2012年7月アーカイブ

姫海芋(ヒメカイウ)

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姫海芋(ヒメカイウ)はサトイモ科ヒメカイウ属の多年草である。
北海道と本州の東北地方(福島県を除く)及び中部地方(長野、富山)に分布し、低地や山地の水湿地に生える。
海外では、北半球に広く分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
草丈は10センチから30センチくらいである。
根茎は横に這う。
根際から生える葉は心形で、長い柄がある。
開花時期は6月から7月くらいである。
仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞)は白く、幅の広い卵形である。
花序には花被はない。
花序のほとんどが両性花で、先だけに雄性花をつける。
水芭蕉(ミズバショウ)を小形にしたような花である。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名の Calla はギリシャ語の「kallos (美しい)」からきている。
種小名の palustris は「沼地に生える」という意味である。
写真は8月に志賀高原の東館山高山植物園で撮った。
学名:Calla palustris

★水芭蕉思わすような姫海芋
 小さく咲いてどこか可愛く

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ビロード葵(ビロードアオイ)はアオイ科ビロードアオイ属の多年草である。
原産地は東ヨーロッパから西アジアで、沼地や湿地に生える。
英名をマーシュマロー(marsh mallow)という。
「マーシュ」は湿地を意味する言葉、「マロー」はアオイの仲間のことである。
古代ギリシャ時代から薬用とされてきた。
乾燥させた根茎、葉、花は緩和剤や軟膏として用いられる。
草丈は100センチから120センチくらいである。
茎や葉にはビロードのような感触がある。
葉は卵形で切れ込みがあり、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月から9月である。
葉の脇に淡い桃色の5弁花をつける。
花径は2センチくらいで小さい。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
別名を薄紅立葵(ウスベニタチアオイ)という。
お菓子のマシュマロの原料とされてきたのもこのハーブである。
昔は喉を守る食べ物であったという。
属名の Althaea はギリシャ語の「althaino(治療)」からきている。薬効があることから名づけられた。
種小名の officinalis は「薬用の」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Althaea officinalis

★うっすらとピンクに染まる花びらが
 優しく揺れるビロード葵

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東郷菊(トウゴウギク)

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東郷菊(トウゴウギク)はキク科オオハンゴンソウ属の多年草である。
原産地は北アメリカの南東部である。
ルドベキアの仲間である。
草丈は80センチから
120センチくらいである。
茎は褐色で毛が生える。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から9月である。
茎の上部で枝分かれをし、花径3センチほどの花(頭花)を咲かせる。
舌状花は黄色く、真ん中の筒状花は褐色である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
和名の由来は東郷平八郎元帥がイギリスから持ち帰り、こよなく愛したことに因むという。
学名のルドベキア・フルギダでも流通している。
属名の Rudbeckia はリンネの後援者「ルードベック(Rudbeck)父子」の名からきている。
種小名の fulgida は「艶のある」という意味である。
向島百花園に咲く唯一の外来種である。
写真は8月に向島百花園で撮った。
学名:Rudbeckia fulgida

★遥々とやって来ました海の果て
 東郷菊は大和に根づき

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八代草(ヤツシロソウ)

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八代草(ヤツシロソウ)はキキョウ科ホタルブクロ属(カンパヌラ属)の多年草である。
カンパヌラ属は北半球を中心に500種以上が分布する。
また、多くの亜種があり、多くの園芸品種も作出されている。
園芸的にはカンパニュラという英語風の読み方で流通している。
日本にも蛍袋(ホタルブクロ)などが分布し、属名の和名はホタルブクロ属という。
本種は阿蘇・久住地方の限られた地域にのみ分布し、山地に生える。
また、庭植え、鉢植えとして観賞用に栽培されている。
海外では、朝鮮半島、中国東北部、シベリア東部にも分布する。
大陸と地続きのころの遺存植物である。
環境省のレッドリスト(2012)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
和名の由来は、熊本県の八代で発見されたことからきている。
草丈は30センチから100センチくらいである。
葉は幅の広い披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から9月くらいである。
茎先に釣鐘形で青紫色をした花が集まって上向きに咲く。
花径は2センチくらいで、花冠の先は5つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「従順な人」である。
8月20日の誕生花である。
以下に示す学名は、Catalogue of Life や YList で記載されているものである。
環境省のレッドリスト(2012)では異名のほうを記載しているが、Catalogue of Life では亜種ないし変種の dahurica 自体が存在しないので、いずれ下記の学名のほうに移行するものと思われる。
なお、基本種(異名:Campanula glomerata subsp. glomerata)はヨーロッパから中国にかけて分布する。
属名の Campanula はラテン語の「campana(鐘)」の縮小形で小さな鐘を意味する。花冠の形から名づけられた。
種小名の glomerata は「集まった」という意味である。
亜種名の speciosa は「華やかな」という意味である。
変種名の dahurica は「(シベリアの)ダフリアの」という意味である。
写真は8月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Campanula glomerata subsp. speciosa(異名:Campanula glomerata var. dahurica)

★絶滅の危機に晒され支援待つ
 八代草の花は紫

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2016/08/22 改訂

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小蒲(コガマ)

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小蒲(コガマ)はガマ科ガマ属の多年草である。
本州から沖縄にかけて分布し、池や沼に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、フィリピンなどにも分布する。
蒲(ガマ)によく似ているが、全体的に小さい。
草丈は100センチから150センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は6月から8月である。
丸っこいソーセージのような茶色の花穂が雌花で、雄花はその先につく。
肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)と呼ばれている。
雌花穂は長さ6センチから10センチくらいある。
雄花穂は花粉を出し終わると枯れ、雌花穂がガマの穂になる。 
花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。
種子には毛があり、風に乗って散布される。
蒲(ガマ)や姫蒲(ヒメガマ)は4つの花粉の集まった4集粒だが、本種は単粒であることで区別される。
花粉は生薬名を蒲黄(ほおう)といい、火傷や外傷に効く。
属名の Typha はギリシャ語の「沼(tiphos)」からきている。
種小名の orientalis は「東方の(中近東の)」という意味である。
写真は10月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Typha orientalis

★少しだけ短いけれど小蒲の穂
 太さは負けぬとピンと胸張り

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ラバテラ・ツリンギアカ

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紅の色明かりに照らし花葵

ラバテラ・ツリンギアカはアオイ科ハナアオイ属の一年草である。
原産地は東ヨーロッパから西アジアにかけてである。
草丈は100センチから180センチくらいである。
葉は円形で手のひら状に切れ込み、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から8月である。
茎先や葉の脇に花径3センチから6センチくらいの淡い紅色の5弁花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
俳句では「花葵」が夏の季語である。
属名の Lavatera は17世紀のスイスの自然科学者「ラバター兄弟(J. H. Lavater and J. J. Lavater)」の名からきている。
種小名の thuringiaca は「(ドイツの)チューリンギアの」という意味である。
写真は7月に野田市の清水公園花ファンタジアで撮った。
学名:Lavatera thuringiaca

★優しさを五弁に托し花葵
 しなやかに咲く夏の盛りに

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熊野水木(クマノミズキ)

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熊野水木(クマノミズキ)はミズキ科ミズキ属の落葉高木である。
本州から九州にかけて分布し、丘陵や山地に生える。
海外では、台湾、朝鮮半島、中国、ヒマラヤなどにも分布する。
和名の由来は、三重県の熊野で発見されたことからきている。
「水木」というのは、水分量の多いことからきた名である。
樹高は10メートルから15メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
近縁種の水木(ミズキ)の場合は互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖り、縁には小さな波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面は緑色でやや艶があり、裏面には毛が生える。
開花時期は6?7月である。
枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、淡い乳白色の花をたくさんつける。
花弁は4枚である。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、赤黒く熟する。
属名の Cornus はラテン語の「cornu(角)」からきている。材質の堅いことから名づけられた。
種小名の macrophylla は「大きな葉の」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Cornus macrophylla

★豪快に折り重なって花をつけ
 熊野水木は今が宴と

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宿根亜麻(シュッコンアマ)

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宿根亜麻(シュッコンアマ)はアマ科アマ属の多年草である。
非耐寒性なので園芸上は一年草として扱われる。
原産地はヨーロッパである。
日本へは明治時代に渡来した。
主として観賞用とされる。
学名からきたリヌム・ペレンネの名でも流通している。
草丈は30センチから60センチくらいである。
茎は細くてひょろひょろする。
葉は幅の狭い披針形で、茎にらせん状にたくさんつく。
開花時期は5月から7月くらいである。
花径2センチくらいの小さな青い花をたくさんつける。
花は一日花である。
花弁数は5枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
近縁種の亜麻(アマ)は繊維原料とするほか、種子からは亜麻仁油が得られる。
属名の Linum はラテン語の「linon(糸)」からきている。この属の1種から糸を採ったことから名づけられた。
種小名の perenne は「多年生の」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Linum perenne

★青空と競うがごとく花咲かせ
 宿根亜麻は風にはためき

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ゲンチアナ・クラッシカウリス070603a-l.jpg

ゲンチアナ・クラッシカウリスはリンドウ科リンドウ属の多年草である。
原産地は中国である。
南西部の四川省、貴州省からチベット、ブータンにかけて分布し、標高2300メートルから4300メートルの山の斜面や林の縁などに生える。
草丈は30センチから40センチである。
根茎は太い。
根際から生える葉は長い楕円形で、ロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
葉の先は尖り、つけ根の部分は次第に狭くなる。
茎につく葉は上部へいくほど大きくなり、茎を抱く。
開花時期は7月から8月である。
茎先につく花は長さ2センチくらいの筒状で、筒の部分は黄白色、先は濃い青紫色になる。
花冠の内側には斑点がある。
花は日が当たると花の先の裂片が開く。
花の中には真ん中に花柱(雌しべ)があり、その周りに5本の雄しべがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Gentiana は紀元前のイリリア王「ゲンティウス(Gentius)」の名にちなむ。
種小名の crassicaulis は「太い茎の」という意味である。
根茎を干したものは生薬とされ、鎮痛、抗炎症、解熱、抗リウマチ、利尿などの薬効がある。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Gentiana crassicaulis

★西域の山の斜面に咲くという
 竜胆の花色合い深く

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サンゴアブラギリ100605a-l.jpg

珊瑚油桐(サンゴアブラギリ)はトウダイグサ科タイワンアブラギリ属(ジャトロファ属)の常緑小低木である。
属名の読み方は「ヤトロファ属」とするものもある。
常緑だが、温度が低いとすぐ落葉する。
原産地は中央アメリカである。
樹高は100センチから150センチくらいである。
多肉植物で、幹が徳利のように膨らむ。
葉は円心形で、成長すると割れてくる。
開花時期は6月から9月くらいである。
雌雄同株である。
枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、珊瑚のような赤い花を咲かせる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
別名を徳利油桐(トックリアブラギリ)という。
学名のジャトロファ・ポダグリカで表示するものもある。
属名の Jatropha はギリシャ語の「iatros(医師)+trophe(栄養)」からきている。この属の1種が薬用とされることから名づけられた。
種小名の podagrica は「太く膨らんだ」という意味である。
写真は6月につくぱ植物園で撮った。
学名:Jatropha podagrica

★太らせた幹がとってもチャーミング
 咲かせる花は南国の色

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クナウティア・アルベンシス

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クナウティア・アルベンシスはマツムシソウ科クナウティア属の多年草である。
原産地はヨーロッパ、西アジア、中央アジア、シベリアである。
一般名はフィールド・スカビアス(Field Scabious)という。
スカビアスは松虫草のことである。
草丈は30センチから100センチくらいである。
葉は羽状に裂け、向かい合って生える(対生)。
開花時期は7月から9月くらいである。
茎先に淡い紫色(ライラック色)をした花をつける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Knautia は17世紀のドイツの植物学者「クナウト(C. Knaut)さん」の名からきている。
種小名の arvensis は「原野に生える」という意味である。
写真は8月に日光植物園で撮った。
学名:Knautia arvensis

★か弱げに咲いた姿が愛らしく
 カメラを向けるロックガーデン

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クリヌム・ポーウェリー

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クリヌム・ポーウェリーはヒガンバナ科ハマオモト属の多年草である。
19世紀にイギリスで作出された種間交配品種である。
種子親はロンギフォリウム種(Crinum longifolium)、花粉親はムーレイ種(Crinum moorei)で、どちらも原産地は南アフリカである。
草丈は1メートルから2メートルあり、大形である。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は6月から7月である。
長さが10センチくらいある大きなピンクの花を一度に10輪くらいつける。
花は平開はせず細長い花筒となることが多い。
花の色は、白花のもの('Album')もある。
属名の Crinum はギリシャ語の「crinon(ユリ)」からきている。花の姿がユリによく似ていることから名づけられた。
種小名の powellii はイギリス人の園芸家「パウエル(C. B. Powell)さんの」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Crinum x powellii

★大きくて驚くような姿だが
 花は開かず傷みも早く

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エリゲロン・フレッティー

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エリゲロン・フレッティーはキク科ムカシヨモギ属の多年草である。
原産地は北アメリカである。
合衆国のワシントン州西部にあるオリンピック山脈の固有種である。
亜高山や高山の峰に生える。
草丈は5センチから10センチくらいである。
根際から生える葉は披針形で波打ち、灰色がかっている。
開花時期は真夏である。
短い花茎の先に花径1、2センチくらいの小さな花(頭花)をつける。
花の色は白ないし紫色である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Erigeron はギリシャ語の「eri(早い)+geron(老人)」からきている。元々はノボロギクにつけられた名で、灰白色の軟毛におおわれ、早く花が咲くという意味である。
種小名の flettii はアメリカ人の植物学者「フレット(J. B. Flett)さんの」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Erigeron flettii

★アメリカの高山に咲くエリゲロン
 その名気高きオリンポスの峰

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クロバナハンショウヅル090503a-l.jpg

黒花半鐘蔓(クロバナハンショウヅル)はキンポウゲ科センニンソウ属の多年草である。
北海道に分布し、低地から亜高山にかけての湿原や湿った草地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国東北部、ウスリー地方、アムール地方などに分布する。
別名を蝦夷半鐘蔓(エゾハンショウヅル)という。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
茎は蔓性で他のものに絡んで伸び、長さは1メートル以上になる。
茎には黄褐色の毛が生える。
葉は羽状複葉で、向かい合って生える(対生)。
小葉は卵形で先が尖り、浅く裂けるものもある。
開花時期は7月から8月である。
茎先や葉の脇から柄を出し、暗い紫色をした鐘形の花を下向きにつける。
花には花弁はない。
花弁状の萼片が4枚あり、先がやや反り返る。
萼片の外側には、暗い紫色の軟毛が密生する。
雄しべと雌しべはたくさんある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Clematis はギリシャ語の「clema(若枝)」の縮小形である。長い柔らかい枝でよじ登ることから名づけられた。
種小名の fusca は「暗い赤褐色の」という意味である。
写真は5月に神代植物公園の山野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Clematis fusca

★ひっそりとうな垂れ咲くか渋い花
 見落としそうだ自然の中では

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木大角豆(キササゲ)

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木大角豆(キササゲ)はノウゼンカズラ科キササゲ属の落葉高木である。
原産地は中国の南部である。
日本へは17世紀に薬用植物として渡来した。
現在では野生化して河川敷などに生える。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉には長い柄があり、縁は浅く3つに裂ける。
葉の裏面の葉脈上には毛が生える。
開花時期は6月から7月である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、淡い黄色の釣鐘形の花をつける。
花冠の内側には紫色の斑が入る。
花冠の先は唇形に裂ける。
実は細長いさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、長さは30センチにも及ぶ。
和名の由来は、細長い実の形をマメ科の大角豆(ササゲ)にたとえたものである。
種子には利尿作用があり、民間薬とされる。
属名の Catalpa はこの属のアメリカキササゲの北アメリカでの現地名からきている。
種小名の ovata は「卵円形の」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Catalpa ovata

★美しい花の姿と面白い
 鞘の形に個性を見せて

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クニフォフィア・ノルシアエ090524d-l.jpg

クニフォフィア・ノルティアエはユリ科シャグマユリ属の常緑多年草である。
分類体系によってはツルボラン科ないしススキノキ科とされる。
原産地は南アフリカである。
草丈は60センチから120センチくらいである。
根際から生える葉は剣状である。
開花時期は夏である。
秋に戻り咲きをするものもある。
長い花茎の上部に、筒状の花を穂状につける。
花は先が小さく6つに裂けていて下向きに密生し、下から咲きあがる。
花の色は蕾のうちが淡いオレンジ色で咲き進むと黄色になる。
トリトマ(旧属名) の仲間の中では、全体に太くがっしりしている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Kniphofia はドイツの植物学者「クニホフ(J. H. Kniphof)さん」の名からきている。
種小名の northiae は19世紀のイギリス人の植物画家「ノース(M. North)さんの」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Kniphofia northiae

★ずんぐりと咲いた姿が面白い
 見るたび思う不思議の世界

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枸杞葉茄子(クコバナスビ)

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枸杞葉茄子(クコバナスビ)はナス科ナス属の常緑低木である。
原産地は南アメリカである。
ペルーのアンデス山地に生える。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は春から夏である。
葉の脇に花径3センチから5センチくらいの濃い紫色の花を数輪つける。
花冠は5つに裂けて横に開く。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
異名を Lycianthes lycioides という。
海外のサイトではこの名称のほうが見つけやすい。
属名の Solanum はラテン語の「solamen(安静)」からきているという説がある。
種小名の lycoides は「クコ属(Lycium)に似た」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Solanum lycoides

★枸杞の葉に似ているという名前だが
 並べてみてもはっきりしないね

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雪割草(ユキワリソウ)

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雪割草(ユキワリソウ)はサクラソウ科サクラソウ属の多年草である。
日本固有種である。
北海道と本州の関東地方、中部地方、四国、九州に分布し、山地や亜高山の岩場に生える。
草丈は7センチから16センチくらいである。
根際から生える葉は長い楕円形である。
葉の先は丸い。
葉の縁はやや裏側に曲がり、鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の裏面は白っぽく、淡い黄色の粉をふく。
開花時期は6月から7月である。
花径は10ミリから15ミリくらいで、花の色は紅紫色である。
花冠は5つに裂けて横に開き、裂片の先は浅く2つに裂ける。
花冠の喉の部分は黄白色になる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、雪がとける時期に花が咲くということからきている。
なお、キンポウゲ科の三角草(ミスミソウ)などを「雪割草」と呼ぶことがあるが、これは和名ではなく流通名である。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」の縮小形である。プリムラ・ベリスが早春に他の花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の modesta は「内気な」という意味である。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Primula modesta

★名を知りつやっと出合えた雪割草
 小さな花に思いを込めて

ユキワリソウ070430c-l.jpg

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カリステモン・ピニフォリウス090726a-l.jpg

カリステモン・ピニフォリウスはフトモモ科ブラシノキ属の常緑低木である。
原産地はオーストラリア東部のニューサウスウェールズ州で、林の中に生える。
樹高は1メートルから4メートルくらいである。
枝は半ば枝垂れる。
葉は線形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質である。
開花時期は6月から7月くらいである。
花穂はブラシ状で緑色をしている。
花の色は赤いものもある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Callistemon はギリシャ語の「kallos(美しい)+ stemon(雄しべ) 」からきている。
種小名の pinifolius は「松のような葉の」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Callistemon pinifolius

★いくつかの仲間がいるねカリステモン
 緑の花にちょっと驚き

カリステモン・ピニフォリウス090726b-l.jpg

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カリブラコア

カリブラコア060506a-l.jpg

カリブラコアはナス科カリブラコア属の多年草である。
園芸上は一年草として扱われる。
原産地は南アメリカである。
かつてはペチュニア属に含まれていたものが分離された。
サントリーのミリオンベルを始めとして、各種苗メーカーが様々な品種を開発して販売している。
立ち性の系統と這い性の系統がある。
小輪だが花つきがよく、寄せ植え、ハンギングバスケット、花壇など様々な場で利用されている。
ペチュニアと比べると花が小さく、耐暑性、耐寒性に優れる。
また、葉はカリブラコアのほうが小さく細い。
草丈は10センチから40センチくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は分厚く、艶がある。
開花時期は4月から10月である。
花径は2センチくらいである。
花冠は筒状で先が5つに裂け、喉の部分は黄色や白になる。
花の色は、赤、白、青、紫色、ピンク、茶色のほか、ペチュニアにない黄色やオレンジ色も含めて多彩である。
複色のものもある。
属名の Calibrachoa は19世紀のメキシコの植物学者「ブラコ(Caly Bracho)さん」の名からきている。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Calibrachoa sp.

★元気よく咲いて花壇を彩るよ
 カリブラコアを育ててみてね

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樊かい草(ハンカイソウ)

ハンカイソウ090607a-l.jpg

樊かい草(ハンカイソウ)はキク科メタカラコウ属の多年草である。
「かい」の字は「檜」の字の木偏を口偏に変えたものを充てる。
三国志に登場する劉邦の義兄弟で重臣であった武将の名である。
本州の静岡県から九州にかけて分布し、山地の湿った草地などに生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国などにも分布する。
草丈は80センチから150センチくらいである。
直立する茎には毛は生えておらず、黒紫色の斑が入る。
根際から生える葉には長い柄があり、長さも幅も30センチくらいあって大形である。
葉は手のひら状に深く裂け、裂片は更に切れ込む。
茎につく葉には柄はなく茎を抱き、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から8月である。
茎の上部で枝分かれをして、先に花径10センチくらいの大きな黄色い花(頭花)を数輪つける。
花の真ん中にはたくさんの筒状花があり、周りには10枚くらいの舌状花がつく。
花の後にできる実は長さが1センチくらいあるそう果(1つの種子しかなく開かないもの)である。
蒲公英(タンポポ)のような冠毛があって、風で散布される。
属名の Ligularia はラテン語の「ligula(舌)」からきている。小さい舌状の花弁から名づけられた。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Ligularia japonica

★湿原に生える草より背も高く
 黄金の花が首突き出して

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ソラヌム・ウェンドランディー090704c-l.jpg

ソラヌム・ウェンドランディーはナス科ナス属の常緑蔓性低木である。
原産地は中央アメリカのコスタリカである。
属名の読み方は「ソラナム」とするものもある。
種小名の読み方は「ヴェンドランディー」とするものもある。
英名はポテトバイン(potato vine)である。
蔓の長さは3メートルから6メートルくらいになる。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉は羽状に裂けるものもある。
開花時期は6月から8月くらいである。
葉の脇に集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、淡い紫色の花をつける。
花冠は深く5つに裂ける。
花の色はラベンダー色から白へと変化する。
果実は暗い紫色をした球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名の Solanum はラテン語の「solamen(安静)」からきているという説がある。
種小名の wendlandii は19世紀のドイツ人の植物採集家「ウェンドランド(H. Wendland)さんの」という意味である。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Solanum wendlandii

★ソラヌムの仲間もいろいろあるんだね
 大きな花が人目をひくよ

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朝鮮薊(チョウセンアザミ)

チョウセンアザミ080720d-l.jpg

朝鮮薊(チョウセンアザミ)はキク科チョウセンアザミ属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
朝鮮の名がつくが、朝鮮原産ではない。
この場合の「朝鮮」は外国産を表す程度の意味合いである。
ヨーロッパでは、古代ギリシャ・ローマ時代から野菜として栽培されてきたという。
日本へは江戸時代の後期にオランダから渡来した。
あまり普及はしなかったという。
英名はアーティチョーク(artichoke)である。
アラビア語が語源で「大きな薊」を意味する。
草丈は150センチから200センチくらいである。
葉は羽状に深く裂け、互い違いに生える(互生)。
葉の裏面には白い綿毛がたくさん生える。
開花時期は6月から7月である。
茎先に花径10センチから15センチくらいある淡い紫色の大きな花(頭花)をつける。
総包片は肉厚で棘がほとんどない。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
花全体を茹でて食用とし、葉はハーブティーとして利用される。
属名の Cynara はギリシャ語の「cyno(犬)」からきている。花の周りの棘が犬の歯に似ていることから名づけられた。
種小名の scolymus は「棘の」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Cynara scolymus

★大きさに度肝抜かれて立ち尽くす
 まるで怪物朝鮮薊

チョウセンアザミ080720g-l.jpg

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御種人参(オタネニンジン)

オタネニンジン060715a-l.jpg

御種人参(オタネニンジン)はウコギ科トチバニンジン属の多年草である。
原産地は朝鮮半島と中国である。
朝鮮人参(チョウセンニンジン)、高麗人参(コウライニンジン)などの名で知られている。
日本へ渡来したのは奈良時代であるが、栽培が始まったのは江戸時代の享保年間である。
享保年間には幕府直営の薬草園で栽培されたが、その後、各大名に種苗が分け与えられた。
現在では、長野県、島根県、福島県などで栽培されている。
草丈は60センチから70センチくらいである。
茎は直立する。
茎先に3枚の小葉からなる手のひら状の複葉を数個輪になってつける(輪生)。
成長すると5小葉になる。
開花時期は5月から6月である。
茎先に散形花序(茎先からたくさん枝が出て、その先に1個つずつ花がつく花序)を出し、淡い黄緑色の小さな花をたくさんつける。
7月から8月には、やや扁平な丸くて赤い実をつける。
中には白い種子がある。
根を強壮、健胃などの薬用にする。
属名の Panax はギリシャ語の「pan(すべて)+akos(治癒)」からきている。万能薬の意味で、チョウセンニンジンの薬効から名づけられた。
種小名の ginseng は中国語で「ニンジン」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Panax ginseng

★薬効の世に知られたる人参は
 赤い実つけて何食わぬ気に

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大葉血止め(オオバチドメ)

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大葉血止め(オオバチドメ)はセリ科チドメグサ属の多年草である。
分類体系によってはウコギ科とされる。
本州の関東地方から九州にかけて分布し、山地の湿った林の中に生える。
海外では、中国、東南アジア、インド、オーストラリアなどに分布する。
草丈は5センチから10センチくらいである。
茎は地面を這い、節から花茎を斜めに立ち上げる。
葉は円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁は手のひら状に浅く切れ込む。
葉の表面には毛が生える。
開花時期は7月から10月くらいである。
葉の脇から球状をした複数の散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、緑白色の小さな花をたくさんつける。
花弁は5枚である。
花の後にできる実は扁球形の分果(複数の子房からできた果実)である。
「血止め」の名の由来は、葉をもんで傷口に貼りつけると止血効果があることからきている。
属名の Hydrocotyle はギリシャ語の「hydro(水)+cotyle(コップ)」からきている。この属の1種の葉の形と水辺に生えることから名づけられた。
種小名の javanica は「ジャワ島の」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Hydrocotyle javanica

★小さくて見落としそうな草だけど
 足を止めれば一つの世界

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川原柴胡(カワラサイコ)

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川原柴胡(カワラサイコ)はバラ科キジムシロ属の多年草である。
本州から九州にかけて分布し、日当たりのよい河原や海岸の砂地などに生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、アムール地方、ウスリー地方などにも分布する。
草丈は30センチから70センチくらいである。
茎は根元から枝分かれをして、四方にひろがる。
茎は赤味を帯びており、長い毛に被われている。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉が13枚から27枚くらいで1枚の葉となる。
小葉の形は倒披針形で、羽状にさらに深く裂け、先は鋭く尖っている。
小葉と小葉の間に付属の小葉片があるのが特徴である。
開花時期は6月から10月である。
茎先で枝分かれをして、花径10ミリから15ミリくらいの黄色い小さな花を次々に開く。
花弁は5枚である。
萼の背面は緑色で、毛が生えてい。
近縁種の広葉の川原柴胡(カワラサイコ)の萼の背面は白い毛で被われ、葉に小葉片はない。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
和名の由来は、川原に生える柴胡(サイコ)の意味である。
ただし、生薬の柴胡(さいこ)の原料となる三島柴胡(ミシマサイコ)はセリ科で、系統的には異なっている。
属名の Potentilla はラテン語の「potens(強力)」の縮小形である。同属の1種に強い薬効があったのでつけられた名である。
種小名の chinensis は「中国の」という意味である。
写真は7月に国営ひたち海浜公園で撮った。
学名:Potentilla chinensis

★さらさらと乾く砂地に根を下ろし
 川原柴胡は花を開いて

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大唐綿(オオトウワタ)

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大唐綿(オオトウワタ)はガガイモ科トウワタ属の多年草である。
原産地は北アメリカで、西海岸に分布する。
日本へは明治時代に渡来した。
草丈は50センチから150センチくらいである。
葉は大形の長い卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6月から8月くらいである。
花序は薬玉のようで、暗い紫色をした五角形の花を咲かせる。
「唐綿」の名は、実が弾けると種にふさふさの綿毛がついていることからきている。
実は生花の材料として利用される。
英名はミルクウィード(milkweed)である。
傷つけると白い汁が出るところからつけられた名である。
根茎は利尿剤や下剤として用いられる。
属名の Asclepias はギリシャ神話の医術の神「アスクレピオス(Asklepios)」の名からきている。
種小名の syriaca は「シリアの」という意味である。
混同・誤認によりつけられた学名である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Asclepias syriaca

★つまらない花と言わずに少しだけ
 見つめてほしい私のことを

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鏡草(カガミグサ)

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鏡草(カガミグサ)はブドウ科ノブドウ属の蔓性落葉低木である。
原産地は中国である。
日本へは江戸時代に薬用として渡来した。
その割には種小名はヤポニカである。
根茎を生薬で白斂(びゃくれん)といい、腫れ物や打撲傷、火傷の止痛などに用いられる。
根が紡錘形に肥厚し、中が白いことからきた名である。
蔓は10メートルくらいまで伸びる。
葉は手のひら状に裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から7月である。
淡い緑色の地味な花をつける。
花の後には白、紫色、青など色とりどりの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)ができる。
そのため観賞用としても栽培される。
属名の Ampelopsis はギリシャ語の「amperos(ブドウ)+opsis(外観)」からきている。ブドウに外観が似たという意味で名づけられた。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Ampelopsis japonica

★でこぼこで色とりどりの実を結び
 葡萄のようで葡萄でなくて

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オリガヌム・ミクロフィルム

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オリガヌム・ミクロフィルムはシソ科ハナハッカ属の多年草である。
原産地は地中海のクレタ島である。
オレガノ・ミクロフィラの名でも流通している。
草丈は30センチから50センチくらいである。
根際からよく枝分かれをする。
葉は小さな卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の色は灰白色である。
開花時期は6月から8月くらいである。
花の色は濃い紅紫色である。
花はよい香りがする。
花の色が褪せないのでドライフラワーにも適している。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Origanum は、ギリシャ語の「oros(山)+ganos(喜び)」からきている。
種小名の microphyllum は「小さい葉の」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Origanum microphyllum

★香りなら任せなさいとミクロフィラ
 ぽちっと咲いたピンク可愛く

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グーズベリー

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グーズベリー(gooseberry)はユキノシタ科スグリ属の落葉低木である。
分類体系によってはスグリ科とされる。
原産地はヨーロッパ、北アフリカ、西アジアである。
日本へは明治時代の初期にヨーロッパから渡来した。
北海道で野生化している。
和名は丸酸塊(マルスグリ)、別名を西洋酸塊(セイヨウスグリ)という。
樹高は1メートルから2メートルである。
よく枝分かれをし、枝には棘がある。
葉は円形で3つから5つに裂け、互い違いに生える(互生)。
葉の両面には短い毛が密生し、縁には鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月ころである。
葉の脇に小さな緑白色の花をつける。
萼筒は幅の広い鐘形で、軟毛と腺毛が生える。
実は直径1、2センチの球形の半透明な液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、緑色から赤茶色に熟する。
甘酸っぱくて食用になる。
属名の Ribes はデンマーク語の「ribs(赤い色のスグリ)」からきている。
種小名の grossularia はフランス語の「grosaille(グースベリー)」からきている。
写真は7月に仙台市農業園芸センターで撮った。
学名:Ribes grossularia

★懐かしい姿にほっと笑み漏れる
 幼き日々の記憶戻って

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ニゲラ

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ニゲラ(Nigella)はキンポウゲ科クロタネソウ属(ニゲラ属)の一年草である。
ニゲラ属は地中海沿岸地方や南西アジアなどに14種が分布する。
また、園芸品種も作出されている。
本種が代表種で和名を黒種草(クロタネソウ)といい、属名の和名もクロタネソウ属という。
本種の原産地も地中海沿岸地方や南西アジアで、湿った畑などに生える。
日本へは江戸時代に渡来した。
路地植え、鉢植え、切り花、ドライフラワーとして利用されている。
和名は黒種草(クロタネソウ)という。
和名の由来は黒色の種子があることからきており、中国名を引き継いでいる。
園芸的には学名由来のニゲラやニゲラ・ダマスケナのほうが通りがいい。
英名はラブインナミスト(Love-in-a-mist)である。
「霧の中の恋人」という意味で、洒落た名前になっている。
草丈は40センチから80センチくらいである。
葉は細かく裂けて糸状となり、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月から6月である。
花弁は退化していて密腺状となる。
花弁のように見える5枚のものは萼片である。
花の色は白、青、黄色、紫色などで、園芸品種には八重咲きのものもある。
雄しべは5本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「戸惑い」である。
5月29日の誕生花である。
属名の Nigella はラテン語の「niger(黒い)」からきている。
種小名の damascena は「(シリアの)ダマスカス(Damascus)の」という意味である。
写真は7月に野田市の清水公園花ファンタジアで撮った。
学名:Nigella damascena

★草の野に独りぽつんと乙女花
 ニゲラ夢見るラブインナミスト

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2016/05/29改訂

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醋甲藤(サッコウフジ)

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醋甲藤(サッコウフジ)はマメ科ナツフジ属の蔓性常緑低木である。
鹿児島県の奄美諸島から沖縄にかけて分布する。
海外では、台湾や中国の南部にも分布する。
別名を紫夏藤(ムラサキナツフジ)ともいう。
樹高は5メートルくらいまで育つ。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、向かい合って生える(対生)。
小葉の形は披針形である。
葉の質は分厚く、艶がある。
開花時期は6月から8月である。
葉の脇に上向きに円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、紅紫色をした蝶形の花をつける。
花穂が垂れないのが特徴である。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Millettia は18世紀に中国で活動したフランス人の植物学者「ミレー(J. A. Millett)さん」の名からきている。
種小名の reticulata は「網状の」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Millettia reticulata

★おやこれは今ころ藤とよく見れば
 花穂の姿どこか違って

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鷺菅(サギスゲ)

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鷺菅(サギスゲ)はカヤツリグサ科ワタスゲ属の多年草である。
北海道から本州の近畿地方にかけて分布し、北海道では低地に、本州では高層湿原に生える。
海外では、北半球に広く分布する。
草丈は30センチから50センチくらいである。
長い走出枝があり群生する。
葉は線形である。
近縁種の綿菅(ワタスゲ)の場合は葉は退化している。
開花時期は6月から8月くらいである。
茎先に数個の花序を出し、数個の小穂をつける。
花の色は黄色である。
花が終わると絹糸状の花被片が長さ2センチくらいに伸び、白い綿毛を束ねたような花穂になる。
和名の由来は、この花穂を白鷺に見立てたものである。
属名の Eriophorum はギリシャ語の「erion(軟毛)+phoros(身に着ける)」からきている。果穂に白毛があることから名づけられた。
種小名の gracile は「細長い」という意味である。
写真は8月に志賀高原の東館山高山植物園で撮った。
学名:Eriophorum gracile

★白鷺の舞うがごとくと見立てたる
 花穂ぽつんと風に揺られて

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銀盃草(ギンパイソウ)

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銀盃草(ギンパイソウ)はナス科アマモドキ属(ニーレンベルギア属)の多年草である。
漢字では「銀杯草」とも書く。
原産地はアルゼンチン、チリである。
日本へは明治時代の末期に渡来した。
草丈は5センチから10センチくらいである。
茎は地を這って広がる。
葉はへら形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から8月である。
花径3、4センチの乳白色の花を上向きにつける。。
花冠は筒状で、先が5つに裂けて広がり、盃のような形になる。
花冠には皺が寄っている。
花の真ん中は黄色い。
雄しべは4本、仮雄しべが1本ある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Nierembergia はスペインの植物学者「ニーレンベルク(J. E. Nieremberg)さん」の名からきている。
種小名の repens は「匍匐する」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Nierembergia repens

★銀杯に受ける滴は銀の雨
 しばし宿りて地を潤わせ

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鈴懸草(スズカケソウ)

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鈴懸草(スズカケソウ)はゴマノハグサ科クガイソウ属の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
本州の岐阜県、鳥取県と四国の徳島県に分布し、林の中に生える。
海外では、中国にも分布している。
江戸時代から園芸植物として知られていたが、自生地がわからなかった謎の植物であった。
日本に自生するものはないとの考え方もある。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
草丈は100センチから150センチくらいである。
茎は斜上し、先が垂れ下がる。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には三角状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
茎や葉には長い軟毛が生える。
開花時期は7月から8月である。
葉の脇ごとに球形の花序を出し、長さ7ミリくらいの濃い紫色をした花をたくさんつける。
花冠は筒状で、先は4つに裂ける。
雄しべは2本で、花の外へ飛び出す。
花の後にできる実は卵円形のさく果(熟すと果皮が裂開する果実)である。
和名の由来は、花のつき方が鈴懸(山伏の衣装)に似ていることからきている。
属名の Veronicastrum はラテン語の「Veronica(クワガタソウ属)+astrum(似ている)」からきている。
種小名の villosulum は「細長い軟毛のややある」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Veronicastrum villosulum

★鮮やかな紫色で花咲けば
 その美しさ何に譬えん

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仙翁(センノウ)

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仙翁(センノウ)はナデシコ科センノウ属の多年草である。
原産地は中国である。
日本へは古い時代に伝わり、観賞用として栽培された。
和名の由来は、京都嵯峨の仙翁寺で栽培されたことからきている。
草丈は50センチくらいである。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は7月から8月である。
茎先に疎らな集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、深い紅色の花をつける。
花径は4センチくらいで5弁花である。
花弁の先は深く切れ込む。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Lychnis はギリシャ語の「lychnos(ランプ)」からきている。アリストテレスの弟子のテオフラストスが用いた。
種小名の senno は「センノウ」のことである。
写真は7月に小石川植物園で撮った。
学名:Lychnis senno

★幻の花となったが復活し
 今に伝える深紅の色を

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センノウ090718b-l.jpg

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稗(ヒエ)

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稗の穂に弁当箱を思い出し

稗(ヒエ)はイネ科ヒエ属の一年草である。
原産地はインドである。
日本へは縄文時代に北アジアから伝来し、粟(アワ)とともに主食とされた。
しかし、現在では水田の雑草ともなっている。
草丈は100センチから150センチくらいである。
茎は直立する。
葉は線形で、両面ともに毛は生えていない。
イネは葉と葉鞘の境目に葉耳という毛が生えているが、ヒエにはない。
また葉舌という膜状の突起もない。
開花時期は夏である。
茎先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、紫褐色を帯びた小穂をたくさんつける。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
かつては重要な主食穀物であったが、昭和期に米が増産されるとともに廃れた。
現代では、小鳥の餌など飼料用としての利用が多いが、健康食品として見直されつつある。
俳句の季語は秋である。
属名の Echinochloa はギリシャ語の「echinoa(ウニ)+chloa(草)」からきている。芒(のぎ)の形から名づけられた。
種小名の esculenta は「食用になる」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Echinochloa esculenta

★今一度見直されるか稗の実は
 黄金の色に輝き見せて

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キダチチョウセンアサガオ080721a-l.jpg

木立朝鮮朝顔(キダチチョウセンアサガオ)はナス科キダチチョウセンアサガオ属の常緑低木である。
原産地はブラジルである。
かつてはチョウセンアサガオ属(Datura)に分類されていたが、現在はキダチチョウセンアサガオ属(Brugmansia)に移行していた。
樹高は3メートルから4メートルくらいになる。
葉は大きな楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から9月である。
20センチから30センチもあるトランペットのような大形の花が垂れ下がる姿は豪華である。
花の色は白だが、園芸種の中には淡黄、淡桃、紫、赤などもあり多彩である。
英名のエンゼルストランペット(angel's trumpet)でも流通している。
花の後にできる実は長い楕円形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Brugmansia はドイツの博物学者「ブルグマン(S. J. Brugmans)さん」の名からきている。
種小名の suaveolens は「甘い香りがする」という意味である。
写真は7月に水戸市立植物公園で撮った。
3枚目は9月に東京都薬用植物園で撮った。
実の写真は10月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Brugmansia suaveolens

★陽射し浴び肌がきらめき透き通る
 夜の帳をひた待ちながら

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キダチチョウセンアサガオ081012a-l.jpg

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キペルラ・コリーフォリア

キペルラ・コリーフォリア080727a-l.jpg

キペルラ・コリーフォリアはアヤメ科キペルラ属の多年草である。
属名の読み方は「シペルラ」や「シペラ」とするものもある。
キペルラ属は15種類くらいあり、メキシコからアルゼンチンにかけて分布する。
本種はウルグアイ、パラグアイ、アルゼンチンに分布する。
草丈は50センチから120センチくらいである。
根際から生える葉は剣形である。
開花時期は5月から9月くらいである。
花径は5センチくらいで、花の色は黄色である。
花被片のつけ根のほうが広い杯状になる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Cypella はギリシャ語の「kyphella(耳のくぼみ)」からきている。内花被片の形状から名づけられた。
種小名の coriifolia は「○○のような葉の」という意味だが、まだ読み解けていない。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
なお、学名は撮影地での表示に準拠しているが、種小名については海外のサイトでは類似のものもほとんど見つからず、異名があるのかも知れない。
学名:Cypella coriifolia

★アヤメ科の仲間だけれど花姿
 変わっているよ真ん中あたり

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黍(キビ)

キビ080727a-l.jpg

黍(キビ)はイネ科キビ属の一年草である。
原産地はインドだと推定されている。
ヨ?ロッパやエジプト、中国などで古くから栽培されてきた。
日本へは弥生時代に中国から渡来したと考えられている。
五穀と呼ばれる穀類の1つである。
和名の由来は、黄実(きみ)の転訛したものという説が有力である。
草丈は1メートルくらいになる。
葉は線形である。
夏から秋にかけて茎先に20センチくらいの穂ができて、垂れ下がる。
実は粟(アワ)よりも少し大きい。
食料や飼料として用いられるが、栽培地は減っており、北海道や岡山などで地域特産物としてつくられているのが現況である。
属名の Panicum はラテン語の「panus(キビの穂)」からきている。
種小名の miliaceum は「(イネ科の)イブキヌカボ属(Milium)のような」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Panicum miliaceum

★黍飯も今ではこれを看板に
 商いをする店も現れ

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黄花禊萩(キバナミソハギ)

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黄花禊萩(キバナミソハギ)はミソハギ科キバナミソハギ属の落葉小低木である。
原産地はブラジル、ウルグアイなどで、河岸などに生える。
樹高は1メートルくらいで、株立状になる。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は6月から7月である。
葉の脇に小さな黄色い花をつける。
花弁は6枚で横に平らに開く。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名は禊萩(ミソハギ)に似た黄色い花をつけるということでつけられた。
属名の Heimia はドイツの植物学者「ハイム(G. C. Heim)さん」の名からきている。
種小名の myrtifolia は「ギンバイカ属(Myrtus)のような葉の」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Heimia myrtifolia

★異国より海を渡りて訪れし
 黄花禊萩元気に根付き

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草牡丹(クサボタン)

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草牡丹(クサボタン)はキンポウゲ科センニンソウ属の多年草(落葉半低木)である。
日本固有種である。
北海道の南西部から本州にかけて分布し、山地の草地や林の縁などに生える。
草丈は50センチから100センチくらいである。
茎は直立し、下部は木質化する。
全体に毛が多い。
葉は牡丹(ボタン)に似ている。
3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、葉の質は分厚い。
葉には長い柄があり、向かい合って生える(対生)。
小葉は卵形で2つか3つの浅い切れ込みがあり、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7月から9月である。
雌雄異株である。
雄株は雌株より花も株も大きい。
枝先や葉の脇から集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、釣鐘状をした淡い紫色の花を下向きにつける。
花びらのように見えるのは萼である。
4枚の萼は最初は筒状をしているが、後に先が反り返る。
花の後につく実は卵形のそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)で、緑色から褐色に熟する。
全草が有毒なので注意が必要である。
属名の Clematis はギリシャ語の「clema(若枝)」の縮小形である。長い柔らかい枝でよじ登ることから名づけられた。
種小名の stans は「直立した」という意味である。
写真は8月に岐阜県の平湯大滝園地で撮った。
学名:Clematis stans

★ひっそりと頭(こうべ)垂らして草牡丹
 薄紫の色も妖しく

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尾上虎杖(オノエイタドリ)

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尾上虎杖(オノエイタドリ)はタデ科イタドリ属の多年草である。
日本固有種である。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山や高山の砂礫地に生える。
「尾上」というのは高山性の植物に冠せられる名称で、虎杖(イタドリ)の高山型変種である。
別名を富士虎杖(フジイタドリ)ともいう。
草丈は30センチから50センチくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から8月である。
雌雄異株である。
白ないし淡い紅紫色の花をつける。
花には花弁はなく、5枚の萼片からなる。
雄花には8本の雄しべがある。
雌花は子房の上に3本の花柱がある。
雌花の後には、3つの稜がある長いハート形のそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)ができる。
属名の Reynoutria はフランスの自然科学者「レノートル(B. von Reynoutre)さん」の名からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
変種名の compacta は「小形の」という意味である。
写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Reynoutria japonica var. compacta

★富士山のずいぶん上に咲くという
 背丈も低い尾上虎杖

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蝦蔓(エビヅル)

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蝦蔓(エビヅル)はブドウ科ブドウ属の落葉蔓性木本である。
北海道南部から沖縄にかけて分布し、山地の林の縁などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。
巻きひげで他の木にからみつく。
葉は単葉で、互い違いに生える(互生)。
長さは5センチから15センチ、幅は5センチから10センチで、手のひら状に浅く3つから5つに裂ける。
縁には疎らに浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
裏面には赤褐色の綿毛がある。
開花時期は6月から8月である。
葉と向かい合って円錐花序を出し、黄緑色の小さな花をつける。
花びらは5枚で先がくっつき、開花すると落ちる。
雌雄異株である。
どちらも黄緑色で、雄花には雄しべが5本あり、雌花にも雄しべが5本と雌しべが1本ある。
花の後にできる実は球形の液果(水分を多く含み中に種が1つある)で、10月ころに黒く熟する。
甘酸っぱい味がして食べられる。
葉は秋には紅葉する。
属名の Vitis はラテン語の「vitis(つる植物)」からきている。
種小名の ficifolia は「イチジク属(Ficus)のような葉の」という意味である。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
紅葉の写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Vitis ficifolia

★蝦蔓はブドウの仲間するすると
 蔓を伸ばして木に絡みつき

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鬼岩煙草(オニイワタバコ)

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鬼岩煙草(オニイワタバコ)はイワタバコ科オニイワタバコ属の多年草である。
原産地はスペイン・フランス国境のピレネー山脈で、石灰岩質の岩場に生える。
学名からラモンダ・ミコニーの名も使われている。
草丈は10センチから15センチくらいである。
根際から生える葉は幅の広い卵形で、ロゼット状となる。
葉の色は暗い緑色で毛がたくさん生えており、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から8月である。
花冠は青紫色で5つに深く裂ける。
黄色い雄しべがよく目立つ。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Ramonda はフランス人の植物学者「ラモン(L. F. E. Ramond)さん」の名からきている。
種小名の myconi の由来はまだ読み解けていない。
写真は5月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Ramonda myconi

★鬼なんて怖い名前がつくけれど
 紫の花とても可愛い

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ウォールジャーマンダー

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ウォールジャーマンダー(wall germandar)はシソ科ニガクサ属の多年草(半低木)である。
原産地は地中海沿岸地方から中央アジアである。
日当たりの良い砂礫地などに生える。
草丈は15センチから30センチくらいである。
茎は地面を這って広がる。
つけ根の部分は木質化をする。
葉は長さ2センチくらいの楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の色は濃い緑色で艶があり、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7月から8月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い紅紫色の唇形の花を輪生させる。
花にはよい香りがある。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
解熱、咳止めなどの効果があり、ハーブとして用いられている。
属名の Teucrium はギリシャ神話の英雄「テウクロス(Teukros)」の名からきている。
種小名の chamaedrys は「地に生えるナラの木」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Teucrium chamaedrys

★見るだけで元気出そうな花からは
 香り溢れる夏の日の午後

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甘茶蔓(アマチャヅル)

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甘茶蔓(アマチャヅル)はウリ科アマチャヅル属の多年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、山野に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、東南アジア、インドなどに広く分布する。
茎は地を這って伸びる。
また、葉のつけ根にある巻きひげを他の植物などに絡ませて伸びる。
丈は4メートルから5メートルになる。
葉は鳥足状の複葉で、互い違いに生える(互生)。
小葉は3枚から7枚(普通は5枚)で、幅の狭い卵形をしている。
小葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)があり、先は尖る。
葉の両面には白い細い毛が疎らに生える。
開花時期は7月から9月である。
雌雄異株である。
葉の脇に短い花序を出し、黄緑色の小さなをたくさんつける。
花冠は先が5つに裂け、先は尖る。
花の後にできる実は球形の液果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)で、熟すと黒緑色になる。
葉は噛むとわずかに甘味がある。
生薬では七葉胆(しちようたん)といい、消炎解毒作用などがある。
属名の Gynostemma はギリシャ語の「gyne(雌しべ)+stemma(冠)」からきている。
種小名の pentaphyllum は「5葉の」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Gynostemma pentaphyllum

★名前なら聞いてはいるが甘茶蔓
 役立つものの簡素な姿

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青桐(アオギリ)

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あおぎりの花を見上げて立ち眩み

青桐(アオギリ)はアオギリ科アオギリ属の落葉高木である。
漢字では「悟桐」とも書き、これは漢名を充てたものである。
分類体系によってはアオイ科とされる。
日本では、奄美大島や沖縄に分布する。
海外では、台湾、中国、インドシナ半島などに分布する。
また、江戸時代の初期に中国から渡来し庭木や街路樹とされたものが、伊豆半島、紀伊半島、四国、九州などの沿海地域に野生化している。
樹高は15メートルから20メートルくらいである。
樹皮は緑色で、滑らかである。
葉は卵形で手のひら状に3つから5つに裂け、枝先に集まって互い違いに生える(互生)。
葉は縦横ともに15センチから25センチくらいある大形で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は6月から7月である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、黄白色をした小さな花をたくさんつける。
雌雄同株で、1つの花序に雄花と雌花が混じってつく。
5枚の花弁のように見えるのは萼片である。
萼片は細く、反り返る。
実の形は面白く、葉状の果皮の縁に種子がつく。
材は建具材、家具材、楽器材などとされる。
和名の由来は、葉が桐(キリ)に似て樹皮が緑色をしていることからきている。
俳句の季語は夏である。
属名の Firmiana はイタリアのロンバルディ州の長官だった「フィルミアン(J. von Firmian)さん」の名からきている。
種小名の simplex は「単生の」という意味である。
写真は7月に向島百花園で撮った。
実は10月に向島百花園で撮った。
学名:Firmiana simplex

★青桐の花は地味だが咲きおれば
 ふと目を留めるこれが出会いか

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カンナ・グラウカ

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カンナ・グラウカはカンナ科カンナ属の多年草である。
原産地は熱帯アメリカで、沼沢地や湿地に生える。
撮影地の東山植物園では白花カンナ(シロバナカンナ)の名称を用いているが、他にこの名で表示しているところはない。
また、花の色は白というより黄白色だし、よそには黄色のものもあるようである。
草丈は100センチから150センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、カンナよりも細長い。
開花時期は6月から10月くらいである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Canna は、ケルト語の「can(芦)」が転じてこの属の名に使われた。
種小名の glauca は「帯白色の」という意味である。
写真は8月に名古屋市の東山植物園で撮った。
学名:Canna glauca

★名づけ方難しいねと改めて
 思わされたよ白花カンナ

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長葉面高(ナガバオモダカ)

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長葉面高(ナガバオモダカ)はオモダカ科オモダカ属の多年草である。
漢字では「長葉沢瀉」とも書く。
北アメリカに分布する抽水植物で、池沼や河川に生える。
園芸店ではジャイアントサギッタリアの名で流通している。
逸出したものが野生化している。
繁殖力が強く在来の水生植物への悪影響が懸念されることから、外来生物法で要注意外来生物に指定されている。
草丈は40センチから120センチくらいである。
根際から生える葉は長い楕円形である。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は5月から9月くらいである。
花径1センチくらいの白い3弁花をつける。
雌雄異株だが、日本に生育するのは雌株だけである。
属名の Sagittaria はラテン語の「sagitta(矢)」からきている。矢形をした葉の様子から名づけられた。
種小名の graminea は「イネ科植物のような」という意味である。
写真は8月に名古屋市の東山植物園で撮った。
学名:Sagittaria graminea

★在来の品種蹴散らし嫌われる
 長葉沢瀉姿は優しく

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沢瀉(オモダカ)

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沢瀉の葉も安らぐや寺の池

沢瀉(オモダカ)はオモダカ科オモダカ属の多年草である。
漢字では「面高」とも書く。
北海道から沖縄にかけて分布し、水辺や湿地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、インドから東ヨーロッパにかけて分布する。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは軽度懸念(LC)に指定されている。
地下に走出枝(ランナー)を伸ばし、その先に小さな球根をつける。
草丈は20センチから60センチくらいである。
葉の下半分が2つに分かれ、矢じりのような形をしている。
葉には長い柄がある。
開花時期は6月から7月である。
雌雄同株である。
花径2センチくらいの白い3弁の単性花をつける。
茎の上部につくのが雄花で、下部につくのが雌花である。
それぞれ3枚の花びらの真ん中に黄色い雄しべ、黄緑色の雌しべがつく。
花の後にできる実は扁平なそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)で、広い翼がある。
塊茎は食用になる。
おせち料理に使う慈姑(クワイ)は沢瀉(オモダカ)の栽培変種である。
なお、戦国時代には沢瀉(オモダカ)は「勝ち草」と呼ばれ、多くの武将が沢瀉紋を家紋として用いた。
豊臣秀吉や毛利元就も沢瀉紋を使ったという。
俳句の季語は夏である。
属名の Sagittaria はラテン語の「sagitta(矢)」からきている。矢形をした葉の様子から名づけられた。
種小名の trifolia は「三葉の」という意味である。
写真は5月に鎌倉の長谷寺で撮った。
3枚目は7月に京都府立植物園で撮った。
学名:Sagittaria trifolia

★沢瀉の葉も安らぐや寺の池
 武士(もののふ)どもの夢は幻

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オモダカ120709a-l.jpgCOPYRIGHT © 2012 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

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アロンソア・メリディオナリス100307a-l.jpg

アロンソア・メリディオナリスはゴマノハグサ科ベニコチョウ属の多年草である。
園芸的には一年草として扱われる。
原産地は中南アメリカである。
コスタリカ、ボリビア、コロンビア、エクアドル、ペルー、チリなどに分布する。
和名は紅胡蝶(ベニコチョウ)という。
草丈は50センチから60センチくらいである。
葉は卵円形で、向かい合って生える(対生)
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から10月くらいである。
花径は15ミリくらいで、花冠は5つに裂ける。
花の色は赤や橙色である。
属名の Alonsoa はスペイン人で(コロンビアの)ボゴタの役人だった「アロンゾ(Zanoni Alonso)さん」の名からきている。
種小名の meridionalis は「正午の」という意味である。
写真は園芸品種のメリアオレンジ(Melia Orange)である。
花の色は赤に近い橙色である。
3月に京都府立植物園で撮った。
学名:Alonsoa meridionalis 'Melia Orange'

★鮮やかな色にびっくりアロンソア
 なるほどなるほど南米育ち

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エリンジウム・バリーフォリウム090627a-l.jpg

エリンギウム・バリーフォリウムはセリ科ヒゴタイサイコ属の多年草である。
属名の読み方は「エリンジウム」とするものもある。
原産地は北アフリカである。
草丈は40センチから50センチである。
全体に棘がある。
葉は幅の広い卵形で、白っぽい葉脈が目立つ。
葉は浅く切れ込むものや深く切れ込むものがある。
開花時期は6月から7月である。
茎先に、銀灰色の苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)をもった明るい青や灰青色の花をつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Eryngium はギリシャ語の「eyringion(同属の古名)」からきている。
種小名の variifolium は「種々の葉のある」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Eryngium variifolium

★セリ科でも薊のような花つけて
 エリンギウムの不思議な姿

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カルーナ・ブルガリス

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カルーナ・ブルガリスはツツジ科カルーナ属の常緑小低木である。
原産地はヨーロッパ、北アフリカなどである。
カナダ東部とアメリカに帰化している。
1属1種であるが、変種や園芸品種がたくさんある。
エリカに近い仲間で、19世紀の初めにエリカ属から分離された。
樹高は20センチから50センチくらいである。
葉は鱗片状の三角形で、十字形に向かい合って生える(対生)。
葉の質はやや多肉質である。
葉の色は多彩で、葉を楽しむ品種もある。
開花時期は6月から9月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、非常に小さな花をつける。
花の色は多彩で、白、ピンク、紫色などのものがある。
花冠は4つに裂け、長さは3ミリくらいである。
外側にある萼片も4枚で、長さは6ミリくらいあるので花冠よりも目立つ。
八重咲きのものもある。
花の後にできる実は4つのブロックからなるさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名は御柳擬き(ギョリュウモドキ)という。
英名はスコッチヘザー(Scotch heather)である。
属名の Calluna はギリシャ語の「kallunein(掃く)」からきている。昔はその枝から箒が作られたことから名づけられた。
種小名の vulgaris は「普通の」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Calluna vulgaris

★黄緑の葉にいっぱいの鈴つけて
 カルーナが咲く高原の夏

カルーナ080720b-l.jpg

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オエノテラ・フルティコサ

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オエノテラ・フルティコサはアカバナ科マツヨイグサ属の多年草である。
属名の読み方は「エノテラ」や「オエノセラ」とするものもある。
原産地は北アメリカである。
園芸店では月見草(ツキミソウ)の名で出回っているが、もちろん本来の月見草(ツキミソウ)とは異なる。
オエノテラ・フルティコサは黄花が美しい昼咲きの品種である。
草丈は30センチから60センチくらいである。
茎は直立する。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月から8月である。
花径3センチから5センチくらいの黄色い4弁花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名は木立待宵草(キダチマツヨイグサ)である。
属名の Oenothera はギリシャ語の「oinos(酒)+ther(野獣)」からきている。根にブドウ酒のような香気があり、野獣が好むということから名づけられた。
種小名の fruticosa は「低木状の」という意味である。
写真は7月に軽井沢町植物園で撮った。
学名:Oenothera fruticosa

★満月の明かり思わす美しさ
 黄花が映えるオエノテラ咲き

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エリゲロン・アルピヌス

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エリゲロン・アルピヌスはキク科ムカシヨモギ属の多年草である。
原産地はヨーロッパアルプスである。
英名はアルパインエリゲロン(Alpine Erigeron)という。
草丈10センチから40センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から9月くらいである。
花(舌状花)の色は淡い紫色である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Erigeron はギリシャ語の「eri(早い)+geron(老人)」からきている。元々はノボロギクにつけられた名で、灰白色の軟毛におおわれ、早く花が咲くという意味である。
種小名の alpinus は「高山に生える」という意味である。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Erigeron alpinus

★品の良い淡い紫映えて咲く
 アルプスの花夏に涼しく

エリゲロン・アルピヌス090704c-l.jpg

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アポイクワガタ100429a-l.jpg

アポイ鍬形(アポイクワガタ)はゴマノハグサ科ルリトラノオ属の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
北海道の日高地方にのみ分布し、アポイ岳などの蛇紋岩地帯に生える。
分類上は、北海道に分布する菊葉鍬形(キクバクワガタ)の変種とされている。
菊葉鍬形(キクバクワガタ)が蛇紋岩地で変化したもので、基本種よりも葉が細い。
草丈は10センチくらいである。
葉は卵形で羽状に深く裂け、向かい合って生える(対生)。
葉には軟毛が生え、白っぽく見える。
開花時期は6月から8月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青紫色の花を固めてつける。
花径は1センチくらいである。
花冠は花びらのように4つに裂ける。
1本の雌しべと2本の雄しべが長く突き出る。
花の後にできる実は平べったいさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、先が窪んでいる。
「鍬形」の由来は、実につく2枚の萼片を兜の鍬形にたとえたものである。
属名の Pseudolysimachion はギリシャ語の「pseudo(偽)+Lysimachia(オカトラノオ属)」からきている。オカトラノオ属に似たという意味合いである。
種小名の schmidtianum はサハリンの植物の研究家「シュミット(F. Schumidt)さんの」という意味である。
変種名の yezo-alpinum は「北海道の高山に生える」という意味である。
品種名の exiguum は「ちっぽけな」という意味である。
写真は4月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Pseudolysimachion schmidtianum var. yezo-alpinum f. exiguum

★数々の種を生み出したアポイ岳
 聳える山に登る日夢見て

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エキナケア・パリダ

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エキナケア・パリダはキク科ムラサキバレンギク属(エキナケア属)の多年草である。
属名の読み方は「エキナセア」とするものもある。
原産地は北アメリカである。
エキナケア・アングスティフォリア(Echinacea angustifolia)に似るが、舌状花が垂れ下がる特徴がある。
草丈は50センチから90センチくらいである。
茎は直立をする。
葉は細長い披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は6月から9月くらいである。
花の色は淡い紅紫色である。
舌状花が垂れ下がるので、ピンクのリボンがぶら下がっているように見える。
筒状花は円錐状である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
古くから抗菌ハーブとして用いられてきた。
属名の Echinacea はギリシャ語の「echino(はりねずみ)」からきている。硬い筒状花をはりねずみにたとえて名づけたものである。
種小名の pallida は「淡い色の」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Echinacea pallida

★垂れ下がるリボンのような花びらが
 不思議なムード生み出すようで

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エキナケア・パラドクサ

エキナケア・パラドクサ080622a-l.jpg

エキナセアはキク科ムラサキバレンギク属(エキナケア属)の多年草である。
属名の読み方は「エキナセア」とするものもある。
原産地は北アメリカである。
ネイティブアメリカンが健康維持のためのサプリメントとして用いていたという。
和名を紫馬簾菊(ムラサキバレンギク)というエキナケア・プルプレア(Echinacea purpurea)がよく知られているが、このほかにも合わせて6種類ほどの原種がある。
エキナケア・パラドクサ(Echinacea paradoxa)もその1つである。
20世紀に入って発見されたもので、エキナケア属には珍しい黄花である。
エキナケア属はルドベキア属とごく近縁である。
かつてはピンクや紫のものがエキナケア、黄色のものがルドベキアと考えられていたが、この新種の発見で両者の違いが微妙になっているという。
草丈は60センチから100センチくらいである。
根際から生える葉はへら形で大きい。
開花時期は6月から9月である。
真ん中にある筒状花は褐色で球形をしている。
舌状花は黄色く、花びらが下向きに反り返って咲く。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
根茎には免疫力を高める作用がある。
属名の Echinacea はギリシャ語の「echino(はりねずみ)」からきている。硬い筒状花をはりねずみにたとえて名づけたものである。
種小名の paradoxa は「奇異な」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Echinacea paradoxa

★ルドベキア思わすような花の色
 だけどおいらはエキナケアだよ

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エキナケア・テネシエンシス

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エキナケア・テネシエンシスはキク科ムラサキバレンギク属(エキナケア属)の多年草である。
属名の読み方は「エキナセア」とするものもある。
原産地は北アメリカのテネシー州である。
英名はテネシーコーンフラワー(Tennessee coneflower)である。
連邦政府によって「絶滅危惧種(G2)」に指定されている。
草丈は50センチから90センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から9月くらいである。
舌状花の色は淡い紅紫色である。
舌状花が垂れないのが特徴である。
筒状花は円錐状である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
古くから抗菌ハーブとして用いられてきた。
属名の Echinacea はギリシャ語の「echino(はりねずみ)」からきている。硬い筒状花をはりねずみにたとえて名づけたものである。
種小名の tennesseensis は「(アメリカ合衆国の)テネシー州の」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Echinacea tennesseensis

★テネシーの名前がどこか懐かしい
 エキナケアの花優しく咲いて

エキナケア・テネシエンシス080622e-l.jpg

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オオヒラウスユキソウ090927a-l.jpg

大平薄雪草(オオヒラウスユキソウ)はキク科ウスユキソウ属の多年草である。
北海道後志地方の大平山(おおびらやま)と夕張山系の崕(きりぎし)山だけに分布し、高山の石灰岩礫地に生える。
和名の由来は、自生地の大平山から来ている。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
分類上は、岩手県の早池峰山に分布する早池峰薄雪草(ハヤチネウスユキソウ)の変種とされている。
基本種との違いは、茎につく葉の数が多いことである。
基本種とともに、アルプスに生えるエーデルワイスに近い種と言われる。
草丈は10センチから20センチくらいである。
全体に白い綿毛が生えている。
茎は束生(根際から束のように集まって生える)する。
根際から生える葉は線状の披針形である。
茎につく葉がやや多く、葉の先は丸みを帯びる。
開花時期は6月から8月である。
白い星形の花のように見える部分は苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)である。
苞に包まれるようにして黄色い花(頭花)をつける。
雌雄異株の傾向が強いという。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Leontopodium はギリシャ語の「leon(ライオン)+podion(小足)」からきている。綿毛の密生した葉と頭花をライオンの足首に見立てたものである。
種小名の hayachinense は「早池峰山の」という意味である。
変種名の miyabeanum は北海道の植物研究者「宮部金吾さんの」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Leontopodium hayachinense var. miyabeanum(=Leontopodium miyabeanum)

★北の地の険しき山に咲くという
 花の姿は慈愛に満ちて

オオヒラウスユキソウ090927b-l.jpg

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オオバナウツボグサ080727c-l.jpg

大花靫草(オオバナウツボグサ)はシソ科ウツボグサ属の多年草である。
原産地はヨーロッパである。
別名を大輪靫草(タイリンウツボグサ)ともいう。
学名のプルネラ・グランディフローラで表示するところもある。
日本に自生する靫草(ウツボグサ:Prunella vulgaris ssp. asiatica)は西洋靫草(セイヨウウツボグサ:Prunella vulgaris)と近縁である。
これらに比べて、花も花穂も一回り大きい。
草丈は10センチから30センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6月から8月である。
茎先に紫色の唇状をした花が穂状に固まってつく。
花は唇形に2つに裂け、上の唇は帽子のような形になり、下の唇の真ん中は細かく切れ込む。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
「靫草」の名の由来は、毛ばだった花穂を靫(矢を携帯する用具)に見立てたものである。
属名の Prunella はドイツ語だが意味のはっきりわかっていない言葉である。
種小名の grandiflora は「大きな花の」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Prunella grandiflora

★似ていても花の大きさ違ってる
 大花靫は背丈を低く

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アングロア・クリフトニー

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アングロア・クリフトニーはラン科アングロア属の多年草である。
原産地はコロンビアである。
標高1000メートルから1800メートルの地域に生える着生種である。
草丈は50センチくらいになる。
葉は大形の披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は春から夏である。
花径は9センチくらいあり、鮮やかな黄色である。
唇弁には紅紫色の網目が入る。
花はよい香りがする。
この属の植物はチューリップオーキッドの愛称がある。
花冠がカップ状でチューリップに似ているからである。
属名の Anguloa はペルー人の植物学者「アングロ(Don Francisco de Angulo)さん」の名からきている。
種小名の cliftonii はイギリス人の蘭愛好家「クリフトン(Clifton)さんの」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Anguloa cliftonii

★なるほどね言われてみればチューリップ
 葉っぱがずいぶん大きいけれど

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茴香(ウイキョウ)

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茴香や黄のパラソルは花模様

茴香(ウイキョウ)はセリ科ウイキョウ属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
日本へは奈良時代に薬用として渡来した。
世界的には古代エジプトの時代から栽培されていたという。
草丈は1メートルから2メートルである。
葉は2回羽状複葉である。
羽状複葉は、鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される。
それが、もう1回枝分かれをして1枚の葉となる。
小葉は線形で糸状になる。
開花時期は6月から8月である。
茎先に複数の散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、傘のような形になって黄色の小さな花をつける。
花は5弁花で、花びらは内側に曲がる。
雄しべは5本である。
花の後にできる実は円柱形の分果(複数の子房からできた果実)で、2ブロックで構成される。
実は、香りが強い。
英名はフェンネル(fennel)である。
葉はハーブ、種子はスパイス、茎は野菜として利用される。
実は生薬の茴香(ういきょう)となり、健胃薬の成分として配合される。
属名の Foeniculum はラテン語の「faenum(乾草)」からきていて綴りを誤ったもの。糸状に細く裂けた葉の形から名づけられた。
種小名の vulgare は「普通の」という意味である。
俳句では「茴香の花」が夏の季語である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Foeniculum vulgare

★茴香の広げる花は夏花火
 甘く切なくい香りにのせて

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ウォーターバコパ

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ウォーターバコパはゴマノハグサ科ウキアゼナ属の常緑多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
抽水植物で、根は水面下にあり、茎や葉が水中から水面上に伸びる。
原産地は北アメリカである。
バージニア州からテキサス州にかけて分布し、池沼や湿地に生える。
この名称は和製英語のようである。
英名はレモンバコパ(lemon bacopa)やブルーウォーターヒソップ(blue water hyssop)である。
ヒソップは柳薄荷(ヤナギハッカ)の仲間のことである。
草丈は5センチから15センチくらいである。
這って横に広がる。
葉は卵形で、十字に向かい合って生える(対生)。
葉の質は肉厚である。
葉の色は緑色だが、環境によっては赤っぽくなる。
葉と茎には白い毛が生える。
開花時期は5月から9月である。
茎先に青紫色の小さな花をつける。
花冠は4つに裂けて横に開く。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Bacopa はカリブ諸島での現地名からきている。
種小名の caroliniana は「カロライナの」という意味である。
写真は9月に北大植物園で撮った。
学名:Bacopa caroliniana

★肉厚の葉っぱが水の上に浮き
 花も可愛いウォーターバコパ

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オオレイジンソウ070707g-l.jpg

大伶人草(オオレイジンソウ)はキンポウゲ科トリカブト属の多年草である。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山の湿った草地や林の縁に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、サハリンなどにも分布する。
分類上は、蝦夷の伶人草(エゾノレイジンソウ)の変種とされている。
草丈は50センチから100センチくらいである。
茎は直立をする。
根際から生える葉は長さ20センチくらいの腎円形で、7つから9つに中裂する。
葉の表面には細かい真っ直ぐな毛が生える。
茎につく葉は、上にいくほど柄が短くなり葉も小さくなる。
開花時期は7月から8月である。
茎先に長さが30センチくらいある大形の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い黄色の花を数十輪つける。
花は下から咲き上がる。
花は長さが25ミリから30ミリくらいある。
花弁のように見えるのは萼片で5枚ある。
花弁は2枚あるが、萼片の中に隠れていて見えない。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は細長く、長さが4ミリ以上ある。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
トリカブトの仲間なので全草が有毒である。
「伶人草」の名は、雅楽の伶人がかぶる冠に由来する。
属名の Aconitum はギリシャ語の「akon(投げやり)」からきている。
種小名の gigas は「巨大な」という意味である。
変種名の hondoense は「本州産の」という意味である。
写真は7月に尾瀬で撮った。
学名:Aconitum gigas var. hondoense

★木道の脇にたわわに咲かす花
 渋い味だね大伶人草

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麻幹花(オガラバナ)

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麻幹花(オガラバナ)はカエデ科カエデ属の落葉小高木である。
北方領土を含む北海道から本州の近畿地方にかけて分布し、山地や亜高山の林の中や林の縁に生える。
海外では、朝鮮半島、中国東北部、シベリアなどにも分布する。
「麻幹」は皮を剥ぎとった麻の茎を意味し、材が軟らかいところからこの名がつけられた。
別名を穂咲き楓(ホザキカエデ)という。
樹高は3メートルから8メートルくらいである。
葉は円形に近い五角形で手のひら状に5つから7つに裂け、向かい合って生える(対生)。
葉のつけ根の部分は心形で、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
葉の柄は赤味を帯びる。
開花時期は7月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を直立させ、黄緑色の小さな花をたくさんつける。
花の後にできる実は長さ2センチくらいの翼果(翼のある実)で、褐色を帯びる。
属名の Acer は「裂ける」という意味のラテン語からきている。
種小名の ukurunduense は「(シベリアの)ウクルンド産の」という意味である。
写真は7月に岩手県の八幡平で撮った。
学名:Acer ukurunduense

★つんと立つ花の穂とても個性的
 名は麻幹花これでも楓

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大帽子花(オオボウシバナ)

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大帽子花(オオボウシバナ)はツユクサ科ツユクサ属の一年草である。
露草(ツユクサ)の突然変異した変種である。
滋賀県草津市を中心にした湖南地方で江戸時代の中期から栽培されている。
また、草津市では市の花に指定されている。
花の色から青花(アオバナ)とも呼ばれる。
和紙に染み込ませて乾燥させ、青花紙をつくる。
水に溶ける性質を利用して、友禅染の下書きに使用される。
草丈は60センチから100センチくらいである。
葉は細めの卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から8月である。
花径は3センチから5センチと大きい。
3枚の花びらのうち2枚が大きい。
残りの1枚は小さな白い色をしている。
露草(ツユクサ)と同様に早朝花を開き、午前中に閉じる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
化学合成した色素が登場して栽培量は減少している。
花が大きいので観賞用にも栽培されている。
また、糖質吸収を妨げる作用があることがわかり、健康食品として注目されている。
和名の由来は、露草(ツユクサ)の別名である帽子花(ボウシバナ)からきている。
属名の Commelina はオランダの「Commelin家」からきている。一族から出た3人の学者のうち2人が業績を残したことから名づけられた。
種小名の communis は「普通の」という意味である。
変種名の hortensis は「庭園栽培の」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Commelina communis var. hortensis

★変われども花の命の短さに
 面影とどめ大帽子花

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大半夏(オオハンゲ)

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大半夏(オオハンゲ)はサトイモ科ハンゲ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、山地の暗い林の中に生える。
草丈は40センチから60センチくらいである。
葉は1枚から4枚つき、3つに深く裂けて三つ葉のように見える。
葉の柄の長さは20センチから40センチくらいある。
開花時期は6月から8月である。
茎先に緑色の仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)をつける。
仏炎苞に包まれるようにして棒状の肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出す。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
漢名を半夏(ハンゲ)という烏柄杓(カラスビシャク)と似ていて大形というのが名の由来である。
烏柄杓(カラスビシャク)は日当たりのよい所に生える。
また、花の付属体を比べると、大半夏(オオハンゲ)のほうは太くて長い緑色だが、烏柄杓(カラスビシャク)のほうは細くて短く、つけ根のところが黒い。
さらに、大半夏(オオハンゲ)は葉の柄に球芽(むかご)ができるなどの違いがある。
属名の Pinellia はイタリアの植物学者「ピネリ(G. V. Pinelli)さん」の名からきている。
種小名の tripartita は「3つに深く裂けた」という意味である。
写真は7月に水戸市植物公園で撮った。
学名:Pinellia tripartita

★にょっきりと首をもたげて大半夏
 負けはせぬわと存在示し

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岩金梅(イワキンバイ)

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岩金梅(イワキンバイ)はバラ科キジムシロ属の多年草である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山地の岩場に生える。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
草丈は10センチから20センチくらいである。
根際から生える葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。
稀に小葉5枚の奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)となることもある。
小葉の形は菱形状の卵形である。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)があり、裏面は粉白色となる。
葉の質は硬い。
開花時期は6月から8月くらいである。
茎先に集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、黄色い5弁花を10輪くらいつける。
花径は1センチくらいで、花弁の先はわずかにへこむ。
萼片、副萼片はそれぞれ5枚で先が尖る。
雄しべと雌しべはたくさんある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
和名の由来は、岩場に生え梅に似た黄色い花を咲かせるということからきている。
属名の Potentilla はラテン語の「potens(強力)」の縮小形である。同属の1種に強い薬効があったのでつけられた名である。
種小名の dickinsii は植物採集家「ディッキンス(Dickins)さんの」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
園芸的には屋久島岩金梅 (ヤクシマイワキンバイ)とも呼ばれる矮性種である。
学名:Potentilla dickinsii

★岩場には岩場に向いた花が咲く
 岩の間に根を張りながら
☆爽やかなレモン色した岩金梅
 緑の葉っぱも岩場を飾り

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アポイキンバイ061008b-l.jpg

アポイ金梅(アポイキンバイ)はバラ科キジムシロ属の多年草である。
北海道日高山系のアポイ岳周辺に分布し、高山の少し湿った礫地や草地に生える。
分類上は、深山金梅(ミヤマキンバイ)の変種とされている。
蛇紋岩地に適応できるように変化したものである。
草丈は10センチくらいである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、小葉は深く切れ込む。
葉は厚くて艶がある。
開花時期は5月から8月である。
茎先に黄色い花をつける。
花びら(花弁)は5枚で、先が窪んでいる。
花径は15ミリくらいである。
「金梅」の名は、花の色が黄色で形が梅の花に似ているところからきている。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Potentilla はラテン語の「potens(強力)」の縮小形である。この属の1種の強い薬効に対してつけられた名である。
種小名の matsumurae は植物分類学者「松村任三さんの」という意味である。
変種名の apoiensis は「アポイ岳の」という意味である。
写真は10月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Potentilla matsumurae var. apoiensis

★ここだけに咲いているから逢いに来て
 見つけてみてとアポイ金梅

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大粟還り(オオアワガエリ)

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大粟還り(オオアワガエリ)はイネ科アワガエリ属の多年草である。
英名をチモシー(timothy)という。
原産地はヨーロッパである。
アジア、オセアニア、南北アメリカなどで牧草として栽培されている。
日本へは明治時代の初期に渡来し、牧草として北海道で試植された。
現在では野生化して、全国各地の道端や野原などに生える。
草丈は50センチから100センチくらいである。
葉は線形で柔らかく、数枚が互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から8月である。
茎先に淡い緑色をした円柱形の花穂をつける。
花は小さく目立たない。
結実期は7月から9月である。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
種子を水盤の脱脂綿にまいて萌え出た苗を絹糸草(キヌイトソウ)という。
俳句では「絹糸草」が夏の季語である。
属名の Phleum はギリシャ語の「phleos(葦の一種の名)」からきている。
種小名の pratense は「草原に生える」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Phleum pratense

★名前だけ知っていたけどチモシーは
 こんな穂なのかと頷きながら

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糸蘭(イトラン)

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糸蘭(イトラン)はリュウゼツラン科キミガヨラン属(ユッカ属)の常緑小低木である。
原産地は北アメリカで、アメリカ合衆国の東部から中部にかけて分布している。
ユッカ(Yucca)と総称されるイトラン属は、ネイディブアメリカンなどにより食用とされてきた。
根や葉が高血圧や高脂血症の改善に役立つといわれる。
日本では君が代蘭(キミガヨラン)などとともに植栽されている。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は剣状で硬く、若い葉の縁からは捩れた繊維が糸状に伸びている。
これが名の由来でもある。
開花時期は6月から8月である。
淡いクリーム色の花を釣鐘状にたくさんつける。
属名の Yucca はハイチの現地語に由来する。
種小名の filamentosa は「糸状の」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Yucca filamentosa

★八方に広げた葉っぱ従えて
 こんもり茂り糸蘭が咲く
☆葉の縁に糸をからめて咲く姿
 アダムの針と糸蘭を呼び

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アルクトテカ・カレンデュラ

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アルクトテカ・カレンデュラはキク科ワタゲハナグルマ属(アルクトテカ属)の多年草である。
属名の読み方は「アークトセカ」とするものもある。
種小名の読み方は「カレンジュラ」とするものもある。
原産地は南アフリカのケープ地方である。
和名を綿毛花車(ワタゲハナグルマ)という。
日本へは園芸植物として導入され、主にグランドカバー用とされている。
本州の神奈川県、三重県、兵庫県などで帰化している。
草丈は15センチから20センチくらいである。
茎には褐色の毛が生える。
葉は根際から生えて、ロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となって地面に広がる。
葉の長さは20センチくらいで、深く波状に切れ込んでいる。
開花時期は5月から7月である。
花(頭花)の大きさは4、5センチで、蒲公英(タンポポ)に少し似ている。
花は昼間開いて夜には閉じる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
匍匐茎を出して繁殖をする。
属名の Arctotheca はギリシャ語の「arktos(熊)+theke(ケース)」からきている。果実の形状から名づけられた。
種小名の calendula はラテン語の「calendae(毎月の第1日)」からきている。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Arctotheca calendula

★遥々と海を渡って辿り着き
 根を張り広げ逞しき花
☆太陽の光集めん花びらは
 くるくる回る春の風車か

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狗尾草(エノコログサ)

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猫じゃらし見上げる空に雲白く

狗尾草(エノコログサ)はイネ科エノコログサ属の一年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、荒れ地や道端、畑などに生える。
海外でも、温帯地域に広く分布する。
草丈は40センチから70センチくらいである。
葉は線状の披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉には両面ともに毛は生えていない。
開花時期は6月から9月くらいである。
子犬の尾に似た緑色の花穂をつける。
穂の長さは3センチから6センチで、直立していて大きく垂れることはない。
名の由来は「いぬころ(子犬)+草」で、穂の形が子犬の尻尾に似ているからきている。
また、猫じゃらし(ネコジャラシ)とも呼ばれるが、これはこの穂で猫をじゃれさせて遊んだことに由来する。
英名はフォックステイルグラス(foxtail grass)である。
俳句では「狗尾草」や「猫じゃらし」が秋の季語である。
属名の Setaria はラテン語の「seta(剛毛)」からきている。小穂のつけ根を剛毛が囲むことから名づけられた。
種小名の viridis は「緑色の」という意味である。
写真は8月に埼玉県三郷市で撮った。
学名:Setaria viridis

★猫じゃらし見上げる空に雲白く
 辿る先には追憶の時

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甘茴香(アマウイキョウ)

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茴香の香りにふいと足を止め

甘茴香(アマウイキョウ)はセリ科ウイキョウ属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方で、南ヨーロッパから西アジアにかけて分布する。
分類上は、茴香(ウイキョウ)の栽培変種とされている。
基本種の茴香(ウイキョウ)は古代エジプトの時代から栽培されていたという。
草丈は1メートルから2メートルくらいである。
全草に甘い香りがある。
葉は3、4回羽状に裂け、互い違いに生える(互生)。
裂片は糸状となって細かく、鮮やかな緑色をしている。
開花時期は6月から8月である。
茎先に複数の散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、傘のような形になって黄色の小さな花をつける。
英名はスイートフェンネル(sweet fennel)である。
フェンネルは「茴香」のことである。
別名をローマ茴香(ローマウイキョウ)ともいう。
葉はハーブ、種子はスパイス、茎は野菜として利用される。
俳句では「茴香の花」が夏の季語である。
花の後にできる実は円柱形の分果(複数の子房からできた果実)で、2ブロックで構成される。
属名の Foeniculum はラテン語の「faenum(乾草)」からきていて綴りを誤ったもの。糸状に細く裂けた葉の形から名づけられた。
種小名の vulgare は「普通の」という意味である。
変種名の dulce は「甘味のある」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Foeniculum vulgare var. dulce

★近づいてそっと香りを嗅いでみて
 甘く切なくあなたを包む

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亜麻(アマ)

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開くのも難儀に見える亜麻の花

亜麻(アマ)はアマ科アマ属の一年草である。
原産地は中央アジアないしコーカサス地方である。
古代エジプトでは、5000年前に既に栽培をしていた。
ミイラを巻いた布として知られている。
日本へは江戸時代の元禄年間に薬用として渡来した。
亜麻仁油を得ることが目的で、江戸の薬草園で栽培された。
繊維をとる目的では、明治時代に軍の需要もあって北海道で栽培が奨励された。
しかし、化学繊維の発達により、現在ではほとんど栽培されていない。
海外では、油料として栽培されることが多い。
草丈は60センチから130センチくらいである。
葉は披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉柄はない。
開花時期は7月から8月である。
白または青紫色の五弁花が咲く。
花弁の縁にはぎざぎざが入る。
一つの花の寿命は短い。
夜明けに咲き始め、昼ころには散ってしまう。
花の後にできる実は淡い褐色の分果(複数の子房からできた果実)で、10のブロックで構成される。
俳句では「亜麻の花」や「亜麻引く」が夏の季語である。
属名の Linum はラテン語の「linon(糸)」からきている。この属の1種から糸を採ったことから名づけられた。
種小名の usitatissimum は「非常に有用な」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Linum usitatissimum

★夏の野に爽やかな風吹き抜けて
 青紫に亜麻咲きいづる

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クモイイカリソウ100429a-l.jpg

雲居碇草(クモイイカリソウ)はメギ科イカリソウ属の多年草である。
本州の早池峰山、至仏山、谷川岳の特産種で、亜高山の蛇紋岩地帯に生える。
雲のかかるような高い山に生える碇草というのが和名の由来である。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は20センチから30センチである。
葉は2回3出複葉である。
三つ葉が枝分かれをしたものが1組の葉となる。
小葉の形は卵形で先が尖る。
開花時期は6月から7月である。
花径2センチくらいの淡い黄色の花を数輪ずつ下向きにつける。
萼片は8枚だが、そのうち4枚が早くに落ちる。
花弁は4枚である。
先のほうが碇状の距(花冠のつけ根が飛び出たもの)となる。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Epimedium は地名に由来する言葉で、イカリソウに転用された。
種小名の coelestre は「青色の」という意味である。
写真は4月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Epimedium coelestre

★実物を見に行く元気ないけれど
 咲いていたらと思いめぐらし

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浅間黄萓(アサマキスゲ)

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浅間黄萓(アサマキスゲ)はユリ科ワスレグサ属の多年草である。
分類体系によってはワスレグサ科とされる。
黄萓(キスゲ)の中で浅間山地方に咲くものが浅間黄萓(アサマキスゲ)と呼ばれる。
自生のものがほとんど姿を消したために、軽井沢町では復元作業中なのだと聞いた。
ただし、黄萓(キスゲ)=夕萓(ユウスゲ)と同一とする見解もある。
草丈は100センチから150センチくらいある。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は6月から7月である。
花の色は黄色で、花被片が6枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Hemerocallis はギリシャ語の「hemera(一日)+callos(美)」からきている。この属の植物の花は一日でしぼむことから名づけられた。
種小名の citrina には「シトロンのような色の」という意味である。
変種名の vespertina は「夕方の」という意味である。
写真は7月に軽井沢町植物園で撮った。
学名:Hemerocallis citrina var. vespertina

★夕暮れを静かに待ちて淡き色
 浅間黄萓は闇に焦がれて
☆闇の中浮かび上がりし花ひとつ
 浅間黄萓の黄は冴え渡り

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薊芥子(アザミゲシ)

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薊芥子(アザミゲシ)はケシ科アザミゲシ属の一年草である。
原産地はメキシコで、乾燥地帯に生える。
日本へは江戸時代の末期に渡来した。
現在では、一部で野生化している。
花が芥子(ケシ)に似ていて、棘のある葉が薊(アザミ)に似ているところからこの名がつけられた。
草丈は30センチから60センチくらいである。
葉は長い卵形で羽状に裂け、互い違いに生える(互生)。
葉には白い脈があり、縁には鋭い棘がある。
茎や葉を傷つけると有毒の黄色い汁を出す。
開花時期は6月から8月である。
茎先に花径4センチから7センチくらいの黄色い花を数輪つける。
花弁数は4枚から6枚である。
雄しべはたくさんあり、雌しべは1本である。
花の後にできる実は楕円形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Argemone はギリシャ語の「argemon(白内障)」からきている。汁液がこの病気に効くことから名づけられた。
種小名の mexicana は「メキシコ産の」という意味である。
写真は7月に小石川植物園で撮った。
学名:Argemone mexicana

★妖艶の血をひきたるか薊芥子
 鋭い棘の訳知りたくて
☆透き通る花びら揺れて薊芥子
 毒も薬もその内に秘め

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青柳草(アオヤギソウ)

アオヤギソウ090726a-l.jpg青柳草(アオヤギソウ)はユリ科シュロソウ属の多年草である。
分類体系によってはシュロソウ科とされる。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、山地の林の中や湿った草地に生える。
海外では、朝鮮半島や中国の北部にも分布する。
草丈は50センチから70センチくらいである。
根茎は短く、褐色のシュロ毛をかぶる。
茎の下部に細長い楕円形の葉を2、3枚つける。
開花時期は6月から8月くらいである。
茎先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、花径1センチくらいの黄緑色をした花をつける。
分類上は棕櫚草(シュロソウ)の変種とされている。
基本種の花の色は暗い紫色である。
実は長さ10ミリから15ミリの楕円形のさく果で、3本の稜がある。
和名の由来は、花の色の青(緑)と葉の形(柳)からきている。
属名の Veratrum はラテン語の「verator(予言者)」からきている。この属の植物の根にくしゃみを起こさせる薬効があり、北ヨーロッパに「くしゃみをしてから言うことは真実」ということわざがあるため。
種小名の maackii はロシアの分類学者「マーック(R. Maack)さんの」という意味である。
変種名の parviflorum は「小さな花の」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Veratrum maackii var. parviflorum

★地味だけど味わいあるね青柳草
 小さな花弁よく見てみよう

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