2010年1月アーカイブ

水雛罌粟(ミズヒナゲシ)

ミズヒナゲシ100130b-l.jpg水雛罌粟(ミズヒナゲシ)はキバナオモダカ科ミズヒナゲシ属の常緑多年草である。
原産地はブラジル、ベネズエラなどである。
日本へは昭和時代の初期に渡来した。
浮葉(ふよう)植物といって浮葉をもった水草である。
泥の中に根を下ろし、蔓状の茎で水面を這い、長さ4センチから8センチくらいの厚みのある葉を水面に広げる。
葉の形は円形ないし楕円形である。
柄があり先は尖らず、縁にぎざぎざはなく(全縁)、つけ根の部分は心臓形である。
草丈は7センチから10センチくらいである。
和名の由来は、花の形が雛罌粟(ヒナゲシ)に似ていて水面に咲くことからきている。
開花時期は7月から10月くらいである。
温室では周年開花をする。
花びらは3枚で花径5センチくらいの黄色い花をつける。
雄しべは明るいチョコレート色をしている。
花は一日花だが、次々に咲く。
英名はウォーターポピー(water poppy)である。
属名の Hydrocleys はギリシャ語の「hydro(水)+cleys(鍵)」からきている。
種小名の nymphoides は「スイレン属に似た」を意味する。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Hydrocleys nymphoides

★水面にぷかり浮かんで花咲かす
 水雛罌粟に足元濡らし

ミズヒナゲシ100130c-l.jpg

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2012/02/17改訂

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支那満作(シナマンサク)

シナマンサク100130c-l.jpg満作の招き寄せしや青き空

支那満作(シナマンサク)はマンサク科マンサク属の落葉小高木である。
原産地は中国中部である。
庭木などに利用されていると言う。
1879年に発見され、同年にイギリスに渡っている。
樹高は2メートルから7メートルくらいである。
葉は倒卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には波状の粗いぎざぎざ(鋸歯)があり、裏面には毛が密生している。
開花時期は1月から3月である。
満作(マンサク)と区別がつきにくいが、支那満作(シナマンサク)のほうが香りは甘く強い。
また、花が咲く時期にも褐色の枯れ葉が残っていることが多い。
ねじれたリボンのような黄色い花を枝いっぱいにつける。
花弁は4枚、萼片も4枚、雄しべは4本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
俳句では、満作が春の季語である。
属名の Hamamelis はギリシャ語の「hamos(似た)+melis(リンゴ)」からきている。別の属につけられた名が転用された。
種小名の mollis は「軟毛のある」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
果実と黄葉の写真は11月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Hamamelis mollis

★春風に甘き香りを載せ運ぶ
 支那満作は不思議な姿

シナマンサク100130d-l.jpg

シナマンサク081130a-l.jpg

シナマンサク081130b-l.jpg

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マンゲツロウバイ091206e-l.jpg楚々と咲く蝋梅の肌照り映えて

蝋梅(ロウバイ)はロウバイ科ロウバイ属の落葉低木である。
原産地は中国である。
日本へは江戸時代に朝鮮半島を経由して渡来した。
樹高は2メートルから5メートルくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は1月から2月くらいである。
葉の展開に先立って、花径2センチくらいの花をたくさんつける。
花の少ない時期に咲くので珍重されている。
蝋梅(ロウバイ)の名は、蝋細工のように見える花の姿から来ており、辺り一面に水仙に似た芳香を漂わせる。
写真は満月蝋梅(マンゲツロウバイ)と言われる種類のものである。
素心蝋梅(ソシンロウバイ)から選抜された大輪の園芸品種である。
まさに満月を思わせる花弁である。
蝋梅(ロウバイ)は花弁の中心部が濃い紫色になるのだが、素心蝋梅(ソシンロウバイ)は花弁全体が黄色くなる。
花の後にできる実は偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)である。
俳句では「蝋梅」が冬の季語である。
属名の Chimonanthus はギリシャ語の「cheimon(冬)+anthos(花)」からきている。1、2月に開花することで名づけられた。
種小名の praecox は「早咲きの」という意味である。
写真は12月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Chimonanthus praecox 'Mangetsu'

★満月と名づけられしや大輪は
 木枯らし吹けど肌照り映えて

マンゲツロウバイ091206c-l.jpg

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奇想天外(キソウテンガイ)

キソウテンガイ090927b-l.jpg奇想天外(キソウテンガイ)はウェルウィッチア科ウェルウィッチア属の裸子植物である。
原産地は西アフリカのナミビア、アンゴラである。
年平均降水量が50ミリというナミブ砂漠に生育する多肉植物である。
ワシントン条約附属書ではII類(国同士の取り引きを制限)として保護されている。
和名は砂漠万年青(サバクオモト)という。
ウェルウィッチアの名でも流通している。
1科1属1種である。
多肉質の根を持ち、2枚の帯状の葉を伸ばし続ける。
何百年も生き続けるという。
雌雄異株である。
花は葉の脇にある球果(マツカサ)の中にある。
属名の Welwitschia はスロベニア人の植物学者「ウェルウィッチ(F. Welwitsch)さん」の名からきている。
種小名の mirabilis は「驚異の」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Welwitschia mirabilis

★これ何と思わず展示に走り寄る
 見るも不思議な奇想天外
☆名の通り奇想天外驚いて
 出会えたことが嬉しいばかり

キソウテンガイ090927c-l.jpg

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オンシジウム・フォーベシー

オンシジウム・フォーベシイ081207a-l.jpgオンシジウム・フォーベシーはラン科オンシジウム属の多年草である。
属名の読み方は「オンシディウム」とするものもある。
ブラジルの南西部に分布し、比較的標高の高い熱帯雨林に生える着生種である。
草丈は50センチから100センチくらいである。
葉は披針形である。
開花時期は12月から3月くらいである。
花茎を伸ばして総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径6センチくらいの花をたくさんつける。
花の色は淡い褐色で、花弁の縁は波打ち黄色になる。
属名の Oncidium は、ギリシャ語の「onkidion(小さな突起)」からきている。小さな突起のある唇弁の形を表したものである。
種小名の forbesii はイギリスの園芸家「フォーブス(J. Forbes)さんの」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Oncidium forbesii

★しっとりと大人の色合い見せて咲く
 オンシジウムに目を奪われて

オンシジウム・フォーベシイ081207b-l.jpg

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ブラッサボラ・ノドサ

ブラッサボラ・ノドサ081207a-l.jpgブラッサボラ・ノドサはラン科ブラッサボラ属の多年草である。
原産地はメキシコからブラジルにかけてである。
低地の熱帯雨林やマングローブの湿地などに生え、樹木や岸壁などに着生する。
草丈は40センチくらいである。
葉は細長い披針形である。
開花時期は冬から春である。
花の色は淡い緑白色である。
花はよい香りがし、特に夜に芳香を放つ。
属名の Brassavola はイタリアの植物学者「ブラッサボラ(A. M. Brassavola)さん」の名からきている。
種小名の nodosa は「節くれ立った」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Brassavola nodosa

★石鹸を思わすような香を放ち
 ブラッサボラは清楚に咲いて

ブラッサボラ・ノドサ081207b-l.jpg

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パフィオペディルム・フェアリイアヌム100111a-l.jpgパフィオペディルム・フェアリーアヌムはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)属の多年草である。
ヒマラヤの東部からインドのアッサム地方にかけて分布し、標高1400メートルから2200メートルの山地に生える地生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は細長い楕円形である。
開花時期は11月から3月くらいである。
茎先に花径6センチから7センチの花を1輪つける。
背萼片や側花弁は白く、紅紫色のストライブが入る。
唇弁は赤褐色である。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の fairrieanum はイギリス人のラン愛好家「フェアリー(Fairrie)婦人の」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum fairrieanum

★ヒマラヤの山懐に咲くという
 花はきれいなストライブつけ

パフィオペディルム・フェアリイアヌム100111b-l.jpg

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紅侘助(ベニワビスケ)

ベニワビスケ081228a-l.jpg侘助(ワビスケ)はツバキ科ツバキ属の常緑高木である。
原種は発見されておらず、藪椿(ヤブツバキ)と茶(チャ)との交雑種ではないかとする説もあるが、起源ははっきりしていない。
紅侘助(ベニワビスケ)はその変種で、常緑低木である。
樹高は1メートルから3メートルである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面には艶がある。
開花時期は11月から3月である。
花径3センチくらいの一重咲きで、赤い5弁花がラッパ状に咲く。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Camellia はイエズス会の宣教師「カメル(G. J. Kamell)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の wabisuke は「侘助」のことである。
変種名の campanulata は「鐘形の」という意味である。
写真は12月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Camellia wabisuke var. campanulata

★慎ましく一重に咲けど色に出て
 紅侘助の姿優しく

ベニワビスケ081228b-l.jpg

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ファレノプシス・シレリアナ

ファレノプシス・シレリアナ100111a-l.jpgファレノプシス・シレリアナはラン科コチョウラン属(ファレノプシス属)の常緑多年草である。
原産地はフィリピンである。
ルソン島とその周辺の島に分布する着生種である。
草丈は90センチくらいになる。
葉は長い楕円形である。
葉は濃い緑色と灰色の斑模様になる。
開花時期は冬から春である。
長い花茎を伸ばし、花径8、9センチの桃色の花をたくさんつける。
唇弁には赤褐色の斑が入る。
属名の Phalaenopsis はギリシャ語の「phalaina(蛾)+opsis(似る)」からきている。花の形が蛾に似ていることから名づけられた。
種小名の schilleriana はドイツ人のラン愛好家「シラー(C. Schiller)さんの」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Phalaenopsis schilleriana

★品の良いピンクの色が素敵だね
 小振りだけれど可愛く咲いて

ファレノプシス・シレリアナ100111b-l.jpg

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ブーゲンビレア・スペクタビリス100111b-l.jpg

ブーゲンビレア・スペクタビリスはオシロイバナ科イカダカズラ属(ブーゲンビレア属)の半蔓性常緑低木である。
ブーゲンビレア属は南アメリカに25種が分布する。(Catalogue of Life による)
また、多くの園芸品種が作出されている。
本種が代表種で和名は筏葛(イカダカズラ)といい、属名の和名もイカダカズラ属という。
原産地も南アメリカで、ブラジル、ボリビア、ペルー、アルゼンチンに分布する。
英名はグレートブーゲンビレア(great bougainvillea)という。
日本へは明治時代の中期に渡来した。
暖地での路地植えや一般の鉢植えとして流通している。
別名をブーゲンビレアという。(YList による)
ただし、一般にこの名称は、本種だけでなく他の品種や園芸品種も含めた属名の総称ともなっている。
樹高は1メートルから5メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から10月くらいである。
温室では周年開花をする。
花の色は、赤や桃色を中心に多彩である。
3枚の花弁のように見えるのは苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)である。
花弁はなく、苞に包まれて3つの白い小さな萼筒がある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
花言葉は「情熱」である。
6月30日の誕生花である。
属名の Bougainvillea はフランス人の海軍提督で植物学者だった「ブーゲンビル(Louis-Antoine de Bougainville, 1729-1811)さん」の名からきている。
種小名の spectabilis は「素晴らしい」という意味である。
写真は1月につくば植物園の温室で撮った。
学名:Bougainvillea spectabilis

★南国の空の青さによく似合う
 苞にくるまれ風と戯れ
☆薄紅のサテンのレースそのままに
 小さなティアラそっと包んで

ブーゲンビレア・スペクタビリス100111c-l.jpg

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2012/08/13 改訂
2016/06/30 3訂

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金の成る木(カネノナルキ)

クラッスラ・ポルツラケア・オブリクア100111d-l.jpg クラッスラ・ポルツラケア・オブリクアはベンケイソウ科クラッスラ属の常緑低木である。
原産地は南アフリカである。
日本へは昭和時代の初期に渡来した。
和名は縁紅弁慶(フチベニベンケイ)である。
ただし、この名称はあまり使われず、園芸名の花月(カゲツ)のほうが知られている。
一番通りがいいのは流通名の「金の成る木」である。
ただし、これらの名称は基本種にも用いられている。
樹高は1メートルから3メートルである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は肉厚で縁が赤っぽくなる。
開花時期は12月から3月である。
葉の脇から集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、白ないし淡い桃色の小さな花をたくさんつける。
花弁のように見えるのは萼片で5枚あり、星形になる。
花径は5ミリから7ミリくらいである。
雄しべは5本、雌しべも5本である。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Crassula はラテン語の「crassula(厚い)」に由来する。この仲間の多くが水分を含む葉と茎を持つことからきている。
種小名の portulacea は「スベリヒユ属(Portulaca)のような」という意味である。
変種名の obliqua は葉などが「不等辺の」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Crassula portulacea var. obliqua

★あれ不思議金の成る木が花盛り
 似合いそうだよ花咲か爺
 

クラッスラ・ポルツラケア・オブリクア100111e-l.jpg

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2012/02/14改訂

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ポインセチア

ポインセチア100111a-l.jpg

ポインセチア(poinsettia)はトウダイグサ科トウダイグサ属の常緑小高木である。
原産地はメキシコ及び中央アメリカである。
メキシコではノーチェ・ブエナ(聖夜)と呼ばれる。
クリスマスを飾る花として親しまれてきた。
日本へは明治時代の中期に渡来した。
和名は猩々木(ショウジョウボク)である。
樹高は5メートルから7メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は10月から1月である。
花は杯状花序(花が杯状の苞に包まれるて茎先につく)である。
花弁がなく、花のようにみえるのは苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)である。
花の色は赤いが、ピンクやクリーム色、白などの園芸品種がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、上を向く。
花言葉は「祝福する」である。
属名の Euphorbia はローマ時代のモーリタニア王Jubaの侍医「エウフォルブス(Euphorbus)さん」にちなんで名づけられた。この属の植物の1種の乳液を初めて薬に使ったことからきている。
種小名の pulcherrima は「非常に美しい」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Euphorbia pulcherrima

★えっこれがポインセチアかびっくりだ
 繁った枝に花を探して
☆見上げればポインセチアの花のよう
 紅く緑の中に輝き
 

ポインセチア100111b-l.jpg

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カメリア・ロサエフロラ

カメリア・ロサエフロラ100111c-l.jpg カメリア・ロサエフロラはツバキ科ツバキ属の常緑低木である。
原産地は中国である。
1850年代に中国からイギリスへ渡った。
種小名の読み方は「ロゼフローラ」や「ロシフローラ」なども見られる。
中国名は「玖瑰連蕊茶」である。
樹高は1メートルくらいである。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の色は緑色ないし黄緑色で、艶はあまりない。
開花時期は1月から3月くらいである。
花径3、4センチの濃い桃色の小さな花をつける。
花の形はラッパ状である。
花弁数は6枚から9枚くらいである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
多くの園芸品種の交配親となっている。
属名の Camellia はイエズス会の宣教師「カメル(G. J. Kamell)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の rosaeflora は「バラのような花の」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Camellia rosaeflora

★愛らしい色と形に笑み洩れる
 ロサエフロラは乙女のようで
 

カメリア・ロサエフロラ100111b-l.jpg

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バンクシア・インテグリフォリア100111b-l.jpg バンクシア・インテグリフォリアはヤマモガシ科バンクシア属の常緑高木である。
オーストラリアの東部に分布し、沿岸地域の斜面に生える。
英名はコースト・バンクシア(coast banksia)である。
樹高は5メートルから15メートルくらいである。
葉は長い倒卵形で、つけ根の部分は細くなる。
葉の質は革質で、表面は濃い緑色、裏面は灰白色である。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
日本での開花時期は1月から2月である。
原産地では周年開花をする。
長さが10センチから15センチある円筒形の穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、淡い黄色の花をつける。
ブラシのような筒の部分は、数百から数千の花の集合体である。
長く飛び出しているのは花柱(雌しべの一部で柱頭と子房とをつなぐ部分)である。
花被片が4枚あり、それぞれに雄しべが1本ずつつく。
花の後にできる実は木質の袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Banksia はイギリスの植物学者「バンクス(J. Banks)さん」の名からきている。
種小名の integrifolia は「全縁の葉の」という意味である。
バンクシアの仲間の葉はぎざぎざ(鋸歯)のあるものが多く、本種は少数派である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Banksia integrifolia

★いろいろな仲間がいるねバンクシア
 ちょっと素敵な黄色いブラシ
 

バンクシア・インテグリフォリア100111c-l.jpg

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バンダ・コエルレア

バンダ・コエルレア10011a-l.jpg

バンダ・コエルレアはラン科ヒスイラン属(バンダ属)の多年草である。
中国の南部からスリランカにかけて分布する着生種である。
日本へは明治30年に渡来した。
和名は翡翠蘭(ヒスイラン)という。
種小名の読み方は「セルレア」や「ケルレア」とするものもある。
草丈は50センチくらいである。
葉は肉厚な帯状で、左右に互い違いに生える(互生)。
開花時期は12月から3月くらいである。
花の色は青く、花弁には網目模様が入る。
属名の Vanda はサンスクリット語の「vandaka(まとわりつく)」からきている。
種小名の coerulea は「青色の」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Vanda coerulea

★青色の花弁まぶしき翡翠蘭
 透かし見る先いずこに続く

バンダ・コエルレア10011b-l.jpg

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大雪の花(オオユキノハナ)

オオユキノハナ100111d-l.jpg

大雪の花(オオユキノハナ)はヒガンバナ科マツユキソウ属(ガランツス属)の多年草である。
原産地はバルカン半島からトルコにかけてである。
スノードロップ(snowdrop)と呼ばれるものの1つである。
別に待雪草(マツユキソウ:Galanthus nivalis)にもこの名称が用いられる。
大待雪草(オオマツユキソウ)の名も充てられるが、スノーフレーク(Leucojum aestivum)にも同じ名前があるので紛らわしい。
草丈は15センチから20センチくらいである。
根際から生える葉はへら形である。
開花時期は1月から3月である。
花茎の先に白い花を下向きにつける。
花被片は6枚である。
花被片のつけ根の部分は緑色である。
また、内花被片(短い花被片)には緑色の模様が入る。
花言葉は「希望」である。
属名の Galanthus はギリシャ語の「gala(ミルク)+ anthos(花)」からきている。
種小名の elwesii はイギリス人の植物採集家「エルウェイズ(J. H. Elwes)さんの」という意味である。この花をトルコで採取してイギリスに紹介した。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Galanthus elwesii

★早々と花を開いた妖精さん
 霜にご注意大雪の花
☆真っ白な雪の妖精耳飾
 春を誘い花を咲かせて
 

オオユキノハナ100111c-l.jpg

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スパティフィルム

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スパティフィルムはサトイモ科ササウチワ属(スパティフィルム属)の多年草の総称である。
属名の片仮名表記は「スパティフィラム」とするものもある。
和名は笹団扇(ササウチワ)という。
ただし、これはコロンビア原産のパティニー種(Spathiphyllum patinii)に充てられた名である。
原産地は熱帯アメリカやマレー半島である。
日本へは明治時代に渡来した。
現在では観葉植物として世界各地で栽培されている。
草丈は30センチから80センチくらいである。
根際から生える葉は楕円形で、鮮やかな緑色をしており艶がある。
開花時期は周年である。
仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞)は白く、その間から黄白色の肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出す。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
花言葉は「上品な淑女」である。
属名の Spathiphyllum はギリシャ語の「spathe(仏炎苞)+phyllon(葉)」からきている。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Spathiphyllum ssp.

★温室にすっきり立てば見栄えよい
 スパティフィルムの清楚な姿
☆涼しげに風を起こして佇めば
 スパティフィルムの姿優しく

スパティフィルム090627c-l.jpg

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マホニア・ロマリーフォリア

マホニア・ロマリィホリア070107b-l.jpgマホニア・ロマリーフォリアはメギ科ヒイラギナンテン属(マホニア属)の常緑低木である。
台湾、中国の西部(雲南省など)、ミャンマーなどに分布する。
日本にも分布する柊南天(ヒイラギナンテン:Mahonia japonica)の近縁種である。
樹高は1メートルから3メートルである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は柊(ヒイラギ)に似て硬く、縁は棘状のぎざぎざ(鋸歯)となる。
開花時期は1月から2月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、鮮やかな黄色の花をぎっしりつける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名の Mahonia はアメリカの植物学者「マホン(B. Mc. Mahon)さん」にちなむ。
種小名の lomariifolia は葉の形状を表す言葉のようだが未解明である。ツルキジノオ科(Lomariopsldaceae)と関連があるようである。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
実の写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Mahonia lomariifolia

★冬陽受け煌くような花の色
 寒さに耐えて和み運べば

マホニア・ロマリィホリア070107c-l.jpg

マホニア・ロマリーフォリア080427a-l.jpg

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2012/02/14改訂

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太郎冠者(タロウカジャ)

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侘助やも少し花を開けぬか

太郎冠者(タロウカジャ)はツバキ科ツバキ属の常緑高木である。
別名を有楽椿(ウラクツバキ)ともいう。
原産地は日本である。
織田信長の弟で茶人でもあった織田有楽斎長益が、茶の湯の席に好んで用いたと伝えられている。
室町時代のころに中国から持ち込まれた椿(ツバキ)の原種である西南山茶(ピタールツバキ)と日本の藪椿(ヤブツバキ)との交配ではないかと推定されているそうだ。
関東では太郎冠者(タロウカジャ)と呼ばれている。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は12月から4月である。
椿(ツバキ)と違って花がラッパ状に咲き、一重咲きである。
その控えめな咲き姿が受けて、古くから茶人が愛した花である。
花の色は濃い桃色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
俳句では「侘助」が冬の季語である。
花言葉は「慈悲」である。
属名の Camellia はイエズス会の宣教師「カメル(G. J. Kamell)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の uraku は「有楽」のことである。
写真は2月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Camellia uraku

★慎ましき一重に咲いて花落ちる
 太郎冠者は侘び寂びの花
☆しっとりと静かに咲けば侘び寂びに
 生くる姿は強さ感じて

タロウカジャ090228b-l.jpg

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梅(ウメ)

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梅が枝は托す思いにほころびて

梅(ウメ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
原産地は中国である。
日本へは古代に渡来した。
江戸時代以降は花見といえば桜だが、平安時代以前は花といえば梅を指すことが多かった。
万葉集の梅の歌は104首あり、桜の38首よりも圧倒的に多いという。
樹高は5メートルから10メートルくらいになる。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は1月から3月である。
葉の展開に先立って、前年の枝の葉の脇に花径10ミリから25ミリの花をつける。
通常は白の5弁花であるが、赤いものや八重咲きのものもある。
また、鑑賞用だけでなく食用としても重要で、およそ300種の園芸品種がある。
通常、野梅系、紅梅系、豊後系、杏系の4系統に分類される。
梅の実をとるのは主に豊後系である。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
結実期は6、7月である。
俳句では「梅の花」が春の季語、「梅の実」が夏の季語である。
花言葉は「気品」である。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の mume は「梅」のことである。
写真は1月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus mume

★白梅は風に誘われ二分に咲き
 いつに変わらぬ春の訪れ
☆白梅の清らかなりし凛とした
 その花姿春を呼び寄せ

ウメ090117b-l.jpg

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ファレノプシス・アフロディテ091219a-l.jpg

ファレノプシス・アフロディテはラン科コチョウラン属(ファレノプシス属)の多年草である。
原産地は台湾、フィリピンである。
標高300メートルから1000メートルの林の中に生える着生種である。
白花の代表種で、園芸品種の交配親となっている。
標準和名は胡蝶蘭(コチョウラン)である。
草丈は50センチから80センチくらいである。
葉は長い楕円形で、分厚い。
開花時期は11月から2月くらいである。
花茎の先に花径7、8センチの白い花をたくさんつける。
稀に萼片が淡い黄味を帯びるものがある。
唇弁は真ん中に黄褐色の縦縞が入る。
花言葉は「清純、あなたを愛します、幸福が飛んでくる」である。
属名の Phalaenopsis はギリシャ語の「phalaina(蛾)+opsis(似る)」からきている。花の形が蛾に似ていることから名づけられた。
種小名の aphrodite はギリシャ神話に登場する「美の女神」で、ビーナスのことである。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Phalaenopsis aphrodite

★純白に身をまといたるアフロディテ
 舞えば神秘の色香漂い
☆花嫁の白無垢姿思わせる
 ファレノプシスは汚れを知らず

ファレノプシス・アフロディテ091219b-l.jpg

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ノースポール

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ノースポール(North Pole)はキク科フランスギク属の一年草である。
原産地は南ヨーロッパ、北アフリカである。
日本へは1970年代に渡来した。
ノースポールは商品名であるが、一般名としても定着している。
学名はレウカンテムム・パルドスム(Leucanthemum paludosum)という。
クリサンテムム・パルドスム(Chrysanthemum paludosum)という学名を使う場合もある。
クリサンテムム(Chrysanthemum)はキク科キク属を示す学名で、キク属を広義にとらえる立場である。
草丈は20センチから30センチくらいである。
葉は羽状に切れ込み、互い違いに生える(互生)。
開花時期は12月から6月ころまでと長い。
花はマーガレットによく似ているが、草丈も花の大きさも小さめである。
花径は2センチから3センチくらいである。
舌状花は白く、筒状花は黄色い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
ノースポールというのは「北極」のことである。
花つきがよく、株全体をおおうほどに白く咲く姿から名づけられたものである。
花言葉は「誠実」である。
属名の Leucanthemum はギリシャ語の「leukos(白)+anthemon(花)」からきており、「白い花」を意味する。
種小名の paludosum は「沼地に生える」という意味である。
写真は1月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Leucanthemum paludosum

★敷き詰めた淡き緑の絨毯に
 ノースポールの花びら揺れて
☆寒ささえ輝くように白さ増し
 ノースポールは強さを秘めて
 

ノースポール090117b-l.jpg

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日本水仙(ニホンズイセン)

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水仙は身をこごめつつ咲き出づる

水仙(スイセン)はヒガンバナ科スイセン属の多年草である。
日本水仙(ニホンズイセン)は房咲き水仙(フサザキスイセン)の変種である。
房咲き水仙(フサザキスイセン)の原産地は地中海沿岸地方で、シルクロードを経由して中国にもたらされた。
日本へは、平安時代に遣唐使などによって薬草として持ち込まれ、野生化して日本水仙(ニホンズイセン)となった。
草丈は40センチくらいである。
根際から生える葉は平たい線形で、時計回りにねじれる。
開花時期は12月から3月である。
花の色は外側が白く、真ん中にある副花冠といわれる筒状の部分黄色い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
俳句では「水仙」や「水仙花」が春の季語である。
花言葉は「うぬぼれ、自己愛」である。
属名の Narcissus はギリシャ神話の青年の名からきている。泉に映った自分の姿に恋して死に、その後にこの花が咲き出した。
種小名の tazetta は「小さいコーヒー茶碗」という意味である。副花冠の形を形容している。
変種名の chinensis は「中国の」という意味である。
写真は1月に小石川植物園で撮った。
学名:Narcissus tazetta var. chinensis

★お世辞など言っては厭よおほほのほ
 自慢顔して水仙の咲き
☆寒空も凛と見つめん水仙は
 汚れを知らぬどこか気高く

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フサザキスイセン100105d-l.jpg

房咲き水仙(フサザキスイセン)はヒガンバナ科スイセン属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
日本水仙(ニホンズイセン)の基本種である。
唐の時代より前にシルクロードを経由して中国に伝わった。
日本へは中国を経由して渡来し、暖地の海岸近くに野生化している。
イギリス王立園芸協会の分類ではタゼッタ水仙(タゼッタスイセン)とされている。
草丈は20センチから40センチくらいである。
根際から生える葉は平らな線形で、時計回りにねじれる。
開花時期は12月から4月くらいである。
茎先に白い花を房状につける。
副花冠は小さな杯状で白い。
日本水仙(ニホンズイセン)の場合、副花冠は黄色い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
根茎等にリコリンを含み有毒である。
属名の Narcissus はギリシャ神話の青年の名からきている。泉に映った自分の姿に恋して死に、その後にこの花が咲き出した。
種小名の tazetta は「小さいコーヒー茶碗」という意味である。副花冠の形を形容している。
写真は1月に小石川植物園で撮った。
学名:Narcissus tazetta

★絹の道たどりはるばる東方へ
 伝わりし花冬を彩り
 

フサザキスイセン100105b-l.jpg

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ヒマラヤユキノシタ100105a-l.jpg

ヒマラヤ雪の下(ヒマラヤユキノシタ)はユキノシタ科ヒマラヤユキノシタ属(ベルゲニア属)の常緑多年草である。
属名のベルゲニアの名でも流通している。
原産地は中国からアフガニスタンにかけてのヒマラヤ山脈周辺の地域で、林の中や岩場に生える。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
雪の下(ユキノシタ)と同じ仲間だが、類似点はほとんどない。
草丈は15センチから40センチくらいである。
根際から生える葉は大きくて丸く、ロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
葉は革質で固く、葉や茎にはタンニンを含み赤みを帯びる。
開花時期は1月から4月である。
茎先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、花径1センチくらいのピンクの花をたくさんつける。
花弁数は5枚である。
花の色には白や濃い紅色のものもある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「秘めた感情」である。
属名の Bergenia はドイツの植物学者「ベルゲン(K. A. von Bergen)さん」の名からきている。
種小名の stracheyi はイギリス人の採集者「ストレイチ(R. Strachey)さんの」という意味である。
写真は1月に小石川植物園で撮った。
学名:Bergenia stracheyi

★春の来る歓び伝え咲く花は
 ピンクの色に我が身を染めて
☆密やかに胸躍らせて咲く花を
 誰に伝えん薄紅にのせ

ヒマラヤユキノシタ100105b-l.jpg

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ウンナンロウバイ080126b-l.jpg

雲南蝋梅(ウンナンロウバイ)はロウバイ科ロウバイ属の落葉低木である。
原産地は中国の雲南省である。
樹高は2メートルから5メートルくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は1月から2月くらいである。
葉の展開に先立って、花径2センチくらいの花をたくさんつける。
外側の花被片は淡いベージュ色で透き通り、内側の花被片は濃い紫色になる。
花の後にできる実は偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)である。
属名の Chimonanthus はギリシャ語の「cheimon(冬)+anthos(花)」からきている。1、2月に開花することで名づけられた。
種小名の yunnanensis は「雲南省の」という意味である。
写真は1月に小石川植物園で撮った。
学名:Chimonanthus yunnanensis

★じっくりと見ればなるほど花の色
 少し違うな雲南蝋梅

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白侘助(シロワビスケ)

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侘助(ワビスケ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木である。
原種は発見されておらず、藪椿(ヤブツバキ)茶(チャ)との交雑種ではないかとする説もあるが、起源ははっきりしていない。
白侘助(シロワビスケ)はその仲間の1つである。
樹高は2メートルから4メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は11月から3月である。
花径4、5センチの一重咲きの白い5弁花がラッパ状に咲く。
葯(雄しべの花粉を入れる袋)は黄色い。
実はできない。
茶花として人気がある。
花言葉は「控え目」である。
属名の Camellia はモラビアの出身でイエズス会の宣教師だった「カメル(G. J. Kamel, 1661-1706)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名と変種名の wabisuke は「侘助」のことである。
写真は11月に埼玉県立花と緑の振興センターで撮った。
学名:Camellia wabisuke?var. wabisuke

★慎ましく一重に咲いて花落ちる
 白侘助は風流の花
☆冬の日の慎ましやかなその姿
 白侘助を心に咲かせ
?

シロワビスケ081130a-l.jpg

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黄梅(オウバイ)

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黄梅のまどろみ揺れる昼下がり

黄梅(オウバイ)はモクセイ科ソケイ属の落葉低木である。
原産地は中国である。
日本へは江戸時代の初期に渡来した。
別名を迎春花(ゲイシュンカ)といい、早春に鮮やかな黄色の花が咲く。
樹高は1メートルから5メートルくらいである。
よく枝分かれをし、細長い蔓状で少し垂れ下がる。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は1月から3月である。
葉の展開に先立って花をつける。
花径は20ミリから25ミリくらいで、雲南黄梅(ウンナンオウバイ)よりも小形である。
また、雲南黄梅(ウンナンオウバイ)は開花時期には葉が出ている。
花冠は5つから6つに裂ける。
雄しべは2本、雌しべは1本である。
果実はできない。
咲く時期や花の形が梅に似ていることから黄梅(オウバイ)の名前がつけられたが、ジャスミンの仲間である。
ただし、ジャスミンの香りはしない。
英名はウインタージャスミン(winter jasmine)である。
花言葉は「ひかえめな美、恩恵」である。
俳句の季語は春である。
属名の Jasminum はアラビア語の「ysmyn(マツリカ)」をラテン語化したものである。
種小名の nudiflorum は「無毛の花の」という意味である。
写真は1月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Jasminum nudiflorum

★星屑を散りばめて咲く黄梅は
 枝先垂らし風に揺ら揺ら
☆ひらひらと舞う蝶のよに黄梅は
 冷たき風も春を感じて
?

オウバイ090117a-l.jpg

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素心蝋梅(ソシンロウバイ)

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蝋梅はそっと顔出し身をすくめ

蝋梅(ロウバイ)ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木である。
原産地は中国である。
日本へは江戸時代に朝鮮半島を経由して渡来した。
樹高は2メートルから5メートルくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は1、2月くらいである。
葉の展開に先立って、花径2センチくらいの花をたくさんつける。
花被片はたくさんある。
蝋梅(ロウバイ)は内側の花被片が濃い紫色になるのだが、素心蝋梅(ソシンロウバイ)は花被片全体が黄色くなる。
花の少ない時期に咲くので珍重されている。
花の後にできる実は偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)である。
蝋梅(ロウバイ)の名は、蝋細工のように見える花の姿から来ており、辺り一面に水仙に似た芳香を漂わせる。
素心蝋梅(ソシンロウバイ)が渡来したのは明治時代である。
英名はウインタースイート(winter sweet)である。
花言葉は「慈愛」である。
俳句では「蝋梅」が冬の季語である。
属名の Chimonanthus はギリシャ語の「cheimon(冬)+anthos(花)」からきている。1、2月に開花することで名づけられた。
種小名の praecox は「早咲きの」という意味である。
品種名の concolor は「同色の」という意味である。
写真は12月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
実の写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Chimonanthus praecox f. concolor

★蝋梅はそっと顔出し身をすくめ
 だけど優しい香りに満ちて
☆香り立つ蝋の細工は春を呼び
 真白き雪も輝き染めん

ソシンロウバイ081228e-l.jpg

ソシンロウバイ090627a-l.jpg

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万両(マンリョウ)

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万両は骨の髄まで朱に染めて

万両(マンリョウ)はヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑小低木である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、山地の林の中に生える。
また、観賞用として植栽される。
海外では、朝鮮、中国、台湾、インドシナ、インド、マレーシアなどにも分布する。
お正月の縁起物として、盆栽や切り花によく使われる。
樹高は30センチから100センチくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6、7月である。
白い小さな花が散状につく。
熟果期は11月から3月である。
晩秋に核果(水分を多く含み中に種が1つある)が赤く熟し、翌春まで木についている。
実の色は普通は赤いが、栽培品種には白や黄色のものもある。
よく似た千両(センリョウ)は実を枝先に上向きにつける。
俳句の季語は冬である。
花言葉は「固い誓い、慶祝」である。
属名の Ardisia はギリシャ語の「ardis(鎗先)」からきている。雄しべ葯の形が似ていることから名づけられた。
種小名の crenata は「円鋸歯状の」という意味である。
写真は11月に向島百花園で撮った。
花の写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Ardisia crenata

★万両は骨の髄まで朱に染めて
 誰を待つやら冬陽を浴びて
☆万両の紅の実は鈴なり重たげに
 冬の陽射しも微笑むように
?

マンリョウ071124c-l.jpgマンリョウ070603b-l.jpg

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ウンナンオウバイ090321a-l.jpg

雲南黄梅(ウンナンオウバイ)はモクセイ科ソケイ属の常緑半蔓性低木である。
原産地は中国の西南部である。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
YListでは標準和名を黄梅擬き(オウバイモドキ)としている。
樹高は2メートルから3メートルである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、向かい合って生える(対生)。
小葉の形は長い楕円形である。
開花時期は1月から4月である。
鮮やかな黄色い花を下垂して咲かせる。
花径は4、5センチくらいである。
花冠は先が6つから8つに裂ける。
八重咲きのものもある。
雄しべは2本、雌しべは1本である。
実はならない。
雲南素馨(ウンナンソケイ)の別名がある。
花言葉は「優美」である。
属名の Jasminum はアラビア語の「ysmyn(マツリカ)」をラテン語化したものである。
種小名の mesnyi はイギリス人の植物採集家「メズニー(William Mesny, 1842-1919)さんの」という意味である。
写真は3月に小石川植物園で撮った。
学名:Jasminum mesnyi

★にっこりと微笑むように顔を出し
 雲南素馨春を伝えて
☆鮮やかな黄色の花はふっくらと
 雲南素馨は春の喜び

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