2013年9月アーカイブ

オカベマリヒョウタン090928a-l.jpg

瓢箪(ヒョウタン)はウリ科ユウガオ属の蔓性一年草である。
夕顔(ユウガオ)の近縁種で、原産地は北アフリカである。
日本へは縄文時代に渡来した。
岡部鞠瓢箪(オカベマリヒョウタン)はその栽培品種の1つである。
神奈川県足柄上郡大井町にある工房「夢瓢(ゆめひょう)」で岡部長(おかべ・たけし)さんによって作出された。
瓢箪(ヒョウタン)にはいろいろな形のものがあるが、本種の果実の形は正球形である。
夕顔(ユウガオ)の果実の形に近い。
茎は長さが2メートルから3メートルになる。
葉は心臓形で、浅く裂ける。
開花時期は8月から9月である。
花の色は白く、花冠は先で深く5つに裂ける。
花径は10センチくらいあり、花は夕方に開いて翌日の午前中にしぼむ。
結実時期は9月から10月である。
形はまんまるで、観賞用に栽培される。
属名の Lagenaria はラテン語の「lagenos(瓶)」からきている。実の形から名づけられた。
種小名の siceraria は「酩酊する」という意味である。
変種名の gourda は「ヒョウタン」の古いラテン名である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Lagenaria siceraria var. gourda cv.

★鞠の名がぴったり似合う瓢箪に
 棚を見上げて笑みも漏れるよ

オカベマリヒョウタン090928b-l.jpg

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ガウラ「夕映え」081123b-l.jpg

ガウラ(gaura)はアカバナ科ヤマモモソウ属(ガウラ属)の多年草である。
分類の仕方によってはマツヨイグサ属(Oenothera)とされることもある。
原産地は北アメリカの南部(ルイジアナ州、テキサス州)である。
日本へは明治時代の中期に渡来した。
山桃草(ヤマモモソウ)や白蝶草(ハクチョウソウ)という和名がある。
花の色は白いものや桃色のものがある。
「夕映え」はその園芸品種である。
特徴は、朝白い花が咲きだし、午後になると桃色に変わることである。
草丈は80センチから100センチくらいである。
茎は細くて直立し、花の時期には弓なりになる。
根際から生える葉は披針形(笹の葉のような形)で、ロゼット状である。
茎につく葉は互い違いに生える(互生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から11月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い4弁花をつける。
花径は2、3センチである。
花は一日花で、下から順に咲き上がる。
花の色は、午後らは桃色になり、夕方から翌朝にかけて赤味が増す。
涼しい季節には前日の花が翌日も咲いているので、二色咲きになりきれいである。
雄しべは8本である。
雌しべは1本で、柱頭は4つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Gaura はギリシャ語の「gauros(立派な)」からきている。
種小名の lindheimeri はドイツ人の植物学者「リンドハイマー(Ferdinand Lindheimer, 1801-1879)さんの」という意味である。
写真は11月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Gaura lindheimeri 'Yubae'

★白花とピンクの花の二色咲き
 蝶舞うように風に吹かれて

ガウラ「夕映え」081123c-l.jpg

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オーシャンブルー

ノアサガオ090904c-l.jpg

野朝顔(ノアサガオ)はヒルガオ科サツマイモ属(イポメア属)の多年草である。
本州の伊豆諸島、紀伊半島、小笠原諸島と四国から沖縄にかけて分布し、海岸や道ばたなどに生える。
海外では、熱帯から温帯にかけて広く分布する。
オーシャンブルー(Ocean Blue)はその園芸品種の1つで代表的な品種である。
特徴は、花の色が鮮やかなことである。
咲き始めは青紫色で、次第に紫色に変わる。
茎は濃い紅紫色で、草丈は10メートル以上になる。
葉は心形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁は波打ち、先は尖る。
葉には疎らに毛が生える。
開花時期は6月から12月くらいである。
沖縄では周年開花をする。
花径は5センチから8センチくらいで、漏斗状である。
花は朝開き、昼にはしぼむ。
花の柄には2枚の苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)がつく。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Ipomoea はギリシャ語の「ips(芋虫)+homoios(似た)」からきている。物に絡みついて這い登る性質からから名づけられた。
種小名の indica は「インドの」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Ipomoea indica 'Ocean Blue'

★玄関を派手に彩り垂れ下がる
 オーシャンブルーに心うきうき

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鈴子業平(スズコナリヒラ)

スズコナリヒラ090117a-l.jpg

鈴子業平(スズコナリヒラ)はイネ科トウチク属の常緑小高木である。
中国の南部や台湾を原産地とする唐竹(トウチク)の園芸品種である。
観賞用として庭園や公園などに植えられている。
和名の由来は美男の代名詞である在原業平にちなむ。
鈴子が何を意味するかはまだ解明できていないが、縞模様を何かにたとえたものであろう。
鈴の中に入れる玉を鈴子というそうだが関連があるのだろうか。
別名を縞唐竹(シマトウチク)という。
樹高は5メートルから8メートルである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
葉に黄白色の筋が入るのが特徴である。
属名の Sinobambusa はギリシャ語の「sino(中国の)+Bambusa(ホウライチク属)」からきている。
種小名の tootsik はトウチクのことである。
写真は1月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Sinobambusa tootsik 'Suzukonarihira'

★美しい葉っぱの姿目を惹くよ
 気品備えた鈴子業平

スズコナリヒラ090117b-l.jpg

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ドワーフコットン

ドワーフ・コットン080927a-l.jpg

ドワーフコットンはアオイ科ワタ属の多年草である。
木立綿(キダチワタ:Gossypium arboreum)系の園芸品種で、「サカタのタネ」から発売されている。
草丈20センチから25センチで咲き始める矮性品種である。
園芸上は一年草として扱われる。
木立綿(キダチワタ)の原産地はインド、パキスタンである。
草丈は20センチから60センチくらいである。
葉は手のひら状に裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8月から10月である。
花径4センチくらいの黄色い5弁花で、花の真ん中が赤褐色をしている。
花は一日花である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
ひと月くらいで熟して裂開し、白い綿毛が露出する。
属名の Gossypium はラテン語の「gossum(腫れ物)」からきている。膨らんだ果実の形をたとえたものである。
種小名の arboreum は「樹木の」という意味である。
写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Gossypium arboreum 'Dwarf Cotton'

★綿だって園芸用になるんだよ
 ドワーフの名もどこか可愛く

ドワーフ・コットン080927b-l.jpg

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フイリキバナランタナ090929a-l.jpg

ランタナ(Lantana camara)はクマツヅラ科シチヘンゲ属(ランタナ属)の常緑小低木である。
原産地は南アメリカである。
和名を七変化(シチヘンゲ)というように、花の色が黄色から橙色、赤色へと変化する。
世界各地に帰化し、国際自然保護連合 (IUCN) の「種の保全委員会」が定めた侵略的外来生物100種のうちの1つに指定されている。
斑入り黄花ランタナ(フイリキバナランタナ)はその園芸品種である。
「ランタナ 小町斑入りイエロー」などの名称で販売されている。
花の色が黄色から変化をせず、葉には淡い黄緑色の斑が入る。
樹高は50センチから100センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には短い柄があり、艶があって縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から11月である。
暖地では周年開花をする。
葉の脇に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、小さな黄色い花をまとめてつける。
花冠は長さ2センチくらいの筒状で、先が4つに裂ける。
属名の Lantana はヨーロッパ産の「Viburnum lantana」 からの転用である。花の形や花序が似ていることから転用された。
種小名の hybrida は「交配種の」という意味である。
品種名の Variegata は「斑入りの」という意味である。
写真は9月に宇治市植物公園で撮った。
学名:Lantana x hybrida 'Variegata'

★七変化せずも迷彩施した
 葉が彩りを補い見せて

フイリキバナランタナ090929b-l.jpg

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フイリゲンペイカズラ110823a-l.jpg

源平臭木(ゲンペイクサギ)はクマツヅラ科クサギ属の蔓性常緑低木である。
分類体系によってはシソ科とされる。
原産地は西アフリカである。
日本へは明治時代の中期に渡来した。
別名を源平葛(ゲンペイカズラ)という。
白い萼と紅色の花の対比が美しい。
斑入り源平臭木(フイリゲンペイクサギ)はその園芸品種である。
特徴は葉に白い斑点が入ることである。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は4月から10月くらいである。
花冠からは4本の長い雄しべが飛び出す。
後から雌しべが飛び出すと、雄しべは丸まってしまう。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名の Clerodendrum はギリシャ語の「cleros(運命)+dendron(樹木)」からきている。スリランカにあった同属の2種を「幸運の木」「不運の木」と呼んだことからきている。
種小名の thomsoniae はイギリス人の宣教師で医師の「トムソン(William Cooper Thomson, 1829-1878)さんの」という意味である。
品種名の Variegatum は「斑入りの」という意味である。
写真は8月に北大植物園で撮った。
学名:Clerodendrum thomsoniae 'Variegatum'

★斑入りの葉温室にとても似合ってる
 派手な色合い更に引き立て

フイリゲンペイカズラ110823b-l.jpg

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シロシマノシラン110823a-l.jpg

熨斗蘭(ノシラン)はユリ科ジャノヒゲ属の多年草である。
分類体系によってはスズラン科とされる。
本州の房総半島から沖縄にかけて分布し、海岸付近のやや湿った林の中などに生える。
また、庭園の縁取りなどに利用される。
海外では、韓国の済州島にも分布している。
和名の由来は、茎も葉も火熨斗(ひのし)で伸ばしたように平べったいことからきている。
火熨斗(ひのし)とは昔のアイロンのことである。
白縞熨斗蘭(シロシマノシラン)はその園芸品種である。
特徴は葉に白い縦縞が入ることである。
草丈は30センチから50センチくらいである。
葉は厚く艶のある線形で、先は垂れ下がる。
開花時期は7月から9月である。
総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)をなし、白ないし淡い紫色の小さな花をつける。
花被片は6枚で、花は下向きにつく。
花の後にできる液果状の実(種子)は濃い青色に熟する。
属名の Ophiopogon はギリシャ語の「ophio(蛇)+pogon(髭)」からきている。
種小名の jaburan は「ヤブラン」のことである。実際にはヤプランは別の植物である。
品種名の Argenteo-vittatus は「縦に銀白色の太線のある」という意味である。
写真は8月に北大植物園で撮った。
学名:Ophiopogon jaburan 'Argenteo-vittatus'

★俯いて咲く熨斗蘭の葉を見れば
 縦縞模様涼を誘いて

シロシマノシラン110823b-l.jpg

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