2010年1月アーカイブ

エンキクリア・オドラティッシマ100111a-l.jpg エンキクリア・オドラティッシマはラン科エンキクリア属の多年草である。
異名をエンキクリア・パテンス(Encyclia patens)という。
属名の読み方は「エンシクリア」とするものもある。
エンキクリア属は中南アメリカに1000種以上分布する着生種である。
分類の仕方によっては、エピデンドルム属(Epidendrum)に統合されることもある。
本種の原産地はブラジルである。
標高500メートルから1200メートルの熱帯雨林に生える着生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は線形である。
開花時期は冬である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径3センチくらいの緑色の花をつける。
花の色には褐色が交じる。
花はよい香りがする。
属名の Encyclia はギリシャ語の「enkykleomai(取り囲む)」からきている。
種小名の odoratissima は「非常によい香りのする」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Encyclia odoratissima

★熱帯に涼しげに咲く花がある
 色合い渋く香り豊かに

エンキクリア・オドラティッシマ100111b-l.jpg

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エンキクリア・アロマティカ090524a-l.jpg

エンキクリア・アロマティカはラン科エンキクリア属の多年草である。
属名の読み方は「エンシクリア」とするものもある。
エンキクリア属は中南アメリカに1000種以上分布する着生種である。
分類の仕方によっては、エピデンドルム属(Epidendrum)に統合されることもある。
本種の原産地はメキシコ、グアテマラ、エルサルバドルである。
標高800メートルから1600メートルの地域の森の中に生える着生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
自生地での開花時期は3月から5月くらいである。
長い花茎を垂らし、淡いクリーム色の花を20輪くらいつける。
花径は3、4センチである。
唇弁は紅紫色になる。
花はよい香りがする。
属名の Encyclia はギリシャ語の「enkykleomai(取り囲む)」からきている。
種小名の aromatica は「芳香のある」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Encyclia aromatica

★いろいろな名前をもった花のよう
 淡い花色アロマ漂い
☆甘き香で誘うように咲く姿
 ふわりふわふわ風そのままに

エンキクリア・アロマティカ090524b-l.jpg

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エリア・レイオフィラ

エリア・レイオフィラ081207a-l.jpgエリア・レイオフィラはラン科オサラン属(エリア属)の常緑多年草である。
エリア属はアジアの熱帯・亜熱帯地方に広く分布する。
400種以上があり、ほとんどが着生種である。
日本にも筬蘭(オサラン)などが分布するので、属名の和名をオサラン属という。
本種の原産地はマレー半島、カリマンタン島、スマトラ島などである。
標高800メートルから2000メートルの森に生える着生種である。
草丈は10センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬である。
花の色は黄色で、唇弁は紅色である。
花径は2センチくらいである。
属名の Eria はギリシャ語の「erion(軟毛)」からきている。全体に軟毛の生える種類が多いことから名づけられた。
種小名の leiophylla は「滑らかな葉の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Eria leiophylla

★花びらは小さいけれど魅惑的
 目をひきつける原色の花

エリア・レイオフィラ081207b-l.jpg

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イソキルス・リネアリス

イソキルス・リネアリス081207a-l.jpg

イソキルス・リネアリスはラン科イソキルス属の多年草である。
イソキルス属は中南アメリカに13種くらい分布する着生種である。
本種の原産地はキューバ、メキシコからアルゼンチンにかけてである。
標高300メートルから3900メートルの森に生える着生種である。
草丈は30センチくらいである。
葉は線形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は周年である。
茎先に花径2センチくらいの桃色の花を数輪つける。
属名の Isochilus はギリシャ語の「iso(等しい)+chilos(唇弁)」からきている。
種小名の linearis は「直形の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Isochilus linearis

★桃色の花が可愛いイソキルス
 茂る葉っぱも個性を見せて

イソキルス・リネアリス081207b-l.jpg

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アングレクム・アイヒレリアヌム081207a-l.jpg

アングレクム・アイヒレリアヌムはラン科アングレクム属の多年草である。
アングレクム属はアフリカなどに200種くらい分布する着生種である。
属名の読み方は「アングレカム」とするものもある。
種小名の読み方は「エイクレリアヌム」とするものもある。
原産地は西アフリカである。
ガボン、アンゴラ、ナイジェリア、ザイールなどの熱帯雨林に生える着生種である。
草丈は50センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は12月から1月である。
花径は8センチくらいで、花の色は黄色い。
花は夜間に芳香を発する。
属名の Angraecum はマレー語の「angurek(着生植物)」からきている。
種小名の eichlerianum は19世紀のドイツ人の植物学者「アイヒラー(H. W. Eichler)さんの」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Angraecum eichlerianum

★地味だけど花咲くころは大人気
 香りと花の不思議な縁(えにし)
☆うっとりと甘き香りは時を止め
 恋する心思い起こせし

アングレクム・アイヒレリアヌム081207b-l.jpg

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エピブラスツス・アウリクラツス081207a-l.jpg

エピブラスツス・アウリクラツスはラン科エピブラスツス属の常緑多年草である。
ニューギニア島に分布する着生種である。
エピブラスツス属は全体で22種という小さい属で、ニューギニアやフィリピンに分布する。
本種の草丈は50センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬である。
花の色はコーラルピンクである。
属名の Epiblastus はギリシャ語の「epiblastos(芽を出す)」からきている。
種小名の auriculatus は「耳形の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Epiblastus auriculatus

★分厚くてとても大きな葉が目立つ
 エピブラスツスは熱帯の花

エピブラスツス・アウリクラツス081207b-l.jpg

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アングレクム・レオニス

アングレクム・レオニス081207c-l.jpg

アングレクム・レオニスはラン科アングレクム属の常緑多年草である。
原アングレクム属はアフリカなどに200種くらい分布する着生種である。
属名の読み方は「アングレカム」とするものもある。
本種の産地はマダガスカル島とコモロ諸島である。
草丈50センチくらいの着生種である。
葉は肉厚で平らな剣状で、扇形に広がる。
開花時期は12月から2月くらいである。
花径は8センチから9センチくらいである。
花の色は白く、長い距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)がある。
本種の距は長さが7センチから9センチで、真っ直ぐではなくカーブしているのが特徴である。
花は夕方になるとよい香りがするという。
属名の Angraecum はマレー語の「angurek=着生植物」に由来する。
種小名の leonis は「ライオン」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Angraecum leonis

★もう一つ種類あったねアングレクム
 マダガスカルには不思議な花が

アングレクム・レオニス081207b-l.jpg

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夏海老根(ナツエビネ)

ナツエビネ070908b-l.jpg

夏海老根(ナツエビネ)はラン科エビネ属の多年草である。
北海道の南部から九州にかけて分布し、山地のやや湿った林の中に生える。
海外では朝鮮半島の南部に分布し、台湾や中国に分布するものについても同一種とする見解もある。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は20センチから50センチくらいである。
長い楕円形の葉を数枚つける。
葉は白みがかっていて、縦に皺がある。
開花時期は7月から9月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い紅紫色の花を10輪くらいつける。
垂れ下がる唇弁は紅紫色で大きく、3つに裂けている。
横に伸びる側花弁は糸状である。
上に反り返る萼片は白く、淡い紅紫色を帯びる。
距はない。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Calanthe はギリシャ語の「calos(美)+anthos(花)」からきている。
種小名の reflexa は「背曲した」という意味である。
写真は9月に山中湖村の花の都公園で撮った。
学名:Calanthe reflexa

★少しだけ時期をずらして咲く海老根
 どんな由来の隠れあるやら

ナツエビネ070908c-l.jpg

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高嶺海老根(タカネエビネ)

タカネエビネ070421b-l.jpg

高嶺海老根(タカネエビネ)はラン科エビネ属の多年草である。
本州の紀伊半島から九州にかけて分布し、山地の林の中に生える。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
海老根(エビネ)と黄海老根(キエビネ)の自然交雑種と考えられている。
草丈は30センチから50センチくらいである。
根際から生える葉は長い楕円形で、2、3枚がつく。
葉脈は平行脈で、葉の先は尖る。
開花時期は4月から5月である。
花茎に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出してたくさんの花をつけ、下のほうから咲いていく。
1つの花の花径は2、3センチである。
萼片は3枚で、上萼片1枚と側萼片2枚からなる。
側花弁は2枚あり、下部に唇弁が伸びる。
唇弁は3つに裂ける。
真ん中の裂片の先は更に2つに裂けるものと裂けないものがある。
裂けないのは黄海老根(キエビネ)の特徴である。
唇弁のつけ根には距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)がある。
花の色や花の形には変化が多い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Calanthe はギリシャ語の「calos(美)+anthos(花)」からきている。
種小名の discolor は「異なった色の」という意味である。
変種名の bicolor は「2色の」という意味である。
写真は4月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Calanthe discolor var. bicolor

★個体ごと色に変化をつけて咲く
 高嶺海老根は神秘に満ちて

タカネエビネ070421a-l.jpg

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サルメンエビネ070518f-l.jpg

猿面海老根(サルメンエビネ)はラン科エビネ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、低地や山地の林の中などに生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国やヒマラヤなどにも分布する。
しかし、味わいのある花なので山草愛好家のターゲットとなり、採取によって減少している。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は30センチから50センチくらいである。
根際から生える葉は長い楕円形で、3、4枚がつく。
開花時期は4月から5月である。
葉の間から花茎を伸ばし、7輪から15輪くらいの花をつける。
海老根(エビネ)に比べると花のつき方は疎らで、1つ1つの花が大きい。
萼と側花弁は淡い黄緑色をしている。
唇弁が大きくて紫褐色ないし紅褐色をしている。
唇弁は3つに裂けるが、真ん中の裂片が大きくて鶏のトサカのような突起がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
「海老根」の名の由来は、茎と根の様子を海老に見立てたものである。
「猿面」のほうは、この花の唇弁が赤味を帯びて皺があるところを猿の顔に見立てたものである。
属名の Calanthe はギリシャ語の「calos(美)+anthos(花)」からきている。
種小名の tricarinata は「三背稜のある」という意味である。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Calanthe tricarinata

★ひょっこりと顔出す様が面白い
 頬が緩むよ猿面海老根

サルメンエビネ070518c-l.jpg

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2012/05/22改訂

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黄海老根(キエビネ)

キエビネ070505a-l.jpg

黄海老根は葉を供連れに顔を出し

黄海老根(キエビネ)はラン科エビネ属の多年草である。
本州の紀伊半島から沖縄にかけて分布し、山地の林の中に生える。
海外では、台湾や済州島などにも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
海老根(エビネ)に似ているが、海老根(エビネ)よりも全体が大柄で、大きな花を咲かせる。
草丈は30センチから50センチくらいである。
葉は長さが45センチから60センチくらいある幅広い楕円形で、縦に襞がある。
開花時期は4月から5月である。
鮮やかな黄色い花を十数輪つける。
花の形は海老根(エビネ)と同じだが、花弁は幅広く、3つに裂けた唇弁の真ん中の裂片の先が尖っていて垂れ下がる。
また、花のつけ根の部分につく距が短い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
なお、「海老根」の名は地下茎の形を海老に見立てたものである。
俳句の季語は春である。
属名の Calanthe はギリシャ語の「calos(美)+anthos(花)」からきている。
種小名の sieboldii はドイツ人で日本植物の研究者「シーボルト(P. F. von Siebold)さんの」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Calanthe sieboldii

★鮮やかな色と形の自生蘭
 黄海老根の花自然の不思議

キエビネ070505b-l.jpg

キエビネ100515d-l.jpg

キエビネ100515c-l.jpg

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2012/05/20改訂

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海老根(エビネ)

エビネ080510a-l.jpg我が色をまさぐるごとく海老根咲く

海老根(エビネ)はラン科エビネ属の多年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、低山の林の中や林の縁などに生える。
海外では、朝鮮半島の南部や中国にも分布する。
味わいのある花なので山草愛好家のターゲットとなり、採取によって減少している。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
和名の由来は、茎と根の様子を海老に見立てたものである。
草丈は30センチから50センチくらいである。
葉は常緑で長さ20センチ、幅5センチくらいあり、縮れている。
葉の数は3枚から4枚で、地際から生える。
開花時期は4月から5月である。
花の色は茶褐色、緑褐色、緑白色など変異が多い。
花は花弁3枚と萼片3枚からなる。
花弁のうち真ん中にあるものを唇弁という。
唇弁は淡い紅色を帯びることが多い。
唇弁は3つに裂け、真ん中の裂片はさらに2つに裂ける。
唇弁の中央からつけ根の部分にかけて3本の隆起した線が入る。
花の後ろのほうに短い距があり、中に蜜が入っている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
別名を地海老根(ジエビネ)ともいう。
原種にはこのほか、黄海老根(キエビネ)、霧島海老根(キリシマエビネ)などがある。
そのほか、さまざまな自然交雑種があり、さらに園芸品種の数も多い。
俳句の季語は春である。
属名の Calanthe はギリシャ語の「calos(美)+anthos(花)」からきている。
種小名の discolor は「2色の」という意味である。
写真は5月に市川市万葉植物園で撮った。
学名:Calanthe discolor

★ひょっこりと顔出す海老根不思議花
 自分の色をまさぐりて咲く

エビネ080510b-l.jpg

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2012/05/11改訂

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エピデンドルム・パーキンソニアヌム080720a-l.jpg

エピデンドルム・パーキンソニアヌムはラン科エピデンドルム属の多年草である。
エピデンドルム属はカトレアの近縁種で、中南アメリカに1100種くらい分布する大きな属である。
属名の読み方は「エピデンドラム」とするものもある。
種小名の読み方は「パーキンソニアナム」とするものもある。
原産地はメキシコからパナマにかけてである。
標高1300メートルから2000メートルの高地に生える大形の着生種である。
草丈は40センチくらいである。
葉は肉厚の線形で、垂れ下がる。
開花時期は5月から7月くらいである。
唇弁の色は白い。
萼片と花弁は黄褐色を帯びる。
明け方と夕方にそれぞれ異なる香りを発するという。
夜行性の蛾と昼行性の蝶に対応するためと考えられている。
日本では属名のエピデンドルムないしエピデンドラムの名でさまざまな園芸品種が流通している。
属名の Epidendrum はギリシャ語の「epi(上) + dendron(木)」からきている。着生種であることを示すために名づけられた。
種小名の parkinsonianum はイギリス人の植物採集家「パーキンソン(J. Parkinson)さんの」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Epidendrum parkinsonianum

★植物の営みなんと面白い
 綺麗な花の秘密に触れて

エピデンドルム・パーキンソニアヌム080720c-l.jpg

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2013/04/16改訂

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バンダ・サンデリアナ090823a-l.jpg

バンダ・サンデリアナはラン科エウアンテ属(バンダ属)の多年草である。
エウアンテ属は1属1種で、読み方は「ユーアンテ属」とするものもある。
和名を大王蘭(ダイオウラン)というので、属名の和名もダイオウラン属という。
フィリピンのミンダナオ島に分布する着生種である。
フィリピンでは「ランの女王」と称されている。
しかし、着生するフダバガキ科の樹木の伐採によって、絶滅の危機にある。
現在はエウアンテ属に分類されるが、園芸上はバンダの仲間として扱われている。
草丈は20センチから30センチである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は7月から10月くらいである。
花径は6センチから11センチくらいある。
花の色には白いものとピンクのものがある。
背萼片と花弁のつけ根には赤褐色の斑点、側萼片には赤褐色の模様が入る。
花はよい香りがする。
属名の Euanthe はギリシャ神話に登場する女神の名からきている。
種小名の sanderiana はイギリスのラン育種家「サンダー(Henry Frederick Conrad Sander, 1847-1920)さん」の名からきている。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Euanthe sanderiana(=Vanda sanderiana)

★鼻先を近づけ香り確かめる
 サンデリアナはランの女王

バンダ・サンデリアナ090823b-l.jpg

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2013/04/15改訂

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イプセア・タイランディカ

イプセア・タイランディカ081207a-l.jpgイプセア・タイランディカはラン科イプセア属の多年草である。
イプセア属はインドなどに少数が分布する着生種である。
本種の原産地はタイである。
標高1000メートルまでの草地に生える着生種である。
草丈は20センチくらいである。
花の咲く時期に葉はない。
開花時期は12月から3月である。
花径は3センチくらいで、花の色はクリーム色である。
花はよい香りがする。
属名の Ipsea はギリシャ語の「Ipse(自己の)」からきている。
種小名の thailandica は「タイの」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Ipsea thailandica

★葉がないと花のイメージ変わるよね
 小さいけれどとても目立つよ

イプセア・タイランディカ081207b-l.jpg

イプセア・タイランディカ081207c-l.jpg

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アングレクム・セスクィペダレ060109a-l.jpgアングレクム・セスクィペダレはラン科アングレクム属の多年草である。
アングレクム属はアフリカなどに200種くらい分布する着生種である。
属名の読み方は「アングレカム」とするものもある。
本種の原産地はマダガスカルである。
海岸近い低地の林の縁の樹上に着生する。
草丈は50センチから100センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、長さが20センチから40センチくらいある。
葉の質は分厚く、葉の先は丸い。
開花時期は12月から1月である。
花咲き始めは緑がかっているが、やがて白くなる。
花径は15センチくらいあり、紐状に下がっている距がものすごく長い。
その中に蜜があり、芳香がある。
この花はダーウィンによって1850年に発見された。
虫によって受粉をする虫媒花である。
ダーウィンの予言といって、大きな蛾の存在を予言し適中させたことで有名である。
属名の Angraecum はマレー語の「angurek(着生植物)」からきている。
種小名の sesquipedale は「距の長さが1.5フィートの」という意味である。
写真は1月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Angraecum sesquipedale

★星形の花はなにやら謎秘めて
 闇にほんのり芳香漂い

アングレクム・セスクィペダレ060109b-l.jpg

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アングレクム・スコッティアヌム090627a-l.jpg

アングレクム・スコッティアヌムはラン科アングレクム属の多年草である。
アングレクム属はアフリカなどに200種くらい分布する着生種である。
属名の読み方は「アングレカム」とするものもある。
本種の原産地はコモロ諸島である。
コモロ諸島はアフリカ大陸とマダガスカル島の間にあり、フランスが統治している。
本種は標高350メートルから600メートルの地域に分布する着生種である。
草丈は30センチから50センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
自生地での開花時期は4月から9月くらいである。
花径5センチくらいの白い花を2、3輪つけ、1輪ずつ開花させる。
唇弁は上部にある。
長さ12センチから15センチくらいの細長い距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)が垂れ下がる。
属名の Angraecum はマレー語の「angurek(着生植物)」からきている。
種小名の scottianum は19世紀のイギリスの蘭愛好家「スコット(R. Scott)さんの」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
3枚目は7月に小石川植物園で撮った。
学名:Angraecum scottianum

★この花もやっぱり虫を呼ぶのかな
 アングレクムの仲間に出合い

アングレクム・スコッティアヌム090627b-l.jpg

 アングレクム・スコッティアヌム090718b-l.jpgCOPYRIGHT © 2013 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED
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レブンアツモリソウ090503a-l.jpg

礼文敦盛草(レブンアツモリソウ)はラン科アツモリソウ属の多年草である。
野生ランである敦盛草(アツモリソウ)の変種で、礼文島にのみ分布し、海岸沿いの草原や木のまばらに生えた林に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
「特定国内希少動植物種」にも指定されており、許可なく採集・販売などはできない。
また、北海道の天然記念物にも指定されている。
現在では自生する山全体が保護区とされ、島内で見つかったものはすべて保護区に移植されるという。
草丈は20センチから40センチくらいである。
長い楕円形で先の尖った葉を3枚から5枚互い違いにつける。
開花時期は5月から6月である。
敦盛草(アツモリソウ)が濃い紫色をしているのに対して、礼文敦盛草(レブンアツモリソウ)の花の色は淡いクリーム色である。
茎先に1個つく花は、唇弁が大きな袋状をしていて、長さは35ミリから50ミリくらいである。
側花弁は広い卵形をしていて、先は短く尖っている。
なお、「敦盛草」の名の由来は、花の姿を平家物語に描写される平敦盛の背負った母衣(ほろ)という敵の矢を防ぐ武具に見立てたものである。
礼文島内の街灯はこの花の形をしているという。
属名の Cypripedium はギリシャ語の「Cypris(女神ビーナス)+pedilon(スリッパ)」からきている。唇弁が大きく前へ突出して袋状となっているのを婦人用のスリッパにたとえた。
種小名の macranthos は「大きな花の」という意味である。
変種名の rebunense は「礼文島の」という意味である。
写真は5月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Cypripedium macranthos var. rebunense

★身に着けた白装束の痛ましさ
 思いを馳せる遥か彼方へ

レブンアツモリソウ090503b-l.jpg

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2012/06/09改訂

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布袋敦盛(ホテイアツモリ)

ホテイアツモリソウ060615b-l.jpg

布袋敦盛(ホテイアツモリ)はラン科アツモリソウ属の多年草である。
北方領土を含む北海道と本州の中部地方に分布し、山地や亜高山の草地や林の中に生える。
近縁種の敦盛草(アツモリソウ)よりも高い所に咲き、自生地は少ない。
環境省のレッドデータリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
別名を布袋敦盛草(ホテイアツモリソウ)という。
草丈は20センチから50センチくらいである。
楕円形で先の尖った3枚から5枚の葉が互い違いに生える。
開花時期は6月から7月である。
茎先に花径3センチから5センチの紅紫色の花を下向きにつける。
花は球形をしており、唇弁は楕円状の球形で大きい。
また、数本の黒い筋が見られる。
敦盛草(アツモリソウ)と草丈は変わらないが、花が大きく色も濃い。
また、唇弁が横に広がって咲く。
和名の由来は、唇弁の形を布袋(ほてい)の腹に見立てたものである。
属名の Cypripedium はギリシャ語の「Cypris(女神ビーナス)+pedilon(スリッパ)」からきている。唇弁が大きく前へ突出して袋状となっているのを婦人用のスリッパにたとえた。
種小名の macranthos は「大きな花の」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Cypripedium macranthos(=Cypripedium macranthos var. hotei-atsumorianum)

★大輪が迫力を増す咲き姿
 布袋敦盛ここにおるぞと

ホテイアツモリソウ060615a-l.jpg

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ヘンリーアツモリソウ100429a-ll.jpg

ヘンリー敦盛草(ヘンリーアツモリソウ)はラン科アツモリソウ属の多年草である。
原産地は中国の南部である。
四川省などの高地に生える。
英名はヘンリーズ・シプリペディウム(Henry's cypripedium)である。
学名のシプリペディウム・ヘンリーで表示するものもある。
種小名の henryi はアイルランドの植物収集家ヘンリー氏(A. Henry)に因む。
草丈は30センチから50センチくらいである。
葉は卵形である。
開花時期は4月から5月である。
茎先に黄緑色の花を2、3輪つける。
属名の Cypripedium はギリシャ語の「Cypris(女神ビーナス)+pedilon(スリッパ)」からきている。唇弁が大きく前へ突出して袋状となっているのを婦人用のスリッパにたとえた。
種小名の henryi はアイルランドの植物収集家「ヘンリー(A. Henry)さんの」という意味である。
写真は4月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Cypripedium henryi(=Cypripedium chinense)

★ヘンリーの名のつくものの幾つかを
 思い浮かべつこの花を見る

ヘンリーアツモリソウ100429b-ll.jpg

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シプリペディウム・ベントリコースム090503e-l.jpg

キプリペディウム・ベントリコースムはラン科アツモリソウ属の多年草である。
属名の読み方は「シプリペディウム」とする場合もある。
中国の東北部からロシアの東北部にかけて分布する。
本種はカルケオルス種(Cypripedium calceolus)とマクラントス種(Cypripedium macranthos)との自然交雑種である。
草丈は30?50センチくらいである。
葉は卵形である。
開花時期は4?5月である。
茎先に紅紫色の花をつける。
特徴は、側花弁の内側に白く短い毛が生えることである。
属名の Cypripedium はギリシャ語の「Cypris(女神ビーナス)+pedilon(スリッパ)」からきている。唇弁が大きく前へ突出して袋状となっているのを婦人用のスリッパにたとえた。
種小名の ventricosum は「カップ状に肩の張った」という意味である。
写真は5月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
Cypripedium x ventricosum

★大陸はやっぱり広いと実感す
 その美しさ輝くごとく

シプリペディウム・ベントリコースム090503f-l.jpg

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2013/04/14改訂

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タイワンクマガイソウ070421c-l.jpg

台湾熊谷草(タイワンクマガイソウ)はラン科アツモリソウ属の多年草である。
原産地は台湾で、山地の林の中に生える。
日本に自生する熊谷草(クマガイソウ)の近縁種である。
ただし、自生地は乱穫のためほぼ絶滅状態だという。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは絶滅危惧IB類(EN)に指定されている。
日本では、国内で栄養繁殖されたものが流通している。
草丈は20センチから40センチくらいである。
根際から生える葉は大きな扇形で、向かい合わせに2枚つく。
熊谷草(クマガイソウ)よりも葉の先が尖る。
開花時期は4月から5月である。
葉の間から花茎を出し、茎先に淡い桃色の花を1輪下向きにつける。
袋を下げたような花の大きさは10センチくらいある。
熊谷草(クマガイソウ)との違いは、萼片も側花弁も白いことである。
属名の Cypripedium はギリシャ語の「Cypris(女神ビーナス)+pedilon(スリッパ)」からきている。唇弁が大きく前へ突出して袋状となっているのを婦人用のスリッパにたとえた。
種小名の formosanum は「台湾の」という意味である。
写真は4月に箱根強羅公園の山野草展で撮った。
学名:Cypripedium formosanum

★台湾によく似た花がある不思議
 感じつ違いの訳を知りたく

タイワンクマガイソウ070421b-l.jpg

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2012/05/19改訂

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クマガイソウ090426f-l.jpg

熊谷草見つめ思いは野辺を駈け

熊谷草(クマガイソウ)はラン科アツモリソウ属の多年草である。
北海道(渡島半島)から九州にかけて分布する。
中国大陸の一部でも見られるという。
自生地は極めて少なく栽培も難しいので、絶滅が心配されている。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は20センチから40センチくらいである。
根際から生える葉は大きな扇形で、向かい合わせに2枚つく。
開花時期は4月から5月である。
葉の間から花茎を出し、茎先に1つの花を下向きにつける。
袋を下げたような花の大きさは10センチくらいあり、日本の野生ランの中では一番大きく、不思議な形をしている。
写真で上にある緑色のものが萼片である。
それから、見えにくいが下にも萼片があり、裏側に下がっている。
左右にあるのが側花弁という花弁である。
そして、袋のようになったものが唇弁という花弁である。
この唇弁の上に穴があって、中に雄しべ、雌しべが入っている。
和名は、武将の熊谷直実にちなんで名づけられた。
「熊谷草」と「敦盛草」の名は、平家物語の「敦盛の最期」の話にちなんでいる。
一の谷の合戦で敗れた平家を追って敦盛の首を泣く泣く討ち取ったのが熊谷直実である。
別名を母衣掛け草(ホロカケソウ)という。
母衣(ほろ)は風船のようにふくらませた布のことで、昔の武者は後ろからの矢を防ぐために身にまとっていた。
花の形をこれになぞらえたものである。
俳句の季語は春である。
属名の Cypripedium はギリシャ語の「Cypris(女神ビーナス)+pedilon(スリッパ)」からきている。唇弁が大きく前へ突出して袋状となっているのを婦人用のスリッパにたとえた。
種小名の japonicum は「日本の」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Cypripedium japonicum

★母衣(ほろ)かけて野辺を走るは誰が夢
 不思議の花は春風に揺れ
☆野辺の花険しき山に溶け込んで
 今は昔と時を越えては

クマガイソウ090426d-l.jpg

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2013/04/14改訂

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敦盛草(アツモリソウ)

アツモリソウ090503b-l.jpg

敦盛草(アツモリソウ)はラン科アツモリソウ属の多年草である。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、山地の草原や林の中に生える。
寒冷地を好み、北へ行くほど低山でも見られるようになる。
海外では、朝鮮半島や中国、東ヨーロッパにも分布する。
花が大きく美しいので「野生ランの王者」と言われ、栽培目的で乱獲されたため絶滅の危機に瀕している。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
また、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(種の保存法)」にも指定されている。
草丈は20センチから50センチくらいである。
長い楕円形で先の尖った3から5枚の葉が互い違いに生える(互生)。
葉のつけ根の部分は少し茎を抱く。
開花時期は4月から6月である。
茎先に花径3センチから5センチの淡い紅色ないし紅い紫色の花を下向きに普通は1輪つける。
花は球形をしており、唇弁が円い袋状で大きい。
花のつけ根の部分には大きな苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)がある。
和名の由来は、袋状の唇弁を平敦盛が矢を避けるために背負っていた母衣(ほろ)に見立てたものである。
唇弁を熊谷直実が背負った母衣にたとえた熊谷草(クマガイソウ)との対比でつけられた名でもある。
花言葉は「君を忘れない」である。
属名の Cypripedium はギリシャ語の「Cypris(女神ビーナス)+pedilon(スリッパ)」からきている。唇弁が大きく前へ突出して袋状となっているのを婦人用のスリッパにたとえた。
種小名の macranthos は「大きな花の」という意味である。
変種名の speciosum は「華やかな」という意味である。
写真は5月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Cypripedium macranthos var. speciosum

★ロマン秘め紅色に咲く敦盛草
 伝え残さん子々孫々に
☆薄紅の優しき姿密やかに
 茂みの中にただ輝けり

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2013/02/17改訂

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アスコケントルム・ガライ091010a-l.jpg

アスコケントルム・ガライはラン科アスコケントルム属の多年草である。
アスコケントルム属は東南アジアを中心に10種くらいが分布する小形の着生種である。
属名の読み方は「アスコセントラム」とするものもある。
本種はヒマラヤ、タイ、ラオス、ベトナム、マレーシア、インドネシアなどに分布する着生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)である。
葉の質は分厚い。
開花時期は春から夏である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1センチくらいの黄橙色をした小さな花をたくさんつける。
属名の Ascocentrum はギリシャ語の「askos(かばん)+kentron(距)」からきている。距の形から名づけられた。
種小名の garayi は現代アメリカの植物学者「ガライ(Leslie Garay)さんの」という意味である。
写真は10月に神代植物公園で撮った。
学名:Ascocentrum garayi

★花びらの一つひとつは小さいが
 びっしり咲けば豪華絢爛

アスコケントルム・ガライ091010b-l.jpg

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2013/04/14改訂

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アスコケントルム・アンプラケウム・アルブム080720a-l.jpg

アスコケントルム・アンプラケウムはラン科アスコケントルム属の多年草である。
アスコケントルム属は東南アジアを中心に10種くらいが分布する小形の着生種である。
属名の読み方は「アスコセントラム」とするものもある。
本種は中国、インドシナ半島、ヒマラヤ、バングラディシュ、インドなどに分布する。
標高300メートルから1500メートルの森に生える着生種である。
基本種の花の色は紅色である。
ここで紹介するアルブム(album)は白花の品種である。
草丈は10センチから20センチくらいである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)である。
葉の質は分厚い。
開花時期は春から夏である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径15ミリから15ミリくらいの白い花をたくさんつける。
属名の Ascocentrum はギリシャ語の「askos(かばん)+kentron(距)」からきている。距の形から名づけられた。
種小名の ampullaceum は「瓶の形に膨大した」という意味である。
品種名の album は「白い」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Ascocentrum ampullaceum f. album

★真っ白で桜のような花房が
 目に飛び込むよアルブムの花

アスコケントルム・アンプラケウム・アルブム080720b-l.jpg

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2013/04/13改訂

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