2015年4月アーカイブ

オウシュウサトザクラ130423a-l.jpg

奥州里桜(オウシュウサトザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
サトザクラの仲間の1つで、大山桜(オオヤマザクラ)とサトザクラの1種との交雑種と考えられている。
岩手県盛岡市周辺に多く、この名がつけられている。
特に原敬記念館にあるものは戴き桜(イタダキザクラ)と呼ばれている。
南部藩の殿様が原敬の父に賜ったものというのが由来という。
樹高は5メートルから10メートルである。
枝は斜上をする。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は4月の中旬から下旬である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
花は淡い紅色をした半八重咲きの大輪である。
花弁数は10枚から15枚である。
花はしっかりと横に開き、花弁の先の色が濃い。
花弁は丸く、花柄があまりないなど大山桜(オオヤマザクラ)の特徴が見て取れる。
属名の Prunus はラテン語の「plum(スモモ)」からきている。
種小名の sargentii はアメリカ人の植物学者「サージェント(Charles Sprague Sargent, 1841-1927)さんの」という意味である。
種小名の lannesiana はフランス人の園芸家「ランヌ(Lannes)さんの」という意味である。
写真は4月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Prunus sargentii x Prunus lannesiana(syn. Prunus lannesiana 'Oshu-satozakura')

★つけられた名前の由来面白く
 興味ひかれる北国の花

オウシュウサトザクラ130423b-l.jpg

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プリムラ・ヒルスタ・アスキバル090426a-l.jpg

プリムラ・ヒルスタサクラソウ科サクラソウ属(プリムラ属)の多年草である。
プリムラ属は北半球の温帯や寒帯に500種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
日本にも桜草(サクラソウ)などが分布するので、属名の和名をサクラソウ属という。
プリムラ・ヒルスタの原産地はヨーロッパである。
アルプス山脈とピレネー山脈に分布し、標高2200メートルから3600メートルの砂礫地に生える。
アスキバル(Askival)はその園芸品種で、イギリスで育成された選抜種である。
草丈は5センチから10センチくらいである。
根際から生える葉は卵形で、ロゼット状となる。
葉の質は多肉質である。
開花時期は3月から4月である。
茎先に2輪から3輪の紅紫色の花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。同属の黄花の九輪桜(キバナノクリンザクラ)が早春に他の花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の hirsuta は「粗い毛のある」という意味である。
園芸品種名の Askival はスコットランドにある山の名からきている。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Primula hirsuta 'Askival'

★選抜し磨きぬかれた花の色
 燃えるピンクの炎のように

プリムラ・ヒルスタ・アスキバル090426b-l.jpg

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楊貴妃(ヨウキヒ)

ヨウキヒ130423a-l.jpg

楊貴妃(ヨウキヒ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
サトザクラの仲間の1つである。
かつて桜の名所であった荒川堤由来の桜の1つである。
古くは奈良にあった桜で、江戸時代の資料にもその名がある。
興福寺の僧玄宗が愛した桜ということから中国の楊貴妃を連想して名づけられたという。
樹高は5メートルから10メートルである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は4月の中旬から下旬である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
蕾は濃い桃色である。
開花すると淡い紅色をした八重咲きの大輪となり、花径は40ミリから45ミリくらいである。
花弁の先には濃い桃色が残る。
花弁数は15枚から20枚である。
5枚の萼片は三角形、萼筒は漏斗形である。
花の後にできる実は直径1センチくらいの核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、黒紫色に熟する。
属名の Prunus はラテン語の「plum(スモモ)」からきている。
種小名の lannesiana はフランス人の園芸家「ランヌ(Lannes)さんの」という意味である。
園芸品種名の Mollis は「軟毛のある」という意味である。
写真は4月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Mollis'

★桜にも楊貴妃名乗る花がある
 美女が似合うね爛漫の春

ヨウキヒ130423b-l.jpg

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プリムラ・プベスケンス・ギガンティア090426a-l.jpg

プリムラ・プベスケンスはサクラソウ科サクラソウ属(プリムラ属)の多年草である。
プリムラ属は北半球の温帯や寒帯に500種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
日本にも桜草(サクラソウ)などが分布するので、属名の和名をサクラソウ属という。
プリムラ・プベスケンスはヨーロッパのアルプス山脈などに分布するプリムラ・アウリクラ(Primula auricula)とプリムラ・ヒルスタ(Primula hirsuta)との交雑種である。
野生種は高山に自生するが、栽培されることは稀である。
草丈は10センチくらいである。
根際から生える葉はロゼット状となる。
葉は粉白色を帯びる。
開花時期は3月から4月である。
茎先に散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、漏斗状で花冠が5つに裂ける花をつける。
花の色は白や黄色、ピンク、紅紫色、黄褐色などのものがある。
また、数百年前から人工交配が盛んに行われ、多くの園芸品種が生まれている。
ギガンティア(Gigantea)もその1つである。
花の色は紅紫色、喉は黄色で、びっしりと花をつける。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。同属の黄花の九輪桜(キバナノクリンザクラ)が早春に他の花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の pubescens は「細い軟毛のある」という意味である。
園芸品種名の Gigantea は「巨大な」という意味である。
写真は4月につくば植物園のサクラソウ展で撮った。
学名:Primula x pubescens 'Gigantea'

★華やかな姿いかにも園芸種
 これもプリムラ見慣れた風情

プリムラ・プベスケンス・ギガンティア090426b-l.jpg

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渦桜(ウズザクラ)

ウズザクラ130423a-l.jpg

渦桜(ウズザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
サトザクラの仲間の1つである。
かつて桜の名所であった荒川堤由来の桜の1つである。
1916年に三好学(みよし・まなぶ, 1862-1939)さんによって発表された。
花弁には皺があって渦を巻くように見えるというのが名の由来である。
樹高は5メートルから10メートルである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は4月の中旬から下旬である。
花は淡い紅色をした八重咲きの大輪で、垂れ下がって咲く。
花弁数は20枚から30枚である。
5枚の萼片は卵状の三角形で脈が目立ち、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
属名の Prunus はラテン語の「plum(スモモ)」からきている。
種小名の lannesiana はフランス人の園芸家「ランヌ(Lannes)さんの」という意味である。
園芸品種名の Spiralis は「螺旋状の」という意味である。
写真は4月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Spiralis'

★渦の名にどんな花かと目をやるが
 強い個性は感じ取れずに

ウズザクラ130423b-l.jpg

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スマウラフゲンゾウ130423a-l.jpg

普賢象(フゲンゾウ)バラ科サクラ属の落葉高木である。
サトザクラの仲間の1つである。
須磨浦普賢象(スマウラフゲンゾウ)はその枝変りの品種である。
1990年に神戸市の須磨浦公園で発見された。
特徴は花の色が黄色いことである。
欝金(ウコン)御衣黄(ギョイコウ)よりも黄色みが強く、花弁数も多い。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
葉や葉の柄には毛は生えない。
開花時期は4月の中旬から下旬である。
花径が4、5センチある八重咲きの大輪で、花弁数は30枚から50枚くらいある。
葉化した2本の雌しべを突き出しているのが特徴である。
名の由来は、それを普賢菩薩の乗る象の牙に見立てたものである。
散りぎわになると花芯が赤味を帯びる特徴も引き継いでいる。
結実はしない。
属名の Prunus はラテン語の「plum(スモモ)」からきている。
種小名の lannesiana はフランス人の園芸家「ランヌ(Lannes)さんの」という意味である。
写真は4月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Sumaura-fugenzo'

★息を飲み見上げる花は揺れ動き
 胸の鼓動の伝わるごとく

スマウラフゲンゾウ130423b-l.jpg

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仙台吉野(センダイヨシノ)

センダイヨシノ130423a-l.jpg

仙台吉野(センダイヨシノ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
八重紅枝垂れ(ヤエベニシダレ)染井吉野(ソメイヨシノ)の交配種である。
植物学者の坂庭清一郎(さかば・せいいちろう)さんが、勤務していた宮城県師範学校の校庭で1900年に育成に成功した。
原木は東北大学植物園の園地である青葉山に残されている。
桜の系統としてはエドヒガン群に属する。
江戸彼岸(エドヒガン)のうちで枝垂れ性のものが枝垂れ桜(シダレザクラ)、そのうちで紅色の強いものが紅枝垂れ(ベニシダレ)、さらに八重咲きをするものが八重紅枝垂れ (ヤエベニシダレ)である。
古くは仙台の伊達家にあったものが知られる。
樹高は5メートルから10メートルである。
樹形は傘状である。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月の中旬から下旬である。
花は淡い紅色をした八重咲きの中輪(花径25ミリから35ミリ)である。
花弁数は10枚から20枚である。
花の真ん中は赤くて花弁が不規則に捩れ、花弁の先は細かく切れ込む。
萼筒は大きな鐘状壺形である。
萼片にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の sakabai は日本の植物学者「坂庭清一郎(さかば・せいいちろう)さんの」という意味である。
写真は4月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Prunus x sakabai 'Sakabai' (syn. Prunus x yedoensis 'Sakabai')

★伊達の名にポンと膝打つここにもか
 桜の広がり縦に横にと

センダイヨシノ130423b-l.jpg

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プリムラ・プベスケンス・スターダスト090426a-l.jpg

プリムラ・プベスケンスはサクラソウ科サクラソウ属(プリムラ属)の多年草である。
プリムラ属は北半球の温帯や寒帯に500種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
日本にも桜草(サクラソウ)などが分布するので、属名の和名をサクラソウ属という。
プリムラ・プベスケンスはヨーロッパのアルプス山脈などに分布するプリムラ・アウリクラ(Primula auricula)とプリムラ・ヒルスタ(Primula hirsuta)との交雑種である。
野生種は高山に自生するが、栽培されることは稀である。
草丈は10センチくらいである。
根際から生える葉はロゼット状となる。
葉は粉白色を帯びる。
開花時期は3月から4月である。
茎先に散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、漏斗状で花冠が5つに裂ける花をつける。
花の色は白や黄色、ピンク、紅紫色、黄褐色などのものがある。
また、数百年前から人工交配が盛んに行われ、多くの園芸品種が生まれている。
スターダスト(Stardust)もその1つである。
花の色は艶のある濃い紅紫色で喉の部分は黄色く、花弁に黄色い粉を吹いたようになる。
札幌にある山野草圃場アルムのオリジナル選抜品種である。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。同属の黄花の九輪桜(キバナノクリンザクラ)が早春に他の花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の pubescens は「細い軟毛のある」という意味である。
園芸品種名の Stardust は「星屑」の意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Primula x pubescens 'Stardust'

★名の通りスターダストを思わせる
 花の風情を驚き眺め

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プリムラ・プベスケンス・ジュリーウォーカー090426a-l.jpg

プリムラ・プベスケンスはサクラソウ科サクラソウ属(プリムラ属)の多年草である。
プリムラ属は北半球の温帯や寒帯に500種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
日本にも桜草(サクラソウ)などが分布するので、属名の和名をサクラソウ属という。
プリムラ・プベスケンスはヨーロッパのアルプス山脈などに分布するプリムラ・アウリクラ(Primula auricula)とプリムラ・ヒルスタ(Primula hirsuta)との交雑種である。
野生種は高山に自生するが、栽培されることは稀である。
草丈は10センチくらいである。
根際から生える葉はロゼット状となる。
葉は粉白色を帯びる。
開花時期は3月から4月である。
茎先に散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、漏斗状で花冠が5つに裂ける花をつける。
花の色は白や黄色、ピンク、紅紫色、黄褐色などのものがある。
また、数百年前から人工交配が盛んに行われ、多くの園芸品種が生まれている。
ジュリーウォーカー(Julie Walker)もその1つである。
花の色は鮮やかな濃いピンクで、喉の部分が白い。
野生種の雰囲気に近い。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。同属の黄花の九輪桜(キバナノクリンザクラ)が早春に他の花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の pubescens は「細い軟毛のある」という意味である。
園芸品種名の Julie Walker は人名由来のようである。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Primula x pubescens 'Julie Walker'

★すっきりと自然の姿残し咲く
 風情またよしジュリーウォーカー

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シュゼンジザクラ150404a-l.jpg

修善寺桜(シュゼンジザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
国立遺伝学研究所の竹中要博士によって染井吉野(ソメイヨシノ)の起源を研究するする過程で生まれた桜である。
小石川植物園にあった江戸彼岸(エドヒガン)から採取した種子を育成し、1957年に名づけられた。
染井吉野(ソメイヨシノ)は、大島桜(オオシマザクラ)と江戸彼岸(エドヒガン)の自然交配によって生まれたと考えられている。
その実験の過程で誕生したのがこの桜で、国立遺伝学研究所に保存されている。
原木は大島桜(オオシマザクラ)が交雑したものと考えられている。
樹高は5メートルから15メートルくらいである。
樹形は小形で、枝は細く、やや垂れ下がる。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には芒(のぎ:イネなどの小穂に見られる針のような棘)状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
これは大島桜(オオシマザクラ)の影響と考えられる。
開花時期は4月の上旬から中旬である。
花は花径25ミリから35ミリの中輪で、一重咲きである。
花弁数は5枚で、花びらの形は楕円形である。
花の色は白い。
萼筒に毛があり、ややくびれがある点から江戸彼岸(エドヒガン)の特徴であるが、筒状であるのは大島桜(オオシマザクラ)の影響であり、分類については今後の課題とされている。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の pendula は「下垂の」という意味である。
写真は4月に三島市の国立遺伝学研究所で撮った。
学名:Prunus x pendula 'Syuzenzi-zakura'(syn. Prunus x yedoensis 'Syuzenzi-zakura')

★修善寺の名前はどこからきたのかな
 染井彼岸とどうして違うの

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プリムラ・プベスケンス・アップルブロッサム090426a-l.jpg

プリムラ・プベスケンスはサクラソウ科サクラソウ属(プリムラ属)の多年草である。
プリムラ属は北半球の温帯や寒帯に500種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
日本にも桜草(サクラソウ)などが分布するので、属名の和名をサクラソウ属という。
プリムラ・プベスケンスはヨーロッパのアルプス山脈などに分布するプリムラ・アウリクラ(Primula auricula)とプリムラ・ヒルスタ(Primula hirsuta)との交雑種である。
野生種は高山に自生するが、栽培されることは稀である。
草丈は10センチくらいである。
根際から生える葉はロゼット状となる。
葉は粉白色を帯びる。
開花時期は3月から4月である。
茎先に散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、漏斗状で花冠が5つに裂ける花をつける。
花の色は白や黄色、ピンク、紅紫色、黄褐色などのものがある。
また、数百年前から人工交配が盛んに行われ、多くの園芸品種が生まれている。
アップルブロッサム(Apple Blossom)もその1つである。
花の色は淡い藤色である。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。同属の黄花の九輪桜(キバナノクリンザクラ)が早春に他の花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の pubescens は「細い軟毛のある」という意味である。
園芸品種名の Apple Blossom は「リンゴの花」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Primula x pubescens 'Apple Blossom'

★切なげに咲いた姿がまたよきと
 風情もたらす人知の工夫

プリムラ・プベスケンス・アップルブロッサム090426b-l.jpg

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染井彼岸(ソメイヒガン)

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染井彼岸(ソメイヒガン)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
国立遺伝学研究所の竹中要博士によって染井吉野(ソメイヨシノ)の起源を研究するする過程で生まれた桜である。
小石川植物園にあった江戸彼岸(エドヒガン)の実生(みしょう:接ぎ木ではなく苗から育てること)から1957年に育成された。
染井吉野(ソメイヨシノ)は、大島桜(オオシマザクラ)と江戸彼岸(エドヒガン)の自然交配によって生まれたと考えられている。
その実験の過程で誕生したのがこの桜で、国立遺伝学研究所に保存されている。
原木は大島桜(オオシマザクラ)が交雑したものと考えられている。
樹高は5メートルから15メートルくらいである。
樹形は原木と異なり箒状になって、枝はあまり広がらない。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は3月下旬から4月上旬である。
花は花径15ミリから35ミリの小輪ないし中輪で、一重咲きである。
花弁数は5枚で、花びらの形は楕円形である。
花の色は淡い紅色である。
萼筒が筒状である点から大島桜(オオシマザクラ)の影響が見て取れるが、分類については今後の課題とされている。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の pendula は「下垂の」という意味である。
写真は4月に三島市の国立遺伝学研究所で撮った。
学名:Prunus x pendula 'Somei-higan'(syn. Prunus x yedoensis 'Somei-higan')

★名だけでは分類できないむずかしさ
 桜の世界は奥が深くて

ソメイヒガン150404b-l.jpg

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咲耶姫(サクヤヒメ)

サクヤヒメ150404a-l.jpg

咲耶姫(サクヤヒメ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
国立遺伝学研究所の竹中要博士によって染井吉野(ソメイヨシノ)の起源を研究するする過程で、大島町の大島公園にあった染井吉野(ソメイヨシノ)の実生(みしょう:接ぎ木ではなく苗から育てること)から生まれた。
染井吉野(ソメイヨシノ)は、大島桜(オオシマザクラ)江戸彼岸(エドヒガン)の自然交配によって生まれたと考えられている。
その実験の過程で誕生したのがこの桜である。
葉は大島桜(オオシマザクラ)に近く、花は半八重咲きをするのが特徴である。
樹高は5メートルから15メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
葉の裏表や葉の柄に毛が生えない。
開花時期は3月下旬から4月中旬である。
葉の展開とほぼ同時に花を咲かせる。
花は花径25ミリから35ミリの中輪で、半八重咲きである。
花弁数は5枚から15枚で旗弁(きべん:雄しべが花弁のように変化したもの)がある。
花びらの形は楕円形から円形である。
花の色は白ないし白に近い淡い紅色である。
咲き進むにつれて花の真ん中が赤味を帯びる。
花の名は日本神話に登場する女神の名の木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)からきている。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の yedoensis は「江戸の」という意味である。
写真は4月に三島市の国立遺伝学研究所で撮った。
学名:Prunus x yedoensis 'Sakuyahime'

★半八重の花の姿は品がよく
 よい名つけたと頷きながら

サクヤヒメ150404b-l.jpg

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プリムラ・キューエンシス

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プリムラ・キューエンシスはサクラソウ科サクラソウ属(プリムラ属)の多年草である。
プリムラ属は北半球の温帯や寒帯に500種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
日本にも桜草(サクラソウ)などが分布するので、属名の和名をサクラソウ属という。
本種はイギリスのキュー王立植物園で1898年に生まれた園芸品種である。
交配親はプリムラ・フロリブンダ(Primula floribunda)とプリムラ・ベルティキラータ(Primula verticillata)である。
前者はヒマラヤ原産、後者はイエメン原産ということで、自然界ではありえない組み合わせである。
草丈は15センチくらいである。
葉は楕円形で、粉白色を帯びる。
開花時期は3月から4月である。
花径1センチくらいの鮮やかな黄色い花を輪生状に数段つける。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。プリムラ・ベリスが早春に他の花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の kewensis は「(イギリスの)キュー王立植物園の」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Primula x kewensis

★キューの名を冠せられたるプリムラは
 緑葉従え黄金に輝き

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太陽(タイヨウ)

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西洋石楠花(セイヨウシャクナゲ)はツツジ科ツツジ属の常緑低木である。
中国やヒマラヤ原産の野生種を用いてヨーロッパやアメリカで品種改良された園芸品種の総称である。
その数は数百に及ぶ。
太陽(タイヨウ)はそうした園芸品種の1つで、日本の和田弘一郎さんによって作出された。
特徴はずば抜けた耐暑性があることで、街路樹や公園樹として人気がある。
樹高は2メートルから4メートルくらいである。
葉は細長い楕円形で、枝先に集まって互い違いに生える(互生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は4月から5月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径5センチから6センチの真っ赤な花をたくさんつける。
交配親にロードデンドロン・ポンティクム(Rhododendron ponticum)という暖地に分布する品種を用いている。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の hybridum は「交配種の」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Rhododendron x hybridum 'Taiyo'

★豪快な花の姿に驚くね
 太陽の花よく見かけるよ

タイヨウ090426b-l.jpg

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ハヤザキオオシマ150404a-l.jpg

早咲大島(ハヤザキオオシマ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
国立遺伝学研究所の竹中要博士が染井吉野(ソメイヨシノ)大島桜(オオシマザクラ)を交配させて1957年に作出した。
開花時期が染井吉野(ソメイヨシノ)よりも早い。
樹高は5メートルから15メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は3月上旬から4月上旬である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
花は花径3センチから5センチの大輪で、一重咲きである。
花びらの形は楕円形から円形である。
花の色は白い。
咲き進むにつれて花の真ん中が赤味を帯びる。
花にはかすかに香りがある。
属名の Prunus はラテン語の「plum(スモモ)」からきている。
種小名の yedoensis は「江戸の」という意味である。
写真は4月に三島市の国立遺伝学研究所で撮った。
学名:Prunus x yedoensis 'Hayazaki-Oshima'

★早咲きも個性のひとつと言えるけど
 括ってみれば大島桜

ハヤザキオオシマ150404b-l.jpg

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ヤマザクラシダレ150404a-l.jpg

山桜枝垂れ(ヤマザクラシダレ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
原木は静岡県御殿場市にあり、1964年に吉野枝垂れ(ヨシノシダレ)の名で撮影地に導入された。
その後、1981年に山桜枝垂れ(ヤマザクラシダレ)と命名された。
ただし、これらの枝垂れ系の栽培品種は仙台枝垂れ(センダイシダレ)の名に統合するという見解もある。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
枝はやや太く、枝垂れる。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には芒(のぎ:イネなどの小穂に見られる針のような棘)状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月の上旬から中旬である。
葉が展葉すると同時に開花をする。
花の色は白く、花径は25ミリから35ミリくらいの中輪である。
一重咲きで、花弁数5枚である。
花弁は分厚く、萼片は披針形(笹の葉のような形)でぎざぎざ(鋸歯)がある。
これらの特徴からサトザクラの影響があると考えられている。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の jamasakura は「ヤマザクラ」のことである。
園芸品種名の Pendula は「下垂する」という意味である。
写真は4月に三島市の遺伝学研究所で撮った。
学名:Prunus jamasakura 'Pendula'

★一重とは思えぬほどに重厚な
 花の姿は息を飲むほど

ヤマザクラシダレ150404b-l.jpg

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