2010年11月アーカイブ

コンロンカ071222b-l.jpg

崑崙花(コンロンカ)はアカネ科コンロンカ属(ムッサエンダ属)の常緑低木である。
ムッサエンダ属は熱帯アジアやアフリカに200種くらいが分布する蔓性の常緑低木である。
日本にも本種が分布し、属名の和名もコンロンカ属という。
和名の由来は、白い萼片の様子を中国の崑崙山に積もる雪に見立てたものだという。
本種は鹿児島県の種子島から沖縄にかけて分布する。
海外では、台湾や中国の南部に分布する。
樹高は1メートルくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から7月くらいである。
暖地では周年開花をする。
白い葉のように見える部分は、萼片の 1 枚が大きくなったものである。
花は花径1センチくらいの星形で、黄色い。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、黒紫色に熟する。
花言葉は「神話」である。
属名の Mussaenda はスリランカでの現地名からきている。
種小名の parviflora は「小さな花の」という意味である。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Mussaenda parviflora

★葉なのかと思えば萼の変化した
 姿と聞いて首を傾げて

コンロンカ071222a-l.jpg

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2015/11/28改訂

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デンドロビウム・アトロビオラセウム080720c-l.jpg

デンドロビウム・アトロビオラケウムはラン科セッコク属(デンドロビウム属)の常緑多年草である。
デンドロビウム属は東南アジアやオーストラリアなどに1200種くらい分布する着生種である。
属名の読み方は英語風にデンドロビューム属とするものもある。
日本にも石斛(セッコク)などが分布し、属名の和名をセッコク属という。
本種の原産地はニューギニアである。
熱帯雨林に生える樹木の幹などに着生する着生種である。
偽球茎は棍棒状である。
卵形の葉を2枚から4枚つける。
開花時期は周年である。
総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を伸ばし、淡い黄緑色の花をつける。
唇弁は紫色である。
萼片や側花弁には褐色の斑点が入る。
花はよい香りがする。
属名の Dendrobium はギリシャ語の「dendron(樹)+ bios(着生)」からきている。
種小名の atroviolaceum は「暗い紫色の」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Dendrobium atroviolaceum

★芳(かぐわ)しい香りにつられ近寄れば
 目くるめくかな我は昆虫

デンドロビウム・アトロビオラセウム080720b-l.jpg

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ホヤ・インペリアリス061124a-l.jpg

ホヤ・インペリアリスはガガイモ科サクララン属(ホヤ属)の蔓性常緑多年草である。
分類体系によっては(APGIII)キョウチクトウ科とされる。
ホヤ属は太平洋諸島から東南アジア、インドにかけて分布し、200種くらいある。
日本にも沖縄に桜蘭(サクララン)が分布し、属名の和名もサクララン属という。
本種の原産地はマレーシアのカリマンタン島やフィリピンである。
ホヤ属の中では最大級の花をつける。
花の大きさは桜蘭(サクララン)の3倍くらいある。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉には柄があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
葉は肉質で分厚い。
開花時期は5月から11月である。
茎先から散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、数輪の花をつける。
花冠は肉厚で光沢があり、5つに深く裂ける。
花びら(花冠の裂片)の先は尖る。
花の真ん中に白い副花冠があり、5つに裂けて開く。
花の色は紅紫色である。
白、桃色、オレンジ、赤のものもあるという。
国内で開花が見られるのは非常に稀だという。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Hoya はイギリス人の園芸家「ホイ(Thomas Hoy, 1750?-1821)さん」の名からきている。
種小名の imperialis は「皇帝の」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯ドリームセンターの温室で撮った。
学名:Hoya imperialis

★日本ではなかなか見られぬ花開く
 沖縄の地は晩秋なれど

ホヤ・インペリアリス061124c-l.jpg

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ベンガルヤハズカズラ061124b-l.jpg

ベンガル矢筈葛(ベンガルヤハズカズラ)はキツネノマゴ科ヤハズカズラ属(ツンベルギア属)の蔓性常緑多年草である。
ツンベルギア属は南アジアからアフリカにかけて100種以上が分布する。
代表種は矢筈葛(ヤハズカズラ)で、属名の和名もヤハズカズラ属という。
本種の原産地はインドやバングラデシュに位置するベンガル地方である。
葉は心臓形でつけ根のほうが角ばり、向かい合って生える(対生)。
葉には細かい毛が密生し、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
木質の蔓性植物で、沖縄などでは壁やフェンスに這わせて、緑だけでなく花も観賞する。
本州などでは主に温室で栽培される。
蔓は10メートルにも伸びる。
花の色は青紫色である。
花冠は筒状で5つに裂け、花径は8センチくらいある。
花房は藤のように房状に垂れ下がり、次々と開花する。
周年開花性があるが、春と秋に満開となる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、ベンガル地方が原産地で矢筈のような形をした葉を持つことからきている。
花言葉は「誠実」である。
属名の Thunbergia はスウェーデンの植物学者「ツンベルク(Carl Peter Thunberg, 1743-1828)さん」の名からきている。
種小名の grandiflora は「大きな花の」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Thunbergia grandiflora

★さわやかな花は空色大きくて
 満開時は息を呑むほど
☆重たげに空から吊るす花束は
 朝日に染まる雲の化身か

ベンガルヤハズカズラ061124c-l.jpg

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2015/11/24改訂

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クロッサンドラ・インフンディブリフォルミス070120c-l.jpg

クロッサンドラ・インフンディブリフォルミスはキツネノマゴ科クロッサンドラ属の常緑小低木である。
クロッサンドラ属はアフリカや南アジアなどに50種くらいが分布する。
本種の原産地はインドの南部やスリランカである。
属名のクロッサンドラの名で流通している。
YListでは標準和名を狐の日傘(キツネノヒガサ)としている。
また、別名を上戸花(ジョウゴバナ)、縁取り雄しべ(ヘリトリオシベ)としている。
英名はサマーキャンドル(summer candle)である。
樹高は30センチから100センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の表面は濃い緑色で艶があり、裏面は黄白色である。
開花時期は5月から11月である。
暖地では周年開花をする。
緑色の苞を連ねた花穂の回りに次々と花をつける。
花径は6センチくらいあり、花の色は橙色や黄色などである。
花は漏斗状で、先が5つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「爽やかな心」である。
属名の Crossandra はギリシャ語の「krossos(房飾り)+aner(雄)」からきている。雄しべの葯の様子から名づけられた。
種小名の infundibuliformis は「漏斗形の」という意味である。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の温室で撮った。
学名:Crossandra infundibuliformis

★次々とバトンタッチを繰り返し
 花の祭りだクロッサンドラ

クロッサンドラ・インフンディブリフォルミス070120b-l.jpg

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デンドロビウム・アグレガツム070518a-l.jpg

デンドロビウム・アグレガツムはラン科セッコク属(デンドロビウム属)の常緑多年草である。
デンドロビウム属は東南アジアやオーストラリアなどに1200種くらい分布する着生種である。
属名の読み方は英語風にデンドロビューム属とするものもある。
日本にも石斛(セッコク)などが分布し、属名の和名をセッコク属という。
本種は中国南部、ヒマラヤ、インドシナ半島、マレー半島、インドなどに分布し、樹木や岩の上などに生える着生種である。
異名をデンドロビウム・リンドレーという。
草丈は20センチから30センチである。
葉は小さな楕円形で分厚い。
開花時期は春である。
下垂する茎に花径4センチくらいの淡い黄色の花を10数輪つける。
唇弁の色は濃い。
花はよい香りがする。
属名の Dendrobium はギリシャ語の「dendron(樹)+ bios(着生)」からきている。
種小名の aggregatum は「密集する」という意味である。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Dendrobium aggregatum(syn. Dendrobium lindleyi)

★鮮やかな黄色い花をびっりと
 咲かせ華やかアグレガツムは

デンドロビウム・アグレガツム070518b-l.jpg

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ローゼル061124c-l.jpg

ローゼル草(ローゼルソウ)はアオイ科フヨウ属(ヒビスクス属)の多年草である。
園芸的には一年草として扱われる。
ヒビスクス属は北半球の熱帯や温帯を中心に250種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種がある。
日本にも芙蓉(フヨウ)などが分布し、属名の和名はフヨウ属という。
園芸的にはハイビスカスの名が用いられることが多いが、これは属名を英語風に読んだものである。
本種の原産地は北アフリカである。
現在では世界の熱帯・亜熱帯地域でハーブとして栽培され、また帰化している。
日本では沖縄で商品栽培されている。
別名をローゼリ草(ローゼリソウ)という。
ローゼル(roselle)の名で表示する植物園もある。
草丈は150センチから200センチくらいである。
茎は円筒状で赤紫色を帯びる。
直立し上部でよく枝分かれをする。
葉は手のひら状に3つから5つに深く裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は10月から12月である。
花の色は白ないし淡い黄色で、花の真ん中は紅紫色である。
花は一日花である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
赤い実がだんだんと大きく膨らむ。
実の外側の赤い萼の部分をむいて利用する。
ハイビスカスティーは利尿、疲労回復などの薬効がある。
ジャムやソースに加工されるほか、全草が様々な用途に利用されている。
生薬名を洛神花(らくしんか)といい、解熱・強壮・利尿作用がある。
花言葉は「新しい恋」である。
属名の Hibiscus はギリシャ語由来で「Hibis(エジプトの女神)」の名からきているとの説があり、大形のゼニアオイ属につけられた名である。
種小名の sabdariffa はジャマイカないしトルコでの呼び名からきている。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Hibiscus sabdariffa

★南国の青空の下儚げに
 咲くローゼルは一日の花

ローゼル061124d-l.jpg

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モミジバヒルガオ061124a-l.jpg

紅葉昼顔(モミジヒルガオ)はヒルガオ科サツマイモ属(イポモエア属)の多年草である。
イポモエア属は世界に500種以上が分布する。
また、多くの園芸品種がある。
薩摩芋(サツマイモ)が代表種で、属名の和名もサツマイモ属という。
園芸的にはイポメア属の名が用いられることが多いが、これは属名を英語風に読んだものである。
本種の原産地は北アフリカである。
現在では世界の熱帯・亜熱帯地域に広く帰化している。
日本でも南九州から沖縄にかけて帰化しており、林の縁や道ばたなどに生える。
日本へは台湾から導入されたので台湾朝顔(タイワンアサガオ)の別名がある。
また、紅葉葉昼顔(モミジバヒルガオ)の名で表示する植物園もある。
蔓の長さは3メートルから5メートルくらいである。
茎が他の樹木や棒状のものに巻きついて伸びる。
葉は幅の広い卵形で、5つから7つに裂ける。
開花時期は6月から11月である。
暖地では周年開花をする。
花の色は淡い青紫色で、夕方にはとじる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
民間療法で種子は下剤として用いられる。
花言葉は「常夏の夢」である。
属名の Ipomoea はギリシャ語の「ips(芋虫)+homoios(似た)」からきている。物に絡みついて這い登る性質からから名づけられた。
種小名の cairica は「(エジプトの)カイロの」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Ipomoea cairica

★日光が大好きなのとするすると
 蔓を伸ばして紅葉昼顔

モミジバヒルガオ061124f-l.jpg

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パッシフローラ・コーラルグロー090928a-l.jpg

パッシフローラ・コーラルグローはトケイソウ科トケイソウ属(パッシフローラ属)の蔓性常緑多年草である。
パッシフローラ属は世界に500種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
同属のパッシフローラ・カエルレア(Passiflora caerulea)に時計草(トケイソウ)の和名があり、属名の和名をトケイソウ属という。
本種は園芸品種で、1983年に作出された。
草丈は6メートルから9メートルくらいである。
葉は手のひら状に3つに裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月から11月くらいである。
花径は10センチから15センチくらいある。
萼片と花弁がそれぞれ5枚ずつあり、同じ色と形なので10枚の花びらがあるように見える。
本種の色は濃い桃色である。
副花冠が水平に放射状に開き、時計の文字盤のように見える。
属名の Passiflora はラテン語の「flor della passione(情熱の花)」からきている。雌しべの柱頭をはりつけにされたキリストにたとえ、放射状の副花冠をキリストの後光にたとえた。
園芸品種名の Coral Glow は「珊瑚の輝き」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園の温室で撮った。
学名:Passiflora 'Coral Glow'

★しっとりと濡れて珊瑚の輝きを
 いや増すごとく大輪は燃え

パッシフローラ・コーラルグロー090928b-l.jpg

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キンレイジュ090927a-l.jpg

金鈴樹(キンレイジュ)はノウゼンカズラ科テコマ属の常緑小高木である。
テコマ属は南北アメリカに16種が分布する。
本種の原産地は北アメリカ南部、西インド諸島、メキシコ、ペルーである。
英名をイエローベル(yellow bells)という。
樹高は2メートルから7メートルくらいである。
樹皮は淡い灰色である。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、向かい合って生える(対生)。
小葉は長い楕円形で先が尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は春から夏だが、暖地では周年開花をする。
枝先に複数の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、漏斗状をした鮮やかな黄色い花をたくさんつける。
花径は4センチから5センチで、花冠の先は縮れている。
花はよい香りがする。
花の後にできる実は細長いさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
長さが10センチから20センチくらいある。
花言葉は「陽気」である。
なお、別名を立ち凌霄(タチノウゼン)という。
YListでは立ち凌霄(タチノウゼン)を標準和名とし、金鈴樹(キンレイジュ)には別の学名(Tabebuia donnel-smithii)を充てている。
属名の Tecoma はこの属の1種のメキシコ名からきている。
種小名の stans は「直立した」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Tecoma stans

★美しい名前もらった金鈴樹
 金の鈴の音聞こえるようで
☆鈴の音は甘き香りを漂わせ
 黄金の色は濁りを知らず

キンレイジュ090927b-l.jpg

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コバノアリアケカズラ061124c-l.jpg

有明葛(アリアケカズラ)キョウチクトウ科アリアケカズラ属(アラマンダ属)の常緑低木である。
アラマンダ属は中南アメリカに10数種が分布する。
また、園芸品種も作出されている。
アラマンダ・カタルティカ(Allamanda cathartica)に有明葛(アリアケカズラ)の和名があり、属名の和名もアリアケカズラ属という。
有明葛(アリアケカズラ)の原産地はブラジル、ギアナなどで、海辺に生える。
小葉の有明葛(コバノアリアケカズラ)はその園芸品種で、庭や街路などに植えられる。
特徴は葉が小さいことである。
蔓性ではなく、樹高は1メートルから2メートルである。
葉は革質の楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から12月である。
花は黄色くて花筒部が長い漏斗形をしており、先は5つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
有毒植物なので注意が必要である。
属名の Allamanda はスイス人の植物学者「アラマン(Frederic Louis Allamand, 1735-1803)さん」の名からきている。
種小名の cathartica は「汚れを落とす」という意味である。
園芸品種名の Grandiflora は「大きな花の」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Allamanda cathartica 'Grandiflora'

★きらめきがブルーの空によく似合う
 灼熱の地に臆すことなく

コバノアリアケカズラ061124d-l.jpg

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コウシュンカズラ061124c-l.jpg

恒春葛(コウシュンカズラ)はキントラノオ科コウシュンカズラ属(トリステラティア属)の常緑蔓性低木である。
トリステラティア属は東南アジアやオーストラリア、マダガスカルなどに20種くらいが分布する。
日本にも本種が分布し、属名の和名もコウシュンカズラ属という。
本種は沖縄県に分布し、沖縄本島や西表島、石垣島、与那国島などの海岸に生える。
海外では、台湾、東南アジア、オーストラリア南太平洋諸島などに分布する。
和名の由来は、台湾南部の恒春に分布する葛(蔓性植物)ということからきている。
別名を美葉葛(ビヨウカズラ)という。
環境省のレッドリスト(2012)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
蔓性で他の木に巻きついて伸び、長さは8メートルくらいになる。
葉は卵形ないし披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は薄い革質で艶がある。
西表島での開花時期は6月から11月である。
温度さえあれば周年開花性がある。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、鮮やかな黄色い花をつける。
花径は2センチくらいで、花弁は5枚である。
咲き始めは雄しべが黄色く、だんだん紅色を帯びてくる。
花の後にできる実はほぼ球形で、直径1センチくらいである。
花言葉は「誠実な愛情」である。
属名の Tristellateia はラテン語の「tri(3)+stellae(星)」からきている。実の翼の形から名づけられた。
種小名の australasiae は「オーストラリア、アジアの」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Tristellateia australasiae

★艶のある葉と黄の色がマッチする
 恒春葛は南国の花
☆艶やかな緑の葉っぱ南国に
 映える黄色の花を咲かせて

コウシュンカズラ061124a-l.jpg

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キントラノオ061124d-l.jpg

金虎の尾(キントラノオ)はキントラノオ科キントラノオ属(ガルフィミア属)の常緑低木である。
ガルフィミア属は南北アメリカに26種が分布する。
本種に金虎の尾(キントラノオ)の和名があり、属名の和名もキントラノオ属という。
本種の原産地は中央アメリカである。
樹高は60センチから150センチくらいである。
葉は明るい緑色の長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6月から11月である。
暖地では周年性がある。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径2センチくらいの黄色い5弁花をたくさんつける。
花や葉は異属の恒春蔓(コウシュンカズラ)とよく似ている。
花言葉は「飾らない心」である。
属名の Galphimia は属名の「Malpighia(ヒイラギトラノオ属)」のアナグラムである。
種小名の gracilis は「細長い」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Galphimia glauca

★緑葉を埋めるがごとき勢いで
 金虎の尾は花を開いて

キントラノオ061124a-l.jpg

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アコン

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アコン061124e-l.jpg

アコン(akond)はガガイモ科カイガンタバコ属(カロトロピス属)の常緑低木である。
分類体系によっては(APGIII)キョウチクトウ科とされる。
カイガンタバコ属は南アジア、東南アジア、北アフリカなどに数種が分布する。
本種の和名を海岸煙草(カイガンタバコ)といい、属名の和名もカイガンタバコ属という。
本種の原産地はインド、東南アジアである。
バングラデシュではこの根を akond mulと呼んで薬用にするとのことで、「アコン」の名はここからきているものと思われる。
和名の由来は、海岸近くに生え、タバコのような大きな葉をつけることからきている。
樹高は2メートルから3メートルである。
葉は大きな肉厚のへら形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は円く、葉脈がくつきりと見える。
開花時期は周年である。
花は花径3センチから6センチくらいで、花冠は5つに深く裂けて反り返る。
花の色は淡い紫色のものと白色のものがある。
よい香りがあり、ハワイやタヒチではレイに使われる。
英名はクラウンフラワー(crown flower) という。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
種子には長い絹状の毛があり、マットなどの詰物に利用される。
有毒植物で、葉や枝を傷つけると出る乳白色の樹液は炎症を引き起こすことがある。
属名の Calotropis はギリシャ語の「kalos(美しい)+ tropis(竜骨弁)」からきている。
種小名の gigantea「巨大な」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Calotropis gigantea

★大きな葉従えながら花開く
 クラウンフラワー芳香漂い

アコン061124b-l.jpg

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パッシフローラ・パンダ090928a-l.jpg

パッシフローラ・パンダはトケイソウ科トケイソウ属(パッシフローラ属)の蔓性常緑多年草である。
パッシフローラ属は世界に500種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
同属のパッシフローラ・カエルレア(Passiflora caerulea)に時計草(トケイソウ)の和名があり、属名の和名をトケイソウ属という。
本種は園芸品種で、2006年にドイツで作出された。
草丈は2メートルから4メートルくらいである。
葉は手のひら状に3つに裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月から11月くらいである。
花径は10センチくらいある。
萼片と花弁がそれぞれ5枚ずつあり、花弁は淡い紫色を帯び、萼片は白い。
放射状に開く副花冠は暗い藤色で真ん中の色が濃く、パンダの目のように見える。
属名の Passiflora はラテン語の「flor della passione(情熱の花)」からきている。雌しべの柱頭をはりつけにされたキリストにたとえ、放射状の副花冠をキリストの後光にたとえた。
園芸品種名の Panda は動物の「パンダ」からきている。
写真は9月に京都府立植物園の温室で撮った。
学名:Passiflora 'Panda'

★イメージはパンダの目だと言うけれど
 それもまたよし気持ちを汲んで

パッシフローラ・パンダ090928b-l.jpg

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ハナキリン060615b-l.jpg

黄花花麒麟(キバナハナキリン)はトウダイグサ科トウダイグサ属(ユーフォルビア属)の常緑多年草(常緑低木)である。
ユーフォルビア属は世界に2000種くらいが分布する。
属名はラテン語風に表記すればエウフォルビアとなるが、ここでは一般化されているユーフォルビアを用いる。
日本にも灯台草(トウダイグサ)などが分布し、属名の和名をトウダイグサ属という。
本種の原産地はアフリカのマダガスカルである。
花の色が赤い花麒麟(ハナキリン)とは変種同士の関係である。
ただし、花麒麟(ハナキリン)と区別しない見解もあり、そちらのほうが主流である。
学名からユーフォルビア・ミリー・タナナリバエとして表示するところもある。
草丈は10センチから200センチくらいである。
茎には棘があって、サボテン状をしている。
棘は托葉(葉のつけ根にある付属体)の変化したものである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で先が尖り、茎先にまとまってつく。
葉は若い茎にだけつき、古い茎は棘だけになる。
開花時期は4月から11月である。
暖地では周年開花をする。
葉の脇から杯状花序(杯状の総苞に包まれて雄花数個と雌花1個がある花序)を出し、黄色い花をつける。
ただし、花のように見えるのは苞で、本当の花は真ん中にある小さなものである。
「花麒麟」の名の由来は、サボテンの木麒麟(モクキリン)に形が似ていて、よく花を咲かせるということからきている。
葉や茎を傷つけると出る乳液には有毒成分を含む。
属名の Euphorbia はローマ時代の医師「エウフォルブス(Euphorbus)さん」の名からきている。この属の植物の乳液を初めて薬にしたことから名づけられた。
種小名の milii はフランス人の探検家「ミリウス(Pierre Bernard Milius, 1773-1829)さんの」という意味である。
変種名の tananarivae は「(マダガスカルの首都)アンタナナリボ(Antananarivo=Tananarive)の」という意味である。
写真は6月に北大植物園の温室で撮った。
学名:Euphorbia milii var. tananarivae

★棘棘の茎を伸ばしてその先に
 つける花びら笑みを誘いて

ハナキリン060615a-l.jpg

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2015/08/16改訂

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パフィオペディルム・フォウリエイ100515a-l.jpg

パフィオペディルム・フォウリエーはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
パフィオペディルム属は熱帯アジアを中心に80種くらい分布する地生種ないし半着生種である。
代表種のパフィオペディルム・インシグネ(Paphiopedilum insigne)を和名で常盤蘭(トキワラン)というので、属名の和名をトキワラン属という。
本種は国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 3.1, 2015)では絶滅危惧IA類(CR)に指定されている。
原産地はフィリピンのパラワン島である。
標高600メートルから950メートルの石灰岩地域に生える地生種である。
草丈は20センチから28センチくらいである。
葉は長い楕円形である。
開花時期は1月から4月である。
花径は6センチから9センチくらいある。
花の色は緑色と紫褐色が交じる。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の fowliei はアメリカ人の植物学者「フォーリー(Jack Archie Fowlie, 1929-1993)さんの」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum fowliei

★紫と緑の色が交差する
 フォウリエーはフィリピンの花

パフィオペディルム・フォウリエイ100515b-l.jpg

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キバナキョウチクトウ071222a-l.jpg

黄花夾竹桃(キバナキョウチクトウ)はキョウチクトウ科キバナキョウチクトウ属(テベティア属)の常緑低木である。
テベティア属はメキシコから南アメリカにかけて10種くらいが分布する。
日本では本種に黄花夾竹桃(キバナキョウチクトウ)の和名があり、沖縄で広く露地栽培をされている。
属名の和名もキバナキョウチクトウ属という。
ただし、YListでは標準和名をメキシコ夾竹桃(メキシコキョウチクトウ)とし、黄花夾竹桃(キバナキョウチクトウ)は別名扱いをしている。
本種の原産地もメキシコから南アメリカである。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
樹高は2メートルから5メートルくらいである。
原産地では10メートルくらいになるという。
葉は長い披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉に柄はなく、革質で艶がある。
開花時期は4月から11月である。
筒状の黄花で先は5つに裂けるが縁が重なったようになり、完全には開ききらない。
花にはよい香りがある。
花の後にできる実は角張った黄緑色の袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)で、やがて黒く熟する。
乳白色の樹液は有毒である。
花言葉は「油断大敵」である。
属名の Thevetia はフランス人の修道士「アンドレ・テベ(Andre Thevet, 1502-1592)さん」の名からきている。
種小名の peruviana は「ペルーの」という意味である。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Thevetia peruviana

★黄の花は開ききらずに散るけれど
 仄かな香りせめての想い

キバナキョウチクトウ071222d-l.jpg

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インドソケイ071222b-l.jpg

インド素馨(インドソケイ)はキョウチクトウ科インドソケイ属(プルメリア属)の常緑低木である。
プルメリア属は中南アメリカに8種くらいが分布する。
このうちのプルメリア・ルブラにインド素馨(インドソケイ)の和名があり、属名の和名もインドソケイ属という。
本種の原産地はメキシコからパナマにかけた一帯である。
名に「インド」がつくのは最初の栽培地であったことによる。
ハワイではレイに用い、東南アジアでは葬儀用の花とする。
日本へは、戦後になってハワイから沖縄へ導入された。
樹高は3メートルから5メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生え(互生)、枝先に集まってつく。
葉の質は革質で艶がある。
開花時期は7月から12月である。
温度さえあれば周年開花をする。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、赤い筒状の花をつける。
花筒は深く5つに裂けるので離弁花のように見える。
花径は6センチから7センチあって大きく、よい香りがする。
花の色は桃色ないし赤が基本だが、黄色や白、複色などのものもある。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
乳白色の樹液は有毒である。
英名はテンプルツリー(temple tree)である。
なお、本種の和名を紅花インド素馨(ベニバナインドソケイ)とする文献もある。
花言葉は「気品」である。
属名の Plumeria はフランス人の植物学者「プルミエ(Charles Plumier, 1646-1704)さん」の名からきている。
種小名の rubra は「赤色の」という意味である。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Plumeria rubra

★強烈な香りとともに咲き出づる
 インド素馨は南国の花
☆香り立つインド素馨の花のそば
 佇む娘見るを想いて

インドソケイ071222a-l.jpg

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キバナオモダカ080831c-l.jpg

黄花面高(キバナオモダカ)はキバナオモダカ科キバナオモダカ属(リムノカリス属)の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)オモダカ科とされる。
リムノカリス属はリムノカリス・フラバの1属1種である。
和名を黄花面高(キバナオモダカ)といい、属名の和名もキバナオモダカ属という。
中南アメリカに分布する大形の水生植物である。
別名を沼大葉子(ヌマオオバコ)という。
草丈は60センチから70センチくらいである。
葉は幅の広い卵形である。
開花時期は周年である。
三角状の茎先に黄色い花を数輪つける。
花弁数は3枚である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
葉は食料や飼料として利用される。
属名の Limnocharis はギリシャ語の「limne(沼)+charis(好む)」からきている。
種小名の flava は「黄色の」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Limnocharis flava

★もう少し近くで咲いてもらいたい
 黄色い花を葉陰に見つけ

キバナオモダカ080831d-l.jpg

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パフィオペディルム・スパルディイ100515a-l.jpg

パフィオペディルム・スパルディーはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
パフィオペディルム属は熱帯アジアを中心に80種くらい分布する地生種ないし半着生種である。
代表種のパフィオペディルム・インシグネ(Paphiopedilum insigne)を和名で常盤蘭(トキワラン)というので、属名の和名をトキワラン属という。
本種はインドネシアのカリマンタン島、スラウェシ島などに分布する地生種である。
標高600メートルから900メートルの地域に生える。
草丈は20センチから50センチくらいである。
根際から生える葉は長い楕円形である。
開花時期は夏から秋である。
花径は9センチから10センチくらいある。
花の色は淡い黄緑色で、紫褐色の縞が入る。
花弁は細く、下向きに曲がる。
唇弁は紅褐色で、前方に突き出る。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の supardii はインドネシア人の採集家「スパルディ(H.Supardi)さんの」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum supardii

★しっとりと見せる色合い落ち着いた
 スパルディーはボルネオの花

パフィオペディルム・スパルディイ100515b-l.jpg

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オオシロソケイ071222a-l.jpg

大白素馨(オオシロソケイ)はモクセイ科ソケイ属(ヤスミヌム属)の常緑蔓性低木である。
ヤスミヌム属は世界の熱帯・亜熱帯地方に300種くらいが分布する。
属名の読み方はジャスミヌムとするものもある。
ソケイの名は同属の中国名「素馨」からきている。
また、ヤスミヌム・オフィキナレ(Jasminum officinale)に素馨(ソケイ)の和名がある。
本種の原産地はニューギニアである。
樹高は60センチから120センチくらいである。
蔓性で6メートルくらいまで枝を伸ばす。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉には艶がある。
開花時期は6月から10月である。
暖地ではほぼ周年開花をする。
花径は4センチくらいである。
花の色は白い。
花冠は筒状で、先が星形に6つから10くらいに裂ける。
雄しべは2本、雌しべは1本である。
花はよい香りがする。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
花言葉は「無邪気」である。
属名の Jasminum はアラビア語の「ysmyn(マツリカ)」をラテン語化したものである。
種小名の nitidum は「艶のある」という意味である。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Jasminum nitidum

★星形というが何やら違ってる
 クラゲのような大白素馨

オオシロソケイ071222b-l.jpg

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オオバナアリアケカズラ071222c-l.jpg

有明葛(アリアケカズラ)キョウチクトウ科アリアケカズラ属(アラマンダ属)の常緑低木である。
アラマンダ属は中南アメリカに10数種が分布する。
また、園芸品種も作出されている。
アラマンダ・カタルティカ(Allamanda cathartica)に有明葛(アリアケカズラ)の和名があり、属名の和名もアリアケカズラ属という。
有明葛(アリアケカズラ)の原産地はブラジル、ギアナなどである。
大花有明蔓(オオバナアリアケカズラ)はその園芸品種で、名前の通り花が大きい。
樹高は3メートルから5メートルである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉は枝先に集まってつく。
葉はつけ根の部分と先が鋭く尖る。
開花時期は4月から11月である。
暖地では周年開花をする。
花径は10センチ以上ある黄色い漏斗状の大輪である。
花冠の裂け目に白い斑が入る。
沖縄県の浦添市では「市民の花」に指定されている。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
有毒植物なので注意が必要である。
花言葉は「恋に落ちる前」である。
属名の Allamanda はスイス人の植物学者「アラマン(Frederic Louis Allamand, 1735-1803)さん」の名からきている。
種小名の cathartica は「汚れを落とす」という意味である。
園芸品種名の Hendersonii は「ヘンダーソン(Henderson)さんの」という意味である。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Allamanda cathartica 'Hendersonii'

★大輪が思うがままに咲き誇る
 ここは南国浦添の花

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パフィオペディルム・チャールズウォーシイ091129a-l.jpg

パフィオペディルム・チャールズウォーシーはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
パフィオペディルム属は熱帯アジアを中心に80種くらい分布する地生種ないし半着生種である。
代表種のパフィオペディルム・インシグネ(Paphiopedilum insigne)を和名で常盤蘭(トキワラン)というので、属名の和名をトキワラン属という。
本種は中国南西部、タイ、ミャンマー、インドのアッサム地方に分布する。
標高1200メートルから1600メートルの石灰岩地域に生える地生種である。
草丈は10センチから25センチくらいである。
根際から生える葉は長い楕円形である。
開花時期は10月から11月である。
花径は8センチから9センチくらいある。
花の色は紅紫色で、濃い紅紫色の筋が入る。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の charlesworthii はイギリス人のラン園経営者「チャールズワース(Joseph Charlesworth, 1851-1920)さんの」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum charlesworthii

★紫の色が落ち着き示すよう
 奥山に咲く花は恥じらい

パフィオペディルム・チャールズウォーシイ091129b-l.jpg

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サンタンカ071222a-l.jpg

山丹花(サンタンカ)はアカネ科サンタンカ属(イクソラ属)の常緑小低木である。
イクソラ属は熱帯アジアを中心に世界に500種くらいが分布する。
本種に山丹花(サンタンカ)の和名があり、属名の和名もサンタンカ属という。
本種の原産地は中国南部やマレーシアである。
日本へは江戸時代に琉球を経由して渡来した。
樹高は20センチから100センチくらいである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉は革質で濃い緑色をしており、やや艶がある。
開花時期は5月から8月である。
暖地では周年開花をする。
枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、赤い小さな花をたくさんつける。
花冠は皿形で、先が4つに裂ける。
多くの園芸品種があり、白、黄色、紅色、淡紅色、橙色などのものがある。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
沖縄では三段花(サンダンカ)と呼ばれることが多い。
花言葉は「張り切る」である。
属名の Ixora はサンスクリット語の「Iswara(シバ神)」からきている。
種小名の chinensis は「中国の」という意味である。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Ixora chinensis

★寄せ合ってボールのように丸くなり
 咲く山丹花葉は照り映えて

サンタンカ071222b-l.jpg

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サンユウカ071222b-l.jpg

三友花(サンユウカ)はキョウチクトウ科サンユウカ属(タベルナエモンタナ属)の常緑低木である。
タベルナエモンタナ属は世界の熱帯各地に100種くらいが分布する。
本種の和名を三友花(サンユウカ)といい、属名の和名もサンユウカ属という。
和名の由来ははっきりしていない。
原産地はインドである。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は革質で先が尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は6月から10月くらいである。
暖地ではほぼ周年開花をする。
花径は3センチから5センチくらいで、花の色は白ないし淡いクリーム色である。
夜から明け方にかけて、良い香りを漂わせる。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
果実は赤色染料に、材は香料に利用される。
なお、全草が有毒な植物である。
花言葉は「温故知新」である。
属名の Tabernaemontana はドイツ人の植物学者「タベルナエモンタヌス(Jacobus Theodorus Tabernaemontanus, 1525-1590)さん」の名からきている。
種小名の divaricate は「広く分枝した」という意味である。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Tabernaemontana divaricata

★葉の脇に清楚に咲くは三友花
 漂う香り闇に溶け込み

サンユウカ071222a-l.jpg

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パフィオペディルム・ベラツルム091129a-l.jpg

パフィオペディルム・ベラツルムはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
パフィオペディルム属は熱帯アジアを中心に80種くらい分布する地生種ないし半着生種である。
代表種のパフィオペディルム・インシグネ(Paphiopedilum insigne)を和名で常盤蘭(トキワラン)といい、属名の和名をトキワラン属という。
本種は中国南西部、タイ、ミャンマー、インドのアッサム地方に分布する。
標高1300メートルから1600メートルの石灰岩地域に生える地生種である。
草丈は10センチくらいである。
根際から生える葉は長い楕円形である。
開花時期は春から夏である。
花径は7センチから9センチくらいある。
花の色は白く、濃い紫色の斑点が入る。
背萼片、花弁ともに丸い。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の bellatulum は「清楚な」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum bellatulum

★シンプルな色彩だけどベラツルム
 そばかす模様が華やぎ伝え

パフィオペディルム・ベラツルム091129b-l.jpg

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アキノワスレグサ061124d-l.jpg

秋の忘れ草(アキノワスレグサ)はユリ科ワスレグサ属(ヘメロカリス属)の常緑多年草である。
分類体系によっては(APGIII)ススキノキ科とされる。
ヘメロカリス属は東アジアなどに20種くらいが分布するが、諸説があり分類法は確定していない。
また、多くの園芸品種が作出されている。
本種は本州の近畿地方南部から沖縄にかけて分布する。
海外では、台湾、中国にも分布する。
別名を常葉萱草(トキワカンゾウ)という。
沖縄方言では「クワンソー」という。
分類上は、野萱草(ノカンゾウ)に近い仲間とされている。
草丈は60センチから80センチくらいである。
葉は線形で根際から生える。
開花時期は10月から11月である。
茎先に花被片6枚の黄橙色をした漏斗状の花をつける。
花は一日花である。
根茎は不眠症や食欲不振などに効くとして伝承的に用いられてきた。
また、花の蕾や葉、根などは、お浸しや味噌汁などに利用される。
花言葉は「忘れる愛」である。
属名の Hemerocallis はギリシャ語の「hemera(一日)+callos(美)」からきている。この属の植物の花は一日でしぼむことから名づけられた。
種小名の fulva は「茶褐色の」という意味である。
変種名の sempervirens は「常緑の」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Hemerocallis fulva var. sempervirens

★南国に咲く忘れ草めずらしく
 じっと見つめる違いはどこと

アキノワスレグサ061124e-l.jpg

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ニンニクカズラ061124a-l.jpg

葫蔓(ニンニクカズラ)はノウゼンカズラ科ニンニクカズラ属(プセウドカリンマ属)の蔓性常緑低木である。
プセウドカリンマ属は南アメリカに4種が分布する。
本種の原産地も南アメリカである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、向かい合って生える(対生)。
小葉の形は卵形で、真ん中の葉は巻きひげに変化する。
周りのものに絡みついて1メートルから5メートルに伸びる。
開花時期は春と秋の2回である。
暖地では周年開花をする。
葉の脇に花径4センチくらいの花を10数輪まとめてつける。
漏斗状をした花の色は桃色から紫色にグラデーションをつけながら最後は白花になる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、葉を揉むと葫(ニンニク)の匂いがすることからきている。
英名はガーリックバイン(garlic vine)で、和名はそれを和訳したものである。
花言葉は「個性的」である。
属名の Pseudocalymma はギリシャ語+属名の「pseudo(偽)+calymma(覆い)」からきている。由来は未解明である。
種小名の alliaceum は「ニンニクに似た」という意味である。
写真は11月に沖縄の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Pseudocalymma alliaceum

★少しずつ舞台衣装を変えながら
 どれがお好きと葫蔓

ニンニクカズラ061124c-l.jpg

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パッシフローラ・プラビダレッド090928a-l.jpg

パッシフローラ・プラビダレッドはトケイソウ科トケイソウ属の蔓性常緑多年草である。
園芸品種である。
ブラジル原産の穂咲き時計草(ホザキトケイソウ:Passiflora racemosa)とパッシフローラ・アメシスト(Passiflora 'Amethyst')の交配種である。
蔓の長さは3メートルくらいになる。
葉は手のひら状に3つに裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から9月くらいである。
花の色は赤い。
花径は8センチから10センチくらいである。
同じかけ合わせで花の色が紅紫色(Purple)のものもある。
萼片と花弁がそれぞれ5枚ずつあり、同じ色と形なので10枚の花びらがあるように見える。
属名の Passiflora はラテン語の「flor della passione(情熱の花)」からきている。雌しべの柱頭をはりつけにされたキリストにたとえ、放射状の副花冠をキリストの後光にたとえた。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Passiflora 'Pura Vida Red'

★小振りだが色鮮やかに花開き
 味わい深いプラビダレッド

パッシフローラ・プラビダレッド090928b-l.jpg

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オキザリス・ウェルシコロル081123a-l.jpg

オキザリス・ベルシコロルはカタバミ科カタバミ属(オキザリス属)の多年草である。
種小名の読み方はウェルシコロルとするものもある。
オキザリス属は世界に900種くらいが分布する。
日本にも酢漿草(カタバミ)などが分布し、属名の和名はカタバミ属という。
ただし、園芸的に栽培されるものの多くはオキザリスの名で流通している。
本種の原産地は南アフリカのケープ地方である。
種小名を英語読みしたオキザリス・バーシカラーの名でも流通している。
和名はYListによれば絞り酢漿草(シボリカタバミ)というが、あまり使われていない。
草丈は10センチから20センチくらいである。
根際から生える葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。
小葉の形は線形である。
開花時期は10月から4月くらいである。
花径2センチくらいの白い花を茎先に1つずつつける。
花は陽射しを受けると開き、朝夕は閉じている。
花被片の外側には紅紫色の螺旋状の筋が入るので、開花時と閉じた時の様子が異なる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「輝く心」である。
属名の Oxalis はギリシャ語の「oxys(酸っぱい)」に由来する。この属の植物にはしゅう酸を含み酸っぱいものが多いことからきている。
種小名の versicolor は「種々の色のある」という意味である。
写真は11月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Oxalis versicolor

★くるくると渦巻くような縞模様
 隠し花咲くバーシカラーは

オキザリス・ウェルシコロル081123b-l.jpg

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カキバカンコノキ091115b-l.jpg

柿葉カンコの木(カキバカンコノキ)はトウダイグサ科カンコノキ属(グロキディオン属)の常緑低木である。
分類体系によっては(APGIII)ミカンソウ科とされる。
グロキディオン属は世界に300種くらいが分布する。
日本にもカンコの木(カンコノキ)などが分布し、属名の和名をカンコノキ属という。
本種は鹿児島県の屋久島から沖縄県にかけて分布し、平地や山地の林の中や林の縁に生える。
海外では、アジアの熱帯・亜熱帯地域に広く分布する。
樹高は1メートルから5メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、2列に互い違いに生える(互生)。
開花時期は不定期である。
葉の脇から散形花序(枝先に1つずつ花がつく)を出し、黄緑色の小さな花をつける。
花弁はなく、6枚の萼片が花弁のように開く。
花の後にできる実は扁球形で、緑色から赤橙色、黒へと変化する。
なお、カンコはカンコ舟(小形の木造船)のことで、葉の形をたとえたという。
本種の場合は「柿の葉」によく似ている。
属名の Glochidion は、ギリシャ語の「glochis(カギ状の剛毛)」からきている。
種小名の zeylanicum は「セイロン島の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Glochidion zeylanicum

★珍しい名前につられ花を見る
 片仮名だけでは意味もわからず
☆カンコ舟みたてて名付け面白く
 黄色き花は木肌を飾り

カキバカンコノキ091115a-l.jpg

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ナリヤラン090823a-l.jpg

成屋蘭(ナリヤラン)はラン科ナリヤラン属(アルンディナ属)の多年草である。
アルンディナ属は本種の1属1種だが、細分する見解もある。
本種は、日本では沖縄県の石垣島と西表島に分布し、日当たりのよい傾斜地などに生える地生種である。
海外では、台湾、中国南部、東南アジア、インド、スリランカ、タヒチなどに広く分布する。
和名の由来は、かつての自生地であった西表島の成屋集落の名からきている。
環境省のレッドリスト(2012)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は50センチから120センチくらいである。
偽球茎は円柱形で直立をする。
葉は線形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、つけ根の部分は鞘状となる。
開花時期は6月から12月くらいである。
熱帯地域では周年開花をする。
茎先に花径4センチくらいの花を1輪から数輪つける。
唇弁は淡い紅色で、内側に紫褐色の筋が入る。
唇弁の先は濃い紅紫色をしている。
側花弁2枚は卵形で白い。
萼片3枚は披針形で、外側は淡い紅色、内側は白い。
カトレアに似るが花は数日でしぼむ。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Arundina は属名の「Arund(アシ属)」からきている。茎がアシに似ていることから名づけられた。
種小名の graminifolia は「イネ科植物のような葉の」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Arundina graminifolia

★鮮やかな色に染まって成屋蘭
 花を開けば熱帯モード

ナリヤラン090823b-l.jpg

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オオゴチョウ081012c-l.jpg

大胡蝶(オオゴチョウ)はマメ科ジャケツイバラ属(カエサルピニア属)の常緑低木である。
カエサルピニア属は、分類の仕方によって異なるが世界に70種から165種くらいが分布する。
日本にも蛇結茨(ジャケツイバラ)などが分布し、属名の和名をジャケツイバラ属という。
本種の原産地は西インド諸島である。
カリブ海の小国バルバドスでは国花とされている。
また、沖縄では三段花(サンダンカ)梯梧(デイゴ)とともに三大名花とされ、「県の花」に指定されている。
別名を黄胡蝶(オウゴチョウ)という。
樹高は2メートルから3メートルである。
枝分かれは少なく、幹には鋭い棘がある。
葉は2回羽状複葉である。
羽状複葉というのは、鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成されるもののことである。
それが、もう1回枝分かれをして1枚の葉となる。
合歓の木(ネムノキ) の葉に似て柔らかい感じがする。
開花時期は6月から10月だが、暖地では周年開花をする。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、赤橙色の花をつける。
花径は4センチくらいで、花びらは縮れている。
雄しべと花柱(雌しべ)が長く突き出しており、蝶が舞うように見える。
それが名の由来でもある。
鮮黄色の花を咲かせるものもあり、黄花の大胡蝶(キバナノオオゴチョウ)と呼ばれる。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
実や根は染料とされる。
英名はピーコックフラワー(peacock flower)である。
花言葉は「輝く個性」である。
属名の Caesalpinia はイタリア人の医師で植物学者の「カエサルピノ(Andrea Cesalpino, 1525-1603)さん」の名からきている。
種小名の pulcherrima は「大変美しい」という意味である。
上の写真は10月に東京都薬用植物園で撮った。
下の写真は11月に沖縄県の東南植物楽園で撮った。
学名:Caesalpinia pulcherrima

★陽射し浴び燃え立つ赤が舞う如く
 大胡蝶咲く楽園の地に

オオゴチョウ061125b-l.jpg

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コバノガマズミ081102a-l.jpg

小葉の莢迷(コバノガマズミ)はスイカズラ科ガマズミ属の落葉低木である。
分類体系によっては(APGIII)レンプクソウ科とされる。
漢字では「迷」の文字にはクサカンムリが必要だが、ここでは便宜的に用いる。
ビブルヌム属は世界に150種以上が分布する。
日本にも莢迷(ガマズミ)などが分布し、属名の和名もガマズミ属という。
本種は、日本固有種である。
本州の東北地方南部から九州にかけて分布し、山地の林の中などに生える。
樹高は2メートルから4メートルくらいである。
葉は細長い卵形で先が尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の柄は短く、葉は向かい合って生える(対生)。
葉の長さは4センチから10センチくらいの楕円形で、近縁種の莢迷(ガマズミ)に比べて小さい。
それが和名の由来にもなっている。
葉の表裏ともに星状毛(放射状に伸びる毛)が生えるのが特徴で、葉に触るとビロードのような感じがする。
開花時期は4月から5月である。
枝先に白い小さな花を密につける。
花序径は5センチくらいあって、花は横に平べったい感じにつく(散房花序)。
花径は5ミリくらいで、花冠の先が5つに裂け、その裂片が平たく開くので、5弁花のように見える。
雄しべは5本あり、花冠より長く突き出している。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、秋になると真っ赤に熟する。
花言葉は「私を無視しないで」である。
属名の Viburnum はこの属1種のラテン古名だが意味はわかっていない。
種小名の erosum は「不揃いの鋸歯の」という意味である。
実の写真は11月につくば植物園で撮った。
花の写真は5月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Viburnum erosum

★雨の中小さく白い花びらを
 精一杯に広げる姿

コバノガマズミ060513d-l.jpg

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サルビア・エレガンス090928a-l.jpg

サルビア・エレガンスはシソ科サルビア属(アキギリ属)の多年草である。
サルビア属は中南アメリカやヨーロッパを中心に900種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
日本にも秋桐(アキギリ)などが分布するので、属名の和名をアキギリ属という。
本種の原産地はメキシコやグアテマラである。
標高1800メートルから2700メートルの高地の森に生える。
草丈は100センチから150センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉にはパイナップルに似た香りがあるところからパイナップルセージ(pineapple sage)の別名がある。
開花時期は9月から11月である。
花の穂をやや斜上させて、濃い紅色をした筒形の花をつける。
花や葉はポプリやハーブティーなどに利用される。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の elegans は「優美な」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Salvia elegans

★晩秋に赤い花の穂ぴんと立て
 エレガンス咲く芳香を放ち

サルビア・エレガンス090928b-l.jpg

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シマカンギク061029e-l.jpg

島寒菊(シマカンギク)はキク科キク属の多年草である。
キク属はアジアやヨーロッパに40種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種がある。
本種は本州の近畿地方から四国、九州にかけて分布し、日当たりのよい山麓に生える。
海外では、台湾、朝鮮半島、中国東部などにも分布する。
和名の由来は、九州北部一帯の海岸や島々などに大きな群落が見られたことによる。
別名を油菊(アブラギク)ともいう。
これは、江戸時代にこの花を油に浸したものを傷薬にしたことからきている。
草丈は30センチから80センチくらいである。
葉は5つに中裂し、裏面には淡い緑色の毛が生える。
開花時期は10月から12月くらいである。
花径25ミリくらいの黄色い花(頭花)をつける。
舌状花も筒状花も黄色い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
花言葉は「あなたを信じます」である。
属名の Chrysanthemum はギリシャ語の「chrysos(黄金色)+anthemon(花)」からきている。
種小名の indicum は「インドの」という意味である。
写真は11月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum indicum

★秋の陽を浴びて黄金の花揺れる
 島寒菊は小振りに咲いて
☆鮮やかな黄金が映える秋の空
 島寒菊は傷を癒して

シマカンギク061029b-l.jpg

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パフィオペディルム・バルバツム100515a-l.jpg

パフィオペディルム・バルバツムはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
パフィオペディルム属は熱帯アジアを中心に80種くらい分布する地生種ないし半着生種である。
代表種のパフィオペディルム・インシグネ(Paphiopedilum insigne)を和名で常盤蘭(トキワラン)というので、属名の和名をトキワラン属という。
本種の原産地はマレー半島やタイで、地生種である。
標高700メートルから1300メートルくらいの湿った日陰の谷間などに生える。
草丈は20センチから30センチくらいである。
葉は楕円形で白い斑が入る。
開花時期は春から夏にかけてである。
花径は8センチから9センチくらいである。
花の色は白く、紫褐色の縦縞が入る。
唇弁は濃い紅紫色である。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の barbatum は「ひげの生えた、芒ある」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum barbatum

★紫の色が高貴を醸し出す
 后のごとく谷間に咲いて

パフィオペディルム・バルバツム100515b-l.jpg

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オッタチカンギク051112c-l.jpg

乙立寒菊(オッタチカンギク)はキク科キク属の多年草である。
キク属はアジアやヨーロッパに40種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種がある。
本種は日本固有種(固有変種)である。
和名の由来は、島根県出雲市乙立地区の立久恵峡で発見されたことからきている。
この地域の岩の上や岩質の崖地のみに生える。
分類上は島寒菊(シマカンギク)の変種とされている。
草丈は30センチから50センチくらいである。
葉は卵形で、長さが3、4センチ、幅は1、2センチである。
葉は互い違いに生える(互生)。
島寒菊(シマカンギク)に近いが、葉が小さく3つから5つに中裂をする。
開花時期は10月から12月ころである。
茎の上部に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、花(頭花)をつける。
花径は2センチくらいで、筒状花も舌状花も黄色い。
総苞外片が線形になるのが特徴である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Chrysanthemum は「chrysos(黄金色)+anthemon(花)」からきている。
種小名の indicum は「インドの」という意味である。
変種名の maruyamanum は島根県の植物の研究家「丸山巌さんの」という意味である。
写真は11月に小石川植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum indicum var. maruyamanum

★栄養の少ない土地に身を合わせ
 小さく咲くよ乙立寒菊

オッタチカンギク051112a-l.jpg

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ノジギク051204b-l.jpg

野路菊(ノジギク)はキク科キク属の多年草である。
キク属はアジアやヨーロッパに40種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種がある。
本種は日本固有種である。
兵庫県より西の本州と四国、九州に分布し、海に近い山野に生える。
「野路」という言葉で山を連想するが、生育する場所は海辺である。
栽培菊の原種の1つである。
草丈は50センチから90センチくらいである。
葉は幅広い卵形で5つに裂け、互い違いに生える(互生)。
葉の質は厚く、裏面には毛が密生して灰白色になる。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は10月から12月である。
茎先に舌状花の白い花(頭花)を咲かせる。
花径は3センチくらいである。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
花言葉は「真実」である。
兵庫県では県花に指定されている。
属名の Chrysanthemum はギリシャ語の「chrysos(黄金色)+anthemon(花)」からきている。
種小名の japonense は「日本の」という意味である。
写真は12月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum japonense

★瀬戸内を眺めるように咲くという
 野路菊の花可憐に白く

ノジギク051204a-l.jpg

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パッシフローラ・エンゼルフェイス090928a-l.jpg

パッシフローラ・エンゼルフェイスはトケイソウ科トケイソウ属(パッシフローラ属)の蔓性常緑多年草である。
パッシフローラ属は世界に500種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
同属のパッシフローラ・カエルレア(Passiflora caerulea)に時計草(トケイソウ)の和名があり、属名の和名をトケイソウ属という。
本種は園芸品種で、交配親はケルメシナ種(Passiflora kermesina)とアイヒレリアナ種(Passiflora eichleriana)である。
草丈は2メートルから4メートルくらいである。
葉は手のひら状に3つに裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月から11月くらいである。
花径は10センチくらいある。
萼片と花弁がそれぞれ5枚ずつあり、同じ色と形なので10枚の花びらがあるように見える。
本種の色は淡い紅紫色である。
副花冠が水平に放射状に開き、時計の文字盤のように見える。
属名の Passiflora はラテン語の「flor della passione(情熱の花)」からきている。雌しべの柱頭をはりつけにされたキリストにたとえ、放射状の副花冠をキリストの後光にたとえた。
園芸品種名の Angelface は「天使の顔」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園の温室で撮った。
学名:Passiflora 'Angelface'

★エンゼルは言いえて妙な花の色
 淡いピンクの光放って

パッシフローラ・エンゼルフェイス090928b-l.jpg

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サルビア・インボルクラータ081123a-l.jpg

サルビア・インボルクラタはシソ科サルビア属(アキギリ属)の多年草である。
サルビア属は中南アメリカやヨーロッパを中心に900種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
日本にも秋桐(アキギリ)などが分布するので、属名の和名をアキギリ属という。
本種の原産地はメキシコである。
英名をローズリーフセージ(rose leaf sage)という。
草丈は100センチから150センチくらいである。
根元はやや木質化をする。
葉は卵形で長さが5センチから10センチくらいあり、向かい合って生える(対生)。
開花時期は7月から11月くらいである。
花の色は桃色で、サルビア特有の筒状花である。
紅色をした苞(花の付け根につく葉の変形したもの)が可愛い。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
花言葉は「燃える愛」である。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の involucrata は「総苞のある」という意味である。
写真は11月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Salvia involucrata

★紅色の苞を従え桃色の
 花を咲かせるインボルクラタ

サルビア・インボルクラータ081123d-l.jpg

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ミント・マリーゴールド090726a-l.jpg

ミント・マリーゴールドはキク科センジュギク属(タゲテス属)の多年草である。
タゲテス属はメキシコや中央アメリカなどに30種くらいが分布する。
そのうちのアフリカン・マリーゴールド(Tagetes erecta)に千寿菊(センジュギク)の和名があり、属名の和名をセンジュギク属という。
本種の原産地はメキシコ、グアテマラである。
英名はメキシカンタラゴン(Mexican tarragon)である。
タラゴンはフランス料理でよく用いられるスパイスである。
匂い万寿菊(ニオイマンジュギク)の名でも流通している。
草丈は50センチから100センチである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8月から12月くらいである。
茎先に花径1センチくらいの黄色い小さな花(頭花)をたくさんつける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
花と葉を料理の香りづけやポプリ、ハーブティーに用いるほか、切り花としても利用される。
属名の Tagetes はギリシャ神話に登場する神の名「タゲース(Tages)」からきている。
種小名の lucida は「強い光沢のある」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Tagetes lucida

★ミントの名つくがキク科の草花だ
 豊かな香り辺りに放ち

ミント・マリーゴールド090726b-l.jpg

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パフィオペディルム・アプルトニアヌム100111a-l.jpg

パフィオペディルム・アプルトニアヌムはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
パフィオペディルム属は熱帯アジアを中心に80種くらい分布する地生種ないし半着生種である。
代表種のパフィオペディルム・インシグネ(Paphiopedilum insigne)を和名で常盤蘭(トキワラン)といい、属名の和名をトキワラン属という。
本種の原産地は中国の南部やインドシナ半島である。
標高700メートルから2000メートルくらいの森に生える地生種である。
草丈は45センチくらいである。
葉は長い楕円形である。
葉は濃い緑色で白い斑が入る。
開花時期は3月から5月くらいである。
茎先に花径10センチくらいの花をつける。
花の色は緑色で、淡い紅紫色が交じる。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の appletonianum は イギリス人ラン愛好家「アプルトン(John W.M.Appleton, 1800's)さんの」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum appletonianum

★葉の色と花の色とがマッチして
 見事なまでの高貴な景色

パフィオペディルム・アプルトニアヌム100111b-l.jpg

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アサヒカズラ061124c-l.jpg

朝日葛(アサヒカズラ)はタデ科アサヒカズラ属(アンティゴノン属)の蔓性半低木である。
アンティゴノン属はメキシコや中央アメリカに4種が分布する。
本種に朝日葛(アサヒカズラ)の和名があり、属名の和名もアサヒカズラ属という。
本種の原産地はメキシコである。
世界の熱帯・亜熱帯地方で観賞用に広く栽培されている。
日本へは大正時代に渡来した。
沖縄では逸出したものが野生化しており、ピンクシャワー(pink shower)と呼んでいる。
蔓性で長さは10メートルに達する。
葉はハート形で、互い違いに生える(互生)。
葉の長さは10センチくらいあり、縮緬状となる。
葉は肉厚で滑らかである。
開花時期は4月から12月である。
花は1つの花序に10輪以上つき、その先端が巻き髭になっている。
花に花弁はなく、5枚のハート形の萼片がピンクに色づく。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
和名の由来は、花の色から朝日を連想したものである。
別名を新渡戸葛(ニトベカズラ)という。
これは、元台湾総督府にいた新渡戸稲造博士を記念した名で、YListではこちらを標準和名としている。
花言葉は「愛の鎖」である。
属名の Antigonon はギリシャ語の「anti(に似る)+gonia(角)」からきている。
種小名の leptopus は「細い柄の」という意味である。
写真は11月に沖縄の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Antigonon leptopus

★南国の朝日はこんな感じだな
 ピンクに燃える花を見つめて

アサヒカズラ061124b-l.jpg

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ハナアナナス080902a-l.jpg

花アナナス(ハナアナナス)はパイナップル科ハナアナナス属(ティランジア属)の多年草である。
ティランジア属は南北アメリカ大陸に730種くらいが分布する。
学名の読み方はチランジア属とするものもある。
本種が基本種で花アナナス(ハナアナナス)の和名があり、属名の和名もハナアナナス属という。
本種の原産地は南アメリカで、木の幹などに着生する。
草丈は10センチから25センチくらいである。
茎はない。
葉は細長い線形である。
葉のつけ根の部分には紫褐色のストライブが入る。
短い花茎の先につく苞(葉の変形したもの)は扁平でピンク色をしており、長持ちをする。
この苞から紫色の花を咲かせる。
花被片は6枚だが、外花被片3枚は小さくて見えないこともある。
花は一日花だが次々と咲く。
開花時期は周年である。
花言葉は「あなたは完全です」である。
属名の Tillandsia はスウェーデンの植物学者「ティルランツ(Elias Tillandz, 1640-1693)さん」の名からきている。
種小名の cyanea は「暗い藍色の」という意味である。
写真は11月につくば植物園の温室で撮った。
学名:Tillandsia cyanea

★鮮やかな苞もなかなかいいけれど
 花が開けばそこは南国

ハナアナナス080902d-l.jpg

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2015/06/03改訂

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パッシフローラ・ブルーブーケ090928a-l.jpg

パッシフローラ・ブルーブーケはトケイソウ科トケイソウ属(パッシフローラ属)の蔓性常緑多年草である。
パッシフローラ属は世界に500種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
同属のパッシフローラ・カエルレア(Passiflora caerulea)に時計草(トケイソウ)の和名があり、属名の和名をトケイソウ属という。
本種は園芸品種で、交配親は時計草(トケイソウ)とアメシスティナ種(Passiflora amethystina)である。
1989年にアメリカでマケイン(Richard J. McCain)さんによって作出された。
草丈は2メートルから4メートルくらいである。
葉は手のひら状に3つに裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月から11月くらいである。
花径は20センチくらいあり大きい。
萼片と花弁がそれぞれ5枚ずつあり、同じ色と形なので10枚の花びらがあるように見える。
本種の色は淡い紫色である。
副花冠が水平に放射状に開き、時計の文字盤のように見える。
本種の場合は暗い紫色で、縁が白い。
属名の Passiflora はラテン語の「flor della passione(情熱の花)」からきている。雌しべの柱頭をはりつけにされたキリストにたとえ、放射状の副花冠をキリストの後光にたとえた。
種小名の Blue Bouquet は「青い花束」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Passiflora 'Blue Bouquet'

★豪快に花咲く姿はさすがだね
 園芸品種の威力たっぷり

パッシフローラ・ブルーブーケ090928b-l.jpg

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コダチダリア081123e-l.jpg

木立ダリア(コダチダリア)はキク科ダリア属の多年草である。
ダリアの原種の1つである。
ダリア属はメキシコや中央アメリカなどに27種が分布する。
また、多くの栽培品種が作出されている。
本種の原産地はメキシコからコロンビア、ボリビアにかけた地域である。
山地から亜高山にかけて分布し、岩礫地の林の中などに生える。
「木立」と書くと普通は「キダチ」と読むが、この場合は「コダチ」と読む。
皇帝ダリア(コウテイダリア)の別名もある。
草丈は2メートルから6メートルくらいである。
草本だが、茎が木質になる。
葉は2-3回羽状複葉で、互い違いに生える(互生)。
羽状複葉というのは、鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成されるもののことである。
枝分かれを2、3回繰り返して、それぞれの先に羽状複葉をつけて1枚の葉となる。
小葉の形は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は11月から12月である。
淡い紫色をした大輪の花(頭花)をつける。
花径は10センチから15センチくらいある。
舌状花は8枚で、真ん中に黄色い筒状花がある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
花言葉は「乙女の真心」「乙女の純潔」である。
属名の Dahlia はスウェーデンの植物学者「ダール(Anders Dahl, 1715-1789)さん」の名からきている。
種小名の imperialis は「皇帝の」という意味である。
写真は11月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Dahlia imperialis

★大輪が風にそよいでざわざわと
 木立ダリアは豪快な花
☆見上げれば木立ダリアの花の群れ
 薄紫の風を起こせば

コダチダリア081123a-l.jpg

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パフィオペディルム・カロスム061105a-l.jpg

パフィオペディルム・カロスムはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
パフィオペディルム属は熱帯アジアを中心に80種くらい分布する地生種ないし半着生種である。
代表種のパフィオペディルム・インシグネ(Paphiopedilum insigne)を和名で常盤蘭(トキワラン)というので、属名の和名をトキワラン属という。
本種はタイ、ベトナム、カンボジアなどに分布し、標高300メートルから2000メートルの山地に生える地生種である。
草丈は30センチから40センチくらいである。
葉は長い楕円形である。
葉の色は明るい緑色で、白い斑点が入る。
開花時期は夏から冬である。
花径は9センチから11センチくらいある。
背萼片は幅が広く、白地に紫色の筋が入る。
花弁は細長く、紫褐色でつけ根の部分は緑色、また緑色の筋が入る。
唇弁は紫褐色である。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の callosum は「皮が固くなった」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum callosum

★色合いはパフィオの中ではスタンダード
 個性見せるは葉っぱの斑点

パフィオペディルム・カロスム061105b-l.jpg

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フユイチゴ091129c-l.jpg

冬苺(フユイチゴ)はバラ科キイチゴ属の常緑小低木である。
キイチゴ属は原種や栽培品種を含めて世界に数100種ないし数1000種が分布し、分類が困難とされている。
本種は本州の宮城県・新潟県から沖縄にかけて分布し、山地の林の中などに生える。
海外では、朝鮮半島や台湾、中国にも分布する。
樹高は20センチから30センチである。
蔓性で枝を這わせて伸び、長いもので蔓の長さは2メートルになる。
全体に軟らかい毛がたくさん生える。
葉は円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8月から10月くらいである。
枝先や葉の脇に花径1センチくらいの白い花を数輪つける。
花弁は5枚、萼片も5枚である。
雄しべはたくさんある。
花の後にできる実はキイチゴ状果(集合核果) で、11月から1月ころに赤く熟する。
実の直径は1センチくらいで、食べられる。
和名の由来は、果実が冬に熟すことからきている。
花言葉は「冷静」である。
属名の Rubus はラテン語の「ruber(赤)」からきている。赤い実がなることから名づけられた。
種小名の buergeri はドイツ人で日本植物の採集家であった「ブュルゲル(Heinrich Buerger, 1806-1858)さんの」という意味である。
実の写真は11月につくば植物園で撮った。
花の写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Rubus buergeri

★木苺の仲間はいろいろあるんだね
 冬苺の実食べてみたいな

フユイチゴ090823a-l.jpg

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オオシマノジギク091115a-l.jpg

大島野路菊(オオシマノジギク)はキク科キク属の多年草である。
キク属はアジアやヨーロッパに40種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種がある。
本種は日本固有種である。
鹿児島県の屋久島と奄美諸島に分布し、海岸に生える。
環境省のレッドリスト(2012)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に新たに登録されている。
草丈は30センチから40センチくらいである。
野路菊(ノジギク)よりも葉が厚いのが特徴で、葉は3つに中裂する。
開花時期は10月から12月ころである。
長い花柄の先に、花径3センチくらいの頭花をつける。
舌状花は白く、筒状花は黄色い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
花言葉は「真実」である。
属名の Chrysanthemum は「chrysos(黄金色)+anthemon(花)」からきている。
種小名の crassum は「厚い」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum crassum

★南国に咲く菊の花白くして
 海の香りを運ぶがごとく

オオシマノジギク091115b-l.jpg

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カエンキセワタ081123f-l.jpg

火炎着せ綿(カエンキセワタ)はシソ科カエンキセワタ属(レオノティス属)の多年草である。
レオノティス属は南アフリカに数種が分布する。
本種の和名を受けて、属名の和名もカエンキセワタ属という。
本種の原産地も南アフリカである。
英名をライオンズイヤー(lion's ear)という。
レオノティスやレオノティスセージの名でも流通している。
草丈は2メートルから3メートルである。
茎の断面は四角形で綿毛が生えており、つけ根のほうが木質化する。
茎や葉にはよい香りがある。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は10月から12月くらいである。
葉の脇に花茎を取り囲むようにして数段の花序をつける。
花冠は唇形で鮮やかなオレンジ色をしており、綿毛が生える。
花の色は白いものもある。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
花言葉は「雄大」である。
属名の Leonotis はギリシャ語の「leon (ライオン)+ous (耳)」からきている。花冠がライオンの耳に似ていることから名づけられた。
種小名の leonurus は「ライオンの尾」という意味である。
写真は11月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Leonotis leonurus

★オレンジの色鮮やかに面白い
 咲き方をする火炎着せ綿

カエンキセワタ081123h-l.jpg

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パフィオペディルム・コンコロル061105b-l.jpg

パフィオペディルム・コンコロルはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
パフィオペディルム属は熱帯アジアを中心に80種くらい分布する地生種ないし半着生種である。
代表種のパフィオペディルム・インシグネ(Paphiopedilum insigne)を和名で常盤蘭(トキワラン)といい、属名の和名もトキワラン属という。
本種はタイ、ベトナム、ミャンマーなどに分布し、標高10メートルから1000メートルの地域に生える地生種である。
草丈は12センチくらいである。
葉は長い楕円形である。
葉の幅は3センチ、長さは18センチくらいである。
葉の色は暗い緑色で、灰緑色の斑が入る。
開花時期は春ないし秋である。
花径は6センチくらいである。
花の色は淡い黄色で、細かな紫褐色の斑点が入る。
側花弁も丸くて幅が広い。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の concolor は「同色の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum concolor

★ぽつぽつとそばかすみたいな斑点が
 とても可愛くコンコロル咲く

パフィオペディルム・コンコロル061105a-l.jpg

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ルリマツリ081123b-l.jpg

瑠璃茉莉(ルリマツリ)はイソマツ科ルリマツリ属(プルンパゴ属)の常緑小低木である。
プルンパゴ属は世界の温帯地方や熱帯地方に10種くらいが分布する。
本種の和名を受けて、属名の和名もルリマツリ属という。
本種の原産地は南アフリカである。
樹高は1メートルから2メートルくらいである。
蔓性で細長い枝を伸ばす。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は丸く、縁は波打つ。
開花時期は5月から11月くらいである。
葉の脇から短い穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、花径2センチくらいの淡い青色の花をたくさんつける。
花冠は漏斗状で、先が5つに裂けて横に開く。
萼片は5枚で、腺毛(粘着物質を出す毛)が生える。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
腺毛から出る粘液によって「ひっつきむし」となる。
和名の由来は、ジャスミンの一種である茉莉花(マツリカ)に似た青い花をつけることからきている。
花言葉は「ひそかな情熱」である。
属名のプルンバゴの名で出まわることもある。
属名の Plumbago はラテン語の「plumbum(鉛)」からきている。かつてこの属の1種が鉛中毒に効くと考えられたことから名づけられた。
種小名の auriculata は「耳形の」という意味である。
写真は11月に千葉市花の美術館の温室で撮った。
学名:Plumbago auriculata(syn. Plumbago capensis)

★涼しげで人惹きつける瑠璃茉莉
 真夏に咲いて晩秋までも
☆青白き花びら揺れん瑠璃茉莉
 想い誰にも悟られぬよに

ルリマツリ081123a-l.jpg

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ヤナギハナガサ081123a-l.jpg

柳花笠(ヤナギハナガサ)はクマツヅラ科クマツヅラ属(バーベナ属)の多年草である。
バーベナ属は世界に250種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種がある。
日本にも熊葛(クマツヅラ)などが分布し、属名の和名はクマツヅラ属という。
本種の原産地は中南アメリカである。
学名のバーベナ・ボナリエンシスで表示するものもある。
また、流通名を三尺バーベナ(サンジャクバーベナ)という。
主に切り花として流通している。
また、逸出したものが日本各地で野生化をしており、道端や空き地などに生える。
北海道のブルーリストではBランク(北海道に定着している外来種)に選定されている。
また、国立環境研究所の「侵入生物データベース」にも登録されている。
和名の由来は、花序を「花笠」にたとえ、細い葉を「柳」にたとえたものである。
草丈は50センチから150センチくらいである。
茎は直立をする。
茎の断面は四角形で毛が生えており、中空である。
葉は幅の広い線形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)があり、つけ根の部分は茎を抱く。
開花時期は4月から11月くらいである。
茎先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を散房状(花序の上部がほぼ平らになる)に出し、小さな紅紫色の花をたくさんつける。
花序径は3センチから4センチくらいである。
花径は3ミリから5ミリくらいの筒状花で、長さは1センチくらいあり、先が5つに裂ける。
花冠の外側には白い開出毛(ほぼ垂直に立っている毛)が生える。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
花言葉は「家族との融和」である。
属名の Verbena は宗教上で神聖なある草のラテン名と考えられている。
種小名の bonariensis は「ブエノスアイレスの」という意味である。
写真は11月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Verbena bonariensis

★花見れば一つ一つは小さいが
 艶(あで)やかに咲く柳花笠
☆輪を囲み蕾愛しく咲く花の
 心和みて柳花笠

ヤナギハナガサ081123b-l.jpg

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マーガレットコスモス091018a-l.jpg

マーガレットコスモスはキク科エウリオプス属の常緑小低木である。
エウリオプス属は南アフリカを中心に100種くらいが分布する。
属名の読み方はユリオプス属とするものもある。
これは英語風の読みだが、こちらのほうがユリオプス・デージーの流通名にも用いられていて一般的である。
日本ではステイロディスクス属(Steirodiscus)とするケースが多いが、この分類法は海外のサイトではほとんど見かけない。
なお、マーガレットコスモスの名も流通名である。
植物学的に言えば、エウリオプス・クリサンテモイデスということになる。
本種の原産地も南アフリカである。
ユリオプス・デージーと似ているが、本種のほうが葉の切れ込みが浅い。
また、葉の表面には毛がなく、艶のある緑色をしている。
樹高は40センチから50センチくらいである。
葉は羽状に切れ込み、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から11月である。
茎先に花径3センチくらいの黄色い花(頭花)を1つずつつける。
真ん中の筒状花も周りの舌状花も黄色い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
花言葉は「恋占い」である。
属名の Euryops はギリシャ語の「eurys(大きな)+ops(目)」からきている。目立つ花を咲かせることを表したものである。
種小名の chrysanthemoides は「キク属(Chrysanthemum)に似た」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Euryops chrysanthemoides(syn. Steirodiscus euryopoides)

★青々と茂る葉の色美しく
 黄の花びらはいつも元気で

マーガレットコスモス091018b-l.jpg

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パフィオペデルム・ローレンセアヌム061105a-l.jpg

パフィオペデルム・ローレンセアヌムはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
パフィオペディルム属は熱帯アジアを中心に80種くらい分布する地生種ないし半着生種である。
代表種のパフィオペディルム・インシグネ(Paphiopedilum insigne)を和名で常盤蘭(トキワラン)というので、属名の和名をトキワラン属という。
本種の原産地はカリマンタン島北部のマレーシア領サバ州である。
標高300メートルから500メートルの地域に生える。
草丈は25センチから40センチくらいである。
葉は長めの楕円形で、黄緑色の斑が入る。
開花時期は4月から8月である。
花の色は暗い紅紫色である。
唇弁はパイプのように口元が広がっている。
花径は10センチから12センチくらいある。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の lawrenceanum はイギリス王立園芸協会の総裁だった「ローレンス(James John Trevor Lawrence, 1831-1913)さんの」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum lawrenceanum

★故郷は北ボルネオの山の中
 星の瞬く夜空見つめて

パフィオペデルム・ローレンセアヌム061105b-l.jpg

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トラフアナナス081102a-l.jpg

虎斑アナナス(トラフアナナス)はパイナップル科インコアナナス属(フリーセア属)の常緑多年草である。
フリーセア属は中南アメリカに300種くらいが分布する。
フリーセア・カルナタ(Vriesea carinata)にインコアナナスの和名があり、属名の和名もインコアナナス属という。
原産地は南アメリカである。
フランス領ギアナ、ガイアナ、スリナム、ベネズエラなどに分布する着生種である。
草丈は30センチから50センチくらいである。
幅のある細長い葉は放射状につき、弓状に反りながら伸びる。
葉の色は青緑色で、黒紫色の虎斑模様が入るのが特徴である。
開花時期は不定期である。
花茎を伸ばし、槍のような形をした赤い花穂をつける。
これは萼が変化した苞と呼ばれるものである。
苞の間から黄色い花を咲かせる。
花はすぐ散るが、苞は数か月色褪せない。
花言葉は「願いが叶う」である。
属名の Vriesea はオランダの植物学者「ブリーザ(Willem Hendrik de Vriese, 1806-1862)さん」の名からきている。
種小名の splendens は「光輝ある」という意味である。
写真は11月につくば植物園の温室で撮った。
学名:Vriesea splendens

★縞々の葉っぱの模様ユーモラス
 笑みのこぼれる虎斑アナナス

トラフアナナス081102b-l.jpg

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サザンカ081102a-l.jpg

吹く風を受けて山茶花咲き荒び

山茶花(サザンカ)はツバキ科ツバキ属(カメリア属)の常緑低木ないし高木である。
カメリア属はアジアに100種から250種が分布する。
また多くの園芸品種が作出されている。
日本にも藪椿(ヤブツバキ)などが分布し、属名の和名はツバキ属という。
本州の山口県、四国、九州、沖縄に分布し、山地の林の中や林の縁に生える。
海外では、台湾や中国などにも分布する。
また、江戸時代から多くの園芸品種が作出されている。
江戸時代に長崎のオランダ商館に来ていたツンベルクさんがヨーロッパに持ち帰り、西欧でも広まった。
樹高は2メートルから12メートルくらいである。
若い枝には細かな毛が生える。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
藪椿(ヤブツバキ)の場合はぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は革質で艶があり、表面は濃い緑色をしている。
開花時期は10月から12月くらいである。
枝先や葉の脇に花径5センチから7センチくらいの白い5弁花をつける。
花は横に平らに開き、雄しべは藪椿(ヤブツバキ)のように筒状にはならない
園芸品種には、花の色が赤や桃色のもの、八重咲きをするものなどがある。
花弁はばらばらに散る。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
果実から採取した油は椿油と同様に用いられる。
和名の由来は、中国名の山茶花の音読み「サンサカ」が訛ったものと言われている。
花言葉は「愛嬌」である。
俳句の季語は冬である。
属名の Camellia はモラビアの出身でイエズス会の宣教師だった「カメル(Georg Joseph Kamel, 1661-1706)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の sasanqua は日本語の「山茶花」からきている。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Camellia sasanqua

★山の上咲く山茶花はチャーミング
 人恋しさに笑みも零れて
☆君のため咲く山茶花は愛らしき
 訪ねるもののたとえなくとも

サザンカ081102b-l.jpg

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ハマアキノキリンソウ081102a-l.jpg

浜秋の麒麟草(ハマアキノキリンソウ)はキク科アキノキリンソウ属(ソリダゴ属)の多年草である。
ソリダゴ属は世界に100種くらいが分布する。
日本にも秋の麒麟草(アキノキリンソウ)などが分布し、属名の和名をアキノキリンソウ属という。
本種は伊豆半島や房総半島など限られた地域に分布し、海岸の草原に生える。
秋の麒麟草(アキノキリンソウ)と八丈秋の麒麟草(ハチジョウアキノキリンソウ)の交雑種ではないかと推定されている。
草丈は10センチから30センチくらいである。
葉は細長い卵形で、茎の中ほどに集まって互い違いに生える(互生)。
葉はやや厚い。
開花時期は10月から11月である。
茎先にたくさんの黄色い花(頭花)をつける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Solidago はラテン語の「solidus(完全)+接尾語の ago(状態)」からきている。この属のある植物の傷薬としての評判からきたものと思われる。
種小名の virgaurea は「黄金の鞭」という意味である。
亜種名の leiocarpa は「毛のない果実の」という意味である。
変種名の ovata は「卵円形の」という意味である。

写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Solidago virgaurea subsp. leiocarpa?var. ovata

★また一つめずらしい花見つけたよ
 自然が生んだ不思議の世界

ハマアキノキリンソウ081102b-l.jpg

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パフィオペディルム・ロスチャイルディアヌム090823a-l.jpg

パフィオペディルム・ロスチャイルディアヌムはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
パフィオペディルム属は熱帯アジアを中心に80種くらい分布する地生種ないし半着生種である。
代表種のパフィオペディルム・インシグネ(Paphiopedilum insigne)を和名で常盤蘭(トキワラン)というので、属名の和名をトキワラン属という。
本種の原産地はカリマンタン島である。
キナバル山(マレーシア領のサバ州にある)の標高500メートルから1800メートルの地域に生える地生種である。
大形で、「パフィオペディルムの王様」と称される。
苗から開花まで10年以上かかるという。
草丈は50センチから70センチくらいである。
葉は長い披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は4月から8月である。
花径は12センチくらいある。
花弁と萼片には黒紫色の縞模様が入り、側花弁が髭のように伸びる。
花言葉は「変わり者」である。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の rothschildianum は園芸界を後援したイギリスの男爵「ロスチャイルド(Ferdinand James de Rothschild, 1839-1898)さんの」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum rothschildianum

★なるほどの王様ぶりにため息を
 漏らし腕組み自然の不思議

パフィオペディルム・ロスチャイルディアヌム090823b-l.jpg

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アナナス・ナヌス081102b-l.jpg

アナナス・ナヌスはパイナップル科アナナス属の常緑多年草である。
アナナス属は中南アメリカに10種くらいが分布する。
代表種はパイナップル(Ananas comosus)で、属名をパイナップル属とする場合もある。
本種の原産地は南アメリカで、アマゾン川流域に分布している。
流通名を花パイン(ハナパイン)、ミニパインという。
草丈は40センチから50センチである。
葉は細長くて先が尖り、縁には鋭い棘がある。
葉の質は分厚く、内側に曲がる。
茎先に淡い紫色の花をつける。
実はパイナップルに似た集合果だが小さくて食用にはならず、もっぱら観葉植物とされる。
花言葉は「あなたは完全」である。
属名の Ananas はパイナップルのブラジルでの現地語からきている。
種小名の nanus は「小さい」という意味である。
写真は11月につくば植物園の温室で撮った。
下の写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Ananas nanus(syn. Ananas ananassoides)

★棘だけは一人前のミニパイン
 姿そのままでも食べられない

アナナス・ナヌス070430a-l.jpg

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アシズリノジギク081102d-l.jpg

足摺野路菊(アシズリノジギク)はキク科キク属の多年草である。
キク属はアジアやヨーロッパに40種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種がある。
本種は日本固有種である。
野路菊(ノジギク)の変種で、四国の足摺岬から佐田岬にかけた海岸に分布する。
「野路」という言葉で山を連想するが、生育する場所は海辺である。
小浜菊(コハマギク)の西日本版と考えるといい。
栽培菊の原種の1つである。
草丈は20センチから40センチくらいである。
葉や茎に白毛が密生するので、全体に白っぽく見える。
葉は幅広い卵形で、3つに中裂する。
唐草のような葉に特徴があり、本種は白い縁取りが明瞭である。
葉は互い違いに生える(互生)。
開花時期は10月から12月である。
茎の上部で枝分かれをして、舌状花が白い花を1つずつつける。
花径は3センチから4センチくらいである。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
花言葉は「可愛らしい」である。
属名の Chrysanthemum はギリシャ語の「chrysos(黄金色)+anthemon(花)」からきている。
種小名の japonense は「日本産の」という意味である。
変種名の ashizuriense は「足摺岬の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum japonense var. ashizuriense

★断崖に白い花びらよく似合う
 足摺野路菊風に抗い
☆潮風に耐えるがごとく咲き競う
 足摺野路菊白さを増して

アシズリノジギク081102c-l.jpg

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サフラン

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サフラン081102a-l.jpg

サフラン(saffraan)はアヤメ科サフラン属(クロクス属)の多年草である。
クロクス属は世界に90種くらいが分布する。
本種にサフランの和名があり、属名の和名もサフラン属という。
文献によってはクロッカス属とするものもあるが、これは属名を英語風に読んだものである。
本種の原産地は地中海沿岸からインドにかけた地域で、香辛料として栽培される。
旧約聖書の中にも「芳香を放つハーブ」として登場する。
古代インドではサフランから染料が作られ、僧侶は釈迦の死後、僧服をサフラン色に染め上げたという。
中国には唐の時代にインドから伝えられ、生薬の蕃紅花(ばんこうか)として利用されてきた。
鎮静、鎮痛、通経作用があるという。
また、ブイヤベースやパエリヤには欠かせないし、インド料理のサフランライスでも知られている。
日本へは江戸時代末期に薬用として渡来した。
草丈は15センチくらいである。
根際から生える葉は線形で、肉質である。
開花時期は10月から11月である。
花冠は紫色をしており、筒状で6つに深く裂ける。
赤くて長い3本の花柱(雌しべ)に特徴がある。
黄色いのは雄しべで3本ある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
なお、和名のサフランはアラビア語由来のオランダ語からきており、元来は薬用に用いたときの名である。
花言葉は「楽しみ」である。
属名の Crocus はギリシャ語の「croke(糸)」からきている。雌しべが糸状となることから名づけられた。
種小名の sativus は「栽培された」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:crocus sativus

★サフランは長い歴史を秘めた花
 不思議な姿安らぎ与え

サフラン081102d-l.jpg

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サルピア・イエローマジェスティー081123b-l.jpg

サルビア・マドレンシスはシソ科アキギリ属(サルビア属)の多年草である。
サルビア属は中南アメリカやヨーロッパを中心に900種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
日本にも秋桐(アキギリ)などが分布し、属名の和名をアキギリ属という。
サルビア・マドレンシスの原産地はメキシコの西部である。
イエロー・マジェスティー(Yellow Majesty)はその園芸品種である。
草丈は150センチから200センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉にはよい香りがある。
開花時期は10月から11月くらいである。
茎先に長い穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、黄色い唇形の花をつける。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の madrensis は「(スペインの)シエラ・マドレの」という意味である。
原種はメキシコのシエラ・マドレ山脈で発見された。
園芸品種名の Yellow Majesty は「黄の尊厳」という意味である。
写真は11月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Salvia madrensis 'Yellow Majesty'

★秋の陽に照らされ淡い黄金色
 背丈も高くまどろむように

サルピア・イエローマジェスティー081123c-l.jpg

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ローズマリー

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ローズマリー081102a-l.jpg

ローズマリー(rosemary)はシソ科マンネンロウ属(ロスマリヌス属)の常緑低木である。
ロスマリヌス属は地中海沿岸地方に3種が分布する。
また、多くの園芸品種がある。
和名は迷迭香(マンネンロウ)といい、属名の和名もマンネンロウ属という。
本種の原産地も地中海沿岸地方である。
日本へは中国を経由して江戸時代の末期に渡来した。
和名の由来は、中国名を音読みしたものである。
樹高は30センチから200センチくらいである。
立性のものと匍匐性のものがある。
葉は線形で、向かい合って生える(対生)。
葉には柄はなく、縁は内側に巻いている。
葉の表面は濃い緑色で、裏面は短い毛が生えていて白っぽい。
開花時期は11月から5月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、鮮やかな青い唇形の花をつける。
全体に良い香りがあり、枝や葉を香料に用いる代表的なハーブである。
また、古代から薬用に用いられてきた。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
観賞用とされるほか、香辛料や薬用(ハーブ)として栽培もされる。
花言葉は「思い出」である。
属名の Rosmarinus はラテン語の「ros(露)+marinus(海の)」からきている。海岸近くに生えることから名づけられた。
種小名の officinalis は「薬用の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Rosmarinus officinalis

★香り立つ地中海の煌きを
 鮮やかに染める青に託して
☆忘れぬとローズマリーの香り立ち
 海の雫は愛らしき花

ローズマリー081102b-l.jpg

ローズマリー081102c-l.jpg

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エンメイラク081130a-l.jpg

延命楽(エンメイラク)はキク科キク属の多年草である。
家菊(イエギク)の中で料理菊(リョウリギク)と呼ばれるものの1つである。
流通名を「もってのほか」ともいう。
山形県や新潟県などで商品作物として栽培されている。
さっと茹でて酢醤油などで食べるほか、蒸して乾燥させた「菊のり」として保存される。
草丈は30センチから100センチくらいである。
葉は羽状に切れ込み、互い違いに生える(互生)。
開花時期は9月から11月くらいである。
花の色は紅紫色で、八重咲きの中輪である。
属名の Chrysanthemum はギリシャ語の「chrysos(黄金色)+anthemon(花)」からきている。
種小名の morifolium は「クワ属(Morus)のような葉の」という意味である。
写真は11月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Chrysanthemum morifolium 'Enmeiraku'

★面白い名前で記憶に刻まれた
 もってのほかに出合ううれしさ

エンメイラク081130b-l.jpg

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ウナズキヒメフヨウ080209a-l.jpg

頷き姫芙蓉(ウナズキヒメフヨウ)はアオイ科ヒメブッソウゲ属(マルバビスクス属)の常緑低木である。
マルバビスクス属はフヨウ属(Hibiscus)の近縁種で、熱帯アジアに60種くらいが分布する。
代表種は姫仏桑華(ヒメブッソウゲ)で、属名の和名もヒメブッソウゲ属という。
原産地はメキシコ、 コロンビアである。
本州では温室でしか見られないが、沖縄では自生している。
YListでは標準和名を大輪姫芙蓉(タイリンヒメフヨウ)としている。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖る。
開花時期は11月から4月である。
暖地では周年開花をする。
蕾の時は上を向いているが次第に下を向き、花は開ききらずにうつむいて咲く。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
英名はスリーピング・ハイビスカス(sleeping hibiscus)である。
基本種は赤だが、園芸種にはピンクのものもある。
花言葉は「優しい感受性」である。
属名の Malvaviscus は「malva(ゼニアオイ属)+viscus(とりもち)」からきており、果実に粘液があることから名づけられた。
種小名の penduliflorus は「下垂する花の」という意味である。
写真は2月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Malvaviscus penduliflorus
学名:Malvaviscus penduliflorus 'Rosea'(ピンク)

★うつむいて閉じた花びら開かずに
 咲いて花散る頷くように

ウナズキヒメフヨウ080209d-l.jpg

ウナズキヒメフヨウ・ロセア080209c-l.jpg

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アングレクム・エブルネウム090928a-l.jpg

アングレクム・エブルネウムはラン科アングレクム属の多年草である。
アングレクム属はアフリカなどに200種くらい分布する着生種である。
属名の読み方は英語風にアングレカムとするものもある。
本種は東アフリカ、マダガスカル島などに分布し、海岸近くに生える。
草丈は1メートルくらいになる大形種である。
葉は披針形(笹の葉のような形)で分厚い。
開花時期は秋から冬である。
花弁は緑色、唇弁は白である。
花はよい香りがする。
唇弁が上向きになり、夜行性の蛾によって花粉が運ばれる。
属名の Angraecum はマレー語の「angurek(着生植物)」からきている。
種小名の eburneum は「象牙色の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Angraecum eburneum

★この仲間見つけるたびに笑み洩れる
 いくつもあると驚きながら

アングレクム・エブルネウム090928b-l.jpg

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アワコガネギク081102a-l.jpg

泡黄金菊(アワコガネギク)はキク科キク属の多年草である。
キク属はアジアやヨーロッパに40種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種がある。
本種は本州の岩手県から九州の北部にかけて分布し、やや乾いた山麓や土手などに生える。
海外では、朝鮮半島や中国大陸にも分布している。
和名の由来は、密集している花が泡のように見えることからきている。
命名者は牧野富太郎博士である。
環境省のレッドリスト(2012)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
なお、レッドリストでは別名の菊渓菊(キクタニギク)の名が用いられている。
これは、かつて自生地であった京都市東山区の高台寺山麓の菊渓からきた名である。
草丈は100センチから150センチくらいである。
茎はよく枝分かれをする。
葉の形は栽培菊に似ていて深い切れ込みがあり、裂片は尖らない。
葉は互い違いに生える(互生)。
開花時期は10月から11月である。
頭花は舌状花も筒状花も黄色で、ひしめき合うように密につく。
花径は15ミリから18ミリくらいと小さい。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
なお、本種は中国や韓国からきた種子によって法面緑化が行われている影響で本州の青森県、富山県、広島県、四国の香川県、対馬などで野生化もしている。
花言葉は「押し合わないで」である。
属名の Chrysanthemum は古代ギリシャ語からきており、語源は「chrysos(黄金色)+anthemon(花)」である。
種小名の seticuspe は「尖った剛毛の」という意味である。
品種名の boreale は「北方系の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum seticuspe f. boreale(syn. Chrysanthemum boreale)

★びっしりと寄せ合うように花つけて
 泡黄金菊鞠のごとくに

アワコガネギク081102b-l.jpg

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パフィオペディルム・リーミアヌム091219c-l.jpg

パフィオペディルム・リーミアヌムはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
パフィオペディルム属は熱帯アジアを中心に80種くらい分布する地生種ないし半着生種である。
代表種のパフィオペディルム・インシグネ(Paphiopedilum insigne)を和名で常盤蘭(トキワラン)というので、属名の和名をトキワラン属という。
本種の原産地はインドネシアのスマトラ島である。
標高600メートルから1100メートルの石灰岩地域の岩の上に生える地生種である。
草丈は40センチから50センチである。
葉は楕円形で、濃い緑色に淡い緑色の斑が入る。
開花時期は6月から7月である。
茎先に次々と花をつけ、1、2輪ずつだが長期間咲き続ける。
背萼片は緑色、唇弁はピンク、側花弁は縞模様で、花の色は変化に富んでいる。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の liemianum は中国人の採集家「リーム(Liem Khie Wie, 1900's)さんの」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum liemianum

★スマトラの山奥深く咲くという
 花は自在の変化に富んで

パフィオペディルム・リーミアヌム091219a-l.jpg

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ヒメハマナデシコ071125a-l.jpg

姫浜撫子(ヒメハマナデシコ)はナデシコ科ナデシコ属(ディアンツス属)の多年草である。
属名の読み方は園芸的にはダイアンサス属とすることも多い。
ディアンツス属は北半球の温帯地方を中心に300種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
日本にも河原撫子(カワラナデシコ)などが分布し、属名の和名をナデシコ属という。
本種は日本固有種である。
本州の和歌山県、四国の愛媛県と九州から沖縄にかけて分布し、海岸の岩場や砂浜に生える。
草丈は10センチから30センチくらいである。
根茎は木質で地面を這い、茎を群生させる。
根際から生える葉は楕円形ないしへら形で艶がある。
茎につく葉は細長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には微毛が生える。
開花時期は6月から11月である。
茎先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、1輪から6輪の花をつける。
花の色は紅紫色で、花弁数は5枚である。
花は次々と咲くので、かなり遅い時期にも見られる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Dianthus はギリシャ語の「Dios(ジュピター)+anthos(花)」からきている。「ジュピターの花」の意味で、花の美しさを称えて名づけられた。
種小名の kiusianus は「九州の」という意味である。
写真は11月に小石川植物園で撮った。
3枚目、4枚目は沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Dianthus kiusianus

★出遅れたわけではないが小春日に
 ぽつんと咲いた姫浜撫子

ヒメハマナデシコ071125b-l.jpg

ヒメハマナデシコ130525a-l.jpgヒメハマナデシコ130525b-l.jpg

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ミナロバータ

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ミナロバータ071123a-l.jpg

ミナロバータ(Mina lobata)はヒルガオ科サツマイモ属(イポモエア属)の蔓性多年草である。
耐寒性がないので園芸上では一年草として扱われる。
イポモエア属は世界に500種以上が分布する。
また、多くの園芸品種がある。
代表種は薩摩芋(サツマイモ)で、属名の和名もサツマイモ属という。
園芸的にはイポメア属の名が用いられることが多いが、これは属名を英語風に読んだものである。
本種の原産地はメキシコである。
表記の呼び方は旧学名からきている。
和名を金魚朝顔(キンギョアサガオ)とする文献もある。
英名はスパニッシュフラッグ(Spanish flag)である。
大形の蔓性植物で、草丈は1メートルから3メートルくらいになる。
葉は心形で3つに裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期9月から11月である。
茎先で2つに枝分かれして、壺形の花を並べてつける。
咲き始めは赤い色をしているが、橙色、黄色、白と次第に変化する。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「魅力」である。
属名の Ipomoea はギリシャ語の「ips(芋虫)+homoios(似た)」からきている。物に絡みついて這い登る性質からから名づけられた。
種小名の lobata は「浅く裂けた」という意味である。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Ipomoea lobata

★少しずつ花色変えて伸びていく
 ミナロバータは彩り豊か

ミナロバータ071123b-l.jpg

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コハマギク081102b-l.jpg

小浜菊(コハマギク)はキク科キク属の多年草である。
キク属はアジアやヨーロッパに40種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種がある。
本種は日本固有種である。
北海道から関東地方の茨城県にかけて太平洋岸に分布し、海岸の崖地や砂地に生える。
青森県では日本海側にも分布する。
なお、北海道の根室、網走地方や千島列島からカナダのハドソン湾にかけては千島小浜菊(チシマコハマギク)が分布するという。
また、日本海岸にはピレオ菊(ピレオギク)が分布する。
草丈は10センチから20センチくらいである。
分布域の重なる浜菊(ハマギク)とは葉の形で区別ができる。
浜菊(ハマギク)の葉はへら形だが、小浜菊(コハマギク)のほうは幅の広い卵形で5つに浅く裂け、柄も長い。
ピレオ菊(ピレオギク)の場合は葉が深く切れ込む。
開花時期は9月から12月である。
晩秋の花で、浜菊(ハマギク)が終わりかけたころに盛りを迎える。
草丈の割に花径は大きく、4、5センチくらいある。
黄色い筒状花の周りを白い花びら(舌状花)が囲んでいる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
花言葉は「友愛」である。
属名の Chrysanthemum はギリシャ語の「chrysos(黄金色)+anthemon(花)」からきている。
種小名の yezoense は「北海道の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum yezoense

★断崖に背を埋め咲く小浜菊
 強い風にも負けることなく

コハマギク081102a-l.jpg

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カワラノギク081102d-l.jpg

河原野菊(カワラノギク)はキク科シオン属(アスター属)の多年草である。
アスター属はユーラシア大陸に180種くらいが分布する(北アメリカに分布する種を除いた場合)。
日本にも紫苑(シオン)などが分布し、属名の和名をシオン属という。
本種は日本固有種である。
関東地方の栃木県、東京都、神奈川県に分布する。
多摩川、相模川など限られた一部の河川にのみ生息する。
砂礫質の河原を好むが、河川改修の影響で激減している。
環境省のレッドリスト(2012)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は30センチから80センチくらいである。
茎につく葉は線形で、長さ6、7センチである。
根際から生える葉は、開花時には枯れる。
開花時期は10月から11月である。
花径3センチから4センチの頭花で、舌状花は淡い紫色を帯びる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Aster はギリシャ語の「aster(星)」からきている。頭花が放射状をなすことから名づけられた。
種小名の kantoensis は「関東の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Aster kantoensis

★じっくりと守り育てる人がいて
 河原野菊は命をつなぎ

カワラノギク081102b-l.jpg

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ハナイソギク071202a-l.jpg

花磯菊(ハナイソギク)はキク科キク属の多年草である。
分布域は千葉県から静岡県にかけての海岸で、磯菊(イソギク)の分布域に重なる。
磯菊(イソギク)の頭花は黄色い筒状花だけが集まってできているが、花磯菊(ハナイソギク)のほうは周辺部に白い舌状花がついている。
そのため、家菊(イエギク)との間の交雑種だと考えられている。
その原因の多くは「御供えの菊」なのだそうである。
ただし、牧野原色植物図鑑では、海岸に適応するために舌状花を失った磯菊(イソギク)が先祖返りした可能性も指摘している。
草丈は40センチから60センチくらいである。
分厚い葉を上部まで密につける。
開花時期は10月から11月である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
花言葉は「清楚な美しさ」である。
属名の Chrysanthemum はギリシャ語の「chrysos(黄金色)+anthemon(花)」からきている。
種小名の marginatum は「縁取りのある」という意味である。
写真は12月に向島百花園で撮った。
学名:Chrysanthemum x marginatum

★少しだけ白い飾りを覗かせて
 花磯菊はお洒落に咲いて

ハナイソギク071202b-l.jpg

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フユウガキ071111a-l.jpg

暇そうにぽつんと一本富有柿

富有柿(フユウガキ)はカキノキ科カキノキ属の落葉小高木である。
柿の木(カキノキ)の栽培品種で、原産地は岐阜県である。
甘柿の代表品種である。
関東地方から九州にかけて栽培されている。
樹高は4メートルから6メートルである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
雌雄同株である。
開花時期は5月である。
葉の脇に壺形をした淡い黄色の花をつける。
結実時期は9月から10月である。
果実は偏球形である。
果汁が多く、糖度が高い。
果肉は粘り気がある。
俳句の季語は秋である。
属名の Diospyros はギリシャ語の「Dios(ジュピター)+pyros(穀物)」からきている。おいしい果実を「神の食べ物」として称え名づけた。
種小名の kaki は日本語の「柿」からきている。
写真は11月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
花の写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Diospyros kaki 'Fuyu'

★ずんぐりとメタボタイプの富有柿
 思わず頬のこぼれるようで

フユウガキ071111b-l.jpg

フユウガキ120523b-l.jpg

フユウガキ120523a-l.jpg

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花梨(カリン)

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カリン071111a-l.jpg

ぼってりと青空抜けて花梨の実

花梨(カリン)はバラ科カリン属(プセウドキドニア属)の落葉高木である。
カリン属は1属1種である。
かつてはボケ属する説もあったが、異系統であることが分子レベルで確認された。
本種の原産地は中国の東部である。
日本へは1000年以上前に渡来した。
和名の由来は、木目がフタバガキ科の花櫚(カリン)に似ていることからきている。
本州の東北地方から中国地方にかけて栽培が行われている。
また、北海道から九州にかけて庭園樹や公園樹として植えられている。
樹高は6メートルから10メートルくらいである。
樹皮は鱗片状に剥がれるが、手触りは滑らかである。
葉は倒卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉には柄があり、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉のつけ根の部分は円く、先は尖る。
開花時期は3月から4月である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
枝先に1つずつ咲かせる花は、花径3センチくらいの淡い紅色をした5弁花である。
雄しべは20本から22本、雌しべは5本である。
結実期は10月から11月である。
果実は長さが10センチくらいある長円形で洋梨のような形をしており、緑色から黄色に熟する。
日本薬局方では生薬名を木瓜(もっか)といい、鎮咳、鎮痛などの薬効がある。
実はかなり固くて酸味も強いので、生食には適さない。
加工されて、砂糖漬けやジャム、果実酒などに用いられる。
古名を安蘭樹(アンランジュ)という。
花言葉は「唯一の恋」「可能性」である。
俳句の季語は秋である。
属名の Pseudocydonia はギリシャ語+属名の「pseudo(偽)+Cydonia(マルメロ属)」からきている。マルメロ属に似たという意味合いである。
種小名の sinensis は「中国の」という意味である。
写真は11月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
花の写真は3月に小石川植物園で撮った。
学名:Pseudocydonia sinensis(syn. Chaenomeles sinensis)

★ぼってりと青空抜けて花梨の実
 見上げて触る幹はすべすべ
☆すべすべの木肌優しく見上げれば
 実から思わぬ愛らしき花

カリン070331b-l.jpg

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ヘーベ・ブールダーレイク071124c-l.jpg

ヘーベはゴマノハグサ科ヘーベ属の常緑低木の総称である。
分類体系によっては(APGIII)オオバコ科とされる。
ヘーベ属はニュージーランドやオーストラリアを中心に100種以上が分布する。
また、園芸品種もたくさん作出されている。
ブールダーレイク(Boulder Lake)もそうした園芸品種の1つである。
ニュージーランド産のディバリカタ種(Hebe divaricata)やリギデュラ種(Hebe rigidula)から作出されたと考えられている。
樹高は100センチから150センチくらいである。
葉は長さ25ミリくらいの槍状の線形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は周年である。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、小さな青紫色の花をつける。
花冠は4つに裂け、2本の雄しべが突き出る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Hebe はギリシャ神話の女神「ヘーベー(Hebe, ゼウスとヘラの娘)」の名からきている。
園芸品種名の Boulder Lake はニュージーランド南島にある湖の名からきている。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Hebe 'Boulder Lake'

★日本では見慣れぬ花が溢れてる
 わくわくするねオーストラリア園は

ヘーベ・ブールダーレイク071124d-l.jpg

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リュウキュウマメガキ061202c-l.jpg

琉球豆柿(リュウキュウマメガキ)はカキノキ科カキノキ属の落葉高木である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、山地に生える。
海外では、中国にも分布する。
別名を信濃柿(シナノガキ)という。
樹高は5メートルから15メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の柄は長く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
近縁種の豆柿(マメガキ)は柄が短く、葉の裏面に軟毛が生える。
本種は無毛である。
開花時期は3月から4月である。
雌雄異株である。
花の色は淡い黄色で、地味な花である。
果期は10月から12月である。
渋柿で食べられないが、熟して黒くなった果実は渋が抜けて食べることもできる。
柿渋を採って塗ると紙や布が強化される。
防水・防腐作用もあり、渋団扇や番傘などに利用される。
属名の Diospyros はギリシャ語の「Dios(ジュピター)+pyros(穀物)」からきている。おいしい果実を「神の食べ物」として称え名づけた。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は12月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
2枚目は11月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
3枚目は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Diospyros japonica

★どす黒く熟す豆柿めずらしく
 空を見上げる冬の一景

リュウキュウマメガキ071111a-l.jpg

リュウキュウマメガキ080607a-l.jpg

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イソギク081102b-l.jpg

磯菊(イソギク)はキク科キク属の多年草である。
キク属はアジアやヨーロッパに40種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種がある。
本種は日本固有種である。
本州の千葉県から静岡県にかけて分布し、海岸沿いの岩場や崖に生える。
また、観賞用としても栽培される。
和名の由来は、磯に咲く菊というところからきている。
草丈は20センチから40センチくらいである。
葉は互い違いに生える(互生)。
楕円形で、先のほうに浅く2つから3つの切れ込みがある。
葉の質は分厚く、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
表面は濃い緑色で、裏面には白い毛が密生している。
海岸の崖地という乾燥しやすい生育地に適応したものである。
開花時期は9月から11月である。
茎先に黄色い小さい花(頭花)を散房状(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)につける。
頭花に舌状花はなく、筒状花のみからなる。
なお、同じ分布域に花磯菊(ハナイソギク)がある。
こちらは周辺部に白い舌状花がついている。
家菊(イエギク)との交雑種と考えられている。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
花言葉は「感謝」である。
属名の Chrysanthemum はギリシャ語の「chrysos(黄金色)+anthemon(花)」からきている。
種小名の pacificum は「太平洋の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum pacificum

★風強き磯に這い咲く磯菊は
 黄の小花つけ秋を知らせて
☆縁取りの葉も美しく磯菊は
 磯の岩地に彩り添えて

イソギク081102d-l.jpg

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パフィオペディルム・プルプラツム081207a-l.jpg

パフィオペディルム・プルプラツムはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
パフィオペディルム属は熱帯アジアを中心に80種くらい分布する地生種ないし半着生種である。
代表種のパフィオペディルム・インシグネ(Paphiopedilum insigne)を和名で常盤蘭(トキワラン)というので、属名の和名をトキワラン属という。
本種の原産地は香港、中国南部で、標高500メートルから1400メートルの地域に生える地生種である。
種小名の purpuratum は「紅紫色の」を意味する。
その名の通り花冠の全体が紅紫色となる。
草丈は20センチくらいである。
葉は長い楕円形で、淡い緑色の地に緑白色の斑が入る。
開花時期は11月から3月くらいである。
園芸品種の交配親として知られる。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum purpuratum

★貴婦人の色をまとってパフィオ咲く
 モノトーンでも息飲む色香

パフィオペディルム・プルプラツム081207b-l.jpg

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ベニヒモノキ071123a-l.jpg

紅紐の木(ベニヒモノキ)はトウダイグサ科エノキグサ属(アカリファ属)の常緑低木である。
アカリファ属は世界の熱帯・亜熱帯地方を中心に450種以上が分布する。
日本にも榎草(エノキグサ)が分布し、属名の和名をエノキグサ属という。
本種の原産地はインドネシア、マレーシア、ニューギニアなどである。
日本へは明治時代の末期に渡来した。
英名はシュニールプランツ(chenille plant)である。
シュニールというのは、艶があって毛足の長いシュニール糸を指している。
樹高は2メートルから4メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の表面は暗い緑色で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から10月だが、暖地では周年性がある。
葉の脇から赤い紐のような尾状花序(単性の花が穂状につき、垂れ下がる)を垂れ下げる。
花序の長さは20センチから50センチくらいになる。
花弁は退化していて無い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
同属で草本のキャットテール(cat tail)とよく似ている。
花言葉は「気まま」である。
属名の Acalypha はギリシャ語の「acalephe(イラクサ)」からきている。
種小名の hispida は「剛毛のある」という意味である。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の温室で撮った。
学名:Acalypha hispida

★温室に赤い花の穂垂れ下がる
 紅紐の木の不思議な姿

ベニヒモノキ071123c-l.jpg

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テトラネマ・ロセウム071123a-l.jpg

テトラネマ・ロセウムはゴマノハグサ科メキシコジギタリス属(テトラネマ属)の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)オオバコ科とされる。
テトラネマ属はメキシコや中央アメリカに数種が分布する。
本種にメキシコジギタリスの和名があり、属名の和名もメキシコジギタリス属という。
本種の原産地はメキシコ、グアテマラである。
標高1200メートル以上の山地に生える。
日本へは大正時代に渡来した。
英名はメキシカン・フォックスグローブ(Mexican foxglove)という。
フォックスグローブ(foxglove)はジギタリスの仲間のことである。
草丈は10センチから30センチくらいである。
葉は根際から生えて、長さ10センチくらいの楕円形である。
開花時期は8月から10月である。
暖地では周年開花をする。
茎先についた花が次々と咲く。
花は筒状で先が唇形となり、上唇は2つに下唇は3つに裂ける。
花の色は淡い紅紫色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Tetranema はギリシャ語の「tetra(4つの)+nema(糸)」からきている。
種小名の roseum は「バラ色の」という意味である。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の温室で撮った。
学名:Tetranema roseum

★ジギタリス思わすような花姿
 不思議の国にいざなうように

テトラネマ・ロセウム071123b-l.jpg

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パフィオペデルム・プリムリヌム・プルプラッセンス090524a-l.jpg

パフィオペディルム・プリムリヌムはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)属の多年草である。
パフィオペディルム属は熱帯アジアを中心に80種くらい分布する地生種ないし半着生種である。
代表種のパフィオペディルム・インシグネ(Paphiopedilum insigne)を和名で常盤蘭(トキワラン)というので、属名の和名をトキワラン属という。
パフィオペディルム・プリムリヌムはスマトラ島に分布し、平地から標高500メートルの地域に生える地生種である。
基本種の花の色は黄緑色である。
種小名の primulinum は「サクラソウに似た」という意味である。
植物学ではこれは黄緑色を指す。
本種はその変種である。
変種名の purpurascens は「やや紫色がかった」を意味する。
草丈は20センチくらいである。
葉は長い楕円形で、4枚から7枚くらいつく。
葉の縁は波打つ。
葉の裏面には紫褐色の斑が入る。
開花時期は周年である。
萼片は丸く、花弁は縁が波打つ。
花弁と唇弁が紫色を帯びる。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum primulinum var. purpurascens

★謎解きが面白いよねランの花
 複雑な色不思議な形

パフィオペデルム・プリムリヌム・プルプラッセンス090524b-l.jpg

パフィオペデルム・プリムリヌム・プルプラッセンス090524c-l.jpg

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ムラサキシキブ071125d-l.jpg

さり気なくぽつりぽつりと実むらさき

紫式部(ムラサキシキブ)はクマツヅラ科ムラサキシキブ属(カリカルパ属)の落葉低木である。
分類体系によっては(APGIII)シソ科とされる。
カリカルパ属は世界に130種以上が分布する。
日本にも本種などが分布し、属名の和名もムラサキシキブ属という。
本種は北海道の南部から沖縄にかけて分布し、山野に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国にも分布する。
樹高は2メートルから3メートルである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には細かなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
葉の脇に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、淡い紫色の小さな花をたくさんつける。
花は筒状で先が4つに裂けて平らに開く。
雄しべは4本、雌しべは1本で、花冠から飛び出る。
結実期は10月から12月である。
花の後にできる実は直径3、4ミリの球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、きれいな紫色に熟する。
材はまっすぐに伸びて強靱であることから、金槌などの道具の柄や杖として利用される。
花言葉は「聡明」である。
俳句では、「紫式部」や「実紫」が秋の季語、「紫式部の花」が夏の季語である。
実の写真は11月に小石川植物園で撮った。
花の写真は6月に向島百花園で撮った。
学名:Callicarpa japonica

★紫のそこはかとなき清らかさ
 珠と結びて紫式部
☆さりげなく気品漂う姿こそ
 実は小さくも紫式部

ムラサキシキブ071125e-l.jpg

ムラサキシキブ080628a-l.jpg

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ナカガワノギク071124c-l.jpg

那賀川野菊(ナカガワノギク)はキク科キク属の多年草である。
キク属はアジアやヨーロッパに40種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種がある。
本種は徳島県の那賀川とその支流である日和佐川にのみ生育する固有種である。
日本産のキク属では分布域がもっとも狭い。
生育地は流れの縁の岩場で、大雨が降ると水につかるような場所だという。
このような渓流沿いの植物は、水の抵抗を弱くするため葉が細くなっているのが特徴である。
環境省のレッドリスト(2012)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
草丈は10センチから50センチくらいである。
茎はよく枝分かれをし、特徴ある葉は細く3つに中裂する。
開花時期は10月から12月である。
はじめは白い舌状花は、後に淡い紅色を帯びる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
近辺に生育する島寒菊(シマカンギク)との交雑で鷲敷菊(ワジキギク)が生まれており、園芸種との交雑が懸念されている。
属名の Chrysanthemum はギリシャ語の「chrysos(黄金色)+anthemon(花)」からきている。
種小名の yoshinaganthum は発見者の吉永虎馬(よしなが・とらま, 1871-1946)さんとスウェーデンの植物学者ツンベルク(Carl Peter Thunberg, 1743-1828)さんの名にちなんでいる。
写真は11月に小石川植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum yoshinaganthum

★渓流に流されまいと鍛えられ
 那賀川野菊元気に咲いて

ナカガワノギク071124b-l.jpg

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2015/05/03 3訂

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プセウデランテムム・ツベルクラツム091018a-l.jpg

プセウデランテムム・ツベルクラツムはキツネノマゴ科ルリハナガサモドキ属(プセウデランテムム属)の常緑低木である。
プセウデランテムム属は世界の熱帯・亜熱帯地方に120種くらいが分布する。
属名の読み方はプセウデランセムムやプセウデランセマムとするものもある。
同属のプセウデランテムム・レティクラツム(Pseuderanthemum reticulatum)に瑠璃花笠擬き(ルリハナガサモドキ)の和名があり、属名の和名もルリハナガサモドキ属という。
本種の原産地は、ニューカレドニア、ポリネシアなどである。
樹高は1メートルくらいである。
葉は卵円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は不定期である。
花冠は細長い筒状で、先が5つから6つに裂けて横に開く。
花の色は白い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Pseuderanthemum はギリシャ語の「pseudo(偽)+Eranthemum(ルリハナガサ属)」からきている。ルリハナガサ属に似たという意味合いである。
種小名の tuberculatum は「いぼ状の突起のある」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の温室で撮った。
学名:Pseuderanthemum tuberculatum

★細長い筒先に開く白い花
 エキゾチックな魅力溢れて

プセウデランテムム・ツベルクラツム091018b-l.jpg

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パフィオペディルム・フェアリイアヌム・アルブム081207a-l.jpg

パフィオペディルム・フェアリーアヌムラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)属の多年草である。
パフィオペディルム属は熱帯アジアを中心に80種くらい分布する地生種ないし半着生種である。
代表種のパフィオペディルム・インシグネ(Paphiopedilum insigne)を和名で常盤蘭(トキワラン)というので、属名の和名をトキワラン属という。
パフィオペディルム・フェアリーアヌムはヒマラヤの東部からインドのアッサム地方にかけて分布する地生種である。
アルブム(album)はその品種の1つである。
アルブムには「白い」という意味がある。
基本種は紫色が混じるが、本種は白と緑色がベースになる。
草丈は20センチくらいである。
葉は細長い楕円形である。
開花時期は11月から3月くらいである。
茎先に花径6センチから7センチの花を1輪つける。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の fairrieanum はイギリス人のラン愛好家「フェアリー(R. Fairrie)さんの」という意味である。
品種名の album は「白い」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum fairrieanum f. album

★ヒマラヤの山懐に咲くという
 花は清楚に緑の溢れ

パフィオペディルム・フェアリイアヌム・アルブム081207b-l.jpg

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キチジョウソウ071202c-l.jpg

吉祥草(キチジョウソウ)はユリ科キチジョウソウ属の多年草である。
キチジョウソウ属は1属1種である。
分類体系によっては(APGIII)クサスギカズラ科とされる。
本州の関東地方から九州にかけて分布し、林の中や林の縁などに生える。
海外では、中国にも分布する。
和名の由来は、吉事があると開花するという伝説からきている。
草丈は10センチから30センチくらいである。
根際から生える葉の形は広めの線形である。
蛇の髭(ジャノヒゲ)に似ているが、葉の幅がそれより広く、明るい緑色をしている。
開花時期は9月から12月である。
淡い紅紫色の花が穂状につく。
花は下から上へと咲き上がっていく。
花びら(花被片)は6枚あり、まくれるように反り返る。
花びらの外側は濃い紅紫色、内側は淡い紅紫色である。
6本の雄しべと1本の雌しべが花の外に突き出している。
花は葉より低いところにつくので、なかなか見つけにくい。
花の後につく実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、赤紫色に熟し動物に食べられて広がる。
花言葉は「吉事」である。
属名の Reineckea はドイツ人の園芸家「ライネッケ(Johann Heinrich Julius Reinecke, 1798-1871)さん」の名からきている。
種小名の carnea は「肉色の」という意味である。
写真は12月に向島百花園で撮った。
学名:Reineckea carnea

★葉の陰にやさしい花を隠しつけ
 吉祥草は薄暗闇に
☆見えぬよに咲かす吉事のあることを
 吉祥草は我に教えて

キチジョウソウ071202b-l.jpg

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キチョウジ071123b-l.jpg

黄丁字(キチョウジ)はナス科キチョウジ属(ケストルム属)の常緑低木である。
ケストルム属は南北アメリカ大陸に150種から250種くらいが分布する。
本種に黄丁字(キチョウジ)の和名があり、属名の和名もキチョウジ属という。
本種の原産地はグアテマラである。
学名からケストルム・アエランティアクムの名で表示するところもある。
樹高は1メートルから3メートルである。
葉は槍形で薄く、先が尖る。
色は明るい緑色である。
開花時期は春から夏である。
暖地では周年開花をする。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄橙色の花をつける。
花は筒状で、先が5つに裂けて星形になる。
花はよい香りがする。
花の後には白い実がなる。
属名の Cestrum はギリシャ語の「kestron(彫刻刀)」からきている。雄しべの花糸のつけ根に歯のようなものがあることから名づけられた。
種小名の aurantiacum は「黄色を帯びた橙色の」という意味である。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の温室で撮った。
学名:Cestrum aurantiacum

★筒形の黄色い花の先っぽは
 星の形に綺麗に裂けて

キチョウジ071123c-l.jpg

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タイワンツバキ071124c-l.jpg

台湾椿(タイワンツバキ)はツバキ科タイワンツバキ属(ゴルドニア属)の常緑高木である。
ゴルドニア属はアジアなどに40種くらいが分布する。
ゴルドニア・アキシラリス(本種)に台湾椿(タイワンツバキ)の和名があり、属名の和名もタイワンツバキ属という。
なお、同属のアジア原産種をポリスポラ属(Polyspora)に分離する見解もあるが、まだ一般化していない。
本種は台湾、中国南部、ベトナムなどに分布する。
中国では「大頭花」と呼ばれ、木材にも使用される。
属名を英語風に読んだゴードニア(Gordonia)の名でも流通している。
樹高は15メートルくらいになる。
葉は長めの楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先が尖り、縁にはわずかにぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉質は艶があって分厚い。
開花時期は10月から2月くらいである。
花径10センチくらいある真っ白な花が順次咲き続ける。
花の後にできる実は翼果(翼のある実)である。
花言葉は「理想の愛」である。
属名の Gordonia はイギリス人の園芸家「ゴードン(James Gordon, 1708-1781)さん」の名からきている。
種小名の axillaris は「葉のつけ根につく」という意味である。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Gordonia axillaris(syn. Polyspora axillaris)

★高木に真っ白な花次々と
 咲かせ続ける台湾椿

タイワンツバキ071124b-l.jpg

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ツメレンゲ071124j-l.jpg

爪蓮華(ツメレンゲ)はベンケイソウ科イワレンゲ属(オロスタキス属)の多年草である。
オロスタキス属はアジアを中心に10数種が分布する。
日本にも岩蓮華(イワレンゲ)などが分布し、属名の和名をイワレンゲ属という。
本種は本州の関東地方から九州にかけて分布し、山地の岩場などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。
環境省のレッドリスト(2012)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
和名の由来は、葉が蓮の花のように輪生し、葉の先が尖って獣の爪のようだというところからきている。
古典園芸植物で、江戸時代から愛好されてきた。
岩蓮華(イワレンゲ)によく似ているが、葉先の部分に違いがある。
草丈は10センチから30センチくらいである。
根際から生える葉には夏葉と冬葉がある。
夏葉は披針形(笹の葉のような形)で、先が針状となる。
冬葉は1センチ以下と小さい。
開花時期は10月から11月である。
茎先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を立て、白い小さな花をたくさんつける。
花弁は5枚、雄しべは10本、雌しべは5本である。
裂開する前の葯(雄しべの花粉を入れる袋)が濃い赤色で目立つ。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
花言葉は「幸福」である。
属名の Orostachys は、ギリシャ語の「oros(山)+stachys(穂)」からきている。山に生え、穂状花序が立つことから名づけられた。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Orostachys japonica

★面白い形してるよ爪蓮華
 下から上へ花を咲かせて
☆登るよにつぎつぎ咲かせ爪蓮華
 優しい花のかたまりと知り

ツメレンゲ071124a-l.jpg

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カリアンドラ・エマルギナタ071123a-l.jpg

カリアンドラ・エマルギナタはマメ科ベニゴウカン属(カリアンドラ属)の常緑低木である。
カリアンドラ属は南北アメリカ大陸の熱帯・亜熱帯地域に140種くらいが分布する。
カリアンドラ・エリオフィラ(Calliandra eriophylla)に紅合歓(ベニゴウカン)の和名があり、属名の和名もベニゴウカン属という。
本種の原産地はメキシコやグアテマラ、ホンジュラスなどである。
英名はドワーフパウダーパフ(dwarf powderpuff)という。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は幅の広い卵形で、近縁種と比較して大きい。
開花時期は周年である。
雄しべが糸状に長く伸びた紅色の花をつける。
雄しべの根元は白い花弁と赤い萼片がある。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Calliandra はイタリア語の「kallos (美しい) + andros ( 雄しべ)」からきている。
種小名の emarginata は「先に浅い割れ目のある」という意味である。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の温室で撮った。
学名:Calliandra emarginata

★紅色の長い雄しべが個性的
 カリアンドラの不思議な姿

カリアンドラ・エマルギナタ071123b-l.jpg

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ヘミグラフィス・レパンダ070120b-l.jpg

ヘミグラフィス・レパンダはキツネノマゴ科ヒロハサギゴケ属(ヘミグラフィス属)の常緑多年草である。
ヘミグラフィス属は熱帯アジアを中心に60種くらいが分布する。
日本にも希少だが宮古島に広葉鷺苔(ヒロハサギゴケ)が分布し、属名の和名はヒロハサギゴケ属という。
本種の原産地はマレーシアである。
草丈は10センチから20センチくらいである。
茎は横に這うようにして伸び、50センチから70センチくらいの長さになる。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は薄く、縁にはぎざぎざ(鋸歯)があって波打つ。
葉の表面は灰緑色で赤紫色を帯び、裏面は紫色である。
開花時期は周年である。
小さな白い花で、花冠は5つに深く裂ける。
一日花である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
日本では観葉植物として流通している。
熱帯地域ではグランドカバーや下草として利用される。
属名の Hemigraphis はギリシャ語の「hemi(半分)+graphis(鉛筆)」からきている。
種小名の repanda は「うねった」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Hemigraphis repanda

★目立たない小さな白い花だけど
 次々咲かす一日の命

ヘミグラフィス・レパンダ070120c-l.jpg

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パフィオペディルム・ハイナルディアヌム090823a-l.jpg

パフィオペディルム・ハイナルディアヌムはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
パフィオペディルム属は熱帯アジアを中心に80種くらい分布する地生種ないし半着生種である。
代表種のパフィオペディルム・インシグネ(Paphiopedilum insigne)を和名で常盤蘭(トキワラン)というので、属名の和名をトキワラン属という。
本種の原産地はフィリピンのルソン島、ネグロス島である。
低地から標高1400メートルの石灰岩地や蛇紋岩地に分布する地生種である。
草丈は30センチから70センチくらいである。
葉は長い楕円形である。
開花時期は冬から春で、茎先に数輪の花をつける。
花径は10センチから15センチくらいで、黄緑色の地に褐色の斑点が入る。
側花弁は水平に伸びる。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の haynaldianum は植物学に造詣の深かったハンガリー人の聖職者「ハイナルド(Haynald Lajos, 1816-1891)さんの」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum haynaldianum

★面白い形にいつもびっくりだ
 楽しくなるねパフィオの仲間

パフィオペディルム・ハイナルディアヌム090823c-l.jpg

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ヤエサンユウカ071123a-l.jpg

三友花(サンユウカ)キョウチクトウ科サンユウカ属(タベルナエモンタナ属)の常緑低木である。
タベルナエモンタナ属は世界の熱帯各地に100種くらいが分布する。
タベルナエモンタナ・ディバリカタの和名を三友花(サンユウカ)といい、属名の和名もサンユウカ属という。
和名の由来ははっきりしていない。
三友花(サンユウカ)の原産地はインドである。
八重三友花(ヤエサンユウカ)はその園芸品種である。
三友花(サンユウカ)は白ないしクリーム色の花冠が5つに深く裂けた梔子(クチナシ)に似た花をつけるが、その八重咲きの品種である。
樹高は1メートルから3メートルである。
葉は幅の広い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は分厚く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
開花時期はほぼ周年である。
葉の脇や枝先に白い八重の花をつける。
花径は3センチから4センチで、夜間はよい香りを漂わせる。
英名はクレープジャスミン(crape jasmine)という。
クレープは縮れたという意味である。
なお、全草が有毒な植物である。
花言葉は「清楚」である。
属名の Tabernaemontana はドイツ人の植物学者「タベルナエモンタヌス(Jacobus Theodorus Tabernaemontanus, 1525-1590)さん」の名からきている。
種小名の divaricate は「広く分枝した」という意味である。
園芸品種名の Flore Pleno は「八重咲きの」という意味である。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Tabernaemontana divaricata 'Flore Pleno'

★本当は来てほしいのは夜中なの
 よい香りよと八重三友花

ヤエサンユウカ071123b-l.jpg

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マルバデイゴ071123b-l.jpg

アメリカ梯梧(アメリカデイゴ)マメ科デイゴ属(エリトリナ属)の落葉低木である。
エリトリナ属は世界各地に130種くらいが分布する。
日本にも沖縄や小笠原諸島に梯梧(デイゴ)が分布し、属名の和名をデイゴ属という。
アメリカ梯梧(アメリカデイゴ)の原産地はブラジルである。
日本へは江戸時代に渡来した。
丸葉梯梧(マルバデイゴ)はその園芸品種である。
樹高は1メートルから5メートルくらいである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は卵形である。
野生種に比べて葉の先は丸い。
葉の柄や葉の裏面などに棘がある。
開花時期は4月から11月くらいである。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、鮮やかな紅色をした蝶形の花をつける。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
花言葉は「童心」である。
属名の Erythrina はギリシャ語の「erythros(赤)」からきている。花の色からつけられた名である。
種小名の crista-galli は「鶏の鶏冠」という意味である。反り返る花弁の姿を鶏冠に見立てたものである。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Erythrina crista-galli 'Maruba-deigo'

★鮮やかでエキゾチックな花つけて
 丸葉梯梧は南国ムード

マルバデイゴ071123d-l.jpg

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ネリネ

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ネリネ071123b-l.jpg

ネリネはヒガンバナ科ネリネ属の多年草の総称である。
ネリネ属は南アフリカに30種が分布する。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)
また多くの園芸品種があり、主にイギリスで品種改良をされた。
日本へは大正時代の末期に渡来した。
英名をダイアモンドリリー(diamond lily)という。
彼岸花(ヒガンバナ)に似ているが花茎が中空ではなく、花もやや小さい。
また、花が咲くときに葉も出ている。
草丈は30センチから50センチくらいである。
葉は線形で、翌年の初夏まで残る。
開花時期は10月から12月である。
1本の茎に10輪くらいの花がつく。
花びら(花被片)には艶があり、花径は5、6センチくらいである。
花の色は白、ピンク、赤、朱色などがある。
花もちがよく、切り花などによく使われる。
花言葉は「また会う日まで」である。
10月17日の誕生花である。
属名の Nerine はギリシャ神話の海の女神「ネレイス(Nereis)」からきている。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Nerine spp.

★すっと立つネリネの花は色づいて
 北の風にもひるむことなく
☆花びらはダイヤモンドの輝きに
 劣らぬ心君へ届けと

ネリネ071123a-l.jpg

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2016/10/17 3訂

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デンドロビウム・パルテニウム081102d-l.jpg

デンドロビウム・スミリアエはラン科セッコク属(デンドロビウム属)の多年草である。
デンドロビウム属は東南アジアやオーストラリアなどに1200種くらいが分布する着生種である。
園芸品種もたくさん作出されている。
属名の読み方はデンドロビュームとするものもある。
日本にも石斛(セッコク)などが分布し、属名の和名をセッコク属という。
本種の原産地はカリマンタン島のマレーシアサバ州にあるキナバル山である。
標高600メートルから1100メートルの低地の森の樹木や岩に着生する。
草丈は50センチから60センチくらいである。
葉は肉厚の披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は秋である。
花径は6センチくらいの白い花をつける。
唇弁の喉には赤い斑点がある。
花に香りはない。
属名の Dendrobium はギリシャ語の「dendron(樹)+ bios(着生)」からきている。
種小名の parthenium は「処女の」という意味である。ギリシャ神話の処女神アテナを祭るパルテノン神殿からきている。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Dendrobium parthenium

★神殿の名前のついた蘭の花
 開く大輪神秘の姿

デンドロビウム・パルテニウム081102e-l.jpg

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2015/04/25改訂

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エランテムム・ワッティー071123b-l.jpg

エランテムム・ワッティーはキツネノマゴ科ルリハナガサ属(エランテムム属)の多年草である。
属名は英語風にエランセムム、種小名はウォッティーとする読み方もある。
エランテムム属は熱帯アジアに30種くらいが分布する。
同属のエランテムム・プルケルム(Eranthemum pulchellum)に瑠璃花笠(ルリハナガサ)の和名があり、属名の和名をルリハナガサ属という。
本種の原産地はインドの北部である。
日本では温室で栽培される。
草丈は50センチから200センチくらいである。
茎は赤紫色を帯びる。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の色は濃い緑色で、縁には細かなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は10月から11月くらいである。
茎先や上部の葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、濃い紫色の花をつける。
花冠は筒状で5つに裂ける。
花径は1センチから2センチである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Eranthemum はギリシャ語の「er(春)+anthos(花)」からきている。
種小名の wattii は植物収集家「ワット(Dr. Watt)さんの」という意味である。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Eranthemum wattii

★日本では馴染みまだまだ低いけど
 知って欲しいなわたしのことも

エランテムム・ワッティー071123c-l.jpg

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2015/04/25改訂

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ナガバサンショウソウ091115a-l.jpg

長葉山椒草(ナガバサンショウソウ)はイラクサ科サンショウソウ属(ペリオニア属)の多年草である。
ペリオニア属は世界に60種から70種くらいが分布する。
日本にも山椒草(サンショウソウ)などが分布し、属名の和名をサンショウソウ属という。
本種は日本固有種である。
宮崎県と長崎県の対馬に分布し、山地の林の中に生える。
環境省のレッドリスト(2012)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は10センチから20センチくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
中央脈に沿って白い斑が入ることが特徴である。
雌雄異株である。
開花時期は10月から4月くらいである。
花の色は緑白色である。
花被片は5枚、雄しべは5本である。
雌花の花被片には毛が多い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Pellionia はフランス人の軍人「ペリオン(Alphonse Pellion, 1796-1868)さん」の名からきている。同属の1種を発見した。
種小名 yosiei は発見者である日本の植物学者「吉江清朗(よしえ・せいろう, 1914-2004)さんの」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Pellionia yoshiei

★細長い斑入りの葉っぱが特徴だ
 地を這う姿に原始感じて

ナガバサンショウソウ091115b-l.jpg

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2015/04/24改訂

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ネリネ・ボウデニー091219a-l.jpg

ネリネ・ボウデニーはヒガンバナ科ネリネ属の多年草である。
ネリネ属は南アフリカに30種くらいが分布する。
本種も南アフリカの原産で、ケープ地方に分布する。
草丈は40センチから70センチくらいである。
根際から生える葉は線形で、先が弓のように垂れる。
開花時期は11月から12月である。
花の色は鮮やかなピンクである。
開花とともに葉が少なくなるが、他のネリネの仲間のように枯れてしまうことはない。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Nerine はギリシャ神話の海の女神「ネレイス(Nereis)」からきている。
種小名の bowdenii は発見者である「ボーデン(Cornish Bowden, 1871-1942)さんの」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Nerine bowdenii

★草花の少ない時期に鮮やかな
 ピンクの色が潤い与え

ネリネ・ボウデニー091219b-l.jpg

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パフィオペディルム・トンスム100105a-l.jpg

パフィオペディルム・トンスムはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
パフィオペディルム属は熱帯アジアを中心に80種くらい分布する地生種ないし半着生種である。
代表種のパフィオペディルム・インシグネ(Paphiopedilum insigne)を和名で常盤蘭(トキワラン)というので、属名の和名をトキワラン属という。
本種はスマトラ島とカリマンタン島に分布し、標高1000メートルから1800メートルの石灰岩地帯に生える地生種である。
草丈は15センチから30センチくらいである。
根際から生える葉は楕円形である。
色は濃い緑色で、灰緑色の斑が入る。
開花時期は冬から春である。
茎先に花径10センチくらいの花を1輪つける。
花の色は黄緑色で、唇弁は淡い褐色をしている。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の tonsum は「無毛の」という意味である。
写真は1月に小石川植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum tonsum

★なかなかに出合えぬ花がひっそりと
 片隅に咲く冬の温室

パフィオペディルム・トンスム100105b-l.jpg

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センニチコボウ071123a-l.jpg

アルテルナンテラ・ポリゲンスはヒユ科ツルノゲイトウ属(アルテルナンテラ属)の多年草である。
属名の読み方はアルテルナンセラとするものもある。
アルテルナンテラ属は中南アメリカなどに200種くらいが分布する。
同属のアルテルナンテラ・セッシリス(Alternanthera sessilis)に蔓野鶏頭(ツルノゲイトウ)の和名があり、属名の和名もツルノゲイトウ属という。
アルテルナンテラ・ポリゲンスの原産地は南アメリカで、太平洋沿岸のコロンビアからチリにかけて分布する。
日本へは園芸用として導入され、庭植えや鉢植えにされている。
千日小坊(センニチコボウ)と名づけられているのは、日本で生まれた園芸品種である。
草丈は30センチから60センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は9月から11月である。
赤紫色のとても小さな花(のように見える球形の花序)をつける。
花自体は小さいが、花の少なくなる季節に咲くので貴重である。
花の後にできる実は胞果(薄皮のような果皮の中に種子が1個入っているもの)である。
花言葉は「熱すると冷める恋」である。
属名の Alternanthera はラテン語の「alterno(互生)+anthera(葯)」からきている。雄しべと仮雄しべとが交互することから名づけられた。
種小名の porrigens は「広がった」という意味である。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Alternanthera porrigens 'Senniti-kobo'

★小坊主にたとえられしか赤い花
 秋の庭先千日小坊

センニチコボウ071123b-l.jpg

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ネリネ・ウンデュラタ071123c-l.jpg

ネリネ・ウンデュラタはヒガンバナ科ネリネ属の常緑多年草である。
種小名の読み方はウンドゥラタやウンズラータとするものもある。
ネリネ属は南アフリカに30種くらいが分布する。
本種の原産地も南アフリカのケープ地方である。
日本へは大正時代に渡来した。
和名は姫彼岸花(ヒメヒガンバナ)とするものもある。
園芸的にはネリネ・クリスパとも呼ばれている。
本種を交配親にして、色彩豊かな遅咲きの園芸品種が次々と作出されている。
草丈は30センチから50センチである。
性質は強健である。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は11月から12月である。
花茎を伸ばして淡いピンクの花をつける。
細い花被片は波打ち、反り返る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Nerine はギリシャ神話の海の女神「ネレイス(Nereis)」からきている。
種小名の undulata は「波状の」という意味である。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Nerine undulata

★繊細な花びらうねる波のよう
 小春日和に姫彼岸花

ネリネ・ウンデュラタ071123b-l.jpg

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ボルネオソケイ070120a-l.jpg

ボルネオ素馨(ボルネオソケイ)はモクセイ科ソケイ属(ヤスミヌム属)の蔓性常緑低木である。
ヤスミヌム属は世界の熱帯・亜熱帯地方に300種くらいが分布する。
ソケイの名は同属の中国名「素馨」からきている。
また、ヤスミヌム・オフィキナレ(Jasminum officinale)に素馨(ソケイ)の和名がある。
本種の原産地は東南アジア、南アジアである。
YListでは標準和名を毛素馨(ケソケイ)としている。
樹高は1メートルから2メートルである。
枝はつけ根の部分からよく枝分かれをし、絡みついて蔓状に伸びる。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は10月から5月くらいである。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い花をつける。
花径は2センチから3センチで、花冠は6つから8つに大きく裂ける。
花はよい香りがする。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
花言葉は「愛らしさ」である。
属名の Jasminum はアラビア語の「ysmyn(マツリカ)」をラテン語化したものである。
種小名の multiflorum は「たくさん花が咲く」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Jasminum multiflorum

★ふくよかな香りを放ち真っ白な
 花を咲かせるボルネオ素馨

ボルネオソケイ070120b-l.jpg

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2015/04/13改訂

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パフィオペディルム・デレナティイ080524d-l.jpg

パフィオペディルム・デレナティーはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
パフィオペディルム属は熱帯アジアを中心に80種くらい分布する地生種ないし半着生種である。
代表種のパフィオペディルム・インシグネ(Paphiopedilum insigne)を和名で常盤蘭(トキワラン)というので、属名の和名をトキワラン属という。
本種の原産地はベトナムの中部で、地生種である。
森の中や川岸に生えるという。
草丈は10センチから20センチくらいである。
葉は楕円形で白い斑が入る。
開花時期は冬から春にかけてである。
膨らんだ唇弁がピンクを帯びて美しい。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の delenatii はフランス人の植物園長「デレナットさん(M. Delenat, 1900's)さんの」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum delenatii

★敦盛草思わすように膨らみに
 笑顔こぼれる花はさまざま

パフィオペディルム・デレナティイ080524c-l.jpg

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2015/04/06改訂

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マンデヴィラ・ローズジャイアント071021d-l.jpg

マンデビラ・アマビリスはキョウチクトウ科チリソケイ属(マンデビラ属)の蔓性落葉低木である。
マンデビラ属はアメリカ合衆国の南西部からアルゼンチンにかけて100種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種がある。
同属のマンデビラ・ラクサ(Mandevilla laxa)にチリ素馨(チリソケイ)の和名があり、属名の和名をチリソケイ属という。
マンデビラ・アマビリスは交配種で、マンデビラ・スプレンデンス(Mandevilla splendens)などを交配親としている。
ローズジャイアントはそうした園芸品種の1つである。
樹高は3メートルから5メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から10月くらいである。
花の色はピンクである。
咲き始めの色は淡く、だんだん濃い色に変化する。
花径は8センチから10センチくらいある大輪である。
属名の Mandevilla はイギリス人の外交官で造園家の「マンデビル(Henry Mandeville, 1773-1861)さん」の名からきている。
種小名の amabilis は「愛らしい」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Mandevilla x amabilis 'Rose Giant'

★南国の熱気伝えてマンデヴィラ
 咲いてみせますお望みならば

マンデヴィラ・ローズジャイアント071021b-l.jpg

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ヘテロケントロン・エレガンス071021a-l.jpg

ヘテロケントロン・エレガンスはノボタン科メキシコノボタン属(ヘテロケントロン属)の常緑多年草である。
属名の読み方はヘテロケンテロンやヘテロセントロンとするものもある。
ヘテロケントロン属は中央アメリカやメキシコにかけて27種が分布する。
本種の原産地もメキシコから中央アメリカである。
和名をメキシコ野牡丹(メキシコノボタン)といい、属名の和名もメキシコノボタン属という。
草丈は5センチから10センチくらいである。
茎は地面を這ってマット状に広がる。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6月から9月である。
暖地では周年開花をする。
4弁花で、花の色は紅紫色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
姫野牡丹(ヒメノボタン)という流通名も用いられている。
ただし、和名の姫野牡丹(ヒメノボタン:Osbeckia chinensis)は別に存在するので注意が必要である。
属名の Heterocentron はギリシャ語の「heteros(異なる)+kentron(棘)」からきている。
種小名の elegans は「優美な」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Heterocentron elegans

★背を低くだけど大きな花つけて
 色は鮮やかエレガンスだね

ヘテロケントロン・エレガンス071021b-l.jpg

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パフィオペディルム・スピケリアヌム081207a-l.jpg

パフィオペディルム・スピケリアヌムはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
種小名の読み方はスピセリアヌムやスパイセリアナムとするものもある。
パフィオペディルム属は熱帯アジアを中心に80種くらい分布する地生種ないし半着生種である。
代表種のパフィオペディルム・インシグネ(Paphiopedilum insigne)を和名で常盤蘭(トキワラン)というので、属名の和名をトキワラン属という。
本種の原産地はミャンマーの西部とインドのアッサム地方である。
標高600メートルから2000メートルくらいの石灰岩地域に生える地生種である。
草丈は15センチから20センチくらいである。
葉は長い楕円形で艶がある。
開花時期は11月から3月くらいである。
茎先に花径6センチから7センチの花を1輪つける。
花の形はかなり個性的である。
花の色は緑褐色ないし黄緑褐色がベースになる。
背萼片は上部が白く、真ん中に紅紫色の縦筋が入る。
側花弁は縁が波打ち、真ん中に紅紫色の縦筋が入る。
唇弁の上部には淡い紫色の仮雄ずいがある。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の spicerianum はイギリス領インドの役人でラン育成家の「スパイサー(Herbert Spicer, 1800's)さんの」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum spicerianum

★滑稽に着飾り咲いた花姿
 何とも可愛いスピケリアヌム

パフィオペディルム・スピケリアヌム081207b-l.jpg

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ディコリサンドラ・ティルシフロラ071021d-l.jpg

ディコリサンドラ・ティルシフロラはツユクサ科ディコリサンドラ属の常緑多年草である。
ディコリサンドラ属は中南アメリカに30種くらいが分布する。
本種の原産地はブラジル、ペルーである。
英名をブルージンジャー(blue ginger)という。
ショウガ科ではないが、葉や茎がショウガに似ていることからつけられた名である。
YListでは和名を大立唐草(オオタチカラクサ)としている。
木立紫露草(コダチムラサキツユクサ)の名を用いるものもある。
草丈は150センチから200センチくらいである。
茎のつけ根の部分が長い毛に包まれている。
葉は細長い卵形で、らせん状に互い違いに生える(互生)。
開花時期は9月から11月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青紫色の花をつける。
1つ1つの花は萼が3枚、花弁が3枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Dichorisandra はギリシャ語の「dis(2つの)+choris(分離した)+andros(雄しべ)」からきている。
種小名の thyrsiflora は「多くの枝に花をつける」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Dichorisandra thyrsiflora

★ふくよかな青紫の花の房
 てっぺんにつけブルージンジャー

ディコリサンドラ・ティルシフロラ071021c-l.jpg

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2015/04/05改訂

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タバコソウ071021a-l.jpg

煙草草(タバコソウ)はミソハギ科タバコソウ属(クフェア属)の常緑小低木である。
クフェア属はアメリカ大陸に260種くらいが分布する。
属名の和名は本種の名をとってタバコソウ属とされている。
本種の原産地はメキシコからグアテマラにかけた一帯である。
英名はシガープラント(cigar plant)である。
和名はこれを訳したものである。
花の様子を火のついたタバコにたとえたものである。
クフェア属の仲間としては、日本ではメキシコ花柳(メキシコハナヤナギ)がよく知られている。
樹高は30センチから50センチくらいである。
よく枝分かれをし、枝には毛が生えている。
葉は幅の狭い卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は4月から11月である。
花は葉と葉の間につく。
花のように見える紅色の筒状のものは萼である。
先に黒紫色の輪があり、その外側は白い。
花弁はない。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
「紅丁字」の名でも流通するが、これは紛らわしい。
ケストルム・エレガンス(Cestrum elegans)の和名が紅丁字(ベニチョウジ)同一だからである。
花言葉は「自由気まま」である。
属名の Cuphea はギリシャ語の「cupoth(曲がる)」からきている。萼筒のつけ根の部分が隆起していることから名づけられた。
種小名の ignea は「炎色の」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Cuphea ignea

★筒形の花は深紅の煙草草
 煙出るかなぷかりぷかぷか

タバコソウ071021d-l.jpg

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2015/03/28改訂

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ツワブキ081102a-l.jpg

岩肌も味方につけて石蕗の花

石蕗(ツワブキ)はキク科ツワブキ属の多年草である。
本州の東北地方から沖縄にかけて分布し、海岸の岩場や崖地などに生える。
海外では、台湾、朝鮮半島、中国などにも分布する。
「蕗」という文字を用いるがフキの仲間ではない。
「蕗」の名がつくのは葉の形がフキに似ているところから来ている。
「艶蕗(つやふき)」ないし「艶葉蕗(つやばぶき)」が転訛して「つわぶき」になったと言われている。
草丈は30センチから60センチくらいである。
根際から生える葉は円心形で、分厚くて艶がある。
開花時期は10月から12月である。
花茎を立てて10輪くらいの黄色の花(頭花)をつける。
花径は4センチから5センチあり、筒状花も舌状花も黄色い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
葉は塩ゆでなどにして食することができる。
また、九州名産のキャラブキは本種を原料としている。
昔は薬草としても用いられていた。
葉を火にあぶって湿布薬にしたという。
なお、津和野という土地があるが、この地名は「つわぶきの野」という意味をもつ。
花言葉は「謙譲」である。
俳句では「石蕗(つわ)の花」が冬の季語である。
属名の Farfugium はラテン語の「farius(列)+fugus(駆除)」からきている。
種小名の japonicum は「日本の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Farfugium japonicum

★さり気なく咲く石蕗(つわ)の花目にすれば
 かくあらましと思ってみたり
☆朝露を大き葉っぱに煌めかせ
 石蕗の咲く庭心しずけき

ツワブキ081102b-l.jpg

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2015/03/28改訂

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トカラノギク091219a-l.jpg

吐喝喇野菊(トカラノギク)はキク科キク属の多年草である。
キク属はアジアやヨーロッパに40種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種がある。
本種は日本固有種である。
鹿児島県の屋久島からトカラ列島にかけて分布し、海岸近くに生える。
分類上は、薩摩野菊(サツマノギク)の変種とされている。
基本種と比べると、葉の裏面の毛の粗密に変異の見られる点に違いがある。
環境省のレッドリスト(2012)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
草丈は30センチから50センチくらいである。
葉は幅の広い卵形で3つから5つに裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は11月から2月くらいである。
花径は4センチから5センチで、舌状花は白い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Chrysanthemum はギリシャ語の「chrysos(黄金色)+anthemon(花)」からきている。
種小名の ornatum は「華美な」という意味である。
変種名の tokarense は「トカラ列島の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum ornatum var. tokarense

★南海の小島で独自の進化した
 エキゾチックな花は冬咲き

トカラノギク091219b-l.jpg

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2015/03/27改訂

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パフィオペディルム・スカクリイ081207a-l.jpg

パフィオペディルム・スカクリーはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
読み方はパフィオペディルム・サクハクリーとするものもある。
パフィオペディルム属は熱帯アジアを中心に80種くらい分布する地生種ないし半着生種である。
代表種のパフィオペディルム・インシグネ(Paphiopedilum insigne)を和名で常盤蘭(トキワラン)というので、属名の和名をトキワラン属という。
本種の原産地はタイである。
東部の標高200メートルから1000メートルくらいの地域に生える地生種である。
草丈は20センチから40センチくらいである。
葉は長い楕円形で、緑色に緑白色の斑が入る。
開花時期は10月から5月くらいである。
茎先に花径6センチから12センチくらいの花を1輪つける。
背蕚片は、白地に緑色の縦縞が入る。
線状の花弁は黄緑色で、紫黒色の斑が入る。
袋状の唇弁は紅紫色である。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の sukhakulii は現代のタイ人の園芸業者「Prasong Sukhakulさんの」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum sukhakulii

★タイに咲く花はシックな色合いで
 ほれぼれと見る自然の賜物

パフィオペディルム・スカクリイ081207b-l.jpg

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ダイアンセラ・カンディカンス071021a-l.jpg

ディアンテラ・カンディカンスはキツネノマゴ科ディアンテラ属の常緑低木である。
属名の読み方は英語風にダイアンセラとするものもある。
ディアンテラ属は中南アメリカなどに100種以上が分布する。
本種の原産地はメキシコである。
日本では観賞用として温室で栽培されている。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は周年である。
花は筒状で先が唇形に裂ける。
花の色は桃色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Dianthera はギリシャ語の「di(2つの)+anther(葯)」からきている。
種小名の candicans は「白毛状の」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Dianthera candicans

★べろりんとぶら下げる舌紅の色
 かしましく咲くディアンテラは

ダイアンセラ・カンディカンス071021b-l.jpg

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シクラメン・グラエクム071021c-l.jpg

シクラメン・グラエクムはサクラソウ科シクラメン属の多年草である。
属名の読み方はキクラメンとするものもあるが、英語風の読み方のシクラメンが一般化しているのでそれを用いる。
シクラメン属はヨーロッパから西アジアにかけて23種が分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
本種の原産地はギリシャからトルコにかけての地中海沿岸東部地方である。
シクラメンの原種の1つである。
草丈は10センチくらいである。
花と同時に展開する葉は心臓形で、白い模様が入る。
葉にはビロードのような感触がある。
開花時期は9月から11月である。
花の色はピンクで、つけ根の部分の色が濃い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Cyclamen はギリシャ語の「cyklos(円)」からきている。球形に近い球根の形からつけられた名である。
種小名の graecum は「ギリシャの」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Cyclamen graecum

★こんなにも小さな花かシクラメン
 その可憐さはニンフ思わせ

シクラメン・グラエクム071021b-l.jpg

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カラルマ・エウロパエア090928a-l.jpg

カラルマ・エウロパエアはガガイモ科カラルマ属の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)キョウチクトウ科とされる。
カラルマ属はアフリカを中心に120種くらいが分布する。
本種はスペイン、イタリア、モロッコ、チュニジア、リビア、エジプト、イスラエル、ヨルダンなどに分布する多肉植物である。
岩場や乾燥地に生える。
草丈は5センチから20センチくらいである。
茎は灰色を帯び、赤い斑点がある。
開花時期は主には秋だが、不定期に花を開く。
花径は1センチから6センチくらいである。
花の色は赤褐色のほか紫褐色、黄褐色など多様である。
「赤縞牛角」や「野人角」などの園芸名がある。
属名の Caralluma はアラビア語の「qahr al-luhum(膿んだ)」からきている。花の様子から名づけられた。
種小名の europaea は「ヨーロッパの」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Caralluma europaea

★温室の隅で静かに花開く
 エウロパエアの不思議な姿

カラルマ・エウロパエア090928b-l.jpg

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ヒヨドリバナ051029a-l.jpg

謎解きやひよどり花は込み入りて

鵯花(ヒヨドリバナ)はキク科ヒヨドリバナ属(エウパトリウム属)の多年草である。
エウパトリウム属はユーラシアと北アメリカに36種から60種くらいが分布する。
日本にも本種などが分布し、属名の和名をヒヨドリバナ属という。
本種は北海道から九州にかけて分布し、山野に生える。
海外では、台湾、中国などにも分布する。
ただし、日本のものと中国のものは別種という見解もある。
和名の由来は、ヒヨドリが鳴くころに花が咲くことからきているという説があるが、定かではない。
藤袴(フジバカマ)に似ているが、茎に毛が多いことや裂けない葉の形などで区別できる。
藤袴(フジバカマ)は古くに中国から渡来したが、本種は日本に元々自生する。
草丈は1メートルから2メートルである。
茎には紫色の斑点と縮れた毛があってざらつく。
葉は細長い長楕円形ないし披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には疎らなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8月から10月である。
茎先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白く小さい花(頭花)をたくさんつける。
花の色は稀に紫色を帯びるものもある。
頭花は筒状花が5個集まって1つの花になっている。
筒状花は浅く5つに裂けている。
花から飛び出している2本の細長い糸状のものは雌しべである。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
俳句の季語は秋である。
花言葉は「清楚」である。
属名の Eupatorium は小アジアのポントス王「ミトリダテス6世エウパトル(Mithridates VI Eupator, BC132-BC63)」の名からきている。この属のある植物を薬用にしたことから名づけられた。
種小名の makinoi は日本の植物学者「牧野富太郎(まきの・とみたろう, 1862-1957)さんの」という意味である。
写真は10月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Eupatorium makinoi(syn. Eupatorium chinense)

★綺麗だと言ってもらうは無理なれど
 個性あるねとせめての言葉

ヒヨドリバナ051029b-l.jpg

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パフィオペディルム・グラトリクシアヌム081207a-l.jpg

パフィオペディルム・グラトリクシアヌムはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
種小名の読み方はグラトリキシアナムとするものもある。
パフィオペディルム属は熱帯アジアを中心に80種くらい分布する地生種ないし半着生種である。
代表種のパフィオペディルム・インシグネ(Paphiopedilum insigne)を和名で常盤蘭(トキワラン)というので、属名の和名をトキワラン属という。
本種の原産地はラオスからベトナムにかけてである。
標高900メートルから1200メートルくらいの山地の林の中に生える地生種である。
草丈は30センチくらいである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)である。
自生地での開花時期は冬である。
花の色はオレンジ色で、上部の反り返り方がやや大きい。
花弁に斑の入る花の交配親として利用されている。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の gratrixianum はイギリス人のラン愛好家「グラトリックス(S. Gratrix, 1900's)さんの」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum gratrixianum

★独特の花の形が面白く
 立ち尽くし見るパフィオペディルム

パフィオペディルム・グラトリクシアヌム081207b-l.jpg

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リトルエンジェル051030b-l.jpg

紫紺野牡丹(シコンノボタン)ノボタン科シコンノボタン属(ティボウキナ属)の常緑低木である。
ティボウキナ属は中南アメリカに350種くらい分布する。
本種の原種には紫紺野牡丹(シコンノボタン)の和名があり、属名の和名もシコンノボタン属という。
原産地はブラジルである。
リトルエンジェル(Little Angel)はその園芸品種である。
流通名を三色野牡丹(サンショクノボタン)ともいう。
これは、1本の木に色合いの異なる花が共存することからきている。
樹高は100センチくらいである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には縦に複数の脈が貫いている。
開花時期は10月から12月である。
花弁数は5枚である。
咲き始めの時期は中心部が白く外側が紫色をしているが、日を追うごとに赤味が増し、花弁全体がピンクから赤紫へと変化する。
雄しべは10本である。
花は一日花で、朝咲いて翌日には散る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Tibouchinaは はギアナの現地語での土地の名からきている
種小名の urvilleana は探検家の「デュルブィユ(Dumont d'Urville, 1790-1842)さん」の名からきている。
写真は10月に芦ノ湖野草園で撮った。
学名:Tibouchina urvilleana 'Little Angel'

★次々と花の色変え咲き続く
 リトルエンジェル人気を呼んで

リトルエンジェル051030a-l.jpg

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リュウキュウツワブキ091115b-l.jpg

琉球石蕗(リュウキュウツワブキ)はキク科ツワブキ属の多年草である。
日本固有種である。
奄美大島、沖縄本島、西表島に分布し、山地の渓流沿いに生える。
分類上は、石蕗(ツワブキ)の変種とされている。
渓流植物で、増水時に水の抵抗をかわす仕組みになっている。
環境省のレッドリスト(2012)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
草丈は30センチくらいである。
根際から生える葉は扇形ないし菱形である。
基本種に比べると葉の面積が狭い。
開花時期は10月から12月くらいである。
茎先に黄色い花(頭花)をつける。
基本種に比べると舌状花の幅が狭い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Farfugium はラテン語の「farius(列)+fugus(駆除)」からきている。
種小名の japonicum は「日本の」という意味である。
変種名の luchuense は「琉球の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Farfugium japonicum var. luchuense

★見るからに葉っぱの感じ違ってる
 水の流れもこれでかわすと

リュウキュウツワブキ091115a-l.jpg

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ボタンクサギ081102c-l.jpg

牡丹臭木(ボタンクサギ)はクマツヅラ科クサギ属(クレロデンドルム属)の落葉低木である。
分類体系によっては(APGIII)シソ科とされる。
クレロデンドルム属は150種から450種くらいが分布する。
日本にも臭木(クサギ)などが分布し、属名の和名をクサギ属という。
本種の原産地は中国南部からインド北部にかけた地域である。
樹高は1メートルから2メートルくらいである。
枝葉に強い臭気があるが、切ったり揉んだりしなければ大丈夫である。
葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には不揃いなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7月から11月である。
枝先や上部の葉の脇から集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、淡い紅紫色の花をたくさんつける。
花冠は5つに裂け、裂片は横に開く。
雄しべ4本と雌しべ1本が花の外に突き出ている。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
花言葉は「輝く美しさ」である。
属名の Clerodendrum はギリシャ語の「cleros(運命)+dendron(樹木)」に由来する。スリランカにあった同属の2種を「幸運の木」「不運の木」と呼んだことからきている。
種小名の bungeanum はドイツ人の植物学者「ブンゲ(Alexander Bunge, 1803-1890)さんに関連した」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Clerodendrum bungei

★珍しい花の形を覚えてね
 いじめないでと牡丹臭木は

ボタンクサギ081102b-l.jpg

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パフィオペディルム・エクスル090524c-l.jpg

パフィオペディルム・エクスルはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
種小名の読み方はエクサルやエグザルとするものもある。
パフィオペディルム属は熱帯アジアを中心に80種くらい分布する地生種ないし半着生種である。
代表種のパフィオペディルム・インシグネ(Paphiopedilum insigne)を和名で常盤蘭(トキワラン)というので、属名の和名をトキワラン属という。
本種の原産地はタイである。
半島部の低地の岩の割れ目などに生える地生種である。
草丈は15センチから35センチくらいである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)である。
自生地での開花時期は秋から晩春である。
花径は7センチから8センチの大輪である。
花弁と唇弁は艶のある黄褐色である。
背萼片は白色に紫褐色の斑点が入る。
交配親として重要な原種である。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の exul は「貧弱な」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum exul

★高温の土地が大好きエクスルは
 緑の葉っぱ色鮮やかに

パフィオペディルム・エクスル090524b-l.jpg

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コウヤボウキ081019.jpg

高野箒(コウヤボウキ)はキク科コウヤボウキ属(ペルティア属)の落葉小低木である。
ペルティア属はアジアに25種くらいが分布する。
日本にも本種などが分布し、属名の和名もコウヤボウキ属という。
本種は本州の関東地方から九州にかけて分布し、日当たりのよい乾いた林の中や崖地などに生える。
海外では、中国にも分布する。
和名の由来は、高野山で竹箒の代わりに枝を束ねて箒として使ったことからきている。
樹高は60センチから100センチくらいである。
枝は灰褐色で短い毛が生え、細くてよく枝分かれをする。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には突起状のぎざぎざ(鋸歯)が数個ある。
葉には両面ともに毛が生えている。
開花時期は9月から11月である。
枝先に白ないし淡い紅色の花(頭花)をつける。
頭花は10枚から14枚の筒状花からなる。
筒状花の花びらは深く5つに裂ける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
「万葉集」にも「玉箒」の名で登場する。
花言葉は「働き者」である。
属名の Pertya はドイツ人の自然科学者「パティ(Joseph Anton Maximillian Perty, 1804-1884)さん」の名からきている。
種小名の scandens は「よじ登る性質の」という意味である。
写真は10月に市川市万葉植物園で撮った。
学名:Pertya scandens

★花びらがカールしてるよくるくると
 記憶の渦にいざなうように
☆花びらのカールの数は思い出の
 小さく弾く君の心に

コウヤボウキ081019c-l.jpg

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カシワバハグマ091010a-l.jpg

柏葉白熊(カシワバハグマ)はキク科コウヤボウキ属(ペルティア属)の多年草である。
ペルティア属はアジアに25種くらいが分布する。
日本にも高野箒(コウヤボウキ)などが分布し、属名の和名もコウヤボウキ属という。
本種は日本固有種である。
本州の宮城県から九州にかけて分布し、山地の林の中に生える。
和名の由来は、葉が柏の葉に似ており、白い頭花が白熊(ハグマ=ヤクの尾の毛)に似ていることからきている。
「ヤクの尾の毛」というのは、仏具の「払子」に使われるのだそうである。
草丈は30センチから70センチくらいである。
茎は枝分かれせずにまっすぐに伸びる。
葉は茎の中央部に集まり、長い卵形で粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は9月から11月である。
頭花は白っぽく、茎の上の方に穂状につく。
花弁のようにみえるのは舌状花ではなく筒状花の裂片である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Pertya はドイツ人の自然科学者「パティ(Joseph Anton Maximillian Perty, 1804-1884)さん」の名からきている。
種小名の robusta は「大形の」という意味である。
1枚目は10月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
2枚目は10月に向島百花園で撮った。
学名:Pertya robusta

★くるくるとカールして咲く不思議花
 柏葉白熊が冬を知らせて

カシワバハグマ081026a-l.jpg

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マルバテイショウソウ091115a-l.jpg

丸葉ていしょう草(マルバテイショウソウ)はキク科モミジハグマ属(アインスリアエア属)の多年草である。
アインスリアエア属は東アジアに30種くらいが分布する。
日本にも紅葉白熊(モミジハグマ)などが分布し、属名の和名はモミジハグマ属という。
本種は四国と九州の南部に分布し、林の中に生える。
海外では、台湾、朝鮮半島、中国にも分布する。
環境省のレッドリスト(2012)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
和名の由来ははっきりしないが、「禎祥草」と書くという説もある。
「丸葉」は葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)がないことからきている。
草丈は40センチから60センチくらいである。
根際から生える葉は卵形で、ロゼット状となる。
葉の先は丸く、軟らかい毛が密生して緑白色をしている。
開花時期は11月から12月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花(頭花)を下向きに疎らにつける。
1つの頭花は3つの小花からなるが、総苞に包まれた1つの花のように見える。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Ainsliaea はイギリス人で東インド会社の外科医だった「エインズリー(Whitelaw Ainslie, 1767-1837)さん」の名からきている。
種小名の fragrans は「芳しい香りのする」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Ainsliaea fragrans

★ひょろりんと花茎伸びてぽつぽつと
 花をつけるが葉っぱは地面

マルバテイショウソウ091115b-l.jpg

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パフィオペディルム・ウォーディイ081207a-l.jpg

パフィオペディルム・ワルディーはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
種小名の読み方はウォーディイやワーディーとするものもある。
パフィオペディルム属は熱帯アジアを中心に80種くらい分布する地生種ないし半着生種である。
代表種のパフィオペディルム・インシグネ(Paphiopedilum insigne)を和名で常盤蘭(トキワラン)といい、属名の和名もトキワラン属という。
本種は中国の南部からミャンマーの北部にかけて分布し、標高1200メートルから1500メートルの山地に生える地生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は長い楕円形である。
淡い緑色の地に濃い緑色の斑が入る。
開花時期は11月から3月くらいである。
茎先に1輪の花をつける。
花径は10センチくらいである。
背萼片は白地に緑色の縦縞が入る。
側花弁は幅が広く、黄緑色の地に赤褐色の斑が入る。
唇弁は黄色と赤褐色が入り混じる。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の wardii はイギリス人の植物採集家「ワード(Frank Kingdon Ward, 1885-1958)さんの」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum wardii

★渋いけど不思議な模様散りばめて
 パフィオの咲けば冬を忘れて

パフィオペディルム・ウォーディイ081207c-l.jpg

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リュウノウギク081102a-l.jpg

竜脳菊(リュウノウギク)はキク科キク属の多年草である。
キク属はアジアやヨーロッパに40種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種がある。
本種は日本固有種 である。
福島県・新潟県以西の本州から九州にかけて分布し、低山の日当たりのよい草地に生える。
和名の由来は、全体の香りが「竜脳」に似ているところからきている。
竜脳というのは、フタバガキ科の竜脳樹(リュウノウジュ)の樹脂から採れる香料のことである。
草丈は30センチから90センチくらいである。
葉は卵形ないし広めの卵形で3つに裂け、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には大きなぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の裏面には毛が密生し、灰白色を帯びる。
開花時期は10月から11月である。
白くて中心部が黄色い花(頭花)をつける。
花径は3センチくらいである。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
花言葉 は「無常の美」である。
属名の Chrysanthemum は「chrysos(黄金色)+anthemon(花)」からきている。
種小名の makinoi は日本の植物学者「牧野富太郎(まきの・とみたろう, 1862-1957)さんの」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum makinoi

★ボルネオの香りこれかと近づけば
 竜脳菊は地を這うように
☆香りよく竜脳菊は秋の日に
 染まりて映えん白き花びら

リュウノウギク081102c-l.jpg

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ミカエリソウ071021a-l.jpg

見返り草(ミカエリソウ)はシソ科テンニンソウ属(レウコスケプトルム属)の落葉半低木である。
レウコスケプトルム属はアジアに5種ないし6種が分布する。
日本にも天人草(テンニンソウ)などが分布し、属名の和名をテンニンソウ属という。
本種は日本固有種である。
本州の中部地方から中国地方にかけて分布し、山地の林の中に生える。
和名の由来は、あまりの美しさに人も見返るというところからきている。
別名を糸掛け草(イトカケソウ)という。
これは突き出した雄しべと雌しべを糸に見立てたものである。
草丈は50センチから100センチくらいである。
茎は直立する。
葉は長めの楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は9月から10月である。
茎先に細長い総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、薄紅色をした花をたくさんつける。
花穂は直立し、下から上へと咲き上がる。
1つ1つの花は胴長の筒形で、4本の雄しべと1本の花柱(雌しべ)が長く突き出る。
花柱(雌しべ)の先は2つに裂ける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
花言葉は「詩的な愛」である。
属名の Leucosceptrum はギリシャ語の「leuco(白い)+sceptrum(笏)」からきている。
種小名の stellipilum は「星状毛の」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Leucosceptrum stellipilum

★いい名前つけてもらって満足と
 見返草は胸張るように

ミカエリソウ071021c-l.jpg

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