朴の木(ホオノキ)

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天空と契り交わすや朴の花

朴の木(ホオノキ)はモクレン科モクレン属の落葉高木である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山地などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。
樹高は15メートルから30メートルくらいになる。
幹の太さも100センチから150センチくらいになる。
幹は真っ直ぐに伸び、枝も上方に伸びる。
樹皮は灰白色をしている。
葉は互い違いに生え、倒卵形といって卵を逆さにしたような長い楕円形で、長さは20センチから50センチくらいになる。
これは日本産の広葉樹の中で最も大きい。
古代には食物を盛る器として用いられた。
現在でも、朴葉味噌などで知られている。
葉の表面は緑色、裏面は灰白色を帯びた緑色である。
葉の周りにぎざぎざ(鋸歯)はなく、波打ったようになる。
開花時期は5月から6月である。
枝先に花径15センチから20センチくらいの大きなクリーム色をした杯形の花が上向きにつく。
花には強い香りがある。
花びらは8枚から9枚あり、萼片は3枚である。
中央部には、たくさんの雄しべと雌しべが集まって円錐状についている。
実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)がたくさん集まった集合果で、落葉のころに赤く熟する。
材は狂いが少なく、寄木や彫刻、下駄の歯、家具などに用いられている。
花言葉は「誠意ある友情」である。
俳句では「朴の花」が夏の季語である。
属名の Magnolia はフランスの植物学者「マニョル(Pierre Magnol, 1638-1715)さん」の名からきている。
種小名の obovata は「倒卵形の」という意味である。
写真は5月に神代植物公園で撮った。
学名:Magnolia obovata

★天空と契り交わすや朴の花
 伸びる梢も空をめざして
☆大き葉に鎮座するよな朴の花
 天に捧げる香り豊かに

ホオノキ090503b-l.jpg

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2013/06/20改訂

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