キク科の最近のブログ記事

斑入り蕗(フイリブキ)

フイリブキ060422a-l.jpg

蕗(フキ)はキク科フキ属(ペタシテス属)の多年草である。
ペタシテス属は東アジアやヨーロッパ、北アメリカなどに数種の原種と交配種が分布する。
日本にも蕗(フキ)などが分布し、属名の和名をフキ属という。
斑入り蕗(フイリブキ)はその園芸品種である。
葉を楽しむ観葉植物として栽培される。
草丈は20センチから70センチくらいである。
開花時期は3月から5月である。
雌雄異株である。
花はいわゆる蕗の薹(フキノトウ)である。
雄花は黄色っぽく、雌花は白っぽい。
花の後に、長い柄のある腎心形の大きな葉が生える。
そこにクリーム色の斑が入る。
新葉の季節が特に美しい。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Petasites はギリシャ語の「petasos(つば広の帽子)」からきている。葉が広く大きいことから名づけられた。
種小名の japonicus は「日本の」という意味である。
園芸品種名の Variegatus は「斑入りの」という意味である。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Petasites japonicus 'Variegatus'

★柔らかな葉の色見せて斑入り蕗
 灰汁の強さは身の内に秘め

フイリブキ060422b-l.jpg

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セネシオ・シルキー

セネシオ・シルキー060218a-l.jpg

セネシオ・シルキーはキク科キオン属(セネキオ属)の多年草である。
セネキオ属は世界に1500種から2000種くらい分布する大きな仲間である。
日本にも黄苑(キオン)などが分布し、属名の和名をキオン属という。
園芸的には英語風の読み方でセネシオ属とされることが多い。
本種も交配種なので、慣用的にセネシオと呼ばれている。
つまり、園芸品種名をシルキーというセネシオの仲間といった意味合いである。
ところで、シネラリアないしサイネリア(Cineraria)の名で流通している花がある。
この花は標準的にはペリカリス属に分類され、学名は Pericallis x hybrida という。
これは人為的に作成された交配種であることを示す学名である。
しかし、セネキオ属に分類されることもあり、Senecio cruentus や Senecio x hybridus などの学名もある。
前者はカナリー諸島原産の原種名であり、後者は交配種であることを示す。
したがって、セネシオ・シルキーはもともと交配種であるシネラリアの改良品種の1つであり、流通上の呼び名が異なるだけということである。
草丈は40センチから60センチくらいである。
木立性ですらりと花茎が伸びる。
葉は三角状の卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
茎や葉には灰白色または白色の毛が生える。
開花時期は12月から5月である。
茎先に花径4センチから7センチくらいの花(頭花)をつける。
花の色は赤紫色や青紫色、ピンク、赤、白など多彩である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Senecio はラテン語の「senex(老人)」からきている。灰白色の毛や白い冠毛のあるものが多いことから名づけられた。
種小名の hybridus は「交配種の」という意味である。
写真は2月に神代植物公園で撮った。
学名:Senecio x hybridus 'Silky'(Pericallis x hybrida 'Silky')

★シルキーと素敵な名前もらったよ
 名に負けぬよう綺麗に咲くよ

セネシオ・シルキー060218b-l.jpg

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ドワーフ・アリス

キンセンカ・アリス・オレンジ070120a-l.jpg

唐金盞花(トウキンセンカ)はキク科キンセンカ属(カレンデュラ属)の一年草である。
カレンデュラ属は南ヨーロッパや西アジアなどに15種から20種くらいが分布する。
日本へは江戸時代の初期に渡来したカレンデュラ・アルベンシス(Calendula arvensis)に姫金盞花(ヒメキンセンカ)ないし本金盞花(ホンキンセンカ)の和名がある。
また、江戸時代の末に中国から渡来したカレンデュラ・オフィキナリス(Calendula officinalis)に唐金盞花(トウキンセンカ)の和名がある。
この両者が金盞花(キンセンカ)とも呼ばれており、属名の和名もキンセンカ属という。
前者は小輪・一重咲き、後者は大輪・八重咲きの品種である。
「金盞花」の和名の由来は中国名を日本語読みしたもので、「盞」には盃の意味がある。
花の色と形を「金の盃」にたとえたものである。
英名はポットマリーゴールド(pot marigold)である。
ドワーフ・アリスは唐金盞花(トウキンセンカ)の矮性品種である。
草丈は20センチくらいである。
葉はへら状で柔らかく、互い違いに生える(互生)。
開花時期は2月から4月である。
花の色にはオレンジのものとイエローのものがある。
花径は10センチくらいである。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Calendula はラテン語の「Calendae(毎月の第1日)」からきている。どの月の初めにも咲いているほど花期が長いということから名づけられた。
種小名の officinalis は「薬用の」という意味である。
殺菌作用に優れ、ヨーロッパでは昔から民間薬として利用されていた。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Calendula officinalis 'Dwarf Alice'

★背は低くだけど綺麗に着飾るよ
 もうすぐ春がやって来るから

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サマーメロディ060218a-l.jpg

マーガレットキク科モクシュンギク属の多年草である。
原産地はカナリア諸島である。
カナリア諸島はアフリカ大陸北西岸の大西洋上にあるスペイン領の群島である。
日本へは明治時代に渡来した。
標準和名を木春菊(モクシュンギク)といい、属名の和名もモクシュンギク属という。
これは、枝や茎に木質化する性質があり、若葉が春菊(シュンギク)に似ていることからきた命名である。
ただし、園芸的にはこの名称はほとんど用いられていない。
また、モクシュンギク属はしばしばキク属(Chrysanthemum)に含めて分類される。
サマーメロディはその園芸品種の1つである。
特徴は花の色がピンクで八重咲きをすることである。
初めは濃いピンク色をしているが、花の終わりに近づくと白い色に退色する。
草丈は50センチから150センチくらいである。
葉は羽状に切れ込み、互い違いに生える(互生)。
開花時期は12月から7月くらいである。
花径は5センチくらいである。
属名の Argyranthemum はギリシャ語の「argyros(銀色の)+anthemon(花)」からきている。
種小名の frutescens は「低木状の」という意味である。
写真は2月に神代植物公園で撮った。
学名:Argyranthemum frutescens 'Summer Melody'(syn. Chrysanthemum frutescens 'Summer Melody')

★艶やかなピンクの色がよく似合う
 サマーメロディ乙女の祈り

サマーメロディ060218b-l.jpg

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モネのひまわり

モネノヒマワリ100823a-l.jpg

向日葵(ヒマワリ)キク科ヒマワリ属の一年草である。
原産地は北アメリカである。
モネのひまわりはその園芸品種である。
サカタのタネから販売されている画家シリーズの1つである。
草丈は150センチから180センチくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の色は青緑色である。
開花時期は7月から9月である。
茎先に花径12センチから15センチのレモンイエローの花(頭花)をつける。
花の形が整った八重咲きの品種で、咲き始めの花芯は黄緑色をしている。
花粉が出ないので切り花にも向いている。
属名の Helianthus はギリシャ語の「helios(太陽)+anthos(花)」からきている。頭花の様子や日に向いて開くことなどから名づけられた。
種小名の annuus は「一年生の」という意味である。
写真は8月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Helianthus annuus 'Mone-no-Himawari'

★涼しくてさっぱりとした色がいい
 整い咲くはモネのひまわり

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マティスのひまわり

マティスのひまわり100823a-l.jpg

向日葵(ヒマワリ)キク科ヒマワリ属の一年草である。
原産地は北アメリカである。
マティスのひまわりはその園芸品種である。
サカタのタネから販売されている画家シリーズの1つである。
草丈は150センチから180センチくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の色は青緑色である。
開花時期は7月から9月である。
茎先に花径15センチから20センチの鮮やかな黄色い花(頭花)をたくさんつける。
まるでたなびくたてがみのように花弁が重なって盛り上がる八重咲き品種である。
花粉が出ないので切り花にも向いている。
属名の Helianthus はギリシャ語の「helios(太陽)+anthos(花)」からきている。頭花の様子や日に向いて開くことなどから名づけられた。
種小名の annuus は「一年生の」という意味である。
写真は8月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Helianthus annuus 'Matisse-no-Himawari'

★マティスとは上手い名前をつけたもの
 捻れる花弁ライオンのよう

マティスのひまわり100823b-l.jpg

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ゴッホのひまわり

ゴッホのひまわり100823b-l.jpg

向日葵(ヒマワリ)キク科ヒマワリ属の一年草である。
原産地は北アメリカである。
ゴッホのひまわりはその園芸品種である。
サカタのタネから販売されている画家シリーズの1つである。
草丈は150センチから180センチくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の色は青緑色である。
開花時期は7月から9月である。
茎先に花径15センチから20センチの黄色い花(頭花)をたくさんつける。
一重・半八重・八重咲きと咲き分ける。
花粉が出ないので切り花にも向いている。
属名の Helianthus はギリシャ語の「helios(太陽)+anthos(花)」からきている。頭花の様子や日に向いて開くことなどから名づけられた。
種小名の annuus は「一年生の」という意味である。
写真は8月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Helianthus annuus 'Gogh-no-Himawari'

★面白い結びつきだねこのシリーズ
 向日葵の花画家に好まれ

ゴッホのひまわり100823c-l.jpg

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ココアひまわり

ココアひまわり090928a-l.jpg

向日葵(ヒマワリ)キク科ヒマワリ属の一年草である。
原産地は北アメリカである。
ココアひまわりは同属の園芸品種である。
ココアに似た仄かな香りがして、耐寒性があるのが特徴である。
草丈は150センチから200センチくらいである。
茎はよく枝分かれをする。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の色は青緑色である。
開花時期は8月から9月である。
茎先に一重の黄色い花(頭花)をたくさんつける。
花は同属の菊芋(キクイモ)に似ている。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
なお、花の色がチョコレート色のものも同名で流通している。
属名の Helianthus はギリシャ語の「helios(太陽)+anthos(花)」からきている。頭花の様子や日に向いて開くことなどから名づけられた。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Helianthus cv.

★どのような由来のありやこの向日葵
 菊芋に似た花が咲くけど

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ブラキコメ・マリウスブルー

ブラキカム・マリウスブルー090320c-l.jpg

ブラキコメ・マリウスブルーはキク科ヒメコスモス属(ブラキコメ属)の多年草である。
ブラキコメ属はオーストラリアを中心に70種くらいが分布する。
属名の読み方は園芸的にはブラキカムとされる。
ブラキコメ・イベリディフォリア(Brachycome iberidifolia)に姫コスモス(ヒメコスモス)の和名があり、属名の和名はヒメコスモス属という。
一年草ないし多年草である。
夏の湿気に弱いので日本では栽培しにくいとされている。
マリウスブルーはその園芸品種である。
サイトを見ると、南フランスで改良されたもので夏の暑さに強いという記述もある。
ただし、国外のサイトを見てもその園芸品種名と思われる Marius Blue やそれに類似した名は発見できない。
ここから推測すると、日本だけで流通している名のようである。
草丈は15センチから20センチくらいである。
葉は羽状に細かく切れ込む。
開花時期は4月から11月くらいである。
花径は2センチから3センチで、花(舌状花)の色は紫色である。
真ん中の筒状花は黄色い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Brachycome は「brachys(短い)+come(毛)」からきている。実の冠毛が短いことから名づけられた。
写真は3月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Brachycome spp.

★花壇にもハンギングにも似合ってる
 花期は長いよマリウスブルー

ブラキカム・マリウスブルー090320b-l.jpg

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ホタルフツワブキ131104c-l.jpg

石蕗(ツワブキ)はキク科ツワブキ属の多年草である。
本州の東北地方から沖縄にかけて分布し、海岸の岩場や崖地などに生える。
海外では、台湾、朝鮮半島、中国などにも分布する。
蛍斑石蕗(ホタルフツワブキ)はその園芸品種である。
特徴は葉に斑が入り、蛍がとまっているようにみえることである。
草丈は30センチから50センチくらいである。
根際から生える葉は円心形で、分厚くて艶がある。
開花時期は10月から12月くらいである。
花茎を立てて10輪くらいの黄色の花(頭花)をつける。
花径は4センチから5センチあり、筒状花も舌状花も黄色い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Farfugium はラテン語の「farius(列)+fugus(駆除)」からきている。
種小名の japonicum は「日本の」という意味である。
写真は11月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Farfugium japonicum 'Hotaruhu'

★ウイルスで生まれたそうだこの葉っぱ
 花が咲いたらなおさら綺麗

ホタルフツワブキ131104d-l.jpg

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