2011年1月アーカイブ

カランコエ

| トラックバック(0)

カランコエ060121d-l.jpgカランコエはベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属の多年草である。
原産地はマダガスカル島である。
葉は多肉質で、花の赤も鮮やかである。
カランコエの仲間は種類が多いが、普通カランコエといえば、紅弁慶(ベニベンケイ:Kalanchoe blossfeldiana)の改良種をさす。
日本へは昭和6年に渡来した。
草丈は20センチくらいである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には丸いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質は肉厚で、明るい緑色をしている。
本来の開花時期は3月から5月だが、今では一年中出回っている。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、小さな花をたくさんつける。
花弁は4枚である。
花の色は赤、ピンク、黄色、オレンジ色など多彩である。
属名の Kalanchoe は、中国名の「加籃菜」の音に由来するという説がある。
種小名の blossfeldiana は「(品種改良をした)ブロスフェルト商会の」という意味である。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Kalanchoe blossfeldiana

★賑やかな色に溢れてカランコエ
 下に隠れる葉は分厚くて

カランコエ060121c-l.jpg

COPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

プリムラ・マラコイデス060311b-l.jpgプリムラ・マラコイデスはサクラソウ科サクラソウ属の多年草である。
原産地は中国の雲南省や四川省で、山地に生える。
20世紀前半にイギリスを中心に品種改良が行われた。
和名を乙女桜(オトメザクラ)という。
また、別名を化粧桜(ケショウザクラ)ともいう。
夏に弱いので園芸的には一年草扱いをされる。
草丈は30センチから40センチくらいである。
葉は細長い卵形ないし楕円状の卵形で、根際から生える。
表面は細かな毛に覆われ、裏面は白粉を帯びる。
開花時期12月から4月である。
花茎に輪状になった小花が、段をなしながら咲く。
花の色は赤、桃色、白などである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。プリムラ・ベリスが早春に他に花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の malacoides は「軟質の」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Primula malacoides

★段をなし次から次と咲き上る
 マラコイデスはポピュラーな花

プリムラ・マラコイデス060311c-l.jpg

COPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

ルッコラ

| トラックバック(0)

ルッコラ070217b-l.jpgルッコラ(rucola)はアブラナ科キバナスズシロ属の一年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
自生するものは荒れ地や道端に生える。
また、サラダ向きのハーブとして知られる。
ルッコラ(rucola)はイタリア名である。
ローマ帝国の時代から栽培されてきたが、大規模生産が行われるようになったのは20世紀の後期である。
和名は黄花清白(キバナスズシロ)である。
英名はロケット(rocket)である。
ルッコラないしロケットサラダの名で流通している。
草丈は40センチから80センチくらいである。
葉はへら形ないし長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉は肉厚で明るい緑色をしており、縁には不規則な粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
若い葉はロゼット状となる。
若い葉と花びらが食用になる。
真夏以外は栽培ができる。
開花時期は2月から8月である。
花は淡いクリーム色の4弁花で、花びらに紫色の筋が入る。
花の形は十字形である。
花の後にできる実は角果(雌しべの中にある仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)である。
和名の由来は、花の色が黄色く葉が大根(ダイコン)に似ているところからきている。
清白(スズシロ)は大根(ダイコン)の古名である。
属名の Eruca は、ラテン語で昔呼ばれていた名からきている。
種小名の vesicaria は「小胞からなる」という意味である。
亜種名の sativa は「栽培された」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Eruca vesicaria subsp. sativa

★ルッコラの花は十字の形して
 波の間に間に揺られるように

ルッコラ070217c-l.jpg

COPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

デンドロビウム・デボニアヌム100605a-l.jpgデンドロビウム・デボニアヌムはラン科セッコク属(デンドロビウム属)の多年草である。
原産地はインド北部、ヒマラヤ、ミャンマー、タイ、ベトナム、中国南部などである。
標高500メートルから2000メートルの地域に生える着生種である。
草丈は80センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は2月から5月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径6センチから7センチくらいの花をたくさんつける。
花の色は白く、花弁の先に紅紫色の斑点が入る。
唇弁は漏斗状で、中央に黄褐色の斑が入る。
属名の Dendrobium はギリシャ語の「dendron(樹)+ bios(着生)」からきている。
種小名の devonianum はイギリス人のラン愛好家「デボン(Devon)さんの」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Dendrobium devonianum

★オレンジの模様がとても可愛いよ
 風に揺れればまるで道化師

デンドロビウム・デボニアヌム100605b-l.jpg

COPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

ツタスミレ060115a-l.jpg蔦菫(ツタスミレ)スミレ科スミレ属の常緑多年草である。
オーストラリアの東部や南部、マレー半島などに分布する。
湿り気のあるところに生え、根茎を這わせてマット状に広がる。
グランドカバーにも好適である。
草丈は10センチくらいである。
根際から生える葉は円心形である。
開花時期は4月から6月である。
暖地では周年開花をする。
花径は2センチくらいである。
花弁は真ん中が紫色で周りが白く、花弁の先が後ろへ反り返る。
この2色のコントラストから連想されてかパンダ菫(パンダスミレ)という愛称がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
英名はオーストラリアンバイオレット(Australian violet)である。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の hederacea は「キズタ属(Hedera)に似た」という意味である。
写真は11月に新宿御苑の温室で撮った。
学名:Viola hederacea

★可憐なる姿を見せて蔦菫
 まほろばの夢伝うがごとく

ツタスミレ060115b-l.jpg

COPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

キンカチャ060109a-l.jpg金花茶(キンカチャ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木である。
中国広西省南部のベトナムに近い地方に分布し、熱帯雨林の中に生える。
中国では「茶」は「椿」を意味する。
発見されたのは1965年のことである。
中国の天然記念物にも指定され、国外への持ち出しは禁止されてきた。
日本へ渡来したのは1980年である。
樹高は2メートルから5メートルである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉は長さが10センチから15センチと大きく、表面に光沢がある。
開花時期は11月から3月である。
鮮やかな黄色い花を咲かせる。
一重咲きの中輪である。
花径は4センチから6センチで、花弁数は6枚から8枚である。
雄しべを包み込むように咲く。
花には芳香がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
英名はゴールデンカメリア(golden camellia)である。
黄花を咲かせる椿の原種になっている。
中国では、糖尿病治療にも使われているという。
属名の Camellia はイエズス会の宣教師「カメル(G. J. Kamell)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の chrysantha は「黄色の花の」という意味である。
写真は1月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Camellia chrysantha

★香りよく黄も鮮やかな金花茶は
 春の喜び伝えるように

キンカチャ070310a-l.jpg

COPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

デンドロビウム・パリシイ100605a-l.jpgデンドロビウム・パリシイはラン科セッコク属(デンドロビウム属)の多年草である。
インド北部、ミャンマー、タイ、ベトナム、中国南部に分布し、標高250メートルから1700メートルの地域に生える着生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は2月から8月である。
花径は5センチから6センチくらいで、花の色は紅紫色である。
唇弁は漏斗状である。
花はよい香りがする。
属名の Dendrobium はギリシャ語の「dendron(樹)+ bios(着生)」からきている。
種小名の parishii はイギリス人のラン採集家「パリッシュ(C.S. P. Parish)さんの」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Dendrobium parishii

★独特の花の形が面白い
 覗いて見れば万華鏡かな

デンドロビウム・パリシイ100605b-l.jpg

COPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

シネラリア

| トラックバック(0)

シネラリア・メロディーミックス100307a-l.jpgファッション競うがごとくシネラリア

シネラリア (Cineraria) はキク科ペリカリス属の多年草である。
園芸的には一年草として扱う。
原産地は北アフリカのカナリア諸島である。
日本へは明治時代に渡来した。
別名をサイネリアという。
富貴菊(フウキギク)の別名もある。
草丈は40センチから60センチくらいである。
根際から生える葉は心臓形に近い卵形で、フキに似ている。
開花時期は1月から4月である。
花の色は紫色、白、ピンク、赤などのものがある。
蛇の目柄の複色のものもある。
大輪、小輪があり、花径は2センチから7センチくらいである。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
俳句の季語は春である。
属名の Pericallis はギリシャ語の「peri(まわりの)+kallos(美しい)」からきている。
種小名の hybrida は「交配種の」という意味である。
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
品種名はメロディーミックスである。
学名:Pericallis x hybrida

★ファッション競うがごとく咲き乱る
 サイネリアの花春は近しと

シネラリア・メロディーミックス100307b-l.jpg

COPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

セイヨウクモマグサ070210a-l.jpg西洋雲間草(セイヨウクモマグサ)はユキノシタ科ユキノシタ属の常緑多年草である。
原産地は北ヨーロッパである。
別名を洋種雲間草(ヨウシュクモマグサ)ともいう。
また、園芸店では単に雲間草(クモマグサ)としても出回っているが、これは日本に自生する雲間草(クモマグサ: Saxifraga merkii var. idsuroei)とは別のものである。
和名の由来は、高い山の雲の間に生えている草でヨーロッパ産というところからきている。
英名はアイリッシュサキシフラガ(Irish saxifrage)である。
草丈は10センチから15センチくらいである。
茎が地面を這うように伸びる。
根際から生える葉はくさび状で柄があり、葉身は3つに裂け、さらに両端の裂片は2つに裂ける。
形状には変異がある。
開花時期は1月から4月くらいである。
茎先に花径15ミリから30ミリの5弁花を咲かせる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花の色は赤、ピンク、白などがある。
属名の Saxifraga はラテン語の「saxum(石)+frangere(砕く)」からきている。この属のある植物が尿の結石を溶かす作用があると考えられたことから名づけられた。
種小名の rosacea は「バラのような」という意味である。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Saxifraga rosacea

★少しだけ花茎立ててほんわかと
 雲間草咲く春はあけぼの

セイヨウクモマグサ090419b-l.jpg

COPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

デンドロビウム・ロンベウム近似種100130a-l.jpgデンドロビウム・ロンベウム近似種はラン科セッコク属(デンドロビウム属)の多年草である。
フィリピンのスラウェシ島に分布する着生種である。
草丈は50センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬から春である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径7センチくらいの花をたくさんつける。
花の色は白い。
唇弁には黄色の斑が入る。
属名の Dendrobium はギリシャ語の「dendron(樹)+ bios(着生)」からきている。
種小名の rhombeus は「菱形の」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Dendrobium aff. rhombeum

★謎多い種に出合える喜びを
 噛み締めながら花に問いかけ

デンドロビウム・ロンベウム近似種100130b-l.jpg

COPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

レモン・ポンデローザ100130c-l.jpgレモン・ポンデローザはミカン科ミカン属の常緑低木である。
レモンの栽培品種で、大実レモン(オオミレモン)とも呼ばれる。
樹高は3メートルから4メートルである。
幹や枝には棘がある。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は周年である。
花は葉の脇につき、白い5弁花である。
よい香りがする。
実は直径が15センチほどもある柑果(多心皮性の液果)で、普通のレモンの5倍くらいある。
ただし、味は大味である。
英名はアメリカンワンダーレモン(American wonder lemon)である。
属名の Citrus はレモンに対する古い呼び名である。
種小名の limon はイタリア名で「limosus(湿地帯に生える)」からきている。
品種名の Ponderosa は「重量のある」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Citrus limon 'Ponderosa'

★えっこれがレモンなのかと驚きつ
 姿かたちをレンズにとらえ

レモン・ポンデローザ100130b-l.jpg

COPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

テリハノギク091115c-l.jpg照葉野菊(テリハノギク)はキク科シオン属の多年草である。
沖縄県八重山諸島の石垣島、西表島や尖閣諸島に分布し、渓流沿いの岩場や海岸などに生える。
分類上は、台湾に分布する剣葉野菊(ツルギバノギク)の変種とされている。
基本種のほうが葉が細い。
草丈は30センチから60センチくらいである。
葉は楕円形ないし倒卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質は厚く、葉の表面には比較的艶がある。
自生地での開花時期は12月から2月くらいである。
茎先に花径10ミリから15ミリくらいの白い花(頭花)をまとめてつける。
舌状花の先は丸い。
総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)は細長い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Aster はギリシャ語の「aster(星)」からきている。頭花が放射状をなすことから名づけられた。
種小名の taiwanensis は「台湾の」という意味である。
変種名の lucens は「表面に艶のある」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Aster taiwanensis var. lucens

★八重山へ行かねば見えぬ花が咲く
 ここはやっぱり不思議空間

テリハノギク091115b-l.jpg

COPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

デンドロビウム・ストラティオテス100515a-l.jpgデンドロビウム・ストラティオテスはラン科セッコク属(デンドロビウム属)の多年草である。
ニューギニア島、モルッカ諸島、スンダ列島に分布する着生種である。
草丈は2メートルくらいである。
茎は棒状で、葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は春から夏である。
花径は8センチから9センチくらいで、花の色は白い。
花弁は淡い緑色が交じり細くねじれて立ち上がる。
唇弁は紅紫色の斑と濃い色の筋が入る。
属名の Dendrobium はギリシャ語の「dendron(樹)+ bios(着生)」からきている。
種小名の stratiotes の意味はまだ解明できていない。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Dendrobium stratiotes

★ねじれ立つ花弁の形が面白い
 これは角かなそれとも刀

デンドロビウム・ストラティオテス100515b-l.jpg

COPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

ミドリサンゴ061124a-l.jpg緑珊瑚(ミドリサンゴ)はトウダイグサ科トウダイグサ属の落葉低木である。
別名を青珊瑚(アオサンゴ)という。
英名のミルクブッシュ(milk bush)でも流通している。
原産地は東アフリカで、サバンナに生える多肉植物である。
現在では、熱帯・亜熱帯地域に広く分布し、生垣などに利用されている。
樹高は1メートルから5メートルくらいである。
枝は円筒形でよく枝分かれをし、先が垂れ下がる。
枝先につく長さ1、2ミリの小さな葉は早くに落ちて、枝だけが残る。
これが「珊瑚」のように見えるというのが名の由来である。
トウダイグサ科なので、枝を傷つけると出てくる白い樹液は有毒である。
英名のミルクブッシュ(milk bush)はここからきている。
中国名は「緑玉樹」といい、外用薬として利用される。
石油に近い炭化水素成分を抽出できる石油植物として知られるが、コストの問題などがあって実用化はされていない。
属名の Euphorbia はローマ時代の医師「エウフォルブスさん(Euphorbus)」の名にちなむ。この属の植物の乳液を初めて薬にしたことから名づけられた。
種小名の tirucalli は「Tirucallさんの」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Euphorbia tirucalli

★どう見ても変哲のない草木だが
 それでも緑心安らぎ

ミドリサンゴ061124c-l.jpg

COPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

デンドロビウム・デヌダンス081207a-l.jpgデンドロビウム・デヌダンスはラン科セッコク属(デンドロビウム属)の多年草である。
インド、ネパール、ヒマラヤ、タイなどに分布する着生種である。
草丈は10センチから20センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は秋から冬である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1センチから2センチの白い花をたくさんつける。
唇弁はクリーム色である。
属名の Dendrobium はギリシャ語の「dendron(樹)+ bios(着生)」からきている。
種小名の denudans は「裸の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Dendrobium denudans

★小さくてさっぱりとした花模様
 いろいろあるねデンドロビウム

デンドロビウム・デヌダンス081207b-l.jpg

COPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

シクラメン

| トラックバック(0)

シクラメン・ビクトリア061202a-l.jpg口ずさむわけではないがシクラメン

シクラメンはサクラソウ科シクラメン属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方、西アジアである。
ヨーロッパで品種改良が進められた。
日本へは明治時代の末期に渡来した。
現在では、鉢植え植物のトップクラスに成長している。
また、寒さに強く屋外に植えられる品種も開発され、ガーデンシクラメンとして普及している。
草丈は10センチから40センチくらいである。
根際から生える葉には長い柄があり、心臓形ないし円形である。
葉の表面には斑が入り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は10月から4月くらいである。
花は茎先に1輪ずつ咲く。
花の色は、赤、白、紫色、ピンクなどのものがあり、クリーム色のものも作出されている。
花冠は5つに裂ける。
萼片は5枚である。
雄しべは花冠のつけ根の部分に合着していて短い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
園芸品種では、グラデーションのかかるものや多弁咲きのものなどが開発されている。
和名は篝火花(カガリビバナ)という。
反り返る花びらの様子などから名づけられたものであろう。
命名者は牧野富太郎博士である。
別名を豚の饅頭(ブタノマンジュウ)という。
これは英名のsow bread(雌豚のパン)を訳してつけられた名である。
英名は球根が豚の餌になることから名づけられたものである。
どちらも現在ではほとんど使われることがない。
俳句の季語は春である。
属名の Cyclamen はギリシャ語の「cyklos(円)」からきている。球形に近い球根の形からつけられた名である。
種小名の persicum は「ペルシャの」という意味である。
写真は12月に板橋区立熱帯環境植物館で撮った。
品種名はビクトリアとモンブランである。
学名:Cyclamen persicum

★シクラメン花びら一つ君の背に
 狂おしいほど強く抱き締め
☆燃え盛る想いよ届け君のもと
 篝火花は可憐に咲いて

シクラメン・モンブラン061202a-l.jpg

COPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

オンシジウム・オブリザツム060109a-l.jpgオンシジウム・オブリザツムはラン科オンシジウム属の常緑多年草である。
コスタリカ、パナマ、コロンビア、ペルーなどに分布する着生種である。
標高400メートルから1600メートルの森の中に生育する。
草丈は30センチから50センチくらいである。
偽球茎(ラン科植物の地上茎や花茎の一部が肥大した器官で、水分や養分の貯蔵場所となっている)の先に、舌状の葉をつける。
開花時期は周年である。
枝分かれをした先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1センチから2センチくらいの黄色に褐色の斑点のある花を群れるようにたくさん垂れ下げる。
本種はフラワーデザインなどによく用いられる。
オンシジウム属の植物は400種くらいあり、園芸品種も数多く作り出されている。
属名の Oncidium は、ギリシャ語の「onkidion(小さな突起)」からきている。小さな突起のある唇弁の形を表したものである。
写真は1月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Oncidium obryzatum

★小さくて黄色い花を満開に
 咲かせ元気だオブリザツムは

オンシジウム・オブリザツム060109b-l.jpg

COPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

デンドロビウム・ガウルデイ100111a-l.jpgデンドロビウム・ゴウルディはラン科セッコク属(デンドロビウム属)の多年草である。
種小名の読み方は「ガウルディ」とするものもある。
ニューギニア島、ソロモン諸島に分布する着生種である。
草丈は80センチくらいである。
葉は卵形である。
開花時期は冬から春である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径6センチくらいの黄緑色の花をつける。
萼片は白く、ねじれている。
属名の Dendrobium はギリシャ語の「dendron(樹)+ bios(着生)」からきている。
種小名の gouldii はイギリス人のラン収集家「グールド(John Gould Veitch)さんの」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Dendrobium gouldii

★面白い名づけ方かなこの学名
 花はとってもシンプルだけど

デンドロビウム・ガウルデイ100111b-l.jpg

COPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

ニオイアラセイトウ070107b-l.jpg匂い紫羅欄花 (ニオイアラセイトウ) はアブラナ科エゾスズシロ属の多年草である。
暑さに弱いので園芸上は秋播き一年草として扱われる。
原産地は南ヨーロッパである。
日本へは明治時代の中期に渡来した。
属名のエリシマム(エリシムム)の名でも流通している。
また、古い文献ではチェイランサス属(Cheiranthus)に分類されていたので、チェイランサス(ケイランツス)の名でも流通している。
草丈は10センチから50センチくらいである。
葉は長い披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は1月から5月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1センチから2センチくらいの香りのよい小さな4弁花をつける。
花の色は黄色、赤、オレンジ色などがある。
花の後にできる実は角果(雌しべの中にある仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)である。
「紫羅欄花」というのは妙な名だが、葉が厚くて毛に覆われており、ラセイタという布(ポルトガル語で羅紗に似た地の厚い毛織物)に似ていることから転訛したものである。
ストック(stock)にこの名が充てられている。
和名の由来は、花の形が紫羅欄花(アラセイトウ)に似てよい香りがするというところからきている。
属名の Erysimum はギリシャ語の「eryomai(救う)」からきている。この属の植物の1種に薬効があると考えられたことからきている。
種小名の cheiri はアラビア語で「よく匂う植物」という意味である。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
チェイランサス・ベガと呼ばれる園芸品種である。
学名:Erysimum cheiri

★冬を越しきっと綺麗に咲くからと
 チェイランサスは雨に濡れつつ

ニオイアラセイトウ070107d-l.jpg

COPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

デンドロビウム・フリデリックシアヌム100130a-l.jpg名 称 デンドロビウム・フリデリックシアヌム
学 名 Dendrobium friedericksianum
分 類 ラン科セッコク属(デンドロビウム属)
原 産 タイ
タイプ 多年草着生
特徴1 草丈は1メートルから2メートル/葉は披針形
特徴2 冬咲き/花径は5、6センチ/花の色は黄色/唇弁には茶色の目が入る
撮 影 10/01/30つくば植物園

デンドロビウム・フリデリックシアヌム100130b-l.jpg

今日の花ドットコム

花図鑑

ソテツ090125b-l.jpg蘇鉄(ソテツ)はソテツ科ソテツ属の常緑低木である。
九州の南部から沖縄にかけて分布し、海岸などに生える。
海外では、中国の南部からインドネシアにかけて分布する。
種子からは澱粉が採れるので、沖縄や奄美諸島では「救荒食料」とされてきた。
ただし、サイカシンなど有毒な成分を含むので注意が必要である。
樹高は3メートルから5メートルくらいである。
幹は太くて枝分かれをすることは少ない。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、幹の先に輪生状につく。
小葉の形は線状である。
雌雄異株である。
開花時期は6?8月くらいである。
雄花は幹と同じくらい太く、松毬のような形をしている。
雌花は丸くドーム状に膨らんでいる。
実(種子)は秋から冬にかけて朱色に熟する。
属名の Cycas はギリシャ名の「cykas」からきている。
種小名の revoluta は「背面のほうにそり返って巻いた」という意味である。
写真は1月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Cycas revoluta

★南国のムード溢れる樹だけれど
 冬も元気に緑届けて

ソテツ090125a-l.jpg

ソテツ090125c-l.jpg

今日の花ドットコム

花図鑑

ストック

| トラックバック(0)

ストック100307a-l.jpg

ストックの香りいざなう旅路かな

ストック(stock)はアブラナ科アラセイトウ属(マティオラ属)の一年草である。
マティオラ属は地中海沿岸地方などに48種が分布する。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)
本種は和名を紫羅欄花(アラセイトウ)といい、属名の和名をアラセイトウ属という。
本種の原産地は南ヨーロッパである。
ストック(stock)の名は英名からきているが、日本でも一般的に用いられ、植物学上は別名の扱いとなっている。
ストックというのは茎のことである。
茎が太く丈夫で真っ直ぐに伸びることからつけられた名である。
栽培の歴史は古く、古代ギリシャ人やローマ人は薬草として栽培していた。
日本へは江戸時代に渡来した。
しかし、園芸用に生産され始めたのは大正以降のことである。
庭植え、鉢植え、切り花などに利用されている。
和名の紫羅欄花(アラセイトウ)は、葉が厚くて毛に覆われている様子が布のラセイタ(ポルトガル語で羅紗に似た地の厚い毛織物)に似ていることからきている。
中国名は紫羅蘭(zi luo lan)で、漢字表記はその影響である。
種をまく時期によって開花期は異なるが、一般には春の花とされている。
草丈は20センチから80センチくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は10月から3月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、赤、白、ピンク、紫色などの花をつける。
八重咲きと一重咲き(4弁花)とがあり、日本では八重咲きが好まれている。
花には強い香りがある。
花の後にできる実は角果(雌しべの中にある仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)だが、八重咲きのものには生殖能力はない。
ブロッコリーやカリフラワーと同じアブラナ科なので食べることもできる。
俳句の季語は春である。
花言葉は「永遠の美しさ」である。
1月27日の誕生花である。
属名の Matthiola はイタリア人の博物学者「マッティオリ((Pietro Andrea Mattioli, 1501-1577)さん」の名からきている。
種小名の incana は「灰白色の柔らかい毛で覆われた」という意味である。
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
品種名は上がホワイトアイアン、下がキスミーチェリーである。
学名:Matthiola incana

★すくすくと天をめざして八重に咲く
 ストックの花香りにあふれ
☆鈴なりの香りも高いストックに
 誘われては春も訪れ

ストック100307b-l.jpg

COPYRIGHT © 2017 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED
2017/01/27 改訂

花図鑑

植物図鑑

ミラーサイト


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル






デンドロビウム・フィンドリアヌム100130a-l.jpg名 称 デンドロビウム・フィンドリアヌム
学 名 Dendrobium findlayanum
分 類 ラン科セッコク属(デンドロビウム属)
原 産 中国南西部、ヒマラヤミャンマータイベトナム/標高1200から1600メートル
タイプ 多年草着生
特徴1 草丈は30センチから60センチ/葉は披針形/バルブの各節が肥大する
特徴2 冬から春咲き/花の色は白く縁がピンク/唇弁は黄色が目立つ
撮 影 10/01/30つくば植物園

デンドロビウム・フィンドリアヌム100130b-l.jpg

今日の花ドットコム

花図鑑

リナリア

| トラックバック(0)

リナリア060121b-l.jpgリナリアはゴマノハグサ科ウンラン属の一年草である。
分類体系によってはオオバコ科とするものもある。
原産地は地中海沿岸地方である。
学名はリナリア・ビパルティアである。
属名のリナリアの名で流通している。
和名は紫海蘭(ムラサキウンラン)という。
日本でも逸出したものが野生化し、線路沿いなどに生えている。
別名は姫金魚草(ヒメキンギョソウ)という。
これは、金魚草(キンギョソウ)に似て少し小形であるところからきた名前である。
一般的には、この名前のほうが通りがいいかもしれない。
また、本種やマロッカナ種(Linaria maroccana)をベースにした種間交配が盛んに行われ、花の色も赤、ピンク、紅紫色、黄色、白など多彩である。
花壇に植えたり、切り花として利用される。
草丈は15センチから40センチくらいである。
葉は幅の狭い披針形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は3月から7月である。
茎先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、唇形をした花をたくさんつける。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Linaria はギリシャ語の「linon(アマ)」からきている。全体が似ているということで名づけられた。
種小名の bipartita は「二つに深く分かれた」という意味である。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Linaria bipartita

★少しだけ気取ってみてもいいかなと
 リナリアが咲く春の訪れ

リナリア060121c-l.jpg

今日の花ドットコム

花図鑑

カランコエ・ラウヒー070217a-l.jpgカランコエ・ラウヒーはベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属(カランコエ属)の常緑多年草である。
原産地は、中央アフリカからマダガスカル島である。
カランコエには園芸品種が多いが、本種は原種である。
草丈は40センチから80センチくらいである。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には鋸状の粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質は革質で分厚く、艶がある。
開花時期は12月から3月である。
伸ばした花茎の先に散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、朱赤色をした鐘形の花を下垂して咲かせる。
花冠の先は4つに裂ける。
流通名を幸来花(コウライカ)という。
属名の Kalanchoe は、中国名の「加籃菜」の音に由来するという説がある。
種小名の rauhii はマダガスカルの植物の研究者であるドイツ人の「ラウーさん(W. Rauh)の」という意味である。
ハイデルベルク大学附属植物園の園長だった人である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Kalanchoe rauhii

★うな垂れて明かり灯して密やかに
 咲くを眺める南国の花

カランコエ・ラウヒー070217b-l.jpg

今日の花ドットコム

花図鑑

デンドロビウム・ウィリアムシアヌム090823b-l.jpg名 称 デンドロビウム・ウィリアムシアヌム
学 名 Dendrobium williamsianum
分 類 ラン科セッコク属(デンドロビウム属)
原 産 ニューギニア島/低地
タイプ 多年草着生
特徴1 草丈は40センチから60センチ/葉は披針形/開花時期は夏から秋
特徴2 花径5センチから7センチ/花の色は白く平開する/唇弁は濃い紅紫色
撮 影 09/08/23つくば植物園

デンドロビウム・ウィリアムシアヌム090823a-l.jpg

今日の花ドットコム

花図鑑

ジャノメエリカ090117c-l.jpg蛇の目エリカ(ジャノメエリカ)はツツジ科エリカ属の常緑低木である。
日本名ではオサラン属というのだが、あまり使われていない。
原産地は南アフリカである。
日本へは大正時代に渡来した。
樹高は30センチから200センチくらいである。
葉は針状で、輪状に生える(輪生)。
開花時期は12月から4月である。
暖地では周年開花をする。
花の色は淡い紅色から濃い紅色である。
花の形は釣り鐘型で、雌しべが覗いている。
雄しべの葯が黒いのが特徴で、「蛇の目」の名の由来になっている。
別名を黒蕊エリカ(クロシベエリカ)という。
英名はヒース(heath)である。
エリカの代表種である。
属名の Erica はギリシャ語の「erion(軟毛)」からきている。全体に軟毛が生える種類の多いことから名づけられた。
種小名の canaliculatus は「溝のある」という意味である。
種小名の melanthera は「黒い色の葯がある」という意味である。
写真は1月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Erica canaliculata(=Erica melanthera)

★古い歌口ずさみつつよく見れば
 蛇の目エリカは不思議の姿

ジャノメエリカ090117a-l.jpg

今日の花ドットコム

花図鑑

ハカタカラクサ100130a-l.jpg博多唐草(ハカタカラクサ)はツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草である。
原産地はメキシコである。
漢字では「博多柄草」とも書く。
和名は縞紫露草(シマムラサキツユクサ)という。
種小名のゼブリナ(zebrina)はポルトガル語の zebra(シマウマ)と同じ語源である。
茎は匍匐してよく枝分かれをして下垂し、草丈は30センチから50センチくらいになる。
葉は細長い楕円形である。
表面は濃い緑色で、白い縞が入る。
裏面は紫色である。
葉のつけ根は茎を抱く。
開花時期は春から秋にかけてである。
温室では周年開花をする。
花の色は紅紫色で、花びらは3枚、雄しべは6本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Tradescantia はイギリスの庭師「トラデスカントさん(J. Tradescant)」の名にちなむ。
種小名の zebrina は「シマウマのような縞のある」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Tradescantia zebrina

★縞々の葉っぱの模様個性的
 花も咲くんだ博多唐草

ハカタカラクサ100130b-l.jpg

今日の花ドットコム

花図鑑

プリムラ・フィルクネラエ090117b-l.jpgプリムラ・フィルクネラエはサクラソウ科サクラソウ属の多年草である
サクラソウの仲間は世界中に自生しているが、このプリムラ・フィルクネラエの原産地は中国である。
峡西省の灌木で覆われた南斜面などに自生しているという。
しかし、なぜか雲南桜草(ウンナンサクラソウ)の名で流通している。
生長が早く、サクラソウの中では大型である。
草丈は30センチから50センチくらいである。
茎と葉は長い毛に覆われている。
葉には羽状の切れ込みがある。
開花時期は2月から3月である。
茎先に淡い桃色の花をつける。
花冠は5つに深く裂け、裂片の先が更に2つに裂ける。
花径は20ミリから25ミリくらいである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」の縮小形である。同属の1種が他に先駆けて早春に花咲くことで名づけられた。
種小名のほうは調べてもはっきりしなかった。
写真は1月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Primula filchnerae

★薄っすらと肌を染め咲く花姿
 清らかなりしフィルクネラエ

プリムラ・フィルクネラエ090117a-l.jpg

今日の花ドットコム

花図鑑

デンドロビウム・シグナツム100130a-l.jpg名 称 デンドロビウム・シグナツム
学 名 Dendrobium signatum
分 類 ラン科セッコク属(デンドロビウム属)
原 産 中国南西部、ベトナムタイラオスミャンマーインド
タイプ 多年草着生
特徴1 草丈30センチから70センチ/葉は披針形
特徴2 冬から春咲き/花の色は白い/唇弁は漏斗状で黄色が交じる
備 考 種小名の signatum は「文字で記したような」という意味
撮 影 10/01/30つくば植物園

デンドロビウム・シグナツム100130b-l.jpg

今日の花ドットコム

花図鑑

グズマニア

| トラックバック(0)

グズマニア090125c-l.jpgグズマニアはパイナップル科グズマニア属の常緑多年草である。
原産地は中南アメリカ熱帯雨林である。
樹木や岩などに着生している。
流通しているものは園芸品種である。
草丈は30?60センチくらいである。
根際から生える葉は剣状で、ロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
葉の質は軟らかく、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
星状に開いた花のように見える部分は苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)である。
苞の色は赤、橙色、紅紫色、黄色、白など多彩である。
苞の間に咲く花は小さく、白か黄色である。
開花時期は不定期である。
果実はならない。
属名の Guzmania はスペインの自然科学者「グズマンさん(A. Guzman)」の名からきている。
写真は1月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Guzmania spp.

★とりどりの色で飾ってグズマニア
 スコールの音聞こえるようで

グズマニア090125b-l.jpg

今日の花ドットコム

花図鑑

バコパ・コピア090117a-l.jpgバコパ・コピアはゴマノハグサ科ステラ属の常緑多年草である。
バコパ(Bacopa)はステラシノニム(異名)で、旧属名である。
基本種はステラ・コルダータである。
近縁種のステラ・ディッフスス(Sutera diffusus)に比べて大輪である。
原産地はアフリカやカナリア諸島である。
コピア('Copia')はその園芸品種である。
花の色には白、ピンク、紫のものがある。
草丈は15?20センチくらいである。
茎や葉には毛が生える。
葉は卵円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は、真夏を除いてほぼ周年である。
花径は2センチくらいで、花冠は星形に5つに裂ける。
属名の Sutera イタリア語で恒星を意味する「stella」に由来する。
種小名の cordata は「心臓形の」という意味である。
写真は1月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Sutera cordata 'Copia'

★大輪と言うけど花は小さいよ
 だけど元気に咲くのがとりえ

バコパ・コピア090117c-l.jpg

今日の花ドットコム

花図鑑

デンドロビウム・ノビレ100130a-l.jpg名 称 デンドロビウム・ノビレ
学 名 Dendrobium nobile
分 類 ラン科セッコク属(デンドロビウム属)
原 産 中国南西部、ヒマラヤベトナムタイ/標高1000メートルから1700メートル
タイプ 多年草/着生種・岩生種
特徴1 草丈は40センチから60センチ/葉は披針形
特徴2 冬から春咲き/花の色は紅紫色/唇弁は漏斗状で喉は暗い紫色
備考1 ノビル系といわれる園芸品種交配
備考2 種小名の nobile は「気品のある」という意味
撮 影 10/01/30つくば植物園

デンドロビウム・ノビレ100130b-l.jpg

今日の花ドットコム

花図鑑

フブキバナ100130c-l.jpg吹雪花(フブキバナ)はシソ科テトラデニア属の常緑低木(多年草)である。
原産地は南アフリカである。
日本へは明治時代の後期に渡来した。
樹高は1メートルから2メートルである。
低木状となり、茎の断面は四角形である。
葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
雌雄異株である。
原産地での開花時期は秋から冬である。
日本の温室では1月から3月くらいに花をつける。
茎先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、白い小さな唇形の花をたくさんつける。
花冠の先は5つに裂ける。
雄花雄しべは4本で、花から飛び出している。
雌しべは1本で、花柱は2つに裂ける。
雌花には雌しべしかない。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
属名の Tetradenia はギリシャ語の「tetra(4つの)+aden(腺)」からきている。
種小名の riparia は「河岸に生える」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Tetradenia riparia

★温室の中に咲くけど吹雪花
 汗滲ませつ苦笑いして

フブキバナ100130d-l.jpg

今日の花ドットコム

花図鑑

デンドロビウム・アンテンナツム090928a-l.jpg名 称 デンドロビウム・アンテンナツム
学 名 Dendrobium antennatum
分 類 ラン科セッコク属
原 産 ニューギニア島モルッカ諸島ソロモン諸島
タイプ 多年草着生
特徴1 草丈80センチ/葉は楕円形/開花時期は不定期
特徴2 花径6センチ/花の色は白く、2枚の緑色の花弁がアンテナのように上へ伸びる
特徴3 唇弁には紅紫色の筋が入る
備考1 種小名の antennatum は「antenna(触角)+atus(形容詞化)」で、「触角を持つ 」という意味
備考2 英名:rabbit ear orchid(兎の耳の蘭)
撮 影 09/09/28京都府立植物園

デンドロビウム・アンテンナツム090928b-l.jpg

今日の花ドットコム

花図鑑

ツルタコノキ100111a-l.jpg蔓蛸の木(ツルタコノキ)はタコノキ科ツルアダン属の常緑多年草である。
学名からフレイキネティア・ムルティフロラの名で表示するところもある。
原産地はフィリピンである。
英名はフラワーリング・パンダナス(flowering pandanus)である。
パンダナスは「蛸の木」のことである。
草丈は100センチから150センチくらいである。
茎を他の植物体に絡ませて伸びる。
葉は長さ30センチ、幅2センチくらいの披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉の色は濃い緑色で艶があり、縁には棘がある。
開花時期は冬から春である。
雌雄異株である。
茎先に緑色の肉穂花序花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)をつける。
花を包んでいるオレンジ色のものは苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)である。
花の後にできる実は円筒形の集合果である。
葉、茎、根などはマットやサンダルに加工される。
属名の Freycinetia はフランスの海洋探検家「フレシネ(Freycinet)」の名からきている。
種小名の multiflora は「多数花の」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Freycinetia multiflora

★鮮やかな色がいかにも南国の
 ムード伝える蔓蛸の木は

ツルタコノキ100111b-l.jpg

今日の花ドットコム
花図鑑

デンドロビウム・エジリイ100130a-l.jpg名 称 デンドロビウム・エジリイ
学 名 Dendrobium ejirii
分 類 ラン科セッコク属(デンドロビウム属)
原 産 中国南西部、ベトナムタイ
タイプ 常緑多年草着生
特徴1 葉は披針形で革質
特徴2 冬咲き/花の色は黄色
備考1 つくば植物園によって登録された新種
備考2 種小名の ejirii は須和田農園園主「江尻光一さんの」という意味
撮 影 10/01/30つくば植物園

デンドロビウム・エジリイ100130b-l.jpg

今日の花ドットコム

花図鑑

デンドロビウム・ロンギコルヌ061105a-l.jpgデンドロビウム・ロンギコルヌはラン科セッコク属(デンドロビウム属)の多年草である。
原産地はベトナム、中国、ヒマラヤで、標高1200?2500メートルの地域の木の幹や岩に生える着生種である。
種小名の読み方は「ロンギコルム」とするものもある。
デンドロビウム属は主に東南アジアに分布する着生蘭で、1200種以上の原種がある。
日本にも石斛(セッコク)など3種が存在している。
特徴は茎が毎年新しくなることや花弁と萼片がほぼ同じ形をしていることなどである。
本種の草丈は20?30センチである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬から春である。
花径は3センチくらいで、花の色は白い。
唇弁は黄橙色で縦縞の模様が入る。
花はよい香りがする。
属名の Dendrobium は「dendron(樹)+ bios(着生)」に由来する。
種小名の longicornu は「longus(長い)+cornum(角)」からきており、「長い角の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Dendrobium longicornu

★ヒマラヤの麓の村が故郷さ
 春を告げ咲く香りを添えて

デンドロビウム・ロンギコルヌ061105b-l.jpg

今日の花ドットコム

花図鑑

ローレルカズラ100130a-l.jpgローレル蔓(ローレルカズラ)はキツネノマゴ科ヤハズカズラ属(ツンベルギア属)の蔓性多年草である。
原産地はビルマタイマレー半島などである。
日本へは大正時代の初期に渡来した。
ローレル(Laurel)というのは月桂樹(ゲッケイジュ)のことである。
和名は葉の形が似ているということからつけられた。
草丈は3メートルから5メートルくらいまで伸びる。
葉は幅の狭い卵形で、互い違いに生える(互生
葉の質は分厚い革質で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はほとんどない。
開花時期は周年である。
茎先や葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い青紫色をした漏斗状の花をつける。
花冠の先は5つに裂ける。
喉の部分は淡い黄色である。
花径は5センチから8センチくらいあって大形である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
ただし、栽培下では結実しない。
花は近縁種のベンガル矢筈蔓(ベンガルヤハズカズラ)とよく似ている。
属名の Thunbergia はスウェーデン植物学者「C. P. Thunberg」の名にちなんだものである。
種小名の laurifolia「ゲッケイジュのような葉の」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Thunbergia laurifolia

★温室の中は暑いが涼しさを
 色で表すローレル蔓

ローレルカズラ100130b-l.jpg

今日の花ドットコム

花図鑑

デンドロビウム・レポリヌム091219a-l.jpg名 称 デンドロビウム・レポリヌム
学 名 Dendrobium leporinum
分 類 ラン科セッコク属(デンドロビウム属)
原 産 マルク諸島ニューギニア島
タイプ 常緑多年草着生
特徴1 葉は披針形
特徴2 冬咲き/花径6センチ/花の色は白く、側花弁に紅紫色が交じる
特徴3 側花弁はウサギの耳のように立ち上がる
備 考 種小名の leporinum はラテン語の「leporis(野ウサギ)」に由来する
撮 影 09/12/19つくば植物園

デンドロビウム・レポリヌム091219b-l.jpg

今日の花ドットコム

花図鑑

デンドロビウム・リネアレ090524a-l.jpgデンドロビウム・リネアレはラン科セッコク属(デンドロビウム属)の多年草である。
原産地はニューギニア島である。
標高800メートルまでの地域に生える着生種である。
草丈は80センチくらいである。
葉は長い楕円形である。
開花時期は冬から夏にかけて不定期である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径5センチから7センチくらいの花をたくさんつける。
花の色は白い。
花弁は細く、ねじれて立ち上がる。
唇弁は黄色で桃色の斑が入る。
属名の Dendrobium は「Dendron(樹)+ bios(着生)」に由来する。
種小名の lineale は「linea(線)」に由来する。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Dendrobium lineale

★蝶の舞う姿に見える蘭の花
 ニューギニアには不思議がいっぱい

デンドロビウム・リネアレ090524c-l.jpg

今日の花ドットコム

花図鑑

クレロデンドルム・クアドリロクラレ100111a-l.jpgクレロデンドルム・クアドリロクラレはクマツヅラ科クサギ属の常緑低木である。
原産地はマレーシアフィリピンニューギニアなどである。
英名はファイアーワークス(fireworks)である。
花火のことである。
樹高は2メートルから5メートルくらいである。
葉は長い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の表面は暗い緑色、裏面は赤紫色をしている。
開花時期は1月から2月くらいである。
枝先に集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、白い花をたくさんつける。
長い花筒は淡い紅紫色で、白い花冠は先で5つに裂ける。
実は楕円形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、紫色に熟する。
属名の Clerodendrum はギリシャ語の「cleros(運命)+dendron(樹木)」に由来する。スリランカにあった同属の2種を「幸運の木」「不運の木」と呼んだことからきている。
種小名の quadriloculare は「quadr(4つの)+locule(葯)」に由来する。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Clerodendrum quadriloculare

★南国の臭木の花は華やかで
 花火のように派手に開いて

クレロデンドルム・クアドリロクラレ100111b-l.jpg

今日の花ドットコム

花図鑑

オキナワテイショウソウ091219d-l.jpg沖縄ていしょう草(オキナワテイショウソウ)はキク科モミジハグマ属の多年草である。
鹿児島県の奄美大島から沖縄県にかけて分布し、平地山地の林の中に生える。
和名の由来ははっきりしないが、「禎祥草」と書くという説もある。
分類上は、台湾や中国に分布する中原白熊(ナカハラハグマ)の変種とされている。
別名を沖縄白熊(オキナワハグマ)、丸葉白熊(マルバハグマ)という。
草丈は40センチから80センチくらいである。
葉は卵円形で、茎の中くらいに輪状に集まってつく。
葉には長い柄があり、葉の縁には不揃いのぎざぎざ(鋸歯)がある。
自生地での開花時期は10月から2月くらいである。
茎先に細長い総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い花(頭花)をつける。
花(頭花)は3つの白い小さな花からなる。
花冠は筒状で、先は5つに深く裂け、裂片は反り返る。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Ainsliaea はイタリア人の「W.Ainslieの」という意味である。
種小名の macroclinidioides は「macro(大きい)+clinium(花床)」からきている。
変種名の okinawensis は「沖縄の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Ainsliaea macroclinidioides var. okinawensis

★鎮座する花の姿はおとなしく
 可憐に見える仲間に比べ

オキナワテイショウソウ091219b-l.jpg

今日の花ドットコム

花図鑑

ファレノプシス・エクエストリス091219a-l.jpg

ファレノプシス・エクエストリスはラン科コチョウラン属(ファレノプシス属)の常緑多年草である。
ファレノプシス属は東南アジアを中心に71種が分布する着生種である。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)
属名の読み方はファラエノプシスとするものもある。
代表種のファレノプシス・アフロディテ(Phalaenopsis aphrodite)に胡蝶蘭(コチョウラン)の和名があり、属名の和名もコチョウラン属という。
本種の原産地は台湾やフィリピンである。
樹上に着生したり岩に根を張ったりする着生種である。
中国名は小蘭嶼蝴蝶蘭という。
和名は姫胡蝶蘭(ヒメコチョウラン)である。
小形種の重要な交配親となっている。
草丈は20センチから30センチくらいである。
葉は長い楕円形で先が尖る。
開花時期は4月から5月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径2センチから3センチの花を垂れ下げる。
花の色はピンクを帯び、唇弁は濃いピンクである。
花言葉は「あなたを愛している」である。
属名の Phalaenopsis はギリシャ語の「phalaina(蛾)+opsis(のような)」からきている。花の形が蛾に似ていることから名づけられた。
種小名の equestris は「騎士の」という意味である。剣形の葉を持つ様子をたとえたものである。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Phalaenopsis equestris

★小さくて舞うがごとくの花姿
 ピンクが似合う姫胡蝶蘭

ファレノプシス・エクエストリス091219b-l.jpg

COPYRIGHT © 2016 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED
2016/08/10 改訂

花図鑑

植物図鑑

ミラーサイト


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル





エスキナンツス・トリコロル091219a-l.jpg

エスキナンツス・トリコロルはイワタバコ科ナガミカズラ属(エスキナンツス属)の蔓性常緑小低木である。
エスキナンツス属は着生植物で、東南アジアなどに100種くらいが分布する。
また、品種改良によって多くの園芸品種が生まれている。
日本にも西表島に長実蔓(ナガミカズラ)が分布し、属名の和名をナガミカズラ属という。
同属の植物は、属名を英語風に読んだエスキナンサスの名で鉢植えとして園芸的にも流通している。
本種はマレー半島やインドネシアのスマトラ島、サラワク島などに分布し、樹木や岩などに着生する。
蔓は垂れ広がる性質がある。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉は多肉質で艶があり、観葉植物としても親しまれている。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は6月から12月である。
暖地では周年開花をする。
茎先や葉の脇に小さな赤い花を1、2輪ずつつける。
花冠は筒状で、先は唇形に裂ける。
上唇は2つに裂け、下唇は3つに裂ける。
雄しべが少し花冠から飛び出す。
花にはオレンジ色と黒の縦筋が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「恥じらい」である。
属名の Aeschynanthus はギリシャ語の「aischuno(恥ずかしい)+anthos(花)」からきている。赤い花をたとえたものである。
種小名の tricolor は「三色の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Aeschynanthus tricolor

★恥じらうがごとくひっそり咲く小花
 されど思いは血の色に燃え
☆涼やかな緑の蔦はカーテンに
 紅い唇君を誘って

エスキナンツス・トリコロル091219b-l.jpg

COPYRIGHT © 2016 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED
2016/08/09 改訂

花図鑑

植物図鑑

ミラーサイト


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル





プロコグロッティス・ジャワニカ081207a-l.jpg

プロコグロッティス・ジャワニカはラン科プロコグロッティス属の多年草である。
プロコグロッティス属は東南アジアや南太平洋諸島に40種が分布する。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)
本種の原産地は、アンダマン諸島、マレーシア、タイ、カリマンタン島、インドネシアなどである。
標高300メートルまでの低地に生える地生種である。
異名をプロコグロッティス・フィンブリアタという。
草丈は30センチから60センチくらいである。
葉は幅の広い楕円形で長い柄がある。
開花時期は夏である。
花の色は花色は黄色で、紅紫色の斑点が入る。
花径は3センチくらいである。
側萼片は薄く湾曲している。
属名の Plocoglottis はギリシャ語の「ploko(折り重ねた)+glottis(舌)」からきている。
種小名の javanica は「ジャワ島の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Plocoglottis javanica(異名:Plocoglottis fimbriata)

★聞きなれぬ花の名前に戸惑いつ
 手振れせぬようシャッターに触れ

プロコグロッティス・ジャワニカ081207c-l.jpg

COPYRIGHT © 2016 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED
2016/08/09 改訂

花図鑑

植物図鑑

ミラーサイト


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル





デンドロビウム・ラエビフォリウム061105b-l.jpg

デンドロビウム・ラエビフォリウムはラン科セッコク属(デンドロビウム属)の常緑多年草である。
デンドロビウム属は東南アジアやオーストラリアなどに1200種くらい分布する着生種である。
属名の読み方は英語風にデンドロビューム属とするものもある。
日本にも石斛(セッコク)などが分布し、属名の和名をセッコク属という。
本種の原産地はニューギニア、ソロモン諸島など南太平洋の諸島で、標高600メートルから2300メートルの地域の木の幹や岩に生える着生種である。
特徴は茎が毎年新しくなることや花弁と萼片がほぼ同じ形をしていることなどである。
草丈は5センチから10センチくらいである。
葉は細長い卵形である。
本種の開花時期は夏である。
花径は2センチから5センチくらいである。
花の色は変化に富んでいる。
写真に撮ったものはピンクの筋が美しい。
花に香りはない。
属名の Dendrobium はギリシャ語の「dendron(樹)+ bios(着生)」からきている。
種小名の laevifolium は「滑らかな葉を持つ」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Dendrobium laevifolium

★故郷は太平洋の南の地
 渋い色して木の幹に咲く

デンドロビウム・ラエビフォリウム061105a-l.jpg

COPYRIGHT © 2016 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED
2016/08/08 改訂

花図鑑

植物図鑑

ミラーサイト


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル





バコパ・スノーマーブル081228b-l.jpg

バコパ・スノーマーブルはゴマノハグサ科バコパ属の常緑多年草である。
バコパ属は分類体系によっては(APG第3版)オオバコ科とされる。
バコパ属は世界に53種が分布する。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)
また、多くの園芸品種がある。
もっとも、普及しはじめたのは1990年代以降ということで、年月は浅い。
バコパ属(Bacopa)はステラ属(Sutera)の旧属名と記す文献もあるが、YListにはステラ属が記載されていない。
本種は2008年に品種登録出願をされた園芸品種である。
同じく園芸品種のスノーフレーク(Snowflake)と似ていて、花の色は白い。
本種の場合には、葉に墨を流したようなマーブル(大理石)模様が入るのが特徴である。
鉢植えや庭植えとして流通している。
草丈は10センチから15センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は、真夏を除いてほぼ周年である。
花径は1センチくらいで、花冠は星形に5つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「小さな強さ」である。
属名の Bacopa はカリブ諸島での現地名からきている。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Bacopa 'Snowmarble'

★葉の様子ちょっと変わっているんだよ
 小鼻ぴくぴくスノーマーブル

バコパ・スノーマーブル081228a-l.jpg

COPYRIGHT © 2016 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED
2016/08/08 改訂

花図鑑

植物図鑑

ミラーサイト


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル





イチゴノキ081228a-l.jpg

苺の木(イチゴノキ)はツツジ科イチゴノキ属(アルブツス属)の常緑高木である。
アルブツス属はヨーロッパや北アメリカに16種が分布する。(Catalogue of Life のデータ)
本種が代表種で、属名の和名もイチゴノキ属という。
本種の原産地はフランスやアイルランドである。
英名はストロベリーツリー(strawberry tree)という。
和名はこれを訳したものである。
日本へは戦後に渡来したものと思われる。
庭木や鉢植えとして栽培されている。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
ただし、日本で栽培されるものは矮性種で、樹高も1メートルから3メートルくらいである。
葉は長めの楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質である。
葉の柄は短く、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は10月から12月くらいである。
花は壷形をしていて白い。
鈴蘭(スズラン)のような感じの可愛い花である。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、始めは黄緑色をしているが、黄色、オレンジ色を経て熟した紅色になる。
結実期は10月から2月である。
実は食べられるが、味はやや酸味があるため主にジャムや果実酒として利用される。
花言葉は「後が楽しみ」である。
属名の Arbutus はラテン語の「arbutus(樹)」からきている。
種小名の unedo は「一度食べる」という意味である。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Arbutus unedo

★葉の陰に揺れる小花は壷形で
 どこか可愛い苺の木だよ
☆色づいた鈴蘭の花見間違う
 食してみたい苺の木かな

イチゴノキ081228b-l.jpg

COPYRIGHT © 2016 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED
2016/07/01 改訂

植物図鑑

ミラーサイト


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

デンドロビウム・ウォゲルサンギイ081207a-l.jpg

デンドロビウム・ボゲルサンギーはラン科セッコク属(デンドロビウム属)の常緑多年草である。
デンドロビウム属は東南アジアやオーストラリアなどに1200種くらい分布する着生種である。
属名の読み方は英語風にデンドロビュームとするものもある。
日本にも石斛(セッコク)などが分布し、属名の和名をセッコク属という。
本種の原産地はフィリピンのスラウェシ島である。
標高950メートルから1700メートルの山地の森で樹木の上などに生える着生種である。
草丈は30センチから40センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で分厚く、互い違いに生える(互生)。
開花時期は11月から3月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径3センチから4センチくらいの白い花を4輪くらいつける。
唇弁には黄橙色が交じる。
属名の Dendrobium はギリシャ語の「dendron(樹)+ bios(着生)」からきている。
種小名の vogelsangii はオランダ人とインドネシア人の現代のラン愛好家「フォーゲル(Vogel)さんとサング(Sang)さんの」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Dendrobium vogelsangii

★フィリピンに固有の花かと目をやれば
 花の姿もすっきりとして

デンドロビウム・ウォゲルサンギイ081207b-l.jpg

COPYRIGHT © 2016 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED
2016/07/01 改訂

植物図鑑

ミラーサイト


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

このアーカイブについて

このページには、2011年1月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2010年12月です。

次のアーカイブは2011年4月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.2.7