姫烏頭(ヒメウズ)

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姫烏頭(ヒメウズ)はキンポウゲ科ヒメウズ属の多年草である。
ヒメウズ属は1属1種である。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)がないということでオダマキ属から分離されたが、学者によってはオダマキ属とする場合もある。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、道端や林の中に生える。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。
草丈は10センチから30センチくらいである。
根際から生える葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、小葉は2つか3つに裂ける。
葉の形は苧環(オダマキ)とよく似ている。
開花時期は3月から5月である。
花径4、5ミリくらいの小さく白い花を下向きにつける。
花弁のように見えるのは萼片である。
花弁は萼片の内側にある淡い黄色のもので、雄しべと雌しべを筒状に包んでいる。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
「烏頭」というのはトリカブトのことである。
どこが似ているのかについては諸説があるが、花が小さく根がトリカブトに似ているというのが1つの考え方である。
全草を生薬で天葵(てんき)、塊根を天葵子(てんきし)と言い、抗菌作用がある。
属名の Semiaquilegia はラテン語の「semi(半分)+Aquilegia(オダマキ属)」からきている。
種小名の adoxoides は「レンプクソウ属(Adoxa)に似た」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Semiaquilegia adoxoides(=Aquilegia adoxoides)

★小さくてなかなかピント合わないが
 撮ってみようか姫烏頭の花

ヒメウズ070408b-l.jpg

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2012/10/17改訂

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このページは、が2010年4月17日 08:51に書いたブログ記事です。

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