綿菅(ワタスゲ)

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綿菅(ワタスゲ)はカヤツリグサ科ワタスゲ属の多年草である。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、低山から高山にかけての湿原に生える。
海外では、北半球に広く分布する。
草丈は10センチから50センチくらいである。
根際から生える葉は細長い線形で硬い。
茎につく葉は退化して鞘状となる。
開花時期は4月から5月である。
茎先に長さ1、2センチの卵形の小穂をつけ、鱗片(葉の変形したもの)が黒っぽくて葯(雄しべの花粉を入れる袋)が黄色の花をたくさんつける。
結実期は6月から8月である。
花の後にできる実は小堅果である。
花が終わると茎が伸び、先に白い綿毛をつける。
別名は雀の毛槍(スズメノケヤリ)という。
これは花期の姿をたとえたものである。
属名の Eriophorum はギリシャ語の「erion(軟毛)+phoros(身につける)」からきている。
種小名の vaginatum は「鞘になった」という意味である。
亜種名の fauriei は明治時代のフランス人宣教師で日本の植物を採集した「フォーリー(Urbain Faurie, 1846-1915)さんの」という意味である。
写真は7月に岩手県の八幡平で撮った。
学名:Eriophorum vaginatum subsp. fauriei

★湿原に揺れる姿を見るたびに
 不思議な思い胸に浮かんで

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2013/09/05改訂

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