薙刀香需(ナギナタコウジュ)

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ナギナタコウジュ071020a-l.jpg

薙刀香需(ナギナタコウジュ)はシソ科ナギナタコウジュ属(エルショルツィア属)の一年草である。
漢字の「需」の字には正しくは「クサカンムリ」がつくが、ここでは便宜的に用いている。
エルショルツィア属はアジアに40種くらいが分布する。
日本にも本種などが分布し、属名の和名をナギナタコウジュ属という。
本種は北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、日当たりのよい野原などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国、シベリアなどにも分布する。
草丈は30センチから60センチくらいである。
茎は断面が四角形で直立し、上部でやや枝分かれをする。
全体に軟毛が生える。
葉は長めの卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は9月から10月である。
茎先に太い花穂を出し、淡い紫色の唇形をした花を片側だけに密につける。
この様子を「薙刀」に見立てたのが和名の由来である。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
茎葉を乾燥させたものを生薬で香需(こうじゅ)といい、解熱、発汗、利尿などの薬効がある。
全草に精油を含み、強い香りがある。
花言葉は「匂い立つ魅力」である。
属名の Elsholtzia はドイツ人の自然科学者「エルショルツ(Johann Sigismund Elsholtz, 1623-1688)さん」の名からきている。
種小名の ciliata は「縁毛のある」という意味である。
写真は10月に芦ノ湖野草園で撮った。
学名:Elsholtzia ciliata

★個性ある花の姿で顔を出す
 秋の野原の薙刀香需

ナギナタコウジュ071020c-l.jpg

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2015/01/21改訂

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このページは、が2010年10月29日 06:07に書いたブログ記事です。

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