寒地顔剃菜(カンチコウゾリナ)

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寒地顔剃菜(カンチコウゾリナ)はキク科コウゾリナ属の越年草である。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山や高山の岩礫地や草地に生える。
海外では、サハリン、カムチャツカ半島、シベリアなどにも分布する。
顔剃菜(コウゾリナ)の近縁種である。
別名を高嶺顔剃菜(タカネコウゾリナ)という。
草丈は25センチから50センチくらいである。
茎や葉、総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)に黒っぽい剛毛が生える。
葉は披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7月から8月である。
茎先で枝分かれをし、花径3センチくらいの黄色い花(頭花)をつける。
総苞は黒みを帯びる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Picris はギリシャ語の「picros(苦い)」からきている。類似の苦い草本につけられた名が転用された。
種小名の hieracioides は「ミヤマコウゾリナ属(Hieracium)に似た」という意味である。
亜種名の kamtschatica は「カムチャツカの」という意味である。
写真は8月に北アルプスの立山室堂平で撮った。
学名:Picris hieracioides subsp. kamtschatica

★背が高く花も大きい顔剃菜
 高山に咲く野生の姿

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このページは、が2010年8月31日 05:29に書いたブログ記事です。

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