2012年10月アーカイブ

チシマヒメドクサ081102c-l.jpg

千島姫砥草(チシマヒメドクサ)はトクサ科トクサ属の常緑多年草である。
漢字では「千島姫木賊」とも書く。
北方領土を含む北海道に分布し、山地の湿原などに稀に生えるシダ植物である。
海外では、北半球の温帯の北部に広く分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は10センチから30センチくらいである。
地下茎は短い。
茎は束になって生える(束生)。
茎の太さは1、2ミリである。
茎に入る縞模様が目立つ。
園芸植物としても愛好されている。
姫砥草(ヒメドクサ)として流通しているものは本種が多いという。
属名の Equisetum はラテン語の「equus(馬)+saeta(刺毛)」からきている。細い枝を段々に輪生するスギナの形を馬の尾にたとえて名づけられた。
種小名の variegatum は「斑入りの」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Equisetum variegatum

★北の地で風避けるよに背を伸ばす
 姿可憐な千島姫砥草

チシマヒメドクサ081102d-l.jpg

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犬砥草(イヌドクサ)

イヌドクサ080831a-l.jpg

犬砥草(イヌドクサ)はトクサ科トクサ属の多年草である。
本州から沖縄にかけて分布し、河原や海辺などに生えるシダ植物である。
海外では、朝鮮半島、中国、南ヨーロッパ、アフリカなどにも分布する。
別名を河原砥草(カワラドクサ)という。
草丈は30センチから100センチくらいである。
地下茎が横に這って広がる。
茎は緑色ないし緑白色の円筒形で、節がある。
枝分かれをするものもしないものもある。
茎先に「ツクシ」のような胞子嚢をつける。
和名の由来は砥草(トクサ)に似ているが研磨には使えず役に立たないというところからきている。
属名の Equisetum はラテン語の「equus(馬)+saeta(刺毛)」からきている。細い枝を段々に輪生するスギナの形を馬の尾にたとえて名づけられた。
種小名の ramosissimum は「枝分かれの多い」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Equisetum ramosissimum

★砥草より少し細いか犬砥草
 ざらつき具合確かめてみる

イヌドクサ080831c-l.jpg

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酸漿(ホオズキ)

ホオズキ051015b-l.jpg酸漿は悟り開けず檻の中

酸漿(ホオズキ)はナス科ホオズキ属の多年草である。
漢字では「鬼灯」とも書く。
原産地は中国の南部などである。
日本へは古い時代に栽培用として渡来した。
草丈は30センチから80センチである。
葉は広卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には少数の大きなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
葉の脇に花径1、2センチの白い花を下向きにつける。
花冠は5つに裂け、ナス科の仲間のピーマンや唐辛子の花とよく似ている。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
萼が著しく大きくなって袋状に実を包む。
根は生薬名を酸漿(さんしょう)といい、鎮咳・利尿薬として利用される。
俳句では「酸漿」が秋の季語、「酸漿の花」は夏の季語である。
属名の Physalis はギリシャ語の「physa(気泡)」からきている。膨らんだ萼の様子から名づけられた。
種小名の alkekengi はホオズキのアラビア語からきている。
変種名の franchetii は日本の植物を研究したフランス人の植物分類学者「フランシェ(A. R. Franchet, 1834-1900)さんの」という意味である。
写真は10月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
花の写真は6月に都立木場公園で撮った。
学名:Physalis alkekengi var. franchetii

★過ぎし日は夢にありせば檻の中
 思い閉ざして落日燃ゆる

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ハチジョウカグマ070923a-l.jpg

八丈かぐま(ハチジョウカグマ)はシシガシラ科コモチシダ属の常緑多年草である。
本州の千葉県から沖縄にかけて分布するシダ植物である。
伊豆諸島や小笠原諸島にも分布する。
海外では、台湾、中国、フィリピンにも分布する。
「かぐま」というのはシダの古名だが、語源ははっきりしていない。
分類の仕方によっては子持ち羊歯(コモチシダ)の変種とされ、別名を台湾子持ち羊歯(タイワンコモチシダ)という。
大形で、葉の長さは2メートルに達する。
2回羽状複葉で、上部の羽片は葉軸にくっつく。
葉脈は網目をつくる。
胞子嚢(胞子をつくる場所)群は羽軸に接してつく。
葉の表面に新芽をたくさんつける。
属名の Woodwardia はイギリス人の植物学者「ウッドワード(T. J. Woodward,1745-1820)さん」の名からきている。
種小名の prolifera は「突起のある」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Woodwardia prolifera(=Woodwardia orientalis var. formosana)

★南国でぐんぐん育つ子持ち羊歯
 背丈を超える大きさになり

ハチジョウカグマ070923b-l.jpg

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アソシケシダ061105b-l.jpg

阿蘇湿気羊歯(アソシケシダ)はイワデンダ科オオシケシダ属の多年草である。
分類の仕方によってはメシダ科とされる。
日本固有種である。
九州の熊本県、大分県、宮崎県に分布し、山地の林の中に生えるシダ植物である。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
葉は三角状の卵形で、先は鋭く尖る。
葉は長さは30センチから50センチくらいで、羽状に中ほどまで裂ける。
仲間の中では葉の質が固く艶がある。
属名の Deparia はギリシャ語の「depas(受け皿)」からきている。
種小名の otomasui は自然科学者「乙益正隆さんの」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Deparia otomasui

★好きなのは湿り気のある木の下さ
 ぐんぐん伸びる阿蘇湿気羊歯は

アソシケシダ061105a-l.jpg

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プレクトランツス・ヌンムラリウス060115c-l.jpg

プレクトランツス・ヌンムラリウスはシソ科ヤマハッカ属の多年草である。
属名の読み方は「プレクトランサス」としている場合もある。
原産地は南アフリカである。
日本では観葉植物として普及している。
草丈は20センチくらいである。
匍匐性があり、茎を横に伸ばす。
葉は円形で、向かい合って生える(対生)
葉の質は分厚く、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は10月から11月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1センチくらいの紫色の小さな花を穂状につける。
花はよい香りがする。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
別名をスウェーデンアイビー(Sweden ivy)という。
属名の Plectranthus はギリシャ語の「plectron(距)+anthos(花)」からきている。距のある花の形から名づけられた。
種小名の nummularia は「硬貨形の」を意味する。
写真は1月に新宿御苑で撮った。
学名:Plectranthus nummularius

★ほんのりと香りさわやか紫の
 小花咲かせてヌンムラリウス

プレクトランツス・ヌンムラリウス060115b-l.jpg

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姫砥草(ヒメドクサ)

ヒメドクサ110710a-l.jpg

姫砥草(ヒメドクサ)はトクサ科トクサ属の常緑多年草である。
漢字では「姫木賊」とも書く。
北海道に分布し、山地の湿原や沼の近くなどに稀に生えるシダ植物である。
海外では、サハリン、シベリア、ヨーロッパ北部、北アメリカにも分布する。
環境省のレッドデータブックでは、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は10センチから20センチくらいである。
地下茎は短い。
茎は束になって生える(束生)。
茎は3ミリから6ミリくらいと細い。
黒ないし黒褐色の葉鞘(茎を鞘状に包むような形になった葉のつけ根)がつく。
また、長さ2、3ミリの胞子嚢穂は茎先につく。
属名の Equisetum はラテン語の「equus(馬)+saeta(刺毛)」からきている。細い枝を段々に輪生するスギナの形を馬の尾にたとえて名づけられた。
種小名の scirpoides は「ホタルイ属(Scirpus)に似た」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Equisetum scirpoides

★涼やかに背伸びしてみる姫砥草
 小さき故に愛しみ深く

ヒメドクサ110710b-l.jpg

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蕨繋ぎ(ワラビツナギ)

ワラビツナギ081005b-l.jpg

蕨繋ぎ(ワラビツナギ)はツルシダ科ワラビツナギ属の常緑多年草である。
鹿児島県の奄美大島から沖縄にかけて分布し、林の中の樹幹や岩上に生えるシダ植物である。
海外では、台湾、中国、東南アジア、太平洋諸島、オーストラリア、アフリカなどの熱帯地域に広く分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
根茎は長く這い、間をおいて葉をつける。
葉は羽状複葉で、縁には浅い波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の裏面には毛が生える。
胞子嚢(胞子をつくる場所)群は葉の縁近くにつく。
属名の Arthropteris はギリシャ語の「arthron(関節)+pteron(翼)」からきている。葉柄の基部の形状から名づけられた。
種小名の palisotii は人名由来である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Arthropteris palisotii

★熱帯にたくさんあると言うけれど
 やはり怖いね森林伐採

ワラビツナギ081005a-l.jpg

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フロリダイチイ081102a-l.jpg

フロリダ一位(フロリダイチイ)はイチイ科イチイ属の常緑小高木である。
学名のタクスス・フロリダナで表示するものもある。
原産地はアメリカ合衆国のフロリダ州である。
英名はフロリダジュー(Florida yew)である。
ジューは「一位」のことである。
分布域が限られていて、絶滅の惧れがある。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは絶滅危惧IA類(CR)に指定されている。
樹高は5メートルから7メートルくらいである。
よく枝分かれをし、枝は横に広がる。
葉は針状の線形で、羽状(鳥の羽のように左右に小葉が並ぶ)に密生する。
雌雄異株である。
開花時期は3月から4月くらいである。
花の色は黄褐色である。
結実時期は9月から10月くらいである。
実は多肉質で、赤い仮種皮が種子を覆う。
種子と葉は有毒で、実は食べられる。
属名の Taxus はギリシャ語の「taxos(ヨーロッパイチイ)」からきている。
種小名の floridana は「フロリダ産の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Taxus floridana

★温かいフロリダの地に一位あり
 不思議感じつ赤い実に触れ

フロリダイチイ081102d-l.jpg

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コビトホラシノブ081005a-l.jpg

小人洞忍(コビトホラシノブ)はホングウシダ科ホラシノブ属の常緑性多年草である。
鹿児島県の奄美大島固有種で、川沿いの岩上に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
根茎は匍匐する。
葉身は卵形ないし長卵形で、羽状複葉である。
細かく裂けた葉先が丸いのが特徴である。
和名の由来は、小型で洞窟に生える忍という意味だが、実際には山野に生える。
既知の群落は砕石のため消失し、絶滅した可能性もあると懸念されている。
属名の Sphenomeris はギリシャ語の「spheno(楔)+meris(部分)」からきている。小羽片が楔形になることから名づけられた。
種小名の minutula は「だいぶ小さい」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Sphenomeris minutula

★限られた土地に根づいた洞忍
 小人のように小さく育ち

コビトホラシノブ081005b-l.jpg

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ハチジョウカナワラビ081005c-l.jpg

八丈鉄蕨(ハチジョウカナワラビ)はオシダ科カナワラビ属の常緑多年草である。
伊豆諸島の固有種である。
八丈島に分布し、標高50メートルから160メートルの林の中に生えるシダ植物である。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
葉は幅の広い卵形で、3回羽状複葉である。
上部は矛状となる。
属名の Arachniodes はギリシャ語の「arachnion(クモの巣)+odes(形状をした)」からきている。
種小名の davalliaedormis は「シノブ属(Davallia)に関連した(dormisは不明)」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Arachniodes davalliaedormis

★調べてもほとんどデータはないけれど
 写真だけでも残しておこう

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クマヤブソテツ081005a-l.jpg

球磨藪蘇鉄(クマヤブソテツ)はオシダ科ヤブソテツ属の常緑多年草である。
熊本県に分布し、山地の林の中に生えるシダ植物である。
海外では、ヒマラヤなどにも分布する。
環境省のレッドデータリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
葉は長さ50センチくらいの長い楕円形で、羽状複葉である。
羽片(シダ植物では小葉にあたるものをこう呼ぶ)は三角形で先が尖る。
先につく羽片は大きい。
属名の Cyrtomium はギリシャ語の「cyrtoma(曲がり)」からきている。羽片が鎌形に曲がることから名づけられた。
種小名の macrophyllum は「大きな葉の」という意味である。
変種名の microindusium は「小さい包膜の」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Cyrtomium macrophyllum var. microindusium

★大きな葉いっぱいつけて元気よく
 球磨藪蘇鉄の茂る時待つ

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箱根羊歯(ハコネシダ)

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箱根羊歯(ハコネシダ)はホウライシダ科ホウライシダ属の常緑多年草である。
本州から九州にかけて分布し、湿った斜面や岩場に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、台湾などにも分布している。
小葉は質はやや硬く、三角状の倒卵形をしている。
上部の縁には不規則なぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の柄は紫褐色をしている。
胞子のう群は各小葉に1つつく。
和名の由来は、最初の標本が箱根で採集されたことによる。
全草を生薬で石長生(せきちょうせい)といい、利尿・通経・去痰などの薬効がある。
属名の Adiantum はギリシャ語の「a(無)+dianotos(濡れる)」からきている。雨を弾いて濡れない葉ということから名づけられた。
種小名の monochlamys は「花被が単一の」という意味である。
写真は10月に小石川植物園で撮った。
学名:Adiantum monochlamys

★美しい姿で風情抜群の
 箱根羊歯には薬効もあり

 

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クラガリシダ081005a-l.jpg

くらがり羊歯(クラガリシダ)はウラボシ科クラガリシダ属の常緑多年草である。
本州の静岡県から九州にかけて分布し、山地の林の中の樹幹や岩上に着生するシダ植物である。
海外では、台湾、中国、インドなどにも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
和名は、下呂市小坂町落合にある「くらがり」という地名に因む。
ここに生えるものは、岐阜県の天然記念物に指定されている。
根茎は短く這い、葉は接して出る。
葉身は長さ30センチから50センチくらいで細長い。
小葉は線形である。
胞子嚢(胞子をつくる場所)群は中肋の両側の溝につく。
属名の Drymotaenium はギリシャ語の「drymos(森)+tainia(紐)」からきている。樹上に着生して長い紐状の葉を垂れ下げることから名づけられた。
種小名の miyoshianum は植物学者「三好学さんの」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Drymotaenium miyoshianum

★めずらしい名前の由来紐解いて
 地名と知ってため息漏れて

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鬼豆蔦(オニマメヅタ)

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鬼豆蔦(オニマメヅタ)はウラボシ科マメヅタ属の多年草である。
樹木や岩に茎を這わせて着生するシダ植物である。
鹿児島県の屋久島と島根県で発見されている。
両者は異なる可能性も指摘されている。
海外では、中国にも分布する。
環境省のレッドデータリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
茎は細く這って伸び、丸くて先の尖った葉を疎らにつける。
葉には栄養葉と胞子葉の2つがある。
栄養葉は肉厚で丸い。
胞子葉は細長いが、マメヅタ属の仲間と比べると幅が広い。
胞子葉の裏面には胞子嚢群と呼ばれるものが2列に点々と並ぶ。
属名の Lemmaphyllum はギリシャ語の「lemma(皮)+phyllon(葉)」からきている。葉が皮質で乾いていることから名づけられた。
種小名の pyriforme は「ナシ属のような形の」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Lemmaphyllum pyriforme

★シダだけど蔓を這わせて葉をつける
 鬼豆蔦の不思議な姿

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パニクム・ビルガツム

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パニクム・ビルガツムはイネ科パニクム属(キビ属)の多年草である。
属名の読み方は「パニカム」とするものもある。
種小名の読み方は「ウィルガツム」や「ヴィルガツム」とするものもある。
原産地は北アメリカである。
プレーリーの中心になる植物の1つで、牧草とされる。
また、いろいろな園芸品種も作られて花材とされている。
草丈は1メートルから2メートルである。
根茎は横に這う。
茎は直立をし、中空である。
葉は帯状である。
開花時期は7月から11月くらいである。
茎先にほうき状に広がる花穂をつける。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
属名の Panicum はラテン語の「panus(キビの穂)」からきている。
種小名の virgatum は「枝のある」という意味である。
写真は11月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Panicum virgatum

★牧草もアレンジすれば絵になると
 感心したり首ひねったり

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エンシュウハグマ081011b-l.jpg

遠州白熊(エンシュウハグマ)はキク科モミジハグマ属の多年草である。
日本固有種である。
静岡県、愛知県、三重県、岐阜県、長野県に分布し、山地の林の中に生える。
草丈は30センチくらいである。
根際から生える葉は手のひら状に深く切れ込む。
開花時期は9月から10月である。
茎先に淡い紅色を帯びた白い花(頭花)を穂状につける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
「白熊」はヤクの尾の毛のことで、実に生える冠毛をこれに見立てたのが名の由来である。
「白熊」は僧侶の使う払子(ほっす)などに用いられたものである。
属名の Ainsliaea は18世紀から19世紀のイギリス人で東インド会社の外科医だった「エインズリー(Whitelaw Ainslie)さん」の名からきている。
種小名の dissecta は「多裂した」という意味である。
写真は10月に川口市立グリーンセンターの山野草展で撮った。
学名:Ainsliaea dissecta

★不思議なる花の姿に不思議な名
 めぐり合いたる遠州白熊

エンシュウハグマ081011a-l.jpg

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オスモキシロン・リネアレ

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オスモキシロン・リネアレはウコギ科オスモキシロン属の常緑低木である。
原産地はフィリピン、マレーシアである。
日本では観葉植物とされる。
樹高1メートルから2メートルである。
葉は手のひら状に5つに裂け、小葉は剣状である。
開花時期は秋から冬である。
茎先に散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、茶色の花をつける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名の Osmoxylon はギリシャ語の「osme(香り)+xylon(材)」からきている。
種小名の lineare は「線状の」という意味である。
品種名の Variegata は「斑入りの」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
葉に黄色い斑の入る園芸品種のようだが、模様ははっきりしない。
学名:Osmoxylon lineare 'Variegata'

★見るからに不思議な姿にジャングルを
 思い描きつオスモキシロン

オスモキシロン・リネアレ090928b-l.jpg

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オオミムラサキコケモモ061021a-l.jpg

大実紫苔桃(オオミムラサキコケモモ)はキキョウ科プラティア属の多年草である。
原産地は台湾、中国、マレーシア、ニュージーランドなどである。
標準和名はサクラダソウという。
漢字でどう書くかは確認できていない。
流通名を笑窪草(エクボソウ)ともいう。
匍匐性がある。
茎の長さは10センチから60センチくらいになる。
葉は円心形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から7月くらいである。
白色ないし淡い紫色をした溝隠(ミゾカクシ)に似た花をつける。
花の後につく実は直径1センチくらいの球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、赤紫色に熟する。
実の鑑賞期は7月から10月である。
パープルクランベリーの名でも流通しているが、ツツジ科のクランベリーとは異なり食用にはならない。
なお、ネットでは流通業者を中心として本種と笑窪草(エクボソウ)を別種とする見方が多いが、YListではシノニムとしている。
属名の Pratia は19世紀のフランス人の海軍士官「プラベルノン(Charles L. Prat-Bernon)さん」の名からきている。
種小名の nummularia は「硬貨形の」という意味である。
写真は10月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Pratia nummularia(=Lobelia angulata)

★食べられぬ実にはあれども美しく
 花も可憐と人に好かれて

オオミムラサキコケモモ061021b-l.jpg

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フロミス・アルメニアカ

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フロミス・アルメニアカはシソ科オオキセワタ属の多年草である。
同属は100種くらいある。
本種の原産地はトルコのアルメニア地方である。
草丈は60センチから120センチくらいである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は秋である。
10数輪の淡い紅紫色の筒状花が葉の脇に数段輪生状につく。
花の先は唇形に裂けている。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、2つのブロックからなる。
属名の Phlomis はギリシャ語の「phlogos(火炎)」からきている。
種小名の armeniaca は「アルメニアの」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Phlomis armeniaca

★トルコよりやって来たのかこの花は
 調べてみても由来も知れず

フロミス・アルメニアカ090928b-l.jpg

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オオミノツルコケモモ071020b-l.jpg

大実の蔓苔桃(オオミノツルコケモモ) はツツジ科スノキ属の常緑小低木である。
原産地は北アメリカの北東部で、湿地帯に生える。
別名をアメリカンクランベリー(American cranberry)といい、ジャムやジュースなどに利用される。
ネイティブ・アメリカンは整腸薬や壊血病の予防に用いてきたという。
樹高は10センチから20センチくらいである。
匍匐性がある。
葉は厚くて細長い楕円形である。
開花時期は6月から8月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い紅色の花を咲かせる。
花の後にできる実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、8月から10月ころに赤く熟する。
属名の Vaccinium はラテン語の「vaccinus(牝牛の)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の macrocarpon は「大きな果実の」という意味である。
写真は10月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Vaccinium macrocarpon

★ぶら下がる赤い実ずんと重たそう
 長い名前に頬を緩めて

オオミノツルコケモモ071020a-l.jpg

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ブルンスビギア・オリエンタリス090928a-l.jpg

ブルンスビギア・オリエンタリスはヒガンバナ科ブルンスビギア属の多年草である。
同属は約20種あり、大部分が南アフリカに分布する。
本種の原産地は南アフリカのケープ地方である。
草丈は50センチくらいである。
多肉植物である。
葉は楕円形で地面を這う。
開花時期は秋で、花の色は赤い。
属名の Brunsvigia はドイツのブランズウィック公(Duke of Brunswick)「フェルディナント(Karl Wilhelm Ferdinand)さん」の名からきている。
種小名の orientalis は「東方の(中近東の)」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Brunsvigia orientalis

★謎多き花の姿の一端に
 触れてにんまりここは異国か

ブルンスビギア・オリエンタリス090928b-l.jpg

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一位(イチイ)

イチイ実051001a-l.jpg

毒あれどつい口にせし一位の実

一位(イチイ)はイチイ科イチイ属の常緑高木である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布する。
特に北海道や東北では群生地が見られる。
また、庭木や生け垣として利用される。
海外では、朝鮮半島、中国東北部、ロシア沿海部、サハリンなどにも分布する。
樹高は15メートルから25メートルくらいになる。
和名の由来は、かつて「正一位」「従一位」の高官の持つ笏に用いられたことからこの名がついたとされる。
アイヌ語ではオンコという。
また、短歌や俳句では「あららぎ」と呼ばれる。
葉は針状の線形で、羽状(鳥の羽のように左右に小葉が並ぶ)に密生する。
開花時期は3月から4月である。
雌雄異株で、黄褐色の花をつける。
雌花は9月から10月に色づいて、厚みのある赤い仮種皮が種子を覆う。
仮種皮は赤い多肉質で甘い。
実は食べられるが種子は有毒である。
葉を乾燥したものを生薬で一位葉(いちいよう)といい、利尿、通径薬などに用いる。
木目がまっすぐ通り緻密で光沢があるので、材は彫刻材、床柱、細工物などに用いられる。
また、世界各地で弓の材料として用いられていたようである。
俳句では「一位」が夏の季語、「一位の実」が秋の季語である。
属名の Taxus はギリシャ語の「taxos(ヨーロッパイチイ)」からきている。
種小名の cuspidata は「急に尖った」という意味である。
写真は10月に野田市の清水公園で撮った。
学名:Taxus cuspidata

★オンコの実つまんで食べた幼き日
 記憶の底よりふと甦り
☆位山笏(しゃく)を造りて名をもらい
 今に至るは実を結びつつ

イチイ実051001b-l.jpg

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柿(カキ)

カキ060527a-l.jpg

目を凝らし探す梢に柿の花

柿(カキ)はカキノキ科カキノキ属の落葉高木である。
植物としての和名は柿の木(カキノキ)である。
奈良時代に中国から渡来したという説が有力である。
国内の栽培は、北海道と沖縄を除く全県で行われている。
東アジアに固有の果物で、中国、日本、韓国の三か国で9割以上を生産しているという。
樹高は5メートルから15メートルである。
葉には柄があり、互い違いに生える。
葉の形は楕円形や卵形などがある。
開花時期は5月から6月である。
雌雄同株である。
花の形には壺状、筒状、盆状などがある。
萼には毛が生えており、3つから7つに裂ける。
花の色は初めは黄白色だが、3日くらい経つと茶褐色に変色し、1週間くらい経つとそのまま落下する。
花の後に萼が成長する。
実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
秋に熟して橙色になる。
甘柿と渋柿があり、渋柿は干し柿などにする。
材は机、箱、額縁などの材料となる。
葉には殺菌作用があり、柿の葉寿司などに用いられる。
また、茶の代わりに飲むこともある。
俳句では、「柿の花」が夏の季語、「柿」が秋の季語である。
属名の Diospyros はギリシャ語の「Dios(ジュピター)+pyros(穀物)」からきている。おいしい果実を「神の食べ物」として称え名づけた。
種小名の kaki は日本語の「柿」のことである。
写真は5月に赤塚植物園で撮った。
下の写真は10月に三郷市で撮った。
学名: Diospyros kaki

★地味なりに風情醸して柿の花
 短き命風に晒して

カキ121010a-l.jpg

カキ121010b-l.jpg

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サルビア・グルティノサ

サルビア・グルティノサ090928a-l.jpg

サルビア・グルティノサはシソ科アキギリ属の多年草である。
種小名の読み方は「グルチノサ」とするものもある。
原産地はヨーロッパの中部から西アジアにかけてである。
英名はジュピターズ・ディスタフ(Jupiter's distaff)である。
ディスタフは「糸巻き棒」を意味する。
草丈は40センチから70センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉には細かい切れ込みが入る。
開花時期は6月から9月くらいである。
花の色は黄色く、甘い香りがする。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の glutinosa は「ねばついた」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Salvia glutinosa

★いろいろなサルビアの花見たけれど
 黄色い花はめずらしいよね

サルビア・グルティノサ090928b-l.jpg

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細葉紺菊(ホソバコンギク)

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細葉紺菊(ホソバコンギク)はキク科シオン属の多年草である。
日本固有種である。
本州の神奈川県から九州にかけて分布し、川岸などに生える。
分類上は、野紺菊(ノコンギク)の変種とされている。
草丈は30センチから100センチくらいである。
茎は直立し、上部で枝分かれをする。
葉は披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖り、縁には疎らにぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の両面に短い毛が生えている。
開花時期は8月から11月くらいである。
枝分かれをした先に1つずつ、淡い紫色の花(頭花)をつける。
花径は20ミリから25ミリくらいである。
舌状花は1列に並び、真ん中に黄色い筒状花がある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Aster はギリシャ語の「aster(星)」からきている。頭花が放射状をなすことから名づけられた。
種小名の microcephalus は「小さい頭の」という意味である。
変種名の angustifolius は「細葉の」という意味である。
写真は10月に六甲高山植物園で撮った。
学名:Aster microcephalus var. angustifolius

★河原には河原に向いた花育つ
 流れのままに細葉紺菊

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大鼬羊歯(オオイタチシダ)

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大鼬羊歯(オオイタチシダ)はオシダ科オシダ属の常緑多年草である。
本州の東北地方南部から沖縄にかけて分布し、低山や山地の林の縁に生える。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。
草丈は50センチから120センチくらいである。
3回羽状複葉である。
葉の質は硬い紙質で、艶のある濃い緑色をしている。
羽片の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
胞子嚢(胞子をつく場所)群は小形で、中肋と縁との中間ないしやや縁寄りにつく。
属名の Dryopteris はギリシャ語の「dry(樫)+pteris(羊歯)」からきている。樫の木に着生するということから名づけられた。
種小名の pacifica は「太平洋の」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Dryopteris pacifica

★この名前どこかで聞いた記憶ある
 艶っぽいんだ大鼬羊歯

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小鮒草(コブナグサ)

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小鮒草(コブナグサ)はイネ科コブナグサ属の一年草である。
漢字では「小舟草」とも書く。
北海道から沖縄にかけて分布し、湿った草地や休耕田などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国などにも分布する。
和名の由来は、葉の形を「小鮒」ないし「小舟」に見立てたものである。
草丈は20センチから50センチくらいである。
茎には節があり、そこから根を下ろして地を這う。
節には毛が多い。
葉は細めの卵形で、先は尖る。
葉のつけ根は心形で茎を抱き、葉鞘(茎を鞘状に包むような形になった葉のつけ根)につながる。
葉の縁は大きく波打っている。
葉の縁や葉鞘には長めの毛が生えている。
開花時期は9月から11月である。
茎先や葉の脇から枝分かれをして、小穂が列になってつく。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
なお、八丈島ではこの草を刈安(カリヤス)と呼んで「黄八丈」の原料とする。
しかし、刈安(カリヤス)というススキ属の植物も別にあるので紛らわしい(学名:Miscanthus tinctorius)。
小鮒草(コブナグサ)を刈安(カリヤス)と呼ぶのは八丈島だけだそうである。
属名の Arthraxon はギリシャ語の「arthron(関節)+axon(軸)」からきている。花軸に関節のあることから名づけられた。
種小名の hispidus は「剛毛のある」という意味である。
写真は9月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Arthraxon hispidus

★地味だけど役に立つんだ小鮒草
 知っているかい黄八丈を

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糸薄(イトススキ)

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銀の穂で何を隠すや糸薄

糸薄(イトススキ)はイネ科ススキ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、日当たりのよい山地や海岸近くなどに生える。
また、鑑賞用として庭に植える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国などにも分布する。
分類上は、薄(ススキ)の品種の1つとされている。
葉が糸のように細いことが和名の由来である。
草丈は60センチから120センチくらいである。
葉は根際や茎からたくさん出て、線形で細長い。
開花時期は9月から10月である。
枝分かれした枝に、隙間なく小穂が密生する。
小穂の先から細長い刺が伸び、鉤のように曲がっている。
これを芒(のぎ)といい、ススキの仲間の特徴である。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
俳句では「薄」が秋の季語である。
属名の Miscanthus はギリシャ語の「mischos(小花柄)+anthos(花)」からきている。
種小名の sinensis は「中国の」という意味である。
品種名の gracillimus は「非常に細長い」という意味である。
写真は10月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Miscanthus sinensis f. gracillimus

★銀の穂で何を隠すや糸薄
 朧の影はうごめくように
☆糸薄穂を実らせてふわふわと
 秋の風情もさらには増して

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紐蘭(ヒモラン)

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紐蘭(ヒモラン)はヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属の常緑多年草である。
本州の神奈川県から沖縄にかけて分布し、林の中の樹幹や岩の上に着生するシダ植物である。
海外では、韓国の済州島、台湾、中国などにも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は20センチから40センチくらいである。
茎は細く紐状となり、二股状に枝分かれをする。
葉は鱗片状で、長さ2ミリ以下と小さい。
胞子嚢(胞子をつくる場所)は葉の脇につく。
属名の Lycopodium はギリシャ語の「lycos(オオカミ)+podion(足)」からきている。鱗片状の葉が密生した茎が狼の足に似ていることから名づけられた。
種小名の sieboldii はドイツ人で日本植物の研究者「シーボルト(P. F. von Siebold)さんの」という意味である。
写真は10月につくば植物園の絶滅危惧植物展で撮った。
学名:Lycopodium sieboldii

★その姿まるで紐だね紐蘭は
 採集されて今や幻

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キリシマノガリヤス061112c-l.jpg

霧島野刈安(キリシマノガリヤス)はイネ科ノガリヤス属の多年草である。
日本固有種である。
九州に分布し、火山性ガスの影響を受ける荒れ地や礫地に生える。
熊本県、宮崎県、鹿児島県で絶滅危惧種に指定されている。
また、伊豆七島にも分布する。
草丈は20センチから60センチくらいである。
葉は線形で、やや硬い。
開花時期は8月から10月である。
茎先に疎らな円錘状の花穂を直立させる。
花の色は緑色で、熟すと淡い褐色になる。
「野刈安」は野に生える刈り取りやすい草ということで、「霧島」で見られるというのが和名の由来である。
ノガリヤスの仲間は変異が多く、種類も多い。
属名の Calamagrostis はギリシャ語の「calamos(アシ)+Agrostis(コヌカグサ属)」からきている。
種小名の autumnalis は「秋咲きの」という意味である。
写真は11月に小石川植物園で撮った。
学名:Calamagrostis autumnalis

★咲き場所はここと定めて育ちゆく
 荒れた土地にも負けることなく

キリシマノガリヤス061112a-l.jpg

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フイリダンチク071021a-l.jpg

斑入り暖竹(フイリダンチク)はイネ科ダンチク属の多年草である。
斑入りの西洋暖竹(フイリノセイヨウダンチク)などの別名がある。
日本にも自生する暖竹(ダンチク)の園芸品種である。
日本へはヨーロッパから入ってきた。
草丈は1メートルから3メートルくらいである。
葉は長さが30センチから70センチくらいある大きな線形で、互い違いに生える(互生)。
葉のつけ根の部分は鞘状となる。
本種の特徴は、葉に数本の白いはっきりした縦筋の斑が入ることである。
開花時期は8月から10月である。
円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を直立させ、紅紫色を帯びた緑色の花をつける。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
属名の Arundo はラテン語のアシの古代名からきている。
種小名の donax は「アシの笛」という意味である。
品種名の Versicolor は「斑入りの」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Arundo donax 'Versicolor'

★大型の草に驚き目をやれば
 きれいな縞の模様が見えて

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フウリンガマズミ091010a-l.jpg

風鈴莢迷(フウリンガマズミ)はスイカズラ科ガマズミ属の常緑低木である。
漢字では「迷」の文字にはクサカンムリが必要だが、ここでは便宜的に用いる。
原産地は中国で、中南部に分布する。
学名からビブルヌム・セティゲルムの名で表示する場合もある。
樹高は1メートルから3メートルである。
よく枝分かれをし、枝は枝垂れる。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は4月から5月である。
枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、小さな白い花をつける。
花は合弁花で、先が5つに裂ける。
9月から10月ころに卵形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)が赤く熟して垂れ下がる。
日本に分布する莢迷(ガマズミ)の実は上向きにつくが、それが垂れ下がる様子を「風鈴」に見立てた。
属名の Viburnum はこの属1種のラテン古名だが意味はわかっていない。
種小名の setigerum は「剛毛のある」という意味である。
写真は10月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
花の写真は4月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Viburnum setigerum

★垂れ下がる赤い実とても可愛いね
 大陸育ちの風鈴莢迷

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コシガヤホシクサ081005a-l.jpg

越谷星草(コシガヤホシクサ)はホシクサ科ホシクサ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の関東地方(埼玉県と茨城県)に分布し、湿地に生えていた。
環境省のレッドリスト(2007)では、野生絶滅(EW) とされている。
現在、つくば植物園で野生に戻すための研究保全活動が環境省と共同で行われている。
茎は水中で30センチから40センチに伸びて水面に出る。
水面上に出る草丈は5センチから8センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
花茎には8から10の稜がある。
開花時期は9月から10月である。
雄花と雌花がある。
花茎は直立し、先に花径6、7ミリの頭状花序をつける。
雄花は3枚の萼片が合体し、葯(雄しべの花粉を入れる袋)は白い。
雌花も3枚の萼片が合体する。
花序のつけ根の部分には総苞片(花序全体を包む葉の変形したもの)がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Eriocaulon はギリシャ語の「erion(軟毛)+caulos(茎)」からきている。基準となった種の花茎のつけ根の部分に軟毛があったことから名づけられた。
種小名の heleocharioides は「ハリイ属(Heleocharis)のような」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Eriocaulon heleocharioides

★野生では絶滅をした草の根と
 知れば労苦の深さいかほど

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ブニの木(ブニノキ)

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ブニの木(ブニノキ)はトウダイグサ科ヤマヒハツ属の常緑高木である。
原産地はフィリピン、インドネシア、マレーシア、インド、スリランカ、オーストラリアなどである。
別名を南洋五味子(ナンヨウゴミシ)という。
英名はビグネイ(bignay)である。
樹高は5メートルから30メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には艶がある。
開花時期はほぼ周年である。
雌雄異株である。
枝先や葉の脇に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花弁のない花をつける。
花には強烈な臭いがある。
実は直径1センチくらいの球形で、白から赤紫色に熟する。
実は生食されるほか、ジャムやゼリーなどに加工される。
属名の Antidesma はギリシャ語の「anti(対する)+desmos(帯)」からきている。
種小名の bunius はマレーシアの現地語(buni)からきている。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Antidesma bunius

★グミに似た小さな赤い実どんな味
 食べてみたいな陽射しの下で

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ジャカランダ・ミモシフォリア090927a-l.jpg

ジャカランダ・ミモシフォリアはノウゼンカズラ科キリモドキ属の常緑高木である。
原産地は南アメリカで、ボリビア、ブラジル、アルゼンチンなどに分布する。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは絶滅危惧II類(VU)に指定されている。
和名は桐擬き(キリモドキ)という。
移民した人々がつけた名だという。
別名を紫雲木(シウンボク)ともいう。
自生地では街路樹ともされる。
樹高は5メートルから15メートルくらいである。
葉は2回羽状複葉で、向かい合って生える(対生)。
自生地での開花時期は5月から6月である。
乾期の終わりに開花する。
温帯では明確なサインがないため花つきが悪いそうだ。
撮影地では9月から10月くらいに開花するという。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青紫色をした筒状の花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Jacaranda はブラジルでの呼び名からきている。
種小名の mimosifolia は「オジキソウ属(Mimosa)のような葉の」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Jacaranda mimosifolia

★花房がぽつんと一つ桐擬き
 寒くはないか熱帯の花

ジャカランダ・ミモシフォリア090927b-l.jpg

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タカクマヒキオコシ050918b-l.jpg

高隈引起し(タカクマヒキオコシ)はシソ科ヤマハッカ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の関東地方から九州にかけて太平洋岸に分布し、山地の木陰などに生える。
草丈は40センチから80センチくらいである。
茎の断面は四角形で、下向きの毛が生えている。
葉は幅の広い披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖っており、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は9月から10月である。
疎らな総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、長さ1センチくらいの青紫色をした筒状の花をつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
和名の由来は、鹿児島県の高隈山で発見されたことからきている。
分類上は、深山引起し(ミヤマヒキオコシ)の変種とされている。
属名の Plectranthus はギリシャ語の「plectron(距)+anthos(花)」からきている。距のある花の形から名づけられた。
種小名の shikokianus は「四国の」という意味である。
変種名の intemedius は「中くらいの大きさの」という意味である。
写真は9月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Plectranthus shikokianus var. intemedius

★山陰に紫の筒ふさふさと
 風に揺らした可憐な姿

タカクマヒキオコシ050918a-l.jpg

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マンデビラ・インマクラタ

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マンデビラ・インマクラタはキョウチクトウ科チリソケイ属(マンデビラ属)の蔓性多年草である。
原産地はブラジルである。
草丈は1メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には艶がある。
開花時期は5月から10月くらいである。
花径は8センチくらいあり、花の色は白からピンクである。
花冠は先で5つに裂け、裂片の先は少しねじれる。
花の真ん中は黄橙色になる。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Mandevilla は18世紀のイギリス人の外交官で造園家の「マンデビル(H. J. Mandeville)さん」の名からきている。
種小名の immaculata は「斑点のない」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Mandevilla immaculata

★南米を故郷とするマンデビラ
 ふんわり咲けば心も和み

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マンデビラ・インマクラタ090928c-l.jpg

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スキザンツス・カンディドス

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スキザンツス・カンディドスはナス科スキザンツス属(コチョウソウ属)の一年草である。
属名の読み方は「シザンサス」とするものもある。
この属の原産地はチリだが、ヨーロッパで作出された園芸品種がシザンサスの名で流通している。
また、同属のスキザンツス・ピンナツス(Schizanthus pinnatus)に胡蝶草(コチョウソウ)の和名がある。
本種の原産地もチリで、標高500メートルから2000メートルの山地の林の中に生える。
草丈は60センチから90センチくらいである。
茎はよく枝分かれをする。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は夏から秋である。
花径3、4センチの白い蝶形の花をつける。
花冠の先は細かく裂ける。
属名の Schizanthus はギリシャ語の「schizo(裂ける)+anthos(花)」からきている。
種小名の candidus は「純白の」という意味である。
写真は10月に神代植物公園で撮った。
学名:Schizanthus candidus

★蘭の花思わすような咲き方に
 見とれてしまう世の中広い

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スミレイワギリソウ081011a-l.jpg

菫岩桐草(スミレイワギリソウ)はイワタバコ科ペトロコスメア属の多年草である。
原産地は中国である。
雲南省西北部から四川省西南部にかけて分布し、3000メートル級の高山に生える。
菫(スミレ)に似た花とセントポーリアに似た葉を持ち、栽培も容易で人気が高まっている。
学名のペトロコスメア・フラッキダの名でも流通している。
草丈は5センチから15センチくらいである。
葉は広い卵形である。
茎や葉の裏表に粗毛が目立つ。
開花時期は9月から10月である。
花の色は青紫色である。
花冠は唇形に裂け、上唇は2つに、下唇は3つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Petrocosmea はギリシャ語の「petro(岩)+kosmein(飾る)」からきている。
種小名の flaccida は「ふにゃふにゃした」という意味である。
写真は10月に川口市立グリーンセンターの山野草展で撮った。
学名:Petrocosmea flaccida

★遥々と高い山からやって来て
 涼を伝えるフラッキダの花

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ハオルチア・リデリアナ

ハオルチア・リデリアナ090928a-l.jpg

ハオルチア・リデリアナはユリ科ハオルチア属の常緑多年草である。
分類体系によってはアロエ科とされる。
属名の読み方には「ハワーシア」、「ハオルシア」などがある。
南アフリカのケープ地方に分布する多肉植物である。
草丈は20センチくらいである。
葉は卵形で地面にへばりつく。
開花時期は秋から冬である。
花茎を伸ばし、小さな筒状の花をつける。
花は白地に淡い茶色の縦縞が入るが、小さくて目立たない。
園芸名は寿宴殿や朝歌という。読み方ははっきりしない。
属名の Haworthia は18世紀から19世紀のイギリス人の植物学者「ハース(A. H. Haworth)さん」の名からきている。
種小名の ryderiana は20世紀のイギリス人の植物収集家「ライダー(E. F. Ryder)さんの」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Haworthia ryderiana

★地面から花茎伸ばしハオルチア
 微風に靡き揺らり揺ら揺ら

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姫蓼(ヒメタデ)

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姫蓼(ヒメタデ)はタデ科イヌタデ属の一年草である。
北海道から九州にかけて分布し、草地や川岸などに生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
海外では、朝鮮半島、中国の東北部に分布する。
草丈は10センチから30センチくらいである。
地面に沿ってびっしりと生える。
葉は幅の狭い披針形ないし線形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から10月くらいである。
花穂の色は赤褐色で、やや密生する。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Persicaria はラテン語の「persica(モモ)」からきている。この属の植物の葉がモモの葉に似ていることから名づけられた。
種小名の erectominor は「直立したより小さい」という意味である。
写真は10月に川口市立グリーンセンターの山野草展で撮った。
学名:Persicaria erectominor

★犬蓼とどこが違っているのかな
 小さな花穂じろじろと見て

ヒメタデ081011c-l.jpg

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チョウセンノギク070930e-l.jpg

朝鮮野菊(チョウセンノギク)はキク科キク属の多年草である。
長崎県の平戸、壱岐、対馬などに分布し、海岸に近い岩場に生える。
海外では、朝鮮半島や中国などにも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
分類上は、岩菊(イワギク)の変種とされている。
基本種と比べると、葉の切れ込みが浅くて、裂片の幅が広いのが特徴である。
草丈は10センチから30センチくらいである。
茎は直立をし、上部で枝分かれをする。
根際から生える葉には柄があり、ロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
茎につく葉は互い違いに生える(互生)。
葉の形は卵形で、手のひら状に浅く裂ける。
開花時期は10月から11月である。
花径5センチから7センチくらいの白い花(頭花)を茎先に1つずつつける。
花の真ん中は黄色い筒状花で、周りに白い舌状花が並ぶ。
舌状花は咲き進むと紅色を帯びるものもある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
栽培菊の原種の1つとされている。
属名の Chrysanthemum はギリシャ語の「chrysos(黄金色)+anthemon(花)」からきている。
種小名の zawadskii は19世紀のポーランド人の自然科学者「ザワツキー(A. Zawadski)さんの」という意味である。
変種名の latilobum は「広い裂片のある」という意味である。
写真は9月に日光植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum zawadskii var. latilobum

★少しだけ葉っぱの形違うけど
 花は生き生き朝鮮野菊

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コリトプレクツス・スペキオスス090928a-l.jpg

コリトプレクツス・スペキオススはイワタバコ科コリトプレクツス属の多年草である。
原産地はエクアドル、ペルー、チリなどである。
草丈は30センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉はビロード状の暗い緑色で、葉脈に沿って淡い色の斑が入る。
開花時期は秋である。
萼の色は赤く、花は筒状で鮮やかな黄色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で黒く熟する。
属名の Corytoplectus はギリシャ語の「korytos(ヘルメット)+plectos(襞のある)」からきている。萼片の形から名づけられた。
種小名の speciosus は「華やかな」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Corytoplectus speciosus

★調べてもデータの少ない花だけど
 変化に富んでとてもカラフル

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ステビア

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ステビアはキク科ステビア属の多年草である。
原産地は南アメリカのパラグアイである。
16世紀ころから甘味料として使用されてきたという。
日本へは1971年に導入され、甘味料として栽培されている。
草丈は50センチから100センチくらいである。
葉はやや先の尖った楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は9月から11月である。
小さく白い花(頭花)が群がって咲く。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
低カロリー食品で、糖尿病患者用の食品の甘味料として広く利用されている。
属名の Stevia はスペインの植物学者「エステベ(P. J. Esteve)さん」の名にからきている。
種小名の rebaudiana はパラグアイの薬剤師「レバウディ(Ovidio Rebaudi)さんの」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Stevia rebaudiana

★虫たちを群がるように寄せ集め
 ステビアの花賑わい咲いて

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ツルクビカボチャ090928a-l.jpg

鶴首南瓜(ツルクビカボチャ)はウリ科カボチャ属の蔓性一年草である。
南瓜(カボチャ)の原産地はメキシコ南部から中央アジアにかけた一帯である。
その中でも日本南瓜(ニホンカボチャ)といわれるものの品種の1つである。
九州や京都でわずかに栽培されている。
別名を糸瓜南瓜(ヘチマカボチャ)といい、京都のものは九条南瓜(クジョウカボチャ)と呼ばれる。
蔓は五角形で全体に毛がある。
葉は心臓形で浅く5つに裂け、長い柄がある。
開花時期は6月から8月である。
雌雄同株で雄花と雌花がある。
いずれも黄色い大きな花である。
秋になる実の形は鶴首状である。
果皮の色はベージュから緑色、果肉は鮮やかな橙色である。
粘質で、甘みがあっておいしい。
属名の Cucurbita はラテン語の「cucumis(ウリ)+orbis(円形)」からきている。ヒョウタンの古代ラテン名を転用したものである。
種小名の moschata は「麝香の香りのする」という意味である。
変種名の lufiiformis は「ヘチマ属(Luffa)のような形の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Cucurbita moschata var. lufiiformis

★鶴首の名前がどこか床しいね
 胡瓜のような形だけれど

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トラデスカンティア・シラモンタナ071008a-l.jpg

トラデスカンティア・シラモンタナはツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草である。
原産地はメキシコで、乾燥地に生える。
流通名は白雪姫(シラユキヒメ)という。
草丈は10センチから30センチくらいである。
匍匐性があり、地を這って広がる。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は多肉質で、茎や葉には白い軟毛が生える。
開花時期は周年である。
日本では9月から10月くらいに咲く。
茎先に淡い紅色の花をつける。
花弁と萼片は3枚である。
雄しべは6本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Tradescantia はイギリスの庭師「トラデスカントさん(J. Tradescant)」の名にちなむ。
種小名の sillamontana は「(メキシコのモンテレーの)シラー山(Cerro de la Silla)の」という意味である。
写真は10月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Tradescantia sillamontana

★花だけを見れば見慣れた姿だが
 肉厚の葉に漏れるため息

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サルビア・ファリナケア

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サルビア・ファリナケアはシソ科アキギリ属の多年草である。
種小名の読み方は「ファリナセア」とするものもある。
原産地はアメリカのテキサス州とメキシコである。
英名はメアリーセージ(mealy sage)である。
「粉を帯びたセージ」ということである。
セージ(sage)はサルビアの英名である。
日本へは昭和時代の初期に渡来した。
ブルーサルビアという流通名がある。
草丈は60センチから80センチくらいである。
茎は白粉を帯びる。
葉は細長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6月から11月である。
花序の長さは30センチから40センチで、青ないし青紫色をした筒状の花をつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の farinacea は「粉質の」という意味である。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Salvia farinacea

★粉を吹く茎と花穂の色合いが
 コントラストなすブルーサルビア

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ジュンパクニガウリ090928a-l.jpg

純白苦瓜(ジュンパクニガウリ)はウリ科ツルレイシ属の蔓性一年草である。
蔓茘枝(ツルレイシ)の仲間で、果実の色が白いのが特徴である。
蔓茘枝(ツルレイシ)は別名を苦瓜(ニガウリ)という。
原産地は熱帯アジアである。
日本でも沖縄などで観賞用としして、また食用として栽培される。
蔓の長さは4メートルから5メートルになる。
葉は手のひら状に深く裂ける。
開花時期は7月から9月である。
葉の脇に黄色い花をつける。
花冠は5つに裂けて横に開く。
花の後にできる実は長さが20センチくらいあり、重さは200グラムから300グラムある。
疣は丸く尖りはない。
野菜とされ、苦味は少ない。
属名の Momordica はラテン語の「mordeo (かじる)」からきている。種子にかじったような不規則な突起があることから名づけられた。
種小名の charantia はツルレイシのインド名からきている。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Momordica charantia

★色白で疣も尖らぬその姿
 どこに消えたか荒々しさは

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唐胡麻(トウゴマ)

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唐胡麻(トウゴマ)はトウダイグサ科トウゴマ属の多年草である。
ただし、温帯では一年草として扱われる。
原産地は東アフリカである。
日本へは古い時代に中国を経由して渡来した。
油用植物として利用され、種からとれる蓖麻子油(ひましあぶら)は下剤や印刷インキなどに使われる。
ただし種は猛毒でもあるので注意が必要である。
草丈は2メートルから3メートルにもなる。
茎は中空である。
葉は手のひら状に裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8月から10月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花序の上部に雌花、下部に雄花がつく。
花の色は黄緑色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
熟すと緑色から褐色になる。
実の色は赤いものもある。
別名を蓖麻(ヒマ)という。
属名の Ricinus はラテン語の「Ricinus(船ジラミ)」からきている。種子の形が似ているということから名づけられた。
種小名の communis は「普通の」という意味である。
写真は8月に小石川植物園で撮った。
学名:Ricinus communis

★どう見てもグロテスクだがそれなりに
 役に立つのだ唐胡麻の実は

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フウセントウワタ061007a-l.jpg

風船唐綿(フウセントウワタ)はガガイモ科フウセントウワタ属の常緑低木である。
園芸的には一年草として扱われる。
原産地は南アフリカである。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は線状の披針形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8月から11月である。
葉の脇から散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、小さな白い花を10輪くらいつける。
花冠は白く、5つに裂ける。
萼は緑色で5つに裂ける。
真ん中の副花冠は淡い紫色で5片よりなる。
花の後にできる実は緑色の球状のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で先が尖り、剛毛が生える。
晩秋に実が弾けると、白い綿毛のついた種子が出る。
属名の Gomphocarpus はギリシャ語の「gomphos(こん棒)+karpos(果実)」からきている。
種小名の fruticosus は「低木状の」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Gomphocarpus fruticosus

★実と花を一緒につけてさあどうぞ
 よく見てくれと風船唐綿

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