2013年8月アーカイブ

ドリティス・プルケリマ・セルレア090726a-l.jpg

ドリティス・プルケリマ・コエルレアはラン科ドリティス属の多年草である。
原産地は中国の南西部、東南アジア、インドのアッサム地方などである。
東南アジアではインドシナ半島のほかカリマンタン島やスマトラ島などにも分布する着生種である。
以前はコチョウラン属(ファレノプシス属)に分類されていた。
コチョウラン属との違いは、3つに裂けた唇弁のうち真ん中の裂片の先が細くなることと、花茎が立ち上がることである。
分類上は、ドリティス・プルケリマの品種とされている。
基本種との違いは青味が強いことである。
文献によっては変種とされたり基本種と同一と見なされたりする。
草丈は60センチくらいである。
根際に生える葉は楕円形で、先が丸い。
開花時期は夏から秋である。
長い花茎の先に総状花序を出し、花径2センチから3センチの紫色の花を10輪から15輪くらいつける。
ファレノプシス属との交配で人工属のドリティノプシス(Doritinopsis)属が生まれている。
属名の Doritis はギリシャ語の「dory(槍)」からきている。唇弁の形から名づけられた。
種小名の pulcherrima は「非常に美しい」という意味である。
品種名の coerulea は「青色の」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Doritis pulcherrima f. coerulea

★花色の違いはとても微妙だね
 区別されたりされなかったり

ドリティス・プルケリマ・セルレア090726d-l.jpg

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プレウロタリス・グロビー

プレウロタリス・グロビイ110712a-l.jpg

プレウロタリス・グロビーはラン科プレウロタリス属の多年草である。
プレウロタリス属は南北アメリカに1000種以上分布する大きな属で、大部分は着生種である。
本種の原産地はメキシコ、中南アメリカである。
標高3200メートルまでの森に生える着生種である。
草丈は5センチくらいである。
葉は長さ3センチくらいの楕円形で、たくさん生える。
開花時期は不定期である。
葉のつけ根の部分から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径3ミリから11ミリくらいの小さな花を10輪くらいつける。
花の色は黄色や白で、紅紫色の筋が入る。
分類の仕方によってはスペックリニア属(Specklinia)とされることもある。
属名の Pleurothallis はギリシャ語の「pleuron(肋骨)+ thallos(梢)」からきている。肋骨のような形に枝分かれすることから名づけられた。
種小名の grobyi はイギリス人の蘭愛好家「グロビーのグレー卿(Lord Grey of Groby, 1800's)の」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Pleurothallis grobyi(syn. Specklinia grobyi)

★咲く花の小さきさまに目を細め
 森の姿に思いめぐらし

プレウロタリス・グロビイ110712b-l.jpg

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エビデンドルム・プリスマトカルプム110712a-l.jpg

エビデンドルム・プリスマトカルプムはラン科エピデンドルム属の多年草である。
エピデンドルム属はカトレアの近縁種で、中南アメリカに1100種くらい分布する着生種の大きな属である。
属名の読み方は「エピデンドラム」とするものもある。
本種の原産地はメキシコ、コスタリカ、パナマなどである。
標高1200メートルから2500メートルの高地に生える着生種である。
草丈は40センチくらいである。
葉は肉厚の披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は4月から9月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径5センチくらいの肉厚で香りのよい花をつける。
花の色は淡い黄緑色で、暗い紫色の斑点が入る。
唇弁には紅紫色の模様が入る。
分類の仕方によってはエンキクリア属とされる場合もある。
属名の Epidendrum はギリシャ語の「epi(上) + dendron(木)」からきている。着生種であることを示すために名づけられた。
種小名の prismatocarpum は「プリズム形の果実の」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Epidendrum prismatocarpum(syn. Encyclia prismatocarpa)

★いろいろな花の溢れる熱帯に
 行きたいような避けたいような

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オンシジウム・フレクスオスム110810c-l.jpg

オンシジウム・フレクスオスムはラン科オンシジウム属(スズメラン属)の常緑多年草である。
オンシジウム属は中南アメリカを中心に400種くらい分布する着生種である。
属名の読み方は「オンキディウム」や「オンシジューム」とするものもある。
属名の和名をスズメラン属というが、あまり用いられていない。
本種の和名は黄花雀蘭(キバナスズメラン)という。
英名はダンシングドールオーキッド(dancing-doll orchid)である。
原産地はブラジル、アルゼンチン、パラグアイなどである。
標高1200メートルまでの森に生える着生種である。
草丈は15センチから30センチくらいである。
茎は枝分かれをして蔓状に伸びる。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期はほぼ周年だが、秋によく花を咲かせる。
長い花茎の先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、大きな唇弁のある鮮やかな黄色での花をたくさんつける。
花径は3センチくらいである。
属名の Oncidium は、ギリシャ語の「onkidion(小さな突起)」からきている。小さな突起のある唇弁の形を表したものである。
種小名の flexuosum は「曲がりくねった」という意味である。
写真は8月に名古屋市の東山植物園で撮った。
学名:Oncidium flexuosum

★面白い和名を知って苦笑い
 オンシジウムのままでいいのに

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セロジネ・スペキオサ

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セロジネ・スペキオサはラン科セロジネ属の多年草である。
セロジネ属はアジアや南太平洋に200種以上が分布する着生種である。
属名の読み方は「コエロギネ」とするものもある。
マレーシア、インドネシアに分布し、標高700メートルから2000メートルまでの地域に生える着生種である。
草丈は30センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は周年だが、春から夏にかけて特によく咲く。
花茎を下垂させて、花径7、8センチの淡い黄褐色の花をつける。
唇弁は白く、喉のほうが褐色となる。
属名の Coelogyne はギリシャ語の「coelos(空洞)+gyne(雌)」からきている。柱頭が窪んでいることから名づけられた。
種小名の speciosa は「華やかな」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Coelogyne speciosa

★花開く姿を次はとらえたい
 ボルネオに咲く華やぎの花

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スタンホペア・ニグロビオラセア090726a-l.jpg

スタンホペア・ニグロビオラセアはラン科スタンホペア属の多年草である。
スタンホペア属はメキシコからアルゼンチンにかけて55種くらい分布する着生種である。
ゴンゴラ属(Gongora)やコリアンテス属(Coryanthes)に近い仲間である。
本種の原産地はメキシコである。
標高1200メートルから2000メートルの高地の林の中に生える。
近縁種にスタンホペア・ティグリナ(Stanhopea tigurina)がある。
本種のほうが白っぽく、斑紋が大きい。
草丈は40センチから60センチくらいである。
葉は長い楕円形である。
開花時期は7月から8月である。
花茎を垂らし、先に大形の花を1、2輪つける。
花色は黄褐色で、赤褐色の大きな斑が入る。
花径は18センチくらいあり巨大である。
個体によっては腐ったような強烈な異臭を放つ。
花は短命で、2、3日でしぼむ。
属名の Stanhopea はイギリスの貴族でロンドンの薬用植物協会の理事長だった「スタナップ(Philip Henry Stanhope, 1781-1855)さん」の名からきている。
種小名の nigroviolacea は「黒紫色の」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Stanhopea nigroviolacea

★大きさにびっくりするよこの花は
 不思議な姿異様な香り

スタンホペア・ニグロビオラセア090726b-l.jpg

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