2012年9月アーカイブ

サルビア・ステポサ

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サルビア・ステポサはシソ科アキギリ属の多年草である。
原産地はロシアのウラル地方である。
英名はシベリアン・セージ(Siberian sage)である。
草丈は30センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は夏から秋である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、濃い青紫色の唇形の花をたくさんつける。
花は小さめだがたくさんつく。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
異名をサルビア・デュメトルム(Salvia dumetorum)という。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の stepposa の意味はまだ解明できていない。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Salvia stepposa

★日本ではあまり見かけぬ花らしい
 まだ謎多いロシアの花は

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コーラルニンフ

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コーラルニンフ(Coral Nymph)はシソ科アキギリ属の多年草である。
紅花サルビア(ベニバナサルビア)の園芸品種である。
園芸的には一年草として扱われる。
基本種の花の色は紅色だが、本種の色はアプリコット色である。
基本種の原産地はメキシコである。
草丈は50センチから100センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から10月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径3センチくらいでサーモンピンクの唇形をした花をつける。
花序の長さは15センチから25センチくらいある。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の coccinea は「赤い」という意味である。
品種名の Coral Nymph は「珊瑚色のニンフ」という意味である。
写真は8月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Salvia coccinea 'Coral Nymph'

★ネーミング勝っているかなこの花は
 きれいに見えるコーラルニンフ

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ベニバナサルビア061007b-l.jpg

紅花サルビア(ベニバナサルビア)はシソ科アキギリ属の多年草である。
園芸的には一年草として扱われる。
原産地はメキシコである。
アメリカ合衆国の南東部からブラジルにかけて分布する。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
学名のサルビア・コッキネアの名でも流通している。
英名はテキサスセージ(Texas sage)である。
草丈は50センチから100センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から10月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径3センチくらいで緋色の唇形をした花をつける。
花序の長さは15センチから25センチくらいある。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
葉は香料やポプリとして利用される。
園芸品種には紅花とは言えないスノーニンフ(Snow Nymph)やコーラルニンフ(Coral Nymph)などの品種もある。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の coccinea は「赤い」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Salvia coccinea

★サルビアの仲間だけれど少しだけ
 花の形も変わっているよ

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シシガタニカボチャ090928a-l.jpg

鹿ヶ谷南瓜(シシガタニカボチャ)はウリ科カボチャ属の蔓性一年草である。
南瓜(カボチャ)の原産地はメキシコ南部から中央アジアにかけた一帯である。
その中でも日本南瓜(ニホンカボチャ)といわれるものの品種の1つである。
京都の大文字山の麓にある鹿ヶ谷で江戸時代の末期から栽培されてきた。
蔓は五角形で全体に毛がある。
葉は心臓形で浅く5つに裂け、長い柄がある。
開花時期は6月から8月である。
雌雄同株で雄花と雌花がある。
いずれも黄色い大きな花である。
秋になる実の形は瓢箪形で瘤がある。
果皮の色はの形は緑色から橙褐色になる。
粘質で水分が多く味は淡白で、煮物や天ぷらに利用される。
属名の Cucurbita はラテン語の「cucumis(ウリ)+orbis(円形)」からきている。ヒョウタンの古代ラテン名を転用したものである。
種小名の moschata は「麝香の香りのする」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Cucurbita moschata 'Shishigatani'

★京都には不思議な野菜があるものだ
 笑みが浮かぶよこの南瓜には

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藪苧麻(ヤブマオ)

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藪苧麻(ヤブマオ)はイラクサ科カラムシ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、空き地や道端などに普通に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国にも分布する。
草丈は100センチから120センチくらいになる。
茎は枝分かれをせず直立する。
葉は向かい合って生える(対生)。
長さは10センチから15センチくらいで幅の広い卵形ないし卵状の楕円形である。
やや厚くざらざらし、縁のぎざぎざ(鋸歯)は鋭い。
葉の先は尾状に尖り、裏面には短毛が生える。
開花時期は7月から10月である。
雌雄同株である。
葉の脇から穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、白いブラシのような小さな花をびっしりとつける。
雄花序は茎の先につく。
雌花は茎の中間につく。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Boehmeria は18世紀のドイツの植物学者「ボーマー(G. R. Boehmer)さん」の名からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
変種 longispica は「小穂の長い」という意味である。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Boehmeria japonica var. longispica(=Boehmeria longispica)

★長い穂をぐにょりとつけて藪苧麻は
 ぐんぐん伸びる雑草の王

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雌藪苧麻(メヤブマオ)

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雌藪苧麻(メヤブマオ)はイラクサ科カラムシ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、低山の林の中などに生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布している。
草丈は100センチから150センチくらいである。
葉は卵円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は薄く、先は3つに裂けることが多い。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)があり、両面に短い毛がたくさん生える。
開花時期は8月から10月である。
雌雄同株である。
葉の脇から穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、白いブラシのような小さな花をびっしりとつける。
雄花序は茎の先につく。
雌花は茎の中間につく。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
和名の由来は、藪苧麻(ヤブマオ)と似ているが全体に弱々しく見えるところからきている。
属名の Boehmeria は18世紀のドイツの植物学者「ボーマー(G. R. Boehmer)さん」の名からきている。
種小名の platanifolia は「スズカケノキ属(Platanus)のような葉の」という意味である。
写真は9月に目黒の国立科学博物館附属自然教育園で撮った。
学名:Boehmeria platanifolia

★びっしりと花つけ伸びる花の穂も
 どこか寂しき雌藪苧麻か

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三角藺(サンカクイ)

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三角藺(サンカクイ)はカヤツリグサ科ホタルイ属の多年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、水辺や湿地に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、ウスリー地方、インドネシア、インド、ヨーロッパなどに広く分布する。
草丈は50センチから120センチくらいになる。
茎の断面は三角形をしていて、それが名の由来でもある。
葉はさや状をしている。
開花時期は7月から10月である。
茎の先近くに褐色の花穂をつける。
花の後にできる実は小堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。
属名の Scirpus はイグサかそれに似た植物のラテン名を転用したものである。
種小名の triqueter は「三角柱の」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Scirpus triqueter(=Schoenoplectus triqueter)

★地味だけど味はあるよと三角藺
 花つけ揺れる祭りのように

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三角蔓(サンカクヅル)

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三角蔓(サンカクヅル)はブドウ科ブドウ属の蔓性落葉木本である。
本州から九州にかけて分布し、山地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、台湾などにも分布する。
和名の由来は、葉が三角形をした蔓性植物というところからきている。
別名を行者の水(ギョウジャノミズ)というが、これは蔓を切ると水が出て修行者が喉を潤すというところからつけられた名である。
蔓は他の木に絡んで伸び、10メートル以上にもなる
葉は卵状の三角形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から6月である。
花穂を伸ばして薄い黄緑色の小さな花を円錐状につける。
花びらは5枚である。
花の後にできる実は直径7ミリくらいの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、秋に黒く熟し食べられる。
属名の Vitis はラテン語の「vitis(つる植物)」からきている。
種小名の flexuosa は「曲がりくねった」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Vitis flexuosa

★もう少し待ってくれたら実をつける
 三角蔓の葉は青々と

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サルビア・チリイフォリア

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サルビア・チリイフォリアはシソ科アキギリ属の多年草である。
種小名の読み方は「ティリフォリア」とするものもある。
原産地はメキシコである。
英名はリンデンリーフ・セージ(lindenleaf sage)である。
リンデンリーフはシナノキの仲間の葉のことである。
草丈は1メートルくらいである。
茎の断面は四角形である。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉には皺がたくさんあり、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は夏から秋である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青紫色の唇形をした花をたくさんつける。
花のつけ根で赤く咲いているように見えるのは萼である。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の tiliifolia は「シナノキ属(Tilia)のような葉の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Salvia tiliifolia

★紫の色が高貴なサルビアは
 葉も柔らかくしっとり咲いて

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オーデコロンミント

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オーデコロンミント(eau de cologne mint)はシソ科ハッカ属の多年草である。
原産地はヨーロッパである。
メンタ・アクアティカ(Mentha aquatica)とスペアミント(Mentha spicata)の自然交雑種を西洋薄荷(セイヨウハッカ)という。
本種はその品種の1つである。
草丈は60センチから80センチくらいである。
全草が紫がかり、茎は特に濃い色になる。
葉は円形ないし卵形で大きく、向かい合って生える(対生)。
葉は柑橘系のよい香りがする。
開花時期は7月から9月である。
茎先や葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、藤色の花をたくさんつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
別名をベルガモットミント(bergamot mint)ともいう。
ハーブバスやポプリに利用される。
属名の Mentha はギリシャ神話に登場するニンフ「メンテ(Menthe)」の名からきている。
種小名の piperita は「コショウ属のような」という意味である。
品種名の citrata は「レモンのような」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Mentha x piperita f. citrata

★かぐわしさ何にたとえんこの花は
 ベルガモットの香り爽やか

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陸鹿尾菜(オカヒジキ)

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陸鹿尾菜(オカヒジキ)はアカザ科オカヒジキ属の一年草である。
北方領土を含む北海道から沖縄にかけて分布し、海岸の砂浜などに生える。
海外では、朝鮮半島や中国、サハリン、ウスリー地方などにも分布する。
草丈は20センチから30センチくらいである。
茎は地を這って広がり、立ち上がる。
葉は線状の円柱形で、互い違いに生える(互生)。
葉は多肉質で、先は棘状となる。
開花時期は7月から10月である。
葉の脇に淡い緑色の花を1つずつつける。
花被片は5枚である。
若葉は食用になる。
和名の由来は、葉が海藻のヒジキに似ており、陸(おか)に生えることからきている。
属名の Salsola はラテン語の「salsus(塩辛い)」からきている。海岸近くに生えることから名づけられた。
種小名の komarovii はロシアの植物学者で極東の植物を研究した「コマロフ(V. L. Komarov)さんの」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Salsola komarovii

★海辺には海辺の似合う草ありと
 頷きながら葉っぱに触れて

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四角豆(シカクマメ)

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四角豆(シカクマメ)はマメ科シカクマメ属の多年草である。
日本では一年草として扱われる。
原産地はニューギニアである。
野菜としてインドやインドネシア、タイ、ニューギニアなどで栽培されている。
日本でも、沖縄県や小笠原諸島などで栽培されている。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は卵形である。
開花時期は秋である。
青紫色をした蝶形の花を咲かせる。
莢は長さが15センチから30センチくらいあり、縦に4つの稜がある。
断面が四角形なのが名の由来である。
若い莢や葉、熟した豆、根粒が食用になる。
属名の Psophocarpus はギリシャ語の「psopho(騒々しい)+carpus(果実)」からきている。
種小名の tetragonolobus は「四角い裂片の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Psophocarpus tetragonolobus

★見慣れない形に驚く四角豆
 所変われば姿も変わり

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ミヤマナナカマド080906a-l.jpg

深山七竈(ミヤマナナカマド)はバラ科ナナカマド属の落葉低木である。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山や高山に生える。
海外では、朝鮮半島、サハリン、カムチャツカなどにも分布する。
分類上は、高嶺七竈(タカネナナカマド)の変種とされている。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の数は7枚から9枚くらいである。
小葉の形は披針形で先が尖り、縁にはつけ根までぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉には艶がある。
開花時期は6月から7月である。
複数の散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白い花をつける。
花の後にできる実は偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で、秋に赤く熟する。
花も実も垂れ下がらないのが特徴である。
属名の Sorbus はこの属の植物の古いラテン名からきている。
種小名の sambucifolia は「ニワトコ属(Sambucus)のような葉の」という意味である。
変種名の pseudogracilis は「細長いような」という意味である。
写真は9月に帯広市の真鍋庭園で撮った。
学名:Sorbus sambucifolia var. pseudogracilis

★背は低く葉っぱの艶が個性的
 深山に合わせ姿を変えて

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ムクゲノボタン061112b-l.jpg

尨毛野牡丹(ムクゲノボタン)はノボタン科ノボタン属の常緑低木である。
原産地はマレー半島、ジャワ島である。
樹高は1メートルから2メートルくらいである。
枝には長い粗毛が密生している。
葉は細長い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉にははっきりとした縦脈がある。
開花時期は7月から10月である。
枝先に花径5センチくらいの5弁花をつける。
野牡丹(ノボタン)に比べて花の色は淡く、桃紫色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Melastoma はギリシャ語の「melas(黒い)+ stoma(口)」からきている。果実を食べると口が黒く染まることから名づけられた。
種小名の sanguineum は「血のように赤い」という意味である。
写真は11月に新宿御苑で撮った。
3枚目は9月に宇治市植物公園で撮った。
学名:Melastoma sanguineum

★長い毛を枝いっぱいに生やしてる
 尨毛野牡丹花は柔和で

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エリカ・マモサ

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エリカ・マモサはツツジ科エリカ属の常緑小低木である。
種小名の読み方は「マンモサ」とするものもある。
原産地は南アフリカの西ケープ地方である。
英名はナインピン・ヒース(ninepin heath)という。
樹高は50センチから100センチくらいである。
葉は針状の細い線形で、密に生える。
開花時期は周年だが、夏から秋によく花を咲かせる。
鐘形の小さな花を横向きにたくさんつける。
花の色は花の色は白、ピンク、紫、オレンジ色、赤などである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Erica はギリシャ語の「erion(軟毛)」からきている。全体に軟毛が生える種類の多いことから名づけられた。
種小名の mammosa は「乳房のような」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Erica mammosa

★日本にはあんまり入ってないのかな
 ネットに少ないマモサの花は

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夜顔(ヨルガオ)

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夜顔(ヨルガオ)はヒルガオ科サツマイモ属の蔓性常緑多年草である。
サツマイモ属(Ipomoea)に分類されることもある。
原産地は熱帯アメリカである。
フロリダ半島、メキシコ、中央アメリカ、南アメリカなどに分布する。
日本へは明治時代の初期に渡来し、観賞用に栽培されている。
園芸的には一年草として扱われる。
茎は蔓性で長く伸び、3メートルから6メートルくらいになる。
蔓には棘があり、触ると痛い。
葉は円心形で、時に3つに浅く裂ける。
長い柄があり、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から9月である。
夕方に花径10センチくらいの白花を開き、朝にはしぼむ。
よい香りがする。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
通称は「夕顔」だが、植物学上の夕顔(ユウガオ:Lagenaria siceraria var. hispida)はウリ科に別に存在する。
こちらは瓢(フクベ)の別名があり、干瓢の原料とされる。
源氏物語に登場する「夕顔」もウリ科のほうである。
本種の別名は夜開草(ヤカイソウ)である。
英名はムーンフラワー(Moonflower)である。
花が紅紫色のものもあり、紅花夜顔(ベニバナヨルガオ)と呼ばれる。
属名の Ipomoea はギリシャ語の「ips(芋虫)+homoios(似た)」からきている。物に絡みついて這い登る性質からから名づけられた。
種小名の alba は「白い」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Ipomoea alba

★夜会終えほっと一息夜顔は
 素顔を見せる雨に濡れつつ

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ナツザキソシンカ061124b-l.jpg

夏咲き蘇芯花(ナツザキソシンカ)はマメ科ハカマカズラ属(バウヒニア属)の常緑小高木である。
ハカマカズラ属は熱帯を中心に世界に250種ほどあり、日本には浜蔓(ハマカズラ)1種が自生する。
本種の原産地は熱帯アメリカである。
英名はピンクオーキッドツリー(pink orchid tree)である。
蘭を思わせる花の姿からきた名である。
日本では沖縄などで植栽されている。
樹高は6メートルから9メートルくらいである。
葉は先で2つに裂け、夜間は裂片が合わさって葉を閉じる。
開花時期は4月から9月である。
花径10センチくらいの桃色の花をつける。
桃色の花びら5枚のうち、上の1枚だけに赤い斑点が入る。
花の後には大きな豆果(莢の中に種子が入るもの)をつける。
属名の Bauhinia はスイスの植物学者「ボーアン兄弟(J. & C. Bauhin)」にちなむ。葉の先が二つに割れているのを兄弟に見立てたものである。
種小名の monandra は「ひとりぼっちの男の」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Bauhinia monandra

★蘭の花思わすように艶やかに
 青空染める夏咲き蘇芯花

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キミサンザシ090929a-l.jpg

黄実の山査子(キミノサンザシ)はバラ科サンザシ属の落葉低木である。
原産地は中国である。
日本へは江戸時代の中期に薬用として渡来した。
別名を黄実山査子(キミサンザシ)ともいう。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
よく枝分かれをし、枝には棘がある。
葉は倒卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の上部は3つから5つに浅く裂ける。
葉の縁には不揃いのぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から6月である。
枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白い5弁花をつける。
実は扁球形のナシ状果で、9月から10月に黄色く熟する。
生薬名を山査子(さんざし)といい、健胃・整腸剤として利用される。
属名の Crataegus はギリシャ語の「kratos(力)+agein(持つ)」からきている。材が堅いことから名づけられた。
種小名の cuneata は「くさび形の」という意味である。
品種名の lutea は「黄色の」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Crataegus cuneata f. lutea

★黄色い実見つけてオッと声上げる
 蚊の襲撃に堪えて来たから

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里芋(サトイモ)

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里芋(サトイモ)はサトイモ科サトイモ属の多年草である。
原産地はインドの東部やマレー半島だと考えられている。
現在では、熱帯・亜熱帯地域で広く栽培されている。
英名はタロ(taro)である。
そこからタロ芋(タロイモ)とも呼ばれる。
日本へは稲作よりも早く縄文時代に渡来したと考えられている。
日本で栽培されているのは耐寒性のある品種群である。
品種改良を繰り返した結果、花はあまり咲かない。
里芋(サトイモ)の名は山地に自生する山芋(ヤマイモ)に対してつけられたものである。
塊茎を食用とするほか、葉柄も芋茎(ズイキ)といって食用にされる。
属名の Colocasia はギリシャ語の「colon(食物)+casein(装飾)」からきている。食用にも飾りにもなるということから名づけられた。
種小名の esculenta は「食用になる」という意味である。
写真は9月に市川市万葉植物園で撮った。
学名:Colocasia esculenta

★独特の葉っぱの形面白い
 里芋畑車窓に続き

サトイモ080914a-l.jpg

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オオヒナノウスツボ070917b-l.jpg

大雛の臼壺(オオヒナノウスツボ)はゴマノハグサ科ゴマノハグサ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山地の林の中などに生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国にも分布する。
草丈は1メートルくらいである。
茎の断面は四角形で直立し、毛が生えている。
葉は細長い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質はやや硬くて厚く、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8月から9月くらいである。
茎の上部に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、暗い赤褐色をした小さな花をたくさんつける。
花冠は壷形で、先は上下2唇に裂ける。
下唇の真ん中の裂片は反り返る。
萼は鐘形で、5つに裂ける。
雄しべは4本で、そのうちの2本が長い。
雌しべは1本で、花柱が突き出る。
壺形の花冠から「臼壺」の名がついた。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
種小名の Scrophularia はラテン語の「scrophula(頸部リンパ節結核)」からきている。この属の1種の塊根がこの病気に効くことから名づけられた。
種小名の kakudensis は北アメリカの植物分類学者「(新潟県の)角田山の」という意味である。
写真は9月に北大植物園で撮った。
学名:Scrophularia kakudensis

★目立たずに見落としそうな草だけど
 しっかり見れば花美しく

オオヒナノウスツボ070917d-l.jpg

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食わず芋(クワズイモ)

クワズイモ081123a-l.jpg

食わず芋(クワズイモ)はサトイモ科クワズイモ属(アロカシア属)の常緑多年草である。
四国の南部から沖縄にかけて分布し、道端や林の中などに生える。
海外では、台湾、中国南部、東南アジア、インドなどにも分布する。
和名の由来は、「里芋」に似るが食べられないということからきている。
シュウ酸カルシウムを含む毒草である。
草丈は1メートルから3メートルくらいである。
大きなものは6メートルに達する。
葉は大きな楕円形で、長い柄がある。
葉の縁は波打ち、つけ根の部分は心形である。
開花時期は5月から7月くらいである。
緑色の仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞)を出し、黄白色の花穂をつける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果である。
属名の Alocasia はギリシャ語の「a(否定)+Colocasia(サトイモ属)」からきている。サトイモ属とは異なる属という意味である。
種小名の odora は「よい香りのする」という意味である。
写真は11月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Alocasia odora

★大きさにびっくりするよ食わず芋
 歩きたくないこんな葉の中

クワズイモ081123b-l.jpg

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蔓紫(ツルムラサキ)

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蔓紫(ツルムラサキ)はツルムラサキ科ツルムラサキ属の蔓性多年草である。
園芸上は越年草として扱われる。
原産地は熱帯アジアである。
中国の南部や東南アジアで栽培され、中華料理の原料として利用されている。
日本でも観賞用や食用として栽培されている。
草丈は100センチから200センチくらいである。
葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は分厚く、紅紫色を帯びる。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は7月から10月くらいである。
葉の脇に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、淡い紅色を帯びた白い花をつける。
花弁はなく、5枚の萼片もあまり開かない。
雄しべは5本である。
花の後にできる実は球形の液果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)で、濃い紫色に熟する。
日本でも「インドのほうれん草」や中国名の落葵(ラオコエイ)の呼称で新野菜として注目されている。
果汁はかつて紫の染料やインクとして利用された。
属名の Basella はインドのマラバー地方での現地名からきている。
種小名の rubra は「赤色の」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Basella rubra

★地味だけど何やら不思議な花つける
 蔓紫に興味深々

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ツルムラサキ090929b-l.jpg

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センナリヒョウタン080921a-l.jpg

千成瓢箪(センナリヒョウタン)はウリ科ユウガオ属の蔓性一年草である。
原産地は北アフリカである。
豊臣秀吉の馬印として知られる。
外皮中は硬くて腐りにくく、酒器などに利用できる。
和名の由来は、1つの蔓に多数の果実が群がりつくことからきている。
茎は長さが2メートルから3メートルになる。
葉は心臓形で、浅く裂ける。
開花時期は8月から9月である。
花の色は白く、花冠は先で深く5つに裂ける。
花径は10センチくらいあり、花は夕方に開いて翌日の午前中にしぼむ。
結実時期は9月から10月である。
果実は瓢箪形で長さが10センチから20センチくらいである。
ごく若い果実は煮物や奈良漬にして食べられる。
夕顔(ユウガオ)の近縁種で、食用にするほか観賞用に栽培される。
属名の Lagenaria はラテン語の「lagenos(瓶)」からきている。実の形から名づけられた。
種小名の siceraria は「酩酊する」という意味である。
変種名の microcarpa は「小さい果実の」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Lagenaria siceraria var. microcarpa

★その姿ユーモラスだねどことなく
 つい手を伸ばし触りたくなる

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ペニセツム・ルブルム

ペニセツム・ルブルム081123a-l.jpg

ペニセツム・セタケウムはイネ科チカラシバ属(ペニセツム属)の多年草である。
属名の読み方は「ペンニセツム」とするものもある。
原産地は、東アフリカ、西アジアなどである。
乾燥地域の空き地や林の中などに生える。
ルブルム(Rubrum)はその園芸品種である。
基本種に比べて葉の色が濃い紫色になり、花穂も紅紫色を帯びる。
英名はパープルファウンテングラス(purple fountain grass)である。
水辺を彩る植物として人気がある。
草丈は60センチから120センチくらいである。
根際から生える葉は線形で、弓なりに曲がる。
開花時期は6月から11月くらいである。
茎先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、長さ20センチから30センチの花穂を垂れる。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
属名の Pennisetum はラテン語の「penna(羽毛)+ seta(剛毛)」からきている。
種小名の setaceum は「剛毛のある」という意味である。
品種名の Rubrum は「赤色の」という意味である。
写真は11月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Pennisetum setaceum 'Rubrum'

★狐の尾思わすようなルブルムは
 小春日似合う色合いをして

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北斗(ホクト)

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薄荷(ハッカ)はシソ科ハッカ属の多年草である。
北斗(ホクト)はその栽培品種である。
草丈は20センチから40センチくらいである。
茎は直立し、断面は四角形である。
茎や葉、萼には軟毛が生える。
葉は幅の狭い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖っており、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
また、葉の裏には腺点(蜜を出す孔)がある。
開花時期は8月から10月である。
上部の葉の脇に白い唇形をした花を穂状につける。
花冠は4つに裂け、雄しべ4本が外側に突き出る。
萼片は5枚で、裂片の先は鋭く尖る。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
かつて北海道の北見地方は世界的なハッカの産地であった。
往時には世界の生産量の7割を占め、「ハッカ御殿」が建てられた。
そこで栽培された品種が「北斗」である。
メントールの含有量が多く、葉からは薬用の油分がとれる。
属名の Mentha はギリシャ神話に登場するニンフ「メンテ(Menthe)」の名からきている。
種小名の arvensis は「原野に生える」という意味である。
変種名の piperascens は「コショウ属のような」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Mentha arvensis var. piperascens 'Hokuto'

★この花が北見北斗と呼ばれしか
 じっと見つめる往時を偲び

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唐花草(カラハナソウ)

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唐花草(カラハナソウ)はクワ科カラハナソウ属の蔓性多年草である。
分類体系によってはアサ科とされる。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、藪の茂みなどに絡みつく
海外では、中国の北部にも分布する。
草丈は2メートルから5メートルくらいになる。
蔓性で他の植物などに絡まって伸びる。
茎には小さな棘が密生している。
葉は桑(クワ)に似た卵状円心形で、向かい合って生える(対生)。
葉はざらつき、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉は手のひら状に裂けるものもある。
開花時期は8月から10月である。
雌雄異株である。
雄花は疎らな総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)である。
雌花は松かさのように苞が重なったまり状につく。
花の色は淡い黄色である。
写真は雌花である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)の集合果である。
果穂は卵円形で、短い柄をもって垂れ下がる。
和名の由来は花穂を唐花模様に見立てたものである。
ビールに使うホップの和名は西洋唐花草(セイヨウカラハナソウ)である。
分類上で見ると、唐花草(カラハナソウ)はその変種とされる。
乾燥させた果穂を煎じたものには健胃、鎮静、利尿効果がある。
属名の Humulus はラテン語の「humus(土)」からきている。
種小名の lupulus は狼の縮小形で「小さな狼」という意味である。
変種名の cordifolius は「心臓形をした葉の」という意味である。
写真は10月に神戸市の六甲高山植物園で撮った。
学名:Humulus lupulus var. cordifolius

★松かさを思わすような花姿
 唐花草は不思議に満ちて

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夕顔(ユウガオ)

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夕顔(ユウガオ)はウリ科ユウガオ属の蔓性一年草である。
原産地は北アフリカである。
日本へは平安時代に中国から渡来した。
蔓を伸ばし、その長さは20メートルにもなる。
茎や葉には軟らかい毛が生える。
葉は心臓形で、浅く裂ける。
開花時期、結実時期は7月から9月である。
花の色は白く、花冠は先で深く5つに裂ける。
花は夕方に開いて翌日の午前中にしぼむ。
果実はうり状で、干瓢の原料とされる。
形は細長いものや丸いものがある。
俳句の季語は夏である。
属名の Lagenaria はラテン語の「lagenos(瓶)」からきている。実の形から名づけられた。
種小名の siceraria は「酩酊する」という意味である。
変種名の hispida は「剛毛のある」という意味である。
写真は10月に神代植物公園で撮った。
学名:Lagenaria siceraria var. hispida

★夕顔の名は床しいが花見るは
 むずかしそうだまずは丸い実

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ゼフィランテス・グランディフロラ080831a-l.jpg

ゼフィランテス・グランディフローラはヒガンバナ科ゼフィランテス属の多年草である。
属名の読み方は「ゼフィランサス」とするものもある。
異名をゼフィランテス・カリナタ(Zephyranthes carinata)という。
原産地は西インド諸島やメキシコである。
日本へは弘化2年(1845年)に渡来した。
和名はサフラン擬き(サフランモドキ)という。
渡来したころにサフランと誤認されたことからきた名だという。
草丈は20センチから30センチくらいである。
根際から生える葉は扁平な線形で艶がある。
葉は緑色だが、つけ根の部分は紅色を帯びる。
開花時期は8月から10月くらいである。
茎先に花径6センチくらいの鮮やかな紅色をした漏斗状の花を1輪ずつつける。
花被片は普通は6枚で平らに開く。
雄しべは6本で葯(雄しべの花粉を入れる袋)は黄色い。
花の寿命は3日くらいだが、次々と咲く。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Zephyranthes はギリシャ語の「zephyros(西風)+anthos(花)」からきている。西インド諸島が原産地であることから名づけられた。
種小名の grandiflora は「大きな花の」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Zephyranthes grandiflora

★つけられた名前は少し可哀相
 間違えられてサフラン擬き

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栗山母子(クリヤマハハコ)

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栗山母子(クリヤマハハコ)はキク科ヤマハハコ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の関東地方(栃木県、群馬県、埼玉県)に分布し、山地の草原に生える。
和名の由来は、栃木県の栗山村で発見されたことからきている。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は10センチから20センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
分類上は矢筈母子(ヤハズハハコ)の変種とされている。
花の部分は基本種と変わりない。
茎や葉には腺毛を密生して粘着性があり、全体が黄褐色に見える。
花は密につく。
花の白く見える部分は総苞片(花序全体を包む葉の変形したもの)である。
真ん中の黄色い固まりが花である。
開花時期は8月から9月である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Anaphalis はギリシャ語の「Gnaphalium(ハハコグサ)」からきている。語中の文字を並べ替えて作った。
種小名の sinica は「中国の」という意味である。
変種名の viscosissima は「非常にねばねばした」という意味である。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Anaphalis sinica var. viscosissima

★びっしりと白い小花が地を隠す
 背丈は低い栗山母子

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隼人瓜(ハヤトウリ)

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隼人瓜(ハヤトウリ)はウリ科ハヤトウリ属の蔓性多年草である。
霜のある温帯地域では一年草として扱われる。
原産地は中央アメリカである。
メキシコ南部から熱帯アメリカ地域で栽培されている。
果実を食用とする。
また、多年生となる地域では、2、3年かけて肥大する地下部にデンプンを蓄積し、その塊根を食用とする。
日本へは大正時代に鹿児島へ導入されたことが和名の由来である。
別名を千成瓜(センナリウリ)ともいう。
たくさんの実がつくことからつけられた名である。
草丈は10メートルくらいまで伸びる。
葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期、結実時期は10月から11月くらいである。
花は花径15ミリくらいで、黄白色である。
雄花と雌花がある。
実は洋ナシのような形をしている。
色は白いものと淡い緑色のものがある。
属名の Sechium はギリシャ語の「sekos(囲い)」からきている。果実が家畜の飼料となることから名づけられた。
種小名の edule は「食用の」という意味である。
写真は10月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Sechium edule

★まだ知らぬ名前に触れて面白く
 いろんな角度でカメラを構え

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猩々草(ショウジョウソウ)

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猩々草(ショウジョウソウ)はトウダイグサ科トウダイグサ属の半低木である。
原産地は北アメリカの南部とメキシコである。
園芸上は一年草として扱われる。
九州や沖縄では、逸出したものが野生化している。
草丈は30センチから60センチくらいである。
葉は長い卵形である。
開花時期は8月から10月くらいである。
花は白くて小さく、あまり目立たない。
開花時期になると、花を包む数枚の葉(総苞)が赤く着色する。
この様子を猩々(伝説の動物でサルの一種)に見立てたのが名の由来である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Euphorbia はローマ時代の医師「エウフォルブスさん(Euphorbus)」の名にちなむ。この属の植物の乳液を初めて薬にしたことから名づけられた。
種小名の cyathophora は「杯状に結実する」という意味である。
写真は9月に木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Euphorbia cyathophora

★見所はいろんなとこにあるんだね
 真っ赤になった葉っぱが不思議

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シロバナカメバヒキオコシ090922a-l.jpg

亀葉引起し(カメバヒキオコシ)はシソ科ヤマハッカ属の多年草である。
日本固有種である。
東北地方の南部から中部地方にかけて分布し、山地の木陰などに生える。
和名の由来は、葉の先が3つに裂け、中央の裂片が亀の尾のように長く伸びるところからきている。
花の色は淡い紫色だが、稀に白花のものがあり、白花亀葉引起し(シロバナカメバヒキオコシ)と呼ばれる。
草丈は60センチから90センチくらいである。
茎の断面は四角形で、細かい毛が生える。
葉は卵円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には柄があり、葉の縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8月から10月くらいである。
茎先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白い唇形の花をたくさんつける。
上唇は立ち上がり、下唇は舟形である。
萼片は5枚である。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
属名の Plectranthus はギリシャ語の「plectron(距)+anthos(花)」からきている。距のある花の形から名づけられた。
種小名の umbrosus は「日陰地を好む」という意味である。
変種名の leucanthus は「白い花の」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Plectranthus umbrosus var. leucanthus f. leucanthus(=Isodon umbrosus var. leucanthus f. leucanthus)

★白花はいろんなものにあるんだね
 少しか弱い箱入り娘

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葉鶏頭(ハゲイトウ)

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葉鶏頭(ハゲイトウ)はヒユ科ヒユ属の一年草である。
原産地は熱帯アジアである。
漢名を「雁来紅」という。
これは雁の訪れる時期に色づくことからきた名である。
属名からアマランサスとも呼ばれる。
日本へは明治時代の後期に渡来した。
草丈は80センチから150センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
花は葉の脇につくが目立たない。
夏の終わりから秋にかけて黄色や紅色に色づく葉を楽しむ。
原産地では作物としても利用する。
属名の Amaranthus はギリシャ語の「amaramthos(しぼまない)」からきている。
種小名の tricolor は「3色の」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
品種名は、イエロースプレンダーとトリカラーパーフェクタである。
学名:Amaranthus tricolor

★とりどりの色が眩しい葉鶏頭
 短い陽射し待ちかね開き

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シベリアン・アスター

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シベリアン・アスター(Siberian aster)はキク科シオン属の多年草である。
原産地はアラスカやカナダ、スカンジナビア、シベリアなど周北極地域で、河原や草地、林の中などに生える。
学名のアスター・シビリクスの名称も用いられている。
和名はタカスギクというが、ほとんど知られていない。
草丈は25?35センチくらいである。
葉は披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉には毛がたくさん生えている。
開花時期は8?9月である。
花は黄色い筒状花と淡い紫色の舌状花からなる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Aster はギリシャ語の「aster(星)」からきている。頭花が放射状をなすことから名づけられた。
種小名の sibiricus は「シベリアの」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Aster sibiricus

★寒地には寒地に似合う花が咲く
 毛にくるまってシベリアン・アスター

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コレオプシス・グランディフローラ070917a-l.jpg

細葉波斯菊(ホソバハルシャギク)はキク科ハルシャギク属の多年草である。
原産地は北アメリカの南部である。
学名のコレオプシス・グランディフローラでも流通している。
草丈は50センチから70センチくらいである。
茎は直立をし、わずかに毛が生える。
根際から生える葉は細長い披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は8月から9月である。
条件さえ合えば周年開花をする。
茎先につく花(頭花)の色は黄色ないしオレンジ色である。
真ん中に筒状花があり、周りに舌状花がつく。
舌状花の先にはぎざぎざになる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Coreopsis はギリシャ語の「coris(南京虫)+opsis(似た)」からきている。そう果の形が南京虫に似ているということで名づけられた。
種小名の grandiflora は「大きな花の」という意味である。
写真は9月に北大植物園で撮った。
学名:Coreopsis grandiflora

★鮮やかな黄色の花を豪快に
 咲かせば花壇は大賑わいし

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新水引(シンミズヒキ)

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新水引(シンミズヒキ)はタデ科ミズヒキ属の多年草である。
本州から九州にかけて分布し、林の縁などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国、ベトナムなどにも分布する。
草丈は50センチから80センチくらいである。
茎は中空である。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
水引(ミズヒキ)とは異なり「ハの字」形の黒班はない。
また、葉の質はやや厚く、葉脈がへこまない。
開花時期は8月から10月くらいである。
花穂の節間が狭く、花は密集してつく。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Antenoron はギリシャ語の「antenna(触角)」からきている。
種小名の neo-filiforme は「新しい糸状の」という意味である。
写真は10月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Antenoron neo-filiforme

★薄闇に姿朧に咲く姿
 どこが違うや新水引は

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キウイフルーツ

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キウイフルーツはマタタビ科マタタビ属の落葉蔓性木本である。
英名はキウイベリー(kiwi berry)である。
キウイ(kiwi)というのはニュージランドの国鳥の名である。
果実の形を準えて商品名としたものが一般名となっている。
その片仮名表示はまちまちで、「キューイ」「キウィ」「キーウィ」などが見られる。
原産地は中国の長江沿岸地方である。
中国のものは支那猿梨(シナサルナシ:Actinidia chinensis)と呼ばれる。
これがニュージーランドに移入されて改良され、栽培されるようになった。
日本でも暖地で商業栽培されている。
樹高は5メートルから6メートルである。
葉は卵円形で、互い違いに生える(互生)。
日本での開花時期は5月から7月である。
雌雄異株である。
花の色は白く、葉の脇に下向きにつく。
花の後に結実をし、10月から11月ころに熟する。
果実の表面には褐色の毛が密生している。
属名の Actinidia はギリシャ語の「aktis(放射線)」からきている。柱頭が放射状に並ぶことから名づけられた。
種小名の deliciosa は「快い」という意味である。
写真は9月に野田市の清水公園で撮った。
学名:Actinidia deliciosa

★蔓棚にぶらんぶらんとキウイの実
 これがそうかと嬉しくなって

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キイセンニンソウ080831c-l.jpg

紀伊仙人草(キイセンニンソウ)はキンポウゲ科センニンソウ属の蔓性多年草である。
日本固有種である。
紀伊半島南部(和歌山県、三重県、奈良県)と熊本県に分布し、山地の林の中や低木林に生える。
三重県、熊本県では絶滅危惧I類、奈良県では絶滅危惧II類、和歌山県では準絶滅危惧種とされている。
伸びた蔓は10メートルから15メートルに達する。
葉は2回3出複葉で、小葉は卵円形で艶がある。
仙人草(センニンソウ)の葉は羽状複葉で小葉が卵形なので、葉の形が違っている。
開花時期は8月から9月である。
花径は2、3センチくらいである。
4枚の白い萼にたくさんの雄しべと数本の雌しべがある。
花弁はなく、花びらのように見えるのは萼片である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
葉や茎の樹液は有毒で、水泡ができたりかぶれたりするので注意が必要である。
属名の Clematis はギリシャ語の「clema(若枝)」の縮小形である。長い柔らかい枝でよじ登ることから名づけられた。
種小名の uncinata は「鈎状の棘のある」という意味である。
変種名の ovatifolia は「卵円形の葉の」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Clematis uncinata var. ovatifolia(=Clematis ovatifolia)

★青空に花の白さも際立って
 神秘伝える紀伊仙人草

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四国稗(シコクビエ)

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四国稗(シコクビエ)はイネ科オヒシバ属の一年草である。
原産地はアフリカの東部だと考えられている。
今日でもアフリカ、インドなどで重要作物として栽培されている。
日本へは稲作の伝わる以前に中国から渡来したと考えられている。
現在では、西日本の一部でわずかに栽培されている。
また、一部で野生化している。
草丈は100センチから150センチくらいである。
葉は線形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8月から9月である。
茎先に緑色の花穂をつける。
収穫期は9月から10月である。
小穂に密生するえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)が穀物として栽培される。
実は熟すとオレンジ色になる。
属名の Eleusine はギリシャの古代都市「エレウシス(Eleusis)」の名からきている。収穫の女神セレス(Ceres)が崇拝された街である。
種小名の coracana は「(小アジアの)コラカン岬(Korakan)の」という意味である。
写真は10月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Eleusine coracana

★どんな味するのだろうか四国稗
 いろんな穀物あったと知って

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大烏瓜(オオカラスウリ)

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大烏瓜(オオカラスウリ)はウリ科カラスウリ属の蔓性多年草である。
漢字では「大唐朱瓜」とも書く。
紀伊半島、兵庫県、四国、九州、沖縄に分布し、林の縁や荒れ地などに生える。
和歌山県、徳島県、高知県では絶滅危惧I類、兵庫県、長崎県ではII類に指定されている。
海外では、台湾、中国、ベトナム、マレーシア、インドなどにも分布する。
草丈は5メートルから8メートルに達する大形の蔓性植物である。
葉は心形ないし腎心形で、手のひら状に浅く5つから7つに裂け、互い違いに生える(互生)。
葉の表面には短い剛毛が生える。
雌雄別株である。
開花時期は8月から9月である。
花の色は白い。
花は夕方から開きはじめ、翌日の昼前には閉じる。
夜咲く花は、夜行性の昆虫によって受粉する。
花弁の先の糸状のものは、昆虫を呼び寄せるためだという。
花の後にできる実は、直径6、7センチの円形に近い楕円形の液果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)で、縞模様のある緑色から朱赤色に熟する。
根は生薬でカロコンといい、利尿、解熱などの薬効がある。
属名の Trichosanthes はギリシャ語の「trichos(毛)+anthos(花)」からきている。花冠の先が細かく裂けて糸状になることから名づけられた。
種小名の bracteata は「苞葉のある」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Trichosanthes bracteata

★夜にしか開かぬ花に出合えたよ
 細かく縮れてレースのようだ
☆闇の中白いレースの花広げ
 夜の虫たち働きまわり

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クロバナノヒキオコシ070526a-l.jpg

黒花引起し(クロバナヒキオコシ)はシソ科ヤマハッカ属の多年草である。
日本固有種である。
北海道と本州の日本海側に分布し、山地の林の縁や伐採後の草地に生える。
和名の由来は、引起し(ヒキオコシ)に似ていて花の色が暗い紫色であることからきている。
引起し(ヒキオコシ)の名は弘法大師に由来し、瀕死の病人を起死回生させる薬効があるというところからきている。
草丈は50センチから150センチくらいである。
茎の断面は四角形である。
葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8月から10月である。
枝先の葉の脇からまばらな円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、暗い紫色をした小さな唇形の花をたくさんつける。
花冠は長さが5、6ミリくらいである。
上唇は直立して4つに裂ける。
下唇は舟形をしている。
萼片は5枚で、毛が生えている。
雄しべは4本である。
雌しべは1本で、上へ跳ね返っている。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
引起し(ヒキオコシ)と同様に全草を乾燥させたものを生薬で延命草(えんめいそう)といい、健胃薬とされる。
属名の Plectranthus はギリシャ語の「plectron(距)+anthos(花)」からきている。距のある花の形から名づけられた。
種小名の trichocarpus は「果実に毛のある」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Plectranthus trichocarpus(=Isodon trichocarpus)

★霊験も新たかなりや引き起こし
 花の色さえ神秘を秘めて

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十角糸瓜(トカドヘチマ)

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十角糸瓜(トカドヘチマ)はウリ科ヘチマ属の蔓性一年草である。
原産地はインドである。
アジアの広い範囲で野菜として栽培されている。
若い果実が食用とされる。
日本へは昭和時代の初期に渡来した。
現在では、鹿児島県や沖縄県で栽培されている。
和名の由来は横断面が十角になることからきている。
巻きひげで他のものに絡みついて伸びる。
草丈は3メートル以上になる。
葉は腎形で、互い違いに生える(互生)。
葉は両面に短い毛が生え、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から9月である。
花は淡い黄色の5弁花で、雄花と雌花がある。
夕方に開花し、翌日にしぼむ。
実は長さ10センチから40センチの円筒形で、10本の縦の稜がある。
果皮の色はモスグリーンである。
属名の Luffa はヘチマのアラビア名からきている。
種小名の acutangula は「鋭角の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Luffa acutangula

★面白い形の糸瓜あるんだね
 どんな味かな食べてみたいな

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オモチャカボチャ060723a-l.jpg

玩具南瓜(オモチャカボチャ)はウリ科カボチャ属の蔓性一年草である。
原産地は北アメリカである。
分類上は、ペポ南瓜(ペポカボチャ)の変種とされている。
標準和名は飾り南瓜(カザリカボチャ)というが、玩具南瓜(オモチャカボチャ)のほうが一般的な名称になっている。
直径3センチから10センチくらいと小型で、観賞用とされる。
園芸品種がいろいろあり、色、模様、形など様々である。
蔓性で、他の物に絡みついて伸びる。
葉は心臓形で浅く5つに裂け、長い柄がある。
開花時期は6月から8月くらいである。
雌雄同株で雄花と雌花がある。
いずれも黄色い花である。
雄花のほうが柄が長く、雌花は柄が短い。
結実時期は8月から9月くらいである。
属名の Cucurbita はラテン語の「cucumis(ウリ)+orbis(円形)」からきている。ヒョウタンの古代ラテン名を転用したものである。
種小名の pepo は「ウリの実」という意味である。
変種名の ovifera は「卵のような実の」という意味である。
写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Cucurbita pepo var. ovifera

★姿見て思わず笑みがこぼれ出す
 いろんな形並べば楽し

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オキナワスズメウリ080927b-l.jpg

沖縄雀瓜(オキナワスズメウリ)はウリ科オキナワスズメウリ属の蔓性一年草である。
吐加羅列島から沖縄にかけて分布し、林の縁で木に絡みつく。
海外では、台湾、中国、マレーシア、インド、オーストラリアなどに分布する。
葉は心形で、長さと幅はともに10センチくらいである。
手のひら状に5つから7つに裂ける。
裂片は卵形ないし卵状披針形で、先は鋭く尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から9月である。
自生地では周年開花をする。
花は葉の脇につき、雌雄同株である。
花径は1センチくらいで、色は淡い黄緑色である。
実は球形の液果(水分を多く含み中に種が1つある)で、径は2センチくらいである。
赤や緑、茶色に白い縦縞模様が入る。
若芽は食用にする。
根や果実は有毒である。
属名の Diplocyclos はギリシャ語の「diploos(二重の)+cyclos(輪)」からきている。果実の模様から名づけられた。
種小名の palmatus は「手のひら状の」という意味である。
写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
花の写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Diplocyclos palmatus

★三色のベースの色にストライブ
 お洒落な模様とても似合って

オキナワスズメウリ080927c-l.jpg

オキナワスズメウリ060723b-l.jpg

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鉈豆(ナタマメ)

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鉈豆(ナタマメ)はマメ科ナタマメ属の多年草である。
日本では一年草として扱われる。
原産地は、インド、東南アジアである。
日本へは江戸時代の初期に中国を経由して渡来した。
蔓性で、茎は長く伸びる。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は夏である。
葉の脇に大きな蝶形の白ないし紅色の花をつける。
花は長さが35ミリくらいある。
莢は長さ25センチ、幅5センチくらいある。
これを鉈に見立てたのが名の由来である。
若い莢や豆が食用とされる。
また、健康食品や民間薬としても利用される。
属名の Canavalia はインドのマラバールでの現地語「canavali(ナタマメ)」からきている。
種小名の gla(n)diata は「剣のような形の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Canavalia gladiata

★やれこれは大きな豆と笑み洩れる
 毒を煮出して食べるそうだよ

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鈴虫花(スズムシバナ)

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鈴虫花(スズムシバナ)はキツネノマゴ科イセハナビ属の多年草である。
本州の近畿地方から九州にかけて分布し、山地の木陰などに生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
草丈は20センチから50センチくらいである。
葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8月から10月である。
花の色は淡い紫色で筒形をしており、つけ根の部分から緩く曲がって漏斗状に開く。
横向きに咲く花は、朝開き午後には散る。
稀に白花も見られる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、鈴虫の鳴く季節に咲くことからきているという。
属名の Strobilanthes はギリシャ語の「strobilos(球果)+anthos(花)」からきている。球果状の花序といった意味がある。
種小名の oligantha は「少数花の」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Strobilanthes oligantha

★波を打つ花びらどこか神秘的
 鈴虫花の咲くを見つめて

スズムシバナ090922b-l.jpg

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プセウデランセムム・アラツム080927a-l.jpg

プセウデランテムム・アラツムはキツネノマゴ科ルリハナガサモドキ属(プセウデランテムム属)の多年草である。
属名の読み方は「プセウデランセムム」や「プセウデランセマム」とするものもある。
原産地はメキシコ、中央アメリカである。
英名はチョコレートプラント(chocolate plant)という。
草丈は25センチから45センチくらいである。
葉は円心形で、向かい合って生える(対生)。
葉の色は茶色っぽく、中央脈に沿って銀色の斑が入る。
開花時期は6月から10月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、紅紫色の花をつける。
花径は3、4センチである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Pseuderanthemum はギリシャ語の「pseudo(偽)+Eranthemum(ルリハナガサ属)」からきている。ルリハナガサ属に似たという意味合いである。
種小名の alatum は「翼のある」という意味である。
写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Pseuderanthemum alatum

★日本語の名前が早く欲しいよと
 思ってるかなアラツムの花

プセウデランセムム・アラツム080927b-l.jpg

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長葉枸杞(ナガバクコ)

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長葉枸杞(ナガバクコ)はナス科クコ属の落葉低木である。
原産地は中国の西北部で、寧夏地区を中心に栽培されている。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は8月から10月である。
淡い紫色の花をつける。
花冠は鐘形で、先は5つに裂ける。
花の後にできる実は楕円形の液果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)で、赤く熟する。
枸杞(クコ)と同様に、果実、根皮、葉は、それぞれ生薬の枸杞子(くこし)、地骨皮(じこっぴ)、枸杞葉(くこよう)とされる。
特に枸杞子(くこし)は本種のものが高級とされる。
属名の Lycium は中央アジアに生えていた「lycion(潅木名)」からきている。棘が多いという共通点があって転用された。
種小名の barbarum は「異国の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Lycium barbarum

★枸杞にさえ別の種類があるのかと
 驚きながら違いを探し

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明日葉(アシタバ)

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明日葉(アシタバ)はセリ科シシウド属の多年草である。
日本固有種である。
房総半島から紀伊半島にかけての太平洋岸の暖地や伊豆七島、小笠原諸島に分布し、海岸に生える。
草丈は80センチから120センチくらいである。
葉は大きな羽状複葉で、厚く柔らかい。
若葉を食用とする。
和名の由来は、発育が速くて、今日摘んでも明日には新芽が出るということからきている。
八丈島が主な産地ということで、八丈草(ハチジョウソウ)の別名もある。
開花時期は5月から10月である。
クリーム色の花を傘状につける。
花の後にできる実は長い楕円形の分果(複数の子房からできた果実)で、翼がある。
属名の Angelica はラテン語の「angelus(天使)」からきている。この属の植物に強心剤として効果のあるものがあり、死者を蘇らせるというところから名づけられた。
種小名の keiskei は明治初期の植物学者「伊藤圭介さんの」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Angelica keiskei

★逞しく育つ明日葉見つめつつ
 島の暮らしに思いを馳せて

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浜沢鵯(ハマサワヒヨドリ)

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浜沢鵯(ハマサワヒヨドリ)はキク科フジバカマ属の多年草である。
関東南部(千葉県、神奈川県)と伊豆諸島に分布し、海岸近くの岩場や草原に生える。
沢鵯(サワヒヨドリ)は湿地などに咲くが、その海岸型の変種である。
環境省のレッドリスト(2007)では、新たに「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録された。
茎は太くて下部は地面を這う。
草丈は20から50センチくらいである。
茎の上部は斜上し、節間が短い。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉は厚く、全体に毛が生える。
開花時期は8月から10月である。
茎先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白または淡い赤紫色の頭花をたくさんつける。
1つ1つの頭花には5つの筒状花がついている。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Eupatorium は小アジアのポントス王「Eupator」の名からきている。この属のある植物を薬用にしたことから名づけられた。
種小名の lindleyanum はイギリスの植物学者「リンドレー(J. Lindley)さんの」という意味である。
変種名の yasushii は植物分類学者の津山尚さんによって名づけられ人名由来と思われるがはっきりしない。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Eupatorium lindleyanum var. yasushii

★逞しく岩場に生きる鵯は
 茎は太いが花美しく

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キミノクダモノトケイソウ081005a-l.jpg

黄実の果物時計草(キミノクダモノトケイソウ)はトケイソウ科トケイソウ属の蔓性常緑低木である。
分類上は、果物時計草(クダモノトケイソウ)の変種とされている。
原産地は南アメリカである。
基本種よりも低地に生育するので、寒さにはやや弱い。
巻きひげを伸ばして伸びる。
長さは3メートルくらいになる。
葉は卵形で3つに裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月から10月くらいである。
花の色は白ないし淡い紫色で、花弁と萼片が5枚ずつ交互に並ぶ。
花冠の真ん中から髭状の副花冠が放射状に出る。
この副花冠は基本種よりも長い。
花の後にできる実は卵形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと黄色になり食用になる。
英名はイエローパッションフルーツ(yellow passion fruit)である。
属名の Passiflora はラテン語の「flor della passione(情熱の花)」の意味である。雌しべの柱頭をはりつけにされたキリストにたとえ、放射状の副花冠をキリストの後光にたとえた。
種小名の edulis は「食用の」という意味である。
変種名の flavicarpa は「黄色い果実の」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Passiflora edulis var. flavicarpa

★いろいろなタイプがあるね時計草
 黄色い実だよ食べてみたいね

キミノクダモノトケイソウ081005b-l.jpg

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白蓬(シロヨモギ)

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白蓬(シロヨモギ)はキク科ヨモギ属の多年草である。
北海道から本州の茨城県・新潟県にかけて分布し、日当たりのよい海岸の砂地に生える。
海外では、カムチャツカ地方にも分布する。
草丈は20センチから60センチくらいである。
地下茎を長く伸ばして繁殖する。
全体が綿毛で覆われていて白っぽい。
葉は厚く、羽状に中裂する。
開花時期は7月から10月である。
茎の上部に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径8ミリから10ミリくらいの小さな黄色い花(頭花)をたくさんつける。
頭花は筒状花だけからなり、真ん中に両性花、周りに雄花がつく。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Artemisia はギリシャ神話の女神「アルテミス(Artemis)」からきている。この属の植物が婦人病に効くということから名づけられた。
種小名の stelleriana は18世紀のドイツの植物分類学者「ステラー(G. W. Steller)さんの」という意味である。
写真は9月に北大植物園で撮った。
学名:Artemisia stelleriana

★全身が白い綿毛に覆われた
 不思議な姿砂浜に見せ

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麝香草(ジャコウソウ)

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麝香草(ジャコウソウ)はシソ科ジャコウソウ属の多年草である。
日本固有種である。
北海道から九州にかけて分布し、山地の谷間や斜面に生える。
和名の由来は、茎や葉が麝香(ジャコウ)のようなよい香りがするところからきている。
草丈は60センチから100センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は鋭く尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8月から9月である。
葉の脇から出た短い柄の先に1輪から3輪の唇形の花をつける。
花冠は長さ35ミリから40ミリくらいの筒状である。
上唇より下唇が長い。
下唇は先が3つに裂け、真ん中の裂片が大きい。
花の色は白っぽいものから濃い紅紫色まで変化が多い。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
属名の Chelonopsis はギリシャ語の「chelone(亀)+opsis(似た)」からきている。花冠の形が亀の首に似ているということで名づけられた。
種小名の moschata は「麝香の香りのする」という意味である。
写真は7月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Chelonopsis moschata

★秋の野に麝香草の花香る
 澄んだ空には雲の流れて

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ニンフェア・ローツス

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ニンフェア・ローツスはスイレン科スイレン属の多年草である。
原産地はエジプト、東アフリカ、西アジアなどである。
「ナイルの花嫁」の愛称があり、エジプトの国花とされている。
和名は夜咲き睡蓮(ヨザキスイレン)という。
夜間に開花し、午前中くらいで花を閉じることから名づけられた。
地下茎から茎を伸ばし、水面に葉と花を浮かべる。
葉は円形で、直径が30センチから40センチくらいある。
葉の縁には丸いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から10月くらいである。
温室では周年開花をする。
花径は20センチから25センチで、花の色は白い。
属名の Nymphaea はギリシャ神話に登場する水の女神「ニンファー(Nympha)」からきている。
種小名の lotus はギリシャ神話に登場する「ロートス(実を食べると浮世の苦しみを忘れて楽しい夢を見られる想像上の植物)」からきている。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Nymphaea lotus

★この花がナイルの花嫁古と
 夢でつながる不思議の姿

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沢鵯(サワヒヨドリ)

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沢鵯(サワヒヨドリ)はキク科フジバカマ属の多年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、日当たりのよい湿地に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、ベトナム、タイ、マレーシア、インドなどにも分布する。
草丈は40センチから90センチくらいになる。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は8月から10月である。
花(頭花)は薄紫色ないし白で、たくさん集まって散房状(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)につく。
1つの花は5つの筒状花で構成される。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Eupatorium は小アジアのポントス王「Eupator」の名にちなむ。この属のある植物を薬用にしたことから名づけられた。
種小名の lindleyanum はイギリスの植物学者「リンドレー(J. Lindley)の」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Eupatorium lindleyanum

★咲く姿じっと見つめてほしいよと
 澤鵯の声が聴こえて

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独活(ウド)

ウド060810a-l.jpg

独活の花苦味走った味を出し

独活(ウド)はウコギ科タラノキ属の多年草である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、平地や山地の林の縁や草地などに生える。
また、野菜として栽培される。
海外では、朝鮮半島、中国東北部、サハリンなどにも分布する。
和名の由来は、「埋(ウズ)」から転じたもので、土の中の芽を食べることからきている。
草丈は1メートルから2メートルである。
茎は中空で折れやすい。
「独活の大木」という慣用句もあるが、木本ではなく草本である。
葉は大形の2回奇数羽状複葉で、互い違いに生える(互生)。
奇数羽状複葉は、鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成されるもののことを言う。
これをもう1回繰り返して1枚の葉となる。
小葉の形は卵形で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8月から9月である。
茎先に球形の散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、淡い緑白色をした小さな花をたくさんつける。
両性花からなる花序と雄花序とがある。
花径は3ミリくらいと小さく、花冠は5つに裂ける。
雄しべと雌しべは5本ずつある。
花の後にできる実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で黒く熟する。
若い茎には独特の香りと苦みがあり、食用にする。
俳句では「独活」が春の季語、「独活の花」が夏の季語である。
属名の Aralia は最初の標本についていたケベック州の現地語「aralie」からきている。
種小名の cordata は「心臓形の」という意味である。
写真は8月に八幡平市で撮った。
学名:Aralia cordata

★夏花火弾けるように独活の花
 咲けど見る者なきを嘆きて

ウド060810b-l.jpg

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パッシフローラ・モリフォリア080921a-l.jpg

パッシフローラ・モリフォリアはトケイソウ科トケイソウ属の蔓性常緑多年草である。
原産地は南アメリカである。
ボリビア、アルゼンチン、パラグアイ、ブラジルなどに分布する。
草丈は2メートルから4メートルになる。
葉は手のひら状に裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月から11月くらいである。
花径は2、3センチと小さく、花の色は白に紫色が混じる。
花には香りがある。
花の後にできる実は青紫色の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名の Passiflora はラテン語の「flor della passione(情熱の花)」からきている。雌しべの柱頭をはりつけにされたキリストにたとえ、放射状の副花冠をキリストの後光にたとえた。
種小名の morifolia は「クワ属(Morus)のような葉の」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Passiflora morifolia

★こじんまり花を開いた時計草
 桑の葉に似た葉を目立たせて

パッシフローラ・モリフォリア080921b-l.jpg

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午時花(ゴジカ)

ゴジカ050923a-l.jpg

午時花(ゴジカ)はアオギリ科ゴジカ属(ペンタペテス属)の多年草である。
分類体系によってはアオイ科とされる。
園芸上は一年草として扱う。
原産地はインドである。
インドから東南アジアの熱帯地方に分布し、田や水辺に生える。
葉が茶の代用品として飲用されている。
日本へは江戸時代に、薬用・観賞用として渡来した。
和名の由来は、午の刻(午前11時から午後1時)に咲くというところからきている。
花は一日花だが、次々に開花する。
中国名は「夜落金盞」である。
草丈は60センチから200センチくらいである。
茎は直立する。
葉は幅の広い披針形で、互い違いに生える(互生)。
縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7月から10月である。
葉の脇に花径3、4センチくらいの赤い花をつける。
花弁は5枚である。
花の後にできる実は円いさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、萼に包まれている。
属名の Pentapetes はギリシャ語の「pente(5)+petalon(花弁)」からきている。
種小名の phoenicea は「ザクロのような紅色の」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Pentapetes phoenicea

★次々と咲かせ花散る定めなら
 赤く咲きたい午時花の願い

ゴジカ050923b-l.jpg

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裏葉草(ウラハグサ)

ウラハグサ080813a-l.jpg

裏葉草(ウラハグサ)はイネ科ウラハグサ属の多年草である。
日本固有種で、1属1種である。
本州の関東地方から近畿地方にかけて太平洋側に分布し、山地に生える。
草丈は40センチから70センチである。
葉は細長い線形で艶があり、互い違いに生える(互生)。
つけ根の部分でよじれて、葉の裏面が上を向いているのが特徴である。
開花時期は8月から10月である。
細長い円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出して、黄緑色の小穂をつける。
古くから観葉植物として栽培され、別名を風知草(フウチソウ)という。
なお、風知草(フウチソウ)として流通するのは栽培品種の金裏葉草(キンウラハグサ:Hakonechola macra 'Aureola')であることが多い。
属名の Hakonechloa は日本語とギリシャ語の「Hakone(箱根)+chloe(草)」からきている。
種小名の macra は「痩せた」という意味である。
写真は8月に日光植物園で撮った。
学名:Hakonechloa macra

★名の由来知ってなるほど裏葉草
 見せた裏にはまた裏のあり

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岩蓬(イワヨモギ)

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岩蓬(イワヨモギ)はキク科ヨモギ属の多年草である。
本来の自生地は北海道で、海岸や山地の岩場に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、シベリア南部などにも分布している。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
しかし、一方では、外来種と思われるものの帰化が日本各地で進行しているという。
草丈は50センチから100センチくらいである。
茎のつけ根は木質化し、よく枝分かれをする。
葉は2回羽状複葉である。
鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成されるのが羽状複葉だが、これをもう1回繰り返して1枚の葉となる。
開花時期は9月から10月である。
茎先や上部の葉の脇に淡い黄緑色の目立たない頭花をたくさんつける。
花径は3ミリくらいである。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
アイヌの人びとは葉や花を煎じて風邪や腹痛の治療薬とする。
属名の Artemisia はギリシャ神話の女神「アルテミス(Artemis)」からきている。この属の植物が婦人病に効くということから名づけられた。
種小名の iwayomogi は日本名からきている。
写真は9月に北大植物園で撮った。
学名:Artemisia iwayomogi(=Artemisia sacrorum)

★北国に緑届ける岩蓬
 外国産の帰化が始まり

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がが芋(ガガイモ)

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がが芋(ガガイモ)はガガイモ科ガガイモ属の蔓性多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山野や道端などに生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
ガガイモ属は東アジアとシベリアに数種があり、日本にはがが芋(ガガイモ)1種だけがある。
和名の由来にはいろいろな説があるが、はっきりしていない。
草丈は2メートルくらいになる。
蔓性で他の草に絡みついて伸びるが、あまり高くは登らない。
茎を切ると白い乳液が出る。
葉は長い心形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、裏面は白緑色を帯びる。
開花時期は8月から9月である。
葉のわきから長い柄を出し、淡い紫色をした小さな花を総状につける。
花冠は5つに裂け、裂片の先はそり返る。
内側に長くて白い毛を密生する。
真ん中に雌しべが突き出し、雄しべはその根元に集まる。
花の後にできる実は長さ10センチくらいの袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
実を乾燥させたものを生薬で羅摩子(らまし)といい、 滋養強壮などの薬効がある。
属名の Metaplexis はギリシャ語の「meta(共に)+pleco(編む)」からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Metaplexis japonica

★しがみつき咲かせる花は星形で
 だけど目立たず色はくすんで

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赤毛瓜(アカゲウリ)

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赤毛瓜(アカゲウリ)はウリ科キュウリ属の一年草である。
原産地はインドから東南アジアだと考えられている。
白瓜(シロウリ)の1種で、果皮は赤褐色をしている。
分類上はメロンの変種で、コノモン群 (conomon group) の1つとされている。
沖縄ではモーウイと呼ばれる。
これは、毛瓜の現地読みである。
沖縄本島で多く栽培されている伝統野菜である。
漬物、煮物、炒め物などに利用される。
播種時期は暖地では4月から8月くらいである。
播種後60日くらいで収穫できる。
草丈は1メートルから2メートルである。
蔓性で、全体に棘状の毛を密生する。
葉は手のひら状に浅く切れ込み、長い柄があって互い違いに生える(互生)。
実は長さ20センチから30センチ、果径は8センチから10センチくらいあり、重さは1キロくらいある。
花は黄色い5弁花である。。
属名の Cucumis はラテン語の「cucuma(壷形の容器)」からきている。実の形から連想したものと思われる。
種小名の melo は「メロン、ウリ」のことである。
変種名の conomon は日本語の「香の物」が転訛したものである。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Cucumis melo var. conomon

★沖縄の伝統野菜赤毛瓜
 花は可愛い鐘形をして

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河原蓬(カワラヨモギ)

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河原蓬(カワラヨモギ)はキク科ヨモギ属の多年草である。
本州から沖縄にかけて分布し、海岸や河原の砂地に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国にも分布する。
草丈は30センチから100センチくらいである。
茎の下部は木質化をする。
葉は1-2回羽状に深く裂け、互い違いに生える(互生)。
葉は糸状に細かく裂けている。
花のつく茎の葉には毛はなく、花のつかない茎の葉には白い絹毛が生える。
開花時期は9月から10月である。
茎先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、花径2ミリくらいの小さな緑色の頭花をたくさんつける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
頭花を乾燥させたものを生薬で茵陳蒿(いんちんこう)といい、苦味があって利胆、利尿薬などに用いられる。
属名の Artemisia はギリシャ神話の女神「アルテミス(Artemis)」からきている。この属の植物が婦人病に効くということから名づけられた。
種小名の capillaris は「細い毛のような」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Artemisia capillaris

★コスモスを思わすようにちりちりと
 裂けた葉っぱが風にゆらゆら

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一本薄(ヒトモトススキ)

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一本薄(ヒトモトススキ)はカヤツリグサ科ヒトモトススキ属の多年草である。
本州の関東地方、北陸地方から沖縄にかけて分布し、海岸近くに生える。
海外では、朝鮮半島、中国、マレーシア、インド、オーストラリアなどにも分布する。
別名を猪切り萱(シシキリガヤ)ともいう。
草丈は1?2メートルである。
茎(桿)は硬い。
葉は幅の広い線形である。
葉はざらつき、小さな棘があってよく切れる。
開花時期は7?10月くらいである。
茎先に何段かに分かれて褐色の花穂をつける。
花の後にできる実は小堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。
属名の Cladium はギリシャ語の「cladion(小枝)」からきている。この属の1種の花序が繰り返し枝分かれすることから名づけられた。
種小名の chinensis は「中国の」という意味である。
写真は9月に富山県の氷見市海浜植物園で撮った。
学名:Cladium chinensis

★一本の株からたくさん茎を出す
 切れ味鋭い一本薄

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厚岸草(アッケシソウ)

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厚岸草(アッケシソウ)はアカザ科アッケシソウ属の一年草である。
和名の由来は、北海道の厚岸で発見されたことからきているが、現在は厚岸ではほとんど見られない。
別名を珊瑚草(サンゴソウ)という。
これは、秋に紅葉した姿が珊瑚のように見えることからつけられた名である。
北海道のオホーツク海沿岸、本州の宮城県、四国の瀬戸内海沿岸に分布し、塩性湿地に群落をつくる。
海外では、北半球に広く分布する。
環境省のレッドデータリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は10センチから30センチくらいである。
茎は肉質で緑色をしており、たくさんの節がある。
茎は直立をし、節から枝分かれをした枝が向かい合わせに生える(対生)。
茎の色は緑色から赤へと変化する。
葉は節につき、退化した鱗片葉で向かい合って生える(対生)。
開花時期は8月から9月である。
花は先のほうの節に、白い小さな花が3つずつつく。
真ん中の花が両性花で、両側の花は雄花である。
真ん中の花だけが結実し、花の後に膨らんで海綿質になった花被片が胞果(薄皮のような果皮の中に種子が1個入っているもの)を包む。
属名の Salicornia はラテン語の「sal(塩)+cornu(角)」からきている。つの状の枝を持つ海岸性の植物であることから名づけられた。
種小名の europaea は「ヨーロッパの」を意味する。
写真は9月に網走市の能取湖で撮った。
学名:Salicornia europaea

★静謐な水面彩り珊瑚草
 アフロヘアーを思わすように

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オオサワトリカブト070923c-l.jpg

大沢鳥兜(オオサワトリカブト)はキンポウゲ科トリカブト属の多年草である。
富士山の固有種である。
「大沢くずれ」と呼ばれる「お中道」の崩壊地に因んで名づけられた。
お中道では登山道沿いの林の縁などに普通に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
分類上は、本州の中部地方の太平洋側に生える細葉鳥兜(ホソバトリカブト)の変種とされている。
また、日本海側に生える谷地鳥兜(ヤチトリカブト)とも近縁である。
草丈は10センチから60センチくらいである。
葉は3つに深く裂け、側の裂片はさらに2つに裂けるので、5つに裂けているように見える。
茎は上部でよく枝分かれをし、茎には開出毛が生える。
開出毛というのは、ほぼ垂直に立っている毛のことである。
葉の裏面の葉脈上や花の柄にも開出毛が生える。
葉の表面の葉脈上には細かな毛が生える。
開花時期は8月から9月である。
茎の上部の葉の脇に柄のある花をつける。
青紫色をした花弁のように見えるのは萼片である。
萼片は5枚あり、上に1枚が帽子のように被さり、残る4枚は左右対称につく。
花弁は萼片の内側に2枚あるが、蜜腺化している。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
「鳥兜」の名の由来は、上に被さる萼片を烏帽子(えぼし)に見立てたものである。
全草にアルカイドを含み猛毒である。
属名の Aconitum はギリシャ語の「akon(投げやり)」からきている。
種小名の senanense は「信州の」という意味である。
変種名の isidzukae は博物学者「石塚末吉さんの」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Aconitum senanense var. isidzukae(=Aconitum isidzukae)

★富士に咲く花にありせば背は低く
 されどその色御山に似合い

オオサワトリカブト070923d-l.jpg

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ビロードカズラ090904a-l.jpg

ビロード葛(ビロードカズラ)はサトイモ科フィロデンドロン属の蔓性常緑多年草である。
原産地はコロンビアである。
日本へは、観葉植物として明治時代の中期に渡来した。
気根を出して木などをよじ登る。
葉は幅の広い卵形で、長さは30センチから40センチ、幅も20センチくらいあり大形である。
葉にはビロードのような艶があり、濃い緑色をしている。
また、葉脈が黄白色となり、そのコントラストが美しい。
属名の Philodendron はギリシャ語の「phileo(愛する)+dendron(樹木)」からきている。樹木に絡みつくことから名づけられた。
種小名の andreanum はフランス人の植物学者「アンドレ(M. Andre)さんの」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Philodendron andreanum

★艶やかでうっとりとする肌ざわり
 葉が美しいビロード葛

ビロードカズラ090904b-l.jpg

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プセウデランテムム・アンデルソニイ070430b-l.jpg

プセウデランテムム・グラキリフロルムはキツネノマゴ科ルリハナガサモドキ属(プセウデランテムム属)の常緑低木である。
属名の読み方は「プセウデランセムム」や「プセウデランセマム」とするものもある。
原産地は、中国の南西部、ペナン島、インド、スリランカなどである。
異名をプセウデランテムム・アンデルソニー(Pseuderanthemum andersonii)という。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
開花時期ははっきりしないが、温室では周年開花をする。
枝先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、長い筒状をした白ないし淡い紫色の花をたくさんつける。
花の先は5つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Pseuderanthemum はギリシャ語の「pseudo(偽)+Eranthemum(ルリハナガサ属)」からきている。ルリハナガサ属に似たという意味合いである。
種小名の graciliflorum は「細長い花の」という意味である。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Pseuderanthemum graciliflorum(=Pseuderanthemum andersonii)

★情報の少ない花に燃え上がる
 謎解く糸口どこにあるかと

プセウデランテムム・アンデルソニイ070430a-l.jpg

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プセウデランテムム・リラキヌム070120b-l.jpg

プセウデランテムム・リラキヌムはキツネノマゴ科ルリハナガサモドキ属(プセウデランテムム属)の常緑小低木である。
属名の読み方は「プセウデランセムム」や「プセウデランセマム」とするものもある。
原産地はマレー半島である。
樹高は1メートルくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は8月から10月である。
温室の中では周年開花をする。
枝先や葉の脇に長い筒状をした淡い紅紫色の花をつける。
花の先は5つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Pseuderanthemum はギリシャ語の「pseudo(偽)+Eranthemum(ルリハナガサ属)」からきている。ルリハナガサ属に似たという意味合いである。
種小名の lilacinum は「ライラック色の」という意味である。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Pseuderanthemum lilacinum

★舌をかむ名前だなんて言わないで
 つけてほしいな日本の名前

プセウデランテムム・リラキヌム070120a-l.jpg

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ヘミグラフィス・ドリモフィラ061118a-l.jpg

ヘミグラフィス・ドリモフィラはキツネノマゴ科ヒロハサギゴケ属(ヘミグラフィス属)の常緑多年草である。
中国の四川省や雲南省に分布し、山地の林の中に生える。
草丈は30センチから50センチくらいである。
茎は地を這うようにして伸びる。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は薄く、色は灰緑色で毛が生えている。
縁にはぎざぎざ(鋸歯)があって波打つ。
自生地での開花時期は5月から7月である。
温室では下草とされ、周年開花をする。
花の色は白に近い肉色で、花冠は5つに深く裂ける。
一日花である。
花の後にできる実は棒状のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Hemigraphis はギリシャ語の「hemi(半分)+graphis(鉛筆)」からきている。
種小名の drymophila は「森を好む」という意味である。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Hemigraphis drymophila(=Ruellia drymophila)

★目立たない小さな花の故郷を
 調べ見つけてほっと一息

ヘミグラフィス・ドリモフィラ061118b-l.jpg

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プセウデランセムム・ラクシフロルム080927a-l.jpg

プセウデランテムム・ラクシフロルムはキツネノマゴ科ルリハナガサモドキ属(プセウデランテムム属)の常緑小低木である。
属名の読み方は「プセウデランセムム」や「プセウデランセマム」とするものもある。
原産地はフィジー諸島である。
英名はアメジストスター(amethyst star)である。
樹高は60センチから120センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は8月から10月くらいである。
葉の脇に花径3センチくらいの濃い赤紫色をした花をつける。
花冠は筒状で、先が星形に5つに裂けて開く。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Pseuderanthemum はギリシャ語の「pseudo(偽)+Eranthemum(ルリハナガサ属)」からきている。ルリハナガサ属に似たという意味合いである。
種小名の laxiflorum は「疎らな花の」という意味である。
写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Pseuderanthemum laxiflorum

★パープルの可愛い花がぽつぽつと
 咲けば気分は南海の島

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山紫蘇(ヤマジソ)

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山紫蘇(ヤマジソ)はシソ科イヌコウジュ属の一年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山地や丘陵地などの日当たりの良い草地に生える。
海外では、朝鮮半島にも分布している。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
草丈は10センチから30センチくらいである。
茎の断面は四角形である。
全体に紫色を帯び、毛が多い。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8月から10月である。
茎先に短い穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い紅色をした長さ3ミリから5ミリくらいの小さな唇形をした花をつける。
雄しべは4本あり、2本が長い。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
全体に臭気がある。
属名の Mosla はこの属の植物の1種のインド名からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Mosla japonica

★紫の茎がとってもチャーミング
 小さな花を咲かす山紫蘇

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蔓豆(ツルマメ)

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蔓豆(ツルマメ)はマメ科ダイズ属の一年草である。
北海道から九州にかけて分布し、道端や空き地に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、ロシア極東部などにも分布する。
別名を野豆(ノマメ)とも言う。
大豆(ダイズ)の原種と考えられている。
蔓性で蔓は2メートルから3メートルくらいに伸びる。
茎は細く、褐色の逆毛が生える。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は長さ3センチから8センチの幅の狭い卵形で、表面には毛が生える。
開花時期は8月から9月くらいである。
花径は1センチに満たないが、鮮やかな紅紫色をした蝶形の花が群がってつく。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
長さ2、3センチで、淡い褐色の毛が密生する。
属名の Glycine はギリシャ語の「glycys(甘い)」からきている。大豆の味からつけられた名である。
種小名の soja は「醤油」の意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Glycine soja

★枝豆とよく似た莢がつくという
 蔓豆の花米粒のよう

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エゾノキツネアザミ080905a-l.jpg

蝦夷の狐薊(エゾノキツネアザミ)はキク科アザミ属の多年草である。
北海道から本州の東北地方にかけて分布し、道端や草地、畑地などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国、シベリア、コーカサス地方、ヨーロッパロシアなどにも分布する。
草丈は60センチから180センチくらいである。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には柄はない。
葉の先は尖り、縁には不規則なぎざぎざ(鋸歯)と棘がある。
葉は羽状に切れ込まず、両面に毛が生える。
雌雄異株である。
開花時期は8月から10月くらいである。
茎の上部でよく枝分かれをし、枝先に花径1、2センチの紅紫色の花(頭花)を上向きにつける。
頭花は筒状花のみからなる。
総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)は鐘形である。
総苞片は反り返らない。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Cirsium はギリシャ語の「cirsos(静脈腫)」からきている。静脈腫に薬効のある植物につけられた名が転用された。
種小名の setosum は「棘状の」という意味である。
写真は9月に帯広市の緑ヶ丘公園で撮った。
学名:Cirsium setosum(=Breea setosa)

★似た花を見た記憶から類推し
 そうかこれだと膝打つ思い

エゾノキツネアザミ080905b-l.jpg

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大蓬(オオヨモギ)

エゾヨモギ060902b-l.jpg

大蓬(オオヨモギ)はキク科ヨモギ属の多年草である。
北方領土を含む北海道から本州の近畿地方にかけて日本海側を中心に分布し、山地から亜高山に生える。
海外では、サハリンにも分布する。
蝦夷蓬(エゾヨモギ)や山蓬(ヤマヨモギ)の別名がある。
蓬(ヨモギ)に比べて大きく、草丈は150センチから200センチくらいある。
葉は大きく羽状に裂け、裏面には白い綿毛が密生する。
葉の裂片は蓬(ヨモギ)よりも鋭く尖る。
また、蓬(ヨモギ)と異なり葉の柄に仮托葉がないのが区別点となる。
開花時期は8月から9月である。
黄白色の花が密集してつき、赤味を帯びることが多い。
風媒花なので、花は花粉が散りやすいように下向きに咲く。
花粉症の原因ともなっている。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
葉はよもぎ餅の材料となる。
葉裏の綿毛は艾(もぐさ)の材料となる。
また、葉を乾燥させたものを生薬で艾葉(がいよう)といい、止血作用がある。
属名の Artemisia はギリシャ神話の女神「アルテミス(Artemis)」からきている。この属の植物が婦人病に効くということから名づけられた。
種小名の montana は「山地に生える」という意味である。
写真は9月に北大植物園で撮った。
学名:Artemisia montana

★背丈より高くそびえる蝦夷蓬
 北の大地の草は大きく

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ウラジロフジウツギ090929b-l.jpg

裏白藤空木(ウラジロフジウツギ)はフジウツギ科フジウツギ属の落葉低木である。
分類体系によってはゴマノハグサ科とされる。
日本固有種である。
四国の南部から沖縄にかけて分布し、草地に生える。
分類上は、小藤空木(コフジウツギ)の品種の1つとされている。
特徴は、葉の裏面に白い星状毛(一点から放射状に伸びた毛)がたくさん生えることである。
樹高は100センチから150センチくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から10月くらいである。
枝先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、淡い紫色の小さな花をたくさんつける。
全体にサポニンを含む有毒植物である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
木全体にサポニンを含み、有毒である。
属名の Buddleja はイギリスの博物学者「バドル(A. Buddle)さん」の名からきている。
種小名の curviflora は「曲がった花の」という意味である。
品種名の venenifera は「毒をもった」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Buddleja curviflora f. venenifera

★いろいろな仲間がいるねブッドレア
 葉っぱの裏が違っているよ

ウラジロフジウツギ090929a-l.jpg

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ムカゴイラクサ060902b-l.jpg

零余子刺草(ムカゴイラクサ)はイラクサ科ムカゴイラクサ属の多年草である。
漢字では「珠芽刺草」とも書く。
北海道から九州にかけて分布し、山地の林の中や林の縁に生える。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。
草丈は30センチから70センチくらいである。
茎は緑色で刺がある。
葉は幅広い楕円形で、葉は互い違いに生える(互生)。
葉が向かい合って生える(対生)のがイラクサ属との区別点である。
葉の縁には刺がある。
葉柄のつけ根に零余子(むかご)をつける。
これが名の由来でもある。
開花時期は8月から9月である。
雌雄同株である。
雄花は葉の脇から出て、緑白色を帯びる。
雌花は茎先から穂を出し、白い刺状の花柱(雌しべ)が目立つ。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Laportea は19世紀のフランスの昆虫学者「ラポルト(F. L. de Laporte)さん」の名からきている。
種小名の bulbifera は「鱗茎のある」という意味である。
写真は9月に北大植物園で撮った。
学名:Laportea bulbifera

★葉の脇に瘤がたくさんついている
 零余子刺草棘に覆われ

ムカゴイラクサ060902a-l.jpg

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藪豆(ヤブマメ)

ヤブマメ050918b-l.jpg

藪豆(ヤブマメ)はマメ科ヤブマメ属の蔓性一年草である。
北海道から九州にかけて分布し、林の縁や草地などに生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
草丈は1メートル以上になる。
茎は細長く伸び、他の植物に絡みつく。
茎には毛が密に生えている。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
葉には長い柄がある。
小葉の形は幅の広い卵形で、両面に毛が生える。
開花時期は8月から10月である。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青紫色をした蝶形の花をつける。
翼弁と竜骨弁は白っぽい。
花の後にできる実は扁平な豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
地中には閉鎖花からできる球形の豆果が実を結ぶ。
野原に生える蔓豆(ツルマメ)に対して、林の縁などに生えることから藪豆(ヤブマメ)と名づけられた。
属名の Amphicarpaea はギリシャ語の「amphi(双方の)+carpos(果実)」からきている。2種類の果実があることから名づけられた。
種小名の bracteata は「苞葉のある」という意味である。
亜種名の edgeworthii は19世紀のイギリスの植物学者「エッジワース(M. P. Edgeworth)さんの」という意味である。
変種名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は9月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Amphicarpaea bracteata subsp. edgeworthii var. japonica

★藪豆は葉陰にそっと花つけて
 秋の気配を楽しむように

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蓬(ヨモギ)

ヨモギ050923b-l.jpg

蓬(ヨモギ)はキク科ヨモギ属の多年草である。
本州から沖縄にかけて分布し、山地や人里に普通に生える。
海外では、北半球に広く分布する。
草丈は50センチから100センチくらいである。
地下茎が横に伸びて群生する。
茎はよく枝分かれをし、毛が生えている。
葉は楕円形で羽状に深く裂け、互い違いに生える(互生)。
葉の裏面は毛で覆われ、灰白色をしている。
手で揉むと良い香りがする。
開花時期は8月から10月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出して花(頭花)をつける。
頭花は少数の筒状花のみから構成され、舌状花はない。
長さは3ミリ程度の紫褐色で、下向きに咲く地味な花である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
若葉は草餅や草団子に用いられる。
そのため餅草(モチグサ)の別名がある。
茎や葉の裏にある毛はお灸に使う艾(もぐさ)になる。
茎や葉を乾燥させたものを生薬の艾葉(がいよう)といい、止血作用など様々な薬効がある。
属名の Artemisia はギリシャ神話の女神「アルテミス(Artemis)」からきている。この属の植物が婦人病に効くということから名づけられた。
種小名の indica は「インドの」という意味である。
変種名の maximowiczii はロシアの植物学者「マキシモビッチ(C. J. Maximowicz)さんの」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Artemisia indica var. maximowiczii(=Artemisia princeps)

★花よりも団子ならずに葉っぱかな
 蓬の花はあまり知られず

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サルビア・ネモロサ

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サルビア・ネモロサはシソ科アキギリ属の多年草である。
原産地はヨーロッパの中央部から西アジアにかけてである。
一般名はウッドランドセージ(Woodland sage)である。
ウッドランドは森林地帯のことである。
耐寒性が強く宿根サルビア(シュッコンサルビア)とも呼ばれている。
草丈は40センチから60センチくらいである。
全体に毛が生えている。
葉は長い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から10月くらいである。
茎先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、濃い紫色をした筒状の花をつける。
園芸品種には、花の色が白、空色、紅紫色などのものがある。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の nemorasa は「森林に生える」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Salvia nemorosa

★小さくてあまり目立たぬ花だけど
 数では負けぬとぎっしりつけて

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浜辺野菊(ハマベノギク)

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浜辺野菊(ハマベノギク)はキク科ハマベノギク属の越年草である。
日本固有種である。
本州の富山県から九州にかけて日本海側に分布し、海岸の砂地や岩場に生える。
山路野菊(ヤマジノギク)の近縁種である。
草丈は20センチから30センチくらいである。
茎や葉には毛が生える。
茎は根際から倒れて地を這い、先で直立する。
根際から生える葉は幅の狭い倒卵形で、開花時期には枯れる。
茎につく葉はへら形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は分厚い。
開花時期は7月から11月くらいである。
花径30ミリから40ミリの花(頭花)を茎先に1輪ずつつける。
舌状花の色は白ないし淡い青紫色である。
筒状花は黄色である。
花は先で立ち上がった茎先につくが、茎がはじめから立つものもあり、山路野菊(ヤマジノギク)へと移行する。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Heteropappus はギリシャ語の「heteros(異)+pappos(冠毛)」からきている。筒状花には長い冠毛があるが、舌状花にはごく短いものしかないことから名づけられた。
種小名の arenarius は「砂地に生える」という意味である。
写真は9月に富山県の氷見市海浜植物園で撮った。
学名:Heteropappus arenarius

★訪れる機会少ない土地に咲く
 浜辺野菊に愛しさ覚え

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蛸の足(タコノアシ)

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蛸の足(タコノアシ)はユキノシタ科タコノアシ属の多年草である。
かつてはベンケイソウ科に分類されていた。
分類体系によってはタコノアシ科とされる。
本州から九州にかけて分布し、沼や河原などの湿地に生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
生育地の減少によって数が減りつつある。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
草丈は30センチから100センチくらいである。
茎は直立し、無毛で紅色を帯びる。
葉は細長い披針形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8月から9月である。
茎先から外側に反った穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を数本出し、内側に黄白色の小さな花をたくさんつける。
この様子を吸盤のある「蛸の足」に見立てたのが名の由来である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
実が熟すころには全草が紅色に染まり、「ゆで蛸」のようになる。
別名を沢紫苑(サワシオン)ともいう。
属名の Penthorum はギリシャ語の「pente(5)++horos(特徴)」からきている。花が五数性であることから名づけられた。
種小名の chinense は「中国の」という意味である。
花の写真は8月につくば植物園で撮った。
実の写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Penthorum chinense

★どことなくユーモラスだね鮹の足
 秋の陽受けて真っ赤に染まり

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糸瓜(ヘチマ)

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葉の陰でしおらしく照る花糸瓜

糸瓜(ヘチマ)はウリ科ヘチマ属の蔓性一年草である。
原産地はインドである。
日本へは江戸時代の初期に中国から渡来した。
蔓を伝って伸び、丈は1メートルから10メートルくらいになる。
葉には柄があり、互い違いに生える(互生)。
葉は手のひら状に7つから11に浅く裂ける。
裂片の先は尖り、つけ根の部分はハート形に切れ込む。
葉の表面はざらつくが、毛は生えていない。
開花時期は8月から9月である。
雌雄同株である。
雄花は総状(柄のある花が花茎に均等につく)につき、雌花は葉の脇に1つつく。
花径は5センチくらいで、花冠は5つに裂ける。
花の色は黄色い。
実のなるのは9月から10月である。
実は長さ30センチから60センチの細長い円柱形で、濃い緑色をしている。
若い実は食用になる。
熟した実の網目状の繊維はたわしや浴用スポンジとされる。
茎からはヘチマ水をとる。
俳句では「糸瓜」が秋の季語、「糸瓜の花」が夏の季語である。
属名の Luffa はヘチマのアラビア名からきている。
種小名の cylindrica は「円筒形の」という意味である。
花の写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
実の写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Luffa cylindrica

★ぶら下がる糸瓜の実こそ面白く
 じっと見つめる不思議感じつ

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アカバナツユクサ051112a-l.jpg

赤花露草(アカバナツユクサ)はツユクサ科ティナンティア属の多年草である。
原産地はメキシコからニカラグアである。
草丈は50センチから150センチくらいである。
茎は直立をする。
茎は折れやすいが、折れても脇からまた出てくるという。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉のつけ根の部分は茎を抱く。
開花時期は6月から10月くらいである。
露草(ツユクサ)によく似た濃い紅紫色の花をつける。
花弁と萼片は3枚ずつである。
萼は緑色で白い毛が生える。
雄しべは6本、雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
流通名をブータン露草(ブータンツユクサ)ともいう。
属名の Tinantia はルクセンブルグの林学者「ティナン(F. Tinant)さん」の名からきている。
種小名の erecta は「直立した」という意味である。
写真は11月に小石川植物園で撮った。
学名:Tinantia erecta(=Tinantia fugax var.erecta)

★めずらしいピンク色した露草の
 不思議な姿じっと見詰めて

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秋唐松(アキカラマツ)

アキカラマツ090813a-l.jpg秋唐松(アキカラマツ)はキンポウゲ科カラマツソウ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山野の草地や道端に自える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布している。
漢字では「秋落葉松」とも書く。
草丈は70センチから150センチくらいである。
茎の上部でよく枝分かれをする。
葉は2-4回3出複葉である。
3出複葉というのは、1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形のことである。
何回か枝分かれをして3枚ずつ小葉をつけた全体が1枚の葉となる。
小葉は円形ないし楕円形で、先が浅く3つから5つに裂ける。
葉の裏面は白味を帯びる。
開花時期は7月から9月である。
茎先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、淡い黄色の小さな花をつける。
花弁のように見える萼は3、4枚あるが、早くに落ちる。
後は雄しべと雌しべだけの花となる。
雄しべが長く飛び出し、黄色く見えるのは雄しべの葯である。
花の後にできる実は楕円球状のそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
和名の由来は、花の姿を唐松(カラマツ)に見立て、咲く時期が遅いことからきたものである。
近縁種の唐松草(カラマツソウ)に似ているが、花の色で区別ができる。
属名の Thalictrum はギリシャ語のthaliktron(葉が枝分かれをする植物の名)からきている。ローマ時代の医師ディオコリデス(Dioscorides)によってカラマツソウ属の名に充てられた。
種小名の minus は「より小さい」という意味である。
変種名の hypoleucum は「裏面が白い」という意味である。
写真は8月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Thalictrum minus var. hypoleucum

★柔らかな萌えるがごとき花の色
 秋落葉松は静けさの中
☆秋風を楽しむように揺れながら
 秋唐松は夕日を浴びて

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八丈薄(ハチジョウススキ)

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八丈薄(ハチジョウススキ)はイネ科ススキ属の多年草である。
「ススキ」は漢字では「芒」とも書き、これは中国での表記である。
「薄」のほうは和字(和製漢字)で、草が茂っている様子を表している。
日本固有種である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、海岸に生える。
伊豆諸島や小笠原諸島でも見られる。
近縁種の薄(ススキ)に比べて大形である。
また、本種のほうが葉の幅が広く、葉の裏が白っぽい。
葉鞘にある「葉舌」に毛がないなどが特徴点である。
草丈は150センチから200センチくらいである。
茎の上部でよく枝分かれをする。
葉は根際や茎からたくさん出て、幅の広い線形である。
葉の縁には鋭い鉤状のぎざぎざ(鋸歯)が疎らにある。
開花時期は8月からむ10月である。
枝分かれした枝に、隙間なく小穂が密生する。
この枝は太くて数が多い。
花の色は赤茶色である。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
属名の Miscanthus はギリシャ語の「mischos(小花柄)+anthos(花)」からきている。
種小名の condensatus は「密集した」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Miscanthus condensatus

★ワイルドな姿でどんと生え繁り
 背丈を超える八丈薄

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油薄(アブラススキ)

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油薄(アブラススキ)はイネ科アブラススキ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山野に普通に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、インドなどにも分布する。
草丈は90センチから120センチくらいである。
茎は円柱形で直立し、束になって生える。
葉は線形で、つけ根の部分には長い毛が生える。
茎の下部につく葉には長い柄があるのが特徴である。
開花時期は8月から10月くらいである。
茎先に長さ20センチから30センチの円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、淡い赤褐色の小穂を弓状に垂れ下がらせる。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
和名の由来は、茎や穂から油臭い粘液を出し油に似た艶があることからきている。
属名の Eccoilopus はギリシャ語の「eccoilizo(腹をへこます)+pous(足)」からきている。
種小名の cotulifer は「あくのある」という意味である。
写真は9月に小石川植物園で撮った。
学名:Eccoilopus cotulifer

★弓形に穂を垂れ下げる独特の
 姿が目立つ油薄は

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アポイトリカブト060902a-l.jpg

アポイ鳥兜(アポイトリカブト)はキンポウゲ科トリカブト属の多年草である。
北海道の固有種である。
日高山脈にのみ分布し、かんらん岩や蛇紋岩地帯などの高山の草地に生える。
アポイ岳、札内岳、戸蔦別岳などに生育している。
別名を日高鳥兜(ヒダカトリカブト)ともいう。
このほうが一般的な名称のようであるが、北大植物園のラベルは「アポイ」であった。
蝦夷細葉鳥兜(エゾホソバトリカブト)の近縁種である。
草丈は30センチから90センチくらいである。
茎の上部には曲がった毛が生えるのが本種の特徴である。
葉は3つに裂け、小葉が更に2つに深く裂ける。
開花時期は8月から9月である。
青紫色の花びらのように見えるのは萼片で、5枚ある。
本当の花弁は萼片の内側に2枚ある。
雄しべはたくさんあり、雌しべは3本から5本くらいある。
雄しべにも雌しべにも毛がないことが本種の特徴である。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
全草にアルカロイドのアコチニンなどを含み有毒である。
属名の Aconitum はギリシャ語の「akon(投げやり)」からきている。
種小名の apoiense は「アポイ岳の」という意味である。
写真は9月に北大植物園で撮った。
学名:Aconitum apoiense

★薄っすらと色づく青が冴え渡る
 高山の花アポイ鳥兜

アポイトリカブト060902b-l.jpg

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オオバナイトタヌキモ080921a-l.jpg

大花糸狸藻(オオバナイトタヌキモ)はタヌキモ科タヌキモ属の多年草である。
本州の中部地方から九州にかけて分布し、水中に浮遊する。
海外では、中国、東南アジア、南アジア、オーストラリア、アフリカなどに広く分布する。
水中に1ミリほどの小さな捕虫嚢がある食虫植物である。
草丈は3センチから4センチである。
葉は糸状である。
開花時期は7月から9月くらいである。
花茎を伸ばし、先に黄色い小さな花をつける。
繁殖力は強く、どんどん広がる。
属名の Utricularia はラテン語の「utriculus(小気胞)」からきている。小さい捕虫嚢があることから名づけられた。
種小名の gibba は「瘤のある」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Utricularia gibba

★見かけからぴんと来た来た狸藻と
 小さいながら大きく見えて

オオバナイトタヌキモ080921d-l.jpg

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