キンポウゲ科の最近のブログ記事

アネモネ・セントブリジッド

ボタンイチゲ・セントブリジッド090329a-l.jpg

アネモネ・コロナリアはキンポウゲ科イチリンソウ属(アネモネ属)の多年草である。
アネモネ属は北半球に150種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
日本にも固有種である一輪草(イチリンソウ)などが分布するので、属名の和名はイチリンソウ属という。
一般にアネモネの名で流通しているものが、このアネモネ・コロナリアである。
イスラエルなど地中海沿岸地方に自生する野生種を、ヨーロッパで園芸用に改良した。
自生地の一つであるパレスチナから十字軍の土産としてヨーロッパに導入され、15世紀から18世紀にかけてイギリスとオランダで盛んに育種が行われたのだという。
日本へは明治時代に渡来し、俳句の季語ともなっている。
標準和名を花一華(ハナイチゲ)、別名を牡丹一華(ボタンイチゲ)という。
セントブリジッド(St. Brigid)はイギリスで育成された園芸品種のグループである。
英名の一般名はアネモネ・セントブリジッド(Anemone St. Brigid mix)である。
花が半八重になるのが特徴である。
草丈は20センチから30センチくらいである。
根際から生える葉は手のひら状に深く裂ける。
開花時期は3月から4月である。
写真のものは紅色だが、花の色は白、桃色、青紫色など多彩である。
花びらは軟らかくて丸みがある。
ただし、花びらは花弁ではなく萼片である。
咲いて数日で、花びらがばらっとしてしまうのが難点である。
属名の Anemone はギリシャ語の「anemos(風)」からきている。
ギリシャ神話では、女神アフロディーテの涙から生まれた花といわれ、ローマ神話では風の神ユピテルに愛された少女の生まれ変わりだとされる。
種小名の coronaria は「花冠のある」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Anemone coronaria 'Saint Brigid Mix'

★ふくよかに咲いた紅花美しく
 アネモネだとは思えぬほどで

ボタンイチゲ・セントブリジッド090329b-l.jpg

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シロバナミヤマオダマキ080427a-l.jpg

深山苧環(ミヤマオダマキ)キンポウゲ科オダマキ属(アクイレギア属)の多年草である。
アクイレギア属は世界に70種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
日本にも深山苧環(ミヤマオダマキ)などが分布し、属名の和名をオダマキ属という。
深山苧環(ミヤマオダマキ)は北海道から本州の中部地方にかけて分布し、山地帯の草原や礫地に生える。
また、栽培をされる。
海外では、朝鮮半島、サハリンにも分布する。
普通は花弁が白く萼片が青紫色をしているが、稀に両方とも白いものがある。
これを白花深山苧環(シロバナミヤマオダマキ)という。
自然のものもあるが栽培品種もある。
写真のものは栽培品種である。
草丈は20センチくらいである。
根際から生える葉は長さが5センチから15センチくらいである。
手のひらのような形をした小葉3枚1組で一つの葉になっている。
開花時期は平地では4月から6月くらいである。
下向きないし横向きに花をつける。
花径は4センチくらいである。
花弁は5枚あり、後ろの距とつながっている。
外側から巻き込んでいるのは萼片で、やはり5枚ある。
花の中央にはたくさんの雄しべと5本の雌しべがある。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Aquilegia はラテン語の「aquila(鷲)」からきている。曲がった距がワシの距に似ていることから名づけられた。
種小名の flabellata は「扇状の」という意味である。
変種名の pumila は「背が低い」という意味である。
園芸品種名の Alba は「白い」という意味である。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Aquilegia flabellata var. pumila 'Alba'

★稀に咲く白き妖精煌いて
 春の陽浴びるそよ風緑

シロバナミヤマオダマキ080427b-l.jpg

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カナダオダマキ・ナナ070430c-l.jpg

カナダ苧環(カナダオダマキ)キンポウゲ科オダマキ属(アクイレギア属)の多年草である。
アクイレギア・カナデンシスで表示するものもある。
アクイレギア属は世界に70種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
日本にも苧環(オダマキ)などがあり、属名の和名をオダマキ属という。
カナダ苧環(カナダオダマキ)の原産地は北アメリカである。
カナダのノバ・スコシア半島からロッキー山脈以東の合衆国のテキサス州にかけて分布する。
ナナ(Nana)はその園芸品種で、矮性種である。
草丈は15センチから20センチくらいである。
根際から出る葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。
開花時期は4月から6月くらいである。
茎先から数輪の花を下向きにつける。
花びらのように見えるのは萼片である。
萼弁5枚は紅色である。
花弁5枚は黄色である。
雄しべが花弁よりも外に飛び出している。
花弁のつけ根の部分は長く伸びて距となる。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Aquilegia はラテン語の「aquila(鷲)」からきている。曲がった距がワシの距に似ていることから名づけられた。
種小名の canadensis は「カナダの」という意味である。
園芸品種名の Nana は「小さい」という意味である。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Aquilegia canadensis 'Nana'

★三角の屋根は小人の住処かな
 お伽の国にワープしたよう

カナダオダマキ・ナナ070430d-l.jpg

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アカバナセイヨウオキナグサ080427a-l.jpg

西洋翁草(セイヨウオキナグサ)キンポウゲ科オキナグサ属(プルサティラ属)の多年草である。
プルサティラ属は北半球に45種くらいが分布する。
日本にも翁草(オキナグサ)などが分布するので、属名の和名をオキナグサ属という。
西洋翁草(セイヨウオキナグサ)はヨーロッパのイギリスからウクライナにかけて分布し、石灰岩の草地に生える。
また、多くの園芸品種が作出されている。
赤花西洋翁草(アカバナセイヨウオキナグサ)はそうした園芸品種の1つである。
特徴は花の色が赤いことである。
草丈は15センチから30センチくらいである。
根際から生える葉は羽状複葉で長い柄があり、小葉は手のひら状に深く裂ける。
茎につく葉には柄はなく、線形である。
葉や茎には長くて白い毛が密に生える。
開花時期は4月から5月である。
茎先に1つずつ花をつける。
花の色は赤い。
花弁はなく、6枚の萼片が花弁のようにつく。
中にはたくさんの雄しべと雌しべが詰まっている。
葯(雄しべの花粉を入れる袋)の色は黄色である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)で、球状に集まったたくさんの種子がつく。
種子の先の1つ1つに長い花柱が伸びる。
花柱には灰白色の羽毛が密に生える。
「翁草」の由来は、このような実の様子を老人の白髪に見立てたものである。
属名の Pulsatilla はラテン語の「pulso(鳴る)」の縮小形である。花の形を鐘にたとえて名づけられた。
種小名の vulgaris は「普通の」という意味である。
園芸品種名の Rubra は「赤色の」という意味である。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Pulsatilla vulgaris 'Rubra'

★くっきりと咲いた姿は美しく
 園芸品種の面目躍如

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ヤエザキハイキンポウゲ090419a-l.jpg

這い金鳳花(ハイキンポウゲ)キンポウゲ科キンポウゲ属(ラヌンクルス属)の多年草である。
種小名の読み方は園芸的にはラナンキュラスとすることが多い。
ラヌンクルス属は世界に600種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
日本にも金鳳花(キンポウゲ)などが分布し、属名の和名はキンポウゲ属という。
這い金鳳花(ハイキンポウゲ)は北海道から本州の関東地方にかけて分布し、林の中や湿った草地に生える。
海外では、北半球の温帯から亜寒帯にかけて広く分布する。
八重咲き這い金鳳花(ヤエザキハイキンポウゲ)は、ヨーロッパで改良された園芸品種である。
ラナンキュラス・ゴールドコインの名でも流通している。
草丈は20センチから30センチくらいである。
長い匍匐枝を出し、地面を這って広がる。
根際から生える葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。
小葉は2つから3つに深く裂ける。
茎につく葉も3出複葉である。
開花時期は4月から6月である。
花径2センチから3センチくらいの鮮やかな黄色い八重の花をつける。
実は結ばないが匍匐枝で増え、逸出したものが野生化している。
属名の Ranunculus はラテン語の「rana(蛙)」からきている。この属の水生の種が蛙の棲むような所に生えることから名づけられた。
種小名の repens は「匍匐する」という意味である。
園芸品種名の Gold Coin は「金貨」という意味である。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Ranunculus repens 'Gold Coin'

★真ん中が緑がかって綺麗だよ
 小さいけれど華麗に咲いて

ヤエザキハイキンポウゲ090419d-l.jpg

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