2015年6月アーカイブ

ゲラニウム・ビオコボ

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ゲラニウム・ビオコボはフウロソウ科フウロソウ属(ゲラニウム属)の多年草である。
フウロソウ属はユーラシア大陸や北アメリカ大陸などに450種くらいが分布する。
外国産のものや園芸品種などはゲラニウムの名称で呼ばれる。
ゼラニウムとする場合もあるが、この名称はテンジクアオイ属(Pelargonium)にも用いられるのでちょっと紛らわしいことになる。
本種はゲラニウム・カンタブリギエンセの園芸品種である。
ゲラニウム・カンタブリギエンセはゲラニウム・マクロリズム(Geranium macrorrhizum)とゲラニウム・ダルマチクム(Geranium dalmaticum)との交配種である。
草丈は20センチから30センチである。
株は地下茎で広がり、カーペット状になる。
葉は円形で手のひら状に切れ込み、向かい合って生える(対生)。
葉には柑橘系の強い香りがある。
開花時期は5月から7月くらいである。
茎先に1輪から数輪の5弁花を横向きにつける。
花径は3センチくらいで、花の色は白や淡いピンクである。
属名の Geranium はギリシャ語の「geranos(鶴)」からきている。長いくちばしのような果実を鶴のくちばしにたとえたものである。
種小名の cantabrigiense は「(イギリスの)ケンブリッジの」という意味である。
園芸品種名の Biokovo はクロアチアにある山の名である。
写真は6月に北海道上川町の大雪森のガーデンで撮った。
学名:Geranium x cantabrigiense 'Biokovo'

★花びらを頬っぺのように淡く染め
 雨にも負けず大地に育ち

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十和田葦(トワダアシ)

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十和田葦(トワダアシ)はイネ科クサヨシ属(ファラリス属)の多年草である。
ファラリス属は数種が世界に分布する。
日本にも草葦(クサヨシ)が分布し、属名の和名をクサヨシ属という。
本種は草蘆(クサヨシ)の園芸品種である。
鑑賞目的に品種改良されたものである。
草蘆(クサヨシ)は日本各地を始めとして北半球の温帯地方を中心に広く分布する。
本種の草丈は70センチから150センチくらいである。
地下茎を伸ばして広がる。
葉は線形で、白い縦縞斑と淡い紅色を帯びた縦縞斑が入り、トリカラーとなる。
開花時期は5月から7月くらいである。
茎先に円柱状の細い花穂が開く。
属名の Phalaris は草の1種のギリシャ古名からきている。
種小名の arundinacea は「葦に似た」という意味である。
園芸品種名の Tricolor は「3色の」という意味である。
写真は7月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Phalaris arundinacea 'Tricolor'

★細い葉が色とりどりに着飾って
 地面を覆う不思議な姿

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アリウム・マウントエベレスト140630b-l.jpg

アリウム・マウントエベレストはユリ科ネギ属(アリウム属)の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)ヒガンバナ科とされる。
APG体系でも初期にはネギ科とされていたが、IIIでネギ科はヒガンバナ科の亜科に移行した。
園芸的呼び方としてはアリウム属とされることが多い。
アリウム属は北半球に400種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
代表品種は葱(ネギ)で、属名の和名もネギ属という。
マウントエベレスト(Mt. Everest)は中央アジアからアフガニスタンにかけて分布するアリウム・スティピタツムの園芸品種である。
草丈は80センチから120センチくらいである。
根際から生える葉は、細長い披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は5月から7月くらいである。
葉のない細い茎先に、球状をした大きな散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、白い花をつける。
花序径は10センチから20センチくらいあり巨大である。
花序は花被片が6枚ある小さな花が集合したものである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Allium はニンニクの古いラテン名である。
種小名の stipitatum は「柄のある」という意味である。
園芸品種名の Mt. Everest は「エベレスト山」の意味である。
写真は6月に北海道上川町の大雪森のガーデンで撮った。
学名:Allium stipitatum 'Mt. Everest'

★大輪が広い大地によく似合う
 とても楽しいアリウムの花

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グレビレア・カンタベリーゴールド090607a-l.jpg

グレビレア・カンタベリーゴールドはヤマモガシ科ハゴロモノキ属(グレビレア属)の常緑低木である。
グレビレア属はオーストラリア、ニュージーランド、ニューギニアに250種以上が分布する。
同属のグレビレア・ロブスタ(Grevillea robusta)の和名を羽衣の木(ハゴロモノキ)といい、属名の和名をハゴロモノキ属という。
また、園芸品種も多い。
カンタベリーゴールド(Canterbury Gold)はそうした園芸品種の1つである。
ジュニペリナ種(Grevillea juniperina)とビクトリアエ種の変種レプトネウラ(Grevillea victoriae var.leptoneura)との交雑によって作出された園芸品種である。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は春から夏にかけてである。
花弁のように見える総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)から、長い花柱の突きだした花を咲かせる。
総苞の色は濃い黄色である
属名の Grevillea はイギリス人の植物収集家「グレビル(Charles Francis Greville, 1749-1809)さん」の名からきている。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Grevillea 'Canterbury Gold'

★いろいろな姿があるねグレビレア
 黄色い花は花火のようだ

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ソレイユ・ドール

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ソレイユ・ドールはバラ科バラ属の落葉低木である。
オールドローズ(Old Rose:O)のハイブリッド・フェティダ系(Hybrid Foetida:HFt)と呼ばれるものの1つで、一季咲きの中輪である。
ハイブリッド・フェティダ系というのはロサ・フェティダ(Rosa foetida)が交配にかかわっている品種群で、黄バラの祖と言われている。
本種は1900年にフランスの育種家ペルネ・ドウシェ(Joseph Pernet-Ducher, 1859-1928)によって作出された。
樹高は120センチから180センチくらいである。
樹形は半つる性である。
開花時期は5月から6月である。
花は黄橙色の中輪で、カップ咲きの八重である。
花弁数は35枚から40枚、花径は8センチから10センチである。
花の香りは中香で、青リンゴのような香りがある。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
園芸品種名の Soleil d'Or はフランス語で「黄金の太陽」の意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Rosa 'Soleil d'Or'

★なるほどね黄薔薇のもとがここにある
 オールドローズに歩みを学んで

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ラ・ノブレス

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ラ・ノブレスはバラ科バラ属の落葉低木である。
オールドローズ(Old Rose:O)のケンティフォリア系(Centifolia:C)と呼ばれるものの1つで、一季咲きの中輪である。
ケンティフォリア系というのはロサ・ケンティフォリア(Rosa x centifolia)が交配にかかわっている品種群で、ダマスク系と並ぶ香料バラである。
本種は1856年にルクセンブルグのスーペル&ノッティング(Soupert & Notting)社で作出された。
樹高は200センチから250センチくらいである。
樹形はつる性である。
開花時期は5月から6月である。
花はピンクの中輪で、カップ咲きの八重である。
花弁数が多くボリュームがある。
花には強い香りがある。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
園芸品種名の La Noblesse はフランス語で「貴婦人」の意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Rosa 'La Noblesse'

★貴婦人の名にふさわしい気高さで
 オールドローズはカップ咲きして

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プロリフェラ・ド・ルドウテ

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プロリフェラ・ド・ルドウテはバラ科バラ属の落葉低木である。
オールドローズ(Old Rose:O)のケンティフォリア系(Centifolia:C)と呼ばれるものの1つで、一季咲きの中輪である。
ケンティフォリア系というのはロサ・ケンティフォリア(Rosa x centifolia)が交配にかかわっている品種群で、ダマスク系と並ぶ香料バラである。
本種は作者は不祥だが1824年以前にフランスで作出された。
プロリフェラ(Prolifera)には「突起のある」とか「零余子(むかご)で増える」といった意味がある。
ルドウテ(Redoute)は「バラの画家」として知られるベルギーの植物学者(Pierre-Joseph Redoute, 1759-1840)の名からきている。
樹高は200センチから250センチくらいである。
樹形はつる性である。
開花時期は5月から6月である。
花径10センチから11センチくらいのロゼット咲きの八重である。
花の色はピンクである。
花弁数は80枚くらいである。
花には強い香がある。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Rosa 'Prolifera de Redoute'

★いろいろな謂れを秘めて花開く
 オールドローズは歴史そのもの

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