ティアレラはユキノシタ科ズダヤクシュ属(ティアレラ属)の多年草の総称(属名)である。
ティアレラ属は北アメリカに4種、アジアに1種が分布する。
日本にも喘息薬種(ズダヤクシュ)が分布するので、属名の和名はズダヤクシュ属という。
北アメリカに分布する原種の交配によって多くの園芸品種が生まれており、ティアレラの名で流通している。
草丈は20センチから30センチくらいである。
根際から生える葉は幅の広い卵形で、手のひら状に裂ける。
葉には赤い筋の入るものや黄金色のものなどがある。
開花時期は6月から7月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花弁と萼片が5枚ずつある。
雄しべは10本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Tiarella はラテン語の「tiara(王冠)」の縮小形である。雌しべの形から名づけられた。
写真は6月に北海道上川町の大雪森のガーデンで撮った。
園芸品種のラッカーリーフ('Lacquer Leaf')で、秋には銅葉になる。
学名:Tiarella cv.
★細かくは違っているが見かけから
喘息薬種だとすぐにわかるよ
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