大葉種漬花(オオバタネツケバナ)

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大葉種漬花(オオバタネツケバナ)はアブラナ科タネツケバナ属の多年草である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山地の渓流沿いなど湿った場所に生える。
海外では、朝鮮半島、中国東北部、サハリン、アリューシャン列島、ウスリー地方などにも分布する。
「種漬花」の名の由来は、稲の種漬けをするころに咲く花というところからきている。
草丈は20センチから40センチくらいである。
茎や葉に毛が生えないのが特徴である。
葉は互い違いに生える。
奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、先につく小葉が側につく小葉よりかなり大きく、それが名の由来でもある。
小葉の周りにはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は3月から6月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い十字状の花を咲かせる。
白い花びらの長さは4ミリくらいである。
萼も4枚で、長さは2ミリくらいである。
花の後にできる実は長角果(アブラナなどの果実で細長いもの)で、熟すと2つに裂けて反り返り、細かい種を飛ばす。
葉を噛むと少し辛く、天ぷらやお浸し、和え物などに用いられる。
属名の Cardamine は同属の植物の1種のギリシャ名(kardamon)からきている。
種小名の regeliana はロシアの植物を研究したドイツの植物分類学者「レーゲル(Eduard August von Regel, 1815-1892)さんに関連した」という意味である。
写真は6月に戸隠森林植物園で撮った。
学名:Cardamine regeliana

★さりげなく白い十字に咲く花と
 爽やかな葉とのコントラストなよく

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2013/07/20改訂

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このページは、が2010年6月14日 06:20に書いたブログ記事です。

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