蓮(ハス)

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薄紅に身を閉じ込めて紅の蓮

蓮(ハス)はハス科ハス属(ネルンボ属)の多年草である。
ネルンボ属は本種と北アメリカ原産の黄花蓮(キバナハス)の2種が分布する。
日本へも本種が古い時代に渡来しており、属名の和名をハス属という。
本種の原産地はインドとその周辺地域である。
インドとスリランカの国花とされている。
中国名は蓮(lian)という。
日本へは中国を通じて伝わり、池や水田で栽培されてきた。
また、仏教では西方浄土に神聖な蓮の池があると信じられているため、寺の境内にも蓮池が多い。
古名を「はちす(蜂巣)」といい、転訛して「はす(蓮)」になった。
漢字は中国名の「蓮」を充てたものである。
古代蓮としては大賀蓮(オオガハス)や中尊寺蓮(チュウソンジハス)が知られる。
草丈は1メートルくらいである。
茎の中は中空である。
地下茎から茎を伸ばして水面に葉を出す。
葉は円形で、撥水性がある。
開花時期は7月から8月である。
水上につき出た花茎の先に花径10センチから25センチくらいの紅色ないし白の花をつける。
花弁数は一重咲きで20枚から25枚くらいである。

花は朝早く開き、午後3時ころには閉じてしまう。
花の開閉は3日繰り返され、4日目には花びらが散る。
花弁と萼片は分化しておらず、雄しべはたくさんある。
花の後にできる実は蜂の巣状の堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。
根の部分は蓮根(れんこん)になる。
花言葉は「雄弁」「神聖」である。
俳句では、「蓮の花」や「蓮の葉」が夏の季語、「蓮の実」が秋の季語である。
属名の Nelumbo はハスを指すスリランカでの現地語からきている。
種小名の nucifera は「堅果を持った」という意味である。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Nelumbo nucifera

★凛と咲き誰に嫁ぐや紅の蓮
 水面に映る影に問えども

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2013/08/30 改訂
2016/07/03 3訂

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このページは、が2010年7月 9日 03:49に書いたブログ記事です。

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