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オオバジャノヒゲ090719a-l.jpg

大葉蛇の髭(オオバジャノヒゲ)はユリ科ジャノヒゲ属の多年草である。
分類体系によってはスズラン科(あるいはクサスギカズラ科)とされる。
日本固有種である。
本州から九州にかけて分布し、低山の森や林の中に生える。
名前の通り葉は蛇の髭(ジャノヒゲ)よりも厚く、幅も広い。
「蛇の髭」の名の由来は、細い葉の形を竜(蛇)の髭にたとえたものである。
草丈は20センチから30センチである。
根際から生える葉は線形である。
葉の幅は4ミリから7ミリくらいである。
開花時期は7月から8月である。
花の色は淡い紫色ないし白で、横向きないし下向きに小さな花をつける。
花被片は6枚で、花径は6、7ミリである。
花の後にできる種子は、まるで液果のように見えるが子房の落ちた種子である。
きれいな青色に熟し、冬の間楽しめる。
根にできるこぶを生薬の麦門冬(ばくもんどう)といい、咳止めに用いる。
花言葉は「飾らない人」である。
属名の Ophiopogon はギリシャ語の「ophio(蛇)+pogon(髭)」からきている。和名の直訳である。
種小名の planiscapus は「花茎の扁平な」という意味である。
写真は7月に箱根湿生花園で撮った。
実の写真は3月に鎌倉の長谷寺で撮った。
学名:Ophiopogon planiscapus

★茂る葉を掻き分け見れば転々と
 大葉蛇の髭小花をつけて
☆髭の中隠して咲かす白き花
 紫の実は雫のごとく

オオバジャノヒゲ060325a-l.jpg

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2013/09/02改訂

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ノシラン080831c-l.jpg熨斗蘭(ノシラン)はユリ科ジャノヒゲ属の多年草である。
分類体系によってはスズラン科とされる。
本州の房総半島から沖縄にかけて分布し、海岸付近のやや湿った林の中などに生える。
また、庭園の縁取りなどに利用される。
海外では、韓国の済州島にも分布している。
和名の由来は、茎も葉も火熨斗(ひのし)で伸ばしたように平べったいことからきている。
火熨斗(ひのし)とは昔のアイロンのことである。
草丈は30センチから50センチくらいである。
葉は厚く艶のある線形で、先は垂れ下がる。
開花時期は7月から9月である。
総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)をなし、白ないし薄紫色の小花をつける。
花の後にできる液果状の実(種子)は濃い青色に熟する。
属名の Ophiopogon はギリシャ語の「ophio(蛇)+pogon(髭)」からきている。
種小名の jaburan は「ヤブラン」のことである。実際にはヤプランは別の植物である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
実の写真は12月に小石川植物園で撮った。
学名:Ophiopogon jaburan

★青々と茂る葉陰にそっと咲く
 熨斗蘭の花俯きながら

ノシラン080831a-l.jpg

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ジャノヒゲ051204b-l.jpg

蛇の髭(ジャノヒゲ)はユリ科ジャノヒゲ属(オフィオポゴン属)の常緑多年草である。
分類体系によっては(APGIII)クサスギカズラ科とされる。
オフィオポゴン属はアジアに50種くらいが分布する。
北海道から沖縄にかけて分布し、山地の林の中に生える。
また、庭の下草などに利用される。
海外では、朝鮮半島、中国、ヒマラヤなどに分布する。
別名を竜の髭(リュウノヒゲ)ともいう。
草丈は10センチから30センチくらいである。
地下茎を伸ばして群落を形成する。
根際から生える葉は線形で、深い緑色をしており、日陰でもよく茂る。
開花時期は7月から8月である。
葉の間から葉より短い花茎を出し、茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)をつける。
花の色は淡い紫色ないし白である。
秋から冬にかけて熟した実(種子)は青紫色になり美しい。
球形の果実のように見えるが種子である。
肥大した根の部分を生薬で麦門冬(ばくもんとう)と呼び、滋養・強壮、咳止、解熱、利尿などの薬効がある。
花言葉は「変わらぬ思い」である。
俳句では「竜の玉」=蛇の髭(ジャノヒゲ)の実が冬の季語である。
属名の Ophiopogon はギリシャ語の「ophio(蛇)+pogon(髭)」からきている。和名の直訳である。
種小名の japonicus は「日本の」という意味である。
写真は12月に小石川植物園で撮った。
学名:Ophiopogon japonicus

★ころころと道に転げて竜の玉
 葉をめくってと道先案内
☆足元に輝く玉を見つければ
 紫の色美しく蛇の髭のあり

ジャノヒゲ081221a-l.jpg

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2016/03/02改訂

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