2011年6月アーカイブ

ロックハーティア・ルニフェラ060615a-l.jpgロックハルティア・ルニフェラはラン科ロックハルティア属の常緑多年草である。
ロックハルティア属はメキシコから南アメリカの北部にかけて30種くらいが分布する。
本種の原産地はブラジルである。
着生ランで、草丈は10センチから45センチくらいである。
葉の質はやや分厚く、2列に重なりあってつく。
開花時期は春から夏である。
上部の葉の脇から花茎を出し、花径15ミリから20ミリくらいの黄色い花をつける。
唇弁の下部には赤褐色の斑が入る。
属名の Lockhartia は採集したトリニダート植物園の「ロックハート(D. Lockhart)さん」の名からきている。
種小名の lunifera は「月のような形をした」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Lockhartia lunifera

★ランらしい花の姿になるほどど
 うなずきながら香り確かめ

ロックハーティア・ルニフェラ060615b-l.jpg

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ハルシャギク110628a-l.jpg波斯菊(ハルシャギク)はキク科ハルシャギク属の一年草である。
「波斯」はペルシャのことで、漢字では「春草菊」とも書く。
原産地は北アメリカの西部である。
日本へは明治時代の初期に観賞用として渡来した。
現在では逸出したものが野生化し、道端や空き地、草地などに生える。
草丈は50センチから120センチくらいである。
全体に無毛である。
葉は2回羽状複葉で、向かい合って生える(対生)。
枝分かれした先に、鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される。
裂片は線形ないし線状の披針形(笹の葉のような形)で、コスモスの葉に似ている。
開花時期は5月から7月である。
舌状花は真ん中が濃い紅色で、周りに黄色の蛇の目模様がある。
筒状花は紫褐色をしている。
咲き始めは花が横に開くが、咲き進むと下に垂れ下がってくる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
別名を蛇の目菊(ジャノメギク)という。
属名の Coreopsis はギリシャ語の「coris(南京虫)+opsis(似た)」からきている。そう果の形が南京虫に似ているということで名づけられた。
種小名の tinctoria は「着色した」という意味である。
写真は6月に木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Coreopsis tinctoria

★小さいが花の模様は派手派手さ
 雑草なんて呼ばずにおくれ

ハルシャギク110628b-l.jpg

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ジャワニッケイ080622c-l.jpgジャワ肉桂(ジャワニッケイ)はクスノキ科クスノキ属の常緑高木である。
原産地は中国南部からマレーシア、インドネシアにかけてである。
樹高は10メートルから15メートルくらいである。
葉は細長い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉は3脈が目立つ。
開花時期は5月から6月である。
葉の脇から円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、花径1センチくらいの淡い黄緑色をした花をさくさんつける。
花被片は6枚である。
雄しべは9本である。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
樹皮はシナモンの原料とされる。
属名の Cinnamomum はギリシャ語の「cinein(巻く)+amomos(申し分ない)」からきている。巻いた皮の形と香りを称えて名づけられた。
種小名の burmannii はオランダ人の植物学者「ブルマン(J. Burmann)さんの」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Cinnamomum burmannii

★肉桂と言ってもいろんな木があると
 奥の深さにたじたじとして

ジャワニッケイ080622b-l.jpg

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ノリウツギ090607c-l.jpg北の地に思い馳せつつ花さびた

糊空木(ノリウツギ)はユキノシタ科アジサイ属の落葉低木である。
分類体系によってはアジサイ科とされる。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山地の林の縁や草地、岩礫地などに生える。
また、庭木ともされている。
海外では、中国やサハリンにも分布する。
樹高は3メートルから5メートルくらいである。
アジサイの仲間としては大きい。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から8月である。
大きな円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出して白い両性花をたくさんつけ、周囲に数個の装飾花をつける。
両性花の花弁は5枚で、雄しべは10本である。
装飾花の萼片は花弁状となっている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、樹液が和紙をすく際の糊に利用されたことと、枝の髄を抜くと空洞ができることからきている。
北海道ではサビタと呼ばれる。
アイヌの女性は髪を洗うのに使用したという。
この木の根は堅いので、「サビタのパイプ」の材料として利用される。
サビタの花は、原田康子の小説「挽歌」に登場し一世を風靡した。
俳句では「さびたの花」「花さびた」が夏の季語である。
属名の Hydrangea はギリシャ語の「hydro(水)+angeion(容器)」からきている。さく果の形からから名づけられた。
種小名の paniculata は「円錐花序の」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Hydrangea paniculata

★古(いにしえ)のメノコが髪を洗いたる
 サビタの花の香る山裾

ノリウツギ090607a-l.jpg

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ミヤマオダマキ100617b-l.jpg濡れそぼつ深山苧環凛として

深山苧環(ミヤマオダマキ)はキンポウゲ科オダマキ属の多年草である。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、山地から高山の草原や礫地に生える。
また、栽培をされる。
海外では、朝鮮半島、サハリンにも分布する。
「苧環」というのは麻糸を巻いた管のことで、距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)を立てた花の形が似ていることからこの名がつけられた。
草丈は20センチくらいである。
根際から生える葉は長さが5センチから15センチくらいである。
手のひらのような形をした小葉3枚1組で一つの葉になっている。
開花時期は6月から8月である。
下向きないし横向きに青紫色の花をつける。
花径は3、4センチくらいである。
中央の白っぽい部分が花びらで5枚あり、後ろの距とつながっている。
青紫色をして外側から巻き込んでいるのは萼片で、5枚ある。
花の中央にはたくさんの雄しべと5本の雌しべがある。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
野生種としてはもう一つ山苧環(ヤマオダマキ)があるが、こちらは山地の草原や林の縁に生え、色は赤紫色をしている。
俳句の季語は春である。
属名の Aquilegia はラテン語の「aquila(鷲)」からきている。曲がった距がワシの距に似ていることから名づけられた。
種小名の flabellata は「扇状の」という意味である。
種小名の pumila は「背が低い」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Aquilegia flabellata var. pumila

★浮かれ咲く苧環の中浮き浮きと
 歩む背中にそよ風緑

ミヤマオダマキ100617c-l.jpg

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シナノナデシコ090628c-l.jpg信濃撫子(シナノナデシコ)はナデシコ科ナデシコ属の越年草である。
日本固有種である。
本州の中部地方に分布し、山地から亜高山の河原や岩場に生える。
別名を深山撫子(ミヤマナデシコ)という。
草丈は20センチから50センチくらいである。
茎は断面が四角形で、節がふくれる。
葉は線形ないし披針形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は7月から8月である。
茎先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、紅紫色の花をたくさんつける。
花びら(花弁)は5枚で、先が浅く切れ込む。
雄しべは10本、花柱(雌しべ)は2本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Dianthus はギリシャ語の「Dios(ジュピター)+anthos(花)」からきている。「ジュピターの花」の意味で、花の美しさを称えるて名づけられた。
種小名の shinanensis は「信濃の」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Dianthus shinanensis

★さっぱりと咲くのが好きと言うように
 信濃撫子切れ込み浅く

シナノナデシコ090628a-l.jpg

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エキナセア・アバランチェ090704a-l.jpg紫馬簾菊(ムラサキバレンギク)はキク科ムラサキバレンギク属(エキナケア属)の多年草である。
原産地は北アメリカである。
ハーブとして栽培される。
アバランチェ(Avalanche)はその園芸品種である。
白花の矮性品種である。
草丈は50センチくらいである。
根際から生える葉はへら形である。
茎につく葉は、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から10月くらいである。
筒状花は橙色で、舌状花は白い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Echinacea はギリシャ語の「echino(はりねずみ)」からきている。硬い筒状花をはりねずみにたとえて名づけたものである。
種小名の purpurea は「紫色の」という意味である。
品種名の Avalanche には「雪崩、圧倒する」などの意味がある。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Echinacea purpurea 'Avalanche'

★背が低く花壇に似合う姿だよ
 改良されたアバランチェは

エキナセア・アバランチェ090704c-l.jpg

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ヒャクニチソウ プロフュージョン・ホワイト090928a-l.jpg恥じらいつ百日草は八重零し

百日草(ヒャクニチソウ)はキク科ヒャクニチソウ属の一年草である。
原産地はメキシコである。
日本へは江戸時代の末期に渡来した。
暑い日差しの下で丈夫に咲き続けるのでこの名がついた。
品種改良も進んでおり、花の形や色は多岐に渡る。
草丈は60センチから100センチくらいである。
茎は直立し、中空である。
葉は長い卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から10月である。
花径は5センチから10センチくらいである。
一重咲きのものもあるが、八重咲き、ぽんぽん咲きなどのものが多い。
花の色は赤、白、紫色など多彩である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
学名のジニアの名でも流通している。
俳句の季語は夏である。
属名の Zinnia はドイツ人の植物学者「ツイン(J. G. Zinn)さん」の名からきている。
種小名の elegans は「優美な」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
品種名はプロフュージョン・ホワイト、プロフュージョン・ダブルゴールデン、プロフュージョン・ダブルチェリーである。
学名:Zinnia elegans

★思い切り着飾ってみたの似合うかな
 だって私はメキシコ育ち

ヒャクニチソウ プロフュージョン・ダブルゴールデン090928a-l.jpg

ヒャクニチソウ プロフュージョン・ダブルチェリー090928a-l.jpg

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フチナシガクアジサイ090627c-l.jpg額紫陽花(ガクアジサイ)はユキノシタ科アジサイ属の落葉低木である。
分類体系によってはアジサイ科とされる。
日本固有種である。
紫陽花(アジサイ)の原種で、関東地方、中部地方、伊豆諸島、小笠原諸島などに分布し、暖地の海岸の斜面などに生える。
縁無し額紫陽花(フチナシガクアジサイ)はその品種の1つである。
特徴は両性花の周りに花弁状の装飾花がないことである。
分布域は不明である。
樹高は2メートルから3メートルくらいである。
葉は向かい合って生え、卵形で厚い。
開花時期は5月から7月くらいである。
両性花は花径1センチにも満たない五弁花である。
花の色は淡い紫色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Hydrangea はギリシャ語の「hydro(水)+angeion(容器)」からきている。さく果の形からから名づけられた。
種小名の macrophylla は「大きな葉の」という意味である。
品種名の nuda は「裸の」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Hydrangea macrophylla f. nuda

★えっこれはどうしたことと驚いて
 もう一度見る不思議な姿

フチナシガクアジサイ090627a-l.jpg

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エキノカクツス・パーマリ090627c-l.jpgエキノカクツス・パルメリはサボテン科エキノカクツス属の常緑低木である。
原産地はメキシコである。
コアウィラ州の乾燥地帯に生育するサボテンの1種である。
流通名は春雷(シュンライ)という。
形は球形ないし円筒形で、色は灰緑色である。
棘の色は紅色である。
直径50センチ、高さ2メートルに達する。
花の色は鮮やかな黄色で、花径は7センチくらいある。
属名の Echinocactus はギリシャ語の「echino(はりねずみ)+cactus(棘のある)」からきている。
種小名の palmeri はアメリカの植物学者「パーマー(E. Palmer)さんの」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Echinocactus palmeri

★春雷の名を冠せられたサボテンが
 大きな図体に花ちょっと載せ

エキノカクツス・パーマリ090627a-l.jpg

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イズアサツキ090627a-l.jpg伊豆浅葱(イズアサツキ)はユリ科ネギ属の多年草である。
分類体系によってはネギ科とされる。
本州の三浦半島と伊豆半島に分布し、海岸の岩場などに生える。
分類上は、蝦夷葱(エゾネギ)の変種とされている。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は30センチから50センチくらいである。
根際から生える葉は線形で、中空である。
浅葱(アサツキ)と似ているが、花茎が葉の横に離れて出ることがある。
開花時期は6月から7月くらいである。
半球形で白ないし淡い紫色をした花序をつける。
1つ1つの花には内側と外側に3枚ずつの花びら(花被片)がある。
花の真ん中には6本の雄しべと1本の雌しべがある。
花の色は白いものもある。
花被片は短い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、葉の色が葱(ネギ)よりも淡いことから「浅つ葱(き)」とされた。
属名の Allium はニンニクの古いラテン名に由来する。
種小名の schoenoprasum はノグサ属(Schoenus)のようなニラ(prasus)という意味である。
変種名の idzuense は「伊豆の」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Allium schoenoprasum var. idzuense

★伊豆の地は個性豊かな花が咲く
 独自の地形に姿を変えて

イズアサツキ090627c-l.jpg

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オオムラサキシキブ090627b-l.jpg大紫式部(オオムラサキシキブ)はクマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木である。
本州の房総半島から沖縄にかけて分布し、海岸に近い低地林などに生える。
海外では、台湾や朝鮮半島の南部にも分布する。
分類上は紫式部(ムラサキシキブ)の変種とされている。
実の美しさを「紫式部」にたとえ、また基本種に比べて実が大きいというのが名の由来である。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
葉のつけ根から集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、白ないし淡い紅紫色を帯びたの花をたくさんつける。
花は筒状で長さは5ミリから8ミリくらい、花径は3ミリから5ミリくらいである。
花の先は5つに裂ける。
雄しべは4本ある。
雌しべの先は平たい。
花の後に緑色をした直径3ミリから5ミリくらいの球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)をつける。
10月から12月ころにかけて紫色に熟する。
属名の Callicarpa はギリシャ語の「callos(美しい)+carpos(果実)」からきている。実が美しく熟すからことから名づけられたものである。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
変種名の luxurians は「繁茂した」という意味である。
花の写真は6月につくば植物園で撮った。
実の写真は12月に沖縄県本部町の琉宮城蝶々園で撮った。
学名:Callicarpa japonica var. luxurians

★南国の海岸近くに育ち咲き
 紫の実をたわわにつけて

オオムラサキシキブ090627c-l.jpg

オオムラサキシキブ071221213c-l.jpg

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メマツヨイグサ080721d-l.jpg雌待宵草(メマツヨイグサ)はアカバナ科マツヨイグサ属の越年草である。
原産地は北アメリカである。
日本へは明治時代の後期に渡来したとされている。
野生化し、全国各地の道端や河原などに生えている。
大待宵草(オオマツヨイグサ)に比べて花は小形で、雌待宵草(メマツヨイグサ)の名の由来ともなっている。
また、近縁種の荒地待宵草(アレチマツヨイグサ)とは花弁の隙間のあるなしや花弁の形で区別するらしいが、中間種も多く、花期によっても形が違うので、区別は困難なようである。
草丈は50センチから150センチくらいである。
葉は披針形で、互い違いに生える(互生)。
開化時期は6月から9月である。
花径3、4センチくらいの小振りの黄色い四弁花を咲かせる。
花は一日花で、夕方から咲き始め朝にはしぼむ。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Oenothera はギリシャ語の「oinos(酒)+ther(野獣)」からきている。根にブドウ酒のような香気があり、野獣が好むということから名づけられた。
種小名の biennis は「越年生の」という意味である。
写真は7月に国営ひたち海浜公園で撮った。
学名:Oenothera biennis

★眉月を愛でるか今宵月見草
 黙して死する思いの深さ

メマツヨイグサ080721c-l.jpg

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キンギンボク070430a-l.jpg金銀木(キンギンボク)はスイカズラ科スイカズラ属の落葉低木である。
北海道の南西部と本州の東北地方、それに本州の日本海側と四国に分布し、山野に生える。
また、庭木ともされる。
海外では、朝鮮半島にも分布している。
樹高は1メートルから2メートルくらいである。
枝の上部は垂れる傾向がある。
葉は楕円形ないし卵形で、長さは15ミリから50ミリくらいあり、向かい合って生える(対生)。
葉の裏面には毛が密生している。
開花時期は4月から6月である。
枝の上部の葉の脇に2つずつ花をつける。
花冠は2センチくらいで、先が5つに裂ける。
花の色は、咲き始めの白からやがて淡い黄色に変わる。
和名の由来は、白と黄色の花が同時に見られるということからきている。
秋に赤く熟する実は2個がくつついて瓢箪のような形になる液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
そのため瓢箪木(ヒョウタンボク)の別名がある。
この実はおいしそうに見えるが有毒である。
属名の Lonicera はドイツの採集家「ロニツァー(A. Lonitzer)さん」の名からきている。
種小名の morrowii は採集家「モローさんの」という意味である。
花の写真は4月に大阪市大植物園で撮った。
実の写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Lonicera morrowii

★金と銀二つの色の花つけて
 金銀木は目を楽しませ

キンギンボク070430b-l.jpg

キンギンボク090627a-l.jpg

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フイリガクアジサイ080713b-l.jpg斑入り額紫陽花(フイリガクアジサイ)はユキノシタ科アジサイ属の落葉低木である。
分類体系によってはアジサイ科とされる。
額紫陽花(ガクアジサイ)の園芸品種である。
江戸時代から既に栽培をされていたという。
基本種は房総半島、三浦半島、伊豆半島、伊豆諸島、小笠原諸島などの沿海地に分布し、浜紫陽花(ハマアジサイ)の別名もある。
樹高は2メートルから3メートルである。
葉は卵形で厚く、向かい合って生える(対生)。
特徴は、葉に白斑が入るということである。
白斑は一定ではなく、ばらつきがある。
白斑が出ない葉もある。
日に当たると白斑が黄色く変色するため、日陰などで栽培されることが多い。
開花時期は5月から7月である。
花のつき方は額紫陽花(ガクアジサイ)と変わりがない。
真ん中に両性花が集まり、萼片4、5枚からなる装飾花を周囲につける。
両性花は萼片と花弁が5枚ずつあり、雄しべは10本,花柱(雌しべ)が3、4本ある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Hydrangea はギリシャ語の「hydro(水)+angeion(容器)」からきている。さく果の形からから名づけられた。
種小名の macrophylla は「大きな葉の」という意味である。
品種名の normalis は「通常の」という意味である。
品種名の Maculata は「斑点のある」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Hydrangea macrophylla f. normalis 'Maculata'

★薄闇に白く浮かぶは葉の模様
 花の青さとマッチングして

フイリガクアジサイ080713c-l.jpg

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オゼコウホネ090627a-l.jpg尾瀬河骨(オゼコウホネ)はスイレン科コウホネ属の多年草である。
日本固有種である。
北海道の空知地方、宗谷地方、本州の月山、尾瀬に分布し、湖沼の水中に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
分類上は根室河骨(ネムロコウホネ)の変種とされている。
両者の違いは、本種の場合、柱頭盤といわれる部分が赤いことである。
なお、普通の河骨(コウホネ)と根室河骨(ネムロコウホネ)との違いは、河骨(コウホネ)は葉の茎が水上に突き出るが、根室河骨(ネムロコウホネ)は葉が水面に浮かぶだけである。
草丈は20センチから100センチくらいである。
根茎は泥の中を這い、長い柄を伸ばして水上に葉を広げる。
葉は円心形で、裏面には細かい毛が密生する。
開花時期は7月から8月である。
花径は2、3センチで、花の色は黄色い。
花弁のように見えるのは萼片で5枚ある。
実際の花弁はへら状で、雄しべの外側に並んでいる。
雄しべはたくさんあり、花の真ん中にある柱頭盤は赤い。
花の後にできる実は洋ナシ状の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名の Nuphar はアラビア語の「neufar(スイレン)」からきている。
種小名の pumilum は「背が低い」という意味である。
変種名の ozeense は「尾瀬の」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Nuphar pumilum var. ozeense

★花の芯酔ったごとくに赤く染め
 尾瀬河骨は顔を覗かせ

オゼコウホネ090627b-l.jpg

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カキラン090627a-l.jpg柿蘭(カキラン)はラン科カキラン属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、日当たりのよい湿地に生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
草丈は30センチから70センチくらいである。
葉は狭い卵形で縦じわがある。
葉の先は尖り、葉の根元は鞘状になって茎を抱く。
葉の長さは7センチから12センチくらい、幅は2センチから4センチくらいで、互い違いに生える。
開花時期は6月から8月である。
花茎に10輪くらいの花を総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)につけ、下のほうの花から開花させる。
花径は15ミリくらいである。
花の上部にある蕚片は先が尖り、緑がかった褐色をしている。
側花弁は黄橙色である。
花の下部にある唇弁の内側には紅紫色の斑点がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、花の色が柿の実の色に似ているところからきている。
属名の Epipactis はギリシャ語の「epi(上)+pactos(硬い)」からきている。
種小名の thunbergii はスウェーデンの植物学者で日本の植物を研究した「ツンベルクさんの」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Epipactis thunbergii

★ちょっと見は地味に見えるが柿蘭は
 豊かな彩り秘めて花咲く

カキラン090627c-l.jpg

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ルエリア・グラエキザンス080927a-l.jpgルエリア・グラエキザンスはキツネノマゴ科ルイラソウ属(ルエリア属)の多年草である。
属名の読み方は「リュエリア」とするものもある。
原産地は南アメリカである。
草丈は30センチから60センチくらいである。
よく枝分かれをする。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は細く尖り、艶がある。
開花時期は5月から9月くらいである。
温度さえあれば周年開花をする。
葉の脇から花茎を伸ばし、赤い筒状の花をつける。
花冠は長さが2、3センチで、真ん中が膨らむ。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Ruellia はフランスの植物学者「リュエル(Ruelle)」の名からきている。
種小名の graecizans の意味はまだ解明できていない。
写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Ruellia graecizans

★ルエリアもいろんな色があるんだね
 真っ赤な花がとても可愛い

ルエリア・グラエキザンス080927b-l.jpg

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ラッカセイ080727a-l.jpg落花生(ラッカセイ)はマメ科ラッカセイ属の一年草である。
原産地はブラジルやペルーである。
これらの地域では3000年前から栽培されているという。
日本へは江戸時代に中国から渡来した。
それが別名の南京豆(ナンキンマメ)の名の由来である。
ただし、実際に栽培が開始されたのは明治時代であるという。
草丈は30センチから50センチくらいである。
茎は根際から枝分かれをする。
葉は偶数羽状複葉で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から8月である。
葉の脇に黄色い蝶形の花を1個から3個つける。
花は一日花である。
花柄のように見えるのは萼筒で、その中を花柱(雌しべ)が伸びている。
受精後に白い茎(子房の柄)が伸びて土にもぐり豆ができる。
実は、長い楕円形で中央がくびれ、表面が網目状の莢になる。
莢の中には赤褐色の薄皮に覆われた白い種子が2、3個入っている。
これがピーナッツである。
花が咲いてから85日から90日で収穫できるという。
和名の由来は、子房の柄が伸び、地中にもぐって豆を作ることからきている。
属名の Arachis はギリシャ語の「a(否)+rachis(枝、花梗)」からきている。花が無柄であることから名づけられた。
種小名の hypogea は「地中に生える」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
実の写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Arachis hypogea

★豆だから形はやはり蝶形の
 黄色い花さ落花生でも

ラッカセイ101002a-l.jpg

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イワヒゲ100618a-l.jpg岩鬚(イワヒゲ)はツツジ科イワヒゲ属の常緑小低木である。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山や高山帯の岩礫地や砂礫地に生える。
海外では、サハリン、カムチャツカ、アラスカなどの寒帯地域にも分布する。
樹高は5センチくらいである。
よく枝分かれをし、地を這って枝を広げる。
葉は細い鱗片状の葉で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁は白く、毛は生えていない。
自生地での開花時期は7月から8月である。
枝の上部の葉の脇から花柄を出し、花径7、8ミリの釣鐘状の花を下向きにつける。
花の色は白ないし淡い紅色を帯び、花冠の先は浅く5つに裂ける。
萼片は5枚である。
雄しべは10本、雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、上を向き赤く熟する。
和名の由来は、岩場に生え葉が鬚のように見えるところからきている。
属名の Cassiope はギリシャ神話の女神アンドロメダの母親「カシオペア(Cassiopeia)」の名からきている。
種小名の lycopodioides は「ヒカゲノカズラ属(Lycopodium)に似た」という意味である。
写真は6月に旭山動物園で撮った。
学名:Cassiope lycopodioides

★岩鬚の隙にちょっとぶら下がり
 咲く花姿ただ愛らしく

イワヒゲ100618b-l.jpg

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ツルアジサイ100617a-l.jpg蔓紫陽花(ツルアジサイ)はユキノシタ科アジサイ属の蔓性落葉木本である。
分類体系によってはアジサイ科とされる。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山野に生える。
海外では、サハリン、朝鮮半島の南部にも分布する。
幹や枝から気根を出して他の木や岩に絡みつき、大きいものでは15メートルから20メートルも伸びる。
葉は幅広い卵形で、長さが5センチから12センチ、幅が3センチから6センチくらいである。
長い柄があり、向かい合って生える。
表面は緑色、裏面は白みがかっている。
周りには細かいぎざぎざの鋸歯があり、先は鋭く尖る。
開花時期は6月から7月である。
枝先に径10センチから15センチくらいの花序をつける。
たくさんの両性花(雄しべと雌しべのある花)の周りを3個から7個の装飾花(花びらのような萼)が取り囲む。
両性花はクリーム色をしており、花径は5、6ミリで、よい香りがする。
装飾花は白い花びら(萼片)4枚からなる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
よく似た岩絡み(イワガラミ)とは装飾花の花びらの数で見分けられる。
また、糊空木(ノリウツギ)とは蔓性かどうかで見分けられる。
春先の若い芽は山菜として利用される。
梧桐蔓(ゴトウヅル)、蔓手鞠(ツルデマリ)の別名がある。
属名の Hydrangea はギリシャ語の「hydro(水)+angeion(容器)」からきている。さく果の形からから名づけられた。
種小名の petiolaris は「葉柄上の」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Hydrangea petiolaris

★真っ白な花びら風に震わせつ
 蔓紫陽花はするする伸びて

ツルアジサイ100617b-l.jpg

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ヒメクチナシ080705a-l.jpg姫梔子(ヒメクチナシ)はアカネ科クチナシ属の常緑小低木である。
別名を小梔子(コクチナシ)ともいう。
原産地は中国である。
中国名は「水梔子」という。
日本では庭木として植えられている。
分類上は、梔子(クチナシ)の変種とされている。
樹高は30センチから80センチくらいである。
枝は横に這う。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は厚くて艶があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は6月から7月である。
枝先に香りがよくて白い八重咲きの花をつける。
一重咲きのものもある。
花も葉も基本種より小さい。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名の Gardenia はアメリカの博物学者「ガーデン(A. Garden)さん」の名からきている。
種小名の jasminoides は「ジャスミンのような」という意味である。
変種名の radicans は「根を出す」という意味である。
写真は7月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Gardenia jasminoides var. radicans

★地を這いて咲かせる花も地の上に
 あると見紛う姫梔子は

ヒメクチナシ080705c-l.jpg

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フイリクチナシ090614a-l.jpg梔子(クチナシ)はアカネ科クチナシ属の常緑低木である。
本州の静岡県から沖縄にかけて分布し、林の中や林の縁などに生える。
また、観賞用に栽植する。
海外では、東アジアに広く分布する。
斑入り梔子(フイリクチナシ)はその園芸品種である。
特徴は、葉に黄色い斑が入ることである。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は厚くて艶があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は6月から7月である。
枝先に香りがよくて白い6弁花をつける。
花の色は咲き進むと黄色くなる。
萼片は6枚、雄しべは6本である。
雌しべの花柱は棍棒状となる。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名の Gardenia はアメリカの博物学者「ガーデン(A. Garden)さん」の名からきている。
種小名の jasminoides は「ジャスミンのような」という意味である。
品種名の Variegata は「斑入りの」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Gardenia jasminoides 'Variegata'

★梔子の花の白さが目に染みる
 彩り添える葉も美しく

フイリクチナシ090614b-l.jpg

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アクイレギア・アルピナ090503a-l.jpgアクイレギア・アルピナはキンポウゲ科オダマキ属の多年草である。
原産地はヨーロッパのアルプス山脈である。
英名はアルパインコンバイン(Alpine columbine)である。
流通名をアルプス苧環(アルプスオダマキ)という。
寒さには強いが暑さには弱い。
草丈は15センチから30センチくらいである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。
小葉は先が切れ込む。
開花時期は5月から6月である。
花の色は濃い紫色である。
花の色は赤味の強いものや色の淡いものなど変異がある。
花径は6センチから8センチくらいある。
特徴は距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)が鉤爪状に曲がらず、真っ直ぐ伸びて先で曲がることである。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Aquilegia はラテン語の「aquila(鷲)」からきている。曲がった距がワシの距に似ていることから名づけられた。
種小名の alpina は「高山に生える」という意味である。
写真は5月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Aquilegia alpina

★高山に咲く花ならばの特色を
 示し小さく姿まとめて

アクイレギア・アルピナ090503d-l.jpg

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トリガタハンショウヅル070429a-l.jpg鳥形半鐘蔓(トリガタハンショウヅル)はキンポウゲ科センニンソウ属の蔓性落葉低木である。
日本固有種である。
本州の関東地方から西と四国、九州北部に分布し、山地の林の縁に生える。
和名の由来は、高知県の鳥形山で最初に発見されたことからきている。
蔓性で、他の草の上を這うようにして伸びる。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、向かい合って生える(対生)。
小葉は長さ3センチから8センチの楕円形で、上部の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から7月である。
葉の脇から長い柄を出して、黄白色の釣鐘形の花を下向きに1つつける。
花の長さは2、3センチである。
花弁はなく、花弁のように見えるのは4枚の萼片である。
萼片は薄くて外側に毛が生えており、先は丸くなっている。
雌しべはたくさんあり、その周りを毛の生えた雄しべが取り囲んでいる。
雄しべに毛が生えるのは本種の特徴である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Clematis はギリシャ語の「clema(若枝)」の縮小形である。長い柔らかい枝でよじ登ることから名づけられた。
種小名の tosaensis は「土佐(高知県)の」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園の山野草展で撮った。
学名:Clematis tosaensis

★めずらしい花の名前にどれどれと
 観察するがどこが鳥形

トリガタハンショウヅル070429b-l.jpg

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トカラアジサイ090524b-l.jpg吐喝喇紫陽花(トカラアジサイ)はユキノシタ科アジサイ属の常緑低木である。
分類体系によってはアジサイ科とされる。
別名を唐紺照り木(カラコンテリギ)という。
日本固有種である。
鹿児島県の屋久島から沖縄にかけて分布し、山地の林の中に生える。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の両面に艶があり、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から6月くらいである。
真ん中に両性花があり、周りに装飾花がある。
両性花は小さく、装飾花は白い花弁状の大きな4枚の萼片からなる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Hydrangea はギリシャ語の「hydro(水)+angeion(容器)」からきている。さく果の形からから名づけられた。
種小名の kawagoeana は植物学者「河越重紀さんの」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Hydrangea kawagoeana

★この花もいろんな説があるようだ
 まだ謎多い島に咲く花

トカラアジサイ090524d-l.jpg

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コエンドロ

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コエンドロ090614a-l.jpgコエンドロはセリ科コエンドロ属の一年草である。
原産地は地中海沿岸である。
日本へは10世紀以前に薬用として渡来したが、普及はしなかった。
コエンドロの歴史は古く、紀元前に医学の父ヒポクラテスが胸焼け防止や催眠薬になると記述しているという。
また、「アラビアン・ナイト」にも媚薬として登場する。
コエンドロの名は、ポルトガル語のコエントロ(Coentro)が訛ってつけられたものである。
江戸時代になって再びポルトガル人によって伝えられたのである。
草丈は30センチから60センチくらいである。
葉は羽状複葉で、上部へいくほど深く裂ける。
開花時期は6月から7月である。
茎先に複数の散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を組み合わせて出し、白または淡いピンクの花をたくさん咲かせる。
花弁数は5枚である。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、2つのブロックからなる。
全草によい香りがあり、若葉はハーブとして用いられる。
また、果実は香辛料や健胃・去痰薬などとされる。
英名をコリアンダー(coriander)という。
漢名の香菜(シャンツアイ)などでも流通している。
属名の Coriandrum はギリシャ語の「coris(南京虫)+annon(アニスの実)」からきている。果実が放つ異臭から名づけられた。
種小名の sativum は「栽培された」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Coriandrum sativum

★枝々をパステル色に染めて咲く
 妖精の花香り豊かに

コエンドロ090614b-l.jpg

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コフジウツギ090614a-l.jpg小藤空木(コフジウツギ)はフジウツギ科フジウツギ属の落葉低木である。
分類体系によってはゴマノハグサ科とされる。
日本固有種である。
四国の南部から沖縄にかけて分布し、渓流沿いの崖地などに生える。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
藤空木(フジウツギ)と異なり、枝に稜はない。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の裏面には星状毛(放射状に伸びる毛)がある。
開花時期は6月から9月くらいである。
枝先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、一方に偏って紫色の花を穂状にたくさんつける。
花冠は筒状で、先が4つに裂ける。
雄しべは4本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
サポニンを含む有毒植物で、魚毒に用いることもある。
属名の Buddleja はイギリスの博物学者「バドル(A. Buddle)さん」の名からきている。
種小名の curviflora は「曲がった花の」という意味である
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Buddleja curviflora

★あれこれは花の穂少し小さいぞ
 名札を見れば小藤空木と

コフジウツギ090614c-l.jpg

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クマツヅラ090614a-l.jpg熊葛(クマツヅラ)はクマツヅラ科クマツヅラ属の多年草である。
本州から沖縄にかけて分布し、道端や原野などに生える。
海外では、アジア、ヨーロッパ、北アフリカなどに広く分布する。
草丈は30センチから80センチくらいである。
地下茎が横に這う。
茎は直立して上部で枝分かれをし、断面は四角形である。
全体に細かい毛が生える。
根際から生える葉は卵形で3つから5つに裂け、裂片は更に羽状に切れ込む。
葉は向かい合って生える(対生)。
葉の表面は葉脈に沿ってへこみ、皺のようになっている。
開花時期は6月から9月である。
茎の上部に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、淡い紅紫色の花をたくさんつける。
花径は4ミリくらいで、花冠は5つに裂けて横に平らに開く。
蕚は筒状で5つに裂ける。
雄しべは4本、雌しべは1本である。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
全草を乾燥させたものを生薬の馬鞭草(ばべんそう)といい、黄疸や下痢の治療薬とされる。
属名の Verbena は宗教上で神聖なある草のラテン名と考えられている。
種小名の officinalis は「薬用の」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Verbena officinalis

★しなる鞭震わせながら熊葛
 夏の野に咲く強さを秘めて

クマツヅラ090614b-l.jpg

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ハタケニラ060504b-l.jpg畑韮(ハタケニラ)はユリ科ステゴビル属の多年草である。
分類体系によってはネギ科とされる。
原産地は北アメリカないし南アメリカである。
日本へは明治時代の中期に観賞用として渡来した。
現在では逸出したものが各地で野生化している。
草丈は50センチくらいである。
根際から生える葉は長さ30センチくらいの線形で柔らかく、白っぽい緑色である。
開花時期は4月から6月である。
茎先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、10輪くらいの小さな白い花をつける。
花径は15ミリくらいで、花びら(花被片)は6枚である。
淡い紅紫色を帯びたものもある。
雄しべは6本で、葯(雄しべの花粉を入れる袋)は黄色い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
鱗茎で繁殖し、入り込むと除去がむずかしいという。
属名の Nothoscordum はギリシャ語の「nothos(偽)+scordon(ニンニク)」からきている。
種小名の fragrans は「芳しい香りのする」という意味である。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Nothoscordum fragrans

★しっかりと根づき始めた畑韮
 伸ばした茎がどこか可笑しく

ハタケニラ060504c-l.jpg

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ムラサキツリガネツツジ070430c-l.jpg紫釣鐘躑躅(ムラサキツリガネツツジ)はツツジ科ヨウラクツツジ属の落葉低木である。
日本固有種である。
群馬県、神奈川県、静岡県に分布し、山地の林の中や岩場に生える。
丹沢、箱根、富士山麓など分布域は限定されるが、乱獲によって姿を消している。
別名を箱根釣鐘躑躅(ハコネツリガネツツジ)ともいう。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
樹高は1メートルくらいである。
葉は長さ2センチから4センチくらいの長い楕円形で、枝先にやや輪生状に互い違いに生える(互生)。
葉の表面には長い毛が密生している。
開花時期は5月から6月である。
枝先に濃い紅紫色の花を4、5輪くらい束状にぶら下げる。
花は壺形で長さは15ミリくらいである。
花冠の先は浅く5つに裂ける。
萼片は5枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Menziesia はイギリス人の「メンジーズさん(A. Menzies)」の名にちなむ。バンクーバーへ旅行した際にこの植物の1種を持ち帰った。
種小名の multiflora は「たくさん花が咲く」という意味である。
変種名の purpurea は「紫色の」という意味である。
写真は4月に大阪市の「咲くやこの花館」で撮った。
学名:Menziesia multiflora var. purpurea

★濃厚な紅紫の花の色
 目にも鮮やか自然の力

ムラサキツリガネツツジ070430a-l.jpg

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シマヤマブキショウマ070623a-l.jpg島山吹升麻(シマヤマブキショウマ)はバラ科ヤマブキショウマ属の多年草である。
山吹升麻(ヤマブキショウマ)の地域変種である。
伊豆諸島に分布し、伊豆大島の三原山や八丈島の八丈富士の岩場に生える。
草丈は30センチから80センチくらいである。
茎のつけ根の部分には早落性の鱗片(根茎にある肥厚したもの)がある。
根際から生える葉は2回3出複葉である。
3出複葉は三つ葉のことで、3つに枝分かれした先にそれぞれ三つ葉をつけて1枚の葉となる。
小葉の形は卵形である。
小葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
雌雄異株である。
茎先に複数の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花を密生させる。
山吹升麻(ヤマブキショウマ)と比べると、苞、萼片、花弁、花柱が長い。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)で、下を向いており内側に開く。
属名の Aruncus はラテン語の「aruncus(ヤギのヒゲ)」からきている。
種小名の dioicus は「雌雄異株の」という意味である。
変種名の insularis は「島に生える」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Aruncus dioicus var. insularis

★限られた土地に合わせて少しだけ
 姿を変えた山吹升麻

シマヤマブキショウマ070623c-l.jpg

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スミダノハナビ080628c-l.jpg墨田の花火(スミダノハナビ)はユキノシタ科アジサイ属の落葉低木である。
分類体系によってはアジサイ科とされる。
額紫陽花(ガクアジサイ)の園芸品種である。
特徴は、周りの装飾花が八重になっていることである。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から7月である。
装飾花は白から次第に青色がほのかに入る。
花火のように星型の花が飛び出すような形をしている。
これを隅田川の花火大会にたとえた名前である。
属名の Hydrangea はギリシャ語の「hydro(水)+angeion(容器)」からきている。さく果の形からから名づけられた。
種小名の macrophylla は「大きな葉の」という意味である。
品種名の normalis は「通常の」という意味である。
写真は6月に向島百花園で撮った。
学名:Hydrangea macrophylla f. normalis 'Sumidanohanabi'

★雨だって気にしないのよパッと咲く
 墨田の花火思い焦がして
☆元気よく弾ける想いたくしては
 雨に咲きたる墨田の花火

スミダノハナビ080628d-l.jpg

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トウフジウツギ090614a-l.jpg唐藤空木(トウフジウツギ)はフジウツギ科フジウツギ属の落葉低木である。
分類体系によってはゴマノハグサ科とされる。
中国の江蘇省から雲南省にかけて分布し、丘陵の林の縁などに生える。
日本でも沖縄では古くから栽培され、野生化している。
そのため、琉球藤空木(リュウキュウフジウツギ)の別名がある。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
枝の断面は四角形である。
葉は卵形ないし披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は6月から10月くらいである。
枝先に淡い紫色をした筒状の花を房のようにつける。
花冠は先が4つに裂ける。
雄しべは4本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Buddleja はイギリスの博物学者「バドル(A. Buddle)さん」の名からきている。
種小名の lindleyana はイギリスの植物学者「リンドレー(J. Lindley)さんの」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Buddleja lindleyana

★紫の筒の形がチャーミング
 唐藤空木元気に咲いて

トウフジウツギ090614b-l.jpg

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ブッドレア050717a-l.jpg房藤空木(フサフジウツギ)はフジウツギ科フジウツギ属の落葉低木である。
分類体系によってはゴマノハグサ科とされる。
原産地は中国である。
日本へは明治時代にヨーロッパで改良されたものが渡ってきた。
秩父で野生化したものが発見されたことから秩父藤空木(チチブフジウツギ)の別名がある。
樹高は1メートルから3メートルである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の裏面には毛が密生していて白い。
開花時期は6月から10月である。
細い枝を広げて円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、淡い紫色の花をたくさんつける。
花冠は4つに裂けて横に開く。
園芸品種には濃い紫色や白のものもある。
花は上側に向いて咲くので下面には少ない。
よい香りがする。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
別名をブレッドレアという。
枝葉および根皮はサポニンを含み、殺虫、解毒などの薬効がある。
属名の Buddleja はイギリスの博物学者「バドル(A. Buddle)さん」の名からきている。
種小名の davidii は宣教師で植物収集家の「ダビット(A.David)さんの」という意味である。
写真は7月に国営昭和記念公園で撮った。
学名:Buddleja davidii

★虫たちを群がるように寄せ集め
 房藤空木は色艶やかに

ブッドレア050717b-l.jpg

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クリノデンドロン・パタグア100605a-l.jpgクリノデンドロン・パタグアはホルトノキ科クリノデンドロン属の常緑高木である。
原産地はチリである。
南緯33度から36度にかけて、標高800メートルから1200メートルの地域に生える。
樹高は6メートルから10メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖らず、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から6月である。
白い釣鐘形の花を下向きにつける。
花冠は5つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、オレンジ色に熟する。
属名の Crinodendron はギリシャ語の「crinon(ユリ)+dendron(樹木)」からきている。
種小名の patagua は先住民族のマプチェ族の言葉でこの木を意味する。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Crinodendron patagua

★このごろはチリの花にもぼつぼつと
 出合う機会が増えてきている

クリノデンドロン・パタグア100605c-l.jpg

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シナハクチョウゲ070714c-l.jpg支那白丁花(シナハクチョウゲ)はアカネ科ハクチョウゲ属の常緑小低木である。
原産地は中国の南部である。
別名を唐白丁花(トウハクチョウゲ)ともいう。
英名はスノーローズ(snow rose)である。
樹高は50センチから100センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は革質で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉は近縁種の白丁花(ハクチョウゲ)よりも大形である。
開花時期は5月から7月である。
葉の脇に白くて先が5つに裂けた漏斗状の花をたくさんつける。
雄しべは5本である。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
和名の由来は、中国の原産で花がフトモモ科の丁子(チョウジ)に似て白いことからきている。
属名の Serissa はインドでの呼び名からきている。
種小名の serissoides は「ハクチョウゲ属(Serissa)に似た」という意味である。
写真は8月に小石川植物園で撮った。
学名:Serissa serissoides

★真っ白な花をびっしり枝につけ
 今が満開支那白丁花

シナハクチョウゲ070714b-l.jpg

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シダルセア050618a-l.jpgシダルケア・マルビフローラはアオイ科シダルケア属の多年草である。
属名の読み方は「シダルセア」とするものもある。
日本名ではキンゴジカモドキ属という。
原産地はカリフォルニア州などアメリカ西部である。
園芸的には、シダルセアの名で流通している。
ホリホック(立葵)を小さくしたような姿で、すっと伸びる細い茎に花をたくさんつける。
このため、流通名をミニホリホックとも言う。
草丈は80センチから90センチくらいである。
葉は手のひら状に裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期6月から8月である。
花径は3センチから5センチくらいで、花弁数は5枚である。
園芸品種も多く、花の色は紫、ピンク、白などである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Sidalcea は「キンゴジカ属(Sida)+タチアオイ属(Alcea)」からきている。
種小名の malviflora は「ゼニアオイ属(Malva)のような花の」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Sidalcea malviflora

★小振りでも夏に似合いの花咲かす
 ミニホリホックが花壇いろどり

シダルセア050618b-l.jpg

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シチダンカ080607b-l.jpg七段花(シチダンカ)はユキノシタ科アジサイ属の落葉低木である。
分類体系によってはアジサイ科とされる。
神戸の六甲山に自生しているのを1959年に発見された。
山紫陽花(ヤマアジサイ)の1品種である。
江戸時代に栽培され、シーボルトの「日本植物誌」でも紹介されているが、幻の花となっていたのだそうだ。
樹高は1メートルくらいである。
開花時期は6月から8月である。
山紫陽花(ヤマアジサイ)との違いは、(1)両性花が退化していて花が咲く前に落ちてしまうことと、(2)装飾花が重弁化していることである。
花の色は淡い青色だが、落花までの間に薄紅、濃紫、藍色などに変化する傾向があるという。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
名の由来は、萼片が七段に重なるというところからきている。
属名の Hydrangea はギリシャ語の「hydro(水)+angeion(容器)」からきている。さく果の形からから名づけられた。
種小名の serrata は「鋸歯のある」という意味である。
品種名の prolifera は「突起のある」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Hydrangea serrata f. prolifera

★幻の花と呼ばれし七段花
 いま甦り数を増やして

シチダンカ080607d-l.jpg

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ヒベルティア・セルピリフォリア090607a-l.jpgヒベルティア・セルピリフォリアはビワモドキ科ヒベルティア属の常緑蔓性低木である。
属名の読み方は「ヒバーティア」とするものもある。
原産地はオーストラリアである。
南東部のニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、タスマニア州に分布し、荒れ地や砂地に生える。
樹高は1メートルくらいである。
地面を這って広がる。
葉は長さ1センチくらいのへら形で分厚い。
開花時期は2月から6月くらいである。
花径2、3センチの黄色い花を次々とつける。
花弁は5枚である。
萼には毛がたくさん生えている。
属名の Hibbertia はイギリス人の商人で後援者の「ヒバート(G. Hibbert)さん」の名からきている。
種小名の serpyllifolia は「イブキジャコウソウのような葉の」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Hibbertia serpyllifolia

★この花もオーストラリアが故里だ
 地を這うように花を咲かせて

ヒベルティア・セルピリフォリア090607b-l.jpg

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ヒベルティア・スカンデンス090607a-l.jpgヒベルティア・スカンデンスはビワモドキ科ヒベルティア属の蔓性常緑低木である。
属名の読み方は「ヒバーティア」とするものもある。
原産地はオーストラリアである。
東部のクイーンズランド州からニューサウスウェールズ州にかけて分布する。
また、植栽されたり生垣とされる。
樹高は2メートルから5メートルくらいである。
葉は楕円形である。
開花時期は4月から7月くらいである。
温度さえあれば周年開花をする。
花径5センチから7センチくらいの大きな黄色い花をつける。
花弁は5枚である。
属名の Hibbertia はイギリス人の商人で後援者の「ヒバート(G. Hibbert)さん」の名からきている。
種小名の scandens は「よじ登る性質の」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Hibbertia scandens

★大形の花を咲かせるヒベルティア
 どんな気候もものともせずに

ヒベルティア・スカンデンス090607b-l.jpg

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クロマメノキ080807b-l.jpg黒豆の木(クロマメノキ)はツツジ科スノキ属の落葉低木である。
本州中部地方以北と北海道に分布し、亜高山や高山の日当たりの良い場所に生える。
海外では、北半球の寒冷地に広く分布する。
樹高は3センチから6センチくらいのものから、大きなものでは100センチから150センチくらいのものもある。
よく枝を分け、倒卵形の葉を密に互生する。
開花時期は6月から7月である。
枝先に紅色を帯びた白い壺形の小花をつける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
9月ころに黒紫色に熟す。
実は生食のほか、ジャムや果実酒に利用される。
浅間山麓に多く野生し、果実は浅間葡萄(アサマブドウ)と呼ばれる。
この栽培種は、お馴染みのブルーベリーである。
属名の Vaccinium はラテン語の「vaccinus(牝牛の)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の uliginosum は「湿地に生える」という意味である。
写真は8月に志賀高原の東館山高山植物園で撮った。
学名:Vaccinium uliginosum

★見つけたよ壷の形の白い花
 小雨に煙る高原の道

クロマメノキ080807a-l.jpg

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ラティルス・ネルボサス090607a-l.jpgラティルス・ネルボススはマメ科レンリソウ属の蔓性多年草である。
原産地は南アメリカである。
ブラジルからアルゼンチンにかけて分布し、道端などに生える。
草丈は30センチから50センチくらいである。
葉は卵形で、普通は2枚ずつ向かい合って生える(対生)。
葉は葉脈が目立つ。
開花時期は6月から9月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青紫色をした蝶形の花をたくさんつける。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)で、黒紫色に熟する。
属名の Lathyrus はギリシャ語の「la(非常に)+thyros(情熱的)」 からきている。この属の1種に催淫性があると信じられ名づけられた。
種小名の nervosus は「脈状の模様がある」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Lathyrus nervosus

★南米に咲くスイートピー爽やかな
 ブルーの色で花壇を飾り

ラティルス・ネルボサス090607b-l.jpg

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フランスバラ070603c-l.jpgフランス薔薇(フランスバラ)はバラ科バラ属の落葉低木である。
学名のロサ・ガリカの名でも知られる重要な原種である。
ヨーロッパで生まれた園芸品種の祖先と考えられている。
原産地は中央ヨーロッパ、コーカサス地方、西アジアなどである。
英名はフレンチローズ(French rose)である。
樹高は1メートルくらいである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は卵形で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
花はピンクの一重咲きである。
花弁のつけ根のほうは白くなる。
花径は6センチくらいで、よい香りがする。
花の後にできる実は偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)である。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
種小名の gallica は「赤い」という意味である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Rosa gallica

★何気なくフランス薔薇を調べれば
 奥の深さにため息混じり

フランスバラ070603d-l.jpg

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カシワバアジサイ090607a-l.jpg

柏葉紫陽花(カシワバアジサイ)はユキノシタ科アジサイ属(ヒドランゲア属)の落葉小高木である。
分類体系によっては(APG第3版)アジサイ科とされる。
ヒドランゲア属はアジアと南北アメリカ大陸に70種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
外国産のものは属名を英語風に読んだハイドランジアの名で流通している。
日本にも額紫陽花(ガクアジサイ)などが分布し、属名の和名はアジサイ属という。
本種の原産地は北アメリカの東南部である。
英名はオークリーフハイドランジア(oakleaf hydrangea)である。
葉に切れ込みがあり、葉の形が柏(カシワ)に似ているのでこの名がついた。
樹高は2メートルから8メートルくらいである。
葉は大きな楕円形で切れ込みがあり、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から7月である。
ブッドレアに似たピラミッド型の花穂をつける。
装飾花の色は白く、両性花は装飾花の奥のほうに隠れるようについている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
秋の紅葉も美しい。
花言葉は「元気な女性」である。
属名の Hydrangea はギリシャ語の「hydro(水)+angeion(容器)」からきている。さく果の形からから名づけられた。
種小名の quercifolia は「コナラ属(Quercus)のような葉の」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
紅葉の写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。

学名:Hydrangea quercifolia

★こんもりと茂るが如く花つけて
 柏葉紫陽花人を集めて

カシワバアジサイ090607b-l.jpg

カシワバアジサイ091206b-l.jpg

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2016/07/02 改訂

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アリセマ・ユンナネンセ090607a-l.jpgアリサエマ・ユンナネンセはサトイモ科テンナンショウ属の多年草である。
原産地は中国(雲南、四川、貴州)、タイ、ミャンマー、ベトナムである。
草丈は60センチくらいである。
葉は普通は3小葉に分かれる。
開花時期は6月から7月である。
仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)は緑色で、黄緑色のストライブが入る。
付属体は濃い緑色で、仏炎苞から突き出て垂れ下がる。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果である。
属名の Arisaema はギリシャ語の「aris(植物名の1つ)+haima(血)」からきている。血のような斑点が葉にある植物といった意味合いになる。
種小名の yunnanense は「雲南省の」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Arisaema yunnanense

★美しく飾るが如きストライブ
 烏柄杓を思わすようで

アリセマ・ユンナネンセ090607b-l.jpg

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クラスペディア・グロボーサ090607a-l.jpgクラスペディア・グロボサはキク科クラスペディア属の多年草である。
園芸的には一年草扱いをされる。
原産地はオーストラリアである。
草丈は50センチから100センチくらいである。
茎は細くて硬く、直立をする。
根際から生える葉は線形で、銀白色を帯びる。
開花時期は6月から10月くらいである。
茎先に筒状花だけからなる黄色い花(頭花)を球状につける。
花径は3センチくらいある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
英名はドラムスティック(drumstick)である。
ゴールドスティックの名で流通しているものは本種の園芸品種('Gold Stick')である。
属名の Craspedia はギリシャ語の「kraspedon(縁飾り)」からきている。種子の様子をたとえたものである。
種小名の globosa は「球形の」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Craspedia globosa

★めずらしい花の姿に紐解けば
 生まれ育ちはオーストラリア

クラスペディア・グロボーサ090607b-l.jpg

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ガクアジサイ090614b-l.jpg

玉の石散らし煌めく額の花

額紫陽花(ガクアジサイ)はユキノシタ科アジサイ属(ヒドランゲア属)の落葉低木である。
分類体系によっては(APG第3版)アジサイ科とされる。
ヒドランゲア属はアジアと南北アメリカ大陸に70種くらいが分布する。
日本にも本種などが分布し、属名の和名はアジサイ属という。
本種は日本固有種である。
紫陽花(アジサイ)の基になった品種で、関東地方、中部地方、伊豆諸島、小笠原諸島などに分布し、暖地の海岸の斜面に生える。
別名を浜紫陽花(ハマアジサイ)という。
樹高は2メートルから3メートルくらいである。
葉は卵形で厚く、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から7月である。
花序の周辺には4、5枚の花びら(萼片)からなる装飾花がある。
装飾花は花径が4センチから5センチと大きい。
中央部は両性花になっている。
両性花は花径1センチにも満たない5弁花である。
花の色は白、淡い紅紫色、淡い青紫色などである。
園芸品種には色の鮮やかなものや、装飾花が八重になったものなどもある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
本種を改良して装飾花だけにしたものが紫陽花(アジサイ)である。
俳句では「額の花」が夏の季語である。
花言葉は「元気な女性」である。
属名の Hydrangea はギリシャ語の「hydro(水)+angeion(容器)」からきている。さく果の形からから名づけられた。
種小名の macrophylla は「大きな葉の」という意味である。
品種名の normalis は「通常の」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Hydrangea macrophylla f. normalis

★紫と白の宝玉ちりばめて
 額紫陽花は夢見る小箱

ガクアジサイ090614a-l.jpg

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2016/05/28改訂

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ニワナナカマド090607c-l.jpg庭七竈(ニワナナカマド)はバラ科ホザキナナカマド属の落葉低木である。
原産地は中国の北部である。
別名を珍至梅(チンシバイ)という。
樹高は3メートルから4メートルである。
樹形は株立ちになる。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は披針形である。
近縁種の穂咲き七竈(ホザキナナカマド)と比べ、葉先が尾状に尖る点が異なる。
葉の縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は6月から8月くらいである。
枝先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花径は5ミリから7ミリくらいで、花弁は5枚である。
萼片は5枚で反り返る。
雄しべは20本である。
柱頭(雌しべの先端で花粉の付着する部分)は5つに裂ける。
花の後にできる実は円柱形の袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Sorbaria は属名の「Sorbus(ナナカマド属)」からきている。葉が似ていることから名づけられた。
種小名の kirilowii は採集家「キリロフの」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Sorbaria kirilowii

★びっしりとつけた白花可愛いよ
 北の地に咲く庭七竈

ニワナナカマド090607a-l.jpg

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ハンゲショウ080628a-l.jpg半夏生立てた花穂で何結ぶ

半夏生(ハンゲショウ)はドクダミ科ハンゲショウ属の多年草である。
本州から沖縄にかけて分布し、水辺や湿地に生える。
また、観賞用として庭園などに植えられる。
海外では、朝鮮半島、中国、フィリピンなどにも分布する。
草丈は60センチから100センチくらいである。
茎には稜があり、全草に独特の臭いがある。
葉は長い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は6月から8月である。
上部の葉の脇から長さ10センチから15センチくらいの穂のような形をした総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花には花弁も萼片もない。
雌しべが4つに分かれ、そのまわりに6本の雄しべがある。
花序ははじめは垂れているが、開花につれて立ち上がる。
また、花期になると上部の葉の表面が白く変色する。
このため「半化粧」の文字を充てたり、片白草(カタシログサ)と呼ばれたりもする。
花期に葉が白くなるのは、虫媒花なので虫を誘うためである。
花期が終わると葉の色は緑色になる。
花の後にできる実は球状で、白から褐色に変わる。
なお、「半夏生」というのは雑節の一つで、夏至から11日目のことを言う。
このころに花をつけるというのが名の由来である。
俳句の季語は夏である。
属名の Saururus  はギリシャ語の「sauros(トカゲ)+oura(尾)」からきている。穂状花序の様子をトカゲの尾に見立てたものである。
種小名の chinensis は「中国の」という意味である。
写真は6月に向島百花園で撮った。
学名:Saururus chinensis

★ドクダミのお仲間らしき半夏生
 佇む水辺誰を待つやら

ハンゲショウ080628b-l.jpg

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ヨウシュチョウノスケソウ070518b-l.jpg洋種長之助草(ヨウシュチョウノスケソウ)はバラ科チョウノスケソウ属の落葉小低木である。
カナダ、アラスカ、グリーンランドなどに分布し、草地や砂礫地に生える。
英名はマウンテン・エーベン(Mountain Avens)である。
学名からドリアス・オクトペタラとするところもある。
和名の由来は、日本での発見者である須川長之助にちなむ。
富山県の立山で発見したものを牧野富太郎博士は本種と同一と判断し、和名をつけた。
現在では、日本のものは変種として位置づけられている。
そのため、本種は洋種長之助草(ヨウシュチョウノスケソウ)と呼ばれている。
樹高は5センチから20センチくらいである。
よく枝分かれをし、地面を這って伸びる。
葉は細長い楕円形で、縁には先が丸いぎざぎざ(鋸歯)があり、葉脈がへこんで皺のようになる。
葉の裏面には綿毛が密生する。
開花時期は5月から6月である。
枝先に1つずつ花径2センチくらいの白い花をつける。
花弁は8枚である。
花の真ん中には雄しべと雌しべがたくさんある。
花が終わると雌しべの花柱が羽毛状に伸びて、髭のようになる。
この植物はヤンガードリアス(Younger Dryas)という言葉も生んでいる。
紀元前1万年ころにあった最後の寒冷期で、新ドリアス期とも呼ばれるものである。
アルプスの地層から発見された本種の花粉によって寒冷期の存在が明らかになった。
写真は5月と6月に北大植物園のカナディアン・ロックガーデンで撮った。
属名の Dryas はギリシャ神話の森の女神「Dryas(ドリアス)」の名からきている。
種小名の octopetala は「花弁が8枚ある」という意味である。
学名:Dryas octopetala

★歴史ある花に出会えた喜びに
 髭を撫でつつしばし興じて

ヨウシュチョウノスケソウ070518a-l.jpg

ヨウシュチョウノスケソウ070518c-l.jpg

ヨウシュチョウノスケソウ060615b-l.jpg

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ゴゼンタチバナ070720a-l.jpg御前橘(ゴゼンタチバナ)はミズキ科ゴゼンタチバナ属の多年草である。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、山地の林の下に生える。
奈良県、愛媛県などにも隔離分布している。
海外では、朝鮮半島、ウスリー地方、北アメリカなどにも分布する。
北海道には近縁種の蝦夷御前橘(エゾゴゼンタチバナ)も分布する。
草丈は5センチから15センチくらいである。
葉の形は卵形で、葉脈が目立つ。
花のつかない茎では、茎先に向かい合って生える2対の葉を輪生状につける。
花のつく茎では、茎先に向かい合って生える1対の葉をつけ、さらに葉の脇の短枝に2対の葉をつけるので、6枚が輪生しているように見える。
開花時期は6月から8月である。
6枚の輪生状の葉の中心から花茎を伸ばし、白い花序をつける。
4枚の花びらのように見える白い部分は総苞片と呼ばれるもので、これは同じミズキ科の山法師(ヤマボウシ)や花水木(ハナミズキ)と同様である。
中心には小さな花が10個から30個集まってついている。
花びらは4枚、雄しべも4本で、雌しべは黒紫色をしている。
秋には直径5ミリくらいの核果(水分を多く含み中に種が1つある)をつけ、真っ赤に熟する。
「御前」は白山の主峰である御前峰からとったものである。
この花が最初に発見された場所である。
「橘」は赤い実を唐橘(カラタチバナ)にたとえたものである。
属名の Chamaepericlymenum はギリシャ語の「chamai(小さい)+Periclymenum(旧属名)」からきている。
種小名の canadense は「カナダの」という意味である。
写真は7月に岩手県の八幡平で撮った。
実の写真は9月に尾瀬で撮った。
学名:Chamaepericlymenum canadense

★花なれど深山に咲くに掟あり
 御前橘身の丈低く

ゴゼンタチバナ070720b-l.jpg

ゴゼンタチバナ060923b-l.jpg

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ハキダメギク100105e-l.jpg掃溜菊(ハキダメギク)はキク科コゴメギク属の一年草である。
原産地は中南アメリカである。
大正時代に牧野富太郎博士が世田谷区経堂の掃溜でこの花を見つけて命名した。
現在では、関東以西に帰化し、空き地や道ばたなどに生える。
好窒素性植物と言われるもので、有機物が捨てられるような場所に生える。
草丈は10センチから60センチである。
葉はやや長い卵形をしており、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖っていて、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から10月である。
茎先が分かれて、花径5ミリくらいの小さな頭花をつける。
白い舌状花が5枚あり、先が3つに裂けている。
花の真ん中の筒状花は黄色い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
生命力は旺盛である。
属名の Galinsoga はスペインの植物学者「ガリンソガ(M. M. de Galinsoga)さん」の名からきている。
種小名の ciliata は「縁毛のある」という意味である。
写真は1月に小石川植物園で撮った。
学名:Galinsoga ciliata

★掃溜に鶴とばかりに顔見せる
 掃溜菊は整った花

ハキダメギク100105b-l.jpg

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コアジサイ080813c-l.jpg小紫陽花(コアジサイ)はユキノシタ科アジサイ属の落葉低木である。
分類体系によってはアジサイ科とされる。
日本固有種である。
福島県以南の本州から九州にかけて分布し、山地や丘陵に生える。
樹高は100センチから150センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6月から7月である。
装飾花はなく、小さな両性花だけを密に咲かせる。
花の色は白ないし淡い紫色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
柴紫陽花(シバアジサイ)の別名がある。
属名の Hydrangea はギリシャ語の「hydro(水)+angeion(容器)」からきている。さく果の形からから名づけられた。
種小名の hirta は「短い剛毛のある」という意味である。
写真は8月に日光植物園で撮った。
学名:Hydrangea hirta

★ふんわりとつける模様は雪模様
 小紫陽花咲く明るい野辺に

コアジサイ080813a-l.jpg

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ヒダカソウ070324d-l.jpg日高草(ヒダカソウ)はキンポウゲ科キタダケソウ属の多年草である。
北海道の固有種である。
北海道日高地方のアポイ岳とその周辺だけに分布し、高山帯の蛇紋岩地や凝灰岩地に生える。
「氷河期の生き残り」と言われている。
環境省のレッドデータブック(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
アポイ岳は固有種などが多いことで知られる貴重な山だが、温暖化の影響などでハイマツが優勢になり、お花畑の縮小化が進んでいるため保護対策が求められているという。
草丈は10センチから20センチくらいである。
葉は2回3出複葉である。
3出複葉というのは、1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形を指す。
それが2回枝分かれを繰り返す。
小葉はさらに細かく裂ける。
自生地での開花時期は5月から6月である。
葉に先立って、花径2センチくらいの白い花を咲かせる。
花びらは10枚くらいあり、花びらの根元近くには赤褐色の斑紋がある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Callianthemum はギリシャ語の「 callos(美)+anthemon(花)」からきている。
種小名の miyabeanum は北海道の植物研究者「宮部金吾さんの」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Callianthemum miyabeanum

★生き残り太古のロマン語り継ぐ
 日高草をば守り伝えん

ヒダカソウ070324b-l.jpg

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シロミノコムラサキ080628a-l.jpg白実の小紫(シロミノコムラサキ)はクマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木である。
小紫(コムラサキ)の実が白い変種である。
北海道から沖縄にかけて分布し、山地の湿地に稀に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国にも分布する。
別名を白玉小式部(シラタマコシキブ)という。
樹高は1メートルから2メートルくらいである。
枝は細くて枝垂れる。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には細かなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
葉の脇に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
結実期は9月から10月くらいである。
直径3ミリくらいの球形の真っ白な核果(水分を多く含み中に種が1つある)を鈴なりにつける。
属名の Callicarpa はギリシャ語の「callos(美しい)+carpos(果実)」からきている。実が美しく熟すからことから名づけられたものである。
種小名の dichotoma は「二股になった」という意味である。
変種名の albi-fructus は「白い果実の」という意味である。
写真は6月に向島百花園で撮った。
実の写真は9月に向島百花園で撮った。
学名:Callicarpa dichotoma var. albi-fructus

★白玉のそこはかとなき清らかさ
 敷き詰め実る姿愛でつつ

シロミノコムラサキ080921c-l.jpg

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オクタマコアジサイ091010a-l.jpg奥多摩小紫陽花(オクタマコアジサイ)はユキノシタ科アジサイ属の落葉低木である。
分類体系によってはアジサイ科とされる。
小紫陽花(コアジサイ)と額空木(ガクウツギ)との自然交雑種と考えられている。
和名の由来は奥多摩地方で発見されたことからきている。
別名を秩父紫陽花(チチブアジサイ)ともいう。
樹高は100センチから150センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から6月である。
花には装飾花はなく、両性花は青色ないしピンクである。
属名の Hydrangea はギリシャ語の「hydro(水)+angeion(容器)」からきている。さく果の形からから名づけられた。
種小名の hirta は「短い剛毛のある」という意味である。
種小名の scandens は「よじ登る性質の」という意味である。
写真は10月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Hydrangea hirta x Hydrangea scandens

★ひっそりと咲くが似合いの小紫陽花
 微かな違いが心をとらえ
☆しみじみと人の姿と重ねれば
 ひっそりと咲くそれもまた良し

オクタマコアジサイ091010b-l.jpg

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コムラサキ090614c-l.jpg小紫(コムラサキ)はクマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木である。
別名を小式部(コシキブ)ともいう。
いずれも「紫式部」にちなむ名である。
本州の岩手県から沖縄にかけて分布し、山地や湿地に生える。
また、庭木ともする。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
園芸的には紫式部の名で流通することもあるが、植物上の紫式部(ムラサキシキブ)は別種である。
和名の由来は、秋に小さな紫色の実をつけるところからきている。
樹高は2メートルから3メートルである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には、先のほうの半分くらいに細かなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から8月である。
葉の脇に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、淡い紫色の小さな花をたくさんつける。
花は筒状で先が4つに裂けて平らに開く。
雄しべは4本、雌しべは1本で、花冠から飛び出る。
紫式部(ムラサキシキブ)に比べると、花も実も葉の柄のつけ根から少し離れた位置から出る。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
結実期は9月から11月である。
直径3ミリくらいの紫色の実をつける。
実は紫式部(ムラサキシキブ)よりも小振りだが、鞠のように固まってつく。
実の色が白いものもあり、白玉小式部(シラタマコシキブ)ないし白実の小紫(シロミノコムラサキ)と呼ばれる。
属名の Callicarpa はギリシャ語の「callos(美しい)+carpos(果実)」からきている。実が美しく熟すからことから名づけられたものである。
種小名の dichotoma は「二股になった」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
実の写真は10月に小石川植物園で撮った。
学名:Callicarpa dichotoma

★紫の珠と実らんいつの日か
 揺れる小花は陽射しを浴びて

コムラサキ071008e-l.jpg

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アメリカデイゴ080628a-l.jpg

アメリカ梯梧(アメリカデイゴ)はマメ科デイゴ属(エリトリナ属)の落葉低木である。
エリトリナ属は世界の熱帯・亜熱帯地域に130種くらいが分布する。
日本にも沖縄と小笠原諸島に梯梧(デイゴ)が分布し、属名の和名をデイゴ属という。
本種の原産地はブラジルである。
和名は海紅豆(カイコウズ)という。
和名は中国名を音読みしたものであるが、実際には中国では海紅豆は別の植物の名で誤用である。
現在ではアメリカ梯梧(アメリカデイゴ)の名称のほうがよく用いられる。
梯梧(デイゴ)の名は沖縄における現地名からきている。
日本へは江戸時代の末期に渡来した。
本種はアルゼンチンとウルグアイの国花で、日本では鹿児島県の県花となっている。
アルゼンチンではセイボ(ceibo)と呼ばれている。
英名はコックスプルコーラルツリー(cockspur coral tree)という。
コックスプルは「雄鶏の蹴爪」が語源で、植物ではアメリカ山査子(アメリカサンザシ)を指す言葉である。
中国名は鶏冠刺桐 (ji guan ci tong)という。
樹高は1メートルから5メートルくらいである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生え(互生)。
小葉の形は卵形である。
葉の柄や葉の裏面などに棘がある。
開花時期は6月から9月である。
雌雄同株である。
新しい枝の先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、鮮紅色の蝶形の花をつける。
雄しべは先のほうまで合着し、そこで分かれる。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
細葉梯梧(ホソバデイコ)の別名がある。
「細葉」と言われると「はてな?」と思うかもしれない。
栽培品種の丸葉梯梧(マルバデイゴ)と比べて葉の先がわずかに尖っていることからつけられた名である。
花言葉は「夢」「童心」である。
7月20日の誕生花である。
属名の Erythrina はギリシャ語の「erythros(赤)」からきている。花の色からつけられた名である。
種小名の crista-galli は「鶏の鶏冠」という意味である。反り返る花弁の姿を鶏冠に見立てたものである。
写真は6月に向島百花園で撮った。
学名:Erythrina crista-galli

★鮮やかでエキゾチックな花つけて
 アメリカ梯梧は目にも眩しく
☆艶やかな真紅の花は零れ落ち
 紅い絨毯アメリカ梯梧

アメリカデイゴ080628c-l.jpg

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2016/07/27 改訂

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ノウゼンカズラ080628a-l.jpg

濡れそぼり佇むごとく凌霄花

凌霄花(ノウゼンカズラ)はノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属(カンプシス属)の蔓性落葉低木である。
カンプシス属は本種とアメリカ凌霄花(アメリカノウゼンカズラ)の2種が分布する。
本種が代表種で、属名の和名はノウゼンカズラ属という。
本種の原産地は中国である。
中国では、古くから薬用として使われていた。
中国名は凌霄花(lingxiaohua)という。
凌には「しのぐ」、霄には「そら」の意味がある。
「天を凌ぐほど高く登る花」という意味になる。
日本へは平安時代かそれより古い時代に渡来した。
918年に刊行された最古の薬学書「本草和名」(深根輔仁撰)に記載がある。
和名は、中国名に日本での古名である乃宇世宇(のうせう)を充てたものである。
樹高は2メートルから5メートルくらいである。
幹から気根を出して樹木やフェンスなどを這い登る。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、向かい合って生える(対生)。
3対から6対の小葉からなり、先に1枚の小葉がつく。
小葉の形は細長い卵形で、先は細長く尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から9月である。
オレンジ色の大きい漏斗状の花をたくさんつける。
花径は5センチから10センチくらいで、花冠の先は5つに裂ける。
雨や曇の日が続くと、花や蕾が落ちやすくなる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
俳句の季語は夏である。
花言葉は「名誉」である。
8月19日の誕生花である。
近年はアメリカ凌霄花(アメリカノウゼンカズラ)と交配した園芸品種が販売されており、赤のより濃いものや桃色、黄色などのものもある。
属名の Campsis はギリシャ語の「campsis(湾曲)」からきている。雄しべが弓形をしていることから名づけられた。
種小名の grandiflora は「大きな花の」という意味である。
写真は6月に向島百花園で撮った。
学名:Campsis grandiflora

★艶やかに凌霄花濡れそぼり
 絡むともなく立ちすくみおり

ノウゼンカズラ080628b-l.jpg

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2016/08/22 改訂

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トール・シンクフォイル060615a-l.jpgトール・シンクフォイル(tall cinquefoil)はバラ科キジムシロ属の多年草である。
シンクフォイルはキジムシロの仲間のことである。
学名ではポテンティラ・アルグタとなる。
原産地は北アメリカである。
草丈は30センチから100センチくらいである。
茎は直立し、丈夫である。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)である。
3枚から11枚の小葉で1枚の葉が構成される。
小葉は先へいくほど大きくなる。
小葉の形は楕円形で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
茎先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、クリーム色ないし白の5弁花をつける。
花の真ん中には黄色い雄しべが20本以上ある。
萼片は5枚で、緑色である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Potentilla はラテン語の「potens(強力)」の縮小形である。この属の1種の強い薬効に対してつけられた名である。
種小名の arguta は「尖った」という意味である。
写真は6月に北大植物園のカナディアン・ロックガーデンで撮った。
学名:Potentilla arguta

★背の高い姿がどこか面白い
 雉蓆とは思えぬようで

トール・シンクフォイル060615e-l.jpg

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ハニーサックル・ベルギガ070623e-l.jpgハニーサックル(honeysuckle)はスイカズラ科スイカズラ属の落葉蔓性低木である。
和名を匂い忍冬(ニオイニンドウ)という。
原産地はヨーロッパ、北アフリカ、西アジアである。
ベルギガ(Belgica)はその園芸品種である。
蔓性で長さは3メートルから5メートルくらいになる。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から7月くらいである。
蕾の外側は紅色を帯びる。
花は長さ2センチから3センチのトランペット形で、花の色は白く、咲き進むとクリーム色になる。
花には甘い香りがある。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名の Lonicera はドイツの採集家「ロニツァーさん(A. Lonitzer)」にちなむ。
種小名の periclymenum は旧い属名とのことだが、それ以上は解明できていない。
品種名の Belgica は「ベルギーの」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Lonicera periclymenum 'Belgica'

★ミツバチが大好きというベルギガの
 花は奏でる甘い調べを

ハニーサックル・ベルギガ070623c-l.jpg

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ヒペリカム・ヒドコート090712a-l.jpgヒペリクム・ヒドコートはオトギリソウ科オトギリソウ属の落葉小低木である。
中国原産の金糸梅(キンシバイ)の園芸品種である。
基本種に比べると花も葉も大きい。
そのため流通名を大輪金糸梅(タイリンキンシバイ)という。
草丈は60センチから100センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は5月から7月くらいである。
花径は7センチから8センチあり、上を向いて平開をする。
金糸梅(キンシバイ)のほうは花径3センチから5センチで平開をせず、垂れ下がって咲く。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Hypericum はギリシャ語の「hypo(下に)+ erice(草むら)」ないし「hyper(上に) + eikon(像)」に由来する。
種小名の patulum は「やや開出した」という意味である。
品種名の Hidcote はイギリスにあるイングリッシュ・ガーデンの名からきている。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Hypericum patulum 'Hidcote'

★大輪を空に向け咲くヒドコート
 梅雨空さえも厭わぬように

ヒペリカム・ヒドコート090712b-l.jpg

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エゾアジサイ060701a-l.jpg蝦夷紫陽花(エゾアジサイ)はユキノシタ科アジサイ属の落葉低木である。
分類体系によってはアジサイ科とされる。
日本固有種である。
北海道と本州北部及び本州の日本海側(京都府まで)に分布し、山地の斜面や沢沿いに生える。
山紫陽花(ヤマアジサイ)の変種で、花も葉も全体に基本種より大きい。
なお、基本種の山紫陽花(ヤマアジサイ)は北海道には自生しない。
樹高は100センチから150センチくらいである。
葉は先の尖った楕円形で、縁に粗いぎざぎざ(鋸歯)があり、向かい合って生える(対生)。
葉の柄の長さは2センチから5センチ、葉の長さは10センチから20センチ、横幅は5センチから10センチくらいである。
開花時期は6月から8月くらいである。
花の色は青色系と赤色系がある。
中央には5枚の花びらからなるたくさんの両性花をつけ、周辺に数個の装飾花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Hydrangea はギリシャ語の「hydro(水)+angeion(容器)」からきている。さく果の形からから名づけられた。
種小名の serrata は「鋸歯のある」という意味である。
変種名の megacarpa は「大きな実の」という意味である。
写真は7月に仙台市野草園で撮った。
学名:Hydrangea serrata var. megacarpa

★柔らかなブルーの色の咲き姿
 蝦夷紫陽花はエキゾチックに

エゾアジサイ060701b-l.jpg

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アメリカセンノウ090607b-l.jpgアメリカ仙翁(アメリカセンノウ)はナデシコ科センノウ属の多年草である。
マンテマ属に分類される場合もある。
原産地は中央アジア、西アジアである。
別名を矢車仙翁(ヤグルマセンノウ)という。
学名のリクニス・カルケドニカで表示するものもある。
日本へは明治時代に渡来した。
逸出したものが北海道で野生化している。
草丈は60センチから90センチくらいである。
茎や葉にはたくさん毛が生えている。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6月から9月くらいである。
茎先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、花径15ミリくらいの赤い5弁花をたくさんつける。
花の色には、白、桃色、橙色などのものもある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Lychnis はギリシャ語の「lychnos(ランプ)」からきている。アリストテレスの弟子のテオフラストスが用いた。
種小名の chalcedonica は「小アジアの」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Lychnis chalcedonica(=Silene chalcedonica)

★アメリカの名前はつくが故里は
 ロシアだという由来やいかに

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アカショウマ090614b-l.jpg赤升麻(アカショウマ)はユキノシタ科チダケサシ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の東北地方南部から九州にかけて分布し、山地の林の縁などに生える。
和名の由来は、根茎の皮が赤いことからきている。
草丈は40センチから80センチくらいである。
根際から生える葉は3回3出複葉である。
3出複葉は三つ葉のことで、枝分かれを繰り返した先に三つ葉をつけて1枚の葉となる。
小葉の形は細長い卵形である。
先は尾状に鋭く尖り、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は5月から7月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな5弁花をたくさんつける。
花序はあまり枝分かれをしないこと、下に垂れずに横に広がること、花弁と雄しべが同じくらいの長さであることなどが特徴である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Astilbe はギリシャ語の「a(無)+stilbe(光沢)」からきている。この属の1種の葉がヤマブキショウマ属と比べて艶がないということで名づけられた。
種小名の thunbergii はスウェーデンの植物学者で日本の植物を研究した「ツンベルクさんの」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Astilbe thunbergii

★掘り起こし根っこ調べてみたいけど
 それも叶わず隔靴掻痒

アカショウマ090614c-l.jpg

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イブキジャコウソウ080807a-l.jpg伊吹麝香草(イブキジャコウソウ)はシソ科イブキジャコウソウ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、低地から高山にかけての岩場や乾いた草地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、サハリンなどにも分布する。
草丈は3センチから15センチくらいである。
茎は細く、枝分かれをして地を這って広がる。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉のつけ根には疎らに毛が生える。
葉の両面には腺点(蜜を出す孔)がたくさんあり、ここから香りのよい精油分を分泌する。
開花時期は6月から8月である。
茎先に淡い紅紫色の小さな花が集まってつく。
花冠は唇形である。
上唇は小さく先がへこみ、下唇は3つに裂けている。
萼も唇形に裂け、下の唇の縁に長い毛が生える。
雄しべは4本あり、花冠よりも長い。
花の後にできる実はやや扁平な分果(複数の子房からできた果実)である。
和名の由来は、岐阜県と滋賀県の境にある伊吹山に多く自生し、葉が麝香のような香りがするところからきている。
分類上は、洋種伊吹麝香草(ヨウシュイブキジャコウソウ)の亜種とする見方もある。
別名を百里香(ヒャクリコウ)という。
これは、香りが百里の先まで届くという意味からきている。
属名の Thymus はギリシャ語の「thyein(香をくゆらす)」に由来する。香に用いられたことからきている。
種小名の quinquecostatus は「5本の主脈ある」という意味である。
写真は8月に志賀高原の東館山高山植物園で撮った。
学名:Thymus quinquecostatus(=Thymus serpyllum ssp. quinquecostatus)

★麝香の香いかがですかと問いかける
 ピンクの小花御伽の世界

イブキジャコウソウ080807b-l.jpg

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ウズアジサイ080705d-l.jpg紫陽花(アジサイ)はユキノシタ科アジサイ属の落葉低木である。
分類体系によってはアジサイ科とするものもある。
日本原産の萼紫陽花(ガクアジサイ)の改良品種の総称である。
渦紫陽花(ウズアジサイ)もそんな園芸品種の1つである。
特徴は萼片が内側にまるまって渦を巻くように見えることである。
ウイルスに侵されたものが園芸品種として定着したという。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の色は艶のある淡い緑色で、葉脈がはっきりしている。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
花の色はピンクや青紫色のものがある。
属名の Hydrangea はギリシャ語の「hydro(水)+angeion(容器)」からきている。さく果の形からから名づけられた。
種小名の macrophylla は「大きな葉の」という意味である。
品種名の normalis は「通常の」という意味である。
写真は7月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
Hydrangea macrophylla f. normalis 'Uzuazisai'

★少しだけ花の形がおかしいね
 渦巻くように見えて不思議だ

ウズアジサイ080705a-l.jpg

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ツノゴマ080622a-l.jpg角胡麻(ツノゴマ)はゴマ科ツノゴマ属の一年草である。
分類体系によってはツノゴマ科とされる。
原産地は北アメリカの南部からメキシコにかけてである。
和名の由来は、角のついた実ができるところからきている。
アメリカでは、若い果実はユニコーンに、黒く成熟した果実はデビルクロー(悪魔の爪)にたとえられる。
若い果実は中身が肉質で、ピクルスとして食用にされる。
熟した果実が絡まりつくと、なかなか取り除くことができない困り者である。
草丈は60センチから100センチくらいである。
全体に毛が生え、ネバネバした粘液で被われている。
葉は心形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁は波打つ。
開花時期は5月から7月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、乳白色ないし淡いピンクの花をつける。
花径は5センチくらいある。
花冠は筒状で、先が深く5つに裂ける。
萼片は5枚である。
雄しべは4本で、2本が長い。
属名の Proboscidea はゾウの鼻のような形をした果実へのギリシャ名を転用した。
種小名の louisiana は「ルイジアナの」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Proboscidea louisiana

★怖ろしいデビルクローを隠し持つ
 角胡麻の花ただ優しくて

ツノゴマ080622d-l.jpg

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ヤクヨウサルビア080622a-l.jpg薬用サルビア(ヤクヨウサルビア)はシソ科アキギリ属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
英名はコモンセージ(common sage)である。
学名からサルビア・オフィキナリスとも呼ばれる。
名前の通りうがい薬や整腸薬など薬用に用いられ、ハーブともされる。
草丈は40センチから70センチくらいである。
葉は細長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から7月くらいである。
花冠は唇形で淡い紫色である。
よい香りがする。
園芸品種もいろいろある。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の officinalis は「薬用の」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Salvia officinalis

★薬用と銘打つ花も少なかれ
 庭に植えれば医者いらずとか

ヤクヨウサルビア080622b-l.jpg

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デビッドソン・ペンステモン060615a-l.jpgデビッドソン・ペンステモン(Davidson's penstemon)はゴマノハグサ科イワブクロ属の常緑多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
イワブクロ属は北アメリカに200種以上が生育する。
本種はカナダから合衆国にかけて西海岸に分布する。
草丈10センチから20センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から6月である。
花の色は青ないし青紫色である。
花冠は細長い筒状で、先は唇形に裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Penstemon はギリシャ語の「pente(5)+stemon(雄しべ)」からきている。1本の仮雄しべと4本の雄しべがあることから名づけられた。
種小名の davidsonii は植物学者「デビッドソン(J. Davidson)さんの」という意味である。
写真は6月に北大植物園のカナディアン・ロックガーデンで撮った。
学名:Penstemon davidsonii

★岩肌を這って広げるテリトリー
 緑なき地に葉を茂らせて

デビッドソン・ペンステモン060615b-l.jpg

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ヒメイワタデ070501a-l.jpg姫岩蓼(ヒメイワタデ)はタデ科オンタデ属の多年草である。
北方領土を含む北海道に分布し、高山の岩場や砂礫地に生える。
海外では、中国の東北部、サハリン、オホーツク、アムール、ウスリー、シベリアなどに分布する。
環境省のレッドデータリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は10センチから30センチくらいである。
茎は枝分かれをし、地を這うように伸びる。
葉は披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は厚くて先はやや尖り、葉の縁には毛が密生する。
葉のつけ根はくさび形で先が細くなり、柄はない。
雌雄同株である。
開花時期は6月から8月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、小さな花をたくさんつける。
花の色は白ないし淡い紅紫色である。
花弁はなく、花びらのように見えるのは5枚の萼片である。
花の長さは3ミリくらいと極めて小さい。
雄しべは8本で萼片より短い。
雌しべの花柱は3本である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
秋には黄葉をする。
属名の Pleuropteropyrum はギリシャ語の「pleura(肋)+ pteron(翼)+ pyros(小粒)」からきている。肋に翼のある果実の形から名づけられた。
種小名の ajanense は「(シベリアの)アジャン湾(Ajan)の」という意味である。
写真は5月に神戸の六甲高山植物園で撮った。
学名:Pleuropteropyrum ajanense

★雨に濡れじっと寒さに耐えて咲く
 姫岩蓼は何を見詰める

ヒメイワタデ070501c-l.jpg

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ヒゲギキョウ061007a-l.jpg髭桔梗(ヒゲギキョウ)はキキョウ科ホタルブクロ属の多年草である。
原産地はヨーロッパである。
学名のカンパヌラ・トラケリウムの名でも流通している。
草丈は60センチから100センチくらいである。
茎には硬い毛が生える。
葉は楕円形で、先がわずかに尖る。
葉の縁は重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)である。
開花時期は7月から9月である。
葉の脇に濃い青紫色をした鐘状の花をつける。
花冠は先で5つに裂け、内側に髭のような毛がたくさん生える。
萼は5つに裂け反り返る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Campanula はラテン語の「campana(鐘)」の縮小形で小さな鐘を意味する。花冠の形から名づけられた。
種小名の trachelium は「喉の」という意味である。由来ははっきりしない。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Campanula trachelium

★裏側にびっしり髭を生やし咲く
 髭桔梗は個性に満ちて

ヒゲギキョウ061007b-l.jpg

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ムラサキウマゴヤシ080622a-l.jpg紫馬肥(ムラサキウマゴヤシ)はマメ科ウマゴヤシ属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
日本へは明治時代の初期に牧草として渡来した。
現在では、北海道などで栽培されるほか、各地で野生化している。
英名はアルファルファ(alfalfa)である。
芽生えたばかりのものをアルファルファもやしと呼び、生鮮野菜として流通している。
草丈は30センチから90センチくらいである。
茎は直立をし、上部でよく枝分かれをする。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は細長い楕円形である。
葉のつけ根の部分には托葉がある。
開花時期は5月から9月である。
葉の脇に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径5ミリから10ミリくらいの蝶形の花をまとめてつける。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)で、らせん状に巻く。
属名の Medicago は「Media(小アジアの王国)」からギリシャに渡ったことからきている。
種小名の sativa は「栽培された」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Medicago sativa

★道端に咲かせる花は紫や
 異国に根づき野生化をして

ムラサキウマゴヤシ080622e-l.jpg

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シロバナムシヨケギク070512a-l.jpg白花除虫菊(シロバナムシヨケギク)はキク科シロバナムシヨケギク属の多年草である。
原産地はクロアチアのダルマチア地方で、岩石の多い草地に生える。
日本へは明治18年に渡来した。
別名を除虫菊(ジョチュウギク)ともいう。
頭花を乾燥させたものを生薬で除虫菊花(じょちゅうぎくか)といい、殺虫剤の原料とされる。
最盛期の昭和10年代には、世界の生産量の98%が日本で生産されていたという。
現在では化学合成されたものに取って代わられている。
その経緯については因島観光協会のサイトが詳しい。
草丈は50センチから60センチである。
茎や葉には毛が生えており、全体に灰白色を帯びる。
根際から生える葉は2、3回羽状に深く裂ける。
開花時期は5月から7月である。
花(舌状花)の色は白く、筒状花は黄色い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Pyrethrum はギリシャ語の「pyr(炎)+athroos(多い)」からきている。
種小名の cinerarifolium は「シネラリア属(Cineraria)のような葉の」という意味である。
上の写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Pyrethrum cinerarifolium

★その昔栄華誇りし時もあり
 蚊取り線香日本の誉れ

シロバナムシヨケギク070512d-l.jpg

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ナツシロギク080727a-l.jpg夏白菊(ナツシロギク)はキク科ヨモギギク属の多年草である。
原産地は西アジア、バルカン半島である。
ヨーロッパや北アメリカに帰化し、野生化している。
草丈は30センチから100センチくらいである。
葉は羽状に深く裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月から7月である。
花径1、2センチの菊に似た強い芳香がある白い小花をたくさんつける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
園芸品種には八重咲きや白と黄のポンポン咲きのものなどがある。
ハーブとしても利用され、疲労回復などの効果がある。
また、駆虫薬としても使用される。
別名をマトリカリア(Matricaria)という。
これは古い属名に由来する呼称である。
属名の Tanacetum はラテン語の「tanazita(不死)」からきている。
種小名の parthenium は「処女」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
園芸品種は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Tanacetum parthenium

★菊の香を辺り一面漂わせ
 夏白菊は煌くように

ナツシロギク080727b-l.jpg

ナツシロギク080622a-l.jpg

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ザクロ080614b-l.jpgふと見れば石榴の花の紅眩し

石榴(ザクロ)はザクロ科ザクロ属の落葉小高木である。
原産地は地中海沿岸から西アジアにかけた地域である。
樹高は3メートルから6メートルくらいである。
幹には瘤がある。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には艶があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は6月から7月である。
5センチくらいの筒状をした6弁花をつける。
花弁は薄く、皺がある。
花の色は紅色だが、観賞用の品種には白、黄色などのものもある。
また、八重咲きのものもあり、花石榴(ハナザクロ)と呼ばれている。
萼は紅色で。浅く6つに裂ける。
花の真ん中には黄色い雄しべがたくさんある。
果実は熟すと不規則に裂けて種子を見せ、面白い形になる。
実は甘ずっぱい味がして食べられる。
ザクロエキスは更年期障害に効くということで人気がある。
「紅一点」という言葉があるが、これは石榴(ザクロ)の花から生まれた言葉だそうである。
俳句では、「石榴の花」と「花石榴」が夏の季語、また「石榴」が秋の季語である。
属名の Punica はラテン語の「punicus(カルタゴの)」からきている。ザクロの産地と考えたものと思われる。
種小名の granatum は「粒状の」という意味である。
写真は6月に川口市立グリーンセンターで撮った。
実の写真は10月に向島百花園で撮った。
学名:Punica granatum

★ふと見れば石榴の花が幹に咲く
 まばゆい色にしばし見とれて

ザクロ080614a-l.jpg

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メドウ・アネモネ060615b-l.jpgメドウ・アネモネ(meadow anemone)はキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草である。
メドウには草地という意味がある。
原産地は北アメリカで、湿潤な草原に生える。
別名をカナダ・アネモネ(Canada anemone)ともいう。
学名からアネモネ・カナデンシスの名で表示する場合もある。
また、園芸店では春咲き秋明菊(ハルザキシュウメイギク)の名で出回っている。
草丈は20センチから80センチくらいである。
長さが10センチから20センチくらいある葉には柄がなく3つに裂け、裂片の先が更に3つか4つに裂ける。
アネモネの仲間の中では比較的長く葉が残る。
開花時期は5月から6月である。
茎先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、花径3センチから5センチくらいの白い花をつける。
5枚の花弁のように見えるのは萼片で、真ん中に雄しべがたくさんある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Anemone はギリシャ語の「anemos(風)」からきている。
種小名の canadensis は「カナダの」という意味である。
写真は6月に北大植物園のカナディアン・ロックガーデンで撮った。
学名:Anemone canadensis

★見比べてどこが違うか難しい
 これもアネモネあれもアネモネ

メドウ・アネモネ060615a-l.jpg

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シマホタルブクロ070623c-l.jpg島蛍袋(シマホタルブクロ)はキキョウ科ホタルブクロ属の多年草である。
関東地方の太平洋沿岸と伊豆諸島に分布し、海岸に近い斜面や岩場に生える。
分類上は、蛍袋(ホタルブクロ)の変種とされている。
伊豆諸島に多いことから「島」の名が冠せられている。
草丈は30センチくらいである。
根際から生える葉は卵心形である。
茎につく葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から7月である。
茎先や葉の脇に釣鐘形の花を下向きにつける。
花の色は白い。
花冠は長さが3センチくらいで基本種に比べて小さいが、花の数は多い。
また、花冠の内側には斑点はほとんどない。
萼片は5枚で、萼片の間の小さな付属体は反り返るものと反り返らないものがある。
雄しべは5本、雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Campanula はラテン語の「campana(鐘)」の縮小形で小さな鐘を意味する。花冠の形から名づけられた。
種小名の punctata は「斑点のある」という意味である。
変種名の microdonta は「小さい歯の」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Campanula punctata var. microdonta

★小さくてだけどたくさん花つけて
 海辺が好きな島蛍袋

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インパチェンス・スターダストラズベリー090928a-l.jpgインパチェンスはツリフネソウ科ツリフネソウ属の多年草である。
インパチェンスは属名だが、園芸的にはインパチェンス・ワレリアナのことを言う。
多くの園芸品種がある。
和名はアフリカ鳳仙花(アフリカホウセンカ)という。
園芸上は一年草として扱う。
原産地はアフリカのタンザニアからモザンビークにかけてで、山地に生える。
草丈は20センチから40センチくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖らない。
開花時期は5月から10月である。
花は3枚の萼片と3枚の花弁からなる。
花の色は朱色、紅色、赤紫、桃色、白などがある。
絞りや八重咲きもあり、斑入りの品種もある。
よく枝分かれをして茎先に次々と花をつけ、花期も長い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Impatiens はラテン語の「impa(否定)+tient(忍耐)」からきている。「我慢できない」という意味で、さく果にさわると急に弾けることから名づけられた。
種小名の walleriana はアフリカで布教した宣教師「ウォーラー(H. Waller)さんの」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
品種名はスターダストラズベリーとエキスポレッドスターである。
学名:Impatiens walleriana

★遠くからやって来たんだこの国へ
 インパチェンスは元気な小花
☆はじけ散る花船揺らす露を受け
 葉は波模様遠き国より

インパチェンス・エキスポレッドスター090928a-l.jpg

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シルバン・ゴーツビアード100617a-l.jpgシルバン・ゴーツビアード(Sylvan goatsbeard)はバラ科ヤマブキショウマ属の多年草である。
英名は「森に住むヤギのあごひげ」という意味である。
日本に分布する山吹升麻(ヤマブキショウマ)の基本種である。
北アメリカ、ヨーロッパ、南ロシア、コーカサスなどに分布する。
草丈は1メートルから2メートルで大形である。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は細長い卵形で先が尖り、濃い緑色をしている。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から8月である。
雌雄異株である。
茎先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、淡い黄白色の花をたくさんつける。
花びらは5枚で、雄花には15本から30本の長い雄しべがあり、雌花には3つの雌しべがある。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Aruncus はラテン語の「aruncus(ヤギのヒゲ)」からきている。
種小名の dioicus は「雌雄異株の」という意味である。
写真は6月に北大植物園のカナディアン・ロックガーデンで撮った。
学名:Aruncus dioicus

★この花についた名前は山羊の髭
 似ているかなと顎撫でながら

シルバン・ゴーツビアード100617b-l.jpg

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ヤマブキショウマ100617c-l.jpg山吹升麻(ヤマブキショウマ)はバラ科ヤマブキショウマ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山地の林の縁や岩場に生える。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。
草丈はは30センチから90センチくらいである。
根茎は木質化をする。
葉は2回3出複葉で、互い違いに生える(互生)。
3出複葉というのは三つ葉のことで、それがもう1回枝分かれをして1枚の葉となる。
したがって、1枚の葉は9枚の小葉で構成される。
小葉の形は卵形で、葉脈は平行である。
小葉の先は尖り、縁には鋭い重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は6月から8月である。
雌雄異株である。
茎先に複数の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を円錐状に出し、黄白色の小さなをたくさんつける。
花弁は5枚、萼片も5枚である。
雄花には花弁より長い雄しべが20本くらいある。
雌花には雌しべが3本ある。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)で、下を向いており内側に開く。
「升麻」というのは生薬の名である。
根茎を乾燥させたものは、解毒、解熱、鎮痛などの薬効がある。
小葉の形が山吹(ヤマブキ)に似ているというのが和名の由来である。
若芽は山菜として食用にされる。
属名の Aruncus はラテン語の「aruncus(ヤギのヒゲ)」からきている。
種小名の dioicus は「雌雄異株の」という意味である。
変種名の tenuifolius は「薄い葉の」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Aruncus dioicus var. tenuifolius

★かっこよくぴんと伸ばした白い髭
 風に揺らして山吹升麻

ヤマブキショウマ100617a-l.jpg

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バーチリーフ・スパイリー060615b-l.jpgバーチリーフ・スパイリー(birchleaf spirea)はバラ科シモツケ属の落葉小低木である。
原産地は北アメリカである。
カナダからアメリカ合衆国にかけて西海岸に分布し、高山に生える。
学名のつけ方によるが、日本にも分布する丸葉下野(マルバシモツケ)の近縁種ないし同一種である。
バーチリーフは「樺の木の葉」を意味し、スパイリーは属名の英語読みである。
樹高は25センチから60センチくらいである。
葉は長さ2センチから7センチの卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から8月である。
枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白い小さな花を密につける。
花びらは5枚で、雄しべが長く突き出る。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Spiraea はギリシャ語の「speira(螺旋)」に由来する。果実が螺旋状になるものがあることから名づけられた。
種小名の betulifolia は「カバノキ属(Betula)のような葉の」という意味である。
写真は6月に北大植物園のカナディアン・ロックガーデンで撮った。
学名:Spiraea betulifolia

★調べてもどこが違うかわからぬが
 よく似ているよ日本の花と

バーチリーフ・スパイリー060615c-l.jpg

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ローマン・カモミール070623b-l.jpgローマンカモミール(Roman chamomile)はキク科カミツレモドキ属の多年草である。
分類の仕方によってはローマカミツレ属とする場合もある。
原産地は地中海沿岸地方である。
ジャーマンカモミール(German chamomile)と同様に、花をハーブとして用いる。
和名はローマカミツレという。
逸出したものが野生化している。
草丈は10センチから30センチくらいである。
根際から枝分かれした茎が地を這って広がる。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は細かな線形となる。
本種は葉にもリンゴのような爽やかな香りがある。
開花時期は4月から6月である。
茎先に小さな白い花(頭花)をつける。
舌状花は白く、真ん中の筒状花は黄色い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Anthemis はギリシャ語の「anthos(花)」からきている。 
種小名の nobilis は「気品のある」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Anthemis nobilis

★カミツレの花もいろいろ種類ある
 芝生のようなローマカミツレ

ローマン・カモミール070623c-l.jpg

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オヨベギキョウ090503c-l.jpg及部桔梗(オヨベギキョウ)はキキョウ科ホタルブクロ属の多年草である。
千島桔梗(チシマギキョウ)の大輪選別種である。
基本種は北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、高山の岩礫地などに生える。
本種は戦前に東京山草会会員の及部さんによって色丹島で発見され育成された。
草丈は5センチから15センチくらいである。
根際から生える葉はへら形である。
茎につく葉は小さい。
葉には艶があり、縁には波状の鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。
自生地での開花時期は7月から8月である。
平地では5月から6月に花を咲かせる。
花冠は長さ3センチから4センチの鐘形で、先が5つに裂ける。
花の色は濃い青紫色である。
雌しべの花柱は3つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Campanula はラテン語の「campana(鐘)」の縮小形で小さな鐘を意味する。花冠の形から名づけられた。
種小名の chamissonis はドイツの植物分類学者「シャミッソー(A. von Chamisso)さんの」という意味である。
写真は5月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Campanula chamissonis 'Oyobe-gikyou'

★先人の知恵と努力の賜物か
 輝くように及部桔梗

オヨベギキョウ090503d-l.jpg

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ヒペリカム・フロンドスム 080622a-l.jpgヒペリクム・フロンドスムはオトギリソウ科オトギリソウ属の半落葉低木である。
原産地は北アメリカの南東部である。
英名はゴールデン・セントジョンズ・ワート(golden St. John's wort)である。
セントジョンズ・ワートというのは西洋弟切草(セイヨウオトギリソウ:Hypericum perforatum)のことである。
日本では園芸品種のサンバースト(Sunburst)がよく見かけられるようである。
樹高は60センチから120センチくらいである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から7月くらいである。
枝先に花径3センチから5センチくらいの黄色い5弁花を上向きにつける。
特徴は雄しべで、ぽんぽんのように球状につくことである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Hypericum はギリシャ語の「hypo(下に)+ erice(草むら)」ないし「hyper(上に) + eikon(像)」に由来する。
種小名の frondosum は「葉面の広い」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Hypericum frondosum

★樹だけれど弟切草とよく似てる
 小さい花にポンポン似合い

ヒペリカム・フロンドスム 080622c-l.jpg

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ヘメロカリス

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ヘメロカリス090719d-l.jpgヘメロカリスはユリ科ワスレグサ属の総称である。
分類体系によってはワスレグサ科とされる。
一日花なので別名をデイリリーともいう。
日本の自生種である唐萓草(トウカンゾウ)などがヨーロッパへ持ち帰られ、交配によってさまざまな品種が生み出された。
花は大形で、色も黄色からオレンジ色、ピンク、紅色など多彩である。
多年草なので一度植えれば毎年花が咲く。
草丈は50センチから100センチくらいである。
根際から生える葉は幅の広い線形である。
開花時期は6月から7月である。
花の色は黄色からオレンジ色、ピンク、紅色など多彩である。
花被片は6枚である。
結実はしない。
属名の Hemerocallis はギリシャ語の「hemera(一日)+callos(美)」からきている。この属の植物の花は一日でしぼむことから名づけられた。
写真は7月に箱根湿生花園で撮った。
属名:Hemerocallis spp.

★花と咲き一日を生きるデイリリー
 色鮮やかに色とりどりに

ヘメロカリス090719c-l.jpg

ヘメロカリス090719a-l.jpg

ヘメロカリス090719b-l.jpg

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トウカンゾウ080622c-l.jpg唐萱草(トウカンゾウ)はユリ科ワスレグサ属の多年草である。
長崎県の男女群島に分布し、林の中や草地に生える。
海外では台湾や中国の南部にも分布する。
別名を南蛮萱草(ナンバンカンゾウ)、忘れ草(ワスレグサ)ともいう。
2000年版の環境省のレッドデータブックでは、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されていた。
レッドリスト(2007)では指定から外れている。
草丈は50センチから100センチくらいである。
根際から生える葉は幅の広い線形で、2つに折れる。
開花時期は5月から6月である。
花の色は明るい黄橙色である。
花被片は6枚である。
雄しべは6本、雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
江戸時代から園芸植物として栽培されていたが、シーボルトによってヨーロッパに持ち帰られた。
後にアメリカで品種改良が行われ、ヘメロカリスとして逆輸入されている。
属名の Hemerocallis はギリシャ語の「hemera(一日)+callos(美)」からきている。この属の植物の花は一日でしぼむことから名づけられた。
種小名の aurantiaca は「黄色を帯びた橙色の」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Hemerocallis aurantiaca

★すっきりと咲くのが好きと唐萱草
 明るい色を大きく開き

トウカンゾウ080622d-l.jpg

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コースト・ボイキニア060615a-l.jpgボイキニア・オクキデンタリスはユキノシタ科アラシグサ属の多年草である。
原産地は北アメリカである。
ブリティッシュコロンビア州からカリフォルニア州にかけて西海岸に分布し、高山の湿った岩場に生える。
北大植物園ではサンタルーシー・ボイキニア(SantaLucia Boykinia)の名称を用いている。
一般名は coastal brookfoam である。
日本に分布する暴風草(アラシグサ)の近縁種である。
草丈は30センチから50センチである。
根際から生える葉は手のひら状に裂ける。
開花時期は5月から7月である。
茎先にあまり目立たない白い花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Boykinia はアメリカの植物学者「ボイキン(S. Boykin)さん」の名からきている。
種小名の occidentalis は「西方の」という意味である。
写真は6月に北大植物園のカナディアン・ロックガーデンで撮った。
学名:Boykinia occidentalis

★ひっそりと湿った岩の上に咲く
 花は目立たぬ白花だけど

コースト・ボイキニア060615b-l.jpg

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スイカズラ080622b-l.jpg忍冬は誰に焦がれて忍び咲く

吸葛(スイカズラ)はスイカズラ科スイカズラ属の蔓性半常緑低木である。
北海道の南部から九州にかけて分布し、山野の草藪や林の縁に自える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
樹高は3メートルから5メートルくらいである。
枝は長く伸び、長い楕円形をした葉が向かい合って生える(対生)。
開花時期は5?6月である。
ジャスミンのような甘い香りのする白い花を2つずつつける。
花は唇状に大きく2つに裂け、上弁は先が4つに裂けている。
花の色は、白から黄に変化していく。
このことから金銀花(キンギンカ)の別名がある。
花のつけ根の部分には蜜がたまっており、花の蜜を吸うことから吸葛(スイカズラ)と呼ばれる。
花の後に球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)ができる。
実は緑色から黒緑色に変化する。
葉、茎、蕾には解毒・利尿作用があり、薬草として用いられる。
吸葛(スイカズラ)のもう1つの名前に忍冬(ニンドウ)というのがある。
これは、冬でも葉が生い茂り寒さに耐えているように見えるところからつけられた名である。
俳句では「忍冬の花」が夏の季語である。
属名の Lonicera はドイツの採集家「ロニツァー(A. Lonitzer)さん」の名からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
実の写真は12月に向島百花園で撮った。
学名:Lonicera japonica

★甘き香で誰を誘(いざな)う吸葛
 花の色さえやがて染まりて

スイカズラ080622a-l.jpg

スイカズラ081221a-l.jpg

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オトメギキョウ070324a-l.jpg

乙女桔梗(オトメギキョウ)はキキョウ科ホタルブクロ属(カンパヌラ属)の多年草である。
カンパヌラ属は北半球を中心に500種以上が分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
特に園芸品種の場合にはカンパニュラという英語風の読み方で一般に流通している。
日本にも蛍袋(ホタルブクロ)などが分布し、属名の和名はホタルブクロ属という。
原産地はクロアチアのダルマチア地方である。
英名はダルマチアン・ベルフラワー(Dalmatian bellflower)である。
そのせいもあってベルフラワーの名でも流通している。
しかし、英名のベルフラワー(bellflower)は風鈴草(フウリンソウ:Campanula medium)のことなので紛らわしい。
学名のカンパヌラ・ポルテンシュラギアナで表示するものもある。
日本へは大正時代に渡来した。
鉢植え、ロックガーデンなどに利用されている。
草丈は10センチから15センチくらいである。
葉は心形で長い柄があり、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月から7月である。
花径2センチくらいの濃い青紫色をして鐘形の花を密生させる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「感謝」である。
6月21日の誕生花である。
属名の Campanula はラテン語の「campana(鐘)」の縮小形で小さな鐘を意味する。花冠の形から名づけられた。
種小名の portenschlagiana はオーストリアの植物学者「ポテンシュログ(Franz Elder von Portenschlag-Ledermayer, 1772-1822)さん」の名からきている。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Campanula portenschlagiana

★ぐんぐんと縄張り広げ競い咲く
 乙女桔梗の花愛らしく

オトメギキョウ070324c-l.jpg

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2016/06/21 改訂

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ツノゲシ070512b-l.jpg角罌粟(ツノゲシ)はケシ科ツノゲシ属の越年草である。
漢字では「角芥子」とも書く。
原産地はヨーロッパである。
南ヨーロッパの沿岸地域などに分布する。
日本では観賞用として稀に栽培される。
逸出して野生化したものが昭和時代の初期に確認されている。
草丈は60センチから100センチくらいである。
葉はやや多肉質で銀白色を帯びる。
葉は羽状に裂けて、互い違いに生える(互生)。
根際から生える葉はロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
開花時期は5月から7月である。
茎先に花径5センチから10センチくらいの4弁花をつける。
花の色には黄色のほか黄橙色や赤橙色などのものがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
実の莢はカーブして角状となる。
それが名の由来でもある。
英名はホーンドポピー(horned poppy)である。
ホーンドは「角のある」という意味である。
全草にアルカロイドを含み有毒である。
しかし、種子には毒は含まれず、種子を搾った油は食用となる。
また、種油はかつてランタンの油として用いられたという。
属名の Glaucium はギリシャ語の「glaukos(灰緑色)」からきている。
種小名の flavum は「黄色の」という意味である。
写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Glaucium flavum

★ごつごつと強面のする姿でも
 花は可憐に色鮮やかに

ツノゲシ070512a-l.jpg

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セイヨウナツユキソウ090627a-l.jpg西洋夏雪草(セイヨウナツユキソウ)はバラ科シモツケソウ属の多年草である。
原産地はヨーロッパや西アジアである。
英名をメドースイート(meadow sweet)といい、ハーブとして知られる。
甘い香りがあり、イギリスでは花嫁が教会へ向う道にこの花をまき散らす慣習があったという。
アスピリンの原料となるサリチル酸が初めて分離された植物としても知られている。
草丈は80センチから120センチくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の裏面には白い綿毛がある。
開花時期は6月から8月である。
枝先に複数の散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、5弁の小さな花を密生させる。
花の色は白ないし乳白色である。
花にはアーモンドのような甘い香りがある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Filipendula はラテン語の「filum(糸)+pendulus(吊り下がった)」からきている。基本種の根が小さな球を糸でつないだように見えることから名づけられた。
種小名の ulmaria はラテン語の「ulmus(ニレの若木)」に由来するセイヨウナツユキソウのギリシャ名である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Filipendula ulmaria

★甘き香でふくよかに咲く花だから
 大事にしてとメドースイート

セイヨウナツユキソウ090627b-l.jpg

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ストケシア

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ストケシア080622a-l.jpg

ストケシアはキク科ストケシア属の多年草である。
ストケシア属は1属1種である。
原産地は北アメリカの南東部である。
アメリカ合衆国のフロリダ州、サウスカロライナ州、ジョージア州、ルイジアナ州などに分布する。
また、いくつかの園芸品種が作出されている。
英名はストークスアスター(Stokes' aster)ないしストケシア(Stokesia)という。
日本へは大正時代の初期に渡来した。
和名は属名からきている。
別名を瑠璃菊(ルリギク)という。
草丈は30センチから60センチくらいである。
根から生える葉は、長さ10センチから20センチくらいの幅の広い披針形(笹の葉のような形)である。
茎につく葉は互い違いに生え(互生)、茎を抱く。
開花時期は6月から10月くらいである。
花径10センチくらいの花(頭花)を茎先につける。
花(頭花)は筒状花だけからなるが、周囲には5つに深く裂けた大きい花びらが並び、舌状花のように見える。
原種の花の色は青紫色である。
園芸品種には青や白、赤、ピンク、黄色などのものがある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
花言葉は「追想」である。
7月4日の誕生花である。
属名の Stokesia はイギリス人の植物学者「ストークス(Jonathan Stokes, 1755-1831)さん」の名にからきている。
種小名の laevis は「無毛で、なめらかな艶を持つ」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Stokesia laevis

★夏空に大きな花がよく似合う
 陽射しを浴びて咲くストケシア
☆涼しげな花びら風にさやさやと
 何を想いて咲くストケシア

ストケシア080622b-l.jpg

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2016/07/04 改訂

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シロバナブラシノキ090530a-l.jpg白花ブラシの木(シロバナブラシノキ)はフトモモ科ブラシノキ属の常緑高木である。
原産地はオーストラリアの東部である。
樹高は5メートルから12メートルくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は硬い革質である。
開花時期は5月から7月くらいである。
枝先に長さ5センチから10センチくらいの穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、白ないしクリーム色の花をつける。
ブラシのように見えるのは細長い雄しべである。
花弁や萼片は開花後に落ちてしまう。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Callistemon はギリシャ語の「kallos(美しい)+ stemon(雄しべ) 」からきている。
種小名の salignus は「ヤナギのような」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Callistemon salignus

★紅花と咲き方少し違うかな
 びっしりつけた花穂は重く

シロバナブラシノキ090530b-l.jpg

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オガワギキョウ090503a-l.jpg小川桔梗(オガワギキョウ)はキキョウ科ホタルブクロ属の多年草である。
四国の小川聖一さんによって作出された栽培品種である。
交配親は石立蛍袋(イシダテホタルブクロ)と及部桔梗(オヨベギキョウ)である。
石立蛍袋(イシダテホタルブクロ)は石立山の石灰岩地に稀に生える。
草丈は低く花は大き目の品種である。
及部桔梗(オヨベギキョウ)は戦前に東京山草会会員の及部さんによって色丹島で発見された千島桔梗(チシマギキョウ)の大輪選別種である。
花冠が太くて短く丸みを帯びており、大きな濃い紫色の花を上向きにつける。
本種の草丈は10センチから15センチくらいである。
葉は楕円形で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
青紫色をした鐘形の花を下向きにつける。
属名の Campanula はラテン語の「campana(鐘)」の縮小形で小さな鐘を意味する。花冠の形から名づけられた。
写真は5月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Campanula 'Ogawa-gikyou'

★選りすぐり育てた花を掛け合わせ
 作り出される品種の不思議

オガワギキョウ090503b-l.jpg

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アカバナムシヨケギク060615b-l.jpg赤花除虫菊(アカバナムシヨケギク)はキク科シロバナムシヨケギク属の多年草である。
原産地はコーカサス地方である。
除虫菊である白花除虫菊(シロバナムシヨケギク)と同じ成分を含むが、殺虫作用は劣るため薬用としては用いられていない。
観賞用とされる。
草丈は50センチから60センチである。
茎や葉には毛が生えており、全体に灰白色を帯びる。
根際から生える葉は2、3回羽状に深く裂ける。
開花時期は5月から7月である。
花(舌状花)の色は赤やピンクである。
筒状花は黄色い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Pyrethrum はギリシャ語の「pyr(炎)+athroos(多い)」からきている。
種小名の coccineum は「赤い」という意味である。
上の写真は6月に北大植物園で撮った。
下の写真は6月に札幌の百合が原公園で撮ったロビンソンピンクという園芸品種である。
学名:Pyrethrum coccineum
学名:Pyrethrum coccineum 'Robinson Pink'

★北国の花の季節を彩って
 赤い菊咲く花壇は爽やか

アカバナムシヨケギク'ロビンソンピンク'060616a-l.jpg

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クロユリ070728a-l.jpg黒百合や俯き咲くは誰のため

黒百合(クロユリ)はユリ科バイモ属の多年草である。
北方領土を含む北海道の低地と本州中部以北の高山に分布し、お花畑や岩場に生える。
以前はこの両者は別種とされていたが、今は同一種と見られることが多い。
区別する場合は、本州のものは深山黒百合(ミヤマクロユリ:Fritillaria camtchatcensis var. alpina)とされる。
海外では、サハリン、カムチャツカ、ウスリー、北アメリカ北西部などにも分布する。
草丈は10センチから30センチくらいである。
葉は披針形で、茎の中ほどから上に3枚から5枚ずつ数段に輪生させ、上部では互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から8月である。
茎の先に暗い紫褐色で斑がある鐘状の花を1、2輪つける。
花径は3センチほどで、やや下向きに咲く。
花被片は6枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
この花には様々な伝説がある。
アイヌ伝説では、「愛する人にこの花を贈って、それを相手の人が手に取れば二人は結ばれる」という言い伝えがある。
また、越中富山の佐々成政は、寵愛した腰元早百合に嫉妬して一族を皆殺しにする。
そのとき早百合は「私の亡霊が立山に黒百合を咲かせたとき、佐々家は滅びるだろう」と叫んで息絶えた。
その後、成政が大茶会で北の政所(秀吉の正妻)に取り入ろうとして立山の黒百合を贈ったところ、不吉な花として怒りを買い、佐々家も衰運の一途をたどることになる。
そして、成政は切腹し、佐々家も滅びたという。
俳句の季語は夏である。
属名の Fritillaria はラテン語の「fritillus(チェッカー盤)」からきている。この属の1種の花の模様から名づけられた。
種小名の camtschatcensis は「カムチャツカの」という意味である。
写真は7月に中央アルプスの千畳敷カールで撮った。
3枚目は6月に札幌市の百合が原公園で撮った。
学名:Fritillaria camtschatcensis

★鐘の音とシスターの姿目に浮かぶ
 そんなシーンが記憶の隅に

クロユリ070728f-l.jpg

クロユリ060616a-l.jpg

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クサキョウチクトウ090607a-l.jpg咲き出づる花魁草に鼻寄せて

花魁草(オイランソウ)はハナシノブ科クサキョウチクトウ属の多年草である。
原産地は北アメリカである。
草丈は60センチから100センチくらいである。
茎は直立する。
葉は細長い卵形で、向かい合って生える(対生)。
時に3枚が輪生することもある。
葉の柄は短く、茎の上部では茎を抱く。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
開花時期は6月から10月である。
茎先にやや丸い円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、ピラミッド状に固まって花径2、3センチの花をたくさんつける。
花冠は筒部が長く、先が5つに深く裂けて横に開く。
花冠の裂片は襞のように互いに重なる。
萼片は5枚で緑色である。
雄しべは5本である。
花の色は紅紫色や白が中心だが、改良が進んでピンクや紅色など多くの園芸品種が作出されている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、華やかに咲く様子を花魁の姿に見たてたもの、あるいは花の香りが花魁の白粉に似ていることによる。
別名を草夾竹桃(クサキョウチクトウ)ともいう。
これは花が夾竹桃(キョウチクトウ)に似ていることからきている。
また、宿根フロックスの名でも流通している。
芝桜(シバザクラ)も同じ仲間である。
俳句の季語は夏である。
属名の Phlox はギリシャ語の「phlogos(火炎)」からきている。リクニス属の古名であったものが転用された。
種小名の paniculata は「円錐花序の」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
3枚目は7月に小石川植物園で撮った。
学名:Phlox paniculata

★咲き出づる花魁草に鼻寄せて
 香を確かめる汗かきながら

クサキョウチクトウ090607b-l.jpg

クサキョウチクトウ080713a-l.jpg

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ヨコグラノキ080607d-l.jpg横倉の木(ヨコグラノキ)はクロウメモドキ科ヨコグラノキ属の落葉高木である。
1属1種である。
ただし、クマヤナギ属に含める考え方もある。
和名の由来は、高知県の横倉山で最初に発見されたことからきている。
牧野富太郎博士によって発見され、命名された。
本州の宮城県・新潟県から九州にかけて点在し、石灰岩地帯などに生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
片側に2枚ずつつくのが特徴である。
葉の先は鋭く尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は6月である。
葉の脇から集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、小さな黄色の花をつける。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、橙色から暗い赤色に熟する。
属名の Berchemiella は「Berchemia(クマヤナギ属)」の縮小形で、フランス人の植物学者「ベルシェム(M. Berchem)さん」の名からきている。
種小名の berchemiifolia は「クマヤナギ属(Berchemia)のような葉の」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
実の写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Berchemiella berchemiifolia

★ローカルな名前が醸す雰囲気に
 なぜか安らぐ横倉の木は

ヨコグラノキ080607b-l.jpg

ヨコグラノキ071021a-l.jpg

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ヨウシュイブキジャコウソウ080720b-l.jpg洋種伊吹麝香草(ヨウシュイブキジャコウソウ)はシソ科イブキジャコウソウ属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
学名のティムス・セルピルムで表示するものもある。
英名はワイルドタイム(wild thyme)ないしクリーピングタイム(creeping thyme)という。
グランドカバーなどにされるほか、薬用(駆風、去痰、発汗など)やハーブとして世界中で利用されている。
草丈は10センチから20センチくらいである。
茎は直立をせず、地を這うようにしてマット状に広がる。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は丸く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は5月から7月である。
茎先に淡い紅紫色の小さな花が集まってつく。
花冠は唇形である。
園芸品種が多く、花の色には白や藤色、紅色などのものもある。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
属名の Thymus はギリシャ語の「thyein(香をくゆらす)」からきている。
種小名の serpyllum は「匍匐性の」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Thymus serpyllum

★びっしりと地面覆って花咲かす
 ワイルドタイム可憐な姿

ヨウシュイブキジャコウソウ080720a-l.jpg

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コメツツジ050709a-l.jpg米躑躅(コメツツジ)はツツジ科ツツジ属の半常緑低木である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山地から亜高山の岩場などに生える。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
樹高は30センチから200センチくらいである。
葉は楕円形で、枝の上部に密生して互い違いに生える(互生)。
葉には柄がなく、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉には淡い褐色の軟らかい毛が生える。
開花時期は6月から8月である。
枝先に白ないしピンクを帯びた小さな花をつける。
花径1センチくらいである。
花冠は筒状で先が5つに裂け、雄しべ5本が花冠から突き出る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、米粒のように小さな白い花が咲くことからきている。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の tschonoskii は植物収集家「須川長之助さんの」という意味である。
写真は7月に日光植物園で撮った。
学名:Rhododendron tschonoskii

★顔寄せて覗き込むほど小振りでも
 わたし躑躅と雄しべを立てて

コメツツジ050709b-l.jpg

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イトシャジン061008b-l.jpg糸沙参(イトシャジン)はキキョウ科ホタルブクロ属の多年草である。
北アメリカ、ヨーロッパ、シベリアなど北半球に広く分布し、低山から亜高山にかけて草地や岩場などに生える。
学名のカンパヌラ・ロツンディフォリアで表示するものもある。
英名はヘアベル(harebell:野兎の鐘)である。
草丈は10センチから40センチくらいである。
茎は細く、上部で枝分かれをする。
根際から生える葉は円形で、ロゼット状となる。
茎につく葉は細長い披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から10月である。
茎先に淡い青紫色をした鐘状の花を下向きないし横向きにつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
「沙参」は釣鐘人参(ツリガネニンジン)を意味するが、本種はホタルブクロ属でカンパニュラの仲間である。
属名の Campanula はラテン語の「campana(鐘)」の縮小形で小さな鐘を意味する。花冠の形から名づけられた。
種小名の rotundifolia は「円形葉の」という意味である。
写真は10月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Campanula rotundifolia

★細い茎しならせながら涼しげに
 糸沙参咲く鈴振るように
☆さやさやと細葉を揺らし花つけて
 何の合図か鈴音の響き

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グロリオサ・ロスチャイルディアナ080622c-l.jpgグロリオサ・ロスチャイルディアナはユリ科グロリオサ属の蔓性多年草である。
分類体系によってはイヌサフラン科とされる。
グロリオサ属は1属1種である。
本種はグロリオサ・スペルバの園芸品種とされている。
原産地はアフリカの西部である。
ジンバブエでは国花とされている。
和名は百合車(ユリグルマ)という。
草丈は100センチから150センチくらいである。
葉は幅の広い線形で大きい。
開花時期は6月から9月くらいである。
1本の花茎に10輪くらいの花をつける。
花被片は長さが10センチくらいあり、紅色にオレンジ色の覆輪が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
全草に有毒アルカロイドのコルヒチンを含む。
属名の Gloriosa はラテン語の「gloriosus(見事な)」からきている。
種小名の superba は「気高い」という意味である。
品種名の Rothschildiana は園芸界を後援したイギリスの男爵「ロスチャイルド(F. J.de Rothschild)さんの」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Gloriosa superba 'Rothschildiana'

★色合いがどこか派手だね百合車
 どこか納得アフリカの花

グロリオサ・ロスチャイルディアナ080622a-l.jpg

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クロモウズイカ080622d-l.jpg黒毛蕊花(クロモウズイカ)はゴマノハグサ科モウズイカ属の多年草である。
原産地はヨーロッパである。
「毛蕊花」の名は、雄しべの花糸に毛が生えていることからきている。
和名の由来は、雄しべが濃い焦げ茶色をしていて全体が黒っぽく見えるところからきている。
英名はダークマレイン(dark mullein)という。
草丈は60センチから120センチくらいである。
全体に長い毛が生え、茎には翼がある。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)があり、細かい毛が生える。
開花時期は6月から8月くらいである。
枝分かれをして長い穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、花径20ミリから25ミリくらいの黄色い花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
葉や花は風邪薬などに用いられる。
属名の Verbascum はラテン語の「barba(ひげ)」からきている。
種小名の nigrum は「黒い」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Verbascum nigrum

★世の中にいろんな花のあるものと
 笑みもこぼれる黒毛蕊花

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レモンマートル090704a-l.jpgレモンマートル(lemon myrtle)はフトモモ科バクホウシア属の常緑低木である。
マートルというのは銀梅花(ギンバイカ)のことである。
オーストラリアのクィーンズランド州に分布し、標高50メートルから700メートルの熱帯雨林に生える。
また、商品作物として栽培される。
柑橘系芳香成分が多く、「レモンよりレモンの香りがする植物」として人気がある。
樹高は3メートルから20メートルくらいである。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は革質で艶があり、淡い緑色をしている。
葉の縁には、わずかにぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から8月くらいである。
枝先に集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、花径5ミリから7ミリくらいの小さな淡い黄白色の花をたくさんつける。
花弁は5枚で、花の真ん中にあるたくさんの雄しべは花弁よりも長い。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名の Backhousia はイギリスの植物学者「バックハウス(J. Backhouse)さん」の名からきている。
種小名の citriodora には「レモンのような香りの」という意味である。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Backhousia citriodora

★レモンよりレモンの香りするという
 不思議な樹木レモンマートル

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ヨウシュヤマゴボウ090614c-l.jpg洋種山牛蒡(ヨウシュヤマゴボウ)はヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の大形多年草である。
原産地は北アメリカである。
日本へは明治時代のはじめに渡来した。
現在では野生化して日本各地に分布し、道ばたや空き地に生える。
根が牛蒡(ゴボウ)に似ているというので山牛蒡(ヤマゴボウ)で、西洋のものなので洋種山牛蒡(ヨウシュヤマゴボウ)と名づけられた。
別名をアメリカ山牛蒡(アメリカヤマゴボウ)ともいう。
草丈は1メートルから2メートルである。
茎は紅紫色をしている。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鈍く尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
両面とも毛は生えていない。
開花時期は6月から9月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花をつける。
花径は5ミリくらいで、淡い紅色を帯びるものもある。
花被片は5枚である。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、紫黒色に熟する。
実は葡萄のような形をしている。
潰すと赤紫の汁が出て、昔はこれを赤インクにしたという。
葉は有毒だが、若葉をゆでて水にさらせば食用となる。
また、実には毒はない。
属名の Phytolacca はギリシャ語の「phyton(ギリシャ語:植物)+ lacca(ラテン語:深紅色の顔料)」からきている。液果に深紅色があることことから名づけられた。
種小名の americana は「アメリカの」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
実の写真は10月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Phytolacca americana

★垂れた実を潰せば赤い汁が出る
 インクベリーで色水遊び

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カンパニュラ・ケファレニカ070603a-l.jpgカンパヌラ・ケファレニカはキキョウ科ホタルブクロ属の多年草である。
属名の読み方は「カンパニュラ」とするものもある。
原産地はギリシャのケファロニア島である。
分類上は、カンパヌラ・ガルガニカの亜種とされている。
草丈は10センチから15センチくらいである。
地を這ってマット状に広がる。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から9月くらいである。
茎先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、淡い青紫色をした小さな花をたくさんつける。
花冠は幅の広い鐘形で、先は星形に5つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Campanula はラテン語の「campana(鐘)」の縮小形で小さな鐘を意味する。花冠の形から名づけられた。
種小名の garganica は「(イタリアの)ガルガノ半島の」という意味である。
亜種名の cephallenica は「(ギリシャの)ケファロニア島の」という意味である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Campanula garganica subsp. cephallenica

★名を聞いてさてどこだろうケファロニア
 イオニア海を地図で探して

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カワミドリ080622b-l.jpg川緑(カワミドリ)はシソ科カワミドリ属の多年草である。
漢字では「河碧」とも書く。
北海道から九州にかけて分布し、沢沿いなどの草地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、シベリアなどにも分布する。
草丈は40センチから100センチくらいである。
茎の断面は四角形で、上部で枝分かれをする。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は鋭く尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から10月くらいである。
茎先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を立て、小さい紫色をした唇形の花をたくさんつける。
花冠は長い筒形で下唇が長く、雄しべが花から突き出る。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
茎、葉、根を乾燥したものを生薬で排草香(はいそうこう)といい、健胃薬、風邪薬などにする。
属名の Agastache はギリシャ語の「aga(強める)+stachys(穂)」からきている。太い穂状の花序をつけることから名づけられた。
種小名の rugosa は「皺のある」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Agastache rugosa

★秋空に強い香りを放ち咲く
 河碧の花色は紫

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カッコウチョロギ080622a-l.jpg郭公草石蚕(カッコウチョロギ)はシソ科イヌゴマ属の多年草である。
原産地はヨーロッパで、草地や河岸、荒れ地に生える。
また、観賞用に栽培される。
ヨーロッパでは全草を民間薬とし、消炎、健胃薬に用いられる。
中世には邪気を払うお守りとしても使われたという。
日本へは観賞用として渡来した。
なお、「草石蚕」というのは中国原産のシソ科の多年草の名称である。
草丈は45センチから60センチくらいである。
茎の断面は四角形である。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
茎や葉には銀白色の毛が密集する。
開花時期は6月から9月である。
茎先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、ピンクや紫色の小さな唇形の花を咲かせる。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
英名はベトニー(betony)である。
そこから大輪ベトニー(タイリンベトニー)とも呼ばれている。
属名の Stachys はギリシャ語の「stachyus(穂)」からきている。花序の様子を表したものである。
種小名の officinalis は「薬用の」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Stachys officinalis

★涼やかな花の姿に安らいで
 心静かな時を過ごして

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シナウリノキ090614a-l.jpg支那瓜の木(シナウリノキ)はウリノキ科ウリノキ属の落葉小高木である。
分類体系によってはミズキ科とされる。
原産地は中国である。
樹高は5メートルから8メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
若い木では、葉は2つか3つに浅く裂ける。
開花時期は6月から7月である。
葉の脇に白い小さな6弁花を垂れ下げてつける。
花弁は細長く、外側に反り返る。
雄しべは12本、雌しべは1本である。
黄色い葯(雄しべの花粉を入れる袋)が目立つ。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
属名の Alangium はインドのマラバールでの現地語からきている。
種小名の chinense は「中国の」という意味である。
 写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Alangium chinense

★面白い反った姿に笑み漏れる
 初めて見たよ支那瓜の花

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カンパヌラ・ショイヒツェリ090927a-l.jpgカンパヌラ・ショイヒツェリはキキョウ科ホタルブクロ属の多年草である。
種小名の読み方は「シェウキツェリ」とするものもある。
原産地はヨーロッパのアルプス山脈である。
高山の草地に生える。
和名を姫糸沙参(ヒメイトシャジン)という。
草丈は10センチから30センチくらいである。
根際から生える葉は卵形、茎につく葉は狭い披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は7月から8月である。
長さ2センチくらいの釣鐘形をした青い花を1輪から4輪つける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Campanula はラテン語の「campana(鐘)」の縮小形で小さな鐘を意味する。花冠の形から名づけられた。
種小名の scheuchzeri はスイスの植物学者「ショイヒツァー(J. J. Scheuchzer)さんの」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Campanula scheuchzeri

★アルプスの急な斜面に乱れ咲く
 カンパヌラの花色青くして

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アケボノセンノウ080622a-l.jpg曙仙翁(アケボノセンノウ)はナデシコ科マンテマ属の越年草である。
原産地はヨーロッパである。
河川敷や空き地などに生える。
英名はレッドキャンピオン(red campion)である。
日本でも逸出したものが北海道で野生化している。
ヨーロッパでは雑草の扱いだが、日本ではアルプスの花として流通もしている。
草丈は15センチから80センチくらいである。
茎は根際から枝分かれをして、株立ちとなる。
茎にも葉にも毛が多い。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から6月である。
雌雄異株である。
茎先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、鮮やかなピンクの5弁花を咲かせる。
花の色には濃淡がある。
花弁の先は2つに深く裂ける。
萼筒は、雄花が円筒形、雌花が長い卵形で、毛がたくさん生える。
花柱は5本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Silene はギリシャ神話の「シレネス(Silenes、バッカスの養父)」からきている。この属には粘液性の分泌液を出すものが多いので、これを酔って泡だらけになった様子にたとえた。
種小名の dioica は「雌雄異株の」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Silene dioica

★濡れるのも厭わず咲いて風に揺れ
 笑顔振り撒く曙仙翁

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テリハノイバラ080721c-l.jpg照葉野茨(テリハノイバラ)はバラ科バラ属の落葉低木である。
福島県以南の本州から沖縄にかけて分布し、日当たりのよい山野、川原、海岸などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。
野茨(ノイバラ)によく似ているが、葉が厚くて艶があり、無毛であるなどの違いがある。
また野茨(ノイバラ)の茎は立つが、照葉野茨(テリハノイバラ)は地を這って伸びる。
樹高は20センチから50センチくらいである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は楕円形ないし幅の広い卵形である。
先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉には艶があり、毛は生えていない。
開花時期は5月から7月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、次々に開く。
花の色は白ないし淡いピンクである。
花径は2センチから3センチぐらいである。
花びら(花弁)は5枚ある。
花の真ん中には黄色い雄しべがたくさんある。
花の後にできる実は偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)である。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
種小名の wichuraiana はドイツ人の植物採集家「ウィチュラ(M. E. Wichura)さんの」という意味である。
写真は7月に国営ひたち海浜公園で撮った。
学名:Rosa wichuraiana

★真っ白な花が目立つよ葉っぱもね
 照り輝いて命を謳い

テリハノイバラ080721b-l.jpg

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ニチニチソウ080622a-l.jpg

青空に日日草は紅零し

日日草(ニチニチソウ)はキョウチクトウ科ニチニチソウ属の多年草である。
原産地はマダガスカルなどである。
熱帯では年中花をつける多年草であるが、温帯では一年草として扱われる。
日本へは江戸時代の中期に渡来した。
草丈は20センチから50センチくらいである。
葉は細長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざはない(全縁)。
表面には艶がある。
開花時期は6月から9月くらいである。
茎先や上部の葉の脇に花をつける。
花径は3センチから4センチくらいで、先が5つに裂け5弁花のように見える。
花の色は赤や白のほかに、白に赤目、ピンク、濃いピンクなどがある。
花の後にできる実は細長いさや状の袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
和名の由来は、一日ごとに新しい花をつけることからきている。
旧属名のビンカ(Vinca:ツルニチニチソウ属)の名でも流通している。
全草にアルカロイドを含み、特に抗悪性腫瘍薬として注目されている。
俳句の季語は夏である。
属名の Catharanthus はギリシャ語の「catharos(純粋な)+anthus(花)」からきている。
種小名の roseus は「バラ色の」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Catharanthus roseus

★咲いて散りまた咲いて散り日日草
 プロペラ回す白き五弁花

ニチニチソウ080622b-l.jpg

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ライティア・レリギオサ070623d-l.jpgライティア・レリギオサはキョウチクトウ科ライティア属の常緑低木である。
原産地は東南アジアである。
タイやベトナムでは寺院の庭によく植えられるという。
樹高は2メートルから4メートルくらいである。
枝は細く、ブッシュ状に広がる。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6月から7月くらいである。
暖地ではほぼ周年開花をする。
花の色は白く、葉の脇に垂れ下がって咲く。
花径は2、3センチで、花冠は5つに裂けて平らに開く。
花にはフルーティな香りがある。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
流通名をおまつりライトの木(オマツリライトノキ)という。
英名はウォータージャスミン(water jasmine)である。
漢名は水梅(スイメイ)である。
属名の Wrightia はイギリスの植物学者「ライト(C. H. Wright)さん」の名からきている。
種小名の religiosa は「宗教的な」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Wrightia religiosa

★熱帯の綺麗な庭が似合いそう
 うな垂れ咲けば芳香漂い

ライティア・レリギオサ070623a-l.jpg

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カンパヌラ・コクレアリフォリア090927a-l.jpgカンパヌラ・コクレアリフォリアはキキョウ科ホタルブクロ属の多年草である。
属名の読み方は「カンパニュラ」とするものもある。
原産地はヨーロッパのアルプス山脈やピレネー山脈である。
山地の岩場や礫地に生える。
流通名は矮鶏桔梗(チャボギキョウ)という。
草丈は5センチから15センチくらいである。
全体に毛が生える。
根際から生える葉は心形、茎につく葉は線形である。
開花時期は6月から8月くらいである。
花径2センチくらいの釣鐘形をした淡い青色の花を下向きにつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Campanula はラテン語の「campana(鐘)」の縮小形で小さな鐘を意味する。花冠の形から名づけられた。
種小名の cochlearifolia は「さじ形の葉の」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Campanula cochlearifolia

★背の低いカンパニュラの花岩肌を
 飾る姿が瞼に浮かび

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エキナセア・アングスティフォリア080622b-l.jpgエキナケア・アングスティフォリアはキク科ムラサキバレンギク属(エキナケア属)の多年草である。
属名の読み方は「エキナセア」とするものもある。
原産地は北アメリカである。
英名をナロウリーブド・パープルコーンフラワー(narrow-leaved purple coneflower)という。
和名は細葉紫馬簾菊(ホソバムラサキバレンギク)である。
「馬簾」というのは火消しの纏(まとい)の飾りのことである。
根の成分が免疫力の向上に有効で、サプリメントとして利用されている。
草丈は50センチから90センチくらいである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
近縁種のエキナケア・プルプレアよりも葉は細い。
開花時期は6月から9月くらいである。
花びら(舌状花)の色はピンクないし淡い紫色である。
筒状花は円錐状である。
開花が進むにつれて舌状花が下向きに反り返り、「馬簾」のようになる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Echinacea はギリシャ語の「echino(はりねずみ)」からきている。硬い筒状花をはりねずみにたとえて名づけたものである。
種小名の angustifolia は「細葉の」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Echinacea angustifolia

★どこでどう見分けたらいいエキナケア
 数の多さに目を白黒と

エキナセア・アングスティフォリア080622c-l.jpg

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エキナセア・プルプレア080622e-l.jpgエキナケア・プルプレアはキク科ムラサキバレンギク属(エキナケア属)の多年草である。
属名の読み方は「エキナセア」とするものもある。
和名は紫馬簾菊(ムラサキバレンギク)という。
「馬簾」というのは火消しの纏(まとい)の飾りのことである。
原産地は北アメリカである。
19世紀にはヨーロッパでもハーブとして栽培されるようになった。
草丈は60センチから100センチくらいである。
茎は直立をする。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から9月である。
花径10センチくらいの淡い紅紫色ないし白色の花をつける。
開花が進むにつれて花びら(舌状花)が下向きに反り返り、「馬簾」のようになる。
英名はパープルコーンフラワー(purple coneflower)である。
アメリカで先住民が健康維持のために用いていたことで知られる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Echinacea はギリシャ語の「echino(はりねずみ)」からきている。硬い筒状花をはりねずみにたとえて名づけたものである。
種小名の purpurea は「紫色の」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Echinacea purpurea

★だらりんと垂れた花びら個性的
 エキナケア咲く陽射しを求め

エキナセア・プルプレア080622d-l.jpg

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キョウチクトウ080621c-l.jpgひたすらに天を焦がれて夾竹桃

夾竹桃(キョウチクトウ)はキョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑小高木である。
原産地はインドである。
日本へは江戸時代に渡来した。
「夾竹桃」は中国名を用いたものである。
葉の形状が竹に似ていて、花が桃に似ていることからきている。
性質は強健で、乾燥にも耐えるので、街路樹や公園木などとして植えられている。
一方、毒があることで屋敷内に植えることは嫌われる地方もあるという。
枝、葉、花に有毒な成分を含み、強心剤、利尿薬などにも利用される。
樹高は3メートルから6メートルくらいである。
葉は3枚が輪になって生える(輪生)かあるいは向かい合って生え(対生)、幅の狭い楕円形をしている。
表面は濃い緑色で主脈が白く目立ち、裏面は白っぽい。
開花時期は6月から8月である。
花は枝の先端に群がってつく。
花冠は筒状で、先が5つに裂けて横に開く。
裂片はらせん状に重なる。
園芸品種も多く、花の色は白、ピンク、黄色などさまざまで、八重咲きのものもある。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
俳句の季語は夏である。
属名の Nerium はギリシャ語の「neros(湿った)」からきている。湿地によく育つことから名づけられた。
種小名の indicum は「インドの」という意味である。
上の写真は6月に埼玉県三郷市で撮った。
下の写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Nerium indicum

★過酷なる自然が鍛え育てたる
 夾竹桃は夏に色づき

キョウチクトウ081005a-l.jpg

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キャットミント080614a-l.jpgキャットミント(catmint)はシソ科イヌハッカ属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
ラケモサ種(こちらもキャッミントと呼ばれる:Nepeta racemosa)とネペテラ種(Nepeta nepetella)との交雑種である。
ハーブの一種で、小さな葉には甘いミントの香りが漂う。
草丈は30センチから40センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)
葉の表面には短くて細かい毛が生える。
開花時期は5月から9月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い青紫色をした唇形の花をたくさんつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
ブルーキャットミントの名でも流通している。
属名の Nepeta はイタリアのトスカーナ・ウィンブリア地方の都市の古名「Nepete」に由来する。
種小名の faassenii はオランダ人の園芸家「ファセン(J. H. Faassen)さんの」という意味である。
写真は6月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Nepeta x faassenii

★高原が似合っているよ咲き姿
 キャットミントのパステルカラー

キャットミント080614b-l.jpg

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グレビレア・ゲオルゲアナ090607c-l.jpgグレビレア・ゲオルゲアナはヤマモガシ科ハゴロモノキ属(グレビレア属)の常緑低木である。
原産地はオーストラリアの西部である。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉の深く切れ込み針状である。
開花時期は冬から春である。
自生地では7月から10月くらいに咲く。
花弁のように見える総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)から、長い花柱の突きだした花を咲かせる。
総苞の色は赤に白が交じる。
総苞が完全に黄色の場合もある。
花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。
属名の Grevillea はイギリスの園芸家「グレビル(C. Greville)さん」からきている。
種小名の georgeana はオーストラリアの植物学者「ジョージ(A. S. George)さんの」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Grevillea georgeana

★紅白が入り混じり咲くグレビレア
 めでたい色かな彼の地にあっても

グレビレア・ゲオルゲアナ090607b-l.jpg

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マツヨイグサ050522c-l.jpg待宵草(マツヨイグサ)はアカバナ科マツヨイグサ属の越年草である。
原産地はチリやアルゼンチンである。
日本へは江戸時代の末期に渡来した。
その後、各地の河原や海岸などで野生化した。
夕方開花するので、「宵待ち草」や「月見草」などの通称がある。
草丈は30センチから80センチくらいである。
葉は細い披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から8月である。
花径3センチから5センチくらいの黄色い花を咲かせる。
花弁は4枚で、一日花である。
花はしぼむと黄赤色に変わるのが特徴である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
その後に渡来した雌待宵草(メマツヨイグサ)のほうが大輪で繁殖力が強く、現在では姿を見る機会が減っている。
属名の Oenothera はギリシャ語の「oinos(酒)+ther(野獣)」からきている。根にブドウ酒のような香気があり、野獣が好むということから名づけられた。
種小名の stricta は「硬い」という意味である。
写真は5月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Oenothera stricta

★夜の更けてたれに逢瀬の道行きや
 待宵草の花は見つめて

マツヨイグサ050522d-l.jpg

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ヤブイバラ070603a-l.jpg藪茨(ヤブイバラ)はバラ科バラ属の落葉低木である。
日本固有種である。
本州の近畿地方の太平洋側と四国、九州に分布し、海岸に近い崖地や山地の林の中に生える。
別名を匂茨(ニオイイバラ)ともいう。
樹高は2メートルから3メートルである。
幹は細長く、枝には疎らに鉤型の棘がある。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉5枚から7枚で1枚の葉が構成される。
小葉の形は卵形でやや艶があり、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
頂小葉が側小葉より大きく、先は尾状に尖る。
葉の裏面や柄には毛が生える。
開花時期は5月から6月である。
枝先に花径1、2センチの小振りの白い花を数輪つける。
紅色のばかしが入るものもある。
花弁は5枚である。
花弁の形は卵倒形で、先がへこむ。
萼片は5枚である。
雄しべは黄色く、たくさんある。
花柱には綿毛が生える。
花はよい香りがする。
花の後にできる実は球形の偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で、赤く熟する。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
種小名の onoei は明治時代の博物学者「小野職愨さんの」という意味である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Rosa onoei

★小さくてまとまって咲く藪茨
 香りにつられ棘に用心

ヤブイバラ070603b-l.jpg

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カンパニュラ・ケントベル080906a-l.jpgカンパニュラ・ケントベルはキキョウ科ホタルブクロ属の多年草である。
イギリスのケント州で作出された園芸品種である。
種苗法による品種登録によれば、「品種名不詳のカンパニュラからの偶発実生」とされている。
1997年にサントリーフラワーズから発売された。
草丈は70センチから100センチくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から9月くらいである。
濃い青紫色をした艶のある釣鐘形の花が鈴なりにつく。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Campanula はラテン語の「campana(鐘)」の縮小形で小さな鐘を意味する。花冠の形から名づけられた。
写真は9月に帯広市の真鍋庭園で撮った。
学名:Campanula 'Kent Bell'

★艶やかな鐘形の花ケントベル
 群がり咲けば心も踊り

カンパニュラ・ケントベル080906b-l.jpg

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オオアマチャ080622a-l.jpg大甘茶(オオアマチャ)はユキノシタ科アジサイ属の落葉低木である。
分類体系によってはアジサイ科とされる。
日本固有種である。
甘茶(アマチャ)は山紫陽花(ヤマアジサイ)の変種の1つである。
葉を乾燥させると甘くなり、甘茶製造用に栽培されている。
大甘茶(オオアマチャ)は、その中でも茎が太く大きくなる品種である。
本州に分布し、稀に生える。
また、長野県信濃町で栽培されている。
樹高は50センチから150センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には柄があり、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
山紫陽花(ヤマアジサイ)と非常によく似た花をつける。
真ん中に紫色を帯びた両性花がつき、周りを装飾花が取り囲む。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Hydrangea はギリシャ語の「hydro(水)+angeion(容器)」からきている。さく果の形からから名づけられた。
種小名の serrata は「鋸歯のある」という意味である。
変種名の oamacha は日本語の「オオアマチャ」のことである。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Hydrangea serrata var. oamacha

★甘い香で虫の仲間に大人気
 大甘茶咲く梅雨入り前に

オオアマチャ080622c-l.jpg

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アマチャ080607d-l.jpg甘茶(アマチャ)はユキノシタ科アジサイ属の落葉低木である。
分類体系によってはアジサイ科とされる。
分類上は山紫陽花(ヤマアジサイ)の変種の1つとされる。
日本固有種である。
本州の関東地方と中部地方に分布し、山地に生える。
また、葉にズルチンを含み甘茶製造用に栽培される。
樹高は50センチから100センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には柄があり、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
山紫陽花(ヤマアジサイ)と非常によく似た花をつける。
真ん中に紫色を帯びた両性花がつき、周りを装飾花が取り囲む。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Hydrangea はギリシャ語の「hydro(水)+angeion(容器)」からきている。さく果の形からから名づけられた。
種小名の serrata は「鋸歯のある」という意味である。
変種名の thunbergii はスウェーデンの植物学者で日本の植物を研究した「ツンベルクさんの」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Hydrangea serrata var. thunbergii

★紫の高貴な花は見るほどに
 風情溢れてため息の漏れ

アマチャ080607b-l.jpg

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コバノズイナ070603c-l.jpg小葉の随菜(コバノズイナ)はユキノシタ科ズイナ属の落葉低木である。
分類体系によってはズイナ科とされる。
別名をアメリカ随菜(アメリカズイナ)ともいう。
原産地は北アメリカの南東部である。
日本へは明治時代に渡来し、庭木や盆栽とされる。
樹高は1、2メートルである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
日本にも自生する随菜(ズイナ)の葉は丸みを帯びるが、本種は細くて先が尖る。
「随菜」の名の由来は、枝の隋を灯芯に、若葉を食用にしたことからきている。
開花時期は5月から6月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花を穂のようにつける。
花はよい香りがする。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
秋には紅葉をする。
属名の Itea はギリシャ語で「ヤナギ」を意味する。葉の形が似ていることから転用された。
種小名の virginiana は「バージニアの」という意味である。
花の写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
紅葉の写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Itea virginica

★仄かなる香りともない穂のような
 花を咲かせる小葉の随菜は
コバノズイナ070603a-l.jpg

コバノズイナ091206a-l.jpg

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カンパニュラ・ポシャルスキアナ070603b-l.jpgカンパヌラ・ポシャルスキアナはキキョウ科ホタルブクロ属の多年草である。
属名の読み方は「カンパニュラ」とするものもある。
原産地はクロアチアのダルマチア地方である。
流通名を星桔梗(ホシギキョウ)という。
アルペンブルー(Alpen Blue)という園芸品種が知られている。
草丈は15センチから30センチくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は3月から9月くらいである。
茎先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、淡い青紫色をした小さな花をたくさんつける。
花冠は幅の広い鐘形で、先は星形に5つに裂ける。
花径は3センチくらいである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Campanula はラテン語の「campana(鐘)」の縮小形で小さな鐘を意味する。花冠の形から名づけられた。
種小名の poscharskyana はドレスデンの園芸家「ポシャルスキー(G. Poscharsky)さんの」という意味である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Campanula poscharskyana

★色淡き星を散りばめ星桔梗
 アドリア海を故里にして

カンパニュラ・ポシャルスキアナ070603a-l.jpg

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アルニカ080622a-l.jpgアルニカ・モンタナはキク科ウサギギク属の多年草である。
原産地はヨーロッパで、山地の草地や林の中に生える。
日本の高山に生える兎菊(ウサギギク)の仲間である。
別名を西洋兎菊(セイヨウウサギギク)という。
ヨーロッパでは、外傷の治療などに用いる。
中国名を「山金車(さんきんしゃ)」といい、観賞用に栽培される。
草丈は30センチくらいである。
根際から生える葉は細長い披針形(笹の葉のような形)で、腺毛(粘着物質を出す毛)がたくさん生える。
開花時期は6月から8月である。
茎先に鮮やかな黄色の頭花をつける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Arnica はラテン語で「子羊」に由来する。
種小名の montana は「山地に生える」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Arnica montana

★アルニカの名前聞くのは初めてだ
 そうか仲間は兎菊かぁ

アルニカ080622b-l.jpg

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フェイジョア

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フェイジョア080614b-l.jpgフェイジョアはフトモモ科フェイジョア属の常緑低木である。
分類の仕方によってはアッカ属(Acca)とされる。
原産地は南アメリカである。
日本へは昭和時代の初期に渡来した。
樹高は3メートルから5メートルくらいである。
樹皮は茶褐色で、不規則に裂け目が入る。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は丸く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は革質で艶があり、裏面には綿毛が密に生える。
開花時期は5月から6月である。
花径4センチくらいの白い花をつける。
花弁は内側が赤褐色で、外側は白い綿毛に覆われる。
それが内側に巻き込むので白い花のように見える。
花弁数は4、5枚で肉厚である。
花の真ん中には赤い雄しべがたくさんある。
緑色の楕円形の果実は秋に熟し、食用となる。
パイナップルのような香りがあり、生食するほかジャムやゼリー、果実酒などに使われる。
属名の Feijoa はポルトガル人の博物学者「フェイジョ(J. da S. Feijo)さん」の名からきている。
種小名の sellowiana はドイツ人の植物学者「セロー(F. Sellow)さんの」という意味である。
写真は6月に川口市立グリーンセンターで撮った。
実の写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Feijoa sellowiana

★紅白に着飾って咲くフェイジョア
 待ってていてね実のなる頃を

フェイジョア080614a-l.jpg

フェイジョア070430a-l.jpg

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ゼニアオイ080614d-l.jpg銭葵(ゼニアオイ)はアオイ科ゼニアオイ属の越年草である。
原産地は南ヨーロッパ、地中海沿岸地方、西アジアである。
日本へは江戸時代に観賞用として渡来した。
現在では野生化し、河川敷や荒れ地などに生える。
分類上は、薄紅葵(ウスベニアオイ)の変種とされている。
基本種に比べると葉の切れ込みが浅く、花の色が濃い。
草丈は60センチから120センチくらいである。
葉は円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には皺があって波打ち、5つから7つくらいに浅く裂ける。
葉の縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から8月くらいである。
葉の脇に淡い紅紫色の5弁花をつける。
花径は3センチくらいで、花弁には濃い色の縦筋が入る。
花は下から上へ咲きあがる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、花の大きさを一文銭に見立てたものという。
属名の Malva はラテン古名でギリシャ語の「malache(軟らかくする)」からきている。この属の植物の1種が持つ粘液に緩和剤の働きがことから名づけられた。
種小名の sylvestris は「森林に生える」という意味である。
変種名の mauritiana は「モーリシャス島の」という意味である。
写真は6月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Malva sylvestris var. mauritiana

★名の由来聞けば何やら江戸の世を
 思い描ける不思議感じつ

ゼニアオイ080614b-l.jpg

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ギンバイカ060729a-l.jpg銀梅花(ギンバイカ)はフトモモ科ギンバイカ属の常緑低木である。
原産地は地中海沿岸地方である。
葉には香気があり、古代エジプトの時代から宴席などで利用されてきた。
古代ギリシャでは、月桂樹(ゲッケイジュ)とともに凱旋将兵の頭飾りとされた。
英名はマートル(myrtle)という。
日本へは明治時代の後期に渡来した。
別名を銀香梅(ギンコウバイ)という
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
よく枝分かれをし、葉が密生する。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉には艶がある。
開花時期は5月から6月である。
葉の脇に花径2センチくらいの白い花をたくさんつける。
花弁は5枚で、花の真ん中にあるたくさんの雄しべは花弁よりも長い。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、紫黒色に熟して白い粉をふき、食用になる。
属名の Myrtus はギリシャ神話の女神「ミルシーヌ(Myrsine)」からきているという説がある。
種小名の communis は「普通の」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Myrtus communis

★群がりてざわめく姿目に浮かぶ
 銀香梅の香り溢れて

ギンバイカ060729b-l.jpg

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ビスカリア

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ビスカリア050618a-l.jpgビスカリアはナデシコ科マンテマ属の一年草である。
以前はビスカリア属(Viscaria)に属していたとのことで、ビスカリアの名はその名残である。
別名を小麦仙翁(コムギセンノウ)とも言う。
原産地は地中海沿岸地方である。
草丈は30センチほどである。
茎は細かく枝分かれをする。
葉は細長い披針形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から7月である。
茎先に直径2、3センチの小さな5弁花を咲かせる。
花の色は紫、ピンク、赤、白など豊富である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Silene はギリシャ神話の「シレネス(Silenes、バッカスの養父)」からきている。この属には粘液性の分泌液を出すものが多いので、これを酔って泡だらけになった様子にたとえた。
種小名の coeli-rosa は「coeli(空)+rosa(バラ)」である。
写真は5月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Silene coeli-rosa

★撫子の愛らしさ見せビスカリア
 悪戯眼で誘うがごとく

ビスカリア050618b-l.jpg

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カンパニュラ・フラギリス070603b-l.jpgカンパヌラ・フラギリスはキキョウ科ホタルブクロ属の多年草である。
属名の読み方は「カンパニュラ」とするものもある。
原産地はイタリアの南部である。
ジューンベル(June Bell)という園芸品種が知られている。
草丈は10センチくらいである。
よく枝分かれをして横に広がる。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月くらいである。
花の色は青紫色である。
花冠は幅の広い鐘形で、先は星形に大きく5つに裂け、上向きに花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Campanula はラテン語の「campana(鐘)」の縮小形で小さな鐘を意味する。花冠の形から名づけられた。
種小名の fragilis は「もろい」という意味である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Campanula fragilis

★カンツォーネ聞こえるような土地に咲く
 花は青空見詰めるように

カンパニュラ・フラギリス070603c-l.jpg

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ヒスイカズラ80614a-l.jpg翡翠葛(ヒスイカズラ)はマメ科ヒスイカズラ属の常緑蔓性低木である。
原産地はフィリピン諸島である。
限られた地域の熱帯雨林に自生するが、個体数が減って絶滅が危惧されるということで、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストに登録されている。
英名はジェードバイン(Jade Vine)である。
和名はそれを訳したものである。
蔓を伝って伸び、丈は5メートルから20メートルくらいになる。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。
小葉は楕円形で先が尖り、革質である。
開花時期は3月から6月である。
花房は50センチから100センチくらいあり、大形である。
1つ1つの花は長さ6センチから8センチくらいの爪形で、翡翠のような青緑色をしている。
開花は数日で終わり、花はぼとぼとと落ちる。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
ただし、受粉の媒介をするのはコウモリなので、日本ではほとんど結実しない。
属名の Strongylodon はギリシャ語の「strongyro(円い)+ odon(歯)」からきている。萼の部分が円い歯のような形をしていることから名づけられた。
種小名の macrobotrys は「長い総の」という意味である。
写真は6月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Strongylodon macrobotrys

★大きくて色鮮やかに咲き誇る
 翡翠葛に驚きの声

ヒスイカズラ80614b-l.jpg

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ヤエドクダミ080607a-l.jpgドクダミも恥らうように八重に咲き

毒痛み(ドクダミ)はドクダミ科ドクダミ属の多年草である。
北海道の南部から沖縄にかけて分布し、日陰や湿地に生える。
海外では、東アジアや東南アジアに広く分布する。
八重毒痛み(ヤエドクダミ)はその品種の1つである。
草丈は20センチから40センチくらいである。
葉は先の尖った心臓形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は柔らかい。
開花時期は5月から6月である。
茎先に八重咲きの白い花を咲かせる。
花びらのように見えるものは、葉に近い性質をもった総苞と呼ばれるものである。
花の真ん中に見える黄色い部分が花だが、花弁も萼片もない。
種子は不稔性(次の世代の子孫を作れない)である。
和名の由来は、毒や傷みに効くということから、「毒痛み」が転じたものといわれる。
あるいは、ドクダミの葉は特有の臭気があるため、毒が入っているのではないかということで毒溜め(ドクダメ)と呼ばれるようになり、それがドクダミになったという。
そのほかにもいろいろな説があるらしい。
生薬名を十薬(じゅうやく)といい、整腸、利尿、解毒などの薬効がある。
俳句の季語は夏である。
属名の Houttuynia はオランダの医師で植物学者の「ハウトイン(M. Houttuyne)さん」にちなんで名づけられた。
種小名の cordata は「心臓形の」という意味である。
品種名の plena は「八重の」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Houttuynia cordata f. plena

★十の字が印とばかり思いきや
 八重に花咲くドクダミのあり

ヤエドクダミ080607c-l.jpg

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ジャーマンダー・ペンステモン060615b-l.jpgジャーマンダー・ペンステモン(germander penstemon)はゴマノハグサ科イワブクロ属(ペンステモン属)の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
ジャーマンダーは地中海原産のシソ科ニガクサ属の多年草の総称で、花姿がこれにたとえられた。
ただし、撮影地ではこの名称を用いているが、国際的に通用する名称かというと疑問が残る。
日本ではまだ取り上げているサイトがないが、学名のペンステモン・テウクリオイデスを用いたほうがよいかもしれない。
原産地は北アメリカである。
草丈は5センチから10センチくらいである。
葉は銀白色の卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6月から9月くらいである。
花の色は紅紫色で、花の形は唇形である。
花冠は細長い筒状で、先が唇状に2つに裂ける。
さらに上の唇は2つに、下の唇は3つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Penstemon はギリシャ語の「pente(5)+stemon(雄しべ)」からきている。1本の仮雄しべと4本の雄しべがあることから名づけられた。
種小名の teucrioidesは「(シソ科の)ニガクサ属(Teucrium)に似た」という意味である。
写真は6月に北大植物園のカナディアンロックガーデンで撮った。
学名:Penstemon teucrioides

★小さくて繊細だけどしっかりと
 横に根を張り縄張り広げ

ジャーマンダー・ペンステモン060615a-l.jpg

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ペチュニア

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ペチュニア・オペラサプリームピンクモーン100307a-l.jpg

ペチュニアはナス科ツクバネアサガオ属(ペチュニア属)の多年草である。
ペチュニア属は原産地は南アメリカの固有種で、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイなどに35種が分布する。
同じナス科のタバコ属(Nicotiana)と近縁種である。
日本で主に流通しているのは品種改良された園芸品種である。
この和名を衝羽根朝顔(ツクバネアサガオ)といい、属名の和名もツクバネアサガオ属という。
和名の由来は、萼筒を羽根つきの羽根にたとえ、花が朝顔(アサガオ)に似ていることからきている。
しかし、園芸的にはペチュニアの名で流通しており、YListでもこれを別名として記載している。
英名はコモンガーデンペチュニア(common garden petunia)という。
日本へは大正時代には渡来していたものと推定される。
庭植えや鉢植えとして利用されている。
なお、園芸的には一年草として扱われる。
草丈は20センチから40センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は4月から9月くらいである。
花は漏斗形で、花径2センチくらいの小輪から10センチを超える大輪まである。
花の色は多彩で、白、赤、黄色、青紫色などのほか複色のものもあり、八重咲きもある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「心の平安」である。
7月13日の誕生花である。
属名の Petunia はブラジルの先住民の言語で「タバコ」を意味する。
種小名の hybrida は「交配種の」という意味である。
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
品種名はオペラサプリームピンクモーン、ダブルカスケードプラムベイン、プリズムサンシャイン、リンボーバイオレットである。
学名:Petunia x hybrida(異名:Petunia x atkinsiana)

★ラテンの血ひいて艶やか八重に咲く
 お澄まし顔の君はペチュニア
☆鮮やかにドレス纏いてペチュニアは
 八重も一重もただ見せたくて

ペチュニア・ダブルカスケードプラムベイン100307a-l.jpg

ペチュニア・プリズムサンシャイン100307a-l.jpg

ペチュニア・リンボーバイオレット100307a-l.jpg

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2016/07/14 改訂

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エゾノタチツボスミレ070616d-l.jpg蝦夷の立坪菫(エゾノタチツボスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
北方領土を含む北海道から本州の岡山県にかけて分布し、山地の林の中や草地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国の東北部にも分布する。
草丈は20センチから40センチくらいである。
有茎種である。
スミレの中では背が高い。
茎の下部につく葉は卵形ないし心形で小さい。
茎の上部につく葉は長い三角形で、長さは25ミリから50ミリくらいある。
葉のつけ根の部分は心形である。
托葉は櫛状に深く切れ込み、毛が生えている。
開花時期は5月から6月である。
葉の脇から5センチから10センチくらいの柄を出し、花径15ミリから20ミリくらいの小さな花をつける。
花の色は白ないし淡い紫色である。
花びらは5枚である。
2枚の上弁はウサギの耳のように反り返る。
2枚の側弁のつけ根には細かい毛がたくさん生える。
雌しべの柱頭にも突起毛がある。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は白くて短い。
萼片は細長い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の acuminata は「先が次第に尖った」という意味である。
写真は6月に信州の上高地で撮った。
学名:Viola acuminata

★木道を歩いていると背の高い
 菫に出合いあっと驚き

エゾノタチツボスミレ070616e-l.jpg

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カンパニュラ・グロッセキー090607a-l.jpgカンパヌラ・グロッセキーはキキョウ科ホタルブクロ属の多年草である。
属名の読み方は「カンパニュラ」とするものもある。
和名をハンガリー桔梗(ハンガリーギキョウ)という。
東ヨーロッパのルーマニア、ハンガリー、ブルガリアなどに分布する。
草丈は60センチから90センチくらいである。
株全体に剛毛が生える。
葉は心形で、互い違いに生える(互生)。
茎の上部につく葉は卵形である。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から9月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、鐘形をした淡い青紫色の花を疎らにつける。
花冠や萼片にも白い毛が生える。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Campanula はラテン語の「campana(鐘)」の縮小形で小さな鐘を意味する。花冠の形から名づけられた。
種小名の grossekii は人名に由来する。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Campanula grossekii

★いろいろな種類があるねカンパニュラ
 澄んだ鐘の音遠く近くに

カンパニュラ・グロッセキー090607c-l.jpg

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ヒイラギズイナ080607b-l.jpg柊随菜(ヒイラギズイナ)はユキノシタ科ズイナ属の常緑高木である。
分類体系によってはズイナ科とされる。
南西諸島に分布し、林の中などに生える。
海外では、台湾や中国の南部にも分布している。
近畿地方南部から九州にかけて随菜(ズイナ)という落葉低木が分布しているが、柊随菜(ヒイラギズイナ)はその南西諸島版である。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で、先は鈍く尖る。
若い葉の縁は柊(ヒイラギ)のような鋭いぎざぎざ(鋸歯)があるというのが名の由来であるが、成木の葉はぎざぎざがなくなる(全縁)。
柊(ヒイラギ)にも成木になると同様の傾向がある。
開花時期は5月から6月である。
枝先に上向きの総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、小さな白い5弁花たくさんつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Itea はギリシャ語で「ヤナギ」を意味する。葉の形が似ていることから転用された。
種小名の oldhamii は採集家「オルダムの」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Itea oldhamii

★南国の山野に白くぽっかりと
 柊随菜の花影浮かび

ヒイラギズイナ080607c-l.jpg

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ハナキササゲ080607a-l.jpg花木大角豆(ハナキササゲ)はノウゼンカズラ科キササゲ属の落葉高木である。
原産地は北アメリカである。
湿った森林、沢地、川辺などに生える。
明治・大正時代に「黄金樹」の名で大量に輸入されたが、現存するものは少ないという。
樹高は15メートルから30メートルくらいである。
葉は大きな三角形状の幅広い卵円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の形は桐(キリ)に似ている。
開花時期は5月から7月である。
葉の脇に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、大きな釣鐘形の花をつける。
花径が4、5センチくらいある白い花は縁が縮れており、中には紫の点線とオレンジ色の筋が入っている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
近縁種に中国原産の木大角豆(キササゲ)がある。
木大角豆(キササゲ)の名の由来は、実の形が大角豆(ササゲ)というさやごと食べる豆に似ていることからきている。
和名の由来は、その木大角豆(キササゲ)より更に花が美しいということからきている。
別名を大アメリカ木大角豆(オオアメリカキササゲ)ともいう。
属名の Catalpa はこの属のアメリカキササゲの北アメリカでの現地名からきている。
種小名の speciosa は「華やかな」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Catalpa speciosa

★ぽたぽたと落ちる花びら美しく
 ふと見上げれば満開模様

ハナキササゲ080607c-l.jpg

ハナキササゲ080607e-l.jpg

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サルビア・メリフェラ100605c-l.jpgサルビア・メリフェラはシソ科アキギリ属の多年草である。
原産地はカリフォルニア州である。
草丈は1メートルから2メートルである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
葉には強い香りがある。
開花時期は4月から6月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白ないし淡い青紫色の唇形をした花をつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
英名はブラックセージ(black sage)である。
この名称は茎の色からきている。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の mellifera は「蜂蜜を持った」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Salvia mellifera

★地味だけど強い香りに個性見せ
 咲くメリフェラはセージの仲間

サルビア・メリフェラ100605a-l.jpg

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シセンテンノウメ080607a-l.jpg四川天の梅(シセンテンノウメ)はバラ科テンノウメ属の常緑低木である。
原産地は中国南西部と台湾である。
樹高は1メートルから4メートルくらいである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は幅の狭い楕円形で艶がある。
小葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
小葉は13対から14対くらいつく。
開花時期は5月から6月である。
枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、梅(ウメ)に似た白い5弁花をつける。
雄しべは20本くらいある。
実は球形で、青色に熟する。
属名の Osteomeles はギリシャ語の「osteon(骨)+melon(リンゴ)」からきている。果実の様子を表したものである。
種小名の schwerinae は人名に由来すると思われるがまだ解明できていない。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Osteomeles schwerinae

★葉と花の少し変わった取り合わせ
 見るも一興春の訪れ

シセンテンノウメ080607b-l.jpg

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スズヒメ090607a-l.jpgカンパヌラ・ラプンクルスはキキョウ科ホタルブクロ属(カンパヌラ属)の越年草である。
属名の読み方は「カンパニュラ」とする場合もある。
原産地は北アフリカ、ヨーロッパから西シベリアにかけてである。
背の高い品種で、草丈は60センチから100センチくらいになる。
涼姫(スズヒメ)はその園芸品種である。
茎は直立をする。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から7月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い青紫色をした鐘状の花をたくさんつける。
花径は2センチくらいである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Campanula はラテン語の「campana(鐘)」の縮小形で小さな鐘を意味する。花冠の形から名づけられた。
種小名の rapunculus はラテン語の「rapum(塊茎)+culus(「小さい」を表す接尾語)」からきている。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Campanula rapunculus 'Suzuhime'

★涼やかな淡き青さが目に沁みる
 梅雨の晴れ間に心和ませ

スズヒメ090607b-l.jpg

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カワラマツバ080607a-l.jpg河原松葉(カワラマツバ)はアカネ科ヤエムグラ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山地の草地や河原に生える。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
和名は、河原に生育する「松」のように細い葉の植物という意味だが、実際には山地の草原などに生えることが多い。
草丈は50センチから80センチくらいである。
茎は直立をし、白く短い毛が生える。
葉は長さ2、3センチの線形で、8枚から10枚くらいが車軸状につく(輪生)。
葉には柄はなく、直接茎につく。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は6月から8月である。
茎の上部で枝分かれをして、先に小さな白い花が集まってつく。
花径は2、3ミリで、花冠は深く4つに裂けて十字状に平らに開く。
雄しべは4本である。
花には特有の臭いがある。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で2つのブロックからなり、毛は生えない。
花が黄色いものを黄花河原松葉(キバナカワラマツバ)といい、分類上は本種の基本種となっている。
属名の Galium はギリシャ語で「gala(乳)」から出た言葉である。チーズを作る際に牛乳を凝固させるのに使うことから名づけられた。
種小名の verum は「純正の」という意味である。
変種名の asiaticum は「アジアの」という意味である。
品種名の nikkoense は「日光の」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Galium verum var. asiaticum f. nikkoense

★夏だからぐんぐん伸びてみようかな
 河原松葉は太陽が好き

カワラマツバ080607c-l.jpg

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クロヅル080607a-l.jpg黒蔓(クロヅル)はニシキギ科クロヅル属の落葉蔓性低木である。
北海道から本州の近畿地方にかけての日本海側と紀伊半島、四国、九州に分布し、山地に生える。
海外では朝鮮半島、中国の東北部などにも分布する。
若い枝は赤褐色で、成長した樹皮は黒く、蔓状に延びて数メートルになる。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から8月である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花径は5、6ミリの5弁花である。
萼片は5枚、雄しべは5本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、3枚の翼がある。
和名の由来は蔓の色からきている。
属名の Tripterygium はギリシャ語の「treis(3)+pterygion(小翼)」からきている。
種小名の regelii はドイツの植物分類学者「レーゲル(E. A. von Regel)さんの」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Tripterygium regelii

★蔓伸ばし咲かす小花は微笑んで
 夏の訪れ深山に知らせ

クロヅル080607b-l.jpg

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サツキ080607a-l.jpg

地に近く隠れるように皐月咲く

皐月(サツキ)はツツジ科ツツジ属(ロードデンドロン属)の半常緑小低木である。
ロードデンドロン属は世界に1000種以上が分布し、また多くの園芸品種がある。
日本では同属の植物を躑躅(ツツジ)と総称し、属名の和名をツツジ属という。
ただし、日本では文化的には皐月(サツキ)や石楠花(シャクナゲ)を躑躅(ツツジ)とは区別して呼ぶ習慣があり、植物学上の分類とは異なる。
本種は日本固有種である。
本州の関東地方南部から九州にかけて分布し、山地の河川沿いの岩肌などに生える。
また、庭木や盆栽とされる。
和名の由来は、旧暦の五月(皐月)に花を開くということからきている。
樹高は10センチから100センチくらいである。
幹は這う性質が強い。
葉は披針形(笹の葉のような形)ないし幅の広い披針形で、枝先に数枚が集まって互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で分厚い。
開花時期は6月から7月である。
枝先に朱赤色の花を1輪か2輪つける。
花径は3センチから5センチくらいである。
花冠は漏斗形で、先が5つに裂ける。
花冠の内側には濃い色の斑点が入る。
雄しべは5本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
多くの園芸品種が作出されている。
花言葉は「節制」である。
俳句の季語は夏である。
5月19日の誕生花である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の indicum は「インドの」という意味である。なぜこの種小名が充てられたのかははっきりしていない。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron indicum

★地に近く隠れるように皐月咲く
 濡れた地肌を欲すがごとく
☆しぶき受け岩場に咲かん密やかに
 君は見つけん花の姿を

サツキ080607d-l.jpg

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シマテイカカズラ090627a-l.jpg島定家葛(シマテイカカズラ)はキョウチクトウ科シマテイカカズラ属の常緑低木である。
本州から沖縄にかけて分布し、海岸近くに生える。
海外では、台湾にも分布する。
樹高は3メートルくらいになる。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は分厚く、艶がある。
葉は長さが5センチから10センチくらいあり、近縁種の定家葛(テイカカズラ)よりも大形である。
開花時期は5月から7月くらいである。
葉の脇から集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、白い小さな花をつける。
花径は10ミリくらいで小さい。
花冠は5つに裂け、裂片はスクリューのようにねじれる。
花の後にできる実は細長い袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Alyxia の由来はまだ解明できていない。
種小名の insularis は「島に生える」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Alyxia insularis

★似ているが仲間は少し違うよう
 定家葛の遠い親戚

シマテイカカズラ090627c-l.jpg

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メコノプシス・グランディス060616d-l.jpgメコノプシス・グランディスはケシ科メコノプシス属の多年草である。
別名を「ヒマラヤの青いケシ」といい、ブータンの国花である。
ヒマラヤ山脈やチベット、ミャンマーなどに分布し、標高3000メートルから5000メートルの高山の傾斜草原や礫草地に生える。
「幻の花」と言われるほど栽培がむずかしい。
夏の気温が25度を超えず、適度な雨が降るなどの条件が要求される。
日本で栽培が成功したのは最近のことだという。
北海道、東北地方、中部地方などで栽培されている。
草丈は30センチから150センチくらいである。
茎や葉には毛が生えている。
葉は細長い楕円形で浅く裂け、裂片にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月である。
花径10センチくらいの大きな空色の花を咲かせる。
その神秘的な色は「ヒマラヤンブルー」などと形容されている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Meconopsis はギリシャ語の「mekon(ケシ)+ opsis(似る)」からきている。
種小名の grandis は「大きな」という意味である。
写真は6月に札幌市の百合が原公園で撮った。
まるで畑のように林立する姿は壮観であった。
学名:Meconopsis grandis

★幻の花と呼ばれる青い芥子
 ずらり並んで驚くばかり

メコノプシス・グランディス060616a-l.jpg

メコノプシス・グランディス060616c-l.jpg

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ブリアンタイシア・ラミウム100605b-l.jpgブリアンタイシア・ラミウムはキツネノマゴ科ブリアンタイシア属の多年草である。
原産地はアフリカの東部から中央部である。
日本では温室で稀に栽培される。
草丈は60センチから150センチくらいである。
茎や葉には毛が生えている。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は周年である。
花は唇形である。
上唇が淡い青紫色、下唇が濃い青紫色になる。
花冠にも毛が生えている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
繁殖力が強く、世界の熱帯地方に広く分布しているという。
属名の Brillantaisia の由来はまだ解明できていない。
種小名の lamium はオドリコソウ属の属名でもあり、「(長い花筒が)喉のような」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Brillantaisia lamium

★唇の形は仲間と同じでも
 色の様子で違いを見せて

ブリアンタイシア・ラミウム100605c-l.jpg

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カンパニュラ・メイミックス090607a-l.jpgカンパヌラ・メディウムはキキョウ科ホタルブクロ属(カンパヌラ属)の越年草である。
属名の読み方は「カンパニュラ」とする場合もある。
原産地は南ヨーロッパである。
和名は風鈴草(フウリンソウ)という。
メイミックス(May Mix)はその園芸品種である。
メイシリーズには桃色、青紫色、紅紫色、白、青などの花色のものがある。
草丈は80センチから100センチくらいである。
茎や葉の縁、萼には毛が生える。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月から7月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径5センチから6センチの釣鐘状の花を上向きにつける。
属名の Campanula はラテン語の「campana(鐘)」の縮小形で小さな鐘を意味する。花冠の形から名づけられた。
種小名の medium は「中間の」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Campanula medium 'May Mix'

★華やぎの時を迎えた花壇には
 色とりどりのカンパニュラ咲く

カンパニュラ・メイミックス090607b-l.jpg

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トキワマガリバナ090502a-l.jpg常磐曲がり花(トキワマガリバナ)はアブラナ科マガリバナ属(イベリス属)の常緑多年草である。
原産地は地中海沿岸地方から西アジアにかけてで、山地や亜高山の岩礫地に生える。
学名のイベリス・センペルビレンスで表示するものもある。
種小名の読み方は「センペルウィレンス」とするものもある。
常磐薺(トキワナズナ)の名を用いるものもあるが、これはアカネ科の植物の標準和名なので用いないほうがいい。
草丈は20センチから30センチである。
よく枝分かれをし、這って横に広がる。
葉はへら形ないし線形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は分厚く、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月から6月くらいである。
茎先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白い小さな花を半球状に集まってつける。
花弁は4枚で、十字状に開く。
4枚のうち外側の2枚が大きく、内側の2枚が小さい。
萼片は4枚である。
雄しべは6本あり、4本が長い。
雌しべは1本である。
花の後にできる実は長角果(アブラナなどの果実で細長いもの)である。
英名はコモン・キャンディタフト(common candytuft)である。
「キャンディタフト」はイベリスの仲間のことで、砂糖菓子のように盛り上がった形を表している。
属名の Iberis はギリシャ語の「Iberia(イベリア半島)」からきている。この属の植物の多くがスペインやポルトガルを原産地とすることから名づけられた。
種小名の sempervirens は「常緑の」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Iberis sempervirens

★調べてもわからなかったイベリスの
 謎解き明かし心も晴れて

トキワマガリバナ090502b-l.jpg

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カラスビシャク090502d-l.jpgやれ飲めや烏柄杓は浮かれ顔

烏柄杓(カラスビシャク)はサトイモ科ハンゲ属の多年草である。
日本全土に分布し、田畑や道端、草地などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。
草丈は30センチから40センチくらいである。
葉には10センチくらいの長い柄があって根元から立ち上がり、3枚の小葉が1組の葉を2、3枚つける。
1つの小葉の長さは5センチから10センチくらいの長い楕円形で、先は尖っている。
葉の柄の中ほどにはムカゴをつける。
開花時期は5月から8月である。
花茎は葉の根元で分かれ、葉より高く伸びる。
そして茎先に長さ6、7センチくらいの筒状で上部が開いた緑色の苞(仏炎苞)をつける。
仏炎苞に包まれるようにして棒状の肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出す。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
和名の由来は、仏炎苞を「柄杓」に見立て、人が使うには小さいということで名づけられた。
塊茎は半夏(はんげ)という生薬に用いられる。
鎮吐作用があり、半夏湯(はんげとう)などの漢方薬に配合される。
俳句の季語は夏である。
属名の Pinellia はイタリアの植物学者「ピネリ(G. V. Pinelli)さん」の名からきている。
種小名の ternata は「三数の」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Pinellia ternata

★滑稽な姿かたちがよく似合う
 烏柄杓は大地の不思議

カラスビシャク090502b-l.jpg

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ハナワギク090607a-l.jpg花輪菊(ハナワギク)はキク科シュンギク属の一年草である。
原産地はモロッコである。
草丈は50センチから60センチくらいである。
葉は長い楕円形で羽状に裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月から7月である。
花の色には白、黄色、ピンク、赤などがある。
蛇の目模様になるものが一般的だが、そうでないものもある。
花径は5センチくらいである。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
三色カミツレ(サンシキカミツレ)の別名がある。
属名の Glebionis はラテン語の「gleba(土)+ionis(特徴のある)」からきている。
種小名の carinata は「背骨のある、角張った稜のある」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Glebionis carinata

★変幻に色鮮やかに花輪菊
 モロッコの地を彷彿とさせ

ハナワギク090607b-l.jpg

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キヌガサソウ080426a-l.jpg衣笠草(キヌガサソウ)はユリ科ツクバネソウ属の多年草である。
分類体系によってはシュロソウ科とされる。
また、分類の仕方によってはキヌガサソウ属とされる。
日本固有種である。
本州の東北地方から中部地方にかけて分布し、山地の湿った草地や林の中に生える。
草丈は30センチから80センチくらいである。
葉は卵形で、茎の先に7枚から11枚が輪になってつく(輪生)。
葉の形を昔貴婦人が用いた「衣笠」に見立てたのが名の由来である。
開花時期は6月から8月である。
葉の中心から花茎を立て、白い花をつける。
花びら(外花被片)は7枚から9枚である。
花は風に弱く、2日くらいで赤みを帯び、やがて緑色に変色する。
雄しべとの間に目立たない花びら(内花被片)がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Kinugasa は日本語の「衣笠」からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は4月に箱根湿生花園で撮った。
3枚目は8月に八幡平で撮った。
学名:Kinugasa japonica

★美しく飾る姿を見てほしい
 一度ならずと足を運んで

キヌガサソウ080426c-l.jpg

キヌガサソウ060810a-l.jpg

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クラダンツス

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クラダンツス100307a-l.jpgクラダンツスはキク科クラダンツス属の一年草である。
1属1種である。
原産地はスペインの南部やアフリカの北部である。
草丈は10センチから40センチくらいである。
茎は柔らかくて丸く、よく枝分かれをする。
葉は線状に細かく切れ込む。
開花時期は4月から6月くらいである。
花径3センチから5センチくらいのオレンジ色を帯びた黄色い頭花をつける。
舌状花も筒状花も黄色い。
花のすぐ下で枝分かれをし、次の花の蕾をつける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Cladanthus はギリシャ語の「clados(枝)+anthus(花)」からきている。
種小名の arabicus は「アラビアの」という意味である。
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
学名:Cladanthus arabicus

★ラテンの血引くではないが土地柄か
 クラダンツスは踊るがごとく

クラダンツス100307b-l.jpg

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カンパニュラ・アルペンブルー080601a-l.jpgカンパヌラ・ポシャルスキアナはキキョウ科ホタルブクロ属の多年草である。
原産地はクロアチアのダルマチア地方である。
アルペンブルー(Alpen Blue)はその園芸品種である。
略してカンパニュラ・アルペンブルーの名で流通している。
草丈は20センチから30センチである。
茎は根際からよく枝分かれをする。
葉は心形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月から7月くらいである。
花径は2、3センチで、色は青紫色である。
花冠は幅の広い鐘形で、先は星形に大きく5つに裂け、上向きに花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Campanula はラテン語の「campana(鐘)」の縮小形で小さな鐘を意味する。花冠の形から名づけられた。
種小名の poscharskyana はドレスデンの園芸家「ポシャルスキー(G. Poscharsky)さんの」という意味である。
品種名の Alpen Blue は「アルプスの青」という意味である。
写真は6月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Campanula poscharskyana 'Alpen Blue'

★澄み渡る空に鐘の音響くよう
 梅雨に負けるなアルペンブルー

カンパニュラ・アルペンブルー080601b-l.jpg

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コゴメツツジ080601c-l.jpg小米躑躅(コゴメツツジ)はツツジ科ツツジ属の常緑低木である。
原産地は中国の中北部と朝鮮半島の北部である。
標高1500メートルから2500メートルの地域に生える。
日本では観賞用として栽培されている。
中国名は「照山白」という。
学名のロードデンドロン・ミクランツムで表示するところもある。
樹高は100メートルから150センチくらいである。
枝は細長い。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は分厚い。
開花時期は6月から7月くらいである。
花径1センチくらいの小さな白い花を固まってつける。
花冠は漏斗状で、先が5つに裂ける。
長い雄しべが花から飛び出している。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の micranthum は「小さい花の」という意味である。
写真は5月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Rhododendron micranthum

★小ささもここまでくれば天晴れか
 小米躑躅は樹下に涼んで

コゴメツツジ080601d-l.jpg

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ビバーナム・ピンクビューティ080518c-l.jpg薮手毬(ヤブデマリ)はスイカズラ科ガマズミ属の落葉低木である。
本州の関東地方から九州にかけて分布し、山地の谷沿いや川岸などに生える。
その園芸品種に姫薮手毬(ヒメヤブデマリ:Viburnum plicatum var. tomentosum 'Watanabei')がある。
薮手毬(ヤブデマリ)の矮性種である。
そこから作出されたのが本種である。
特徴は、咲き進むと花の色がピンクを帯びることである。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から6月である。
花径5ミリくらいの両性花の周りに、花径3センチくらいの白い飾り花をつける。
この飾り花は萼ではなく花冠が変化したものである。
属名の Viburnum はこの属1種のラテン古名だが意味はわかっていない。
種小名の plicatum は「副花冠のある」という意味である。
変種名の tomentosum は「密に細かな綿毛のある」という意味である。
写真は6月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Viburnum plicatum var. tomentosum 'Pink Beauty'

★花の色ピンクを帯びて可愛いよ
 背丈も低く庭木に向いて

ビバーナム・ピンクビューティ080518e-l.jpg

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