柳蘭(ヤナギラン)

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柳蘭(ヤナギラン)はアカバナ科ヤナギラン属(アカバナ属)の多年草である。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、日当たりのよい山地の草地に生える。
海外では、北半球に広く分布する。
和名の由来は、細長い葉が柳(ヤナギ)に似ていて、花が蘭(ラン)を思わせるところからきている。
草丈は100センチから150センチくらいである。
葉の長さは5センチから8センチくらいの長い披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉には柄はなく、縁には小さなぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の裏面は灰白色を帯びる。
開花時期は7月から9月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径3、4センチの紅紫色の花をたくさんつける。
花弁は4枚、萼片も4枚である。
雄しべは8本である。
雌しべは1本で、柱頭は4つに裂ける。
花は茎の下のほうから順に咲き上がる。
花の後にできる実はさく果(熟すと果皮が裂開する果実)で、中には毛の生えた白い種子がたくさん入っている。
強い生命力をもち、伐採地や山火事の跡などに大群落をつくる。
しかし、土壌が安定するにつれて他の植物に取って代わられる。
属名の Chamerion はギリシャ語の「chamai(小さい)+Nerium(キョウチクトウ属)」からきている。
種小名の angustifolium「細葉の」という意味である。
写真は8月に志賀高原で撮った。
学名:Chamerion angustifolium(=Epilobium angustifolium)

★咲き昇る花はピンクの柳蘭
 背高のっぽに高原の風

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このページは、が2012年8月22日 10:52に書いたブログ記事です。

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