2015年5月アーカイブ

紫玉(シギョク)

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紫玉(シギョク)はバラ科バラ属の落葉低木である。
オールドローズ(Old Rose:O)のガリカ系(Gallica:P)と呼ばれるものの1つで、一季咲きの中輪である。
ガリカ系というのはフランス薔薇(フランスバラ, Rosa gallica)が交配にかかわっている品種群で、花の色が濃い赤い花となり、棘が少ないのが特徴である。
作者は不祥だが19世紀の後半に日本で作出された。
樹高は120センチから180センチくらいである。
樹形は半横張りである。
開花時期は5月である。
花径6センチくらいのポンポン咲きの八重である。
花の色は紅紫色で、咲き進むと青味がかった紅紫色から黒味のある紅紫色へと変化する。
花弁数は100枚から150枚くらいである。
花にはダマスク系の中香がある。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Rosa 'Shigyoku'

★名の通り玉を思わす咲き方に
 日本の技の冴えを感じて

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カミソニア

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カミソニアはアカバナ科カミソニア属の一年草である。
カミソニア属は北アメリカの西海岸などに12種が分布し、海岸の砂地に生える。
マツヨイグサ属(オエノテラ属:Oenothera)の近縁種だが、茎が立ち上がらず這って伸びるところが異なる。
代表種はケイランティフォリア種(Camissonia cheiranthifolia)やミクランタ種(Camissonia micrantha)である。
撮影地のものは園芸用に交配された品種ということで種小名は表示されていなかった。
草丈は15センチから30センチくらいである。
茎は地面を這って横に広がる。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
茎や葉には毛が生えている。
開花時期は4月から6月くらいである。
花径2センチから3センチくらいの黄色い花をたくさんつける。
花弁数は4枚で一日花である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Camissonia はドイツ人の植物学者「カミッソ(Adelbert von Chamisso, 1781-1838)さん」の名からきている。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Camissonia sp.

★華やいだ気分が好きとカミソニア
 黄花揺ら揺ら緑の季節

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ゼフィリーヌ・ドルーアン

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ゼフィリーヌ・ドルーアン(Zephirine Drouhin)はバラ科バラ属の落葉低木である。
1868年にフランスのリヨンのビゾ(Bizot)さんによって作出された園芸品種である。
オールドローズ(Old Rose:O)のブルボン系(Bourbon Rose:B)と呼ばれるものの1つである。
ブルボン系は全体的に大輪・多花性で、甘い芳香があるのが特徴である。
樹高は200センチから300センチくらいである。
樹形はつる性である。
刺はほとんどない。
開花時期は5月である。
丸弁カップ咲きの八重で、花径は6センチから7センチくらいの中輪である。
花の色は濃いローズピンクで、花弁数は20枚くらいである。
花には強い香りがある。
別名をシャルル・ボネ(Charles Bonnet)という。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
品種名の Zephirine Drouhin は園芸愛好家であったゼフィリン・ドルーアンさんの名からきている。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Rosa 'Zephirine Drouhin'

★あれこれと歴史の舞台に顔を出す
 オールドローズは華やかに咲き

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パパ・メイアン

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パパ・メイアン(Papa Meilland)はバラ科バラ属の落葉低木である。
1963年にフランスのアラン・メイアン(Alain Meilland)によって作出された園芸品種である。
ハイブリッドティ系(Hybrid Tea:HT)と呼ばれるものの1つで、四季咲きの大輪である。
黒薔薇と呼ばれる暗い紅色をした薔薇の代表的品種である。
1988年に世界ばら会連合(World Federation of Rose Societies)の殿堂入り品種に選ばれている。
樹高は150センチから180センチくらいである。
樹形は半直立性である。
開花時期は5月から11月である。
半剣弁高芯咲きの八重で、花の色はビロードのような暗い紅色である。
花弁数は25枚から30枚くらいで、花径は15センチくらいである。
花にはダマスク系の強い香りがある。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
園芸品種名の Papa Meilland は作出者の祖父にあたる「アントワーヌ・メイアン(Antoine Meilland, 1884-1971)」の愛称である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Rosa 'Papa Meilland'

★滑らかな生地と香りに歩み止め
 二人味わう至福の時間

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ロサ・ダマスケナ

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ロサ・ダマスケナはバラ科バラ属の常緑低木である。
古い時代に西アジアで作出された交配品種で、主に香水の原料として栽培されてきた。
英名はダマスクローズ(Damask rose)という。
ヨーロッパには、十字軍の遠征などで持ち込まれたものが多い。
1867年以前からあるバラをオールドローズというが、その中でダマスク系(Damask:D)と呼ばれるグループの基本種となっている。
ロサ・ガリカ(Rosa gallica)、ロサ・モスカタ(Rosa moschata)、ロサ・フェドチェンコアナ(Rosa fedtschenkoana)の3原種が関係していることがわかっている。
樹高は150センチから200センチくらいである。
樹形は木立性である。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
楕円形の小葉5枚で1組の葉となるが、稀に7枚のこともある。
小葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
枝には鉤型の刺と剛毛が多い。
開花時期は5月である。
花の色は明るいピンクで、半八重から八重の平咲きの中輪である。
花径は8センチくらいである。
花には濃厚なダマスクの香りがある。
花言葉は「美しい姿」である。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
種小名の damascena は「(トルコの)ダマスカスの」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Rosa x damascena

★突然に出てきた名前が十字軍
 彼方の歴史身近に触れて

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モミジバセイヨウニワトコ100605a-l.jpg

紅葉葉西洋接骨木(モミジバセイヨウニワトコ)はスイカズラ科ニワトコ属(サンブクス属)の落葉低木である。
分類体系によっては(APGIII)レンプクソウ科とされる。
サンブクス属は北半球の温帯から熱帯にかけて25種くらいが分布する。
日本にも接骨木(ニワトコ)などが分布し、属名の和名をニワトコ属という。
本種は西洋接骨木(セイヨウニワトコ)の栽培品種で、作物として栽培される。
基本種は北アフリカ、ヨーロッパから南西アジアにかけて分布する。
樹高は2メートルから6メートルくらいである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、向かい合って生える(対生)。
小葉には切れ込みがあり、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は3月から6月くらいである。
葉の脇に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、淡いクリーム色を帯びた白い小さな花をたくさんつける。
花冠は5つに裂けて反り返り、よい香りがする。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、黒紫色に熟する。
実はジャムやソースに、花は料理の香りづけに用いられる。
また、葉や花はハーブや薬用として用いられる。
花言葉は「熱中」である。
属名の Sambucus はギリシャ語の「sambuce(古代の楽器)」からきている。茎を林立した様子がこの楽器に似ていることから名づけられた。
種小名の nigra は「黒い」という意味である。
園芸品種名の Laciniata は「細く分裂した」という意味である。

写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Sambucus nigra 'Laciniata'

★あれこれは葉っぱの形変わってる
 香りがいいねエルダーの花

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ヤエザキハイキンポウゲ090419a-l.jpg

這い金鳳花(ハイキンポウゲ)キンポウゲ科キンポウゲ属(ラヌンクルス属)の多年草である。
種小名の読み方は園芸的にはラナンキュラスとすることが多い。
ラヌンクルス属は世界に600種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
日本にも金鳳花(キンポウゲ)などが分布し、属名の和名はキンポウゲ属という。
這い金鳳花(ハイキンポウゲ)は北海道から本州の関東地方にかけて分布し、林の中や湿った草地に生える。
海外では、北半球の温帯から亜寒帯にかけて広く分布する。
八重咲き這い金鳳花(ヤエザキハイキンポウゲ)は、ヨーロッパで改良された園芸品種である。
ラナンキュラス・ゴールドコインの名でも流通している。
草丈は20センチから30センチくらいである。
長い匍匐枝を出し、地面を這って広がる。
根際から生える葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。
小葉は2つから3つに深く裂ける。
茎につく葉も3出複葉である。
開花時期は4月から6月である。
花径2センチから3センチくらいの鮮やかな黄色い八重の花をつける。
実は結ばないが匍匐枝で増え、逸出したものが野生化している。
属名の Ranunculus はラテン語の「rana(蛙)」からきている。この属の水生の種が蛙の棲むような所に生えることから名づけられた。
種小名の repens は「匍匐する」という意味である。
園芸品種名の Gold Coin は「金貨」という意味である。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Ranunculus repens 'Gold Coin'

★真ん中が緑がかって綺麗だよ
 小さいけれど華麗に咲いて

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虎の尾(トラノオ)

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虎の尾(トラノオ)はバラ科サクラ属の落葉低木である。
サトザクラの仲間の1つである。
撮影地(北海道松前町の桜見本園)だけに保存されている。
名の由来は、花の固まりが枝に点々とつく様子を虎の尾の斑紋に見立てたものである。
「花壇網目」という1681年発刊の園芸書に記載がある。
樹高は4メートルから5メートルである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月の中旬である。
花は白い一重咲きの大輪である。
花径は45ミリから50ミリである。
花弁数は5枚から7枚で、花弁には縦方向の皺が多い。
花はよい香りがする。
属名の Prunus はラテン語の「plum(スモモ)」からきている。
種小名の lannesiana はフランス人の園芸家「ランヌ(Lannes)さんの」という意味である。
園芸品種名の Caudata は「尾のある」という意味である。
写真は5月に北海道松前町の桜見本園で撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Caudata'

★一重だが花は大きく香りよし
 北の大地に歴史刻んで

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芝山(シバヤマ)

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芝山(シバヤマ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
サトザクラの仲間の1つで、もともとは奈良公園に植えられていた。
日本を訪れたイギリス人の植物学者ウィルソン (Ernest Henry Wilson, 1876-1930)さんがこれを見つけ、1916年に紹介した。
江戸時代にサトザクラの1種と豆桜(マメザクラ)を交配させて作出されたのではないかと推測されている。
樹高は5メートルから10メートルである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には欠刻状で外向きの重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は4月の中旬から下旬である。
花は白い一重咲きの大輪(花径35ミリから55ミリ)である。
花弁数は5枚である。
花弁は丸く、しわ状のうねりがある。
咲き進むと花冠の真ん中が赤味を帯びる。
花柄は長く、大形の苞がつく。
萼筒は太く短い筒状で、5枚の萼片は短く、縁にぎざぎざ(鋸歯)が少しある。
属名の Prunus はラテン語の「plum(スモモ)」からきている。
種小名の lannesiana はフランス人の園芸家「ランヌ(Lannes)さんの」という意味である。
園芸品種名の Fasciculata は「束になった」という意味である。
写真は5月に北海道松前町の桜見本園で撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Shibayama'

★豆桜思わすような姿だが
 大きな花の見栄えよろしく

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ゴザノマニオイ140510a-l.jpg

御座の間匂(ゴザノマニオイ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
サトザクラの仲間の1つである。
かつて桜の名所であった荒川堤由来の桜の1つである。
駿河台匂(スルガダイニオイ)や滝匂(タキニオイ)の近縁で、よい香りのする品種である。
樹高は5メートルから10メートルである。
樹形は盃状である。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月の中旬である。
花の色は白く、一重咲きないし半八重咲きの大輪で、旗弁(きべん:雄しべが花弁のように変化したもの)がある。
花弁数は5枚から10枚である。
萼筒は鐘状である。
属名の Prunus はラテン語の「plum(スモモ)」からきている。
種小名の lannesiana はフランス人の園芸家「ランヌ(Lannes)さんの」という意味である。
園芸品種名の Fasciculata は「束になった」という意味である。
写真は5月に北海道松前町の桜見本園で撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Gozanomanioi'

★ぽつぽつと交じるピンクが目を引くね
 由来が知りたい御座の間匂

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糸括(イトククリ)

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糸括(イトククリ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
サトザクラの仲間の1つである。
かつて桜の名所であった荒川堤由来の桜の1つである。
名の由来は、花が糸で括ったように束になって下向きに咲くことからきている。
樹高は5メートルから10メートルである。
樹形は盃状である。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月の下旬から5月の上旬である。
花は淡い紅色をした八重咲きの大輪で、3、4輪が垂れ下がって咲く。
花弁数は15枚から20枚である。
花弁は外側の色が濃く、真ん中は白い。
萼筒は鐘状、5枚の萼片は長い三角形で縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
花には仄かな香りがある。
属名の Prunus はラテン語の「plum(スモモ)」からきている。
種小名の lannesiana はフランス人の園芸家「ランヌ(Lannes)さんの」という意味である。
園芸品種名の Fasciculata は「束になった」という意味である。
写真は5月に北海道松前町の桜見本園で撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Fasciculata'

★垂れ下がる花の姿が美しく
 いろんな桜に生まれ変わって

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新珠(アラタマ)

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新珠(アラタマ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
サトザクラの仲間の1つである。
別名を松前新珠(マツマエアラタマ)という。
1967年に北海道の松前町で浅利政俊(あさり・まさとし, 1931-)さんによって作出された。
牡丹桜(ボタンザクラ)とサトザクラの1種を交配し選抜された品種である。
樹高は5メートルから10メートルである。
樹形は傘状である。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は5月の上旬から中旬である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花は紅色をした八重咲きの大輪で、長く垂れ下がって咲く。
花弁数は25枚から30枚である。
花弁の色はほぼ均等で、規則的に折り重なって咲く。
萼筒は漏斗状である。
結実はしない。
属名の Prunus はラテン語の「plum(スモモ)」からきている。
種小名の lannesiana はフランス人の園芸家「ランヌ(Lannes)さんの」という意味である。
写真は5月に北海道松前町の桜見本園で撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Aratama'

★名にし負う牡丹桜の美しさ
 引継ぎつつも紅を濃くして

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白絹(シラギヌ)

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白絹(シラギヌ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
サトザクラの仲間の1つである。
別名を松前白絹(マツマエシラギヌ)という。
1963年に北海道の松前町で浅利政俊(あさり・まさとし, 1931-)さんによって作出された。
糸括(イトククリ)と虎の尾(トラノオ)の実生(みしょう:接ぎ木ではなく苗から育てること)から選抜した品種である。
樹高は5メートルから10メートルである。
樹形は傘状である。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月の上旬から中旬である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花は淡い紅色をした八重咲きの大輪で、垂れ下がって咲く。
花弁数は12枚から18枚である。
花つきがよく、花の重さで枝がたわむこともあるという。
萼筒は鐘形、5枚の萼片は披針形(笹の葉のような形)である。
属名の Prunus はラテン語の「plum(スモモ)」からきている。
種小名の lannesiana はフランス人の園芸家「ランヌ(Lannes)さんの」という意味である。
写真は5月に北海道松前町の桜見本園で撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Matsumae-shiraginu'

★垂れ下がる薄紅の花の美しさ
 際立たせたる紅の萼片

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大琉球(オオリュウキュウ)

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大琉球(オオリュウキュウ)はツツジ科ツツジ属の常緑低木である。
ツツジ属は世界に1000種以上が分布し、また多くの園芸品種がある。
大琉球(オオリュウキュウ)はリュウキュウ系と呼ばれる園芸品種群の1つである。
江戸時代から栽培されており、岸躑躅(キシツツジ)黐躑躅(モチツツジ)の交雑種とする説が有力である。
和名の由来は、琉球を経由して広まったことからきている。
このうち黐躑躅(モチツツジ)の性質の強いものをオオリュウキュウ系、岸躑躅(キシツツジ)の性質の強いものをシロリュウキュウ系として大別する。
樹高は1メートルから2メートルである。
枝は太くて枝分かれは粗い。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月から5月である。
白地や淡い紫地に濃い紅色の斑点が入る関寺(セキデラ)や白地に淡い紫色の絞りが入る峰の松風(ミネノマツカゼ)などの品種がある。
雄しべの数は7本から10本くらいである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の mucronatum は「微凸頭の」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron x mucronatum 'Oryukyu'(syn. Rhododendron x hortense 'Oryukyu')

★大輪を株いっぱいにつけて咲く
 大琉球は豪華な姿

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