紫色の花の最近のブログ記事

プリムリナ・ベレクンダ

プリムリナ・ベレクンダ090927a-l.jpg

プリムリナ・ベレクンダはイワタバコ科プリムリナ属の多年草である。
プリムリナ属は中国などに100種以上が分布する。
2011年まではキリタ属とされていたが、キリタ属は中国の研究者によってPrimulina、Henckeria、Damrongia、Liebigia、Microchiritaの5属に再編成されたという。
本種の原産地は中国広西チワン族自治区の蒙山県で、標高1000メートルくらいの山地の林の中や渓流沿いに生える。
中国名は「歯萼報春苣苔」という。
「報春苣苔」はプリムリナ属の中国名で、「歯萼」は萼片の形状に関する言葉のようである。
草丈は5センチから10センチくらいである。
根際から生える葉は菱状楕円形である。
葉の色は緑色ないし暗い紫色で、真ん中に白い筋模様が入る。
開花時期は秋から冬である。
茎先に紫色をした筒状の花をつける。
花冠の先は唇形に裂ける。
花の後にできる実は線形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Primulina は「サクラソウ属(Primula)のような」という意味である。
種小名の verecunda は「内気な」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Primulina verecunda

★葉に入る模様を喩えて大理石
 小さく渋い姿に参った

プリムリナ・ベレクンダ090927b-l.jpg

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オオバカンアオイ111102a-l.jpg大葉寒葵(オオバカンアオイ)はウマノスズクサ科カンアオイ属の常緑多年草である。
奄美諸島の固有種で、山地の林の中に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は10センチから20センチくらいである。
根茎から柄の長い葉が数枚出る。
葉の形は卵状の三角形で、厚くて艶がある。
トカラ列島に分布する吐喝喇寒葵(トカラカンアオイ)に似るが、本種は葉の柄に疎らに毛が生える。
開花時期は11月から2月くらいである。
先が3つに裂けた筒状の萼からなる暗い紫色の花をつける。
花弁はない。
花径は小さい。
属名の Asarum はギリシャ語の「asaron(枝を打たぬ)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の lutchuense は「琉球の」という意味である。
写真は11月につくば植物園の「日本の固有植物展」で撮った。
学名:Asarum lutchuense

★大形で艶やかに照る葉を開く
 花咲く姿次はこの目で

オオバカンアオイ111102b-l.jpg

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叢雲葵(ムラクモアオイ)

ムラクモアオイ111102a-l.jpg叢雲葵(ムラクモアオイ)はウマノスズクサ科カンアオイ属の常緑多年草である。
種子島の固有種で、山地の林の中に生える。
分類上は、屋久島固有種である慈姑葉寒葵(クワイバカンアオイ)の変種とされている。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は10センチくらいである。
葉の形は三角形で、厚くて艶がある。
裏面の葉脈上と葉の柄には短い毛が生える。
開花時期は10月から1月くらいである。
先が3つに裂けた筒状の萼からなる暗い紫色の花をつける。
花の色には淡い緑色のものもある。
花弁はない。
花径は2、3センチである。
萼片の上部には短い毛が疎らに生える。
属名の Asarum はギリシャ語の「asaron(枝を打たぬ)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の kumageanum は「(鹿児島県)熊毛郡の」のという意味である。
変種名の satakeanum は「佐竹義輔さんの」という意味である。
写真は11月につくば植物園の「日本の固有植物展」で撮った。
学名:Asarum kumageanum var. satakeanum

★叢雲の由来はどこにあるのかな
 葉っぱの模様さしているかな

ムラクモアオイ111102b-l.jpg

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クワイバカンアオイ111102a-l.jpg慈姑葉寒葵(クワイバカンアオイ)はウマノスズクサ科カンアオイ属の常緑多年草である。
屋久島の固有種である。
標高300メートル以下の低地の常緑樹の林の中に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
和名の由来は、葉が慈姑(クワイ)に似ることからきている。
草丈は10センチから15センチくらいである。
根茎から柄の長い葉が普通は2枚出る。
葉の形はハート形で、厚くて艶がある。
つけ根の部分の両側片が切形なので矢じり形になる。
開花時期は11月から3月くらいである。
先が3つに裂けた筒状の萼からなる暗い紫色の花をつける。
花弁はない。
属名の Asarum はギリシャ語の「asaron(枝を打たぬ)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の kumagaeanum の由来はまだ確認できていない。
写真は11月につくば植物園の「日本の固有植物展」で撮った。
学名:Asarum kumagaeanum

★慈姑の葉似ているかなと思いつつ
 観察をする縦横斜め

クワイバカンアオイ111102b-l.jpg

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ヒポエステス・アリスタタ

ヒポエステス・アリスタタ091010a-l.jpgヒポエステス・アリスタタはキツネノマゴ科ヒポエステス属の常緑多年草である。
原産地は中央アフリカの西部である。
草丈は100センチから150センチくらいである。
直立性で、よく枝分かれをする。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は9月から4月である。
茎先に集散花序(枝先に花がつき、その下から枝が出て花をつけることを繰り返すもの)を出し、淡い紫色の花を咲かせる。
花冠は細長い円筒形で、唇形に2つに裂け、上唇は3つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
英名はリボンブッシュ(Ribbon bush)である。
属名の Hypoestes はギリシャ語の「hypo(下)+choeros(家)」からきている。萼が苞に被われた花の形から名づけられた。
種小名の aristata は「芒(のぎ)のある」という意味である。
写真は10月に神代植物公園で撮った。
学名:Hypoestes aristata

★はるばるとアフリカの地からやって来て
 咲かせる花はただ愛らしく

ヒポエステス・アリスタタ091010b-l.jpg

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裏紫(ウラムラサキ)

ウラムラサキ090201c-l.jpg裏紫(ウラムラサキ)はキツネノマゴ科イセハナビ属の常緑小低木である。
原産地はミャンマーである。
樹高は50センチから100センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の表面は暗い緑色の地に銀灰色や紫色の斑が入る。
葉の裏面は紫色で、これが和名の由来でもある。
観葉植物として愛好されているが、花も咲く。
開花時期は12月から3月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、紫色の花を穂状につける。
花冠は漏斗状で、先が5つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Strobilanthes はギリシャ語の「strobilos(球果)+anthos(花)」からきている。球果状の花序といった意味がある。
種小名の dyeriana は植物学者「ダイヤー(M. T. Dyer)さんの」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Strobilanthes dyeriana

★銀色の混じる葉っぱはメタリック
 裏に隠した紫の色

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姫寒葵(ヒメカンアオイ)

ヒメカンアオイ081221c-l.jpg姫寒葵(ヒメカンアオイ)はウマノスズクサ科カンアオイ属の常緑多年草である。
日本固有種である。
本州の東北地方から近畿地方にかけてと四国に分布し、山地の林の中に生える。
草丈は10センチから20センチくらいである。
葉は卵円形ないし腎円形で、長さは4センチから8センチくらいある。
葉の表面には白い斑が入る。
近縁種の寒葵(カンアオイ)よりも葉は丸い。
和名は葉が葵(アオイ)に似ており、常緑であることからきている。
開花時期は11月から3月である。
茎は長く地面にを這い、花は地面に埋もれるように咲く。
葉の下に隠れるように咲くのは、受粉を助け種子を運んでくれるアリのためである。
花径は15ミリくらいで、萼筒の長さも10ミリくらいと小さい。
属名の Asarum はギリシャ語の「asaron(枝を打たぬ)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の takaoi は人名由来と思われるがはっきりしない。
写真は12月に小石川植物園で撮った。
学名:Asarum takaoi

★どこかなと土をつまんでそっとよけ
 探してみよう姫寒葵

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寒葵(カンアオイ)

カンアオイ090426b-l.jpg寒葵(カンアオイ)はウマノスズクサ科カンアオイ属の常緑多年草である。
本州の関東地方から中部地方にかけて分布し、山地の木陰に生える。
別名を関東寒葵(カントウカンアオイ)という。
草丈は10センチくらいである。
茎は短く、地上を這う。
根茎から柄の長い葉が数枚出る。
分厚く、表面に不規則な白斑があり、長さが6センチから10センチ、幅が5センチから7センチのハート形をしている。
開花時期は10月から4月である。
半ば土に埋もれるようにして、筒形で先が3つに裂けた暗い紫色の花をつける。
和名の由来は、冬でも葉が緑色おしており、葉の形が葵(アオイ)に似ていることからきている。
根茎を干したものを生薬の土細辛(どさいしん)といい、鎮痛、鎮静などの薬効がある。
属名の Asarum はギリシャ語の「asaron(枝を打たぬ)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の nipponicum は「日本の」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Asarum nipponicum

★土の中潜り込み咲く寒葵
 渋い色だがシックに見えて

カンアオイ090426a-l.jpg

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デンドロビウム・シライシイ081207a-l.jpg

デンドロビウム・シライシイはラン科セッコク属(デンドロビウム属)の多年草である。
デンドロビウム属は東南アジアやオーストラリアなどに1200種くらい分布する着生種である。
属名の読み方は英語風にデンドロビューム属とするものもある。
日本にも石斛(セッコク)などが分布し、属名の和名をセッコク属という。
本種の原産地はニューギニア島の西部(イリアンジャヤ)である。
標高500メートルから1500メートルの地域に生える着生種である。
草丈は60センチくらいである。
葉は細長い楕円形である。
開花時期は12月から3月である。
花径3センチから5センチくらいである。
の花色は淡い黄緑色で、唇弁には紅紫色の縞が入る。
つくば植物園で新種として発表され、同園に基準標本がある。
属名の Dendrobium はギリシャ語の「dendron(樹)+ bios(着生)」からきている。
種小名の shiraishii は日本のラン愛好家「白石茂さん」の名からきている。埼玉県三郷市でラン園を経営している。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Dendrobium shiraishii

★日本の人が見つけた蘭の花
 咲いた姿はとてもまぶしく

デンドロビウム・シライシイ081207b-l.jpg

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2015/12/28改訂

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パフィオペディルム・アッドゥクツム081207a-l.jpg

パフィオペディルム・アドクツムはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
種小名の読み方はアッドゥクツムやアダクタムとするものもある。
パフィオペディルム属は熱帯アジアを中心に80種くらい分布する地生種ないし半着生種である。
代表種のパフィオペディルム・インシグネ(Paphiopedilum insigne)を和名で常盤蘭(トキワラン)というので、属名の和名をトキワラン属という。
本種の原産地はフィリピンのミンダナオ島である。
標高1300メートルくらいの林の中に生える地生種である。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 3.1, 2004)では絶滅危惧IA類(CR)に指定されている。
草丈は30センチくらいである。
葉は長い楕円形である。
開花時期は11月から2月くらいである。
茎先に数輪の花をつける。
花の色は黄白色と紫色がベースになる。
側花弁は細くて垂れ下がる。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の adductum は「先に立った」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum adductum

★フィリピンで落ち葉の中に咲くという
 花おとなしく見落としそうで

パフィオペディルム・アッドゥクツム081207b-l.jpg

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2015/01/20改訂

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