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橘(タチバナ)

タチバナ070603c-l.jpg

埋もれ咲く橘ここと香で知らせ

橘(タチバナ)はミカン科ミカン属の常緑低木である。
日本固有種である。
本州の愛知県から沖縄にかけて分布し、海岸に近い山地の林の中に稀に生える。
別名を大和橘(ヤマトタチバナ)ともいう。
環境省のレッドリスト(2012)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
近縁種に高麗橘(コウライタチバナ)がある。
樹高は2メートルから4メートルくらいである。
葉の脇には棘が多い。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は硬く、艶がある。
開花時期は6月である。
枝先ないし葉の脇に、花径2センチくらいの白い5弁花をつける。
花弁の形は長い楕円形である。
花の後にできる実は直径3センチくらいの柑果(多心皮性の液果)で、冬に黄色く熟する。
酸味が強いので生食には向かない。
京都御所紫宸殿の「右近の橘」で知られる。
花言葉は「追憶」である。
俳句では、「橘の花」が夏の季語、「橘」が秋の季語である。
属名の Citrus はレモンに対する古い呼び名である。
種小名の tachibana は「タチバナ」のことである。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
実の写真は10月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Citrus tachibana

★葉に埋もれ咲く橘は小さいが
 放つ香りは強く漂い

タチバナ070603d-l.jpgタチバナ実051015b-l.jpg

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キャニモモ

キャニモモ061124b-l.jpgキャニモモはオトギリソウ科フクギ属(ガルキニア属)の常緑高木である。
原産地は南インド、マレー半島である。
果物の女王と呼ばれるマンゴスチン(mangosteen)の近縁種である。
和名は卵の木(タマゴノキ)という。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の表面には艶があり、先は垂れる。
散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、白い花をいくつかつける。
結実期は12月から1月である。
実は球形で先が尖り、熟すと黄色くなる。
実には強い酸味があり、ヤニ物質を含む。
生食にもするが、ジャムやシャーベットなどに加工される。
属名の Garcinia は18世紀にインドで活動したスイス人の植物学者「ガルサン(L. Garcin)さん」の名からきている。
種小名の xanthochymus は「黄色い果汁の」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯ドリームセンターで撮った。
学名:Garcinia xanthochymus

★見るからに酸っぱそうなキャニモモも
 シャーベットなら食べてみようか

キャニモモ061124a-l.jpg

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一才柚子(イッサイユズ)

イッサイユズ091206a-l.jpg柚子(ユズ)はミカン科ミカン属の常緑小高木である。
原産地は中国の長江上流と言われる。
耐寒性があるので各地で栽培されており、九州の山地には自生するものもある。
一才柚子(イッサイユズ)はその園芸品種である。
実がなりやすく、たわわに実る品種である。
樹高は1メートルから4メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)
開花時期は5月から6月くらいである。
葉の脇に白い小さな5弁花をつける。
結実期は9月から12月くらいである。
淡い黄色に熟した果実の表面には凸凹があり、強い香りがする。
果汁は酸味が強い。
鍋物や吸い物の香りづけに用いられたり、焼き魚や酢の物などに利用される。
属名の Citrus はレモンに対する古い呼び名である。
種小名の junos はユズの古名である「ユノス(柚之酸)」からきている。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Citrus junos 'Issai'

★でこぼこの姿だけれどよい香り
 今夜も鍋だ一杯やろう

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キミノセンリョウ081228a-l.jpg千両(センリョウ)はセンリョウ科センリョウ属の常緑小低木である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、山地の林の中に生える。
海外では、東アジアからインドにかけて分布する。
名前がめでたいということから正月の縁起物とされる。
黄実の千両(キミノセンリョウ)はその品種の1つである。
特徴は、実が熟すと黄色くなることである。
樹高は50センチから100センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7月から8月である。
枝先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、黄緑色の小さな花をつける。
花には花被はなく、ずんぐりした雌しべの脇から雄しべが出る。
結実時期は10月から2月くらいである。
葉の上につく実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、熟すと黄色くなる。
属名の Sarcandra は古い中国名からきているとされる。
種小名の glabra は「無毛の」という意味である。
品種名の flava は「黄色の」という意味である。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Sarcandra glabra f. flava

★葉の上に繁る実の色異な心地
 黄実のめでたさいかに量らん

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キンカン110927a-l.jpg

金柑を見つめ越し方ふと偲ぶ

金柑(キンカン)はミカン科ミカン属(キトルス属)の常緑低木である。
キトルス属は分類法によるが160種くらいが東アジアからインドにかけて分布する。
また、多くの栽培品種が作出されている。
日本では「蜜のように甘い柑橘類」の意味でつけられた蜜柑(みかん)の呼称が一般化しており、属名の和名もミカン属という。
本種をキンカン属(Fortunella)とする見解もあるが、YList も Catalogue of Life もこの属名はシノニムの扱いである。
本種の原産地は中国の南部である。
和名は中国名を音読みしたもので、「熟すと果実が金色になる柑橘類」という意味合いである。
中国の商船が遠州灘で遭難して清水港に寄港した際に、船員が地元の人に砂糖漬けの果実をプレゼントし、その種から日本に広まったと言われている。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で、縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉は上側に反っていることが多い。
春、夏、秋の3回開花し結実する性質がある。
7月と9月、10月に開花するものが多い。
花は香りのよい白色5弁花である。
実は直径2、3センチくらいの球形で、黄橙色に熟する。
古来から風邪にきき喉の痛みをやわらげるとされ、金柑のど飴として知られている。
生で食べたり、ジャムや砂糖煮にして食べたりする。
果皮は果肉より多くのビタミンCを含んでおり、美肌や健康に有効である。
俳句の季語は秋である。
花言葉は「感謝」である。
1月29日の誕生花である。
種小名に japonica がつくのは、イギリス人の植物学者ロバート・フォーチュンさん(Robert Fortune, 1812-1880)が日本で採取したものに命名(Fortunella japonica)したことからきている。
属名の Citrus はギリシャ語の「kitron(箱)」に由来するラテン語で、レモンに対する古い呼び名である。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
花の写真は9月に木場公園で撮った。
実の写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Citrus japonica(syn. Fortunella japonica)

★ゆらゆらと冬の陽射しに揺れながら
 金柑の実はきらり輝き

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2017/01/30 改訂

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カボス080518b-l.jpg香母酢(カボス)はミカン科ミカン属の常緑低木である。
漢字では「臭橙」とも書く。
柑橘類の1つで、大分県の特産物である。
柚子(ユズ)の近縁種だが、実は一回り大きい。
樹高は2メートルから4メートルくらいである。
枝には鋭い棘がある。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月から6月くらいである。
ミカン科特有の白い5弁花をつける。
収穫時期は11月から冬にかけてである。
花の後にできる実は柑果(多心皮性の液果)である。
熟すと黄色くなるが、緑色のうちに収穫する。
多汁で酸味が強く、果汁を搾って食用とする。
属名の Citrus はレモンに対する古い呼び名である。
種小名の sphaerocarpa は「球形果の」という意味である。
花の写真は5月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
実の写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Citrus sphaerocarpa

★花見ても違いはあまりわからぬが
 まろやかな香り思い出しつつ

カボス091206a-l.jpg

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グレープフルーツ091219a-l.jpg

グレープフルーツ(grapefruit)はミカン科 ミカン属(キトルス属)の常緑小高木である。
キトルス属は分類法によるが160種くらいが東アジアからインドにかけて分布する。
また、多くの栽培品種が作出されている。
日本では「蜜のように甘い柑橘類」の意味でつけられた蜜柑(みかん)の呼称が一般化しており、属名の和名もミカン属という。
本種の原産地は西インド諸島のバルバドス島である。
主な生産国はアメリカ、イスラエル、スペイン、キューバなどである。
その他、世界各地の温暖な地域で栽培される。
文旦(ブンタン)とオレンジの自然交雑種である。
日本へは大正時代に渡来した。
しかし、日本では冬の温度が不足するため、商業的な栽培は行われていない。
和名の由来は、果実が葡萄(ブドウ)のように房状につくことからきている。
樹高は3メートルから6メートルくらいである。
葉は細長い卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月から6月である。
葉の脇に花径5センチくらいの白い5弁花が固まってつく。
結実時期は12月から1月くらいである。
花の後にできる実は10センチから15センチくらいの球形の柑果(多心皮性の液果)で黄色く、果皮はでこぼこしている。
花言葉は「乙女の無邪気」である。
属名の Citrus はレモンに対する古い呼び名である。
種小名の paradisi は「楽園の」という意味である。
実の写真は12月につくば植物園の温室で撮った。
花の写真は7月につくば植物園の温室で撮った。
学名:Citrus paradisi(syn. Citrus x paradisi)

★ぶらりんとグレープフルーツ垂れ下がる
 ぽかぽかとした温室の中

グレープフルーツ080720d-l.jpg

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2016/06/30 改訂

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レモン

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レモン091206b-l.jpg

喉越しを思い浮かべつ檸檬見る

レモン(lemon)はミカン科ミカン属(キトルス属)の常緑低木である。
キトルス属は分類法によるが160種くらいが東アジアからインドにかけて分布する。
また、多くの栽培品種が生まれている。
本種の原産地はインドのアッサム地方である。
十字軍の遠征でヨーロッパに持ち帰られたということで、今では地中海沿岸地方が主産地となっている。
コロンブスの航海にもビタミンCの供給源として持参されたという。
日本へは明治時代に渡来し、現在は広島県などで栽培されている。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉の脇には棘がある。
葉は長い楕円形ないし披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉は先が尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から6月である。
葉の脇に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、香りのよい白い5弁花を咲かせる。
果期は10月から12月である。
果実は長い楕円形の柑果(多心皮性の液果)で両端がとがり、レモン色に熟す。
古くから、飲料や香料に利用されてきた。
俳句の季語は秋である。
花言葉は「熱意」である。
属名の Citrus はレモンに対する古い呼び名である。
種小名の limon はイタリア名で「limosus(湿地帯に生える)」からきている。
実の写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
花の写真は4月に箱根強羅公園で撮った。
学名:Citrus limon

★ほんとはね寒さとっても苦手なの
 だけど我が儘言わないつもり

レモン070421b-l.jpg

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2016/05/30改訂

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シトロン

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シトロン091219a-l.jpg

シトロン(citron)はミカン科ミカン属(キトルス属)の常緑低木である。
キトルス属は分類法によるが160種くらいが東アジアからインドにかけて分布する。
本種の原産地はインドの東部である。
しかし、紀元前には既にローマや中国に伝わっていたという。
中国名は枸櫞(くえん)といい、クエン酸の原料にされる。
樹高は3メートルくらいである。
枝には棘がある。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
花の色は淡い黄緑色を帯びる。
花の後にできる実は柑果(多心皮性の液果)である。
果皮が分厚く果肉が少ない。
花言葉は「美しいけれど意地悪な人」である。
YListでは別名を丸仏手柑(マルブシュカン)としている。
属名の Citrus はレモンに対する古い呼び名である。
種小名の medica は「(イランにあった地名)Mediaの」からきており、転じて「薬用の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Citrus medica

★シトロンの響きがどこか懐かしく
 古典紐解く心地に酔って

シトロン091219b-l.jpg

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2016/03/01改訂

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