部に分布し、林の中に生える。
草丈は15センチから25センチくらいである。
匍匐茎を横に伸ばして広がる。
這う茎から生える葉は幅の広い卵形である。
開花時期は5月から6月である。
地際から10センチくらいの花茎を伸ばし、花径2センチくらいの花を5、6輪ずつ集まってつける。
花の色は青紫色のほか白やピンクのものもある。
花冠は筒状で先は5つに深く裂けて横に開く。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
流通名を蔓花忍(ツルハナシノブ)という。
英名はクリーピングフロックス(creeping phlox)である。
属名の Phlox はギリシャ語の「phlogos(火炎)」からきている。リクニス属の古名であったものが転用された。
種小名の stolonifera は「匍匐茎のある」という意味である。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Phlox stolonifera

★地を這って広がるというフロックス
 厄介者と呼ばれぬように

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蔓花形(ツルハナガタ)

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蔓花形(ツルハナガタ)はサクラソウ科トチナイソウ属(アンドロサケ属)の多年草である。
属名の読み方は「アンドロサセ」とするものもある。
アンドロサケ属は主に北半球の山岳地帯に自生し、100種類くらいあるという。
日本にも栃内草(トチナイソウ)などが分布するので、属名の和名を「トチナイソウ属」という。
本種の原産地はヒマラヤである。
シッキム地方からカシミール地方にかけて分布し、標高2800メートルから4000メートルの山の斜面などに生える。
英名はロックジャスミン(rock jasmine)である。
草丈は10センチから20センチくらいである。
茎は地面を這って伸びる。
葉は楕円形で、ロゼット状となる。
葉にはわずかに毛が生える。
日本での開花時期は4月から5月である。
自生地では7月から8月に咲く。
茎先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、花径は1センチに満たない小さなピンクの花をつける。
花冠は5枚に分かれて真ん中は黄色い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
チベットでは全草を薬用とし、炎症に効く。
属名の Androsace はギリシャ語の「andros(雄)+sakos(楯)」からきている。
種小名の sarmentosa は「蔓性の」という意味である。
写真は5月に六甲高山植物園で撮った。
学名:Androsace sarmentosa

★びっしりとピンクの花をつけて咲く
 蔓花形は乙女の色香

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ツルハナガタ070501a-l.jpg

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金星菊(キンセイギク)

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金星菊(キンセイギク)はキク科キンセイギク属(クリソゴヌム属)の多年草である
クリソゴヌム属は本種のほかに1種(Chrysogonum perrieri)が分布し、本種に2つの変種がある。
本種の原産地はアメリカ合衆国の東部である。
英名はゴールデンスター(golden star)である。
別名を黄金車(コガネグルマ)という。
草丈は15センチから40センチくらいである。
茎や葉には毛がたくさん生えている。
葉は卵形で向かい合って生え(対生)、柄が長い。
匍匐枝(ランナー)をよく伸ばすのでグラウンドカバーとしても適している。
開花時期は5月から6月である。
黄色い星のような花(頭花)をつける。
先に切れ込みのある幅の広い舌状花が5枚つく(6枚のこともある)。
筒状花も黄色い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Chrysogonum はギリシャ語の「chrys(黄金)+gon(子孫)」からきている。
種小名の virginianum は「バージニアの」という意味である。
写真は5月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Chrysogonum virginianum

★カーペット広げるように星形の
 花が輝く金星菊は

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2015/08/02改訂

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根室小桜(ネムロコザクラ)

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根室小桜(ネムロコザクラ)はサクラソウ科サクラソウ属の多年草である。
北海道固有種である。
根室地方と北方領土に分布し、亜高山や高山の岩礫地や湿原に生える。
草丈は10センチから20センチくらいである。
根際から生える葉はさじ形で、下部は狭まって柄のようになる。
葉は広めの卵形で、つけ根の部分が急に細くなっている。
開花時期は5月から6月である。
茎先に数輪の淡い紅紫色の花をつける。
花冠は5つに深く裂けて横に広がり、裂片の先は2つに裂ける。
花の真ん中は淡い黄橙色をしている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
園芸上の区別に過ぎず、やはり根室地方に分布する雪割小桜(ユキワリコザクラ)と同一種とする見方もある。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。プリムラ・ベリスが早春に他に花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の coneifolia は「うさぎのような葉の」という意味である。
写真は4月に大阪市の「咲くやこの花館」で撮った。
学名:Primula coneifolia(=Primula modesta var. fauriei)

★名を聞くも初めての花関西で
 見つけ地元の資料を漁り

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戸田萱(トダスゲ)

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戸田萱(トダスゲ)はカヤツリグサ科スゲ属の多年草である。
日本固有種である。
荒川河川敷の戸田ヶ原で発見されたのが名の由来である。
絶滅したと思われていたが、対岸の朝霞市の河川敷で再発見された。
また、濃尾平野や熊本の平野にもわずかに分布する。
環境省のレッドリスト(2012)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
草丈は50センチから80センチくらいである。
茎は3稜形で硬い。
葉は幅5ミリくらい線形である。
中央脈は凹み、表面はざらつく。
開花時期は4月から5月である。
花被片はなく、雄しべが2、3本、雌しべが1本ある。
花の後にできる実は小堅果である。
丸く膨らんだ果胞が粟(アワ)のように見えることから粟萱(アワスゲ)の別名がある。
属名の Carex はギリシャ語の「keirein(切る)」からきている。葉が鋭いことから名づけられた。
種小名の aequialta は「同高の」という意味である。
写真は5月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Carex aequialta

★荒川の一角が我が故郷と
 胸はり生える戸田萱のあり

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牛の毛草(ウシノケグサ)

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牛の毛草(ウシノケグサ)はイネ科ウシノケグサ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山地や高山の岩場に生える。
海外では、北半球の亜寒帯から温帯にかけて広く分布するが、変異が多い。
草丈は20センチから40センチくらいである。
根茎は短く、匍匐茎がない。
多数の稈が叢生する。
葉は針形で2つ折りに畳まる。
毛は生えていない。
開花時期は6月から8月くらいである。
茎先に数個の小さな花をつけた緑白色の小穂をつける。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
和名の由来は葉の様子を牛の毛にたとえたものである。
属名の Festuca はある種のイネ科植物に対する古代ラテン名からきている。
種小名の ovina は「羊の好む」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Festuca ovina

★面白い名前の草があるものと
 楽しみながら葉を確かめて

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オオスズメノテッポウ100617a-l.jpg

大雀の鉄砲(オオスズメノテッポウ)はイネ科スズメノテッポウ属の多年草である。
原産地はヨーロッパである。
日本へは牧草として渡来したが、逸出したものが各地で野生化し、人里近い草地などに生える。
近縁種の雀の鉄砲(スズメノテッポウ)の大形種で、草丈は1メートルくらいになる。
茎は緑色で細長く、直立をする。
葉は線形で先が尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月から7月である。
茎先に緑色の円柱状の花穂を立てる。
葯(雄しべの花粉を入れる袋)は黄褐色で長く、よく目につく。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
なお、比較的乾燥地に生えるため、湿地で本種が見られるようになると乾燥化が進んでいるという目印になる。
属名の Alopecurus はギリシャ語の「alopex(狐)+oura(尾)」からきている。花穂の様子を表したものである。
種小名の pratensis は「草原に生える」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Alopecurus pratensis

★鮮やかな黄褐色の葯の色
 どこか不思議なムード醸して

オオスズメノテッポウ100617b-l.jpg

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アコウキンポウゲ080505a-l.jpg

阿幸金鳳花(アコウキンポウゲ)はキンポウゲ科キンポウゲ属の多年草である。
原産地はサハリンである。
深山金鳳花(ミヤマキンポウゲ)の近縁種である。
日本では山野草愛好家に受け継がれ、育てられている。
したがって、表記の名も流通名である。
阿幸の文字は仮に充てたもので確認されているわけではない。
「アコウ」の名は本斗郡本斗町に存在した鉄道省樺太西線の駅の名(現在:ヤスノモルスキー)からきているのではないかと推測したものである。
温泉があり桜の名所として知られたという。
草丈は20センチから30センチくらいである。
根際から生える葉は大きく3つに裂け、さらに細かく切れ目が入る。
開花時期は5月から6月である。
艶のある黄色い花を咲かせる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Ranunculus はラテン語の「rana(蛙)」からきている。この属の水生の種が蛙の棲むような所に生えることから名づけられた。
種小名の acris は「先の尖った」という意味である。
変種名の borealis は「北方系の」という意味である。
写真は5月に川口市立グリーンセンターの山野草展で撮った。
学名:Ranunculus acris var. borealis

★矮性で上向き大きな花つけて
 存在示す阿幸金鳳花

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ライ麦(ライムギ)

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ライ麦(ライムギ)はイネ科ライムギ属の越年草である。
原産地は西アジアである。
ロシア連邦、北ヨーロッパ、東ヨーロッパで作物として栽培されている。
耐寒性があり、やせ地でもよく育つ。
黒パンの原料、ウォツカの原料、家畜の飼料などとして利用されている。
和名の由来は英名のライ(rye)からきている。
別名を黒麦(クロムギ)という。
草丈は130センチから180センチくらいである。
穂は10センチから18センチくらいある。
小麦(コムギ)の拡大につれて作付面積を減らしている。
属名の Secale はラテン語の「sedo(切る)」からきている。家畜の餌にするために細かく切ることから名づけられた。
種小名の cereale は「穀類の」という意味である。
写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Secale cereale

★黒パンの滑(ぬめ)りが舌に甦る
 ライ麦の穂は真っ直ぐ伸びて

ライムギ080504b-l.jpg

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ロードデンドロン・クネアツム061008a-l.jpg

ロードデンドロン・クネアツムはツツジ科ツツジ属の常緑低木である。
シャクナゲの仲間である。
中国の四川省や雲南省に分布し、2700メートルから4300メートルの高山の林の中や岩礫地などに生える。
中国名は「楔叶杜鵑」という。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には艶があり、裏面は褐色の鱗片に被われる。
開花時期は4月から6月くらいである。
花冠は漏斗状で、花の色は濃い紫色や紅紫色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の cuneatum は「くさび形の」という意味である。
写真は10月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Rhododendron cuneatum

★雲南の林の中に咲くという
 クネアツムの花色合いも濃く

ロードデンドロン・クネアツム061008b-l.jpg

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深山霧島(ミヤマキリシマ)

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深山霧島(ミヤマキリシマ)はツツジ科ツツジ属の常緑小低木である。
九州の山地にのみ自生し、瓦礫地に群落を形成する。
雲仙、阿蘇、九重、霧島などには大群落がある。
長崎県、鹿児島県では県花にもなっている。
樹高は10センチから100センチくらいである。
葉は長さが1、2センチの長い楕円形で、互い違いに生える(互生)が、枝先に集まってつくので輪生しているように見える。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉には毛が生えている。
開花時期は4月から6月である。
枝先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、紅紫色や桃色の小さな花を2、3輪つける。
花径は2、3センチである。
花冠は漏斗状で先が5つに裂け、横に開く。
上部の裂片り内側には細かい斑の入るものと入らないものがある。
萼片は5枚である。
雄しべは5本、雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の kiusianum は「九州の」という意味である。
写真は5月に埼玉県立花と緑の振興センターで撮った。
学名:Rhododendron kiusianum

★霊峰に咲くが似合いの花姿
 深山霧島真っ赤に燃えて

ミヤマキリシマ080505b-l.jpg

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ムロウテンナンショウ070429b-l.jpg

室生天南星(ムロウテンナンショウ)はサトイモ科テンナンショウ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の中部地方から中国地方にかけて分布し、山地の少し湿り気のある林の縁などに生える。
和名は室生寺のある奈良県宇陀市室生にちなむ。
草丈は20センチから40センチくらいである。
葉は2枚あり、それぞれ小葉が鳥足状に7枚から15枚くらいつく。
小葉の形は披針形である。
開花時期は5月から6月である。
雌雄異株である。
テンナンショウ属特有の肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出す。
花をつつむ仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞)は緑色である。
舷部(仏炎苞の蓋の部分)が短く、内側には乳状突起が密にあって白くなっているのが特徴である。
また、舷部のあたりに顔を覗かせる付属体の先は緑色で、マッチ棒の頭のようになっている。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名の Arisaema はギリシャ語の「aris(植物名の1つ)+haima(血)」からきている。血のような斑点が葉にある植物といった意味合いになる。
種小名の yamatense は「大和(奈良県)の」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Arisaema yamatense

★爽やかな緑と白で身を覆い
 室生の里に優雅に咲いて

ムロウテンナンショウ070429a-l.jpg

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シロバナモチツツジ060504cc-l.jpg

黐躑躅(モチツツジ)はツツジ科ツツジ属の落葉低木である。
日本固有種である。
本州の伊豆半島から岡山県にかけての太平洋側と四国に分布し、低山や丘陵地の林の縁などに生える。
花の色は淡い紅紫色だが稀に白花をつけるものがあり、これを白花黐躑躅(シロバナモチツツジ)という。
樹高は1メートルから2メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉も枝も花も毛深く、触るとねばねばとひっついてくる。
和名の由来は、鳥餅のように粘ることからきている。
開花時期は4月から5月である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
花径5、6センチくらいの白い漏斗状の花をつける。
花冠は先が5つに深く裂け、上部の裂片の内側には黄緑色の斑が入る。
雄しべは5本である。
花の後にできる実は長さ1センチくらいのさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の macrosepalum は「大きな萼のある」という意味である。
品種名の leucanthum は「白い花の」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron macrosepalum f. leucanthum

★白花も味があるよね黐躑躅
 粘り気だけは負けないわよと

シロバナモチツツジ060504a-l.jpg

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タイリンオオアマナ090426a-l.jpg

大輪大甘菜(タイリンオオアマナ)はユリ科オオアマナ属(オルニトガルム属)の多年草である。
分類体系によってはヒアシンス科とされる。
原産地はヨーロッパの地中海沿岸地方である。
草地や湿った土地に生える。
学名のオルニトガルム・ナルボネンセで表示するものもある。
草丈は20センチから40センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は4月から6月くらいである。
花茎を伸ばし、先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出して白い花をつける。
花被片は6枚である。
鱗茎は食用になる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Ornithogalum は、ギリシャ語の「Ornithos(鳥)+gala(乳)」からきている。乳白色の花の色を表したものである。
種小名の narbonense は「(フランスの)ナルボンの」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Ornithogalum narbonense

★また一つ花の名前が増えたよね
 大甘菜にも種類があって

タイリンオオアマナ090426c-l.jpg

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ガビサンリンドウ090503c-l.jpg

峨眉山竜胆(ガビサンリンドウ)はリンドウ科リンドウ属の多年草である。
原産地は中国である。
雲南省、四川省、貴州省、湖北省などに分布し、高山に咲く。
日本へは1981年に渡来した。
ただし、表記の名は流通名である。
中国名は「深紅龍膽」という。
学名のゲンチアナ・ルビクンダで表示するものもある。
草丈は5センチから10センチである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は4月から5月である。
茎先に桃色ないし紅紫色の花を咲かせる。
花冠の先は5つの長い裂片と5つの短い裂片(副片という)に分かれている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
なお、峨眉山は中国四川省の四川盆地西端にある名山である。
五台山・天台山とともに中国の仏教の三大霊山といわれている。
属名の Gentiana は紀元前のイリリア王「ゲンティウス(Gentius)」の名にちなむ。
種小名の rubicunda は「赤くなった」という意味である。
写真は5月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Gentiana rubicunda

★峨眉山に咲く竜胆は静やかに
 修行の日々を見守り育つ

ガビサンリンドウ090503b-l.jpg

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アリセマ・トリフィルム090524d-l.jpg

アリサエマ・トリフィルムはサトイモ科テンナンショウ属の多年草である。
原産地は北アメリカで、水辺などに生える。
英名はジャックインザプルピット(Jack in the pulpit)である。
プルピットは説教壇を意味する。
ネイティブアメリカンは幅広い用途の薬草としてこの植物を用いた。
蛇に噛まれたときに用いたり、リウマチと気管支炎の薬ともされたという。
ポリモルフムはその変種(var. polymorphum)である。
草丈は30センチから65センチくらいである。
根際から1枚の葉が生える。
葉は3小葉に分かれる。
小葉の形は楕円形である。
開花時期は4月から6月くらいである。
茎先に仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞)を出し、肉穂花序(柄のない花が花茎に均等につき、主軸が肉厚に膨らんだもの)をつける。
仏炎苞は黄緑色で紫褐色のストライブが入る。
花は単性花である。
初めは雄花で、やがて雌花に変わるものが表れる。
花の後、雌花には小さな液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果がつき、秋には真っ赤に熟する。
属名の Arisaema はギリシャ語の「aris(植物名の1つ)+haima(血)」からきている。血のような斑点が葉にある植物といった意味合いになる。
種小名の triphyllum は「3枚の葉の」という意味である。
変種名の polymorphum は「多形の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Arisaema triphyllum var. polymorphum

★アメリカの広い範囲に咲くようだ
 天南星の仲間の花が

アリセマ・トリフィルム090524c-l.jpg

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オオバウマノスズクサ100501a-l.jpg

大葉馬の鈴草(オオバウマノスズクサ)はウマノスズクサ科ウマノスズクサ属の蔓性落葉木本である。
本州の関東地方から沖縄にかけて主に太平洋側に分布し、山地の林の中に生える。
海外では、中国にも分布する。
葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉は3つに裂けるものもあり、両面に細かな毛がたくさん生える。
開花時期は5月から6月である。
葉の脇に1つずつ花をつける。
花の色は黄緑色である。
萼筒が屈曲した筒形で、先は急に開いて3つに裂ける。
実は長い楕円形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
根は解毒、消腫薬、実は鎮痛、解熱薬として利用される。
ただし、全草に腎障害を起こすアリストロキア酸を含むので注意が必要である。
属名の Aristolochia はギリシャ語の「aristos(最良)+lochia(出産)」からきている。曲がった花の形が胎内の胎児を連想させ、またつけ根の部分の膨らみが子宮を連想させるところから、出産を助ける力を持つと考えられた。
種小名の kaempferi はドイツ人の医師で江戸時代に長崎の出島に赴任した「ケンペル (Engelbert Kaempfer, 1651-1716)さんの」という意味である。
写真は5月に日比谷公園の野草展(むさしの山草会)で撮った。
学名:Aristolochia kaempferi

★造形の不思議が一つまたここに
 どこか怪しい馬の鈴草

オオバウマノスズクサ100501b-l.jpg

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モモイロスズラン100429a-l.jpg

ドイツ鈴蘭(ドイツスズラン)はユリ科スズラン属の多年草である。
分類体系によってはスズラン科とされる。
原産地はヨーロッパである。
日本に自生する在来種の鈴蘭(スズラン)と比べて耐暑性がある。
また、大型で香りも強く、花が葉の陰に隠れないなどの利点がある。
そのため、市場に流通するものはほとんどが本種であるという。
桃色鈴蘭(モモイロスズラン)はその園芸品種である。
特徴は、花の色が桃色を帯びることである。
草丈は20センチから30センチくらいである。
葉は卵状の楕円形で、2、3枚が根際から出てつけ根の部分は茎を包む。
開花時期は5月から6月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、10数個の鐘形の花をつける。
花の長さは10ミリくらい、花径は10ミリから15ミリくらいである。
花被片はつけ根の部分で合着する。
雄しべは6本、雌しべは1本ある。
花の後には球形の実(液果)ができ、秋には赤く熟する。
属名の Convallaria はラテン語の「convallis(谷)+leirion(ユリ)」からきている。
種小名の majalis は「5月に咲く」という意味である。
品種名の Rosea は「バラ色の」という意味である。
写真は4月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Convallaria majalis 'Rosea'

★真っ白な花のイメージ焼きついて
 どこか馴染めぬ桃色鈴蘭

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ダフネ・クネオルム

ダフネ・クネオルム070501a-l.jpg

ダフネ・クネオルムはジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑小低木である。
中南ヨーロッパの山地に分布する。
樹高は20センチから40センチくらいである。
葉は長さ2センチくらいの幅の狭い倒卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の表面は濃い緑色で艶があり、裏面は灰白色を帯びる。
葉の先は丸く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は4月から6月くらいである。
枝先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、6輪から8輪くらいの白ないし桃色の花をつける。
花径は10ミリから15ミリくらいで、花冠は4つに深く裂けて十字形となる。
花はよい香りがする。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、黄褐色に熟する。
属名の Daphne は月桂樹のギリシャ名である。葉の形が似ていることから転用された。
種小名の cneorum は「オリーブに似た低木」という意味である。
写真は5月に六甲高山植物園で撮った。
学名:Daphne cneorum

★背は低く香りは強いクネオルム
 雨に濡れても泰然として

ダフネ・クネオルム070501b-l.jpg

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シコクカッコソウ060513a-l.jpg

四国勝紅草(シコクカッコソウ)はサクラソウ科サクラソウ属の多年草である。
漢字では「四国郭公草」「四国鞨鼓草」とも書く。
日本固有種である。
香川県、徳島県、愛媛県に分布し、四国山地の林の中に生える。
分類上は、関東地方の北部に分布する郭公草(カッコソウ)の変種とされている。
園芸目的の採集で個体数を減らしている。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は10センチから20センチくらいである。
根際から生える葉は直径5センチから12センチくらいの円形で、質は分厚い。
葉には長い柄があり、つけ根の部分の形は心形である。
葉の縁には手のひら状の浅い切れ込みがあり、表面には皺がある。
葉の柄や太い花茎には、白くて長い毛がたくさん生える。
開花時期は4月から5月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径2、3センチくらいの花を数輪つける。
花の色は紅紫色で、稀に白花もある。
花冠は先で5つに分かれ、それぞれの裂片の先は浅く2つに裂ける。
花の真ん中は黄色い。
萼片が長いのが特徴である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。プリムラ・ベリスが早春に他に花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の kisoana は「木曽の」という意味である。
変種名の shikokiana は「四国の」という意味である。
写真は5月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Primula kisoana var. shikokiana

★白花が可憐に似合う郭公草
 咲いてほしいねいついつまでも

シコクカッコソウ060513b-l.jpg

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酢の木 (スノキ)

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酢の木 (スノキ) はツツジ科スノキ属の落葉低木である。
日本固有種である。
本州の関東地方から中部地方にかけて太平洋岸に分布し、明るい林の中などに生える。
樹高は1メートルから2メートルである。
よく枝分かれをする。
葉は楕円形ないし長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には細かなぎざぎざ(鋸歯)があり、葉の先は鋭く尖る。
葉の表面は緑色、裏面は緑色で光沢がある。
名の由来は、葉を噛むと酸っぱいことからきている。
開花時期は5月から6月である。
枝先に、紅色の筋のある緑白色の花を1輪から4輪下向きにつける。
花冠は長さ6、7ミリの鐘形で、先は5つに裂けて反り返る。
雄しべは10本である。
実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、6月から7月に黒紫色に熟して食べられる。
秋には美しく紅葉する。
属名の Vaccinium はラテン語の「vaccinus(牝牛の)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の smallii はアメリカ人の植物分類学者「スモール(John Kunkel Small, 1869-1938)さんの」という意味である。
変種名の glabrum は「無毛の」という意味である。
写真は5月に箱根湿生花園で撮った。
紅葉の写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Vaccinium smallii var. glabrum

★ぶら下がる小さな花がチャーミング
 酢の木の名前変わっているが

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伊集(イジュ)

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伊集(イジュ)はツバキ科ヒメツバキ属の常緑高木である。
奄美大島から八重山諸島にかけて分布する。
また、かつては小笠原諸島に分布する姫椿(ヒメツバキ)は別種と考えられていたが、現在では同一とする見方が一般的である。
海外では、台湾、中国から東南アジア、ヒマラヤにかけて広く分布する。
樹高は10メートルから20メートルくらいである。
樹皮は厚く、褐色をしている。
葉は長めの楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉は先が尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面には艶がある。
開花時期は5月から6月である。
枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、花径3、4センチの椿(ツバキ)に似た白い花をつける。
実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、10月ころに5つに裂ける。
ツバキ属に似ているが、種子が扁平で縁に翼をもつことから区別されている。
材は建築用材とされる。
樹皮にはサポニンが含まれ、魚を獲るのに使われる。
属名の Schima はギリシャ語の「skiasma(影)」からきている。密集した花冠の様子から名づけられた。
種小名の wallichii は東インド会社で働いたデンマーク人の植物学者「ウォーリック(Nathaniel Wallich, 1786-1854)さんの」という意味である。
亜種名の liukiuensis は「琉球の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Schima wallichii subsp. liukiuensis

★美ら島に咲く伊集の花いつの日か
 見に出かけんと温室の中
☆伊集の花洗いの雨と梅雨を言う
 真白な姿夢に描きて

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ネマタンツス・グレガリウス

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ネマタンツス・グレガリウスはイワタバコ科ネマタンツス属の常緑小低木である。
ネマタンツス属はブラジルに34種が分布する。
属名の読み方は英語風に「ネマタンサス」とするものもある。
本種の原産地もブラジルである。
旧属名をヒポキルタ属(Hypocyrta) といい、これを英語風に読んだヒポシルタの名でも流通している。
本種の異名はヒポキルタ・ラディカンス(Hypocyrta radicans) という。
また、流通名を金魚の木(キンギョノキ)という。
樹高は30センチから50センチくらいである。
葉は楕円形で、3枚が車軸状につく(輪生)。
葉の質は肉厚で艶があり、暗い緑色をしている。
開花時期は4月から6月である。
条件さえ合えば周年開花をする。
葉の脇に1つずつつく花はオレンジ色の壺形である。
花冠の筒部が膨れ、先が細くつぼんでいる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「古きよき時代」である。
ヒポシルタが10月22日の誕生花である。
属名の Nematanthus はギリシャ語の「nema(糸)+ anthus(花)」からきている。
種小名の gregarius は「群れをなす(普通の)」という意味である。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Nematanthus gregarius

★愛嬌がたっぷりだよね金魚の木
 つぼんだ口元思わずにやり

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2016/12/19 改訂

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ファケリア・カンパヌラリア

ファケリア・カンパヌラリア120509a-l.jpg

ファケリア・カンパヌラリアはハゼリソウ科ハゼリソウ属の一年草である。
分類体系によってはムラサキ科とされる。
属名の読み方は「ファセリア」とするものもある。
葉芹草(ハゼリソウ:Phacelia tanacetifolia)の近縁種である。
ハゼリソウ属は南北アメリカに100種くらいが分布する。
本種の原産地は北アメリカのカリフォルニア州やアリゾナ州で、砂礫地に生える。
英名はカリフォルニア・ブルーベル(California bluebell)である。
草丈は15センチから30センチくらいである。
葉は卵円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)があり、不規則に深く切れ込む。
葉には長い柄がある。
開花時期は4月から6月である。
茎先に集散花序(枝先に花がつき、その下から枝が出て花をつけることを繰り返すもの)を出し、花径3センチくらいの濃い青色の花をつける。
花冠は鐘状で、先は5つに裂ける。
雄しべは5本で、白い葯(雄しべの花粉を入れる袋)が目立つ。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Phacelia はギリシャ語の「phakelos(束)」からきている。茎先に多くの花をつけることから名づけられた。
種小名の campanularia は「鐘形の」という意味である。
写真は5月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Phacelia campanularia

★アリゾナの砂漠に生えるブルーベル
 雄しべが目立ち風鈴のよう

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ラヌンクルス・グラミネウス

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ラヌンクルス・グラミネウスはキンポウゲ科キンポウゲ属の多年草である。
属名の読み方は「ラナンクルス」や「ラナンキュラス」とするものもある。
原産地はヨーロッパである。
アルプス山脈や地中海沿岸地方などに分布する。
流通名は糸葉金鳳花(イトバキンポウゲ)という。
草丈は20センチから35センチくらいである。
茎につく葉は芝のような線形で、互い違いに生える(互生)。
葉は灰白色を帯びる。
開花時期は5月から6月である。
茎の上部で枝分かれをし、先に1輪ずつ黄色い花をつける。
花弁は5枚である。
花の真ん中にはたくさんの雄しべと雌しべがある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Ranunculus はラテン語の「rana(蛙)」に由来する。蛙の棲むような所に生えるということからきている。
種小名の gramineus は「イネ科植物のような」という意味である。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Ranunculus gramineus

★鮮やかな黄の大輪が風に舞う
 アルプスの野は緑に染まり

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ブルビネ・アビシニカ

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ブルビネ・アビシニカはユリ科ブルビネ属の多年草である。
ブルビネ属はアフリカやオーストラリアの東部に160種くらいが分布する。
分類体系によってはツルボラン科とされる。
本種の原産地はアフリカである。
エチオピアから南アフリカのケープ地方にかけて分布し、標高700メートルから2400メートルの地域に生える多肉植物である。
草丈は50センチから80センチくらいである。
根際から生える葉は線形で、直立するかアーチ状となる。
開花時期は4月から6月くらいである。
茎先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、黄色い小さな花をたくさんつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Bulbine はギリシャ語の「bulbos(鱗茎)」からきている。この属の植物のほとんどが球根性であることから名づけられた。
種小名の abyssinica は「アビシニア(エチオピアの地域名)の」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Bulbine abyssinica

★日本ではあまり見ないよこの花は
 調べてみようもっと詳しく

ブルビネ・アビシニカ090607b-l.jpg

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プリムラ・ダリアリカ

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プリムラ・ダリアリカはサクラソウ科サクラソウ属の多年草である。
原産地は中央アジアのコーカサス地方である。
大コーカサス山脈に分布し、標高300メートルから2800メートルくらいの湿った岩場や渓流沿いに生える。
草丈は5センチから10センチくらいである。
根際から生える葉は倒卵形で、ロゼット状となる。
葉の質は薄く、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は3月から5月である。
茎先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、5輪から15輪くらいの花をつける。
花の色は桃色で、花冠は5つに深くさけて横に開く。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。プリムラ・ベリスが早春に他の花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の darialica の由来はまだ解明できていない。
写真は4月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Primula darialica

★きな臭い地域となったコーカサス
 山に登れば花は優しく

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アメリカナデシコ10307a-l.jpg

アメリカ撫子(アメリカナデシコ)はナデシコ科ナデシコ属の一年草である。
原産地はヨーロッパのバルカン半島やロシアの西部である。
日本へは明治時代に渡来した。
和名の由来はアメリカ経由で渡来したことからきている。
美女撫子(ビジョナデシコ)や髭撫子(ヒゲナデシコ)の別名がある。
草丈は10センチから40センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から6月である。
茎先に花径3センチくらいの5弁花を10数輪つける。
花の色は赤、ピンク、白などである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Dianthus はギリシャ語の「Dios(ジュピター)+anthos(花)」からきている。「ジュピターの花」の意味で、花の美しさを称えて名づけられた。
種小名の barbatus は「ひげの生えた、芒ある」という意味である。
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
品種名は新緋車(シンヒグルマ)という。
学名:Dianthus barbatus

★名の由来聞けば何やら安直で
 もっと工夫はできないものか

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犬枇杷(イヌビワ)

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犬枇杷(イヌビワ)はクワ科イチジク属の落葉低木である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、林の縁などに生える。
海外では、韓国の済州島にも分布する。
樹高は3メートルから5メートルである。
葉は長い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
葉の表面は濃い緑色で艶があり、裏面は灰白色を帯びる。
枝を傷つけると白い乳液がでる。
開花時期は4月から5月である。
雌雄異株である。
花は果実状で、花は外からは見えない集合花となっている。
イチジク属に見られる花序で、隠頭花序と呼ばれている。
結実期は9月から12月である。
実は秋に熟すると濃い紫色になる。
このような果実はイチジク状果と呼ばれる。
植物では「犬」の文字は「食べられない」という意味でつけられるものが多いが、この犬枇杷(イヌビワ)は熟すと食べられる。
食感は無花果(イチジク)に似ているという。
なお、食用とする部分は果肉ではなく、花托といわれる部分である。
和名の由来は、果実が枇杷(ビワ)に似ているが味は劣るというところからきている。
属名の Ficus はイチジクを意味するラテン語である。
種小名の erecta は「直立した」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Ficus erecta

★花よりも団子なりしと犬枇杷は
 実をつけじっと熟すを待ちて
☆犬枇杷は犬とつけられ劣れども
 小さき中に命蓄え

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ロエメリア

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ロエメリアはケシ科ロエメリア属の一年草である。
原産地は地中海沿岸地方や西アジアである。
岩場や砂礫地に生える。
英名はバイオレットホーンドポピー(violet horned poppy)である。
草丈は20センチから40センチくらいである。
根際から生える葉は羽状に深く裂ける。
開花時期は4月から6月くらいである。
茎先に花径3センチから6センチくらいの4弁花をつける。
花の色はライラック色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Roemeria はスイスの植物学者「レーマー(Johann Jacob Roemer, 1763-1819)さん」の名からきている。
種小名の hybrida は「交配種の」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Roemeria hybrida

★しっとりと花を開いたロエメリア
 砂地好みでタイプはドライ

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類葉牡丹(ルイヨウボタン)

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類葉牡丹(ルイヨウボタン)はメギ科ルイヨウボタン属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、平地や山地の林の中や林の縁に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、サハリン、ウスリーなどにも分布する。
和名の由来は、葉が牡丹(ボタン)に似ることからきている。
草丈は40センチから60センチくらいである。
根茎は横に這い、茎は直立をする。
葉は2-3回3出複葉で、互い違いに生える(互生)。
いわゆる三つ葉を2、3回繰り返して1枚の葉となる。
小葉の形は長めの卵形で、先が3つに浅く裂けるものもある。
葉の質は薄く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は4月から6月である。
茎先や葉の脇に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、花径1センチくらいの淡い黄緑色の花をつける。
6枚の花びらのように見えるのは萼片である。
6枚の実際の花弁は花の真ん中近くにあり、蜜線となっている。
雄しべは6本、雌しべは1本である。
花の後には青い果実状の種子がつき、秋に藍色に熟する。
子房が膨らまず裸の種子が実のようになっているのである。
属名の Caulophyllum はコロンビアの「caulos(茎)+phyllum(葉)」からきている。茎が大きく広がる葉の柄のように見えることから名づけられた。
種小名の robustum は「大形の」という意味である。
写真は4月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Caulophyllum robustum

★めずらしい名前は葉っぱにちなむけど
 花も実もなる類葉牡丹

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レッドロビン

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レッドロビン(Red Robin)はバラ科カナメモチ属の常緑低木である。
要黐(カナメモチ)と大要黐(オオカナメモチ)の種間交雑で育成された園芸種である。
葉は要黐(カナメモチ)よりやや大きく、新葉の赤色も強い。
病害に弱い要黐(カナメモチ)に取って代わって生け垣などに多用されている。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の長さは10センチくらいである。
葉の質は革質で艶がある。
開花時期は5月から6月である。
茎先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白い小さな5弁花をたくさんつける。
ほとんど結実しない。
要黐(カナメモチ)も大要黐(オオカナメモチ)も日本原産だが、アメリカで育成されたので西洋要黐(セイヨウカナメモチ)の名で呼ばれることがある。
属名の Photinia はギリシャ語の「photeinos(耀く)」からきている。艶のある葉の様子から名づけられた。
種小名の fraseri はアラバマの種苗家「フレーザー(Fraser)さんの」という意味である。
写真は5月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Photinia x fraseri 'Red Robin'

★かっこいい名前もらって満足と
 レッドロビンは真っ赤に燃えて

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白山躑躅(シロヤマツツジ)

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山躑躅(ヤマツツジ)はツツジ科ツツジ属の半落葉低木である。
日本固有種である。
北海道の南西部から九州にかけて分布し、山野の林の中や林の縁に生える。
花の色は普通は朱色だが稀に白花をつけるものがあり、これを白山躑躅(シロヤマツツジ)という。
樹高は1メートルから4メートルである。
葉は楕円形ないし卵状の楕円形で、枝先に集まってつき、互い違いに生える(互生)。
なお、山躑躅(ヤマツツジ)の葉には春葉と夏葉がある。
春につき秋に落ちる葉を春葉という。
夏から秋にかけてつき越冬する葉を夏葉という。
春葉は大きく(長さ2センチから5センチ)、夏葉は小さい(長さ1センチから2センチ)。
落葉をするが冬の間も葉があるということで、「半落葉」ないし「半常緑」という分類がされている。
開花時期は4月から6月である。
花冠は花径4センチから5センチの漏斗形で、先が5つに裂ける。
裂片には丸味があり、内側には黄緑色の斑が入る。
雄しべは5本あり、長く伸びて先が上に曲がる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の kaempferi はドイツ人の医師で江戸時代に長崎の出島に赴任した「ケンペル (Engelbert Kaempfer, 1651-1716)さんの」という意味である。
品種名の album は「白い」という意味である。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron kaempferi f. album

★朱に交じる白花どこか眩しげに
 若葉の頃を彩り咲いて

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マンシュウキスゲ060504d-l.jpg

満州黄萱(マンシュウキスゲ)はユリ科ワスレグサ属の多年草である。
分類体系によってはワスレグサ科とされる。
原産地は中国である。
日本に自生する蝦夷黄萱(エゾキスゲ)の基本種である。
草丈は50センチから150センチくらいである。
根際から生える葉は幅の広い線形である。
開花時期は5月から6月である。
茎先に花径7センチから8センチの黄色の花を1輪から数輪つける。
花被片は6枚である。
花は夕方に開いて翌日の午後にはしぼむ。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Hemerocallis はギリシャ語の「hemera(一日)+callos(美)」からきている。この属の植物の花は一日でしぼむことから名づけられた。
種小名の flava は「黄色の」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Hemerocallis flava

★鮮やかなレモンイエロー目に沁みる
 満州黄萱に出合い驚き

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ミヤマホタルカズラ130423a-l.jpg

深山蛍葛(ミヤマホタルカズラ)はムラサキ科グランドラ属の常緑小低木である。
園芸上は多年草として扱う。
分類上は、リトドラ属(Lithodora)やムラサキ属(Lithospermum)とされる場合もある。
原産地は南ヨーロッパである。
ポルトガルやスペインの海岸近くなどに生える。
樹高は15センチから25センチくらいである。
全体に軟毛が生え、匍匐して広がる。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉に質は革質で濃い緑色をしている。
葉の先は鈍頭で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は4月から6月くらいである。
花の色は鮮やかな青紫色である。
花径は2センチくらいで、花冠は5つに裂ける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
属名の Glandora の由来はまだ解明できていない。
種小名の diffusa は「広がった」という意味である。
写真は4月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Glandora diffusa

★鮮やかな色が爽やか星形の
 花が可愛い深山蛍葛

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淀川躑躅(ヨドガワツツジ)

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淀川躑躅(ヨドガワツツジ)はツツジ科ツツジ属の落葉低木である。
原産地は朝鮮半島である。
日本では栽培品種として愛好されている。
耐寒性があり植栽可能地域が広いことから、各地で庭園や公園に植えられ、また生垣やボーダーなどに使用されている。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月から5月である。
花の色は淡い紫色で、八重咲きである。
これは、朝鮮山躑躅(チョウセンヤマツツジ)の雄しべが弁化して八重咲きとなったものである。
朝鮮半島では自生しているものもある。
「躑躅の女王」とも呼ばれ、牡丹躑躅(ボタンツツジ)の別名がある。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名・品種名の yedoense は「江戸の」という意味である。
写真は5月に函館市の「市民の森」で撮った。
学名:Rhododendron yedoense f. yedoense

★豪快に八重の花びら開き咲く
 淀川躑躅風格備え

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溝香需(ミゾコウジュ)

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溝香需(ミゾコウジュ)はシソ科アキギリ属の越年草である。
「需」の字には正しくはクサカンムリがつく。
本州から沖縄にかけて分布し、水田の畦や湿地などに生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、東南アジア、オーストラリア、インドなどに広く分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
草丈は30センチから70センチくらいである。
茎の断面は四角形で、下向きの細い毛が生える。
根際から生える葉は、長い柄のある長い楕円形でロゼット状となり、開花時期には枯れる。
茎につく葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の両面に細かい皺があり、縁には鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から6月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い紫色をした小さな唇形の花をたくさんつける。
花冠は長さが4ミリから5ミリくらいで、下唇には紫色の斑点が入る。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の plebeia は「普通の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Salvia plebeia

★サルビアの仲間だけれど溝香需
 花は小さく米粒のよう

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ヒマラヤキブシ070303a-l.jpg

ヒマラヤ木五倍子(ヒマラヤキブシ)はキブシ科キブシ属の落葉低木である。
日本に分布する木五倍子(キブシ)の近縁種で、ヒマラヤに分布する。
樹高は3メートルから5メートルである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には細かなぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質は薄く、紙質である。
開花時期は5月から8月である。
葉に展開に先立って小さな黄色い花を密生した花穂を垂れ下がらせる。
花弁は4枚で、開ききることはない。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
中国では生薬の木通(もくつう)にこの樹木の蔓が利用されている。
小通草(ショウツウソウ)というのがその名称である。
属名の Stachyurus はギリシャ語の「stachyus(穂)+oura(尾)」からきている。尾状に下がる花穂から名づけられた。
種小名の himalaicus は「ヒマラヤ山脈の」という意味である。
写真は3月に小石川植物園で撮った。
学名:Stachyurus himalaicus

★謎秘めて黄花ぶら下げ咲く木五倍子
 故郷の地はヒマラヤという

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姫緋扇(ヒメヒオウギ)

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姫緋扇(ヒメヒオウギ)はアヤメ科フリージア属の多年草である。
かつてはラペイロウジア属(Lapeirousia)やアノマテカ属(Anomatheca)に分類されていた。
原産地は南アフリカのケープ地方である。
山地の岩場に生える。
表記の名は流通名で、別名を姫緋扇文目(ヒメヒオウギアヤメ)ともいう。
学名のフリージア・ラクサで表示するものもある。
日本へは大正時代に観賞用として渡来した。
草丈は20センチから30センチである。
根際から生える葉は剣状である。
開花時期は4月から6月である。
花の色は白、桃色、緋色などのものがある。
花径は2、3センチである。
6枚の花被片のうち下側の3枚のつけ根の部分に濃い紅色の斑が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Freesia はドイツ人の医師「フレーゼ(Friedrich Heinrich Theodor Freese, 1795-1876)さん」の名からきている。
種小名の laxa は「疎らな、開いた」という意味である。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Freesia laxa(=Lapeirousia laxa)

★愛らしいポイントのある花模様
 姫緋扇は高山の花

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フリティラリア・ペルシカ

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フリティラリア・ペルシカはユリ科バイモ属の多年草である。
バイモ属はAPG分類体系でもユリ科とされる。
属名の読み方は「フリチラリア」とするものもある。
原産地は西アジアである。
トルコ、イラン、ヨルダンなどに分布し、山地の石の多い斜面に生える。
草丈は80センチから100センチくらいである。
茎は太く、直立をする。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の色は灰緑色である。
開花時期は4月から5月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、15輪から20輪くらいの鐘形をした花を下向きにつける。
花の色は黒紫色である。
花径は2センチから3センチで、花被片は6枚である。
花の雰囲気は北海道産の黒百合(クロユリ)とよく似ている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Fritillaria はラテン語の「fritillus(チェッカー盤)」からきている。この属の1種の花の模様から名づけられた。
種小名の persica は「ペルシャの」という意味である。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Fritillaria persica

★ペルシカの醸すムードはアラベスク
 ベールの中に秘密隠すや

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西表菫(イリオモテスミレ)

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西表菫(イリオモテスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
沖縄県の西表島に分布し、山地の渓流沿いの岩場に生える。
分類上は、八重山菫(ヤエヤマスミレ)の品種の1つとされている。
無茎種である。
草丈は3センチから10センチくらいである。
葉は三角形からハート形である。
基本種の場合はひし形である。
葉の表面は濃い緑色で、葉脈の部分は黄緑色になる。
葉の裏面は緑白色である。
開花時期は2月から5月である。
花茎の先に花径1センチから2センチの白い花を数輪つける。
唇弁には紫色の縦筋が入り、側花弁には毛が生える。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の tashiroi は植物学者「田代安定(1857-1928)さんの」という意味である。
品種名の takushii は植物学者「澤岻安喜さんの」という意味である。
写真は5月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Viola tashiroi f. takushii

★八重山の中でも自然に恵まれた
 彼の島に咲く菫一輪

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コーヒーの木(コーヒーノキ)はアカネ科コーヒーノキ属の常緑低木である。
和名はアラビカ種 (Coffea arabica)に充てられている。
アラビカ種は世界のコーヒー生産量の90%を占める。
原産地はエチオピアのアビシニア高原である。
別名をアラビアコーヒーの木(アラビアコーヒーノキ)という。
このほか、ロブスタ種 (Coffea canephora)やリベリカ種 (Coffea liberica)などがある。
ロブスタ種はコンゴ、リベリカ種はリベリアが原産地である。
樹高は2メートルから5メートルくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には艶がある。
開花時期は4月から6月くらいである。
葉の脇に白い花をつける。
合弁花で、花冠は5つに深く裂ける。
実は開花後8か月から9か月で収穫される。
緑色から黄色く色づき、成熟するにつれて赤みを増す。
中には半球形の種子が2個入っていて、これがコーヒー豆になる。
属名の Coffea はコーヒーのアラビア名である「coffa」からきている。
種小名の arabica は「アラビアの」という意味である。
花の写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
実の写真は6月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Coffea arabica

★今までで一番熟れた実のようだ
 今度はきれいな花に会いたい

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小町藤(コマチフジ)

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小町藤(コマチフジ)はマメ科ハーデンベルギア属の常緑低木である。
原産地はオーストラリア東部からタスマニアにかけてた地域である。
表記の名は流通名で、学名のハーデンベルギアないしハーデンベルギア・ビオラケアの名でも流通している。
蔓性で、蔓の長さは3メートルくらいになる。
葉は楕円形の単葉で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は3月から5月である。
花径1センチくらいの蝶形をした小さな花を房状につける。
花の色には青、紫、白、桃色などのものがある。
見かけは藤を小形にした感じの植物である。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Hardenbergia はオーストラリアの植物の後援者だったドイツの「ハーデンベルグ伯爵夫人(Franziska von Hardenberg, 1800's)」の名からきている。
種小名の violacea は「菫色の」という意味である。
写真は5月に鎌倉の東慶寺で撮った。
学名:Hardenbergia violacea

★はるばると海を渡って小町藤
 ついた名前は雅(みやび)をたたえ

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小町竜胆(コマチリンドウ)

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小町竜胆(コマチリンドウ)はリンドウ科シマセンブリ属(ケンタウリウム属)の越年草である。
ケンタウリウム属は世界に30種くらい分布する。
日本にも島千振(シマセンブリ)が分布するので、属名の和名を「シマセンブリ属」という。
本種の原産地はヨーロッパの西部で、海辺や岩場に生える。
なお、表記の名は流通名で、学名のケンタウリウム・コンフェルツムでも流通している。
草丈は5センチから10センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は肉厚で先は尖らず、葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は5月から9月くらいである。
小形の植物で、1センチに満たないピンクの花をつける。
花冠は5つに裂ける。
学名のケンタウリウムの名でも流通している。
属名の Centaurium はギリシャ神話に登場する「ケンタウルス(Centaurus)」に由来する。
種小名の confertum は「密生した」という意味である。
写真は5月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Centaurium confertum

★桃色のミクロの花がよく似合う
 小町竜胆海辺は緑

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大油桐(オオアブラギリ)

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大油桐(オオアブラギリ)はトウダイグサ科アブラギリ属の落葉高木である。
原産地は台湾、中国の南部、ベトナム、ミャンマーで、山地に生える。
日本でも桐油を取るために和歌山県や九州地方で栽培されていたものが逸出し、野生化している。
和名の由来は、油桐(アブラギリ)の仲間で花も実も大きいことからきている。
別名を支那油桐(シナアブラギリという。
樹高は10メートルから15メートルくらいである。
葉はハート形で縁にぎざぎざはない(全緑)が、3つに浅く裂けるものもある。
葉の柄は長く、葉との境界には2つの蜜腺がある。
葉は互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月から5月である。
雌雄同株である。
花びらは5枚で、白地に朱色ないし橙色の筋が入り、花の真ん中は濃い色になる。
雄花の雄しべは長さが違うものが2段になる。
雌花の柱頭は3つに分かれ、それぞれの先が裂ける。
実は球形で直径3センチから4センチと大きく、中には数個の大きな種子が入っている。
初めは緑色だが、後に暗褐色に熟する。
桐油は毒性があるので食用にはならないが、傘や提灯の油紙に使われた。
現在でも塗料や印刷用の油として利用されている。
材は床板、下駄材などにされる。
属名の Vernicia はラテン語の「varnish(ワニス、油)が採れる」からきている。
種小名の fordii はイギリス人の植物採集家「フォード(Charles Ford, 1844-1927)さんの」という意味である。
写真は4月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Vernicia fordii(=Aleurites fordii)

★落ち椿見るがごとくに花落とす
 見上げてみれば支那油桐

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グレビレア・アルピナ

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グレビレア・アルピナはヤマモガシ科ハゴロモノキ属(グレビレア属)の常緑低木である。
原産地はオーストラリア南東部のニューサウスウェールズ州およびビクトリア州で、山地の林の中や荒野に生える。
英名はマウンテン・グレビレア(mountain grevillea)である。
樹高は1メートルから4メートルくらいである。
葉は松葉のように細い針形ないし細長いへら形で、毛の生えることが多い。
開花時期は冬から春にかけてである。
枝先にユニークな形をした花をつける。
花弁のように見えるのは総苞で、長い花柱が突きだしている。
花の色は黄緑色から橙色、赤と変化する。
花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。
属名の Grevillea はイギリスの植物収集家「グレビル(Charles Francis Greville, 1749-1809)さん」の名からきている。
種小名の alpina は「高山に生える」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Grevillea alpina

★ほんとうに不思議な形のグレビレア
 色も次第に変わるそうだよ

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グレビレア・アルピナ080524c-l.jpg

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岩唐草(イワカラクサ)

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岩唐草(イワカラクサ)はゴマノハグサ科イワカラクサ属(エリヌス属)の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
原産地はヨーロッパである。
ピレネー山脈やアルプス山脈に分布し、高山の岩場や草地に生える。
1属1種である。
学名からエリヌス・アルピヌスの名も使われている。
草丈は5センチから15センチくらいである。
茎には毛が生える。
根際から生える葉は披針形で柄がある。
茎につく葉は茎を抱く。
開花時期は4月から5月である。
自生地では5月から10月にかけて花を咲かせるという。
茎先に散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、ピンクの小さな花をつける。
花径は1センチに満たない。
花冠は筒状で、先が5つに深く裂ける。
裂片の真ん中には縦に筋が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Erinus はギリシャ語の「erinos(植物の名前の1つ)」に由来する。
種小名の alpinus は「高山に生える」という意味である。
写真は5月に川口市立グリーンセンターの山野草展で撮った。
学名:Erinus alpinus

★アルプスのムードいかがと顔を出す
 岩唐草に笑みをこぼして

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水木(ミズキ)

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水木(ミズキ)はミズキ科ミズキ属の落葉高木である。
北海道から九州にかけて分布し、山地に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、ヒマラヤなどにも分布する。
和名の由来は、樹液が多くて春先に枝を折ると水が滴り落ちることからきている。
渓谷沿いなどに生育することが多い。
樹高は10メートルから20メートルくらいである。
階段状に伸びていく枝ぶりが特徴的である。
そこから車水木(クルマミズキ)の別名がある。
葉は幅の広い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は4月から6月である。
枝先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、白い小さな花を密生させる。
花弁は4枚で、雄しべも4本である。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、黒紫色に熟する。
材は下駄、箸(はし)、器具などに用いられる。
属名の Cornus はラテン語の「cornu(角)」からきている。材質の堅いことから名づけられた。
種小名の controversa は「疑わしい」という意味である。
写真は5月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Cornus controversa

★生きている証なんだよこの液は
 水木の命花と開いて

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松葉海蘭(マツバウンラン)

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松葉海蘭(マツバウンラン)はゴマノハグサ科ウンラン属の越年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
原産地は北アメリカである。
本州から九州にかけて帰化しており、道端や芝生などに生える。
和名の由来は、花が海蘭(ウンラン)に似て、葉が「松葉」のように細いことからきている。
草丈は10センチから60センチくらいである。
葉は線形で先が尖る。
茎に下部では向かい合って生える(対生)か、3、4枚が輪生する。
茎の上部では、疎らに互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月から5月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、唇形をした青紫色の小さな花をつける。
花冠は上下に深く2つに裂ける。
花径は1センチくらいである。
雄しべは4本あり、そのうちの2本が長い。
雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Linaria はギリシャ語の「linon(アマ)」からきている。全体が似ているということで名づけられた。
種小名の canadensis は「カナダの」という意味である。
写真は5月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Linaria canadensis

★すっと立ち先に小さな花つけて
 ゆらりゆらゆら長閑な風情

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錦衣(ニシキゴロモ)

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錦衣(ニシキゴロモ)はシソ科キランソウ属の多年草である。
日本固有種である。
北海道から九州にかけて主として日本海側に分布し、山地の道端や林の中などに生える。
和名の由来は、葉脈が鮮やかな紫色になることからきている。
別名を金紋草(キンモンソウ)という。
草丈は5センチから15センチくらいである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉脈は紫色を帯び、葉の裏面もしばしば紫色を帯びる。
開花時期は4月から5月である。
茎の上部に淡い紫色をした唇形の花をいくつかつける。
花の色は濃いものから淡いものまで変異がある。
上唇は直立し、2つに裂ける。
下唇が大きく、3つに裂ける。
雄しべは4本である。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
属名の Ajuga はギリシャ語の「a(無)+jugos(束縛)」からきている。花冠の形状を表したものである。
種小名の yezoensis は「蝦夷(北海道)の」という意味である。
写真は5月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Ajuga yezoensis

★見つけるの難しいようだ大地では
 葉色に個性の錦衣は

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アスター・ヒマライクス

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アスター・ヒマライクスはキク科シオン属の多年草である。
中国の雲南省、ヒマラヤ、ミャンマー、インドのシッキム地方などに分布し、標高3600メートルから4500メートルの山地の林の中や山の斜面に生える。
英名はヒマラヤ・アスター(Himalaya Aster)である。
草丈は10センチから30センチくらいである。
茎や葉には毛が生えている。
根際から生える葉はスプーン形で、葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
茎につく葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉のつけ根の部分は半ば茎を抱く。
開花時期は7月から8月である。
茎先に花径2、3センチの青紫色の花(頭花)をつける。
舌状花は青紫色、真ん中の筒状花は黄色ないし茶色である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Aster はギリシャ語の「aster(星)」からきている。頭花が放射状をなすことから名づけられた。
種小名の himalaicus は「ヒマラヤ山脈の」という意味である。
写真は5月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Aster himalaicus

★ヒマラヤに咲くアスターは毛深いが
 花色冴えてなかなか美男

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高砂草(タカサゴソウ)

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高砂草(タカサゴソウ)は、キク科ニガナ属の多年草である。
本州から九州にかけて分布し、平地の草原に生える。
海外では、朝鮮半島、中国東北部にも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
和名の由来は白い花を白髪に見立て、謡曲「高砂」の共白髪になぞらえたものである。
草丈は20センチから50センチくらいである。
切ると白い乳液が出る。
根際から生える葉は披針形(笹の葉のような形)で、羽状に浅く裂ける。
開花時期は4月から6月くらいである。
花径2センチくらいの舌状花だけからできた白い花(頭花)を10輪くらいつける。
舌状花は20枚くらいで、外側は淡い紫色を帯びる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Ixeris はこの属のある植物のインド名からきている。
種小名の chinensis は「中国の」という意味である。
亜種名の strigosa は「先が尖り粗い面の」という意味である。
写真は5月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Ixeris chinensis subsp. strigosa

★苦菜にはこんな仲間もあったかと
 多い種類に驚きながら

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シソバタツナミ130501b-l.jpg

紫蘇葉立浪(シソバタツナミ)はシソ科タツナミソウ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の宮城県から九州にかけて分布し、やや湿った林の中に生える。
別名を紫蘇葉立浪草(シソバタツナミソウ)という。
「立浪」は花の様子を打ち寄せる波頭にたとえたもので、葉が「紫蘇」に似ているというのが和名の由来である。
草丈は5センチから15センチくらいである。
葉は卵状の三角形で、向かい合って生える(対生)。
葉の表面には艶があり、裏面は紫色をしている。
葉の両面に毛が生えており、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面にはしばしば暗い紫色の斑が入る。
開花時期は5月から6月である。
茎先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青紫色をした唇形の花をたくさんつける。
花はつけ根の部分で垂直に曲がり、立ち上がる。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Scutellaria はギリシャ語の「scutella(小皿)」に由来する。花のつけ根の萼に円い附属物があることから名づけられた。
種小名の laeteviolacea は「鮮やかな紫色の」という意味である。
写真は5月に日比谷公園の野草展(むさしの山草会)で撮った。
学名:Scutellaria laeteviolacea

★いろいろな立浪草のあるものと
 葉っぱの様子しげしげと見る

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千里胡麻(センリゴマ)

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千里胡麻(センリゴマ)はゴマノハグサ科ジオウ属の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
別名を花地黄(ハナジオウ)という。
江戸時代に園芸品種として広く栽培されていた。
中国が原産と考えられているが、生育地は確認されていない。
日本では本州の静岡県のみに分布し、山間部に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
草丈は20センチから50センチくらいである。
全体に軟毛と腺毛(毛先から粘液質やゴム質の液を分泌する毛)が生える 。
根際から生える葉は卵形で大きい。
葉脈は窪み、葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
茎につく葉は互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から8月である。
長さ5、6センチの紅紫色をした筒状の花をつける。
花冠の先は唇形に裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rehmannia はロシア皇帝の侍医だった「レーマン(Joseph Rehmann, 1779-1831)さん」の名からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は4月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Rehmannia japonica

★由来すらはっきりしない千里胡麻
 謎もまたよい先が楽しみ

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姫早百合(ヒメサユリ)

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姫早百合(ヒメサユリ)はユリ科ユリ属の多年草である。
日本固有種である。
宮城県、福島県、山形県、新潟県に分布し、山地の草原などに生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
別名を乙女百合(オトメユリ)という。
草丈は30センチから50センチくらいである。
葉は披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質はやや厚い。
開花時期は6月から8月である。
花は長さが8センチくらいある漏斗状で、横向きに花をつける。
花の色は淡いピンクで、斑点はない。
花には独特の香りがある。
雄しべは6本で、葯(雄しべの花粉を入れる袋)は黄橙色である。
雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Lilium はギリシャ語の「leirion(白)」からきている。マドンナリリーの白い花を念頭に名づけられたものである。
種小名の rubellum は「紅色を帯びた」という意味である。
写真は5月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Lilium rubellum

★限られた土地にひっそり花開く
 淡いピンクの色愛らしく

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支那藤(シナフジ)

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支那藤(シナフジ)はマメ科フジ属の蔓性落葉小高木である。
原産地は中国の山西省から雲南省にかけてである。
日本へは昭和時代の初期に渡来した。
木に巻きついて上り、長さは20メートルにもなる。
庭木にしたり棚造りにしたりするが、日本の藤(フジ)がきれいなこともあってわが国ではあまり普及していない。
蔓は山藤(ヤマフジ)と同じく左巻きである。
葉は奇数羽状複葉で、互い違いに生える(互生)。
小葉は長さが5センチから7センチくらいの卵円形で先が尖り、縁にぎざぎざきはない(全縁)。
若い葉は裏面に毛が生えるが、成長するとなくなる。
小葉の数は9枚から13枚である。
開花時期は4月から5月である。
枝先に長さ10センチから30センチくらいの総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を垂らす。
花の色は青紫色ないし紫色である。
蝶形の花で長さは2、3センチあり、よい香りがする。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
莢は長さが10センチから15センチくらいで、細かな毛に覆われる。
中には2、3個の種子が入っている。
属名の Wisteria はアメリカの解剖学者「ウィスター(Caspar Wistar, 1761-1818)さん」の名からきている。
種小名の sinensis は「中国の」という意味である。
写真は4月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Wisteria sinensis

★比べても違いはあまりわからぬが
 これは支那藤めずらしい藤

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神宮躑躅(ジングウツツジ)

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神宮躑躅(ジングウツツジ)はツツジ科ツツジ属の落葉低木である。
愛知県、三重県に分布し、塩基性岩地に生える。
環境省のレッドデータリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
静岡県に分布する渋川躑躅(シブカワツツジ)と同一とする見解もあるようだが、環境省のレッドデータリストでは両者を区別し、それぞれを絶滅危惧II類(VU)に登録している。
また、YListも別種としている。
和名の由来は、伊勢神宮付近に生えることからきている。
樹高は1メートルから5メートルくらいである。
葉は菱形で、3枚の葉が枝先に輪生状に互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月から6月である。
葉の展開した後に開花する。
枝先に2輪から4輪くらいずつ濃いピンクの花をつける。
花径は4センチくらいである。
花冠は漏斗状で、深く5つに裂ける。
上部裂片の内側に濃い色の斑点がある。
毛は生えていない。
雄しべは10本で、短いものと長いものがある。
葯(雄しべの花粉を入れる袋)の色は紫褐色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の sanctum は「神聖な」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron sanctum

★いつの日か見たいと思ったこの躑躅
 出合いの歓び噛み締めながら

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大浜簪(オオハマカンザシ)

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大浜簪(オオハマカンザシ)はイソマツ科ハマカンザシ属の多年草である。
原産地はヨーロッパの中南部である。
日本へは大正時代の末期に渡来した。
草丈は30センチから40センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
茎や葉には毛は生えていない。
開花時期は4月から5月である。
茎先に球状の散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、淡い紅紫色の花をつける。
花弁は5枚、萼片も5枚である。
雄しべは5本である。
花壇や鉢に植えられるほか切花用ともされる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Armeria はケルト語の armar を語源とするラテン語の古語で「海に近い」 という意味がある。
種小名の alliacea は「ニンニクに似た」という意味である。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Armeria alliacea(=Armeria plantaginea)

★いろいろな仲間がいるんだアルメリア
 アリアケアは大形の花

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キイウマノミツバ130501a-l.jpg

紀伊馬の三葉(キイウマノミツバ)はセリ科ウマノミツバ属の多年草である。
和歌山県海南市の固有種である。
分類上は、屋久島以南や台湾、中国に分布する姫馬の三葉(ヒメウマノミツバ)の変種とされている。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
今回の改訂で初めて登場した植物である。
草丈は5センチから30センチくらいである。
根際から生える葉は手のひら状に3つに裂ける。
開花時期は4月から5月である。
茎先に複数の散形花序を出し、小さな花をつける。
花の色は白や青紫色である。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、2つのブロックからなる。
属名の Sanicula はラテン語の「sanare(治療する)」の縮小形である。薬用植物と見られて名づけられた。
種小名の lamelligera は「ひれ状の突起のある」という意味である。
変種名の wakayamensis は「和歌山県の」という意味である。
写真は5月に日比谷公園の野草展(むさしの山草会)で撮った。
学名:Sanicula lamelligera var. wakayamensis

★出合えると思わぬ花に遭遇し
 調べて見るが謎なお多く

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アズマシロカネソウ100501b-l.jpg

東白銀草(アズマシロカネソウ)はキンポウゲ科シロカネソウ属の多年草である。
日本固有種である。
秋田県から福井県にかけての日本海側に分布し、湿り気のある林の中に生える。
草丈は10センチから25センチくらいである。
根際から生える葉はなく、上部に3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)を向かい合ってつける(対生)。
先につく小葉は幅の広い卵形で、長さは2センチから4センチくらいである。
葉のつけ根はくさび形をしており、縁には鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の色は薄く明るい緑色である。
自生地での開花時期は5月から6月である。
茎先に淡い黄緑色をした花を下向きにつける。
花びらのように見えるのは萼片である。
萼片の外側が不規則に紫がかっていて美しい。
萼片の内側に黄色く棍棒のように見えるものが、花弁の変形した蜜弁である。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)で、魚の尾っぽのような形をしており、袋の中に種子がある。
属名の Dichocarpum はギリシャ語の「dicho(2部分の)+karpos(果実)」からきている。
種小名の nipponicum は「日本の」という意味である。
写真は5月に日比谷公園の野草展(むさしの山草会)で撮った。
学名:Dichocarpum nipponicum

★ほの赤く染めた花びら可愛いね
 待っていたとて俯いたまま

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