2014年9月アーカイブ

フイリショウブ090929a-l.jpg

菖蒲(ショウブ)はサトイモ科ショウブ属の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)ショウブ科とされる。
ショウブ属は世界に5種から6種が分布する。
菖蒲(ショウブ)は北海道から九州にかけて分布し、水辺に生える。
海外では北半球に広く分布する。
中国では古来から男子にとって縁起の良い植物とされてきた。
日本でも端午の節句に使われ、また香りのよい根茎を入れて菖蒲湯とされる。
斑入り菖蒲(フイリショウブ)はその園芸品種である。
特徴は葉に縦縞の白い斑が入ることである。
草丈は50センチから100センチくらいである。
根茎は枝分かれをして横に這う。
葉は剣形で中脈が目立つ。
開花時期は5月から7月くらいである。
花茎の先に淡い黄緑色をした肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)をつける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果である。
属名の Acorus はギリシャ語の「a(否定)+coros(装飾)」からきている。花が地味なことから名づけられた。
種小名の calamus は「管の」という意味である。
園芸品種名の Variegatus は「斑入りの」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Acorus calamus 'Variegatus'

★斑入り葉はいろいろあるが菖蒲にも
 頷きながら葉っぱに触れて

フイリショウブ090929b-l.jpg

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クルクマ・インディアンサプライズ100605a-l.jpg

クルクマ・ファエオカウリスはショウガ科ウコン属(クルクマ属)の多年草である。
クルクマ属は世界に80種くらいが分布する。
香辛料などに利用される同属のクルクマ・ロンガ(Curcuma longa)に鬱金(ウコン)の和名があり、属名の和名もウコン属という。
ファエオカウリス種の原産地はマレーシア、インド、ヒマラヤである。
莪朮(ガジュツ)の和名がある。
インディアンサプライズ(Indian Surprise)はその園芸品種である。
草丈は90センチから120センチくらいである。
葉は長い楕円形で先が尖り、長い柄がある。
開花時期は5月から6月である。
葉の間から長さ20センチくらいの花穂を出す。
花のように見えるのは苞である。
苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)は淡い緑色で、上のほうは淡い紅紫色になる。
花は小さくて黄色く、一日花である。
花はよい香りがする。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Curcuma はアラビア語の「kurkum(黄色)」からきている。根茎から黄色の色素を得ることから名づけられた。
種小名の phaeocaulis は「褐色の茎の」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Curcuma phaeocaulis 'Indian Surprise'

★美しい花の姿が目を奪う
 名前の通りサプライズだね

クルクマ・インディアンサプライズ100605b-l.jpg

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ソラヌム・センセーション

ソラヌム・センセーション090928a-l.jpg

茄子(ナス)はナス科ナス属の多年草である。
原産地はインドである。
日本へは奈良時代に中国経由で渡来した。
温帯では一年生作物として栽培される。
和名の由来には諸説があるが、夏にとれる野菜「夏の実」から「なすび」になったとする説が有力という。
センセーション(Sensation)はその園芸品種で、観賞用として栽培される。
花茄子(ハナナス)と呼ばれるものの1つで、花材として利用される。
特徴は果実が球形で、色が淡い黄色から赤色へと変わることである。
果実の直径は2センチくらいである。
草丈は50センチから100センチくらいである。
茎はよく枝分かれをして、小低木状となる。
茎は黒紫色を帯び、短い毛が生える。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁は浅く切れ込んで波打つ。
開花時期は6月から11月くらいである。
葉の脇に淡い紫色の花を下向きにつける。
花の後にできる実は真果(子房と種子だけでできている果実)と呼ばれる。
属名の Solanum はラテン語の「solamen(安静)」からきているという説がある。
種小名の melongena は「ウリのなる」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Solanum melongena 'Sensation'

★色づけばまるで見事なミニトマト
 いろんな色に染まるものだね

ソラヌム・センセーション090928b-l.jpg

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甲子園(コウシエン)

コウシエン090928a-l.jpg

茄子(ナス)はナス科ナス属の多年草である。
原産地はインドである。
日本へは奈良時代に中国経由で渡来した。
温帯では一年生作物として栽培される。
和名の由来には諸説があるが、夏にとれる野菜「夏の実」から「なすび」になったとする説が有力という。
甲子園(コウシエン)はその園芸品種で、観賞用として栽培される。
特徴は果実が球形で、色が白から橙色へと変わることである。
この果実の様子を野球のボールに見立てて名づけられた。
草丈は50センチから100センチくらいである。
茎はよく枝分かれをして、小低木状となる。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から10月である。
葉の脇に淡い紫色の花を下向きにつける。
花の後にできる実は真果(子房と種子だけでできている果実)と呼ばれる。
属名の Solanum はラテン語の「solamen(安静)」からきているという説がある。
種小名の melongena は「ウリのなる」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Solanum melongena 'Koshien'

★実の色と合わせるように茄子の花
 咲いて夏陽に俯くように

コウシエン090928b-l.jpgコウシエン090928c-l.jpg

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ニーレンベルギア・モンテブランコ070429a-l.jpg

ニーレンベルギア・ヒッポマニカはナス科アマモドキ属(ニーレンベルギア属)の多年草である。
ニーレンベルギア属はメキシコから南アメリカにかけて35種が分布する。
ニーレンベルギア・フルテスケンス(Nierembergia frutescens)の和名を亜麻擬き(アマモドキ)といい、属名の和名もアマモドキ属という。
また、和名の異名を亜麻騙し(アマダマシ)といい、属名の和名をアマダマシ属とするものもある。
ニーレンベルギア・ヒッポマニカの原産地はアルゼンチンである。
モンテブランコ(Monte Blanco)はその園芸品種である。
原種の花の色は紫色だが、本種の場合は白い。
草丈は15センチから30センチくらいある。
葉は線状で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月から9月くらいである。
花径2センチくらいの紫色をした花を上向きにつける。
花冠は筒状で、先が5つに裂けて横に広がり、皿のような形になる。
花冠には皺が寄っている。
花の真ん中は黄色い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Nierembergia はスペインの植物学者「ニエレンベルグ(Johann Eusebius Nieremberg, 1595-1653)さん」の名からきている。
種小名の hippomanica はギリシャ語の「hipp(馬)+manus(手)」からきている。
園芸品種名の Monte Blanco はスペイン語で「白い山」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Nierembergia hippomanica 'Monte Blanco'

★真っ白な花の真ん中黄色くて
 爽やかに咲くモンテブランコ

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ニーレンベルギア・パープルローブ090928a-l.jpg

ニーレンベルギア・スコパリア(Nierembergia scoparia)はナス科アマモドキ属(ニーレンベルギア属)の多年草である。
ニーレンベルギア属はメキシコから南アメリカにかけて35種が分布する。
ニーレンベルギア・スコパリアは異名をニーレンベルギア・フルテスケンス(Nierembergia frutescens)という。
このフルテスケンス種の和名を亜麻擬き(アマモドキ)といい、属名の和名もアマモドキ属という。
また、和名の異名を亜麻騙し(アマダマシ)といい、属名の和名をアマダマシ属とするものもある。
スコパリア種の原産地はブラジルからアルゼンチンにかけてである。
草丈は40センチから80センチくらいある。
直立し、茎の上部は箒状に枝分かれをする。
ここで取り上げるパープルローブ(Purple Robe)はその園芸品種である。
基本種の花の色は淡い紫色だが、写真のように濃い紫色になる点が異なる。
葉は線状で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から9月くらいである。
花径4センチから5センチの濃い紫色をした花を上向きにつける。
花冠は筒状で、先が5つに裂けて横に広がり、皿のような形になる。
花冠には皺が寄っている。
花の真ん中は黄色い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Nierembergia はスペインの植物学者「ニエレンベルグ(Johann Eusebius Nieremberg, 1595-1653)さん」の名からきている。
種小名の scoparia は「箒状の」という意味である。
園芸品種名の Purple Robe は「紫のローブ」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Nierembergia scoparia 'Purple Robe'

★いろいろな名前飛び交い騙される
 手ごわいかもねニーレンベルギア

ニーレンベルギア・パープルローブ090928b-l.jpg

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ツンベルギア・アウグスツス・ブルー090927a-l.jpg

ツンベルギア・アウグスツス・ブルーはキツネノマゴ科ヤハズカズラ属(ツンベルギア属)の蔓性多年草である。
園芸品種で交配親は公開されていないが、葉の形状を見るとベンガル矢筈葛(ベンガルヤハズカズラ:Thunbergia grandiflora)がその1つと推測される。
また、海外のサイトにこの名称はないし妙な名づけ方なので、日本で開発されたものと推測される。
蔓性で丈は3メートルから5メートルくらいまで伸びる。
葉は心形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、つけ根のほうの縁が角張る。
葉の表面には毛が生えている。
開花時期は周年である。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、濃い青紫色をした漏斗状の花をつける。
花冠の先は5つに裂け、喉の部分は淡い黄色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Thunbergia はスウェーデンの植物学者「ツンベルク(Carl Peter Thunberg, 1743-1828)さん」の名からきている。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Thunbergia 'Augustus Blue'

★色の濃い花はくっきり涼しげに
 温室彩り爽やか気分

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イクソラ・スーパーキング

イクソラ・スーパーキング090927a-l.jpg

イクソラ・スーパーキングはアカネ科サンタンカ属の常緑低木で、園芸品種である。
イクソラ・デュフィー(Ixora duffii)を交配親の1つとしており、花序は大形で豪華である。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は革質で分厚く、艶がある。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は5月から10月くらいである。
枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、濃い紅色をした十字形の花をたくさんつける。
花冠は筒形で先が4つに裂け、大きく開く。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
属名の Ixora はサンスクリット語の「Iswara(シバ神)」からきている。この花を供えたことから名づけられた。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Ixora 'Super King'

★デュフィーにとても似ている豪華だね
 大きな花が色鮮やかで

イクソラ・スーパーキング090927b-l.jpg

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ツルイワギリソウ091010a-l.jpg

蔓岩桐草(ツルイワギリソウ)はイワタバコ科イワギリソウ属の多年草である。
山野草として愛好家の間で流通している。
原産地は中国とされている。
同じイワタバコ科のキリタ属ではないかとする見方もあり、素性ははっきりしない。
蔓性で草丈は20センチから30センチくらいである。
葉は細長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尾状に尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は10月から11月である。
茎先に紅紫色をした筒状の花をつける。
花冠の先は唇形に5つに裂ける。
花冠の内側には縦縞の模様が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Opithandra はギリシャ語の「opithe(後ろ)+andros(雄)」からきている。
写真は10月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Opithandra sp.(Chirita sp.)

★いつ誰が連れてきたのか分からない
 謎を秘め咲く花愛らしく

ツルイワギリソウ091010b-l.jpg

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黒竜(コクリュウ)

コクリュウ061022a-l.jpg

大葉蛇の髭(オオバジャノヒゲ)ユリ科ジャノヒゲ属の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)クサスギカズラ科とされる。
日本固有種である。
本州から九州にかけて分布し、低山の森や林の中に生える。
黒竜(コクリュウ)はその園芸品種である。
特徴は葉の色が黒っぽいことである。
英名はブラックモンドグラス(black mondo grass)という。
草丈は20センチから30センチである。
根際から生える葉は線形である。
葉の幅は4ミリから7ミリくらいである。
開花時期は7月から8月である。
花の色は淡い紫色ないし白で、横向きないし下向きに小さな花をつける。
花被片は6枚で、花径は6、7ミリである。
花の後にできる種子は、まるで液果のように見えるが子房の落ちた種子である。
基本種の場合はきれいな青色に熟すが、本種は種子も黒っぽい。
属名の Ophiopogon はギリシャ語の「ophio(蛇)+pogon(髭)」からきている。和名の直訳である。
種小名の planiscapus は「花茎の扁平な」という意味である。
園芸品種名の Nigrescens は「黒っぽい」という意味である。
写真は10月に三島市楽寿園の野草展で撮った。
学名:Ophiopogon planiscapus 'Nigrescens'

★異国でもとても人気があるようだ
 センス際立つ味わい渋く

コクリュウ061022b-l.jpg

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