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カランテ・ベスティタ

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カランテ・ベスティタはラン科エビネ属(カランテ属)の多年草である。
属名の読み方は「カランセ」とするものもある。
東南アジアなどに200種くらいが分布し、地生種が中心だが着生種もある。
日本にも海老根(エビネ)などが分布し、和名を「エビネ属」という。
本種の原産地はミャンマー、タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシアである。
標高600メートルから1000メートルくらいの森の中に生える地生種である。
種小名の読み方は「ウェスティータ」などとするものもある。
草丈は25センチから50センチくらいである。
葉は長い楕円形である。
ただし、本種には落葉性があり、開花時期の冬から春には葉は落ちている。
開花時期にはバルブから長い花茎を伸ばし、花径3センチから6センチくらいの白い花を数輪つける。
花の真ん中は黄色い。
花に香りはない。
属名の Calanthe はギリシャ語の「calos(美)+anthos(花)」からきている。
種小名の vestita は「苞で包まれた」という意味である。
写真は1月に新宿御苑で撮った。
学名:Calanthe vestita

★海老根とは花の形は違うけど
 同じ仲間が熱帯に咲く

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神津海老根(コウヅエビネ)

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神津海老根(コウヅエビネ)はラン科エビネ属の多年草である。
伊豆諸島の固有種で、神津島、新島、御蔵島に分布する。
大霧島海老根(オオキリシマエビネ)と海老根(エビネ)の自然交雑種である。
大霧島海老根(オオキリシマエビネ)は環境省のレッドリスト(2007)で絶滅危惧IB類(EN)に登録されている希少種である。
別名を匂い海老根(ニオイエビネ)というようによい香りがあり、本種もそれを引き継いでいる。
東京都の2011年版レッドリストでは「コエズエビネ」と表記し、絶滅種に当たるDランクに登録されている。
草丈は30センチから50センチくらいである。
葉は長い楕円形で、幅が広く大きい。
開花時期は4月から5月である。
花の色は紫色や桃色で、唇弁は白い。
属名の Calanthe はギリシャ語の「calos(美)+anthos(花)」からきている。
種小名の izuinsularis は「伊豆諸島産の」という意味である。
種小名の discolor は「2色の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Calanthe izuinsuaris x Calanthe discolor

★いろいろな困難のなか交雑し
 命長らう伊豆の海老根は

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奄美海老根(アマミエビネ)

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奄美海老根(アマミエビネ)はラン科エビネ属の多年草である。
奄美大島の固有種で、原生林の中に生える。
本州の近畿地方から九州にかけて分布し、標高300メートル以上の山地の林の中に生える地生種である。
園芸採取などによって絶滅寸前となっている。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
霧島海老根(キリシマエビネ)の近縁で、その変種(Calanthe aristulifera var. amamiana)とする見方もある。
草丈は25センチから50センチくらいである。
葉は長さが15センチから25センチくらいある長い楕円形で縦皺があり、根際に1枚から3枚がつく。
開花時期は2月から4月である。
茎先から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径2、3センチの小さな花を垂れ気味につける。
花の色は白や紫色を帯びたものなどがあり、変化が多い。
唇弁は扇状の三角形で、先は3つに裂ける。
真ん中の裂片は、先が浅く裂ける。
距は、長さは7?13ミリくらいで短い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Calanthe はギリシャ語の「calos(美)+anthos(花)」からきている。
種小名の amamiana は「奄美大島の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Calanthe amamiana

★ハブの棲む森に根を張る地生蘭
 奄美海老根は多彩な姿

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カランテ・ルベンス

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カランテ・ルベンスはラン科エビネ属(カランテ属)の多年草である。
属名の読み方は「カランセ」とするものもある。
タイ、マレー半島、フィリピンに分布し、標高300メートルまでの地域に生える地生種である。
草丈は20センチから50センチくらいである。
葉は長い楕円形である。
ただし、本種には落葉性があり、開花時期の乾季(日本では秋から冬)には葉は落ちている。
開花時期にはバルブから花茎を伸ばし、花径3センチくらいの淡い紅紫色の花を数輪つける。
属名の Calanthe はギリシャ語の「calos(美)+anthos(花)」からきている。
種小名の rubens は「赤味のある」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Calanthe rubens

★大きくてピンクの花にびっくりだ
 海老根の仲間と目を疑って

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カランテ・ルベンス・アルバ

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カランテ・ルベンス・アルバはラン科エビネ属(カランテ属)の多年草である。
インドシナ半島、マレー半島、フィリピンに分布し、標高300メートルまでの地域に生える地生種である。
基本種のカランテ・ルベンスの花の色は淡い紅紫色だが、本種はその白花品種である。
草丈は50センチくらいである。
葉は長い楕円形である。
ただし、本種には落葉性があり、開花時期の乾季(日本では秋から冬)には葉は落ちている。
開花時期にはバルブから花茎を伸ばし、花径3センチくらいの白い花を数輪つける。
属名の Calanthe はギリシャ語の「calos(美)+anthos(花)」からきている。
種小名の rubens は「赤味のある」という意味である。
品種名の alba は「白い」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Calanthe rubens f. alba

★咲く姿同じ仲間と思えぬが
 日本に育つ海老根の親戚

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琉球海老根(リュウキュウエビネ)はラン科エビネ属の常緑多年草である。
屋久島、種子島から沖縄にかけて分布する地生種である。
海外では、台湾にも分布する。
鶴蘭(ツルラン)や尾長海老根(オナガエビネ)と交雑しやすく、原種は少ないとされる。
また、園芸交配種も同じ名前で流通していて混乱が見られるという。
草丈は40センチから80センチくらいである。
根際から生える葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は7月から9月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白やピンク、紅紫色などの花をつける。
属名の Calanthe はギリシャ語の「calos(美)+anthos(花)」からきている。
種小名の okinawensis は「沖縄の」という意味である。
写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Calanthe okinawensis

★むずかしく区別はとてもできないが
 雰囲気だけは伝えられそう

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星鶴蘭(ホシツルラン)

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星鶴蘭(ホシツルラン)はラン科エビネ属の多年草である。
小笠原母島の固有種で、常緑樹の林の中に生える。
1983年に新種として記載された。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
和名の由来は、星さんの発見した鶴蘭(ツルラン)に似た花という意味である。
草丈は50センチから100センチである。
葉は大形の長い楕円形である。
開花時期は8月から10月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径2センチくらいの白い花をたくさんつける。
花は横に開き、長い距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)がある。
花被弁は扇状に広がり、唇弁のつけ根の部分の突起が着色しない。
属名の Calanthe はギリシャ語の「calos(美)+anthos(花)」からきている。
種小名の hoshii は発見者「星典(ほしあつし)さんの」という意味である。
写真は7月に神代植物公園で撮った。
学名:Calanthe hoshii

★未整理の写真の中に見つけたよ
 煌くような花の姿を

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オオキリシマエビネ100501a-l.jpg大霧島海老根(オオキリシマエビネ)はラン科エビネ属の多年草である。
伊豆諸島の固有種で、林の中に稀に生える。
流通名を匂い海老根(ニオイエビネ)という。
開花時期に花の匂いが強いことからきた名称である。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は30センチから60センチくらいである。
近縁種に比べて葉の幅が広く大きい。
開花時期は4月から5月である。
花の色は淡い紫色や桃色で、唇弁は白い。
属名の Calanthe はギリシャ語の「calos(美)+anthos(花)」からきている。
種小名の izuinsularis は「伊豆諸島産の」という意味である。
写真は5月に日比谷公園の野草展(むさしの山草会)で撮った。
学名:Calanthe izuinsularis

★仄かなる香りで人に愛されて
 だけど個体は絶滅の危機

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夏海老根(ナツエビネ)

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夏海老根(ナツエビネ)はラン科エビネ属の多年草である。
北海道の南部から九州にかけて分布し、山地のやや湿った林の中に生える。
海外では朝鮮半島の南部に分布し、台湾や中国に分布するものについても同一種とする見解もある。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は20センチから50センチくらいである。
長い楕円形の葉を数枚つける。
葉は白みがかっていて、縦に皺がある。
開花時期は7月から9月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い紅紫色の花を10輪くらいつける。
垂れ下がる唇弁は紅紫色で大きく、3つに裂けている。
横に伸びる側花弁は糸状である。
上に反り返る萼片は白く、淡い紅紫色を帯びる。
距はない。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Calanthe はギリシャ語の「calos(美)+anthos(花)」からきている。
種小名の reflexa は「背曲した」という意味である。
写真は9月に山中湖村の花の都公園で撮った。
学名:Calanthe reflexa

★少しだけ時期をずらして咲く海老根
 どんな由来の隠れあるやら

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2013/04/18改訂

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高嶺海老根(タカネエビネ)

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高嶺海老根(タカネエビネ)はラン科エビネ属の多年草である。
本州の紀伊半島から九州にかけて分布し、山地の林の中に生える。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
海老根(エビネ)と黄海老根(キエビネ)の自然交雑種と考えられている。
草丈は30センチから50センチくらいである。
根際から生える葉は長い楕円形で、2、3枚がつく。
葉脈は平行脈で、葉の先は尖る。
開花時期は4月から5月である。
花茎に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出してたくさんの花をつけ、下のほうから咲いていく。
1つの花の花径は2、3センチである。
萼片は3枚で、上萼片1枚と側萼片2枚からなる。
側花弁は2枚あり、下部に唇弁が伸びる。
唇弁は3つに裂ける。
真ん中の裂片の先は更に2つに裂けるものと裂けないものがある。
裂けないのは黄海老根(キエビネ)の特徴である。
唇弁のつけ根には距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)がある。
花の色や花の形には変化が多い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Calanthe はギリシャ語の「calos(美)+anthos(花)」からきている。
種小名の discolor は「異なった色の」という意味である。
変種名の bicolor は「2色の」という意味である。
写真は4月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Calanthe discolor var. bicolor

★個体ごと色に変化をつけて咲く
 高嶺海老根は神秘に満ちて

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2013/04/18改訂

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