2011年10月アーカイブ

ペトロコスメア・ミノール

ペトロコスメア・ミノール090927a-l.jpgペトロコスメア・ミノールはイワタバコ科ペトロコスメア属の多年草である。
原産地は中国の雲南省である。
標高1200メートルから1700メートルの地域に生える。
草丈は5センチくらいである。
ロゼット葉は艶があり多肉質である。
開花時期11月から12月である。
茎先に1輪ずつ花径2センチくらいの紫色の花をつける。
花冠は短い筒状で、先は唇形となる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Petrocosmea はギリシャ語の「petros(岩)+kosmea(飾り)」からきている。
種小名の minor は「より小さい」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Petrocosmea minor

★はっきりと全体像は見えないが
 けな気に咲いた姿を留め

ペトロコスメア・ミノール090927b-l.jpg

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カラタチバナ080712a-l.jpg唐橘(カラタチバナ)はヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑小低木である。
本州の茨城県から沖縄にかけて分布し、林の中に生える。
海外では、台湾や中国にも分布する。
和名の由来は、花が枳殻(カラタチ)の花に似ていることからきている。
別名を百両(ヒャクリョウ)ともいい、おめでたい木とされる。
古典園芸植物の1つで江戸時代に改良が進み、100種もの品種が生み出されたという。
寛政年間には価格が高騰して売買禁止令も出されている。
樹高は30センチから50センチくらいである。
幹は直立するが、万両(マンリョウ)のように上部で枝分かれをしない。
葉は細くて大きな披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉には短い柄があり、縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7月である。
葉の脇に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、淡い黄を帯びた白い花をまばらにつける。
花弁は5枚で下向きに咲き、花弁の先が反り返る。
萼片は5枚、雄しべ5本、雌しべ1本である。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
9月から10月ころに赤く熟し、翌年まで落ちない。
実が白いものや葉に班の入った園芸品種もある。
属名の Ardisia はギリシャ語の「ardis(鎗先)」からきている。雄しべ葯の形が似ていることから名づけられた。
種小名の crispa は「縮れた」という意味である。
写真は7月に向島百花園で撮った。
実の写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Ardisia crispa

★赤い実もどこか渋いね葉の陰で
 唐橘は古典植物

カラタチバナ091206b-l.jpg

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メロカクツス・ゼントネリ

メロカクツス・ゼントネリ100130a-l.jpgメロカクツス・ゼントネリはサボテン科メロカクツス属の常緑多年草である。
玉サボテンの仲間の1つである。
原産地はブラジルの南東部である。
草丈は10センチから50センチくらいである。
植物体の色は緑色で、棘がある。
成熟すると短い円柱状の花座をつける。
開花時期は不定期である。
花の色は桃色である。
属名の Melocactus は Echinomelocactus の短縮されたもので、「echino(ハリネズミ)+melos(リンゴ)+cactos(チョウセンアザミ)」からきている。
種小名の zehntneri はブラジルの植物学者「ゼントネル(L. Zehntner)さんの」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Melocactus zehntneri

★赤いのは花の後かな蕾かな
 サボテンのことあまり知らぬが

メロカクツス・ゼントネリ100130b-l.jpg

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プセウデランテムム・キューエンセ090913a-l.jpgプセウデランテムム・キューエンセはキツネノマゴ科ルリハナガサモドキ属(プセウデランテムム属)の常緑低木である。
属名の読み方は「プセウデランセムム」や「プセウデランセマム」などとするものもある。
原産地はソロモン諸島である。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の表面は赤褐色、裏面は濃い紫色である。
葉には艶があって美しく、観葉植物とされる。
開花時期は6月から12月である。
枝先や葉の脇に目立たない白い花をつける。
花冠は筒状で、先が4つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Pseuderanthemum はギリシャ語の「pseudo(偽)+Eranthemum(ルリハナガサ属)」からきている。ルリハナガサ属に似たという意味合いである。
種小名の kewense は「キュー国立植物園の」という意味である。
写真は9月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Pseuderanthemum kewense

★葉の色がとてもきれいなキューエンセ
 目立たぬながら咲くもうれしく

プセウデランテムム・キューエンセ090913b-l.jpg

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紅花茶(ベニバナチャ)

ベニバナチャ081109b-l.jpg茶(チャ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木である。
原産地は中国の南部とする説が有力である。
日本へは最澄が805年に種子を持ち帰り、比叡山に植えたのが最初という。
紅花茶(ベニバナチャ)はその品種の1つである。
特徴は、花の色が淡い紅色になることである。
日本でも観賞用に栽培されている。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
よく枝分かれをする。
葉は細長い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁は波打つ。
葉の質は薄い革質で、表面には艶がある。
開花時期は10月から12月である。
葉の脇に淡い紅色の5弁花をやや下向きにつける。
雄しべはたくさんあり、花糸は紅色、葯は肌色である。
雌しべは1本である。
花の後にできる実は歪んだ球形のさく果(熟すと果皮が裂開する果実)である。
属名の Camellia はイエズス会の宣教師「カメル(G. J. Kamell)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の sinensis は「中国の」という意味である。
品種名の rosea は「バラ色の」という意味である。
写真は11月に小石川植物園で撮った。
学名:Camellia sinensis f. rosea

★整った花はなかなか見つからず
 周りうろうろ雨降る中で

ベニバナチャ081109a-l.jpg

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虹が浜菊(ニジガハマギク)

ニジガハマギク081109a-l.jpg虹が浜菊(ニジガハマギク)はキク科キク属の多年草である。
和名の由来は、山口県光市の虹が浜に生息することに由来する。
命名者は牧野富太郎博士である。
山陰菊(サンインギク)と野路菊(ノジギク)との自然交雑種である。
山陰菊(サンインギク)もまた島寒菊(シマカンギク)と家菊(イエギク)との交配種であるため、虹が浜菊(ニジガハマギク)の舌状花の色には白と黄色のものがある。
葉は野路菊(ノジギク)に近く、花は山陰菊(サンインギク)に近い。
草丈は60センチくらいになる。
葉は幅広い卵形で5つに中ほどまで裂け、互い違いに生える(互生)。
葉の質はやや厚い。
開花時期は10月から12月である。
舌状花の色は白と黄色のものがある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Chrysanthemum はギリシャ語の「chrysos(黄金色)+anthemon(花)」からきている。
種小名の shimotomaii は植物学者「下斗米直昌さんの」という意味である。
写真は11月に小石川植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum x shimotomaii

★美しい名前のままに咲きたいと
 虹が浜菊願いを込めて

ニジガハマギク081109b-l.jpg

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ブロッコリー

ブロッコリー090125b-l.jpgブロッコリー(broccoli)はアブラナ科アブラナ属の一年草である。
原産地はイタリアである。
ブロッコリーもイタリア語で、茎や芽を意味する。
キャベツ(cabbage)の変種で、カリフラワー(cauliflower)の原種といわれる。
和名は芽花野菜(メハナヤサイ)である。
緑花野菜(ミドリハナヤサイ)の別名もある。
草丈は1メートルくらいである。
茎は直立をする。
葉は長い楕円形で切れ込む。
食用とするのは蕾の状態の花序と茎である。
収穫をしないでおくと、油菜(アブラナ)に似た黄色やクリーム色の花を咲かせる。
花の後にできる実は角果(雌しべの中にある仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)である。
属名の Brassica はキャベツの古いラテン名からきている。
種小名の oleracea は「食用蔬菜の」という意味である。
変種名の italica は「イタリアの」という意味である。
写真は1月に千葉市花の美術館で撮った。
花の写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Brassica oleracea var. italica

★もこもこと変な味するブロッコリー
 でも好きな人たくさんいるね

ブロッコリー070217b-l.jpg

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カトレア・トリアナエ

カトレア・トリアナエ081207a-l.jpgカトレア・トリアナエはラン科カトレア属の多年草である。
コロンビア原産の着生種である。
コロンビアの国花となっている。
草丈は30センチくらいである。
葉は楕円形である。
開花時期は12月から2月くらいである。
花の色はピンクだが変異に富む。
唇弁の色が濃い。
花には強い芳香がある。
属名の Cattleya はイギリスの園芸家「カトレイ(W. Cattley)さん」の名からきている。
種小名の trianaei はコロンビアの植物学者「トリアーナ(J. Triana)さんの」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Cattleya trianaei

★むせかえる香りに思わず腰を引く
 されど気品は辺りを覆い
☆強き香にむせかえるよな美女のよう
 存在感も華やかにして

カトレア・トリアナエ081207b-l.jpg

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メロカクツス・グラウケスケンス070430a-l.jpgメロカクツス・グラウケスケンスはサボテン科メロカクツス属の常緑多年草である。
玉サボテンの仲間の1つである。
原産地はブラジルのバイア州で、岩場に生える。
園芸名は厳雲(ゲンウン)という。
草丈は20センチくらいである。
成熟すると円筒状の花座をつける。
開花時期は春から秋である。
花の色は桃色である。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
属名の Melocactus は Echinomelocactus の短縮されたもので、「echino(ハリネズミ)+melos(リンゴ)+cactos(チョウセンアザミ)」からきている。
種小名の glaucescens は「やや灰青色の」という意味である。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Melocactus glaucescens

★もっこりと被った帽子可愛いね
 こんな姿は滅多に見られぬ

メロカクツス・グラウケスケンス070430b-l.jpg

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ワカサハマギク081207a-l.jpg若狭浜菊(ワカサハマギク)はキク科キク属の多年草である。
日本固有種である。
福井県から鳥取県にかけて分布し、日本海側の海岸の岩場に生える。
竜脳菊(リュウノウギク)に近い仲間で、より大形である。
和名の由来は、若狭地方に多いことからきている。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
草丈は40センチから80センチくらいである。
茎は細く、毛が密生する。
茎や葉にはよい香りのする精油が含まれる。
葉は広めの卵形で、3つに裂ける。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の裏面には毛が密生して灰白色を帯びる。
開花時期は10月から12月である。
花径3センチから6センチの白い花(頭花)をつける。
真ん中の筒状花は黄色い。
白い舌状花は時を経ると淡い紅色を帯びる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Chrysanthemum はギリシャ語の「chrysos(黄金色)+anthemon(花)」からきている。
種小名の wakasaense は「若狭の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum wakasaense

★荒波をものともせずに凛と咲く
 若狭浜菊ふくよかに燃え

ワカサハマギク081207e-l.jpg

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海菜(ワダン)

ワダン061105b-l.jpg海菜(ワダン)はキク科アゼトウナ属の越年草である。
日本固有種である。
千葉県から静岡県にかけてと伊豆諸島に分布し、海岸の崖や礫地に生える。
和名の由来であるが、「わた」は海の古語で、「わた」+「菜」=「ワタナ」の転訛したものとの説がある。
草丈は30センチから60センチくらいである。
根は太くて長い。
葉は円形ないしへら形で分厚く、根際から密生する。
茎や葉を切ると白い乳液が出る。
開花時期は7月から11月である。
花茎が放射状に出て斜上し、茎先に黄色い花(頭花)がたくさんつく。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Crepidiastrum はギリシャ語の「Crepis(フタマタタンポポ属)+astrum(似た)」からきている。
種小名の platyphyllum は「広い葉の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Crepidiastrum platyphyllum

★岩肌にへばりつき咲く黄の花は
 海との縁をその名に刻み

ワダン061105c-l.jpg

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山薄荷(ヤマハッカ)

ヤマハッカ111004a-l.jpg山薄荷(ヤマハッカ)はシソ科ヤマハッカ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山野の林の縁などに生える。
海外では、朝鮮半島にも分布している。
和名の由来は、薄荷(ハッカ)に似て山に生えるということからきている。
草丈は40センチから100センチくらいである。
茎の断面は四角形で、下向きの毛が生える。
葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の柄には翼がある。
開花時期は9月から10月である。
茎の上部で枝分かれをし、先に長い花穂を出して青紫色の小さな花を数個ずつ段々につける。
花冠は長さ7ミリから10ミリくらいの唇形である。
上唇は立ち上がり、内側に濃い青紫色の斑があるのが特徴である。
下唇は舟形で前方に突き出しており、雄しべと雌しべはこの中にあって飛び出さない。
薄荷(ハッカ)のような香りはない。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
属名の Plectranthus はギリシャ語の「plectron(距)+anthos(花)」からきている。距のある花の形から名づけられた。
種小名の inflexus は「内曲した」という意味である。
写真は10月に神代植物公園で撮った。
学名:Plectranthus inflexus

★薄っすらと染まる紫涼しげに
 咲く山薄荷秋を伝えて

ヤマハッカ111004b-l.jpg

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カトレア・レオポルディー

カトレア・レオポルディ081005a-l.jpgカトレア・レオポルディーはラン科カトレア属の常緑多年草である。
原産地はブラジルの南部で、海岸近い林の中に生える着生種である。
草丈は1メートルくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は夏から秋である。
花径は7センチから11センチくらいあり、肉厚である。
花の色は緑色ないし茶褐色で赤い斑点が入る。
唇弁は赤い。
属名の Cattleya はイギリスの園芸家「カトレイ(W. Cattley)さん」の名からきている。
種小名の leopoldii はベルギー王「レオポルド1世(King Leopold I)の」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Cattleya leopoldii

★猛獣を思わすような花姿
 レオポルディの名前そのまま

カトレア・レオポルディ081005b-l.jpg

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ワジキギク090927b-l.jpg鷲敷菊(ワジキギク)はキク科キク属の多年草である。
徳島県の那賀川流域に分布する。
和名の由来は、最初の発見地である徳島県鷲敷町からきている。
那賀川野菊(ナカガワノギク)と島寒菊(シマカンギク)との自然交雑種である。
葉の形や色は島寒菊(シマカンギク)に似ているが、頭花の花色は白い。
草丈は30センチから50センチくらいである。
葉は羽状に3つから5つに中ほどまで裂ける。
葉の表面は緑色、裏面は淡い緑色をしている。
開花時期は11月である。
舌状花は白く、筒状花は黄色い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Chrysanthemum はギリシャ語の「chrysos(黄金色)+anthemon(花)」からきている。
種小名の cuneifolium は「くさび形の葉の」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Chrysanthemum x cuneifolium

★交配で生まれたんだよ鷲敷菊
 白い花びら小振りに咲かせ

ワジキギク090927a-l.jpg

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アカジソ080921a-l.jpg紫蘇の実になるはまだまだ花盛り

赤紫蘇(アカジソ)はシソ科シソ属の一年草である。
原産地は中国の南部である。
日本へは縄文時代に渡来していたと言われる。
畑で栽培されるほか、逸出して野生化したものも見かける。
草丈は20センチから50センチくらいである。
茎は直立し、断面は四角形である。
葉は広めの卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉には長い柄があって先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8月から9月である。
枝先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、淡い紫色の小花を密につける。
花は筒状の唇形で、下唇は3つに裂け、真ん中のものが一番大きく、さらに2つに裂ける。
葉は漬物の着色やふりかけ用などに使う。
葉は生薬で紫蘇葉(しそよう)といい、殺菌、防腐、解熱、解毒作用がある。
種子は紫蘇子(しそし)といい、鎮咳・去痰の薬効がある。
俳句では「紫蘇」が夏の季語、「紫蘇の実」が秋の季語である。
属名の Perilla はインドでの現地語からきている。
種小名の frutescens は「低木状の」という意味である。
変種名の crispa は「縮れた」という意味である。
品種名名の purpurea は「紫色の」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Perilla frutescens var. crispa f. purpurea

★こんもりと茂る赤紫蘇よい香り
 鼻を近づけ葉を手にとって

アカジソ080921b-l.jpg

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マミラリア・コンプレッサ

マミラリア・コンプレッサ090823a-l.jpgマミラリア・コンプレッサはサボテン科マミラリア属の多年草である。
多肉植物で疣サボテンの仲間である。
原産地はメキシコである。
流通名を白竜丸(ハクリュウマル)という。
草丈は10センチから25センチくらいである。
植物体の色は艶のある緑色ないし灰緑色である。
疣の脇から白い毛と棘が生える。
開花時期は夏から秋である。
花径1センチくらいの小さな赤い花をつける。
属名の Mammillaria はラテン語の「mammilla(乳首)」からきている。
種小名の compressa は「扁平の」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Mammillaria compressa

★サボテンは花咲くときに撮りたいね
 ぽちっと咲くよ白竜丸は

マミラリア・コンプレッサ090823b-l.jpg


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藪山査子(ヤブサンザシ)

ヤブサンザシ071008d-l.jpg藪山査子(ヤブサンザシ)はユキノシタ科スグリ属の落葉低木である。
分類体系によってはスグリ科とされる。
本州から九州にかけて分布し、林の縁や明るい林の中などに生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
和名の由来は、実が山査子(サンザシ)に似ていて藪に生えることからきている。
樹高は1メートルくらいである。
樹皮は紫褐色で、縦に裂けて薄く剥がれる。
葉は単葉で互い違いに生え(互生)、広めの卵形で3つから5つに裂ける。
開花時期は4月から5月である。
雌雄異株である。
葉脈に数個ずつ目立たない黄色の花をつける。
5つの花弁に見えるものは萼で、萼は反り返る。
結実期は10月から11月である。
雌株に球形の小さな球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)がなり、赤く熟す。
食用にはならない。
別名を黄鵯上戸(キヒヨドリジョウゴ)ともいう。
属名の Ribes はデンマーク語の「ribs(赤い色のスグリ)」からきている。
種小名の fasciculatum は「束になった」という意味である。
写真は10月に小石川植物園で撮った。
学名:Ribes fasciculatum

★赤い実をつける日のんびり待ちながら
 鳥はいつ来る藪山査子に

ヤブサンザシ071008c-l.jpg

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ヤクシマノギク080927a-l.jpg屋久島野菊(ヤクシマノギク)はキク科シオン属の多年草である。
屋久島の固有種で、明るい林の縁に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
別名を屋久島野紺菊(ヤクシマノコンギク)という。
野紺菊(ノコンギク)に似るが大形である。
また、葉はやや分厚くて艶がある。
草丈は60センチから100センチくらいである。
上部でよく枝分かれをする。
根際から生える葉は楕円形で、開花時には枯れる。
茎につく葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉は両端が尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
自生地での開花時期は10月から11月くらいである。
花径は15ミリから20ミリで、舌状花は淡い紫色をしている。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Aster はギリシャ語の「aster(星)」からきている。頭花が放射状をなすことから名づけられた。
種小名の yakushimensis は「屋久島の」という意味である。
写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の山野草展で撮った。
学名:Aster yakushimensis

★どこでどう伝わり咲くかこの花は
 不思議感じつカメラに収め

ヤクシマノギク080927b-l.jpg

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デンドロキルム・デンポエンセ090627a-l.jpgデンドロキルム・デンポエンセはラン科デンドロキルム属の多年草である。
デンドロキルム属は熱帯アジアを中心に150種ほどが分布する着生種である。
本種の原産地はスマトラ島である。
草丈は20センチくらいである。
卵形の球茎に楕円形をした1枚の革質の葉をつける。
開花時期は10月から6月くらいである。
垂れ下がった穂状の花穂に黄橙色の花をたくさんつける。
花径は1センチくらいで、側萼片、側花弁は横に広がる。
唇弁には暗い紅色が交じる。
属名の Dendrochilum はギリシャ語の「dendron(樹)+ cheilos(唇弁)」からきている。
種小名の dempoense は「(スマトラ島南東部の)デンポ山(Mount Dempo)の」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Dendrochilum dempoense

★熱帯に蘭はどれだけあるのだろ
 次々出てくる新しい花

デンドロキルム・デンポエンセ090627b-l.jpg

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マミラリア・フイツイロポクトリ090823b-l.jpgマミラリア・フイツィロポクトリはサボテン科マミラリア属の多年草である。
多肉植物で疣サボテンの仲間である。
原産地はメキシコである。
種小名の読み方は「フイジロポクトリ」や「ウィツィロポチトリ」などが見られる。
草丈は15センチくらいである。
形は円筒状で、やや頭でっかちになる。
短い棘が生えている。
開花時期は春から夏である。
花の色は赤い。
属名の Mammillaria はラテン語の「mammilla(乳首)」からきている。
種小名の huitzilopochtli はアステカ神話に登場する太陽神の名からきている。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Mammillaria huitzilopochtli

★ふむこれが疣サボテンの形だな
 少し分け入る不思議の世界

マミラリア・フイツイロポクトリ090823a-l.jpg

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イワヒバ081005b-l.jpg鉢物もよいが岩檜葉崖染めて

岩檜葉(イワヒバ)はイワヒバ科イワヒバ属の多年草である。
本州の関東地方から九州にかけて分布し、山地の樹上や岩壁などに着生する常緑性のシダ植物である。
海外では、東アジア、東南アジア、シベリアなどにも分布する。
江戸時代から改良が進められた古典園芸植物で、150種類以上の園芸品種があるという。
草丈は15センチくらいである。
直立した仮茎の先で放射状に枝分かれをし、小さな鱗状の葉をたくさんつける。
葉は表面が濃い緑色、裏面が淡い緑色である。
和名の由来は、岩上に生育し檜(ヒノキ)の葉に似ることからきている。
属名の Selaginella はヒカゲノカズラの古名「Selago」の縮小形である。
種小名の tamariscina は「Tamarix(ギョリュウ属)に似た」という意味である。
俳句の季語は夏である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Selaginella tamariscina

★鉢物もよいが岩檜葉崖埋めて
 生える姿は青々として

イワヒバ081005a-l.jpg

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イワホトトギス091010a-l.jpg岩杜鵑草(イワホトトギス)はユリ科ホトトギス属の多年草である。
長野県の固有種で、渓流沿いに垂れ下がって咲く。
長野県のRDBで絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
分類上は杜鵑草(ホトトギス)の変種とされている。
草丈は40センチから100センチくらいである。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はなく、つけ根は茎を抱く。
開花時期は9月から10月である。
葉の脇に白地に紫の斑点がある花を1輪から3輪上向きにつける。
花びら(花被片)は6枚で、斜め上に向かって開く。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Tricyrtis はギリシャ語の「treis(3)+cyrtos(曲)」からきている。3枚の外花被のつけ根の部分が袋状に曲がっていることから名づけられた。
種小名の hirta は「短い剛毛のある」という意味である。
変種名の saxicola は「岩の間に生える」という意味である。
写真は10月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Tricyrtis hirta var. saxicola

★謎多き花の姿に触れてみて
 あれやこれやと思いめぐらし

イワホトトギス091010c-l.jpg

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シュッコンネメシア051119b-l.jpg宿根ネメシア(シュッコンネメシア)はゴマノハグサ科ウンランモドキ属の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
ネメシア属(Nemesia)は南アフリカを中心に60種くらいある。
本種の原産地も南アフリカである。
宿根ネメシア(シュッコンネメシア)は流通名である。
植物名はネメシア・カエルレアという。
海蘭擬き(ウンランモドキ)という和名のあるネメシア・ストルモサ(Nemesia strumosa)の近縁種である。
ストルモサ種は一年草なので、それと対比して「宿根」の名を冠している。
草丈は20センチから60センチである。
葉は細長い披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は9月から6月である。
真夏を除いて花を咲かせる。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、唇形の花を固めてつける。
花の色は、青、白、ピンク、紫色などである。
花径は2センチくらいである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Nemesia はキンギョソウ属の植物の1つのギリシャ古名からきている。
種小名の caerulea は「青色の」という意味である。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Nemesia caerulea

★いつだって花を咲かせて見せるから
 大事にしてね踏まずにいてね

シュッコンネメシア051119a-l.jpg

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タカノツメ080921a-l.jpg鷹の爪(タカノツメ)はナス科トウガラシ属の一年草である。
唐辛子(トウガラシ)の代名詞とされることもあるが、正確にはその栽培品種の1つである。
日本の「唐辛子」の中ではもっとも辛いとされる。
唐辛子(トウガラシ)の原産地は熱帯アメリカ説やアンデス説などがある。
コロンブスによってヨーロッパに伝えられたという説もあるがはっきりしない。
日本へ渡来した時期についても江戸時代の初期とされるがはっきりしない。
草丈は50センチから80センチくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
収穫期は7月から11月である。
白い花をつけ、緑色の実をつけるが、熟すると真っ赤になる。
花径は1センチから2センチで、下向きに咲く。
花の色は白く、花冠は5つから7裂つに裂ける。
雄しべは5本から8本である。
鷹の爪(タカノツメ)の特徴は、実が上を向いてつくことである。
属名の Capsicum はギリシャ語の「kapsa(袋)」からきている。
種小名の annuum は「一年生の」という意味である。
変種名の abbreviatum は「短縮した」という意味である。
花の写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
実の写真は11月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Capsicum annuum var. abbreviatum

★青い実と赤い実混じる鷹の爪
 花も咲かせて大忙しだ

タカノツメ051105a-l.jpg

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プテロスティリス・オフィオグロッサ081207a-l.jpgプテロスティリス・オフィオグロッサはラン科プテロスティリス属の多年草である。
オーストラリア、ニューカレドニア島に分布する地生種である。
草丈は10センチから25センチくらいである。
葉は卵形でロゼット状となる。
開花時期は12月から3月である。
花の色は褐色である。
属名の Pterostylis はギリシャ語の「 pteron(翼のある)+stylos(柱)」からきている。
種小名の ophioglossa は「蛇の舌」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Pterostylis ophioglossa

★この花は天南星にそっくりだ
 いろいろあるねランの花にも

プテロスティリス・オフィオグロッサ081207b-l.jpg

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ファレノプシス・ビオラケア090928a-l.jpgファレノプシス・ビオラケアはファレノプシス属の常緑多年草である。
マレー半島、スマトラ島、カリマンタン島に分布する。
熱帯雨林で樹上や岩上に生える着生種である。
種名の読み方は「ウィオラケア」とするものもある。
草丈は20センチから30センチである。
葉は長い楕円形で、鮮やかな黄緑色をしている。
開花時期は不定だが、春から夏が多い。
花径5センチから7センチの星形の花で、よい香りがする。
花の色には淡い紫色や赤紫色などがある。
花の縁は緑色である。
属名の Phalaenopsis はギリシャ語の「phalaina(蛾)+opsis(似る)」からきている。花の形が蛾に似ていることから名づけられた。
種小名の violacea は「菫色の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Phalaenopsis violacea

★紫のサザンの星かビオラケア
 南の島の香り運んで

ファレノプシス・ビオラケア090928b-l.jpg

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ファレノプシス・ローウィイ081207a-l.jpgファレノプシス・ローウィーはラン科コチョウラン属(ファレノプシス属)の多年草である。
タイ、ミャンマー、カリマンタン島などに分布する着生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、分厚い。
開花時期は11月から2月くらいである。
花茎の先に花径5センチくらい白ないしピンク花をつける。
唇弁には濃い紅色が混じる。
属名の Phalaenopsis はギリシャ語の「phalaina(蛾)+opsis(似る)」からきている。花の形が蛾に似ていることから名づけられた。
種小名の lowii はイギリス人の植物収集家「ロー(H. Low)さんの」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Phalaenopsis lowii

★小振りだがしっかりとした花が咲く
 南の島に蝶舞うように

ファレノプシス・ローウィイ081207c-l.jpg

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マミラリア・ゲミニスピナ090913a-l.jpgマミラリア・ゲミニスピナはサボテン科マミラリア属の多年草である。
多肉植物で疣サボテンの仲間である。
原産地はメキシコ中部のイダルゴ州である。
流通名を白神丸(ハクジンマル)という。
草丈は15センチくらいである。
直径10センチくらいの短い円筒形である。
疣の先から白く長い棘が生える。
開花時期は秋から冬である。
花径15ミリくらいの淡い紅紫色の花をつける。
属名の Mammillaria はラテン語の「mammilla(乳首)」からきている。
種小名の geminispina は「双子の棘」という意味である。
写真は9月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Mammillaria geminispina

★ふさふさと茂った白い毛面白く
 丸みが可愛い白神丸は

マミラリア・ゲミニスピナ090913b-l.jpg

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パンパスグラス

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パンパスグラス081005a-l.jpgパンパスグラス(pampas grass)はイネ科シロガネヨシ属の多年草である。
原産地はアルゼンチンである。
「パンパスに生える草」という意味である。
日本へは明治時代に渡来した。
逸出して野生化したものが空き地などに生える。
薄(ススキ)に似ているが、草丈は2メートルから3メートルもあって大形である。
葉は線形で中肋が太く、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)があって剃刀のようである。
開花時期は8月から10月である。
雌雄異株である。
茎先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、銀白色の花穂をつける。
花の後にできる実は(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
和名は白銀葭(シロガネヨシ)という。
属名の Cortaderia はアルゼンチンの現地語「cortadera(切れる)」からきている。
種小名の selloana はドイツの植物学者「セロー(F. Sellow)さんの」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Cortaderia selloana

★銀(しろがね)の穂先揺らめき白日夢
 光いざなう眩しきロマン

パンパスグラス081005b-l.jpg

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ハナヤナギ061112a-l.jpg花柳(ハナヤナギ)はミソハギ科タバコソウ属(クフェア属)の常緑小低木である。
原産地はメキシコである。
タバコソウ属はアメリカ大陸に250種以上あり、日本にも数種が生える。
和名の由来は、葉の形が「柳」に似ていることからきている。
樹高は30センチから90センチくらいである。
茎の断面は丸く、赤味を帯びている。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は8月から11月である。
筒状の花のように見えるのは萼である。
初めは黄色く、時間がたつとオレンジ色に変化する。
萼の先は浅く6つに裂け、雄しべが飛び出ている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Cuphea はギリシャ語の「cupoth(曲がる)」からきている。萼筒のつけ根の部分が隆起していることから名づけられた。
種小名の micropetala は「小さい花弁の」という意味である。
写真は11月に新宿御苑で撮った。
学名:Cuphea micropetala

★味のある姿で渋い色つけて
 花柳咲く温もりの中

ハナヤナギ061112b-l.jpg

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マミラリア・ウッジイ081207b-l.jpgマミラリア・ウッジーはサボテン科マミラリア属の多年草である。
多肉植物で疣サボテンの仲間である。
原産地はメキシコのグアナファト州である。
流通名を霧棲丸(キリズミマル)という。
直径10センチくらいの短い円筒形である。
疣の先から白く長い棘が生える。
開花時期は冬から春である
花径2セントくらいの紅紫色の花をつける。
属名の Mammillaria はラテン語の「mammilla(乳首)」からきている。
種小名の woodsii はアメリカの「ウッズ(R. S. Wood)さんの」という意味である。
マミラリア・ハーニアナの亜種とする説もある。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Mammillaria woodsii(=Mammillaria hahniana subsp. woodsii)

★綿帽子きれいな花で飾るよな
 姿可愛い霧棲丸は

マミラリア・ウッジイ081207a-l.jpg

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タアツァイ

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タアツァイ081005a-l.jpgタアツァイはアブラナ科アブラナ属の一年草ないし二年草である。
「タアサイ」とも呼ばれる。
原産地は中国の華中地方である。
昭和時代の初期に導入されたものが如月菜(キサラナギ)の名で関東地方の北部から東北地方で栽培されている。
1972年の日中国交回復を契機に再導入され、中国野菜ブームに乗って徐々に広がっている。
周年栽培が可能である。
高温期は立ち性だが、寒期は扁平になって地面に広がる。
「タア」には広がるという意味があり、寒期に霜にあたって旨味が増すという。
属名の Brassica はキャベツの古いラテン名からきている。
種小名の campestris は「原野に生える」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
花の写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Brassica campestris

★食べたことあったかなあと曖昧な
 記憶手繰りつタアツァイを見る

タアツァイ090426a-l.jpg

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アキノベニバナサルビア090922a-l.jpg秋の紅花サルビア(アキノベニバナサルビア)はシソ科アキギリ属の多年草である。
原産地は、アメリカのテキサス州からメキシコにかけた一帯である。
サルビア・グレッギーの名でも流通している。
草丈は50センチから100センチくらいである。
葉は卵形で、縁はなめらかである。
葉は向かい合って生える(対生)。
英名をオータムセージ(autumn sage)という。
秋に花を咲かせるイメージがあるが、わが国での開花時期は6?10月である。
花径2センチくらいの唇形をした赤い花を咲かせる。
なお、セージ(sage)というのはサルビア属の英名である。
チェリーセージ(cherry sage)という名でも親しまれているが、元々のチェリーセージはサルビア・ミクロフィラ(Salvia microphylla)のことである。
サルビア・ミクロフィラのほうは、花(花冠)の内側のつけ根付近に突起物があり、葉がざらついている。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の greggii はアメリカの自然科学者「グレッグ(J. Gregg)さんの」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Salvia greggii

★この色は血の色なりとタップ踏む
 ラテンのリズム聞こえるようで
☆情熱のリップグロスは輝いて
 言の葉綴る花の囁き

アキノベニバナサルビア090922b-l.jpg

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アギナシ090719c-l.jpg顎無(アギナシ)はオモダカ科オモダカ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、沼地や湿原などに生える。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
草丈は40センチから80センチくらいである。
若葉は細い楕円形であるが、成長すると葉の下側が2つに分かれ、やじり形となる。
この若葉の形状を「顎無し」と見立てたのが名の由来である。
葉は根際から生え、長い柄がある。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は7月から10月である。
雌雄同株である。
茎先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、雄花をつける。
雌花は茎の下部につく。
いずれも白い3弁花で、萼片も3枚である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)の集合果である。
近縁種の沢瀉(オモダカ)と似るが、顎無(アギナシ)は花を葉よりも高い位置につけることや球芽(むかご)のあることなどで見分ける。
属名の Sagittaria はラテン語の「sagitta(矢)」からきている。矢形をした葉の様子から名づけられた。
種小名の aginashi は日本語の「アギナシ」のことである。
写真は7月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Sagittaria aginashi

★名の由来聞けば何やら面白い
 顎無の花風にゆらゆら

アギナシ090719a-l.jpg

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アガベ・フィリフェラ090524d-l.jpgアガベ・フィリフェラはリュウゼツラン科リュウゼツラン属の常緑多年草である。
原産地はメキシコで、北部の高地に分布する多肉植物である。
園芸名を乱れ雲(ミダレグモ)という。
草丈は1メートルくらいである。
根際から生える葉は剣状で、放射状に短く生える。
葉の縁に白い繊維が糸のようにつくのが特徴である。
開花時期は7月から10月くらいである。
花茎を伸ばし、アロエに似た花をつける。
花の色は赤と黄色である。
属名の Agave はギリシャ語の「agauos(気高い)」からきている。
種小名の filifera は「糸を持った」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Agave filifera

★なるほどと笑みがこぼれる乱れ雪
 どんな役目か白い繊維は

アガベ・フィリフェラ090524a-l.jpg

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オトコヨモギ050918d-l.jpg男蓬(オトコヨモギ)はキク科ヨモギ属の多年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、山野や土手に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、フィリピン、インド、アフガニスタンなどにも分布する。
草丈は50センチから100センチくらいになる。
蓬(ヨモギ)と違い、葉や茎には綿毛がほとんどない。
葉はへら形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先には浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の側面にはぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は8月から11月である。
円錐状の花穂に淡いクリーム色をした花(頭花)をたくさんつける。
花は片側に偏ることが多い。
花の周りには卵形の総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)がつく。
花の後にできる実は無毛のそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
和名の由来は、花も実も小さいので種はできないと思われ、男の蓬(ヨモギ)とされた。
属名の Artemisia はギリシャ神話の女神「アルテミス(Artemis)」からきている。この属の植物が婦人病に効くということから名づけられた。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は9月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Artemisia japonica

★突き出した男艾の花の穂は
 秋の陽浴びて風に揺ら揺ら

オトコヨモギ050918a-l.jpg

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ブルボフィルム・レムニスカトイデス081207b-l.jpgブルボフィルム・レムニスカトイデスはラン科マメヅタラン属(ブルボフィルム属)の多年草である。
原産地はジャワ、スマトラ、タイ、ベトナムで、標高1500メートルくらいの地域に生育する着生種である。
ブルボフィルム属(Bulbophyllum)は東南アジアに広く分布し、約2000種の原種があるという。
属名は「バルボフィラム属」とする場合もある。
日本にも豆蔦蘭(マメヅタラン)などが自生し、和名を「マメヅタラン属」という。
草丈は25センチくらいである。
葉は長さは10センチくらいの披針形である。
開花時期は冬である。
花は花径3ミリくらいの小輪で、セピア色をしている。
20?30輪が房咲きをする。
花には毛のような突起がある
属名の Bulbophyllum はギリシャ語の「bulbos(鱗茎)+phyllon(葉)」からきている。鱗茎から葉が出ていることから名づけられた。
種小名の lemniscatoides は「リボンで飾ったような」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Bulbophyllum lemniscatoides

★個性とはかくなるものと肯きつ
 房咲きをする姿見つめて

ブルボフィルム・レムニスカトイデス081207a-l.jpg

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キバナランタナ061124b-l.jpgランタナはクマツヅラ科ランタナ属の常緑低木である。
原産地は南アメリカである。
和名を七変化(シチヘンゲ)というように、花の色が黄色から橙色、赤色へと変化する。
黄花ランタナ(キバナランタナ)は園芸品種で、花の色が黄色から変化をしない。
樹高は50センチから100センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には短い柄があり、艶があって縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から11月である。
暖地では周年開花をする。
散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、小さな黄色い花をつける。
属名の Lantana はヨーロッパ産の「Viburnum lantana」 からの転用である。花の形や花序が似ていることから転用された。
種小名の hybrida は「交配種の」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Lantana x hybrida

★七変化するが妙味のランタナを
 黄花のままにするも妙味や

キバナランタナ061124a-l.jpg

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キャベツ

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キャベツ081102a-l.jpgキャベツ(cabbage)はアブラナ科アブラナ属の一年草である。
甘藍(カンラン)、玉菜(タマナ)などの和名があるが、今ではあまり使われない。
原産地は西ヨーロッパである。
古代ギリシャ・ローマの時代から胃腸の調子を整える保健食とされた。
結球するタイプのものは13世紀ころから登場し、その後も品種改良がくり返された。
日本へは江戸時代にオランダから渡来した。
しかし、それは甘藍(カンラン)と呼ばれ、観賞用に栽培された。
食用として栽培されるようになったのは明治以降のことである。
キャベツは本来は秋に芽生え、春に開花する植物である。
したがって夏の高温には弱く、冷涼な地域でいわゆる高原野菜として栽培されている。
結球時には、中心に近い葉ほど内側を向き、外側になるに連れて外を向く。
茎はほとんど伸びない。
花を見ることは少ないが、結球できなかった株を放置すると、花茎が伸びて菜の花が咲く。
属名の Brassica はキャベツの古いラテン名からきている。
種小名の oleracea は「食用蔬菜の」という意味である。
変種名の capitata は「頭状の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
花の写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Brassica oleracea var. capitata

★改めて育ち盛りの姿見る
 きゅっと結ぶはまだ先なのか

キャベツ090426a-l.jpg

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エリオカクツス・レニンハウシイ090117a-l.jpgエリオカクツス・レニンハウシーはサボテン科エリオカクツス属の常緑多年草である。
ブラジルの南部に分布する柱サボテンの仲間の1つである。
流通名は金晃丸(キンコウマル)という。
英名はゴールデンボールカクタス(golden ball cactus)である。
草丈は50センチから60センチである。
全体が金色の棘に被われる。
開花時期は春から夏である。
黄色い大きな花をつける。
属名の Eriocactus はギリシャ語の「erion(軟毛)+cactos(チョウセンアザミ)」からきている。
種小名の leninghausii はブラジル人の収集家「レニンハウス(G. Leninghaus)さんの」という意味である。
写真は1月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Eriocactus leninghausii

★美しく光り輝くその姿
 小さいけれど大きく見えて

エリオカクツス・レニンハウシイ090117b-l.jpg

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センウズモドキ060902a-l.jpg川烏頭擬き(センウズモドキ)はキンポウゲ科トリカブト属の多年草である。
日本固有種である。
青森県から茨城県にかけての太平洋側と群馬県、長野県に分布し、山地の林の中などに生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は90センチから170センチくらいである。
茎は直立するかまたは垂れ下がる。
葉は円心形で3つから5つに深く裂け、互い違いに生える(互生)。
葉の裂片の縁には粗いぎざぎざ(鋸葉)がある。
開花時期は8月から10月である。
鮮やかな青紫色をした兜形の花をたくさんつける。
花びらのように見えるのは5枚の萼片である。
花柄や雌しべに長い毛が生えるのが特徴である。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
分類上は、朝鮮半島と本州の中国地方、九州の大分県に分布する高麗附子(コウライブシ)の亜種である。
属名の Aconitum はギリシャ語の「akon(投げやり)」からきている。
種小名の jaluense は「ヤールー江(鴨緑江)の」という意味である。
亜種名の iwatekense は「岩手県の」という意味である。
写真は9月に北大植物園で撮った。
学名:Aconitum jaluense subsp. iwatekense

★小振りでも花の姿は鳥兜
 埋もるように川烏頭擬き

センウズモドキ060902b-l.jpg

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ソライロアサガオ080927b-l.jpg空色朝顔(ソライロアサガオ)はヒルガオ科サツマイモ属の蔓性多年草である。
園芸的には一年草として扱われている。
原産地はメキシコから熱帯アメリカにかけた一帯である。
日本へは昭和時代の初期に渡来した。
草丈は2メートルから4メートルくらいまで伸びる。
葉は卵形ないし心形で、螺旋状につく。
開花時期8月から11月である。
文字通り空色をした漏斗形の花をつける。
花期が少し遅いことや、花のしぼむ時間が遅いことなどが、普通の朝顔(アサガオ)と異なる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Ipomoea はギリシャ語の「ips(芋虫)+homoios(似た)」からきている。物に絡みついて這い登る性質からから名づけられた。
種小名の tricolor は「三色の」という意味である。
写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Ipomoea tricolor

★蔓伸ばし棚一杯に葉をつけて
 空色朝顔天使の笑顔

ソライロアサガオ080927a-l.jpg

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メリケンムグラ110927c-l.jpgメリケン葎(メリケンムグラ)はアカネ科オオフタバムグラ属の一年草である。
原産地は北アメリカである。
日本へは戦後に侵入し、本州の関東地方から九州にかけて帰化している。
生育地は、水田の畦道や川原である。
草丈は10センチから80センチくらいである。
茎の断面は四角形で、地面を這って広がる。
葉は細長い楕円形で向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から9月である。
葉の脇に花径1センチくらいの白い小さな花をつける。
花冠は筒形で、先は4つに裂ける。
一日花である。
花冠の内側には毛が生える。
雌しべは花冠から飛び出している。
属名の Diodia はギリシャ語の「diodos(通過する)」からきている。
種小名の virginiana は「バージニアの」という意味である。
写真は9月に木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Diodia virginiana

★なかなかに可愛い花の咲き方と
 名の可笑しさに笑みの零れて

メリケンムグラ110927d-l.jpg

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ムクゲパイプバナ060115a-l.jpg尨毛パイプ花(ムクゲパイプバナ)はウマノスズクサ科ウマノスズクサ属の常緑蔓性低木である。
学名のアリストロキア・ウエストランディーで表示するものもある。
原産地は中国である。
肥大した根茎から円柱形の茎をたくさん出す。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖り、つけ根の部分は心形である。
葉の質は革質である。
開花時期は4月から5月である。
花の形はアリストロキア・ギガンテアを小形にしたような感じである。
白地に紅紫色の網目模様が入る。
花冠は黄褐色の短い毛で被われている。
写真は蕾のようだが、パイプを連想させる。
根茎は利尿剤、鎮痛剤とされる。
属名の Aristolochia はギリシャ語の「aristos(最良)+lochia(出産)」からきている。曲がった花の形が胎内の胎児を連想させ、またつけ根の部分の膨らみが子宮を連想させるところから、出産を助ける力を持つと考えられた。
種小名の wendlandii は植物収集家「ウェストランド(A. B. Westland)さんの」という意味である。
写真は1月に新宿御苑で撮った。
学名:Aristolochia westlandii

★少しずつ花の世界も広がって
 架け橋できて道が開ける
☆見たことも聞いたことすら無い花も
 出会えたことにただ喜んで

ムクゲパイプバナ060115b-l.jpg

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マニラ麻(マニラアサ)

マニラアサ070203a-l.jpgマニラ麻(マニラアサ)はバショウ科バショウ属の常緑多年草である。
麻(アサ)の仲間ではないが、繊維が取れることから「麻」の名が充てられている。
原産地はフィリピンである。
「マニラ」の名は首都マニラに由来する。
カリマンタン島やスマトラ島などにも分布し、繊維作物として栽培されている。
草丈は6メートルくらいになる。
茎のように見えるのは偽茎と呼ばれる部分で、葉鞘(茎を鞘状に包むような形になった葉のつけ根)の巻き重なったものである。
ここから繊維がとれる。
葉は楕円形で大きい。
花序は夏から秋にかけてできる。
バショウ属特有のもので、つけ根近くに雌花を、先のほうに雄花をつける。
花の後にできる実は偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で、中には小さな種子が入っている。
属名の Musa はこの属のアラビア名からきている。
種小名の textilis は「織物に用いる」という意味である。
写真は2月に新宿御苑で撮った。
学名:Musa textilis

★天狗でも棲んでいそうなマニラ麻
 大きな葉っぱの陰で花咲き

マニラアサ070203b-l.jpg

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エキノカクツス・グルソニー

エキノカクツス・グルソニイ070408a-l.jpgエキノカクツス・グルソニーはサボテン科エキノカクツス属の常緑多年草である。
原産地はメキシコである。
大形の玉サボテンである。
流通名は金鯱(キンシャチ)という。
英名はゴールデンバーレルカクタス(golden barrel cactus)である。
形は球形ないし円筒形で、色は灰緑色である。
30年から50年かかって90センチから180センチに育ち、花をつけ始める。
開花時期は春から秋で、黄色い花を咲かせる。
属名の Echinocactus はギリシャ語の「echino(はりねずみ)+cactus(棘のある)」からきている。
種小名の grusonii はドイツ人の植物収集家「グルソン(H. J. Gruson)さんの」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Echinocactus grusonii

★金鯱の名がその姿表すか
 花咲く姿いつかこの目で

エキノカクツス・グルソニイ070408b-l.jpg

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エボルブルス・グロメラツス

エボルブルス・グロメラツス091018a-l.jpgエボルブルス・グロメラツスはヒルガオ科アサガオガラクサ属(エボルブルス属)の多年草である。
原産地はブラジルである。
流通名はアメリカンブルーである。
北アメリカ原産のエボルブルス・ピロサス(Evolvulus pilosus)が、別名をエボルブルスないしアメリカンブルーとして流通する中心だが、本種もかなり流通しているという。
エボルブルス属は南北アメリカ大陸を中心に100種くらいある。
国内に自生する同属の植物には、沖縄に分布する朝顔柄草(アサガオガラクサ)などがある。
草丈は20センチから50センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6月から11月である。
暖地では周年開花をする。
花径は2センチくらいで、花の色は鮮やかなブルーである。
花冠は杯状で、花の真ん中は白い。
雄しべは5本で白い。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Evolvulus はラテン語由来で「地をはって伸びる」を意味する。
種小名の glomeratus は「集まった」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
Evolvulus glomeratus

★透き通る青は憂いの色なりや
 エボルブルス咲く地面を埋めて

エボルブルス・グロメラツス091018b-l.jpg

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アメリカモジズリ091018a-l.jpgアメリカ捩摺り(アメリカモジズリ)はラン科ネジバナ属の多年草である。
原産地は北アメリカである。
カナダの東部からテキサス州、フロリダ州にかけて分布する。
流通名を秋咲き捩花(アキザキネジバナ)ともいう。
学名からスピランテス・ケルヌアとも呼ばれる。
種小名の読み方は「セルヌア」とするものもある。
日本にも分布する捩花(ネジバナ)と比べ、草丈が高くて開花時期が遅く、花の色が白くて大きいことが特徴である。
草丈は25センチから60センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は8月から11月である。
茎先に螺旋状にねじれた花序をつける。
花の色は白い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Spiranthes はギリシャ語の「speira(螺旋)+anthos(花)」からきている。花穂が捩れて螺旋状に花がつくことから名づけられた。
種小名の cernua は「前屈した」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
写真は変種のオドラータ(var. odorata)と表示されていた。
odorata には「香りのよい」という意味がある。
学名:Spiranthes cernua

★アメリカに大きな捩花あるんだね
 色は白くて背丈も高く

アメリカモジズリ091018b-l.jpg

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バルサム菊(バルサムギク)

バルサムギク070623b-l.jpgバルサム菊(バルサムギク)はキク科キク属の多年草である。
バルサムギク属として独立させる考え方もある。
原産地は西アジアである。
レモンとミントの香りが特徴である。
ハーブティー、サラダ、ポプリなどに利用される。
英名はコストマリー(costmary)である。
草丈は50センチから100センチくらいである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は披針形で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7月から10月である。
葉の脇から柄を伸ばし、先に黄色い花(頭花)を1つずつつける。
花の色は、筒状花も舌状花も黄色い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Chrysanthemum はギリシャ語の「chrysos(黄金色)+anthemon(花)」からきている。
種小名の balsamina はラテン語の「balsamum(バルサムの木)」からきている。香りや香味が似ていることから。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum balsamita

★強い香が眠気を覚ます役割を
 果たしたというバルサム菊は

バルサムギク070623c-l.jpg

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蓮の葉桐(ハスノハギリ)

ハスノハギリ061124f-l.jpg蓮の葉桐(ハスノハギリ)はハスノハギリ科ハスノハギリ属の常緑高木である。
鹿児島県の沖永良部島から沖縄にかけてと小笠原諸島に分布し、海岸に生える。
海外では、熱帯アジア、ポリネシア、オーストラリア、東アフリカ、マダガスカルなどに分布する。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
沖縄県の天然記念物に指定されている名護市宮里前の御嶽のものは樹高が17メートルに達する。
葉は幅の広い卵形で蓮(ハス)の葉に似ており、互い違いに生える(互生)。
葉は革質で先が尖り、表面は無毛である。
長さは7センチから20センチくらいある。
開花時期は10月から11月である。
雌雄同株である。
雄花には3枚の萼片と3枚の白い花弁がある。
雌花には4枚の緑の萼片と4枚の白い花弁がある。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、周りを巾着袋のような半透明の小苞が被っている。
有毒であり、この実を食べたヤシガニで中毒事件が起きているという。
材は軽く、カヌーや船の材料とされる。
英名はチャイニーズランタンツリー(Chinese lantern tree)という。
属名の Hernandia はスペイン人の博物学者「ヘルナンデス(F. Hernandez)さん」の名からきている。
種小名の nymphaeifolia は「スイレン属のような葉の」を意味する。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Hernandia nymphaeifolia

★カラカラと風に音立て鳴るという
 蓮の葉桐の実は怖れられ

ハスノハギリ061124a-l.jpg

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白菜(ハクサイ)

ハクサイ081102b-l.jpg白菜(ハクサイ)はアブラナ科アブラナ属の一年草ないし二年草である。
分類上は、株(カブ)の変種とされている。
原産地は中国の北部である。
日本へは明治時代に渡来し品種改良された。
形態的には葉が結球するものとしないものがある。
結球するものは日本で改良された。
外側の葉は緑色だが、結球の内部へいくと黄白色になる。
草丈は40センチから100センチくらいである。
開花時期は4月から5月である。
収穫せずに放置すると、菜の花と同じような花を咲かせる。
花の後にできる実は角果(雌しべの中にある仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)である。
属名の Brassica はキャベツの古いラテン名からきている。
種小名の rapa は「カブラ」という意味である。
変種名の glabra は「無毛の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Brassica rapa var. glabra

★白菜もいろんな姿撮りたいな
 膨らむ夢にこぼれる笑顔

ハクサイ081102a-l.jpg

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バーバンクウチワ061125a-l.jpgバーバンク団扇(バーバンクウチワ)はサボテン科ウチワサボテン属の多年草である。
原産地はメキシコである。
バーバンク(L. Barbank)というのは植物の改良に取り組んだアメリカ人で、エジソン(T. Edison)やフォード(H. Ford)とともに偉人の一人としてたたえられている。
本種は彼によって作出された棘のない団扇サボテン(ウチワサボテン)である。
生食ができるほか、ステーキなどに調理される。
また、牛の飼料などにも利用される。
草丈は2メートルくらいである。
平たい団扇のような茎がつながる独特の形状をしている。
属名の Opuntia はラテン語の「opuntis(オプースの)」からきている。オープス(opus)はギリシャの地名。
種小名の hybrida は「交配種の」という意味である。
写真は11月に沖縄市の東南植物楽園で撮った。
学名:Opuntia hybrida

★食べたいと思いはせぬが先達の
 工夫を偲びそっと手で触れ

バーバンクウチワ061125b-l.jpg

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大花朮(オオバナオケラ)

オオバナオケラ090922a-l.jpg大花朮(オオバナオケラ)はキク科オケラ属の多年草である。
原産地は中国である。
日本には自生していない。
草丈は30センチから80くらいである。
葉は互い違いに生える。
茎上部の葉は円形ないし卵状の披針形である。
下部の葉は3つないし5つに羽状に裂ける。
開花時期は9月から10月である。
日本に自生するおけら(オケラ)に比べて花(頭花)が大きく、花の色は淡い紅色である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
生薬の白朮(びゃくじゅつ)の原料となるが、市場では唐白朮(からびゃくじゅつ)と称して区別されている。
属名の Atractylodes はギリシャ語の「atrakton(紡錘)」からきている。硬い総包の形から名づけられた。
種小名の ovata は「卵円形の」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Atractylodes ovata

★不思議なる姿かたちで咲き出る
 大花おけら邪気を払いて

オオバナオケラ090922b-l.jpg

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草八手(クサヤツデ)

クサヤツデ091018b-l.jpg草八手(クサヤツデ)はキク科クサヤツデ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の神奈川県から九州にかけて太平洋側に分布し、山地の川岸や林の縁などに生える。
草丈は20センチから50センチくらいである。
茎は直立をする。
根際から生える葉には長い柄があり、5つから7つに手のひら状に裂ける。
裂片の先は更に浅く裂け、ぎざぎざ(鋸歯)がある。
この形状が「八手」に似ているというのが和名の由来である。
開花時期は9月から11月である。
茎先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、暗い紅紫色をした花(頭花)を下向きにたくさんつける。
花径は5ミリくらい、花冠の長さは15ミリくらいである。
筒状花は先が細く5つに裂けて反り返る。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Diaspananthus はギリシャ語の「di(2)+aspi(楯)+anthos(花)」からきている。
種小名の uniflorus は「uni(1つの)+floris(花)」に由来し、「1つの花の」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Diaspananthus uniflorus

★キク科とは思えぬような姿して
 草八手咲く俯きながら
☆そのままでピアスにしたい草八手
 目立たぬ場所で咲きし姿を

クサヤツデ091018c-l.jpg

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ブラッサボラ・コルダタ

ブラッサボラ・コルダタ081207a-l.jpgブラッサボラ・コルダタはラン科ブラッサボラ属の多年草である。
原産地は中南アメリカである。
熱帯雨林やなどに生える着生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は棒状である。
開花時期は冬である。
花の色は緑白色で、唇弁は白く大きい。
花はよい香りがし、特に夜に芳香を放つ。
近縁種のブラッサボラ・ノドサに似るが小形である。
属名の Brassavola はイタリアの植物学者「ブラッサボラ(A. M. Brassavola)さん」の名からきている。
種小名の cordata は「心臓形の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Brassavola cordata

★白い葉を思わすようなリップ持つ
 ブラッサボラは面白い花

ブラッサボラ・コルダタ081207b-l.jpg

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紀伊潮菊(キイシオギク)

キイシオギク091129a-l.jpg紀伊潮菊(キイシオギク)はキク科キク属の多年草である。
別名を紀国潮菊(キノクニシオギク)ともいう。
三重県の志摩半島から和歌山県の日ノ御碕までの海岸に分布する。
房総半島から東海地方にかけて分布する磯菊(イソギク)と四国に分布する潮菊(シオギク)との中間的な形態である。
分類上は、潮菊(シオギク)の変種とされている。
草丈は30センチから50センチくらいである。
葉は倒披針形ないし倒卵形である。
開花時期は10月から12月である。
茎先から柄を伸ばして、小さな黄色い花(頭花)をつける。
花は筒状花だけからなる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Chrysanthemum は「chrysos(黄金色)+anthemon(花)」からきている。
種小名の shiwogiku は「シオギク」のことである。
変種名の kinokuniense は「紀の国(和歌山県)の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum shiwogiku var. kinokuniense

★好い所いただきますよ少しずつ
 紀伊潮菊はここだけの花

キイシオギク091129c-l.jpg

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ウインターコスモス

ウインターコスモス081123a-l.jpgウインターコスモス(winter cosmos)はキク科センダングサ属の多年草である。
流通名にコスモスの名はつくが、コスモスではなく栴檀草(センダングサ)の仲間である。
また、英名ではなく和製英語である。
和名は菊咲き栴檀草(キクザキセンダングサ)という。
実にある2本の棘を歯に見立てたものである。
原産地は北アメリカ南部からグアテマラにかけた一帯である。
日本へは園芸用に導入された。
なお、センダングサ属の数種類がウインターコスモスの名で流通している。
立ち性のものと矮性のものがある。
草丈は20センチから120センチくらいである。
葉は羽状に細かく裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は9月から12月である。
茎先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、黄色い花(頭花)をつける。
筒状花は黄色い。
舌状花の色は、白やクリーム色のほか、黄色地に白の覆輪が入るものなどがある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Bidens はラテン語の「bi(2)+dens(歯)」からきている。実にある2本の棘を歯に見立てたものである。
種小名の laevis は「無毛で、なめらかな艶を持つ」という意味である。
写真は11月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:学名:Bidens laevis

★上品な黄の色似合う花姿
 ウインターコスモス寒さに負けず

ウインターコスモス081123b-l.jpg

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単棘団扇(タンシウチワ)

タンシウチワ060902a-l.jpg単棘団扇(タンシウチワ)はサボテン科オプンティア属の多年草である。
ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチンなどに分布する団扇サボテンの仲間である。
日本へは大正時代に渡来し、伊豆半島や四国、九州、沖縄などでは公園や庭園に植えられている。
樹高は2メートルから5メートルくらいになる。
幹は木質化して太く、よく枝分かれをする。
鋭い棘に覆われている。
茎節は倒卵形ないし細長い楕円形で、鋭い棘が生えている。
開花時期は6月から9月である。
花径4、5センチくらいの黄色ないし橙色の大きな花をつける。
実は赤紫色に熟し、食用になる。
属名の Opuntia はラテン語の「opuntis(オプースの)」からきている。オープス(opus)はギリシャの地名。
種小名の vulgaris は「普通の」という意味である。
写真は9月に北大植物園で撮った。
熱中して撮っていたら額が葉の棘に触れてひどい目に遭った。
学名:Opuntia vulgaris

★満開の花に見とれて棘を刺す
 単棘団扇はサボテンだった

タンシウチワ060902c-l.jpg

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浜朮(ハマオケラ)

ハマオケラ081102a-l.jpg浜朮(ハマオケラ)はキク科オケラ属の多年草である。
朮(オケラ)の海岸型変種である。
本州から九州にかけて分布し、海岸沿いの草地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。
草丈は1メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で分厚く硬い。
開花時期は8月から11月である。
薄紫色または白い鐘形の花(頭花)をつける。
雌雄異株である。
筒状花は先が5つに裂ける。
雌花には花柱(雌しべ)が飛び出している。
雄花には花粉がついている。
花のつけ根には総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)がある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Atractylodes はギリシャ語の「atrakton(紡錘)」からきている。硬い総包の形から名づけられた。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
変種名の coriacea は「革質の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Atractylodes japonica var. coriacea

★厚き葉の上にちんまり浜朮
 鎮座まします薬効いかに

ハマオケラ081102c-l.jpg

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二重桔梗(フタエギキョウ)

フタエギキョウ071021a-l.jpg桔梗(キキョウ)はキキョウ科キキョウ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山野の草原に生える。
海外では、朝鮮半島や中国の東北部、東シベリアにも分布している。
本種はその園芸品種である。
特徴は花びらが二重になっていることである。
草丈は40センチから100センチくらいである。
葉は長さが4センチから7センチくらいの細長い卵形である。
縁にはぎざぎざ(鋸歯)があり、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から10月である。
花の色は濃い青紫だが、白いものもあるようである。
属名の Platycodon はギリシャ語の「platys(広い)+codon(鐘)」からきている。花の形から名づけられた。
種小名の grandiflorum は「大きな花の」という意味である。
品種名の Double は「二重の」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Platycodon grandiflorum 'Double'

★如何にして二重の花と生まれしか
 花の世界は奥の深くて

フタエギキョウ071021b-l.jpg

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カナリアナス091010a-l.jpgカナリア茄子(カナリアナス)はナス科ナス属の多年草である。
園芸上は一年草として取り扱われる。
原産地は南アメリカである。
和名の由来は、実の形がカナリアに似ていることからきている。
別名を角茄子(ツノナス)という。
和製英語だがフォックスフェース(fox face)とも呼ばれる。
これは、実の形を「狐の顔」に見立てたものである。
草丈は100センチから150センチくらいである。
葉は心形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8月から10月くらいである。
青紫色をした「茄子」に似た星形の花をつける。
花の後にできる実は、真果(果実の大部分が成熟した果皮からなるもの)である。
長さ5センチから8センチくらいの黄色い卵形で、角状の突起がある。
その面白い形から、生け花などの観賞用として人気がある。
食用にはならない。
属名の Solanum はラテン語の「solamen(安静)」からきているという説がある。
種小名の mammosum は「乳房状の」という意味である。
写真は10月に神代植物公園で撮った。
実の写真は11月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名: Solanum mammosum

★えっこれは一体何と立ち尽くす
 楽しい実だよカナリア茄子は

カナリアナス081130b-l.jpg

カナリアナス081130a-l.jpg

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海島綿(カイトウメン)

カイトウメン081012a-l.jpg海島綿(カイトウメン)はアオイ科ワタ属の一年草である。
「海島綿」と書いて「ウミシマワタ」と読ませるものもある。
別名をシーアイランドワタともいう。
原産地は南アメリカのペルーである。
高温多湿の地域に適しており、西インド諸島やブラジルなどの熱帯地域で栽培されている。
綿毛が長く、高級品として扱われている。
草丈は60センチから120センチくらいである。
葉は手のひら状に裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8月から10月である。
花は黄色い5弁花である。
花冠の真ん中は暗い赤色をしている。
実は卵形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、熟すと裂けて開き、長い綿毛のある種子を出す。
属名の Gossypium はラテン語の「腫れ物(gossum)」からきている。膨らんだ果実の形を腫れ物にたとえたものである。
種小名の barbadense は「バルバドスの」という意味である。
写真は10月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Gossypium barbadense

★煌きはカリブの海にお似合いか
 海島綿の花愛らしく

カイトウメン081012b-l.jpg

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オドントグロッサム・ハリーアヌム090726a-l.jpgオドントグロッスム・ハリーアヌムはラン科オドントグロッスム属の多年草である。
属名の読み方は「オドントグロッサム」とするものもある。
原産地はコロンビア、ペルーで、中高地に生える着生種である。
草丈は90センチから120センチくらいである。
葉は長い披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は夏から秋である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色に暗い赤褐色の斑の入る花をたくさんつける。
花径は12センチくらいである。
唇弁には紫色の斑が入り、先端が白い。
花の香りは強い。
属名の Odontoglossum はギリシャ語の「odontos(歯)+glossa(舌)」からきている。
種小名の harryanum はイギリスの園芸家「ハリー(Harry Veitch)さんの」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Odontoglossum harryanum

★咽ぶよな香りを放つランの花
 高地に生える熱帯の花

オドントグロッサム・ハリーアヌム090726b-l.jpg

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オプンティア・ツナ

オプンティア・ツナ090524b-l.jpgオプンティア・ツナはサボテン科ウチワサボテン属の多年草である。
原産地は西インド諸島である。
園芸名を金武扇(キンブセン)という。
草丈は1メートルから3メートルくらいである。
大きな葉状の茎には鋭い棘が疎らに並ぶ。
開花時期は6月から8月くらいである。
茎先に大きな黄色い花を咲かせる。
果実は果物として流通する。
属名の Opuntia はラテン語の「opuntis(オプースの)」からきている。オープス(opus)はギリシャの地名。
種小名の tuna は本種の果実を意味するネイティブアメリカンの言葉からきている。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Opuntia tuna

★大輪の黄が冴え渡る金武扇
 見ごたえあるよサボテンの花

 

オプンティア・ツナ090524a-l.jpgCOPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

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デュランタ・レペンス

デュランタ・レペンス071013c-l.jpgデュランタ・レペンスはクマツヅラ科ハリマツリ属の常緑低木ないし小高木である。
原産地は北アメリカの南部や南アメリカである。
日本へは明治時代の中期に渡来した。
和名は台湾連翹(タイワンレンギョウ)という。
別名を針茉莉 (ハリマツリ)という。
樹高は2メートルから5メートルくらいである。
根元からよく枝分かれをする。
枝は下垂しやすい。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から10月である。
花径15ミリくらいの紫色の花をつける。
花冠は漏斗形で、先は5つに裂けて横に開く。
雄しべは4本で、そのうちの2本が長い。
花の後にできる実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと黄色くなる。
濃い紫色の花をつける「宝塚」が最近の人気品種である。
白花種の「アルバ」もある。
属名の Duranta はローマ法王の侍医で植物学者の「デュランテス(C. Durantes)さん」の名からきている。
種小名の repens は「匍匐する」という意味である。
写真は10月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Duranta repens

★パープルの色も鮮やかデュランタは
 夏の日差しに臆せず咲いて

デュランタ・レペンス071013b-l.jpg

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丹参(タンジン)

タンジン071013e-l.jpg丹参(タンジン)はシソ科アキギリ属の多年草である。
原産地は中国である。
英名はチャイニーズセージ(Chinese sage)という。
中国薬用サルビア(チュウゴクヤクヨウサルビア)の別名がある。
乾燥させた根を生薬で丹参(たんじん)と言い、月経不順や月経痛などの治療に用いられる。
草丈は40センチから80センチくらいである。
葉の形は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、向かい合って生える(対生)。
小葉の形は卵形で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から10月である。
淡い紫色をした唇形の花をつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
学名のサルビア・ミルティオリザでも流通している。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の miltiorrhiza は「赤い根」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Salvia miltiorrhiza

★さり気なく咲く丹参の土の下
 根に秘められた力大きく

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クロニオキルス・ミニムス

クロニオキルス・ミニムス081207b-l.jpgクロニオキルス・ミニムスはラン科クロニオキルス属の常緑多年草である。
マレー半島、カリマンタン島、ジャワ島などに分布する着生種である。
草丈は5センチくらいである。
葉は楕円形である。
開花時期は冬である。
花径6ミリくらいの黄色い小さな花を3?4輪つける。
属名の Chroniochilus はギリシャ語の「Chronio(?)+chilus(唇弁)」までしか解明できていない。
種小名の minimus は「最も小さい」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Chroniochilus minimus

★狙っても歯がゆいほどの小ささに
 息止めながらシャッターを切り

クロニオキルス・ミニムス081207a-l.jpg

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紀州蜜柑(キシュウミカン)

キシュウミカン091219a-l.jpg色づきし蜜柑呼び寄す幼き日

紀州蜜柑(キシュウミカン)はミカン科ミカン属の常緑低木である。
由来については諸説があるが、和歌山県での栽培は安土桃山時代には行われていたという。
豪商の紀伊国屋文左衛門が嵐をついて江戸まで送ったという逸話で知られる。
樹高は2メートルから4メートルくらいである。
葉は長めの楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
開花時期は5月から6月である。
花は白い5弁花である。
実が実るのは10月から11月である。
温州蜜柑(ウンシュウミカン)と異なり、内果皮の中に種がある。
今は温州蜜柑(ウンシュウミカン)に押されて、栽培量もわずかだという。
俳句では「蜜柑」が秋の季語である。
属名の Citrus はレモンに対する古い呼び名である。
種小名の kinokuni は「紀の国(和歌山県)の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Citrus kinokuni

★この蜜柑食べていたねぇ幼き日
 振り返らずも映像見えて

キシュウミカン091219b-l.jpg

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アツバキミガヨラン081005d-l.jpg厚葉君が代蘭(アツバキミガヨラン)はリュウゼツラン科キミガヨラン属(ユッカ属)の常緑低木である。
原産地は北アメリカで、海岸地方に生える。
日本へは明治時代の中期に渡来した。
樹高は2メートルから3メートルである。
根際から生える葉は剣形で分厚く、先に鋭い棘がある。
開花時期は7月から10月くらいである。
茎先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、緑白色の鐘形をした花をたくさんつける。
花はよい香りがする。
虫媒花だが、花粉を運ぶ蛾が日本にはいないので結実しない。
属名の Yucca はハイチでの現地語からきている。
種小名の gloriosa は「立派な」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Yucca gloriosa

★その違いしかとは知れぬ花ながら
 見分けてみよう厚葉なるもの

アツバキミガヨラン081005b-l.jpg

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毬雄菜揉み(イガオナモミ)

イガオナモミ110927a-l.jpg毬雄菜揉み(イガオナモミ)はキク科オナモミ属の一年草である。
原産地はヨーロッパである。
戦後に渡来したものが日本各地に広がり、草地や荒れ地などに生える。
草丈は50センチから150センチくらいである。
葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉は3つに浅く裂け、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面はざらつく。
雌雄同株である。
開花時期は7月から10月くらいである。
茎先や葉の脇から円錐状の花序を出し、白っぽい黄緑色の花(頭花)をつける。
雄花は茎の上方につき、雌花は下方につく。
花の後にできる実は総苞に包まれた果苞で、周りに棘がある。
果苞や棘には毛が生える。
衣服や動物の毛に付着して散布される。
属名の Xanthium はギリシャ語の「xantho(黄色い)」からきている。
種小名の italicum は「イタリアの」という意味である。写真は9月に木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Xanthium italicum

★大きくて毛が一杯の実の姿
 仲間と違うねよく見てごらん

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藤豆(フジマメ)

フジマメ071013c-l.jpg藤豆(フジマメ)はマメ科フジマメ属の蔓性一年草である。
インド、東南アジアあるいはアフリカとされている。
インドでは3000年前から栽培されていたという。
日本へは1654年に中国の高僧、隠元によってもたらされたとされている。
このため関西では藤豆(フジマメ)を隠元豆(インゲンマメ)と呼ぶことが多い。
草丈は50センチから600センチくらいである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は幅の広い卵形で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は7月から10月である。
葉の脇に淡い紅紫色または白の蝶形花をつける。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
莢(さや)は扁平で、長さが4センチから10センチくらいになる。
未熟果の莢(さや)を食用とするほか、種子を乾燥したものを生薬で白扁豆(はくへんず)といい、解毒剤や疲労回復薬として利用される。
属名の Lablab はアラビア語でヒルガオを意味する言葉が転用された。
種小名の purpureus は「紫色の」という意味である。
写真は10月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Lablab purpureus

★紫に染まる藤豆ぶらぶらと
 蝶を思わす花と戯れ

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キリシマリンドウ071020a-l.jpg霧島竜胆(キリシマリンドウ)はリンドウ科リンドウ属の多年草である。
広義の竜胆(リンドウ)は本州から九州にかけて自生する。
霧島竜胆(キリシマリンドウ)もその品種の1つで、霧島で発見された固有種である。
山野草として庭園植えや鉢植えとしても愛好されている。
草丈は10センチから30センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で向かい合って生える(対生)。
開花時期は8月から10月である。
花の色は濃い青で、茎先や葉の脇に1つないし数輪の花をつける。
花は筒形で先が5つに裂け、日が当たると花の先の裂片が開く。
夜や雨の日には閉じる。
園芸品種には白花のものもある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Gentiana は紀元前のイリリア王「ゲンティウス(Gentius)」の名にちなむ。
種小名の scabra は「ざらつく」という意味である。
変種名の buergeri は日本植物の採集家「ブュルゲルの」という意味である。
品種名の procumbens は「這った」という意味である。
写真は10月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Gentiana scabra var. buergeri f. procumbens

★この青の色の深さを伝えたく
 霧島竜胆鉢植えとなり

キリシマリンドウ071020b-l.jpg

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ビフレナリア・アウレオフルバ081005b-l.jpgビフレナリア・アウレオフルバはラン科ビフレナリア属の多年草である。
ステノコリネ属(Stenocoryne)に分類される場合もある。
ブラジルの熱帯雨林に生える着生種である。
草丈は10センチから30センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬から春である。
湾曲した茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径2、3センチの黄橙色の花をつける。
属名の Bifrenaria はラテン語の「bi(2)+frenum(ひも)」からきている。花粉塊の柄が帯状で2本あることから名づけられた。
種小名の aureofulva は「黄褐色の」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Bifrenaria aureofulva

★小さくて目立たないけど蘭は蘭
 熱帯雨林にひっそり育ち

ビフレナリア・アウレオフルバ081005c-l.jpg

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山芹(ヤマゼリ)

ヤマゼリ081012a-l.jpg山芹(ヤマゼリ)はセリ科ヤマゼリ属の多年草である。
本州から九州にかけた分布し、山地の林の中や谷川沿いに生える。
海外では、朝鮮半島、中国東北部にも分布する。
草丈は60センチから100センチくらいである。
茎は丸くて中空で、上部で枝分かれをする。
葉は2回羽状複葉である。
羽状複葉というのは、鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成されるものである。
それが2回枝分かれを繰り返して1枚の葉となる。
小葉は卵形で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)があり、微毛が生える。
開花時期は7月から10月である。
枝先に複数の散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、小さな白色の花をたくさんつける。
1つ1つの花の花径は3、4ミリで、5枚の花びら(花弁)があり、内側に向けて曲がる。
雄しべは5本である。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
和名の由来は、芹(セリ)に似て山地に生えることからきている。
属名の Ostericum はギリシャ語の「hysterikos(ヒステリー)」からきている。ヒステリーに効くという意味で名づけられた。
種小名の sieboldii は日本植物の研究者「シーボルトの」という意味である。
写真は10月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Ostericum sieboldii

★花の穂の一つや二つ枯れようと
 まだまだ元気山芹の花

ヤマゼリ081012b-l.jpg

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サルビア・アズレア

サルビア・アズレア051001a-l.jpgサルビア・アズレアはシソ科アキギリ属の多年草である。
原産地は北アメリカである。
比較的標高の高い地方に生えるので耐寒性がある。
スカイブルーセージ(sky blue sage)ないしプレーリーセージ(prairie sage)の別名がある。
プレーリーは北アメリカの大草原のことである。
日本へは園芸用として導入されている。
草丈は100センチから150センチくらいになる。
葉は線形ないし披針形で、向かい合って生える(対生)。
茎もとても細い。
開花時期は8月から11月である。
爽やかなスカイブルーの花を輪生状につける。
下唇のほうが上唇よりもずっと大きい。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の azurea は「淡い青色の」という意味である。
写真は10月に野田市の清水公園花ファンタジアで撮った。
学名:Salvia azurea

★透き通る空の青さを花びらに
 映し爽やかアズレアの花

サルビア・アズレア051001b-l.jpg

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大雄菜揉み(オオオナモミ)

オオオナモミ110927a-l.jpg大雄菜揉み(オオオナモミ)はキク科オナモミ属の一年草である。
原産地はメキシコである。
戦前に帰化したものが日本各地に広がり、道端や空き地などに生える。
「史前帰化植物」である雄菜揉み(オナモミ)を駆逐し、日本の侵略的外来種ワースト100に選ばれている。
草丈は50センチから200センチくらいである。
葉は大きな幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉は3つから5つに中ほどまで裂け、縁に不揃いの粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面には細かい毛があり、裏面はざらつく。
雌雄同株である。
開花時期は9月から12月くらいである。
茎先や葉の脇から円錐状の花序を出し、白っぽい黄緑色の花(頭花)をつける。
雄花は茎の上方につき、雌花は下方につく。
花の後にできる実は総苞に包まれた果苞で、周りに棘がある。
衣服や動物の毛に付着して散布される。
属名の Xanthium はギリシャ語の「xantho(黄色い)」からきている。
種小名の occidentale は「西方の」という意味である。
写真は9月に木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Xanthium occidentale

★大形で葉っぱも大きい大雄菜揉み
 荒々しくて不気味な姿

オオオナモミ110927b-l.jpg

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雄菜揉み(オナモミ)

オナモミ080921a-l.jpg雄菜揉み(オナモミ)はキク科オナモミ属の一年草である。
日本各地に分布し、道端や空き地などに生える。
世界中に広く分布している。
日本へは古い時代に大陸から渡来した「史前帰化植物」と考えられている。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に新たに登録されている。
草丈は50センチから100センチくらいである。
葉は心臓形で、互い違いに生える(互生)。
葉は3つに浅く裂け、縁に不揃いの粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
雌雄同株である。
開花時期は8月から10月くらいである。
茎先や葉の脇から円錐状の花序を出し、白っぽい黄緑色の花(頭花)をつける。
雄花は茎の上方につき、雌花は下方につく。
花の後にできる実は総苞に包まれた果苞で、周りに棘がある。
衣服や動物の毛に付着して散布される。
果実は生薬名を蒼耳子(そうじし)と言い、発汗、解熱、解毒などの薬効がある。
属名の Xanthium はギリシャ語の「xantho(黄色い)」からきている。
種小名の strumarium は「腫物で覆われた」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Xanthium strumarium

★ぺったりとひっつく様が面白く
 遊び興じた日々思い出し
☆ふと見ればちゃっかりついて運ばされ
 ここでいいよと言わんばかりに

オナモミ080921b-l.jpg

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尾長海老根(オナガエビネ)

オナガエビネ081005a-l.jpg尾長海老根(オナガエビネ)はラン科エビネ属の常緑多年草である。
九州の鹿児島県から沖縄にかけて分布し、山地の林の中や倒木に生える。
海外では、台湾、中国南部、東南アジア、インド、アフリカなどにも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は30センチから100センチくらいである。
葉は大形の長い楕円形で、4、5枚が輪生する。
開花時期は7月から4月くらいである。
偽球茎(ラン科植物の地上茎や花茎の一部が肥大した器官で、水分や養分の貯蔵場所となっている)のつけ根の部分から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、たくさんの花をつける。
花の色は淡いピンクから濃い紫色で、稀に白花もある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名は距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)が長いことからつけられた。
「海老根」は茎や根の様子をエビに見立てたものである。
属名の Calanthe はギリシャ語の「calos(美)+anthos(花)」からきている。
種小名の sylvatica は「森林に生える」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Calanthe sylvatica(=Calanthe masuca)

★ヤンバルの森にはいろんなランが咲く
 色さまざまに舞うがごとくに

オナガエビネ081005c-l.jpg

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マキシラリア・フォエニカンテラ081207a-l.jpgマキシラリア・フォエニカンテラはラン科マキシラリア属の常緑多年草である。
ブラジルに分布する着生種である。
草丈は10センチから15センチである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は秋から冬である。
葉の下に花径2、3センチの黄色い花をたくさんつける。
唇弁は白っぽく、紅色の斑点が入る。
属名の Maxillaria はラテン語の「maxilla(顎の骨)」からきている。ずい柱と唇弁の形が口をひらいた昆虫の形に似ていることから名づけられた。
種小名の phoenicanthera は「美しい紅色の葯の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Maxillaria phoenicanthera

★咲き方が変わっているよこの花は
 葉っぱの下に敷き詰めるよう

マキシラリア・フォエニカンテラ081207b-l.jpg

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スカエボラ

スカエボラ090607a-l.jpgスカエボラはクサトベラ科クサトベラ属の多年草である。
原産地はオーストラリアである。
英名はファンフラワー(fan flower)である。
扇を広げたような花の姿からきた名である。
草丈は10センチから20センチくらいである。
茎は地を這うようにして横に広がる。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には艶があり、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から11月である。
葉の脇に扇を広げたように花を咲かせる。
花の色は紫色、赤紫色、白などがある。
花冠は手のひら状に深く5つに裂ける。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
属名の Scaevola はギリシャ語の「scaevola(左利き)」からきている。花が左手を広げた形に似ていることから名づけられた。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Scaevola sp.

★手のひらを広げたような形して
 個性たっぷりスカエボラ咲く

スカエボラ090607b-l.jpg

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アガベ牡丹(アガベボタン)

アガベボタン091115a-l.jpgアガベ牡丹(アガベボタン)はサボテン科アリオカルプス属の常緑多年草である。
原産地はメキシコのタマウリバス州、サンルイスポトシ州の石灰岩地帯である。
草丈は5センチから10センチである。
ロゼット状の多肉植物となる。
棘はなく疣状の突起が全体を覆う。
開花時期は秋である。
花の色は紅紫色である。
属名の Ariocarpus はギリシャ語の「aria(Sorbus aria)+karpos(果実)」からきている。
種小名の agavoides は「リュウゼツラン属(Agave)に似た」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Ariocarpus agavoides

★小形でも大きな花を開き咲く
 アガベ牡丹の華麗な姿

アガベボタン091115b-l.jpg

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次郎柿(ジロウガキ)

ジロウガキ081130c-l.jpg柿(カキ)はカキノキ科カキノキ属の落葉高木である。
山中に自生し、また果樹として古くから栽植されている。
奈良時代に中国から渡来したという説が有力である。
次郎柿(ジロウガキ)はその栽培品種である。
江戸時代の末期に、静岡県森町で松本治郎さんによって発見された。
原木が現存し、県の天然記念物に指定されている。
静岡県や愛知県で栽培され、富有柿(フユウガキ)とともに甘柿の2大品種として親しまれている。
樹高は4メートルから6メートルくらいである。
葉の形は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月である。
花の色は初めは白黄色だが、3日くらい経つと茶褐色に変色し、1週間くらい経つとそのまま落下する。
花の後に萼が成長する。
結実時期は9月から10月くらいである。
実は四角形で、熟して橙色になる。
実には果汁が少なく、甘く歯応えがある。
属名の Diospyros はギリシャ語の「Dios(ジュピター)+pyros(穀物)」からきている。おいしい果実を「神の食べ物」として称え名づけた。
種小名の kaki は「柿」のことである。
写真は11月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名: Diospyros kaki 'Jiro'

★さくさくと歯応えのある次郎柿
 陽射しを浴びて旨味を増して

ジロウガキ081130a-l.jpg

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白根(シロネ)

シロネ090929a-l.jpg白根(シロネ)はシソ科シロネ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、低地から山地の湿地などに生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、東シベリアや北アメリカにも分布している。
草丈は80センチから120センチくらいになる。
茎の断面が四角形である。
葉は細長い楕円形で向かい合って生え(対生)、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
硬くて先は尖り、艶がある。
開花時期は8月から10月である。
葉の脇ごとに白い花を密集してつける。
花は上唇と下唇からなる唇形をしている。
上唇は先が浅く2つに裂け、下唇は深く3つに裂ける。
萼は5つに中裂し、裂片は刺状で先が鋭く尖る。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
和名の由来は、太くて白い地下茎があることからきている。
属名の Lycopus はギリシャ語の「lycos(オオカミ)+pous(足)」からきている。葉の形を狼の足にたとえて名づけられたものである。
種小名の lucidus は「強い光沢のある」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Lycopus lucidus

★葉の脇にとんとんとんと白い花
 つけてのっぽの白根の季節

シロネ090929b-l.jpg

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シラタマホシクサ071020b-l.jpg白玉星草(シラタマホシクサ)はホシクサ科ホシクサ属の一年草である。
日本固有種である。
静岡県、愛知県、三重県に分布し、日当たりのよい湿地に生える。
植物地理学的には周伊勢湾要素ないし東海丘陵要素の植物と呼ばれる。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は20センチから40センチくらいである。
根際から生える葉は線形で、先は針状に尖っている。
開花時期は8月から10月である。
頭花は球形で、花径は1センチに満たない。
つけ根の部分がややへこみ、全体に白い短い毛が密生していて白い球のように見える。
白っぽく見えるのは雄花や雌花の一部である。
黒っぽく見えるのは雄しべの葯である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、白い球のように見える花の姿からきている。
属名の Eriocaulon はギリシャ語の「erion(軟毛)+caulos(茎)」からきている。基準となった種の花茎のつけ根の部分に軟毛があったことから名づけられた。
種小名の nudicuspe は「凸頭が裸の」という意味である。
写真は9月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Eriocaulon nudicuspe

★小さくてとても可愛い花つけて
 白玉星草花火のように

シラタマホシクサ071020c-l.jpg

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エンキクリア・ラディアタ

エンキクリア・ラディアタ090823a-l.jpgエンキクリア・ラディアタはラン科エンキクリア属の多年草である。
属名の読み方は「エンシクリア」とするものもある。
エンキクリア属は中南アメリカを中心に170種くらいが分布する。
エピデンドルム属に統合する考え方もある。
本種はメキシコ、グアテマラ、ホンジュラス、コロンビアなどに分布する着生種である。
草丈は10センチから20センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は夏から秋である。
偽球茎(ラン科の植物で地上茎の一部が肥大したもの)から出る2枚の葉の間から花茎を伸ばし、花径2、3センチの淡い黄緑色の花を数輪つける。
唇弁は白く、紅紫色の筋が入る。
属名の Encyclia はギリシャ語の「enkykleomai(取り囲む)」からきている。
種小名の radiata は「放射状の」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Encyclia radiata

★小さいが黄緑の花美しく
 夢駆け抜けるジャングルめざし

エンキクリア・ラディアタ090823b-l.jpg

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シンビジウム・マスターシー

シンビジウム・マスターシイ081207c-l.jpgシンビジウム・マスターシーはラン科シュンラン属の常緑多年草である。
原産地は中国南西部、タイ、ミャンマー、ヒマラヤ、アッサム地方などである。
草丈は30センチくらいである。
葉は線形で細長く、60センチくらいまで伸びる。
開花時期は秋から冬である。
茎先に花径5、6センチの白い花をつける。
唇弁には黄色が交じる。
属名の Cymbidium はギリシャ語の「cymbe(舟)+eidso(形)」からきている。唇弁の形から名づけられた。
種小名の mastersii は「マスターズ(F. R. S. Masters)さんの」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Cymbidium mastersii

★開くとも言えずに開く花姿
 じっと見つめる腕組みながら

シンビジウム・マスターシイ081207a-l.jpg

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アストロフィツム・ミリオスティグマ090524b-l.jpgアストロフィツム・ミリオスティグマはサボテン科アストロフィツム属の常緑多年草である。
いわゆる柱サボテンの仲間の1つである。
原産地はメキシコである。
中部のサンルイスポトシ州の高地に生える。
園芸名を鸞鳳玉(ランポウギョク)という。
小さいうちは球形だが、年数がたつと伸びて柱状になる。
草丈は60センチから100センチくらいになる。
明瞭な5つの稜があり、棘はない。
開花時期は春である。
頂部に花径4センチから7センチくらいの黄花の大輪をつける。
属名の Astrophytum はギリシャ語の「astron(星)+phyton(植物)」からきている。
種小名の myriostigma は「myrio(数え切れない)+stigma(斑点)」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
写真のものには碧瑠璃鸞鳳玉(ヘキルリランポウギョク)という園芸名が記されていた。
肌に白い点がつかないタイプの変種である。
変種名の nudum は「裸の」という意味である。
学名:Astrophytum myriostigma var. nudum

★サボテンの花もいろいろあるけれど
 どんと咲きます鸞鳳玉は

アストロフィツム・ミリオスティグマ090524a-l.jpg

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シロバナアキチョウジ071020c-l.jpg秋丁字(アキチョウジ)はシソ科ヤマハッカ属の多年草である。
本州の岐阜県から九州にかけて分布し、山野の木陰に生える。
海外では、中国にも分布する。
草丈は40センチから90センチくらいである。
葉は幅の狭い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉には柄があり、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8月から10月である。
茎の先や葉の脇から花穂を出し、小さくて胴長の筒形をした花を横向きにつける。
色の基本は青紫色だが、稀に白花も見られる。
これを白花秋丁字(シロバナアキチョウジ)ないし白花の秋丁字(シロバナノアキチョウジ)と呼んでいる。
花の先は上下に開いた唇形である。
花の中には雄しべ4本と花柱(雌しべ)1本がある。
萼は先が5つに裂けている。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
和名の由来は、秋に丁字形の花をつけることからきている。
属名の Plectranthus はギリシャ語の「plectron(距)+anthos(花)」からきている。距のある花の形から名づけられた。
種小名の longituba は「長い管の」という意味である。
品種名の albiflora は「白い花の」という意味である。
写真は10月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Plectranthus longituba f. albiflora

★白花が清楚に咲いて秋丁字
 大葉に映えて風にゆらゆら

シロバナアキチョウジ071020a-l.jpg

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サンショウ060504a-l.jpg

山椒の花はこれかと鼻を寄せ

山椒(サンショウ)はミカン科サンショウ属の落葉低木である。
本州から九州にかけて分布し、山野に普通に生える。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
樹高は3メートルから5メートルくらいである。
枝には鋭い棘が向かい合って生えている(対生)。
一般に栽培されているものは変種の朝倉山椒(アサクラザンショウ)で、これには棘がない。
また、よく似た犬山椒(イヌザンショウ)は棘が互い違いに生える。
葉は奇数羽状複葉で、互い違いに生える(互生)。
5対から9対の小葉が向かい合ってつき、先に1枚の小葉がつく。
長さは10センチから15センチくらいである。
小葉は長さ1、2センチの楕円形で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
裏面は表面に比べて白っぽい。
開花時期は4月から5月である。
葉の脇に緑黄色の小さな目立たない花をたくさんつける。
花には花弁がない。
雌雄異株である。
雄花には雄しべが5本ある。
実の直径は5ミリくらいである。
緑色の実は9月から10月ごろに熟して赤くなり、自然に弾ける。
中からは光沢のある黒い種子が出る。
雄花は花山椒として食用にされる。
種子は香辛料に利用される。
実は佃煮や山椒酒として利用される。
「木の芽あえ」に使われる「木の芽」とは山椒(サンショウ)の若葉のことである。
葉をお吸物に入れるとき手のひらに載せてパンパンと叩くのは、葉肉の中にある油点を破壊して香りを出させるためである。
果皮は生薬で山椒(さんしょう)といい、健胃、整腸剤などに用いられる。
俳句では「山椒の花」が春の季語、「山椒の実」が秋の季語である。
属名の Zanthoxylum はギリシャ語の「Zantho(黄色い)+xilon(木質)」からきている。この属の植物が黄色染料として使われることから名づけられた。
種小名の piperitum は「コショウの」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
実の写真は10月に小石川植物園で撮った。
学名:Zanthoxylum piperitum

★山椒の花はこれかと手触りを
 確かめてみる香りの中で

サンショウ071008e-l.jpg

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ヤマブドウ071006a-l.jpg山葡萄(ヤマブドウ)はブドウ科ブドウ属の蔓性落葉木本である。
北方領土を含む北海道から四国にかけて分布し、山地の林の中や林道の脇などに分布する。
海外では、朝鮮半島、サハリンにも分布している。
巻きひげで他の樹木に絡みついて伸び、10メートルから15メートルくらいになる。
枝は赤褐色をしている。
年を経たものは10センチ以上の太さになる。
葉は長さが10センチから30センチと大型で五角形状をしており、浅く3つから5つに裂ける。
縁には低く尖ったぎざぎざ(鋸歯)があり、つけ根は心形である。
若い葉は両面に毛が生えるが、表面はやがて剥げ落ちる。
開花時期は6月ころである。
円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、黄緑色の目立たない花をつける。
雌雄異株である。
雌株には直径8ミリから10ミリくらいの液果(果皮が肉質で液汁が多い実)が大きな房となって垂れ下がる。
実が熟するのは10月ころである。
北方民族は食用にするほか、根を腫れ物の薬にしたり、蔓や樹皮で編み物をしたりして利用した。
熊の大好物でもある。
属名の Vitis はラテン語の「vitis(つる植物)」からきている。
種小名の coignetiae は「コアネ(M. & Mme. Coignet)さんの」という意味である。
写真は10月に軽井沢町植物園で撮った。
学名:Vitis coignetiae

★熟す日はまだ少しだけ早いから
 また来てほしい君に見せたい

ヤマブドウ071006b-l.jpg

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オンシジウム・インクルブム081102b-l.jpgオンシジウム・インクルブムはラン科オンシジウム属の多年草である。
属名の読み方は「オンキディウム」とするものもある。
メキシコ、ニカラグアに分布し雨林に生える着生種である。
草丈は90センチから150センチくらいである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は夏から秋である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を垂れ下げ、花径3、4センチの白い花をたくさんつける。
花には淡い紅紫色の斑点がある。
花はよい香りがする。
属名の Oncidium は、ギリシャ語の「onkidion(小さな突起)」からきている。小さな突起のある唇弁の形を表したものである。
種小名の incurvum は「内側に折れ曲がった」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Oncidium incurvum

★おやこれもオンシジウムか珍しい
 ピンクに染まる花愛らしく

オンシジウム・インクルブム081102a-l.jpg

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エリア・コロナリア081207a-l.jpgエリア・コロナリアはラン科オサラン属の常緑多年草である。
中国南西部、インドシナ半島、ヒマラヤ、アッサム地方などに分布する着生種である。
草丈は30センチくらいである。
葉は長い楕円形で大きい。
開花時期は12月から3月である。
花の色は白く、唇弁に赤や黄色の模様が入る。
花径は5センチくらいで、数輪の花をつける。
花にはよい香りがある。
属名の Eria はギリシャ語の「erion(軟毛)」からきている。全体に軟毛の生える種類が多いことから名づけられた。
種小名の coronaria は「副花冠のある」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Eria coronaria

★美しいリップで誰を招くのか
 清楚な中に魅惑を秘めて

エリア・コロナリア081207b-l.jpg

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コダチアサガオ090927a-l.jpg木立朝顔(コダチアサガオ)はヒルガオ科サツマイモ属の常緑低木である。
原産地はブラジルである。
日本では沖縄に帰化している。
別名を木朝顔(キアサガオ)という。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は秋から冬である。
花径は10センチくらいあり、花の色は淡い紅色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Ipomoea はギリシャ語の「ips(芋虫)+homoios(似た)」からきている。物に絡みついて這い登る性質からから名づけられた。
種小名の fistulosa は「管状の」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Ipomoea fistulosa

★朝顔もいろんな種類あるんだね
 木に咲く花にちょっとびっくり
☆花姿確かに朝顔優しげと
 見れば陽気なブラジル産まれ

コダチアサガオ090927b-l.jpg

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シクラメン・ミラビレ091010a-l.jpgシクラメン・ミラビレはサクラソウ科シクラメン属の多年草である。
属名の読み方は「キクラメン」とするものもある。
原産地はトルコである。
標高400メートルから1600メートルの石灰岩地帯の林の中に生える。
草丈は10センチから15センチくらいである。
葉は円形で、銀色の斑の入るものが多い。
開花時期は9月から11月くらいである。
花の色はピンクで、赤い斑が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Cyclamen はギリシャ語の「cyklos(円)」からきている。球形に近い球根の形からつけられた名である。
種小名の mirabile は「驚異の」という意味である。
写真は10月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Cyclamen mirabile

★ミラビレはトルコの山で育ったよ
 シクラメンにもいろんな原種

シクラメン・ミラビレ091010b-l.jpg

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ゴンズイ060527a-l.jpg権萃(ゴンズイ)はミツバウツギ科ゴンズイ属の落葉小高木である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、山地に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国などにも分布する。
樹高は3メートルから6メートルくらいである。
材は柔らかく、折れやすい。
樹皮は黒緑色で、不規則に縦に割れる。
葉は長さ10センチから30センチくらいの奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、向かい合って生える(対生)。
小葉は長さ4センチから9センチの狭い卵形で、縁に細かいぎざぎざ(鋸歯)があり、先は鋭く尖る。
質はやや厚くて堅く、艶がある。
開花時期は5月から6月である。
枝先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、淡い黄緑色の小さな花をたくさんつける。
花弁は5枚、萼片も5枚である。
雄しべは5本、雌しべは1本である。
花の後にできる実は半月状のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
秋に赤く熟して裂けると、光沢のある黒い種子が現れる。
和名の由来については、海水魚の権瑞(ゴンズイ)同様「役に立たない」という意味だという説や、「権現杖」の訛ったものだという説などがあるという。
属名の Euscaphis はギリシャ語の「eu(良)+scaphis(小舟)」からきている。さく果が赤く色づき美しいことから名づけられた。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
花の写真は5月に小石川植物園で撮った。
実の写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Euscaphis japonica

★脆くてもいいとこあるさ権萃は
 面白い実は自然の不思議

ゴンズイ081102a-l.jpg

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ニシキギ080505a-l.jpg錦木や初染めなればほのぼのと

錦木(ニシキギ)はニシキギ科ニシキギ属の落葉低木である。
北海道から九州にかけて分布し、山野に普通に生える。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
枝にはコルク質の翼(よく)がつく。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉先が尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
真っ赤に紅葉する姿が美しく、庭木ともされる。
開花時期は4月から6月である。
淡い緑色をした目立たない小さな4弁花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
果実の成熟期は10月である。
果実が熟して割れ、赤い皮のある種子を現す。
和名の由来は、秋の美しい紅葉の様を錦に見立てたものである。
俳句では「錦木」「錦木紅葉」が秋の季語、「錦木の花」が夏の季語である。
属名の Euonymus はギリシャ語の「eu(良)+onoma(名)」からきている。評判のいいといった意味合いである。
種小名の alatus は「翼のある」という意味である。
花の写真は5月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
実の写真は10月に軽井沢町植物園で撮った。
紅葉の写真は11月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Euonymus alatus

★透き通る紅に思わず振り向けば
 錦木の葉は燃えるごとくに

ニシキギ071006d-l.jpg

ニシキギ081130a-l.jpg

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ホルムショルディア・テッテンシス091018a-l.jpgホルムショルディア・テッテンシスはクマツヅラ科ホルムショルディア属の常緑低木である。
種小名の読み方は「テトテンシス」とするものもある。
原産地はアフリカである。
英名はタヒチアンハットプラント(Tahitian hat plant)という。
樹高は120センチから180センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から8月くらいである。
温室では不定期に開花する。
花の様子はピンクの皿に青い蝶がとまったように見える。
皿のように見える部分は苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)である。
花は青紫色をしている。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
属名の Holmskioldia はデンマークの植物学者「Holmskiold(J. T. Holmskiold)さん」の名からきている。
種小名の tettensis の意味はまだ解明できていない。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Holmskioldia tettensis

★鮮やかな色と形で人目ひく
 どうしてなったのこんな形に

ホルムショルディア・テッテンシス091018b-l.jpg

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ホルコグロッスム・タンギイ081207a-l.jpgホルコグロッスム・タンギーはラン科ホルコグロッスム属の常緑多年草である。
属名の読み方は「ホルコグロッサム」とするものもある。
ホルコグロッスム属は台湾からミャンマーにかけておよそ8種が分布する。
バンダ属と近縁であるが、距の長さや唇弁の形状で区別される。
本種の原産地は、中国の南西部である。
樹木や岩の上に着生する着生種である。
草丈は30センチくらいである。
葉は円筒状である。
開花時期は12月から3月である。
花径2、3センチの花を10輪くらいを下垂させる。
花の色は、3枚の萼片と2枚の花弁が白く、唇弁には桃色が交じる。
属名の Holcoglossum はラテン語の「Holcus(シラゲガヤ属)+glossus(舌)」からきている。
種小名の tangii は人名由来と思われるが、まだ解明できていない。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Holcoglossum tangii

★さりげなく置かれた蘭もみな原種
 さすが附属と驚きながら

ホルコグロッスム・タンギイ081207b-l.jpg

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酢橘(スダチ)

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スダチ080518e-l.jpg酢橘(スダチ)はミカン科ミカン属の常緑低木である。
柑橘類の1つで、徳島県の特産物である。
江戸時代後半から栽培されており、徳島県の花にも指定されている。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月から6月である。
ミカン科特有の白い5弁花をつける。
花の後にできる実は柑果(多心皮性の液果)である。
収穫時期は秋である。
黄色く熟す前の青いうちに収穫する。
香りが豊かで、様々な日本料理で使用される。
属名の Citrus はレモンに対する古い呼び名である。
種小名の sudachi は「スダチ」のことである。
写真は5月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
実の写真は11月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Citrus sudachi

★様々な柑橘類のあるものと
 驚き思う人の営み

スダチ081130a-l.jpg

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シクラメン・キリキウム091018b-l.jpgシクラメン・キリキウムはサクラソウ科シクラメン属の多年草である。
属名の読み方は「キクラメン」とするものもある。
種小名の読み方は「シリシウム」「キリシウム」とするものもある。
原産地はトルコの南部である。
草丈は10センチくらいである。
葉は円心形で、縁は波打つ。
開花時期は10月から12月くらいである。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花径は2センチくらいで、花弁は細い。
花の色はピンクだが、白花の変種もある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Cyclamen はギリシャ語の「cyklos(円)」からきている。球形に近い球根の形からつけられた名である。
種小名の cilicium は「(トルコの)キリキアの」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Cyclamen cilicium

★妖精の舞うがごとくにキリキウム
 秋晴れの空目にも眩しく

シクラメン・キリキウム091018a-l.jpg

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真弓(マユミ)

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マユミ050522a-l.jpg檀の実弾ける前に身を染めて

真弓(マユミ)はニシキギ科ニシキギ属の落葉低木である。
北海道から九州にかけて分布し、丘陵や山地の林の中に生える。
また、庭木ともされる。
海外では、朝鮮半島、サハリンにも分布する。
樹高は3メートルから5メートルくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から6月である。
緑白色をした花径1センチくらいの小さな4弁花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、淡い紅色に熟すと4つに裂ける。
和名の由来は、弓を作るのに用いたことからきている。
材はこけしや将棋の駒をつくるのに用いられている。
漢字では「檀」とも書く。
俳句では「檀の実」が秋の季語である。
属名の Euonymus はギリシャ語の「eu(良)+onoma(名)」からきている。評判のいいといった意味合いである。
種小名の sieboldianus は日本植物の研究者「シーボルトの」という意味である。
写真は5月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
実の写真は10月に箱根強羅公園で撮った。
3枚目は10月に清水公園花ファンタジアで撮った。
学名:Euonymus sieboldianus

★しなやかに弓ひきしぼり青空に
 わたし飛ばして悔いはないから

マユミ051030a-l.jpg

マユミ実051001a-l.jpg

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ツリバナ100617b-l.jpg吊花(ツリバナ)はニシシギ科ニシシギ属の落葉低木である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国などにも分布する。
和名の由来は、花や実が垂れ下がっているところからきている。
樹高は3メートルから5メートルくらいである。
枝は緑色をしているが、古くなると紫褐色になる。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の表面は緑色、裏面は淡い緑色をしている。
葉の縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)があり、先は長く鋭く尖っている。
開花時期は5月から6月である。
葉の脇から長い柄を出し、花径6、7ミリで淡い緑色ないし淡い紫色を帯びた花を開く。
花びらは5枚で、雄しべと雌しべは小さい。
実のなる時期は9月から11月である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
赤い殻が5つに割れると、中から朱赤色の実が釣り下がる。
属名の Euonymus はギリシャ語の「eu(良)+onoma(名)」からきている。評判のいいといった意味合いである。
種小名の oxyphyllus は「鋭い形の葉のある」という意味である。
花の写真は6月に北大植物園で撮った。
実の写真は10月に軽井沢町植物園で撮った。
学名:Euonymus oxyphyllus

★目を凝らしやっと見つけた吊花の
 秋の変化を楽しみにして

ツリバナ071006a-l.jpg

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ミルトニア・スペクタビリス100911a-l.jpgミルトニア・スペクタビリスはラン科ミルトニア属の多年草である。
ブラジルの山地に生える着生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は夏から秋である。
茎先に花径は10センチくらいの大きな花をつける。
花の色は濃い紅紫色である。
属名の Miltonia はイギリス人の蘭研究者「ミルトン(L. F. Milton)さん」の名からきている。
種小名の spectabilis は「素晴らしい」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
英名 Miltonia spectabilis

★凜と咲く大きな花にびっくりだ
 一輪とても存在示し

ミルトニア・スペクタビリス100911b-l.jpg

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ホルコグロッスム・キムバリアヌム110823a-l.jpgホルコグロッスム・キムバリアヌムはラン科ホルコグロッスム属の常緑多年草である。
属名の読み方は「ホルコグロッサム」とするものもある。
種小名の読み方は「キンバリアナム」とするものもある。
ホルコグロッスム属は台湾からミャンマーにかけておよそ8種が分布する。
バンダ属と近縁であるが、距の長さや唇弁の形状で区別される。
本種の原産地は、中国南部、ミャンマー、タイ、ラオスなどである。
樹木や岩の上に着生する着生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は円筒状で長さが20センチから40センチくらいある。
開花時期は9月から10月である。
花径4、5センチの花を10輪くらいを下垂させる。
花の色は、3枚の萼片と2枚の花弁が白く、唇弁は濃い紅紫色をしている。
属名の Holcoglossum はラテン語の「Holcus(シラゲガヤ属)+glossus(舌)」からきている。
種小名の kimballianum はアメリカ人のラン愛好家「キンバル(W. S. Kimball)さんの」という意味である。
写真は8月に北大植物園で撮った。
学名:Holcoglossum kimballianum

★さりげなく置かれた蘭もみな原種
 さすが附属と驚きながら

ホルコグロッスム・キムバリアヌム110823b-l.jpg

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シクラメン・ヘデリフォリウム071123a-l.jpgシクラメン・ヘデリフォリウムはサクラソウ科シクラメン属の多年草である。
属名の読み方は「キクラメン」とするものもある。
原産地はヨーロッパのフランスからギリシャにかけた一帯である。
シクラメンの原種の1つである。
かつてはネアポリナタム(Cyclamen neapolinatum)と呼ばれていた。
日本で育てやすいシクラメンということで古くから栽培されている。
流通名を秋咲きシクラメン(アキザキシクラメン)という。
草丈は10センチから15センチくらいである。
花の後に展開する葉は三角形ないし心臓形で浅く裂け、長い柄がある。
葉には銀色の模様が入る。
開花時期は9月から11月である。
花の色は淡いピンクで、つけ根の部分の色が濃い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Cyclamen はギリシャ語の「cyklos(円)」からきている。球形に近い球根の形からつけられた名である。
種小名の hederifolium は「キヅタ属(Hedera)のような葉の」という意味である。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Cyclamen hederifolium

★妖精を思わすような花姿
 原種ならばの趣湛え

シクラメン・ヘデリフォリウム071123b-l.jpg

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シクラメン・アフリカヌム091010c-l.jpgシクラメン・アフリカヌムはサクラソウ科シクラメン属の多年草である。
属名の読み方は「キクラメン」とするものもある。
種小名の読み方は「アフリカナム」とするものもある。
原産地は北アフリカのアルジェリア、チュニジアである。
渓流沿いの岩場に生える。
草丈は10センチから15センチくらいである。
シクラメン・ヘデリフォリウム(Cyclamen hederifolium)に似るが、葉が大きくて肉厚であり、塊茎から立ち上がるのが特徴である。
開花時期は9月から11月くらいである。
花の色はピンクで、濃淡がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Cyclamen はギリシャ語の「cyklos(円)」からきている。球形に近い球根の形からつけられた名である。
種小名の africanum は「アフリカの」という意味である。
写真は10月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Cyclamen africanum

★その違い育ててみねばわかるまい
 シクラメンにもいろんな原種

シクラメン・アフリカヌム091010b-l.jpg

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ホルムショルディア・サングイネア091018a-l.jpgホルムショルディア・サングイネアはクマツヅラ科ホルムショルディア属の常緑低木である。
原産地はインドとヒマラヤ地方の低地の亜熱帯地域である。
英名がチャイニーズハット・プラント(Chinese hat plant)であることから、チャイニーズハットの名でも流通している。
和名は天狗花(テングバナ)という。
樹高は2メートルから3メートルである。
葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にはわずかにぎざぎざ(鋸歯)があるか全縁である。
開花時期は9月から11月である。
花の色の基本が橙色だが、黄色や紫色のものもある。
帽子のツバのように広がっているのは萼で、真ん中から円筒形の花冠が出る。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
属名の Holmskioldia はデンマークの植物学者「Holmskiold(J. T. Holmskiold)さん」の名からきている。
種小名の sanguinea は「血のように赤い」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Holmskioldia sanguinea

★面白い花の形もあるものと
 しばし足止め観察をして

ホルムショルディア・サングイネア091018b-l.jpg

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ミフクラギ090627a-l.jpg目膨木(ミフクラギ)はキョウチクトウ科ミフクラギ属の常緑高木である。
奄美大島から沖縄にかけて分布し、海岸近くに生える。
海外では、台湾、中国南部、インドシナ半島、マレー半島、インドなどに分布する。
和名の由来は、樹皮や葉、種子には毒があり、樹液が目に入ると腫れることからきている。
別名を沖縄夾竹桃(オキナワキョウチクトウ)という。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
大きなものは20メートルを超える。
葉は長い楕円形で、互い違いに生え(互生)、枝先に集まってつく。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はなく(全縁)、濃い緑色で艶がある。
開花時期は5月から10月である。
枝先から円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白い花をつける。
花径2、3センチの漏斗形で、真ん中が淡い紅色のものと淡い黄色のものがある。
よい香りがする。
花の後につく実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、直径4センチから8センチの球形である。
熟すとエンジ色になる。
属名の Cerbera はギリシア神話に登場する怪獣「ケルベロス(Cerberus)」からきている。
種小名の manghas の由来はまだ解明できていない。
写真は6月につくば植物園で撮った。
実の写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Cerbera manghas

★沖縄の空に突き出し翻る
 花は真白く毒を隠して

ミフクラギ090627b-l.jpg

オキナワキョウチクトウ061124e-l.jpg

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シンビジウム・カナリクラツム090909a-l.jpgシンビジウム・カナリクラツムはラン科シュンラン属の多年草である。
原産地はオーストラリアの北部から東部で、林の中で樹木の幹などに着生する。
葉は長い線形である。
開花時期は9月から11月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、暗い紫色の花をたくさんつける。
花はよい香りがする。
花の色は、緑色、暗い紅色、茶色など変異が多い。
ブラック・オーキッド(black orchid)の名で知られる。
属名の Cymbidium はギリシャ語の「cymbe(舟)+eidso(形)」からきている。唇弁の形から名づけられた。
種小名の canaliculatum は「溝のある」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Cymbidium canaliculatum

★小さいがきりっとしまった宝石を
 散りばめるようカナリクラツム

シンビジウム・カナリクラツム090909b-l.jpg

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ヤエアリアケカズラ090927a-l.jpg有明葛(アリアケカズラ)はキョウチクトウ科アリアケカズラ属(アラマンダ属)の常緑半蔓性低木である。
原産地はブラジル、ギアナなどの熱帯アメリカである。
日本へは明治時代の末期に渡来した。
本州では温室栽培されるが、沖縄地方では普通に見かけられる。
八重有明葛(ヤエアリアケカズラ)はその園芸品種である。
蔓を伝って伸び、樹高は1メートルから3メートルくらいになる。
葉は倒披針形で、3、4枚が輪生する。
葉の質は革質で艶があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期6月から9月である。
温度さえ合えば通年開花をする。
茎先に黄色い重弁の花を数輪つける。
花径は5センチから10センチくらいある。
属名の Allamanda はスイス人の植物学者「アラマン(J. N. S. Allamand)さん」の名からきている。
種小名の cathartica は「汚れを落とす」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Allamanda cathartica 'Stanstill's Double'

★大輪を八重に咲かせばいかほどの
 夢を伝える有明葛

ヤエアリアケカズラ090927b-l.jpg

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棗(ナツメ)

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ナツメ080614a-l.jpg青空の彼方見詰めて棗揺れ

棗(ナツメ)はクロウメモドキ科ナツメ属の落葉高木である。
原産地は中国の北部である。
日本へは非常に古い時代に渡来し、万葉集にも詠まれている。
栽培され、また庭木や街路樹としても用いられてきた。
和名の由来は、「夏芽」の意味で、初夏になってから新芽を出すことからきている。
樹高は10メートルから15メートルくらいである。
節に鋭い棘を持つ。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月から6月である。
葉の脇に淡い黄色の小さな星のような5弁花をつける。
実は長楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、秋に熟して赤黒くなる。
果肉は白く甘酸っぱい。
果物、菓子材料などとして利用される。
また、利尿・強壮剤として漢方薬に配合される。
俳句の季語は秋である。
属名の Ziziphus はギリシャ語の「zizyphon(ナツメ)」からきている。
種小名の jujuba はナツメのアラビア名である。
変種名の inermis は「刺針のない」という意味である。
写真は6月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
実の写真は9月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Ziziphus jujuba var. inermis

★金平糖降らせるように棗咲く
 実る日そっとひた待つように

ナツメ080923a-l.jpg

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ストロマンテ・トリコロル090307a-l.jpg裏紅蕉(ウラベニショウ:Stromanthe sanguinea)はクズウコン科ウラベニショウ属の常緑多年草である。
原産地はブラジルである。
トリコロル(Tricolor)はその園芸品種である。
草丈は50センチから150センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
表面は艶のある緑色にクリーム色の斑が入る。
裏面は紅紫色である。
表面に斑が入るのがトリコロルの特徴である。
観葉植物として愛好されている。
開花時期は冬から春である。
花茎を伸ばし、赤い苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)に包まれた目立たない白い花をつける。
属名の Stromanthe はギリシャ語の「stroma (ベッド)+anthos (花) 」からきている。
種小名の sanguinea は「血のように赤い」という意味である。
品種名の Tricolor は「三色の」という意味である。
写真は3月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Stromanthe sanguinea 'Tricolor'

★葉の色がエキゾチックで個性的
 真っ赤な苞をにょきっと伸ばし

ストロマンテ・トリコロル090307b-l.jpg

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ムラサキセンブリ051105a-l.jpg紫千振(ムラサキセンブリ)はリンドウ科センブリ属の一年草である。
本州の関東地方から九州にかけて分布し、乾いた草丈の低い草地や道端に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
草丈は50センチから70センチくらいである。
茎は太く、暗い紫色を帯びる。
葉は線状の披針形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は9月から11月である。
茎先や葉の脇から円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、淡い紫色の花をつける。
花は合弁花で、花冠が5つに深く裂ける。
雄しべは5本、雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
千振(センブリ)と同様に苦味があるが、薬用にはされない。
属名の Swertia はオランダの植物学者「スワート(E. Swert)さん」の名からきている。
種小名の pseudochinensis は「中国産に似た」という意味である。
写真は11月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Swertia pseudochinensis

★千振の花の不思議を受け継いで
 色も床しき紫千振

ムラサキセンブリ051105b-l.jpg

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マルバフジバカマ111004a-l.jpg丸葉藤袴(マルバフジバカマ)はキク科フジバカマ属の多年草である。
原産地は北アメリカである。
日本へは明治時代の中期に渡来した。
小石川植物園で栽培されたものが強羅公園に贈られ、これが散逸して各地に広がったという。
箱根を中心に関東地方から東北地方にかけて広がっている。
草丈は30センチから130センチくらいになる。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉には柄があり、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の先は尖る。
葉が尖っているのに丸葉と名づけられたのは、藤袴(フジバカマ)の葉が深く3つに裂けるのに対比してのものである。
命名者は松村任三教授で、小石川植物園で育てられているものを観察して名づけたという。
なお、白花藤袴(シロバナフジバカマ)の名でも流通している。
開花時期は8月から10月である。
花の色は白く、花冠が5つに分かれた多数の筒状花からなる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Eupatorium は小アジアのポントス王「Eupator」の名にちなむ。この属のある植物を薬用にしたことから名づけられた。
種小名の rugosum は「皺のある」という意味である。
写真は10月に神代植物公園で撮った。
学名:Eupatorium rugosum

★愛らしい花の姿に目を留めて
 これは何かと腕組みながら

マルバフジバカマ111004b-l.jpg

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ベニモンヨウショウ060318a-l.jpg紅紋様蕉(ベニモンヨウショウ)はクズウコン科クズウコン属の常緑多年草である。
紅豹紋蕉(ベニヒョウモンショウ)という名前も使われている。
また、学名からマランタ・エリスロネウラとも呼ばれる。
原産地はブラジルである。
草丈は20センチから40センチくらいである。
根際から生える葉は幅の広い楕円形である。
葉の表面はビロード状の黒っぽい緑色で、葉脈は濃い桃色、主脈に沿った部分が淡い黄緑色となる。
葉の裏側は紫色である。
観葉植物だが、紫色の小さな花を咲かせる。
開花時期は春である。
属名の Maranta はイタリアの植物学者「マランタ(Bartolomeo Maranta)さん」の名からきている。
種小名の leuconeura は「白い脈の」という意味である。
変種名の erythroneura は「赤い脈の」という意味である。
写真は3月に川口グリーンセンターの温室で撮った。
学名:Maranta leuconeura var. erythroneura

★派手派手の葉っぱの模様面白い
 兵隊さんの着る服のよう

ベニモンヨウショウ060318b-l.jpg

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ムクナ・ベネッティー051119b-l.jpgムクナ・ベネッティーはマメ科トビカズラ属(ムクナ属)の常緑蔓性木本である。
原産地はニューギニア島である。
蔓は20メートルにも達する。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は卵形で先は尖り、つけ根の部分は円形で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は10月から11月である。
葉の脇に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、40輪から50輪もの花を下垂させる。
花の色は朱色や赤、緋色などがあるが、緋色のものがよく栽培されている。
1つ1つの花は蝶形で大きく、オウムの嘴のようである。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
英名はparrot's beak(オウムの嘴)である。
属名の Mucuna は南アメリカの先住民族の言葉からきている。
種小名の bennettii はイギリスの軍医「ベネット(G. Bennett)さんの」という意味である。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Mucuna bennettii

★鮮やかな緋色の花が房になり
 南国ムードたっぷり伝え

ムクナ・ベネッティー051119a-l.jpg

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ミヤマフユイチゴ090904b-l.jpg深山冬苺(ミヤマフユイチゴ)はバラ科キイチゴ属の常緑小低木である。
日本固有種である。
本州の関東地方から九州にかけて分布し、山地に生える。
蔓性で、横に這って長さ30センチから40センチくらいに伸びる。
枝や葉の柄には細かい棘がある。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉は3つから5つに裂け、先は尖る。
葉の縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は9月から11月くらいである。
葉の脇から短い円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、花径1センチくらいの白い小さな花を数個つける。
花弁は5枚で、萼片よりも短い。
花の後にできる実はキイチゴ状果(集合核果) で、赤く熟し、食べられる。
属名の Rubus はラテン語の「ruber(赤)」からきている。赤い実がなることから名づけられた。
種小名の hakonensis は「箱根の」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Rubus hakonensis

★キイチゴもいろんな種類あるんだね
 またまた一つ名前を知って

ミヤマフユイチゴ090904c-l.jpg

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セントポーリア・マグンゲンシス・ミニマ090904a-l.jpgセントポーリア・マグンゲンシス・ミニマはイワタバコ科アフリカスミレ属(セントポーリア属)の多年草である。
原産地はアフリカのタンザニアである。
ウサンバラ山地の東部に分布し、熱帯雨林の岩上や樹幹などに着生する。
同じ地域に生えるセントポーリア・マグンゲンシスの変種である。
草丈は10センチくらいである。
葉は卵円形で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉は短い毛に被われている。
開花時期は周年である。
花の色は青紫色で、花冠の真ん中は濃い紫色をしている。
2つに裂けた上唇と3つに裂けた下唇からなる合弁花である。
筒部は短い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Saintpaulia はこの植物の発見者であるドイツの「セントポール男爵(Walter von Saint-Paul)」の名からきている。
種小名の magungensis は「(地名)マグンガ(Magunga)の」という意味である。
変種名の minima は「最も小さい」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Saintpaulia magungensis var. minima

★おやこれはフルネームだよ驚いた
 いろいろあるなセントポーリア

セントポーリア・マグンゲンシス・ミニマ090904b-l.jpg

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センキュウ081012d-l.jpg川弓(センキュウ)はセリ科マルバトウキ属の多年草である。
「弓」の字の正字にはクサカンムリがつく。
原産地は中国の北部である。
日本では江戸時代に薬草として栽培されるようになった。
現在でも、北海道で栽培されている。
草丈は30センチから60センチくらいである。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は披針形で深く裂け、縁には細かなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は9月から10月くらいである。
茎先に複数の散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、2つのブロックからなる。
全草に特有の香りがある。
根茎を乾燥させたものには鎮痛、鎮静、強壮作用などがある。
属名の Ligusticum はラテン語の「Liguria(古代イタリアのリグリア地方)」からきている。ここでウドの栽培が行われていたことから名づけられた。
種小名の weyrichii は植物採集家「ウェイリッチ(Weyrich)さんの」という意味である。
写真は10月に小石川植物園で撮った。
学名:Ligusticum wallichii

★独特の強い香りが鼻をつく
 漢方薬の姿そのまま

センキュウ081012b-l.jpg

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スパソグロティス・アフィニス100911b-l.jpgスパソグロティス・アフィニスはラン科コウトウシラン属(スパトグロッティス属)の多年草である。
ミャンマー、タイ、マレー半島、ジャワ島などに分布する地生種である。
草丈は30センチくらいである。
葉は線形で、長さが70センチくらいになる。
開花時期は夏から秋である。
花径4センチくらいの黄色い花を数輪つける。
属名の Spathoglottis はギリシャ語の「spatha(刀)+glossa(舌)」からきている。唇弁の裂片の形から名づけられた。
種小名の affinis は「近似の」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Spathoglottis affinis

★見るほどに不思議な形の花が咲く
 色はシンプル黄一色で

スパソグロティス・アフィニス100911a-l.jpg

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ハマオトコヨモギ110825c-l.jpg男蓬(オトコヨモギ)はキク科ヨモギ属の多年草である。
日本各地に分布し、山野や土手に生える。
浜男蓬(ハマオトコヨモギ)はその変種で海岸に生える。
分布域は北海道から本州の東北地方である。
草丈は30?100センチくらいである。
葉はへら形で、互い違いに生える(互生)。
葉は切れ込むが、切れ込みの浅いものや深いものがある。
基本種と異なり、葉の両面に灰白色の綿毛をたくさんつける。
開花時期は8?10月である。
円錐状の花穂に淡いクリーム色をした花(頭花)をたくさんつける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Artemisia はギリシャ神話の女神「アルテミス(Artemis)」からきている。この属の植物が婦人病に効くということから名づけられた。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
変種名の littoricola は「海浜に生える」という意味である。
写真は8月に積丹半島の神威岬で撮った。
学名:Artemisia japonica var. littoricola

★北国の海岸に咲く出で立ちは
 綿毛が一番浜男蓬

ハマオトコヨモギ110825d-l.jpg

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蔓菜(ツルナ)

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ツルナ090614a-l.jpg蔓菜(ツルナ)はツルナ科ツルナ属の多年草である。
科の名称はハマミズナ科とするものもある。
北海道から沖縄にかけて分布し、海岸の砂浜などに生える。
海外では、中国南部、台湾、東南アジア、南アジア、オーストラリア、ポリネシア、南アメリカなどに広く分布している。
和名の由来は、茎が蔓のように地を這い、新芽や葉が菜っ葉のように食べられることからきている。
草丈は40センチから60センチくらいになる。
葉は三角状の卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉は多肉質で無毛であるが、粒状の突起がある。
開花時期は4月から11月である。
花の色は黄緑色で、葉の脇に1、2個つく。
花弁はなく、萼片が3枚から5枚ついている。
花径は5ミリから10ミリくらいである。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
実は海流に乗って広がるので、世界各地の海岸に分布している。
生薬名を蕃杏(ばんきょう)といい、胃腸薬とされる。
属名の Tetragonia はギリシャ語の「tetra(4つの)+gonia(角)」からきている。果実の形から名づけられた。
種小名の tetragonoides は「四角に似た」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Tetragonia tetragonoides

★砂浜が大好きだよと這い延びる
 蔓菜の花はとても小さく

ツルナ090614b-l.jpg

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ツルラン100605a-l.jpg鶴蘭(ツルラン)はラン科エビネ属の多年草である。
九州の南部から沖縄にかけてと小笠原諸島に分布し、草地や林の中に生える。
海外では、台湾、中国南部、東南アジア、インド、オーストラリアなどに分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は40センチから80センチくらいである。
茎は直立し、微毛が密に生える。
根際から生える葉は長い楕円形で、3枚から6枚くらいつく。
葉は長さが20センチから50センチくらいあり、縦に皺がある。
茎につく葉は鱗片状で、茎を抱く。
開花時期は6月から10月くらいである。
茎先に白い花を密につける。
唇弁はつけ根の部分で3つに裂け、真ん中の裂片は更に2つに裂けるので、「大」の字に見える。
花冠のつけ根には黄色ないし紅色の突起がある。
萼片3枚と側花弁2枚は平らに開く。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は細く、上へ曲がる。
「鶴」が群れ飛ぶように見えるというのが和名の由来である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Calanthe はギリシャ語の「calos(美)+anthos(花)」からきている。
種小名の triplicata は「3つの副花冠のある」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Calanthe triplicata

★大形で鶴飛ぶように豪快に
 花を咲かせばそこは楽園

ツルラン100605c-l.jpg

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アシスタシア・イントゥルーサ091018b-l.jpgアシスタシア・イントルサはキツネノマゴ科アシスタシア属の常緑低木である。
原産地はマレーシア、太平洋諸島、西アフリカなどである。
樹高は1メートルから2メートルである。
よく枝分かれをする。
葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から10月くらいである。
枝先に淡い紅紫色を帯びた筒状の花をつける。
花冠は先が5つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
自生地では茎や葉を野菜として用いるという。
英名はコモン・アシスタシア(common asystasia)である。
属名の Asystasia は「芒をもたない」という意味のようである。
種小名の intrusa は「侵入した」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Asystasia intrusa

★ジャングルに咲く花というアシスタシア
 いつかこの目で確かめたいと

アシスタシア・イントゥルーサ091018c-l.jpg

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クルクマ・アウストララシカ090909a-l.jpgクルクマ・アウストララシカはショウガ科ウコン属の多年草である。
原産地はマルク諸島からオーストラリアにかけてである。
草丈は20センチから40センチくらいである。
葉は大形の披針形(笹の葉のような形)で、先は尖る。
開花時期は8月から10月くらいである。
苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)は赤くて大きい。
花は小さくて黄色く、一日花である。
属名の Curcuma はアラビア語の「kurkum(黄色)」からきている。根茎から黄色の色素を得ることから名づけられた。
種小名の australasica は「オーストラリアの」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Curcuma australasica

★めずらしい花に出合える喜びを
 噛み締めながらカメラを向けて

クルクマ・アウストララシカ090909b-l.jpg

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アワユキセンダングサ071221b-l.jpg淡雪栴檀草(アワユキセンダングサ)はキク科センダングサ属の一年草である。
原産地は北アメリカである。
現在では世界の熱帯、亜熱帯地方に広く分布している。
日本へは戦後に渡来し、鹿児島県や沖縄県に帰化している。
草丈は30センチから100センチくらいである。
茎の断面は四角形である。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、向かい合って生える(対生)。
立ち性のものを立淡雪栴檀草(タチアワユキセンダングサ:Bidens pilosa var. radiata)として区別する場合もある。
開花時期は周年である。
舌状花は白く5枚から7枚くらいある。
筒状花は黄色い。
花径は3センチくらいである。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
沖縄での方言名は刺し草(サシクサ)という。
黒い針状の種子が衣服などにびっしりとつく。
繁殖力は極めて強い。
属名の Bidens はラテン語の「bi(2)+dens(歯)」からきている。実にある2本の棘を歯に見立てたものである。
種小名の pilosa は「軟毛のある」という意味である。
変種名の bisetosa は「2本の綿毛がある」という意味である。
写真は12月に沖縄県名護市で撮った。
学名:Bidens pilosa var. bisetosa

★愛らしい姿にふっと微笑むが
 聞けばなかなかしぶとい草と

アワユキセンダングサ071221c-l.jpg

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ハナチョウジ071222b-l.jpg花丁字(ハナチョウジ)はゴマノハグサ科ハナチョウジ属の常緑低木である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
原産地はメキシコである。
草丈は1メートルから2メートルである。
葉は退化して小さく、鱗片状(葉の変形したもの)である。
開花時期は5月から10月である。
沖縄などでは周年開花する。
花は紅色で筒状である。
枝先にまとまってつくので、細い枝は枝垂れる。
花冠の先は4つに裂け、横から見ると「丁」の字のように見える。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名のラッセリア(Russelia)の名でも流通している。
属名の Russelia はフランスの植物学者「ラッセル(A. Russell)さん」の名からきている。
種小名の equisetiformis は「トクサ属(Equisetum)のような形の」という意味である。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Russelia equisetiformis

★枝垂れ咲く景色艶やか花丁字
 南国ムード伝えるように

ハナチョウジ071222c-l.jpg

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ハチジョウアザミ090909c-l.jpg八丈薊(ハチジョウアザミ)はキク科アザミ属の多年草である。
新島以南の伊豆諸島の固有種である。
山地の草地、礫地、林の縁などに生える。
草丈は70センチから150センチくらいである。
葉は分厚く、棘はおとなしい。
茎につく葉は互い違いに生える(互生)。
根際から生える葉は、開花時に残るものと残らないものがある。
開花時期は9月から11月である。
花(頭花)は紅紫色で、ポンポンのように丸みがある。
総苞片(萼のところにある棘のような葉)は直角に開くものや反り返るものがある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Cirsium はギリシャ語の「cirsos(静脈腫)」からきている。静脈腫に薬効のある植物につけられた名が転用された。
種小名の hachijoense は「八丈島の」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Cirsium hachijoense

★八丈の山懐に咲くという
 花はやさしい八丈薊

ハチジョウアザミ090909a-l.jpg

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パイナップル

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パイナップル090927a-l.jpgパイナップル(pineapple)はパイナップル科アナナス属の多年草である。
原産地は熱帯アメリカである。
現在では熱帯地域で広く栽培されている。
日本へ渡来したのは昭和時代の初期で、台湾から石垣島へ持ち込まれた。
草丈は30センチから100センチくらいである。
茎は短くて硬い。
根際から生える葉は剣状で硬く尖り、縁には鋭い棘がある。
花穂は円筒形で、螺旋状に花が密生する。
1つ1つの花には3枚の外花被と3枚の内花被がある。
花は肉質で白っぽく、先が淡い紫色を帯びる。
果実は集合果である。
実は多肉質で、黄橙色に熟する。
属名の Ananas はパイナップルのブラジルでの現地語からきている。
種小名の comosus は「長い束毛のある」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Ananas comosus

★大きい実あると思えば小さい実
 パイナップルの姿さまざま

パイナップル090927b-l.jpg

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キリタ・シネンシス091010a-l.jpgキリタ・シネンシスはイワタバコ科キリタ属の多年草である。
原産地は中国の南部や香港である。
草丈は10センチから20センチくらいである。
根際から生える葉は卵形で、ロゼット状となる。
葉の質は分厚く、葉脈に沿って銀白色の斑が入る。
開花時期は9月から10月くらいである。
花茎の先に淡い紅紫色をした筒状の花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Chirita はインドの現地語からきている。
種小名の sinensis は「中国の」という意味である。
写真は10月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Chirita sinensis

★なかなかに出合えぬ花がここにある
 息飲みながらカメラに収め

キリタ・シネンシス091010b-l.jpg

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キルホペタルム・レピドゥム090718a-l.jpgキルホペタルム・レピドゥムはラン科シコウラン属の多年草である。
属名の読み方は「シルホペタルム」や「シルホペタラム」とするものもある。
同属はマメヅタラン属(Bulbfyilum)から分離された。
原産地はラオス、ベトナム、マレーシア、スマトラ、カリマンタンなどである。
低地に生える着生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は8月から12月くらいである。
花茎に5輪から8輪くらいの細長い花が放射状につく。
花の幅は7ミリ、長さは25ミリくらいである。
花の色は黄色や紅紫色など個体差がある。
属名の Cirrhopetalum はラテン語の「cirrus(房飾り)」とギリシャ語の「petalon(花弁)」からきている。
種小名の lepidum は「可愛い」という意味である。
写真は7月に小石川植物園で撮った。
学名:Cirrhopetalum lepidum

★愛らしい姿にふっと笑み漏れる
 南の地に咲くシルホペタルム

キルホペタルム・レピドゥム090718c-l.jpg

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ジニア

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ジニア・ジニータイエロー090928a-l.jpgジニア(Zinnia)はキク科ヒャクニチソウ属の総称である。
ヒャクニチソウ属の中心となるのは百日草(ヒャクニチソウ:Zinnia elegans)である。
ほかに細葉百日草(ホソバヒャクニチソウ:Zinnia linearis)などがある。
原産地は、アメリカ合衆国、メキシコである。
これらの交配でさまざまな園芸品種が生まれている。
写真はジニータシリーズと呼ばれるものである。
矮性種で草丈は25センチくらいである。
花径は4センチくらいで、半球状のポンポン咲きをする。
開花時期は6月から10月くらいである。
真夏でも咲き続ける丈夫な品種である。
上の写真がジニータ・スカーレット、下の写真がジニータ・イエローである。
属名の Zinnia はドイツ人の植物学者「ツイン(J. G. Zinn)さん」の名からきている。
いずれも9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Zinnia cv.

★かんかんと射す陽射しにもひるまずに
 咲くジニータの元気な姿

ジニア・ジニータスカーレット090928a-l.jpg

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アノダ・クリスタータ090928c-l.jpgアノダ・クリスタータはアオイ科ヤノネアオイ属の多年草である。
原産地は北アメリカから南アメリカである。
日本へは昭和時代の初期に園芸植物として渡来した。
逸出したものが野生化して、畑や道ばたなどに生える。
和名は水色葵(ミズイロアオイ)という。
草丈は60センチから120センチくらいである。
茎は木質化し、粗い星状毛(放射状に伸びる毛)が生える。
葉は三角状のほこ形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)があり、両面に毛が生える。
開花時期は6月から11月である。
葉の脇に淡い紅紫色や白の5弁花を1つずつつける。
花径は1センチくらいである。
花はつけ根のところで雄しべとくっつき、5本の雄しべも合着して筒状になる。
萼片も5枚である。
花は一日花である。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Anoda の由来はまだ調べられていない。
種小名の cristata は「鶏冠状の」を意味する。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Anoda cristata

★一日の命なれども次々と
 花を咲かせて霜下りるまで

アノダ・クリスタータ090928b-l.jpg

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アラマンダ・ビオラケア090927c-l.jpgアラマンダ・ビオラケアはキョウチクトウ科アリアケカズラ属(アラマンダ属)の蔓性常緑低木である。
種小名の読み方は「ヴィオラケア」や「ウィオラケア」とするものもある。
原産地はブラジルである。
沖縄では地植えしたものが見られる。
和名は紫有明葛(ムラサキアリアケカズラ)である。
細い枝を這わせて伸びる。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
3、4枚が輪生する場合もある。
葉の色は明るい緑色で、軟らかい毛が生える。
開花時期は5月から10月くらいである。
温度さえ合えば周年開花をする。
花径7、8センチセンチの紅紫色をした漏斗形の花をつける。
花冠の先は5つに裂ける。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Allamanda はスイス人の植物学者「アラマン(J. N. S. Allamand)さん」の名からきている。
種小名の violacea は「菫色の」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Allamanda violacea

★紫の色が眩しいアラマンダ
 色の違いでイメージ違い

アラマンダ・ビオラケア090927b-l.jpg

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アリアケカズラ091018b-l.jpg有明葛(アリアケカズラ)はキョウチクトウ科アリアケカズラ属(アラマンダ属)の常緑半蔓性低木である。
原産地はブラジル、ギアナなどの熱帯アメリカである。
日本へは明治時代の末期に渡来した。
本州では温室栽培されるが、沖縄地方では普通に見かけられる。
英名はゴールデントランペット(golden trumpet) である。
蔓を伝って伸び、樹高は1メートルから3メートルくらいになる。
葉は楕円形で、3、4枚が輪生する。
葉の質は革質で艶があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期6月から9月である。
温度さえ合えば通年開花をする。
枝先に黄色い漏斗形の花を数輪つける。
花径は5センチから10センチくらいある。
花冠の先は5つに裂け、筒部の内側には紫色の縦の筋が入る。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Allamanda はスイス人の植物学者「アラマン(J. N. S. Allamand)さん」の名からきている。
種小名の cathartica は「汚れを落とす」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Allamanda cathartica

★大輪を目映く開き南国の
 香り伝えて有明葛

アリアケカズラ091018a-l.jpg

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ミルトニア・クロウェシイ090927a-l.jpgミルトニア・クロウェシイはラン科ミルトニア属の多年草である。
種小名の読み方は「クラウシイ」とするものもある。
原産地はブラジルである。
草丈は60センチくらいである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は不定期である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、たくさんの花をつける。
花径は5センチから7センチくらいで、平開する。
花の色は暗い黄色で、暗い褐色の斑が入る。
唇弁は紅紫色である。
属名の Miltonia はイギリス人の蘭研究者「ミルトン(L. F. Milton)さん」の名からきている。
種小名の clowesii はイギリス人の蘭愛好家「クロウズ(J. Clowes)さんの」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
英名 Miltonia clowesii

★新しいランの仲間だミルトニア
 たくさんの花こぼれるように

ミルトニア・クロウェシイ090927c-l.jpg

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クロホシクサ111004a-l.jpg黒星草(クロホシクサ)はホシクサ科ホシクサ属の一年草である。
本州の関東地方から九州にかけて分布し、湿地に生える。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
ただし、YListではカラフトホシクサ(Eriocaulon sachalinense)が正名とされている。
草丈は10センチから20センチくらいである。
根際から生える葉は線形で、ロゼット状につく。
開花時期は9月から10月である。
茎先に球形の黒っぽい頭花をつける。
雄花と雌花がある。
花の先には短くて白い棍棒状の毛が生える。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Eriocaulon はギリシャ語の「erion(軟毛)+caulos(茎)」からきている。基準となった種の花茎のつけ根の部分に軟毛があったことから名づけられた。
種小名の parvum は「小さい」という意味である。
写真は10月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Eriocaulon parvum

★星草は小さいけれど可愛いね
 なかなか見られぬ花になったが

クロホシクサ111004c-l.jpg

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ミヤコアザミ050918b-l.jpg都薊(ミヤコアザミ)はキク科トウヒレン属の多年草である。
福島県以南の本州から九州にかけて分布し、山地の草原や湿地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国北部、ウスリーなどにも分布する。
草丈は50センチから150センチくらいである。
根際から生える葉は長めの楕円形で羽状に深く裂ける。
茎につく葉は上部へいくほど小さくなり、互い違いに生える(互生)。
葉には腺点(蜜などの粘着物質を出す腺が突起したもの)がある。
開花時期は9月から10月である。
濃い赤紫色の花(頭花)を上向きにつける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
和名の由来は、薊(アザミ)に似て上品な花の姿を都人にたとえたものである。
属名の Saussurea  はスイスの科学者「ソシュール(H. B. de Saussure)さん」の名からきている。
種小名の maximowiczii はロシアの植物学者「マキシモヴィッチ(C. J. Maximowicz)さんの」という意味である。
写真は9月に箱根湿性花園で撮った。
学名:Saussurea maximowiczii

★棘なくも都薊と冠されて
 風流人を気取ってみても

ミヤコアザミ050918a-l.jpg

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タカオヒゴタイ111004c-l.jpg高尾平江帯(タカオヒゴタイ)はキク科トウヒレン属の多年草である。
日本固有種である。
関東地方の西部から山梨県にかけて分布する。
和名の由来は高尾山で最初に見つかったことからきている。
草丈は35センチから60センチである。
茎に翼はなく、長い毛が生える。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
下部の葉の縁は深く切れ込み、バイオリンのような形になる。
開花時期は9月から10月である。
茎先に花径2センチくらいの紅紫色の花(頭花)をつける。
総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)は鐘形で、総苞片は中ほどから反り返る。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Saussurea  はスイスの科学者「ソシュール(H. B. de Saussure)さん」の名からきている。
種小名の sinuatoides は「深波形のような」という意味である。
写真は10月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Saussurea sinuatoides

★多摩の地に固有の花が咲いている
 自然の姿いつかこの目に

タカオヒゴタイ111004d-l.jpg

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ヤクシマシュスラン111004a-l.jpg屋久島繻子蘭(ヤクシマシュスラン)はラン科シュスラン属の多年草である。
九州の南部と屋久島に分布し、山地の林の中に生える。
草丈は10センチから20センチくらいである。
茎はつけ根の部分が地を這い、上部は立ち上がる。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の中央に白い筋が入る。
開花時期は10月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花を密につける。
唇弁のつけ根の膨れた部分が白くなる。
和名の由来は、屋久島で発見され葉に「繻子」のような艶があるというところからきている。
基本種は八丈繻子蘭(ハチジョウシュスラン)で、同一とする見解もある。
属名の Goodyera はイギリスの植物学者「グッドイヤー(John Goodyer)さん」の名からきている。
種小名の hachijoensis は「八丈島の」という意味である。
変種名の yakushimensis は「屋久島の」という意味である。
写真は10月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Goodyera hachijoensis var. yakushimensis

★土地土地に少し異なる花がある
 自然の示す不思議ここにも

ヤクシマシュスラン111004b-l.jpg

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オオシマシュスラン111004a-l.jpg大島繻子蘭(オオシマシュスラン)はラン科シュスラン属の多年草である。
本州の房総半島、三浦半島、伊豆半島や伊豆七島に分布し、山地の林の中に生える。
草丈は10センチから20センチくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の中央には白い筋が入らない。
開花時期は9月から11月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花を密につける。
和名の由来は、伊豆大島で発見され葉に「繻子」のような艶があるというところからきている。
基本種は八丈繻子蘭(ハチジョウシュスラン)で、葉の中央に白い筋が入る。
属名の Goodyera はイギリスの植物学者「グッドイヤー(John Goodyer)さん」の名からきている。
種小名の hachijoensis は「八丈島の」という意味である。
品種名の izuohsimensis は「伊豆大島の」という意味である。
写真は10月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Goodyera hachijoensis f. izuohsimensis

★葉の様子少し違っているけれど
 名前変えるもまたよきかなと

オオシマシュスラン111004b-l.jpg

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小蘭(コラン)

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コラン111004a-l.jpg小蘭(コラン)はラン科シュンラン属の多年草である。
熊本県の固有種である。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
YList(BG Plants 和名-学名インデックス)ではスルガラン(Cymbidium ensifolium)が正名だが、レッドリストではこれとは別に登録されている。
草丈は30センチから40センチである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は8月から10月である。
花径4センチくらいのピンクの花を、茎先に2輪から4輪くらいつける。
唇弁は淡いピンクで、紅色の斑点が入る。
花はよい香りがする。
属名の Cymbidium はギリシャ語の「cymbe(舟)+eidso(形)」からきている。唇弁の形から名づけられた。
種小名の koran は「コラン」のことである。
写真は10月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Cymbidium koran

★幻と言われる蘭にめぐり合う
 受け継がれ咲く姿尊く

コラン111004b-l.jpg

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ツクシミカエリソウ081005c-l.jpg大丸葉の天人草(オオマルバノテンニンソウ)はシソ科テンニンソウ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の中国地方と四国、九州に分布し、山地の林の縁などに生える。
別名を土佐の見返り草(トサノミカエリソウ)という。
これは牧野富太郎博士の命名である。
また、筑紫見返り草(ツクシミカエリソウ)の別名もある。
分類上は見返り草(ミカエリソウ)の地域変種とされている。
草丈は40センチから70センチくらいである。
茎は直立をし、毛がたくさん生えている。
葉は幅の広い楕円形で長さが10?20センチくらいあり、向かい合って生える(対生)。
葉には柄があり、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は9月から10月くらいである。
茎先に円筒状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を直立させ、淡い紅色の花をたくさんつける。
花冠は唇形である。
上唇は浅く2つに裂け、下唇は3つに裂ける。
萼は筒形で、先が浅く5つに裂ける。
雄しべは4本である。
雌しべは1本で、先が2つに裂ける。
雄しべと雌しべは花冠から突き出る。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Leucosceptrum はギリシャ語の「leuco(白い)+sceptrum(笏)」からきている。
種小名の stellipilum は「星状毛の」という意味である。
変種名の tosaense は「土佐(高知県)の」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Leucosceptrum stellipilum var. tosaense

★蝕まれ葉は穴ぼこになろうとも
 咲かせる花は天衝くように

ツクシミカエリソウ081005b-l.jpg

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ウスギモクセイ111004a-l.jpg薄黄木犀(ウスギモクセイ)はモクセイ科モクセイ属の常緑小高木である。
原産地は中国である。
樹高は3メートルから6メートルくらいである。
よく枝分かれをする。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉には両面ともに毛は生えていない。
開花時期は9月から10月である。
雌雄異株である。
葉の脇に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、淡いクリーム色の小さな花をたくさんつける。
花冠は4つに深く裂ける。
花にはよい匂いがある。
花の後にできる実は楕円形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
属名の Osmanthus はギリシャ語の「osme(香り)+anthos(花)」からきている。
種小名の fragrans は「芳しい香りのする」という意味である。
変種名の thunbergii はスウェーデンの植物学者で日本の植物を研究した「ツンベルクさんの」という意味である。
写真は10月に神代植物公園で撮った。
学名:Osmanthus fragrans var. thunbergii

★交雑と想像したがさにあらず
 さすが大陸品種も多く

ウスギモクセイ111004c-l.jpg

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カラテア・クロカタ080211b-l.jpgカラテア・クロカタはクズウコン科カラテア属の常緑多年草である。
原産地はブラジルである。
一般名はエターナルフレーム(eternal flame)という。
草丈は50センチから100センチである。
葉は楕円形で皺がある。
開花時期は周年である。
カラテア属は一般に観葉植物として親しまれるが、本種はオレンジ色の花苞が美しい。
花は夜には閉じる。
属名の Calathea はラテン語の「calathus(籠)」からきている。
種小名の crocata は「サフラン黄色の」という意味である。
写真は2月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Calathea crocata

★鮮やかに咲かせる花はオレンジで
 葉との対比がまた美しく

カラテア・クロカタ080211c-l.jpg

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ネリネ・プラティペタラ070923c-l.jpgネリネ・プラティペタラはヒガンバナ科ネリネ属の常緑多年草である。
原産地は南アフリカである。
北部のムプマランガ州に分布し、沼地に生える。
草丈は30センチから50センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は9月から10月である。
茎先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、花径2センチくらいの淡い紅紫色の花をつける。
花被片は反り返らない。
花の柄には毛が生えている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Nerine はギリシャ神話の海の女神「ネレイス(Nereis)」からきている。
種小名の platypetala は「広い花弁の」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Nerine platypetala

★謎秘めた花に出合ってご満悦
 原種ならばの魅力に触れて

ネリネ・プラティペタラ070923a-l.jpg

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ネリネ・マソノルム101002a-l.jpgネリネ・マソノルムはヒガンバナ科ネリネ属の常緑多年草である。
原産地は南アフリカのケープ地方である。
草丈は20センチから30センチくらいである。
根際から生える葉は糸状である。
開花時期は9月から10月である。
花の色は淡い紅紫色である。
茎先に直径2、3センチの花を3輪から5輪くらいつける。
花被片は6枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Nerine はギリシャ神話の海の女神「ネレイス(Nereis)」からきている。
種小名の masonorum はイギリスの植物収集家「メーソン(M. Mason & E. Mason)さんの」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Nerine masonorum

★小さくてニンフのようなネリネだよ
 ピンクに染まる色は鮮やか

ネリネ・マソノルム101002b-l.jpg

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マクシラリア・バリアビリス100111a-l.jpgマキシラリア・バリアビリスはラン科マキシラリア属の常緑多年草である。
原産地はメキシコ、パナマ、ベネズエラなどである。
熱帯雨林の樹木や岩上に生える着生種である。
草丈は20センチから30センチである。
葉は線形である。
開花時期は不定である。
花茎を伸ばし、香りのよい花をつける。
花の色は白、黄緑色、オレンジ色、赤などである。
属名の Maxillaria はラテン語の「maxilla(顎の骨)」からきている。ずい柱と唇弁の形が口をひらいた昆虫の形に似ていることから名づけられた。
種小名の variabilis は「変化に富む」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Maxillaria variabilis

★熱帯の湿った森が大好きさ
 原色の花芳香を放ち

マクシラリア・バリアビリス100111b-l.jpg

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ホソバヒイラギナンテン080927a-l.jpg細葉柊南天(ホソバヒイラギナンテン)はメギ科ヒイラギナンテン属の常緑低木である。
原産地は中国である。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は細長い楕円形である。
小葉の縁には先が棘状に尖ったぎざぎざ(鋸歯)がある。
近縁種の柊南天(ヒイラギナンテン)に比べて葉が細いのが名の由来である。
開花時期は9月から10月である。
葉の脇に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い小さな花をたくさんつける。
花弁のように見えるのは萼片である。
花弁は萼片の内側にある。
実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、翌年の2月から3月に藍色に熟する。
柊南天(ヒイラギナンテン)とは開花時期、結実時期が異なる。
属名の Mahonia はアメリカの植物学者「マホン(B. Mc. Mahon)さん」にちなむ。
種小名の fortunei は東アジアの植物採集家「フォーチュンさんの」という意味である。
写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Mahonia fortunei

★秋に咲く柊南天あるのだと
 樹木の不思議肌で感じて

ホソバヒイラギナンテン080927b-l.jpg

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コバノセンダングサ110927a-l.jpg小葉の栴檀草(コバノセンダングサ)はキク科センダングサ属の一年草である。
原産地は熱帯アメリカである。
北半球に広く帰化している。
日本にも帰化しており、本州から九州にかけて分布する。
生育地は道端、草地、家の周りなどである。
草丈は30センチから90センチくらいである。
茎は4稜形である。
葉は2-3回羽状に裂ける。
葉に毛は生えていない。
開花時期は8月から11月くらいである。
花径は6ミリから10ミリくらいである。
筒状花も舌状花も黄色い。
舌状花の数は1枚から3枚で、舌状花のないものもある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
実には棘があり、動物の毛や衣服に着いて運ばれる。
属名の Bidens はラテン語の「bi(2)+dens(歯)」からきている。実にある2本の棘を歯に見立てたものである。
種小名の bipinnata は「2回羽状の」という意味である。
写真は9月に木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Bidens bipinnata

★一目では咲いているのか訝しい
 でもしっかりと咲いているんだ

コバノセンダングサ110927b-l.jpg

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アズマレイジンソウ090830b-l.jpg東伶人草(アズマレイジンソウ)はキンポウゲ科トリカブト属の多年草である。
本州の東北地方から中部地方にかけて分布し、山地の林の中や林の縁などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。
近縁種の伶人草(レイジンソウ)と似ているが、花の柄に生える毛の状態が異なる。
本種の場合は屈毛といって曲がった毛だが、伶人草(レイジンソウ)のほうは開出毛といって垂直に立った毛が生える。
和名の由来は、花の形が雅楽を奏でる「伶人」の冠に似ており関東地方に多いことからきている。
草丈は80センチから150センチくらいである。
根際から生える葉は直径15センチくらいで、5つから7つに中裂する。
開花時期は8月から10月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、長さ2、3センチの花をつける。
花の色は淡い紅紫色ないし青紫色で、下から上へと咲き上る。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Aconitum はギリシャ語の「akon(投げやり)」からきている。
種小名の pterocaule は「翼のある茎の」という意味である。
写真は8月に軽井沢町植物園で撮った。
学名:Aconitum pterocaule

★顔色が少し悪いね雨に濡れ
 暗がりの中息をひそめて

アズマレイジンソウ090830c-l.jpg

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アゼトウナ060930d-l.jpg畔唐菜(アゼトウナ)はキク科アゼトウナ属の多年草である。
漢字では「畔冬菜」とも書く。
日本固有種である。
本州の静岡県から九州にかけて分布し、太平洋側の海岸の岩場に生える。
草丈は5センチから15センチくらいである。
根際から生える葉は分厚い倒卵形で、ロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)があり、先は丸い。
茎につく葉は小さく、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8月から12月である。
枝分かれをした茎先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、花径15ミリくらいの黄色い花(頭花)をつける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
花は薬師草(ヤクシソウ)とよく似ている。
また、日本海側の海岸にはよく似た細葉海菜(ホソバワダン)が咲く。
属名の Crepidiastrum はギリシャ語の「Crepis(フタマタタンポポ属)+astrum(似た)」からきている。
種小名の keiskeanum は明治初期の植物学者「伊藤圭介さんに関係した」という意味である。
写真は9月に小石川植物園で撮った。
学名:Crepidiastrum keiskeanum

★岩肌に貼りつくように畔冬菜
 海の青さと響き合い咲く

アゼトウナ060930b-l.jpg

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アズマヤマアザミ060909a-l.jpg東山薊(アズマヤマアザミ)はキク科アザミ属の多年草である。
日本固有種である。
東北地方の福島県から中部地方にかけて分布し、山地の林の縁や道端に生える。
和名は、九州や四国に分布する山薊(ヤマアザミ)との対比でつけられたものである。
草丈は1メートルから2メートルくらいである。
根際から生える葉は開花時期には枯れる。
茎につく葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖り、縁は羽状に深く切れ込む。
開花時期は9月から11月である。
花(頭花)の色は淡い紅紫色で、茎先に1輪から3輪固まって横向きにつく。
花の柄はないか、あっても短い。
花径は2センチくらいである。
総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)は狭い筒形で密にくも毛が生え、やや粘着する。
総苞片は短く、ほとんど反り返らない。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Cirsium はギリシャ語の「cirsos(静脈腫)」からきている。静脈腫に薬効のある植物につけられた名が転用された。
種小名の microspicatum は「小さい穂の」という意味である。
写真は9月に上高地で撮った。
学名:Cirsium microspicatum

★めずらしい花の形をよく見てね
 スマートだよねさっぱりとして

アズマヤマアザミ060909c-l.jpg

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ナルキッスス・セロティヌス091018a-l.jpgナルキッスス・セロティヌスはヒガンバナ科スイセン属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
草丈は15センチから25センチくらいである。
根際から生える葉は線形で、とても細い。
開花時期は9月から12月である。
そのため、秋咲き水仙(アキザキスイセン)という別名がある。
花径3センチくらいの白い花を1輪つける。
稀に2、3輪つくこともある。
花びら(花弁)は白いが、花の真ん中にある副冠といわれる筒状の部分はオレンジ色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Narcissus はギリシャ神話の青年の名からきている。泉に映った自分の姿に恋して死に、その後にこの花が咲き出した。
種小名の serotinus は「遅咲きの」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Narcissus serotinus

★オレンジの筒がとってもチャーミング
 季節外れの秋咲き水仙

ナルキッスス・セロティヌス091018b-l.jpg

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ナガボノアカワレモコウ090813a-l.jpg長穂の赤吾亦紅(ナガボノアカワレモコウ)はバラ科ワレモコウ属の多年草である。
北海道の日高地方と、本州から九州にかけて分布し、山地の草原などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国東北部、ロシア極東地方に分布する。
花の色以外は長穂の白吾亦紅(ナガボノシロワレモコウ)とよく似ている。
草丈は40センチから80センチくらいである。
根際から生える葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)である。
小葉は幅の広い披針形(笹の葉のような形)で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8月から10月である。
濃い紅紫色の小さな花が集まって、長さ1センチから7センチくらいの穂をつくる。
花には花弁がなく、赤く見えるのは萼片である。
萼片は4枚あり、4本の雄しべが花から突き出る。
花の色が似ている吾亦紅(ワレモコウ)と間違えやすい。
本種のほうが花穂が長く、小葉も細い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Sanguisorba はラテン語の「sanguis(血)+sorbere(吸収する)」からきている。根にタンニン多いので止血作用があるという評判から名づけられた。
種小名の tenuifolia は「薄い葉の」という意味である。
変種名の purpurea は「紫色の」という意味である。
写真は8月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Sanguisorba tenuifolia var. purpurea

★少しだけ長い花の穂自慢なの
 渋い色でも我慢をしてね

ナガボノアカワレモコウ090813c-l.jpg

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ナガミノツルキケマン071006c-l.jpg長実の蔓黄華鬘(ナガミノツルキケマン)はケシ科キケマン属の越年草である。
分類体系によってはケマンソウ科とされる。
別名を長実の蔓華鬘(ナガミノツルケマン)ともいう。
北海道から九州にかけて分布し、山地の林の中や林の縁などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国東北部、東シベリアなどにも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
茎は蔓状に長く伸び、100センチから150センチくらいになって他の草にもたれかかる。
葉は2-3回3出複葉である。
3出複葉というのは、1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形のことである。
2、3回枝分かれを繰り返し、それぞれの先に三つ葉をつけて1つの葉となる。
小葉は3つに深く裂ける。
開花時期は8月から10月である。
葉の脇から柄を出して、緑色を帯びた黄色い花を疎らにつける。
花の長さは2センチくらいある。
花の後にできる実は莢が細長いさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、種子が1列に並ぶ。
属名の Corydalis はギリシャ語の「korydallis(ヒバリ)」からきている。長い距のある花の形から連想して名づけた。
種小名の ochotensis は「オホーツク地方の」という意味である。
種小名の raddeana はシベリア植物の研究者「ラッデさんの」という意味である。
写真は10月に軽井沢町植物園で撮った。
学名:Corydalis ochotensis var. raddeana

★ちょっと見は見逃しそうな花だけど
 じっくり見れば何と可愛い

 

ナガミノツルキケマン071006a-l.jpgCOPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

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コシロノセンダングサ110927b-l.jpg小白の栴檀草(コシロノセンダングサ)はキク科センダングサ属の一年草である。
原産地は熱帯アメリカである。
日本にも帰化しており、本州の関東地方から沖縄にかけて分布する。
生育地は道端、荒地、堤防などである。
別名を白花栴檀草(シロバナセンダングサ)という。
分類上は小栴檀草(コセンダングサ)の変種とされている。
基本種には舌状花がない。
草丈は50センチから100センチくらいである。
茎は4稜形で、長い毛が生える。
茎の上部につく葉は披針形(笹の葉のような形)である。
茎の下部につく葉は羽状に裂ける。
葉の両面には疎らに毛が生える。
開花時期は9?11月くらいである。
茎先に花径2センチくらいの白い花(頭花)をつける。
舌状花は4枚から7枚くらいである。
筒状花は黄色い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
実には棘があり、動物の毛や衣服に着いて運ばれる。
属名の Bidens はラテン語の「bi(2)+dens(歯)」からきている。実にある2本の棘を歯に見立てたものである。
種小名の pilosa は「軟毛のある」という意味である。
変種名の minor は「より小さい」という意味である。
写真は9月に木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Bidens pilosa var. minor

★うっそうと茂るが如き図体に
 小さな花をぱらぱらつけて

コシロノセンダングサ110927c-l.jpg

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アニスヒソップ

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アニスヒソップ061007a-l.jpgアニスヒソップ(anise hyssop)アガスタシェはシソ科カワミドリ属の多年草である。
原産地は北アメリカ、中央アメリカである。
日本原産の蕾香(カワミドリ)と同じ仲間である。
葉がセリ科のアニスに似た香りがあるためこう呼ばれている。
ヒソップ(hyssop)はヤナギハッカの仲間のことである。
学名のアガスタシェ・フォエニクルムで表示するものもある。
葉は乾燥させて漢方薬やカレー料理などの香辛料に用いられる。
草丈は50センチから100センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6月から10月である。
茎先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、唇形の花をつける。
花の色は薄紫色、ピンク、白などがある。
花期が長く、蜜源植物となっている。
属名の Agastache はギリシャ語の「aga(強める)+stachys(穂)」からきている。太い穂状の花序をつけることから名づけられた。
種小名の foeniculum は「(セリ科)ウイキョウ属」のことである。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
園芸品種のハニービーホワイト(Honeybee White)である。
学名:Agastache foeniculum

★蜜蜂を呼び寄せようと香を放つ
 アガスタシェは柔和な姿

アニスヒソップ061007b-l.jpg

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藍(アイ)

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アイ090922c-l.jpg藍(アイ)はタデ科イヌタデ属の一年草である。
藍染めの染料をとるため、古くから各地で栽培されてきた。
原産地はインドシナ半島である。
日本へは奈良時代に中国を経由して渡来した。
草丈は70センチから100センチくらいである。
茎は紫紅色で節が目立ち、上部でよく枝分かれをする。
葉は茎を抱くようにつく。
葉の形は卵円形や披針形などで、互い違いに生える(互生)。
開花時期は9月から10月である。
茎先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、紅色の米粒のような小さな花をたくさんつける。
花の色は白いものもある。
花の後には、黒褐色のそう果(果実の中に1つだけ種子があり開かない)を結ぶ。
葉を藍染め原料として使うほか、虫刺されの薬草や料理などにも用いられる。
別名を蓼藍(タデアイ)という。
属名の Persicaria はラテン語の「persica(モモ)」からきている。この属の植物の葉がモモの葉に似ていることから名づけられた。
種小名の tinctoria は「染色用の」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Persicaria tinctoria

★ジーンズで気楽にここを訪ねてね
 藍染めの色確かめ見たい
☆百日をかけてすくもに変わる蓼
 見事なまでの藍は生まれて

アイ090922a-l.jpg

アイ090922b-l.jpg

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モロヘイヤ

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モロヘイヤ080921c-l.jpgモロヘイヤ(molocheiya)はシナノキ科ツナソ属の一年草である。
和名を縞綱麻(シマツナソ)といい、台湾綱麻(タイワンツナソ)の別名もある。
近縁種の黄麻(コウマ)とともに繊維のジュート(jute)の原材料となる。
原産地はインドないしエジプトと言われる。
モロヘイヤというのはアラビア名である。
古代エジプトでは野菜として栽培されていたという。
近年では栄養価の高い緑黄色野菜として注目を集めている。
草丈は100センチから250センチくらいである。
茎は円柱状で直立し、よく枝分かれをする。
葉は長めの楕円形で柄があり、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8月から10月である。
花径2センチくらいの黄色い5弁花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、細長い円筒形をしている。
ここから長実綱麻(ナガミツナソ)の別名もある。
なお、実には毒性があるので誤食をすると危険である。
食用にするのは若葉の先のほうである。
ただし、成分にシュウ酸含むので尿路結石などの持病のある人は避けたほうがいい。
属名の Corchorus はギリシャ語の「koreo(掃除する)+kore(瞳)」からきている。眼の病気に効果があるといわれたことから名づけられた。
種小名の olitorius は「野菜畑の」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Corchorus olitorius

★黄色くて花は小さなモロヘイヤ
 クレオパトラも食べたというよ

モロヘイヤ080921a-l.jpg

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カトレア・フォーベシイ090928a-l.jpgカトレア・フォルベシイはラン科カトレア属の多年草である。
原産地はブラジルで、南東部の海岸近くに生える着生種である。
草丈は10センチから20センチくらいである。
葉は幅の狭い披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は夏から秋である。
花弁は淡い緑色、唇弁は白く内側は黄色い。
黄花系品種の交配親として使われる。
属名の Cattleya はイギリスの園芸家「カトレイ(W. Cattley)さん」の名からきている。
種小名の forbesii はイギリスの園芸家「フォーブス(J. Forbes)さんの」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Cattleya forbesii

★カトレアにこんな色彩あるんだね
 地味だけれども内は鮮やか

カトレア・フォーベシイ090928b-l.jpg

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チョウジギク080807e-l.jpg丁字菊(チョウジギク)はキク科ウサギギク属の多年草である。
日本固有種である。
本州の日本海側と四国の剣山に分布し、低山から亜高山にかけての湿った草地に生える。
和名の由来は、フトモモ科の丁字(チョウジ)に似ることからきている。
別名を熊菊(クマギク)という。
これは、毛の多いことからつけられた名である。
草丈は30センチから90センチくらいである。
茎は束になって生え(束生)、上部には白い縮れ毛が密生する。
地下茎は横に這う。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には柄はなく、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉は分厚く、両面ともざらつく。
開花時期は8月から10月くらいである。
茎先に5輪から10輪くらいの花(頭花)をつける。
花は筒状花のみからなり、花径1センチくらいで黄色い。
総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)は筒状である。
花の後にできる実はそう果(果実の中に1つだけ種子があり開かない)で、冠毛は長い褐色である。
属名の Arnica はラテン語の「arnica(子羊)」からきている。
種小名の mallotopus は「mallotos(長い軟毛のある)+pous(足)」からきている。花柄に長い軟毛がたくさん生えることから名づけられた。
写真は8月に志賀高原の東館山高山植物園で撮った。
学名:Arnica mallotopus

★ひっそりと隠れるように丁子菊
 見つけてみれば不思議の姿

チョウジギク080807a-l.jpg

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キンカン110927a-l.jpg

金柑を見つめ越し方ふと偲ぶ

金柑(キンカン)はミカン科ミカン属(キトルス属)の常緑低木である。
キトルス属は分類法によるが160種くらいが東アジアからインドにかけて分布する。
また、多くの栽培品種が作出されている。
日本では「蜜のように甘い柑橘類」の意味でつけられた蜜柑(みかん)の呼称が一般化しており、属名の和名もミカン属という。
本種をキンカン属(Fortunella)とする見解もあるが、YList も Catalogue of Life もこの属名はシノニムの扱いである。
本種の原産地は中国の南部である。
和名は中国名を音読みしたもので、「熟すと果実が金色になる柑橘類」という意味合いである。
中国の商船が遠州灘で遭難して清水港に寄港した際に、船員が地元の人に砂糖漬けの果実をプレゼントし、その種から日本に広まったと言われている。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で、縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉は上側に反っていることが多い。
春、夏、秋の3回開花し結実する性質がある。
7月と9月、10月に開花するものが多い。
花は香りのよい白色5弁花である。
実は直径2、3センチくらいの球形で、黄橙色に熟する。
古来から風邪にきき喉の痛みをやわらげるとされ、金柑のど飴として知られている。
生で食べたり、ジャムや砂糖煮にして食べたりする。
果皮は果肉より多くのビタミンCを含んでおり、美肌や健康に有効である。
俳句の季語は秋である。
花言葉は「感謝」である。
1月29日の誕生花である。
種小名に japonica がつくのは、イギリス人の植物学者ロバート・フォーチュンさん(Robert Fortune, 1812-1880)が日本で採取したものに命名(Fortunella japonica)したことからきている。
属名の Citrus はギリシャ語の「kitron(箱)」に由来するラテン語で、レモンに対する古い呼び名である。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
花の写真は9月に木場公園で撮った。
実の写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Citrus japonica(syn. Fortunella japonica)

★ゆらゆらと冬の陽射しに揺れながら
 金柑の実はきらり輝き

キンカン081228c-l.jpg

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2017/01/30 改訂

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キダチコンギク110927a-l.jpg木立紺菊(キダチコンギク)はキク科シオン属の多年草である。
原産地は北アメリカである。
日本へは戦後に朝鮮戦争の軍需品に紛れて渡来したと考えられている。
現在は本州の関東地方から九州にかけて帰化し、荒地や石垣などに生える。
草丈は40センチから120センチくらいである。
茎の下部が木質化するのが和名の由来になっている。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には開出(立ち上がるようにつくこと)毛が生える。
開花時期は9月から11月くらいである。
花径15ミリくらいの白い花(頭花)をたくさんつける。
舌状花は淡い紫色を帯びるものもある。
筒状花は黄色いが、咲き進むと紅紫色になる。
花の後にできる実は円柱形のそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Aster はギリシャ語の「aster(星)」からきている。頭花が放射状をなすことから名づけられた。
種小名の pilosus は「軟毛のある」という意味である。
写真は9月に木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Aster pilosus

★うっそうと茂るが如く花つけて
 いかにも雑草木立紺菊

キダチコンギク110927b-l.jpg

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ヤナギバルイラソウ110927a-l.jpg柳葉ルイラ草(ヤナギバルイラソウ)はキツネノマゴ科ルイラソウ属の常緑小低木である。
原産地はメキシコである。
日本では九州、沖縄で野生化している。
英名はコモン・ルエリア(Common ruellia)である。
草丈は60センチから100センチくらいである。
茎の断面は四角形である。
葉は長さ6センチから15センチくらいの長い披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月から10月くらいである。
暖地では周年開花をする。
葉の脇から集散花序(枝先に花がつき、その下から枝が出て花をつけることを繰り返すもの)を出し、紫色の花を数輪つける。
花径は4センチくらいの筒状で、先は5つに裂ける。
花は一日花である。
花の後にできる実は棒状のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Ruellia はフランスの植物学者「リュエル(Ruelle)」の名からきている。
種小名の brittoniana はアメリカの植物学者「ブリットン(N. L. Britton)さんの」という意味である。
学名:Ruelllia brittoniana

★細長い葉っぱが見分けるポイントだ
 いろいろあるねルイラソウには

ヤナギバルイラソウ110927b-l.jpg

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ジュズダマ081019a-l.jpg数珠玉をつなげなむなむ寺遊び

数珠玉(ジュズダマ)はイネ科ジュズダマ属の多年草である。
本州から沖縄にかけて分布し、原野や道端などに生える。
原産地は熱帯アジアである。
日本へは古い時代に渡来し栽培されていたものが野生化した。
草丈は1メートルから2メートルである。
葉は玉蜀黍(トウモロコシ)に似た線状の披針形で、互い違いに生える(互生)。
長さは30センチから60センチ、幅は2センチから4センチで先が尖り、縁はざらつく。
中央脈は白く、つけ根の部分は茎を抱く。
開花時期は7月から10月である。
雌雄同株である。
上部の葉の脇からたくさんの花穂を立てる。
硬くて艶のある壷(苞鞘)の中に雌花穂があり、その先に雄花穂が垂れ下がる。
果期になると、苞鞘は白、灰色、灰褐色、黒などに色づく。
これに糸を通して数珠のようにつなげて遊んだのが名の由来である。
根は生薬で川穀根(せんこくこん)といい、煎じて飲むとリューマチ、神経痛、肩こりなどに効く。
種子は川穀(せんこく)といい、煎じて飲むと美肌保全、健胃、解熱、利尿などの薬効がある。
俳句の季語は秋である。
属名の Coix はギリシャ語の「coix(シュロ)」からきている。
種小名の lacryma-jobi は「ヨブの涙(花序の印象をたとえた)」という意味である。
写真は10月に市川市万葉植物園で撮った。
学名:Coix lacryma-jobi

★数珠玉を連ねなむなむ経読めば
 身じろぎもせず聴く友の顔

ジュズダマ081019b-l.jpg

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薄荷(ハッカ)

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ハッカ101002a-l.jpg

地味なれど夢を広げて薄荷咲く

薄荷(ハッカ)はシソ科ハッカ属(メンタ属)の多年草である。
メンタ属は世界に10数種が分布する。
また、多くの栽培品種がある。
日本にも本種が分布し、属名の和名はハッカ属という。
日本各地に分布し、湿った草地に生える。
また、全体に芳香があるため、香料用や薬用として栽培される。
海外では、朝鮮半島、中国、サハリン、シベリアなどにも分布する。
中国名は薄荷(bohe)という。
和名は中国名を音読みしたものである。
別名を目草(メグサ)という。
日本では江戸時代に岡山県で栽培が開始された。
明治時代には北海道の北見で大規模栽培が行われ、最盛期には世界のミント市場の70パーセント以上が生産された。
英名はメンタハーブ(mentha herb)ないしジャパニーズミント(Japanese mint)である。
草丈は20センチから60センチくらいである。
茎は直立し、断面は四角形である。
茎や葉、萼には軟毛が生える。
葉は幅の狭い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖っており、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
また、葉の裏には腺点(蜜を出す孔)がある。
開花時期は8月から10月である。
上部の葉の脇に薄紫色の唇形をした花を輪生してつける。
花冠は4つに裂け、雄しべ4本が外側に突き出る。
萼片は5枚で、裂片の先は鋭く尖る。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
俳句では「薄荷の花」が秋の季語である。
花言葉は「徳」である。
かつては下記の異名のほうを学名としてきたが、現在では YList も Catalogue of Life も canadensis を種小名としている。
属名の Mentha はギリシャ神話に登場するニンフ「メンテ(Menthe)」の名からきている。
種小名の canadensis は「カナダの」という意味である。
種小名の arvensis は「原野に生える」という意味である。
変種名の piperascens は「コショウ属(Piper)のような」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Mentha canadensis(異名:Mentha arvensis var. piperascens)

★ふさふさと茂る葉陰で爽やかに
 薄荷の花がこんもり咲いて

ハッカ101002b-l.jpg

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2016/07/28 改訂

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ハチジョウシュスラン061105a-l.jpg八丈繻子蘭(ハチジョウシュスラン)はラン科シュスラン属の多年草である。
岩手県や房総半島、伊豆諸島などに分布し、山地の林の中に生える。
草丈は10センチから20センチくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の中央に白い筋が入るのが特徴である。
開花時期は9月から11月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花を密につける。
和名の由来は、八丈島で発見され葉に「繻子」のような艶があるというところからきている。
近縁種に屋久島繻子蘭(ヤクシマシュスラン)があり、同一とする説もある。
いずれにしても、個体に変異が多いようである。
属名の Goodyera はイギリスの植物学者「グッドイヤー(John Goodyer)さん」の名からきている。
種小名の hachijoensis は「八丈島の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Goodyera hachijoensis

★ひっそりと咲いていますよ山の上
 訪ねてみてね秋の一日

ハチジョウシュスラン061105b-l.jpg

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キバナヨウラク080427a-l.jpg黄花瓔珞(キバナヨウラク)はクマツヅラ科キバナヨウラク属の常緑低木である。
分類体系によってはシソ科とされる。
原産地はフィリピン、ミャンマー、タイである。
樹高は3メートルから5メートルくらいである。
半蔓性で枝には棘があり、横に張る性質がある。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から11月くらいである。
垂れ下げた褐色の苞の下に黄色い筒状の花をつける。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
「瓔珞」は古代インドの貴族の装身具のことで、仏具の飾りの名称としても用いられる。
属名の Gmelina はドイツ人の博物学者「グメリン(J. G. Gmelin)さん」の名からきている。
種小名の hystrix は「ヤマアラシのような刺毛のある」という意味である。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Gmelina hystrix

★面白い形の花もあるものと
 感じ入り見る地球の広さ

キバナヨウラク080427b-l.jpg

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ヌマツルギク110927c-l.jpg沼蔓菊(ヌマツルギク)はキク科オランダセンニチ属の多年草である。
原産地は北アメリカの南部である。
田畑の畦道や川原などに生える。
日本へは戦後に侵入し、本州の関東地方から九州にかけて分布する。
草丈は30センチから100センチくらいである。
茎の下部は地面を這う。
葉は三角状の卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には不揃いのぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は9月から11月くらいである。
茎先に花径10ミリから15ミリくらいの黄色い小さな花(頭花)を1輪ずつつける。
舌状花は10枚くらいあり、真ん中には筒状花がたくさんある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Spilanthes はギリシャ語の「spilos(まだら)+anthos(花)」からきている。この属に花床に斑点のあるものがあることから名づけられた。
種小名の americana は「アメリカの」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Spilanthes americana

★ぽつぽつと咲いた姿は綺麗だが
 群れなし咲けばきっと不気味だ

ヌマツルギク110927b-l.jpg

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サンヘンプ

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サンヘンプ110927a-l.jpgサンヘンプ(sunhemp)はマメ科タヌキマメ属の一年草である。
原産地はインドなどの熱帯地方である。
日本へは線虫対策などのために導入されている。
また、ロープの材料となったりする繊維植物でもある。
流通名をこぶとり草(コブトリソウ)ともいう。
逸出したものが一部で野生化している。
草丈は60センチから200センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から10月である。
直立した茎から枝がたくさん出て、蝶形をした黄色い小花を総状につける。
花の後にできる実は円筒形の豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Crotalaria はギリシャ語の「crotalon(玩具のガラガラ)」からきている。莢の中で種子がガラガラ鳴ることから名づけられた。
種小名の juncea は「イグサ属(Juncus)に似た」という意味である。
写真は9月に木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Crotalaria juncea

★見上げ見る背高のっぽのサンヘンブ
 黄色い花はマメ科の印

サンヘンプ110927b-l.jpg

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オオサルスベリ110927a-l.jpg大花百日紅(オオバナサルスベリ)はミソハギ科サルスベリ属の半落葉高木である。
原産地は熱帯アジアである。
インド、中国南部、フィリピン、インドネシア、オーストラリア北部などに分布する。
沖縄でも街路樹や公園木として利用されている。
樹高は10?20メートルくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉は革質で、先は尖らない。
開花時期は7?11月くらいである。
枝先に円錐花序(花序の枝が枝分かれし、全体が円錐状に見える)を出し、花径8?10センチくらいのピンクの花をたくさんつける。
花の色は夕方には紫色に変わる。
花弁の縁は波打っている。
花の大きさは百日紅(サルスベリ)の3倍くらいある。
フィリピンではバナバ(Banaba)といい、バナバ葉を糖尿病や肥満の民間薬として利用してきた。
別名をジャワ桜(ジャワザクラ)という。
実は丸いさく果(熟すと果皮が裂開する果実)で、種子には翼がある。
属名の Lagerstroemia はスウェーデンの生物学者「ラジェストロエム(M. von Lagerstroum)さん」の名からきている。
種小名の speciosa は「華やかな」という意味である。
写真は9月に木場公園で撮った。
学名:Lagerstroemia speciosa

★精緻なる花のつくりに目を見張る
 大きく育て南国の花

オオサルスベリ110927b-l.jpg

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デンドロビウム・ポリセマ090823a-l.jpgデンドロビウム・ポリセマはラン科セッコク属(デンドロビウム属)の多年草である。
原産地はニューギニア島、ソロモン諸島などである。
樹木の洞の中などに生育する着生種である。
草丈は30センチくらいである。
葉は卵形である。
開花時期は秋から冬である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径は6センチくらいの花をたくさんつける。
花の色は緑色で、濃い茶色の斑点が入る。
また、花には毛が生えている。
属名の Dendrobium はギリシャ語の「dendron(樹)+ bios(着生)」からきている。
種小名の polysema は「たくさん意味のある」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Dendrobium polysema

★地味だけど味わいのある姿だよ
 茎いっぱいに花つけて咲く

デンドロビウム・ポリセマ090823b-l.jpg

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ギンモクセイ090922a-l.jpg銀木犀(ギンモクセイ)はモクセイ科モクセイ属の常緑小高木である。
原産地は中国である。
樹高は3メートルから6メートルくらいである。
樹皮は淡い灰褐色で、縦に裂け目が入る。
よく枝分かれをする。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉には両面ともに毛は生えていない。
開花時期は9月から10月である。
雌雄異株である。
日本には雄株しか渡来していない。
葉の脇に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花冠は4つに深く裂ける。
花にはよい匂いがある。
属名の Osmanthus はギリシャ語の「osme(香り)+anthos(花)」からきている。
種小名の fragrans は「芳しい香りのする」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Osmanthus fragrans

★金よりも銀の落ち着き選びたき
 思い燻せど滅びの美学

ギンモクセイ090922b-l.jpg

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キンミズヒキ110823a-l.jpg金水引(キンミズヒキ)はバラ科キンミズヒキ属の多年草である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、林の縁や山道沿いなどに生える。
海外では、サハリン、朝鮮半島、中国、インドシナ半島などにも分布する。
中国名を龍牙草という。
タンニンを多く含み、下痢止めなどの薬草になる。
和名の由来は、黄色い小さな花をつける穂を熨斗袋(のしぶくろ)につける金色の水引に見立てたものである。
似たような命名では、タデ科に赤い花穂をつける水引(ミズヒキ)がある。
草丈は30センチから90センチくらいである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は楕円形である。
小葉の縁には鈍いぎざぎざ(鋸歯)があり、裏面には腺点(蜜などの粘着物質を出す腺が突起したもの)がある。
開花時期は7月から10月である。
茎の先に細長い穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い小さな5弁花をたくさんつける。
花びら(花弁)は丸みがある。
萼片も5枚ある。
雄しべは12本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
実には長さ3ミリくらいの棘がたくさんあり、動物などにくっついて散布される。
属名の Agrimonia はギリシャ語の「argemone(アザミゲシ属)」からきている。棘が多くて似ているためだが、転用する際に綴りを間違えたという。
種小名の pilosa は「軟毛のある」という意味である。
変種名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は8月に北大植物園で撮った。
学名:Agrimonia pilosa var. japonica

★ぶら下げた花の穂黄金に輝いて
 金水引は夏の野飾り

キンミズヒキ110823b-l.jpg

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ヒメヒマワリ110927a-l.jpg姫向日葵(ヒメヒマワリ)はキク科ヒマワリ属の一年草である。
原産地は北アメリカの中西部である。
日本では栽培されるほか逸出したものがしばしば見かけられるが、定着はしない。
草丈は50センチから150センチくらいである。
茎はよく枝分かれをする。
葉は三角形に近い卵形で、互い違いに生える(互生)。
茎と葉には粗い毛が生える。
開花時期は7月から9月くらいである。
花径6センチから8センチくらいの黄色い花(頭花)を次々とつける。
筒状花は暗い褐色である。
舌状花は黄色で20枚くらいある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Helianthus はギリシャ語の「helios(太陽)+anthos(花)」からきている。頭花の様子や日に向いて開くことなどから名づけられた。
種小名の cucumerifolius は「キュウリ属(Cucumis)のような葉の」という意味である。
写真は9月に木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Helianthus cucumerifolius

★図体は姫とは言えぬ大きささ
 花の姿に面影少し

ヒメヒマワリ110927b-l.jpg

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ハコベホオズキ110927a-l.jpg繁縷酸漿(ハコベホオズキ)はナス科ハコベホオズキ属の蔓性一年草である。
原産地は南アメリカである。
日本へは明治時代の中期に小石川植物園へ輸入された。
現在では逸出したものが野生化し、本州の関東地方から九州にかけて分布する。
和名の由来は、葉が繁縷(ハコベ)に似ることからきている。
草丈は60センチから100センチくらいである。
蔓は長さが数メートルになる。
全草に悪臭がある。
茎や葉には圧毛(茎や葉に密着して寝た毛)が密生し、白っぽい。
葉は卵円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は丸く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は5月から10月である。
葉の脇に花径5、6ミリの小さな鐘形の白い花を1つずつつける。
花冠の先は5つに裂ける。
雄しべは5本、雌しべは1本である。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、白や黄色に熟する。
属名の Salpichroa はギリシャ語の「salpinx(筒状)+khroia(肌の色)」からきている。
種小名の rhomboidea は「長い菱形の」という意味である。
写真は9月に木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Salpichroa rhomboidea

★可愛いが根を張らせると大変だ
 繁縷酸漿はやっかいな花

ハコベホオズキ110927b-l.jpg

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コガネタヌキマメ110927a-l.jpg黄金狸豆(コガネタヌキマメ)はマメ科タヌキマメ属の一年草である。
原産地はインドなどの熱帯アジアである。
日本へは緑肥として導入されている。
逸出したものが九州や沖縄で野生化している。
草丈は1メートルから2メートルである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から9月である。
直立した茎から枝がたくさん出て、蝶形をした黄色い小花を総状につける。
花の後にできる実は長い円筒形の豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
サンヘンプと似ているが、葉の幅が狭いことや果実に毛が生えていないことが異なる。
属名の Crotalaria はギリシャ語の「crotalon(玩具のガラガラ)」からきている。莢の中で種子がガラガラ鳴ることから名づけられた。
種小名の assamica は「(インドの)アッサム地方(Assam)の」という意味である。
写真は9月に木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Crotalaria assamica

★面白い名前に笑みを浮かべつつ
 花に触って莢に触って

コガネタヌキマメ110927b-l.jpg

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