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アリウム・グローブマスター

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アリウム・グローブマスターはユリ科ネギ属(アリウム属)の多年草である。
分類体系によっては(APG第3版)ヒガンバナ科とされる。
APG体系でも初期にはネギ科とされていたが、ネギ科は第3版でヒガンバナ科の亜科に移行した。
アリウム属は北半球を中心に800種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
代表種は葱(ネギ)で、属名の和名はネギ属とされる。
なお、園芸的呼び方としてはアリウム属とされることが多い。
本種はオランダで育成された園芸品種である。
アリウム・エラツム(Allium elatum)とアリウム・アフラツネンセ(Allium aflatunense)との種間交雑によって作出された。
巨大なボール状の花序に紫色の花を咲かせる。
花壇での路地植えや鉢植え、切り花、ドライフラワーなどに利用されている。
草丈は80センチから120センチくらいである。
根際から生える葉は披針形(笹の葉のような形)だが開花時には枯れる。
開花時期は5月から6月くらいである。
茎先に球状の散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、小さな紫色の花をたくさんつける。
花序径は10センチから20センチくらいある。
花被片が6枚ある小さな花が集合したものである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Allium はニンニクの古いラテン名で、「alere ないし halium(どちらも「臭う」)」からきている。
園芸品種名の Globemaster は「球体の親方」といったところか。
写真は5月に京都府立植物園で撮った。
学名:Allium 'Globemaster'

★ガーデンに坊主頭が聳え立つ
 息飲むばかり花の絨毯

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フイリホウチャクソウ080427a-l.jpg

宝鐸草(ホウチャクソウ)ユリ科チゴユリ属(ディスポルム属)の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)イヌサフラン科とされる。
ディスポルム属はアジアに20種くらいが分布する。
日本にも稚児百合(チゴユリ)などが分布し、属名の和名をチゴユリ属という。
宝鐸草(ホウチャクソウ)は北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、林の中などの陰地に生える。
海外では、サハリン、朝鮮半島、中国にも分布する。
斑入り宝鐸草(フイリホウチャクソウ)はその園芸品種である。
特徴は、葉に白い斑が入ることである。
草丈は30センチから60センチくらいである。
地下からまっすぐ伸びた茎は上部で枝分かれし、途中に葉が互い違いにつく(互生)。
葉は長い楕円形で、先は尖る。
開花時期は4月から5月である。
茎の上部にいくつかの花柄を出し、その先に長い釣鐘形の花を垂れ下がるようにつける。
茎先に垂れる花も全体が緑がかっている。
花被片は内側と外側に3枚ずつある。
中には雄しべ6本と雌しべがある。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
「宝鐸」というのは、お寺の軒先に下がっている風鈴状のもののことをいう。
若芽には毒があるので注意が必要である。
属名の Disporum はギリシャ語の「dis(二重の)+spora(種子)」からきている。子房の各室に2つの胚珠があることから名づけられた。
種小名の sessile は「柄のない」という意味である。
園芸品種名の Variegatum は「斑入りの」という意味である。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の野草展で撮った。
学名:Disporum sessile 'Variegatum'

★ひっそりと頭(こうべ)を垂れて宝鐸草
 斑入りの葉とて簡素な姿

フイリホウチャクソウ080427b-l.jpg

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ソトフオリヅルラン060402a-l.jpg

折鶴蘭(オリヅルラン)はユリ科オリヅルラン属(クロロフィツム属)の常緑多年草である。
分類体系によっては(APGIII)クサスギカズラ科(キジカクシ科)とされる。
クロロフィツム属はアジア、アフリカ、オーストラリアの熱帯・亜熱帯地域に200種くらいが分布する。
クロロフィツム・コモスムに折鶴蘭(オリヅルラン)の和名があり、属名の和名もオリヅルラン属という。
折鶴蘭(オリヅルラン)の原産地は南アフリカである。
現在では世界各地で野生化している。
また、斑入りのものを中心に観葉植物として広く栽培されている。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
外斑折鶴蘭(ソトフオリヅルラン)はその園芸品種である。
特徴は葉の縁に白い斑が入ることである。
真ん中に白い斑が入るタイプもあり、これは中斑折鶴蘭(ナカフオリヅルラン)と呼ばれる。
草丈は20センチから40センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
葉の色は濃い緑色である。
ランナー(匍匐枝)を出して子株をつける。
この子株の様子を「折鶴」に見立てたのが名の由来である。
開花時期は5月から7月である。
細長い花茎を伸ばして、白い小さな花を疎らにつける。
花被片は6枚である。
花はあまり目立たない。
花の後にできる実は3翼のあるさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
折鶴蘭(オリヅルラン)の花言葉は「祝賀」である。
属名の Chlorophytum はギリシャ語の「chloros(黄緑)+phyton(植物)」からきている。
種小名の comosum は「長い束毛のある」という意味である。
園芸品種名の Variegatum は「斑入りの」という意味である。
写真は4月に箱根の芦之湯フラワーセンターで撮った。
学名:Chlorophytum comosum 'Variegatum'

★折鶴は何処にありと探し出し
 薄暗がりでカメラ構えて

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アリウム・マウントエベレスト140630b-l.jpg

アリウム・マウントエベレストはユリ科ネギ属(アリウム属)の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)ヒガンバナ科とされる。
APG体系でも初期にはネギ科とされていたが、IIIでネギ科はヒガンバナ科の亜科に移行した。
園芸的呼び方としてはアリウム属とされることが多い。
アリウム属は北半球に400種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
代表品種は葱(ネギ)で、属名の和名もネギ属という。
マウントエベレスト(Mt. Everest)は中央アジアからアフガニスタンにかけて分布するアリウム・スティピタツムの園芸品種である。
草丈は80センチから120センチくらいである。
根際から生える葉は、細長い披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は5月から7月くらいである。
葉のない細い茎先に、球状をした大きな散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、白い花をつける。
花序径は10センチから20センチくらいあり巨大である。
花序は花被片が6枚ある小さな花が集合したものである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Allium はニンニクの古いラテン名である。
種小名の stipitatum は「柄のある」という意味である。
園芸品種名の Mt. Everest は「エベレスト山」の意味である。
写真は6月に北海道上川町の大雪森のガーデンで撮った。
学名:Allium stipitatum 'Mt. Everest'

★大輪が広い大地によく似合う
 とても楽しいアリウムの花

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黒竜(コクリュウ)

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大葉蛇の髭(オオバジャノヒゲ)ユリ科ジャノヒゲ属の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)クサスギカズラ科とされる。
日本固有種である。
本州から九州にかけて分布し、低山の森や林の中に生える。
黒竜(コクリュウ)はその園芸品種である。
特徴は葉の色が黒っぽいことである。
英名はブラックモンドグラス(black mondo grass)という。
草丈は20センチから30センチである。
根際から生える葉は線形である。
葉の幅は4ミリから7ミリくらいである。
開花時期は7月から8月である。
花の色は淡い紫色ないし白で、横向きないし下向きに小さな花をつける。
花被片は6枚で、花径は6、7ミリである。
花の後にできる種子は、まるで液果のように見えるが子房の落ちた種子である。
基本種の場合はきれいな青色に熟すが、本種は種子も黒っぽい。
属名の Ophiopogon はギリシャ語の「ophio(蛇)+pogon(髭)」からきている。和名の直訳である。
種小名の planiscapus は「花茎の扁平な」という意味である。
園芸品種名の Nigrescens は「黒っぽい」という意味である。
写真は10月に三島市楽寿園の野草展で撮った。
学名:Ophiopogon planiscapus 'Nigrescens'

★異国でもとても人気があるようだ
 センス際立つ味わい渋く

コクリュウ061022b-l.jpg

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